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【DWCS S08 Ep02】左ミドルでダウンを奪ったロミアス。組んで引き込むインプラトから判定勝利

<バンタム級/5分3R>
コーテヴィアス・ロミアス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
マイケル・インプラト(カナダ)

昨年はラモン・タヴァレスとの打ち合いに散ったロミアス、インプラトは34歳の最初で最後のチャンスか。サウスポーのロミアスが、右を振って左の蹴りを繰り出す。インプラトも左ローを変えすが、左ミドルは受けそうになる。シングルレッグを切ったインプラトは、もう一度組んで引き込む。スイープ狙いを防いだロミアスは、スタンドに戻ると左ミドルを決める。これで倒れたインプラトは、クローズドガードを取る。

腕十字狙いのタイミングで立ち上がったロミアスだが、インプラトが右を2度届かせる。ローからボディを入れたインプラトは、パンチの交換から組んで引き込む。ここもスイープを潰したロミアスは、自ら立ち上がった。残り1分、ロミアスは左インロー、間合いを測るもインプラトが右を当てる。左ミドルを決めたロミアスは、右で前に出て左フックをヒットさせた。

2R、インロー、左ハイのロミアス。インプラトは踏み込んでからの右を空振りする。ここでも組みから引き込んだインプラトは、スイープ狙いを一度は反応したロミアスの腰を取ってついにリバーサルを決める。インプラトはガードの中でパンチを落とすタイミングを測っていると、ロミアスが三角絞めから腕十字と積極的な攻めを見せる。立ち上がって上を抜いたインプラトは、ガードの中に留まる。スクランブルでインプラトは狙いすましたギロチンから引き込むが、頭を抜いたロミアスが左足を抜いてハーフで抑える。Zハーフのインプラトだが、上体を起こしたロミアスが勢いのあるパウンドを連打する。残り10秒でもう一度立ち上がって殴りにいったロミアスは、インプラトに足関をセットさせなかった。

最終回、左を当てたロミアスが、去年のような打ち合いに行き──間合いを取り直す。解説のポール・フェルダーは「フィニッシュは必要だけど、ワイルドな打ち合いにいく必要はない」と適格だが、容赦のないコメントをする。インプラトが右ボディストレートを決めると、ロミアスの左ローが急所に入る。再開後、インプラトが目には目を急所蹴りには急所蹴りを──とばかりに、右で急所を蹴る。ブレイクから仕切り直しで、ロミアスの蹴りも急所付近へ。

不穏な空気のなかでインプラトが右オーバーハンドをヒットさせる。スリップしたインプラトは、すぐに立ち上がってダブルレッグも、またも引き込みへ。勝負どころで下になったのだから、何かを見せる必要がる。ロミアスはすぐにハーフを取り、試合は最後の90秒を切る。オーバーハンドでまくるインプラトが、足関節を狙う。足を抜いて立ち上がったロミアスも、もう一つインパクトのある攻撃が欲しい。

インプラトは足を取りながら、下になるとロミアスは腕を果敢に狙う。トップを取ったインプラトだが、ロミアスは最後まで腕十字を仕掛けてタイムアップに──。ジャッジはフルマークで、ロミアスを支持した。


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