カテゴリー: ボォレット・ザマンベコフ

【写真】キム・ウンソンがパワフルなKO勝ちでトーナメント決勝進出(C)MMAPLANET

＜Ringバンタム級王座決定T準決勝／5分3R＞
キム・ウンソン（韓国）
Def.1R4分04秒 by TKO
國頭武（日本）

サウスポーのキム・ウンソンが距離を詰める。國頭はパンチを受けながらシングルレッグで組むも、キム・ウンソンがかわしてパンチを浴びせながら足を抜く。足に固執してパンチを受けすぎてしまった國頭だが、スタンドでは左ジャブでキム・ウンソンのアゴを跳ね上げる。キム・ウンソンの右を食らいながらも組みつく國と。シングルレッグはかわされるが、左フックで下がらせた。なおもシングルレッグで組む國頭を潰したキム・ウンソンは、グラウンドで顔面に右ヒザを突き刺した。

國頭は立ち上がり、左を突いて前に出るも、キム・ウンソンの右を受けてグラつく。またもシングルレッグに失敗した國頭は、キム・ウンソンの右を受け続けてしまう。さらに左ストレートを見舞うキム・ウンソン。徐々に國頭がパンチを受けて下がるように。シングルレッグをかわされ、亀になった國頭にキム・ウンソン四点ヒザを連打する。完全に効かされた國頭の動きが止まり、キム・ウンソンがRNCで体を起こし、さらにパンチを浴びせるとレフェリーが試合を止めた。

バンタム級王座決定トーナメント決勝はキム・ウンソン×ボォレット・ザマンベコフに決定し、試合後は両者のフェイスオフとインタビューが行われた。

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【写真】どこでも強いスタン系——(C)MMAPLANET

＜Ringバンタム級王座決定T準決勝／5分3R＞
ボォレット・ザマンベコフ（カザフスタン）
Def.2R3分23秒 by RNC
シン・ユミン（韓国）

サウスポーのザマンベコフに対し、シン・ユミンが右に回る。左ジャブを突くシン・ユミンだが、ザマンベコフのプレスにケージを背負わされてしまう。ザマンベコフがオーソドックスにスイッチしながら距離を詰めていく。シン・ユミンが右ストレートを伸ばしながら組み付いた。ケージに押し込むも、ザマンベコフがボディロックで切り返し、回しながらテイクダウンへ。シン・ユミンは右手でケージを掴むも、レフェリーに注意され、手を離してグラウンドに持ち込まれてしまう。

バックに回ったザマンベコフは、立ち上がるシン・ユミンをバックコントロールで制する。しかしシン・ユミンもバックマウントは許さず、立ち上がる。右ストレートを打ち込み離れたシン・ユミンだが、すぐにザマンベコフのプレスでケージを背負わされてしまう。シン・ユミンのダブルレッグを防いだザマンベコフが、またもボディロックからテイクダウンした。ケージ際でトップを奪取したザマンベコフが、一度立ち上がってパウンドを落とした。

2R開始前、ザマンベコフの左グローブのテープが剥がれており、直してスタート。オーソドックスで距離を詰めるザマンベコフが、前に出るシン・ユミンに対し、サウスポーに戻して右フックを連打する。組んだシン・ユミンは逆に押し込まれてしまい、右ヒジを打って離れた。右に回るシン・ユミンの顔面に、ザマンベコフの右スーパーマンパンチが届く。右カーフ、さらにカウンターの右を浴びせるザマンベコフ。シン・ユミンのニータップをスプロールし、右腕を差し上げてドライブした。

ニータップで崩してからバックへ。さらに正対してくるシン・ユミンに、ボディロックで背中を着かせた。すぐにケージまで下がるシン・ユミンだが、ザマンベコフがケージ中央に向ける。立ち上がったシン・ユミンを、ザマンベコフがすぐにグラウンドに引き戻す。ユン・シミンはケージを掴もうとしたが失敗。そのままザマンベコフがハーフのバックマウントからRNCでタップを奪った。

一本勝ちでトーナメント決勝を決めたザマンベコフは、見事なバク宙を見せた。

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