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ABEMA MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#06 UFC   アハメッド・アミール アレックス・マルチネス アンソニー・ロメロ カルロス・レアル クレイ・コラード サディボウ・シ シェーン・バーゴス ショーン・ミッチェル ジャラ・フセイン・アルシラウィ スティービー・レイ ダービッド・ザワダ ディラノ・テイラー ナイブ・ロペス ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・ミランダ マゴメド・マゴメドケリモフ 西川大和

【PFL2023#06】計量終了 バーゴスと西川大和の体格差は明白。バーゴスの先端部を捕えることができるか!!

【写真】体は違う。絶対ではないが、大きなことはアドバンテージになることは確かだ (C)PFL

23日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2023#06の計量が22日(木・土)に行われている。

ライト級とウェルター級のレギュラーシーズン最終戦。西川大和は逆転プレーオフ進出を賭けて、元UFCファイターのシェーン・バーゴスと対戦する。

ウェルター級でカルロス・レアルと対戦するディラノ・テイラーが計量失敗で-1Pのペナルティが与えられた。明日、クイックシックスを達成しても、総得点が5Pでテイラーはシーズン敗退、完全になる消化ファイトを戦うことに。


当然モチベーションの低下は避けられず、レアルは逆にボーナス獲得のチャンスが広がったといっても良いだろう。

(C)DAZN DAZN中継より、両者が正面を向いた時

西川とバーゴスは揃って155.8ポンド。

とはいえセレモニアル計量で向き合った時、そしてそれ以上に両者が正面を向いた際の体格差は明白だった。

本計量からセレモニアル計量まで、PLFの公式写真では西川も大きくなっていることは確かだ。

一方、バーゴスも巨大な膨らみ方は確認できないが腰回り、肩回り、大胸筋と厚みが増し、何よりも表情に生気が戻っている。

MMAは体格差が全てではないが、バーゴスはさらに戻すことが考えられるだけに、西川はコアから崩すのではなくて、打撃でもサブミッションでも如何に先端部を捕えることができるか。バーゴスが想定しない動きで、アゴ先、足首を捕えることがあればプレーオフ進出が見えてくる。

■視聴方法(予定)
6月24日(土・日本時間)
午前7時00分~DAZN

■ PFL2023#06対戦計量結果

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.6ポンド(70.57キロ)
アンソニー・ロメロ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 170.6ポンド(77.38キロ)
ショーン・ミッチェル: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ライト級/5分3R>
ショーン・バーゴス: 155.8ポンド(70.66キロ)
西川大和: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ナイブ・ロペス: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.1ポンド(70.35キロ)
スティービー・レイ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル: 170.6ポンド(77.38キロ)
ディラノ・テイラー: 171.2ポンド(77.65キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス: 156ポンド(70.76キロ)
ブルーノ・ミランダ: 153.6ポンド(69.67キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ソロモン・レンフロ: 169.4ポンド(76.83キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー: 146.8ポンド(66.58キロ)
マイク・バーズリー: 144.4ポンド(65.49キロ)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ: 144.8ポンド(65.68キロ)
ラマー・ブラウン: 146ポンド(66.22キロ)

【ライト級ランキング】
1位 3p オリヴィエ・オバメルシェ
2位 3p クレイ・コラード
3位 3p ブルーノ・ミランダ
4位 3p ナタン・シュルチ
──────────────────────────────────
5位 3p ハウシュ・マンフィオ
6位 0p アレックス・マルチネス
7位 0p シェーン・バーゴス
8位 0p西川大和
9位 0p スティービー・レイ
10位 0p アハメッド・アミール
11位 0p アンソニー・ロメロ

【ウェルター級ランキング】
1位 6p マゴメド・マゴメドケリモフ
2位 6p マゴメド・ウマラトフ
3位 6p カルロス・レアル
4位 5p サディボウ・シ
──────────────────────────────────
5位 3p ナイブ・ロペス
6位 0p ショーン・ミッチェル
7位 0pジャラ・フセイン・アルシラウィ
8位 0p ダービッド・ザワダ
9位 0p ディラノ・テイラー
10位 0p ソロモン・レンフロ

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【PFL2023#06】ウェルター両マゴメドは安泰か。混戦ライト、西川大和と対戦バーゴス「2Rには終わる」

【写真】バーゴスはバーチャル会見の最後にVサインを見せていた (C)PFL

23日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナでPFLレギュラーシーズン最終戦=PFL2023#06が開催される。

ライト級とウェルター級の第2戦、両階級は対照的な状況にある。西川大和が出場し、シェーン・バーゴスと戦うライト級は第1戦ではボーナス獲得選手がなく、1位から5位までが3Pで6位以下が0Pと、いくらでも順位変動があり得る。

【ライト級ランキング】
1位 3p オリヴィエ・オバメルシェ
2位 3p クレイ・コラード
3位 3p ブルーノ・ミランダ
4位 3p ナタン・シュルチ
──────────────────────────────────
5位 3p ハウシュ・マンフィオ
6位 0p アレックス・マルチネス
7位 0p シェーン・バーゴス
8位 0p西川大和
9位 0p スティービー・レイ
10位 0p アハメッド・アミール
11位 0p アンソニー・ロメロ

対してウェルター級は1位から3位がクイックシック獲得の6P、4位が5P。5位のみが勝ち点のみの3Pと、初戦はボーナスラッシュだった。

【ウェルター級ランキング】
1位 6p マゴメド・マゴメドケリモフ
2位 6p マゴメド・ウマラトフ
3位 6p カルロス・レアル
4位 5p サディボウ・シ
──────────────────────────────────
5位 3p ナイブ・ロペス
6位 0p ショーン・ミッチェル
7位 0pジャラ・フセイン・アルシラウィ
8位 0p ダービッド・ザワダ
9位 0p ディラノ・テイラー
10位 0p ソロモン・レンフロ


第2戦のライト級のマッチアップでは、ポイントを獲得している者同士の対戦は4位のナタン・シュルチと5位のハウシュ・マンフィオのみ。首位のオリヴィエ・オバメルシェは今回から参戦のアンソニー・ロメロ、2位のクレイ・コラードはスティービー・レイ、3位のブルーノ・ミランダはアレックス・マルチネスと戦う。

ロメロ、レイ、マルチネスの下位勢3者は、基本的に6点や5点を強引に狙ってくることのないファイターが相手だ。つまり、フィニッシュへの壁が高くなる。

対して、西川とバーゴスは0点同士。つまり、両者揃ってクイックシックスかファブファイブ狙いのファイトとなる。そのバーゴス自身、メディアデーで以下のように語っており、最低でも5P獲得を宣言している。

シェーン・バーゴス
「クイックシックスか、2Rでフィニッシュしないといけない。この試合の厳しいところは、ずっと倒さないといけないということが頭から離れないことだ。ただ結局のところは、どの局面でも俺が上回っている。だから第一優先であり、ゴールであるクイックシックスをもぎ取るよ。年齢は関係ない。そして、どれだけハイレベルなコンペティションをしてきたか。彼は試合数こそ多くても、PFLのような舞台では戦ってこなかった。俺は上の舞台で戦ってきたからね。彼は俺が向き合ってきたようなハードな戦いの経験はないんだよ。そういう経験の違いがあるから、12歳年上の俺の方が予想で有利とされている。

ただ、あのキッドも俺も同じ状況にある。どちらもボーナスが必要で、少しでも早く勝たないといけない。そういう相手と戦うのだから、ファンも楽しめる試合になることは間違いない。そして勝つのは俺だ。この試合は2Rにいくことはない……いや2Rには終わる。彼は格上の俺に勝てば、それなりの評価を得ることになるだろう。ただし、倒さないとプレーオフには進めない。だから、互いに前に出る試合になるはずだ」

「前回の試合の負けを払拭したい」という言葉が幾度となく聞かれたバーゴスに対し、会見のなかった西川がどのような想いであるのかは伺い知れない。

ただし、ボーナス2点獲得が最低限だとしても、西川は何も試合開始直後から乾坤一擲の勝負に出る必要は一切ない。逆に自らが格上だと明言している点からも、バーゴスはプレーオフ出場に向けて精神的負荷が相当に掛かっている。

ならば、西川はそんな相手を焦らしても良いはずだ。そうすればバーゴスは、多少荒くなっても前に出てきて、隙だけでなくミスを犯す確率も高まる。西川は2Rまでのフィニッシュ勝利必達のために、最初の5分を有効に使って活路を見出して欲しい。

ライト級と真逆の混戦となっているウェルター級は首位のマゴメド・マゴメドケリモフが、8位のダービッド・ザワダと。2位のマゴメド・ウマラトフが5位で3P獲得のナイブ・ロペスと戦う。ロペスがどこまで頑張れるのかも焦点になるが、この2人が勝ち点だけでなくボーナスを手にする可能性は高い。

3位のカルロス・レアルは、9位のディラノ・テイラーと戦い、4位のサディボウ・シは6位のショーン・ミッチェルが相手となる。下位勢、テイラーはボーナス獲得ファイトで逆転プレーオフもあり得るか。他方ミッシェルは判定勝ち狙いになって然りのシを崩すのは厳しそうだ。

■視聴方法(予定)
6月24日(土・日本時間)
午前9時00分~DAZN

■ PFL2023#06対戦カード

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
アンソニー・ロメロ(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ショーン・ミッチェル(豪州)

<ライト級/5分3R>
ショーン・バーゴス(米国)
西川大和(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ダービッド・ザワダ(ドイツ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
ナイブ・ロペス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
スティービー・レイ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
ディラノ・テイラー(米国)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
ソロモン・レンフロ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー(メキシコ)
マイク・バーズリー(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ(サウジアラビア)
ラマー・ブラウン(米国)

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【PFL2023#06】最高にヒリヒリする舞台が整った。西川大和、シーズン最終戦はシェーン・バーゴスと!!

【写真】バーゴスはUFCで8勝3敗、カブ・スワンソンやシャルル・ジョーダン、マクワン・アルミカニらに勝利してきた。クレイ・コラードに続き、キャリア最強の相手と西川は戦うことになる(C)PFL

6月23日(金・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイムエリート・アリーナで開催されるPFL2023#06の対戦カードが発表され、西川大和がシェーン・バーゴスと戦うことが明らかとなっている。

ライト級とウェルター級のレギュラーシーズン2戦目=最終戦。西川は現在0Pでランク8位、バーゴスは7位ながら同じく0Pという状況にある。

【ライト級ランキング】
1位 3p オリヴィエ・オバメルシェ
2位 3p クレイ・コラード
3位 3p ブルーノ・ミランダ
4位 3p ナタン・シュルチ
──────────────────────────────────
5位 3p ハウシュ・マンフィオ
6位 0p アレックス・マルチネス
7位 0p シェーン・バーゴス
8位 0p西川大和
9位 0p スティービー・レイ
10位 0p アハメッド・アミール
11位 0p アンソニー・ロメロ

とはいっても上のランキングを見てもらっても分かる通り、オープニングラウンドの5試合は全て判定決着。ディフェンディング・チャンピオンのオリヴィエ・オバメルシェ以下、5人の勝者も3Pとしか獲得していない──という見方が成立する。


もちろん、この5名は判定勝ちだけで3Pと加算することができ、下位5選手が追いつくにはクイックシックスこと初回フィニッシュの3Pのボーナス獲得が絶対だ。

現状、そのオバメルシェはハメッド・アミールの欠場により、シーズン合流となったアンソニー・ロメロと謎の同朋対決となり、着実にポイントが加算されることが予想される。他の上位勢はクレイ・コラードがスティービー・レイ、ブルーノ・ミランダはアレックス・マルチネス、ナタン・シュルチはハウシュ・マンフィオと元世界王者対決となり、0Pに終わる可能性も十分にあり得る。

2023 PFL 3 Las Vegas at the The Theater at Virgin Hotels in Las Vegas, Nevada, Friday, April 14, 2023. (Cooper Neill / PFL)

自然、西川とバーゴスのような下位のファイターは、ボーナス獲得に舵を切ったファイトを心掛けるだろう。その西川とバーゴスにとって、好条件となるのは試合順だ。

メインカードの上から3番目、彼らの試合の後に控えるライト級戦はオバメルシェ✖ロメロのみ。つまり他のファイターの得点状況、シーズンの趨勢が見えてからの試合となる。いってみれば、その以前の試合を終えた時点で6P以上が何選手いるのか。そこで西川とバーゴスの試合の入り方が決まる。

MMAは勝利が絶対──というなかで、PFLのフォーマットは勝ち上がるために、試合開始直後から一か八かの行ってこい勝負をすることに対して、理が存在している。

そのような状況になった時に、問われるのはフィニッシュ力。そして西川は真っ向勝負の打撃戦をバーゴスとやり合える能力の持ち主だ。もちろんKO負けの確立は上がるが、KO勝ちの可能性も増える。加えて20歳で30戦以上の公式戦を経験しているとはいえ、西川のボディはフレッシュだ。

ダメージを受ける戦いをスマートな彼は避けてきた。対して一回り上のバーゴスは4つの敗北のうち、2試合がKO負け。目に見えて打たれ弱さはないが、西川は打ち合いを仕掛けても良い状況&相手といえる。西川のプレイオフ進出へのもう一つの方法論は、思い切って引き込み三角を狙うというもの。

早熟な西川は、少しでも早い成功を手にするために、現状はレスリング勝負をすることなく、自らのスタイルを築いてきた。引き込み上等のファイトは、自身のレスリング力が不足していることを把握した上での選択だ。

今回は下から削る時間はない。汗のないうちに極めることが必要なため、その仕掛けも最初の一発、もしくは2度のアテンプトが限界だ。もちろん、バーゴス戦開始までのランキング状況次第だが、短期決戦モードの西川──その真価が問われる最高の舞台が整うシーズン最終戦となる。

■視聴方法(予定)
6月24日(土・日本時間)
午前7時00分~DAZN

■ PFL2023#06対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
アンソニー・ロメロ(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ショーン・ミッチェル(豪州)

<ライト級/5分3R>
シェーン・バーゴス(米国)
西川大和(日本)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
スティービー・レイ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ダービッド・ザワダ(ドイツ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
ナイブ・ロペス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
ディラノ・テイラー(米国)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
セドリック・ドゥンベ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー(メキシコ)
マイク・バーズリー(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ(サウジアラビア)
ラマー・ブラウン(米国)

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Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#03 アフメッド・アミール ブルーノ・ミランダ

【PFL2023#03】BRAVE CFライト級王者アミール、ミランダと真っ向勝負できず逃げの組みを続け判定負け

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アフメッド・アミール(エジプト)

間合いの取り合いからミランダが、右オーバーハンドを繰り出す。かわしたアミールは右ローを蹴られ、右を打ち返す。ミランダは右ローカーフを続け、素早いパンチとのコンビで圧を高める。ここから様子見の展開が続き、ダブルレッグを仕掛けたアミールを切ったミランダのパンチが頭部を捕える。動き止まったアミールは離れてダブルレッグを仕掛けるが、左フックを被弾してダウン。

直後のシングルを切られたアミールは、ダブルレッグからシングルも離れたミランダにパンチを集中される。残り1分、ミランダは攻め急ぐことなく右カーフを入れる。左ボディから右フックで再度ダウンを奪ったミランダが、レッスルアップから離れたアミールに圧をかけ、ダブルレッグを切って初回をビッグラウンドとした。

2R、左右のフックをすぐに入れたミランダは、右ローから左右のフックのコンビを見せ、左フックを打ち込む。逃げのテイクダウンを切られるアミールは、厳しい時間が続く。下がるアミールに右フックを当て、左右のローで前足を削るミランダはダブルを切ってスタンドに戻る。

ミランダはボディを殴り、アミールの執拗なシングルに足を抜き続け、またも左フックを入れる。標的も見ず、組もうとして腹ばいになったアミールは立ち上がっても打撃戦を避ける組みを続ける。アッパーから左フックを入れたミランダは、徹底してテイクダウン狙いを切り、パンチへ。触る前に下になり、ほとんど引き込んでいるような動きまで見せたアミールは時間になると、右足を引きづってコーナーに戻った。

最終回、アミールがジャブを当て、ワンツーで前に。左ジャブで止め、左フックでダウンを奪ったミランダは、スタンドで待ち受けアミールのクリンチからのテイクダウン狙いを切って離れる。見ランドは右カーフを2発、ヒザをついたアミールはジャブでもバランスを崩す。

体を踏ん張る気持ちが折れたようなアミールが、残り2分半でダブルレッグテイダウンを決める。ウィザーで立ち上がろうとするミランダのバックを伺うアミールは、ボディロックからバックへ。ミランダは立ち上がり、後方にパンチを入れる。自ら倒れ込むように寝技に持ち込み、ワンフックのアミールはついには両足をフックする。

ヒザをつくミランダに、ぶら下がっている状態だったアミールは自ら着地し、背中を取り直そうとする。ここで離れたミランダは、跳びヒザを決め圧倒したまま15分間を戦い終えた。

ジャッジの裁定は文句なくミランダに。ライト級は5試合中4試合を終え、全て判定決着。西川にも十分プレイオフ進出の可能性が残っている状態だ。


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F1 MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#02 PFL2023#03 アフメッド・アミール アレックス・マルチネス キック クレイ・コラード サディボウ・シ ショーン・ミッチェル ジャラ・フセイン・アルシラウィ スティービー・レイ ディラノ・テイラー デニス・ゴルソフ ナイブ・ロペス ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・ミランダ ボクシング マゴメド・マゴメドケリモフ 海外 西川大和

【PFL2023#03】ミッチェルと対戦、15勝0敗のナイブ・ロペス「銃で足を撃たれ、メンタルが変わった」

【写真】1993年1月26日生まれ、30歳のナイブ・ロペス。MMA戦績は15勝0敗──言うて、マスク被ってるやん (C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#03。日本から西川大和が参戦するライト級と同様にウェルター級のシーズンも開幕を迎える。

そのウェルター級で無名のメキシコ人ファイターながら、デビュー以来負け無しの15連勝というレコードを持つナイブ・ロペスがショーン・ミッチェルと対戦する。顔に強盗に足を拳銃に撃ち抜かれた過去を涼しい顔で話すロペスは、ウェルター級で台風の目になるやもしれない。


公式計量では当然マスクはしていない(C)PFL

──デビュー以来15連勝のナイブですが、我々にとって全くもって未知の存在です。まずMMAを始めた理由を教えてもらえますか。

「16歳の時にブロック・レスナーとケイン・ヴェラスケスの試合を見たからだよ。でもMMAのジムは家の近くになかったから、ボクシングのジムでボクシングとキックボクシングの練習を始めたんだ。そうしたら、家の近くにMMAのジムがオープンした。僕の住んでいる街で最初のMMAジムだった」

──ではMMAの練習を始めた時、寝技はどうしたのでしょうか。柔術のクラスもジムにあったのですか。

「MMAを始めた僕の寝技は、柔術じゃなくてルタリーブリがベースになっている」

──ルタリーブリですね。ルチャリブレではなくて。

「ノー。ルチャリブレではないよ(笑)。グラップリングだ。マスクを被って飛んだり跳ねたりはしない」

──メキシコといえばボクシングとルチャリブレの国という印象がずっと長かったので。

「ボクシングは間違いなくメキシコ文化の一部だよ。ルチャリブレもそうだといえる。でもMMAは凄い勢いで成長しているよ」

──ところでキャリアの途中で、足を3発銃で撃ち抜かれたそうですね。本当ですか。

「本当だよ。7年前のことだ。もうMMAを始めた後だよ。まぁ、メキシコはそういう国だから。強盗に撃たれたんだ」

──撃たれたんだって……涼しい顔で振り返っていますね。

「数カ月掛ったけど、リハビリの成果もあって大きな問題は残らなかった。逆に精神面で成長につながったよ。幸い、頭や胸を撃ち抜かれることはなかったから。ホントに、メンタルが変わった。MMAに向き合うという部分でも」

──ところでそのMMAで15連勝という記録を持っていますが、これまで海外の大きな舞台で戦うチャンスはなかったのでしょうか。

「1度だけあったんだ。皆がペーパーワークでも頑張ってくれたけど、実現しなかった。そして今、PFLで戦う機会を手にすることができた。本当にハッピーだよ。メキシコでTVで視てきたファイター達と、同じ舞台で戦うことができる。とても嬉しく思っている。

シーズン制はポイントを獲得するために戦いが熾烈になる。ここで戦っていると、ファイターとして急激に成長できるはずだよ」

──では対戦相手ショーン・ミッチェルの印象を教えてください。ニューカマー同士のマッチアップです。

「僕の代わりにチームメイトが、彼の研究をしてくれた。でも、特に気にすることはない。僕らは新顔同士、思い切り戦うだけだよ。僕らがここにいる理由は、戦って勝つためだから。世界中にメキシカンでもMMAが戦えることを示したい。いつまでも皆はメキシコといえばボクシングとサッカーという印象を持っている。メキシコを代表して、メキシコ人がMMAでも強いことを世界にアピールしたい」

──チェコがホンダエンジンのF1で活躍しているので、日本人にはメキシコ人はF1のドライブも上手いというイメージもありますよ(笑)。

「アハハハハ。チェコはプロのドライバーだからだよ。メキシコシティのドライブマナーほど、危ないモノはないよ(笑)」

──なるほどです(笑)。ナイブ、今日はありがとうございました。

「僕の方こそインタビューをしてくれてありがとう。僕はスシや日本食が大好きだから、日本のMMAファンが僕のことを知ってくれると嬉しいよ。試合を楽しみにしてほしい」

■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#02計量結果

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 171ポンド(77.56キロ)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ベン・エグリー: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.6ポンド(70.57キロ)
スティービー・レイ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アレックス・マルチネス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル: 171ポンド(77.56キロ)
ナイブ・ロペス: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156ポンド(70.76キロ)
アフメッド・アミール: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ショーン・バーゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: : 155.4ポンド(70.48キロ)
西川大和: 153.4ポンド(69.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 245.4ポンド(111.31キロ)
パトリック・ブレイディ: 215.8ポンド(97.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル: 168.8ポンド(76.5キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ディラノ・テイラー: 169ポンド(76.66キロ)

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Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#02 PFL2023#03   アフメッド・アミール アレックス・マルチネス クレイ・コラード サディボウ・シ ショーン・ミッチェル ジャラ・フセイン・アルシラウィ スティービー・レイ ディラノ・テイラー デニス・ゴルソフ ナイブ・ロペス ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・ミランダ マゴメド・マゴメドケリモフ 西川大和

【PFL2023#03】計量終了 威風堂々、西川大和。「彼は幼稚園も学校も一切通っていない」by ケンフロ

【写真】威風堂々、それでも海外にいけば日本人特有の幼さが感じられる (C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#03の計量が13日(木・同)に行われている。

日本から出場の西川大和は、ライト級出場全10選手のなかで 153.4ポンド=69.58キと最軽量で計量を終えている。セレモニアル計量で、髭を蓄えた西川は裸足でステージに現れ計量台の上で満面の笑みを浮かべた。

西川の掛け率は+200で、コラードは-240でフェイバリット。フェイスオフで両者が目をそらさず、にらみ合うも──途中で、揃って思わず笑みを浮かべてしまう。とはいえ握手をして別れた際も西川に非常に厳しい視線を送っていた。


などセレモニアル計量ショーで、PFL中継陣は「恐らくは世界で最もエキサイティングなライト級ファイター」とコラードを評し、ランディ・クートゥアーは「フットワークもパンチ力も最高で。しっかりと顔面を打つ抜き、どの試合もファイトをしている。グラウンドもできるウェルラウンディッド・ファイターだ」と絶賛した。

対して西川は、30歳のクレイ・コラードのヤングバージョンだと紹介さ、20歳なのに30戦も戦っていると紹介された。ここでケニー・フロリアンが「信じられないことだ。日本からやってきた彼は、父親がプロファイターに育てた。このキッドは幼稚園も学校も全く通っていない。プロフェッショナル・マーシャルアーティストになるために、その時間を使って来たんだ。そして最高のアグレッシブな寝技をする」と誰に吹き込まれたのか、そんな興味深いストーリーを全米中継に発していた。

それ映画のなかの話じゃないのかと突っ込まれると、「彼、裸足でいつも歩いているんだよ。それを見ても分かるだろう」とフロリアンが言えば、クートゥアーも「カンフーのTVシリーズで見たよ」と声を挙げて笑った。

シーズン経験者と初参戦が5名ずつのライト級。

初戦から潰し合うマッチアップのなかで昨年のチャレンジャーシリーズに出場したブルーノ・ミランダとBRAVE CFライト級チャンピオン=アフメッド・アミールの一戦も興味深い。

■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#02計量結果

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 171ポンド(77.56キロ)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ベン・エグリー: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.6ポンド(70.57キロ)
スティービー・レイ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アレックス・マルチネス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル: 171ポンド(77.56キロ)
ナイブ・ロペス: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156ポンド(70.76キロ)
アフメッド・アミール: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ショーン・バーゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: : 155.4ポンド(70.48キロ)
西川大和: 153.4ポンド(69.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 245.4ポンド(111.31キロ)
パトリック・ブレイディ: 215.8ポンド(97.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル: 168.8ポンド(76.5キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ディラノ・テイラー: 169ポンド(76.66キロ)

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【PFL2023#03】西川大和を迎え撃つ、クレイ・コラード「ベイビー。俺の狙いはいつだって初回KO、6Pだ」

【写真】コラードはロッキングチェアーで、前後に揺れながらリモート取材に応じてくれた(笑)。MMA戦績は21勝10敗、ボクシングは9勝6敗2分け。上半身を揺らすのは日常となっている(C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルでPFL2023#03が開催され、西川大和が北米メジャー初陣を戦う。

その前に立ち塞がるのが、クレイ・コラードだ。ボクシングとMMAを並行して戦うストライカーは、2021年シーズンでアンソニー・ペティス、昨年はジェレミー・スティーブンスという元UFCファイターを破っている。

常にファンが喜ぶ試合をする一方で、100万ドルには届かないコラードに初インタビューを試みた。


──8日後に、西川大和選手と対戦します(※取材は米国時間の6日に行われた)。今の調子を教えてください。

「最高の状態だ。これ以上ないぐらい、準備はできている」

──2021年のシーズン開幕戦ではアンソニー・ペティスを相手にジャイアントキリングをやってのけ、昨年も元UFCファイターのジェレミー・スティーブンスを破りました。今回はビッグネーム相手でなく、米国では無名の日本人ファイターが相手です。試合に向け、気持ちを創るうえでこの違いは何か関係してきますか。

「正直、大物と戦う時は時々ナーバスになる。それが良いことか悪いことかは分からないけどね。ただニシカワは20歳で、10連勝中だ(※正確にはMMAでは14連勝中)。凄くハングリーに違いない。誰だって名前を上げたいからね。良いファイターだけど、俺と戦うんだからそうはならない。

彼との立ち位置では、俺の方がビッグネームだ。この格……上下関係がひっくり返ることは許さない。さっきもいったけどペティスやスティーブンスと戦った時の方が神経質になっていた。でも、最善の準備をするという点では変わりない」

──西川選手の試合に関しては、映像などチェックできましたか。

「なんか、ちょっと前の試合映像だけど視ることはできたよ。対戦相手の研究は必要だし、コーチと一緒にチェックした。サブミッション・スペシャリストで、俺と殴り合うことはしないだろう。俺としては立って戦い続けるつもりだ」

──西川選手が打撃もできることは、日本では知れ渡っています。ただ、その最大の特徴はガードを取り、下から相手をコントロールしてエルボーやパンチを使う点にあると思います。

「ヤツはゲーマーだよ。ファイトをしたがらない。映像で引き込むのは見た。そうさせないように戦うし、仮に引き込んでガードの中に入れられてもPFLではエルボーは反則だ。どうぞ、ヒジを出してくれって(笑)。それで俺は反則勝ちになるから。アハハハハ。楽してポイントを得ることができる。

でも日本からチャレンジしてくるファイターとの戦いは、楽しみでならない。日本の皆も、俺の勝利を見てもそんなに落ち込まないでほしい。できる限り、試合を楽しんでほしいと思っている。

俺自身PFLで戦うのは3年目で、ポイント制の大変さは身に染みている。だからこそ、PFLで戦っていると成長できるんだ。少しでも早く倒す、そのために皆が必死にペダルをこぎ続けているからね。レギュラーシーズンで終わらず、少しでも多く試合をするために皆が懸命になっている」

──PFLはシーズン制を敷いていますが、クレイはシーズンオフにはボクシングの試合に出て、オフになっていないですね。

「ただ、戦うのか好きで戦っていたいからだよ。もちろん、そうやって金を稼ぐ必要もあるしね。何より戦い続けることで、技を磨いておきたい。PFLはボクシングを戦うことは許可してくれるし、PFLがOKなことにチャレンジし、NOなことはしない。それがファイターとプロモーションの関係だし、彼らを尊重している。

ただシーズンを通してフェザー級で戦うのは、俺には厳しいけどシーズンオフにスーパーファイト的なショーがあって、そこでブレンダン・ラフネーンと戦ってみたいね。アイツとなら、最高の殴り合いができそうだから。1試合だけなら、フェザー級に落とせそうだしね」

──シーズンオフにスーパーファイト大会。グッドアイデアです。ぜひとも、レイ・セフォーに進言してください。

「そうだね。そうしよう(笑)。その前に、しっかりとヤマトを倒さないとな。ベイビー。俺の狙いはいつだって初回KO、6Pを取ることだから。ファイヤーワークス、魂が削られる殴り合いも望むところだけど、レギュラーシーズンはケガすることなくアッサリ倒して6P取るのが一番だからね」

──初戦で6Pを獲得すれば、プレイオフ進出に向け非常に有利な立場になります。ところで今シーズンでは、誰が最もタフな相手になると考えていますか。

「う~ん、どうだろうな。アレックス・マルチネスじゃないかな。アイツは良いファイターだ。去年、アイツと戦って……あの試合内容でスプリット判定負けっていうのは、俺も納得しているわけじゃない。けど、アイツは強いよ。

俺の試合はいつだってファンが喜ぶ。それが俺の戦いなんだ。だから、PFLもボーナス制度をスタートさせてほしい(笑)。ただし、俺のゴールはファイナルで勝つことだ。今年はチームを移り、新しいコーチや練習仲間の下で準備してきた。ハードかつスマートに調整してきたんだ。100万ドルを手にするために。それが俺のミッションだから」

■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#03対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ベン・エグリー(米国)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
スティービー・レイ(英国)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル(豪州)
ナイブ・ロペス(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
アハメッド・アミール(エジプト)

<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ(米国)
ブランドン・ジェンキンス(米国)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
ショーン・バーゴス(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
西川大和(日本)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
パトリック・ブレイディ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル(ブラジル)
ダービッド・ザワダ(ドイツ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
ディラノ・テイラー(米国)

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【PFL2022#01】2022年シーズン開幕。ライト級にペティス、スティーブンス、マッジらUFC組出場

【写真】いきなりマッジがマンフィオを下し、序列を崩す可能性があるライト級開幕戦(C)PFL

22日(火・現地時間)、PFLが4月20日(金・現地時間)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開幕するPFL2022年シーズン開幕戦のラインナップを発表している。

今シーズンも昨年同様にレギュラーシーズンが6大会、プレーオフが3大会、ファイナルが1大会の全10戦で実施され、レギュラーS序盤の3戦はテキサス州アーリントン、後半はジョージア州オーガスタで行われる。

プレーオフは8月5日から3週、決勝は11月25日で7カ月間のカレンダーとなったPFL。その2022年シーズンは、ライト級とライトヘビー級で戦いの火蓋は切って落とされる。


同階級の2021シーズン・ウィナーのハウシュ・マンフィオとカルロス・アントニオ・ジュニオールというブラジル勢は、ドン・マッジとデラン・モンチと第1戦を戦う。

ドン・マッジはキャリア6戦の時点で3勝3敗という平凡な記録しか残せていなかったが、その後は母国のEFCでライト級王者になり、2018年にUFCとデビューし2連勝も4試合連続で試合がキャンセルとなりフリーエージェントに。昨年の10月のフィナーレ大会でネイサン・ウィリアムスをRNCで下し、今年の参戦が決まった。

鋭い打撃を持つウェルラウンダーのマッジオが、昨年王者マンフィオを倒す可能性は決して低くないだろう。そのライト級で昨年、クレイ・コラードとマンフィオに敗れ、まさかのレギュラーシーズン連敗でプレーオフに進出できなかったアンソニー・ペティスが捲土重来、今シーズンもPFLに挑む。

元UFC組としては名勝負製造マシーンのジェレミー・スティーブンスがコラードとのPFL初陣も要注目だ。ライト級4試合しか組まれておらず、もう1試合は以降の大会で──恐らくオリヴィエ・オバメルシェと先週のチャンレジャーシリーズで契約を勝ち取ったブルーノ・ミランダが対戦すると思われる。

またライトヘビー級ではチャレンジャーシリーズで契約を勝ち取ったブルーシ・ソウトだけでなく、選外となったジョシュ・シルヴェイラの出場も決まっており、それぞれロブ・ウィキンソンとエミリアーノ・ソルディと戦うことも決まっている。

チャレンジャーシリーズのフォーマットが、根底から崩れることがすんなりと起こってしまうのもまたPFLに残るWSOF臭かもしれない。

なおライトヘビー級にはRIZINやQUINTET参戦経験のあるテオドラス・オークストリスが4年5カ月振りのMMA復帰戦で昨年準優勝のマールシン・ハムレットとの一戦の見ものだ。

■視聴方法(予定)
4月21日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2022#01対戦カード

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
ドン・マッジ(南アフリカ)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス(米国)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
デラン・モンチ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード(米国)
ジェレミー・スティーブンス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
テオドラス・オークストリス(リトアニア)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマル・アクメトフ(ロシア)
ヴィクトル・ペシュタ(チェコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィキンソン(豪州)
ブルーシ・ソウト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
スティービー・レイ(英国)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#05 カーソン・フライ ダミール・フェルハトベゴヴィッチ ブルーノ・ミランダ

【PFL CS2022#05】ロー効かせ、パンチのラッシュでフライを沈めたブルーノ・ミランダがPFLファイターに

<156.2ポンド契約/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
Def.3R3分40秒by TKO
カーソン・フライ(米国)

フライの左ハイに鋭いロー、ワンツーフックを放つミランダ。さらにローからワンツーで右を当てる。フライも左フックを振るうが、左を受けて右ローを効かされる。ワンツーを振るって前に出てくるミランダに対し、組んだフライがヒザを入れる。ムエタイ流の崩しを狙ったミランダだが、下にされる。即立ち上がったミランダは、ギロチンを抜けて右フック、左アッパーから左ボディを打ち込む。右フックを受けたフライ、バンラスを崩して立ち上がったところでミランダがヒザ蹴り、左フック、右ローと攻撃をまとめる。

ここで飛び込んでテイクダウンを決めたフライは、スクランブルでバックへ。ワンフックで絞めを狙うフライだが、ミランダは胸を合わせて立ち上がると左を受けながらワンツーで前に出てヒザ蹴り、続いてボディフックを打ち込む。

フライも前に出るがボディアッパーを被弾し、ダブルレッグを切られる。やや疲れた感のあるミランダは、ローを入れて左フックをヒット。腰が落ちたフライが、すぐに立ってクリンチへ。離れてローを2発入れたミランダがロー。口が開いてきたミランダだったが、シングルレッグはケージを背にして耐え──時間に。

2R、まず左フックを入れたミランダ、フライも蹴りを返す。ミランダは左ミドルを決め、右ロー、右ハイをかわせて右を当てる。ローにも前に出るフライだが、カーフを効かされつつあるか。ローを続け、ボディをえぐるミランダが、左フックを空振りする。それでも蹴りからパンチのコンビを決めると、前に出てきたフライに右を当てる。

手をついて立ちあがったフライはダブルレッグを切られ、それでもケージに押し込む。とフライの頭が鼻に当たり、ミランダがカットする。一旦止められた試合は、再開後にフライが前に出る。ダブルを切ったミランダはヒザをボディに入れ、ケージを背負ってテイクダウンを切りつつヒザを見せる。

削りにかかったフライは、執拗にテイクダウンを狙う。スタミナが心配なミランダは離れ左ボディ、右を打っていく。フライも組み続けるが、テイクダウンを奪うことはできず2Rが終了した。

最終回、ローを2発蹴ったミランダが左ミドル、左から右を入れてダウンを奪う。タフなフライが立ち上がるが、左フックからアッパーで足がもつれたフライが寝転がると鉄槌を落とす。スタンドで待ち受けたミランダはアッパーから右フック、左ボディ、さらに右アッパー、左右のパンチを纏め──最後は右ショートアッパーでフライが前方に崩れ、勝負は決した。

「彼はタフだった。ローを効かせて、KOを狙うのが僕のスタイル。テイクダウンを切れて、良かった」と話したミランダは、同郷セレブパネリストのヴィトー・ベウフォートの「完璧な勝ち方だった」という言葉に目を潤ませ、「ビザのトラブルで水曜日に米国に着いたんだ。そこから必死に体重を落としたんだ」と話した。

そしてケージに集まった4人の勝者、まずダミール・フェルハトベゴヴィッチとミランダがファイナリストに選出される。ここからヴィトー、ランディ・クートゥアー、そしてハードル走とボブスレーで夏と冬の五輪に出場しているロロ・ジョーンズは2-1で評が割れながらミランダを選ぶ、ファンはフェルハトベゴヴィッチをチョイス。最後の選択権を持つロン・セフォーは、ブルーノ・ミランダの名前を読み上げた。


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【PFL CS2022#05】計量終了 ライト級は世界の未知強(?)揃い。注目ミランダは体重オーバー

【写真】計量失敗はいただけない── ありがちなだけに余計に(C)PFL

18日(金・現地時間)にフロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL CS2022#05の計量が17日(木・同)に行われた。

PFLと本契約を賭けて行われるチャレンジャーシリーズも第5週を迎えライト級の4試合が組まれている。


参加8選手、米国人が2名でそれ以外の選手はブラジル、ボスニア・ヘルツェゴビナ(※テネシー在住)、ニュージーランド、カナダ、アルメニア(※コロラド在住)、イスラエルからの出場と国際色豊かなイベントとなった。

世に言うUFCへの登竜門となるフィーダーショーに出場していたのはイスラエル人ファイターのヤナル・エシュモズと、エストニア生まれのアルメニア人ファイター=アルト・パゴシアンの2人だ。前者は米国東部のCFFCやROCで過去2試合を戦い、後者はFury FCで戦っている。

それ以外の4名は米国、世界各地のローカル大会で戦ってきたが、アジア由来では長らくタイガームエタイに所属していたブルーノ・ミランダがRoad FCからマカオのバトルフィールドFCで戦ってきた。

プロキック経験も豊富なストライカーのミランダは、組みでもギロチンというフィニッシュホールドも持っている。日本での知名度の高さから、他をリードしているように感じられるが、とにかく未知過ぎてどのようなファイターがインパクトを残すのか想像すらできない。

そんななかミランダは156.2ポンドと1ポンド・オーバー規約も体重オーバーで、マイナススタートとなる。

■視聴方法(予定)
3月19日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■PFL CS2022#05計量結果

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156.2ポンド(70.85キロ)
カーソン・フライ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ライト級/5分3R>
ダミール・フェルハトベゴヴィッチ: 156ポンド(70.76キロ)
BJ・ブランド: 154ポンド(69.85キロ)

<ライト級/5分3R>
ミキャエル・デュフォー: 155.4ポンド(70.48キロ)
アルト・パゴシアン: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ヤナル・エシュモズ: 155.4ポンド(70.48キロ)
デニス・ヒューズ: 154.6ポンド(70.12キロ)

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