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Column MMA o ONE UFC   アレックス・ペレス ダリアン・ウィークス ニック・マキシモフ ブランドン・ロイヴァル ブレンダン・アレン

UFCがアスカー・アスカロフ、クリストフ・ジョッコ、ミーシャ・サークノフ他11選手を大量リリース


Askar Askarov(Sherdog)

Misha Cirkunov(Sherdog)

Louis Cosce(Sherdog)

Krzysztof Jotko(Sherdog)

Nick Maximov(Sherdog)

Magomed Mustafaev(Sherdog)

Charlie Ontiveros(Sherdog)

Jesse Ronson(Sherdog)

Cameron VanCamp(Sherdog)

Darian Weeks(Sherdog)

Sergey Khandozhko(Sherdog)

 UFCがアスカー・アスカロフ、ミーシャ・サークノフ、ルイス・コシ、クリストフ・ジョッコ、ニック・マキシモフ、マゴメド・ムスタファエフ、チャーリー・オンティヴェロス、ジェシー・ロンソン、キャメロン・ヴァンキャンプ、ダリアン・ウィークス、セルゲイ・ハンドスコをリリースしたことを確認したとのこと。

 ほとんどの選手が最近連敗しているか大きく負け越していますが、例外の選手がいます。

 クリストフ・ジョッコは2013年からUFCに出場しており、UFC戦績11勝6敗。最近は10月の『UFC Fight Night 211: Dern vs. Yan』でブレンダン・アレンに1Rリアネイキッドチョークで敗れましたが連敗ではありません。UFCでの11勝中10勝が判定によるものなので見限られたようです。


 アスカー・アスカロフのUFC戦績は3勝1敗1引き分け。3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でカイ・カラ・フランスに判定負けしたのがプロ初黒星で、UFCフライ級ランキングでも4位でした。しかし、7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』で予定されていたアレックス・ペレス戦を欠場、10月の『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』で予定されていたブランドン・ロイヴァル戦も欠場しています。その後インスタグラムで「健康上の理由で復帰が遅れることからUFCにリリースをリクエストしたところ肯定的な反応があった。まずは健康状態を整えてから今後のことを考えたい」と投稿しています。


 セルゲイ・ハンドスコはUFC戦績2勝1敗であるにも関わらずリリースされていますが、インスタグラムによると引退するとのこと。まだ30歳ですが、ケガや減量苦など12年間の現役生活で疲弊したようで、今後は後進の育成に専念するようです。続きを読む・・・
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CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFN212   アスカル・アスカロフ アレクサ・グラッソ カブ・スワンソン ジョナサン・マルチネス ジョーダン・ライト ドゥスコ・トドロビッチ ニック・マキシモフ ハファエル・アスンソン ピエラ・ロドリゲス ブランドン・ロイヴァル マナ・マルチネス ヴィヴィアニ・アロージョ 岡田遼 平良達郎 松根良太

【UFN212】計量終了 ヴェルガラが失敗も、平良達郎はキャッチ戦を了承。アスカロフ×ロイヴァル消滅

【写真】計量の3日前、MMAPLANETのリモートインタビューを受けた際のヴェルガラ。その時、彼が何を話していたかは後程掲載します(C)MMAPLANET

10月15日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」の計量が、14日(金・同)に行われた。

オクタゴン2勝目を目指す平良達郎は126ポンドでクリアも、対戦相手のCJ・ヴェルガラは129ポンドと1ポンドオーバー規約からさらに3ポンドも重く計量をミスした。


本計量開始時間から15人目のジョナサン・マルチネスまで列をなして次々とスケールに乗る中、平良は13番目に登壇してリミットいっぱいでクリア。ガッツポーズを創った。

対してヴェルガラは2時間の猶予があるなか、56分を経過した時点で22人目──最後の1人として計量会場に合われると、加減に体重計に乗り上記の通り計量をミスした。

残り1時間以上があるなかで体重を測り、ミス。直後に平良陣営の目の前でガブガブと水の飲みだしたヴェルガラはギリギリまで体重を落とすことを諦めて、少しでも楽をしたいという心境になっていたのだろう。これには平良の師匠・松根良太も兄貴分の岡田遼も怒り心頭だったが、平良本人は落ち着いて全てを受け入れている様子でキャッチウェイト戦を了承したという。

なお計量開始前にフライ級注目の一番=アスカル・アスカロフ×ブランドン・ロイヴァル戦がキャンセルされたという発表もあった。アスカロフが体重を落とせなかったことが原因。これも平良陣営からの情報によるとPIのサウナで全く汗が出ていないアスカロフが目撃されていたそうだ。

■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN212対戦計量結果

<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カブ・スワンソン: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 206ポンド(93.44キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 136ポンド(61.69キロ)
ブランドン・デイヴィス: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 146ポンド(66.22キロ)
ルカス・アレッシャンドリ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 129ポンド(58.51キロ)
平良達郎: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

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CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o RIZIN UFC UFN212   アレクサ・グラッソ カブ・スワンソン ジョナサン・マルチネス ジョーダン・ライト ドゥスコ・トドロビッチ ニック・マキシモフ ハオーニ・バルセロス ハファエル・アスンソン ビクター・ヘンリー ピエラ・ロドリゲス ブラジリアン柔術 ブランドン・ロイヴァル プロレス マナ・マルチネス ヴィヴィアニ・アロージョ 平良達郎

【UFN212】オクタゴン2戦目=アスンソン戦へ、ビクター・ヘンリー「そんなことは全く関係ない」

【写真】1月にハオーニ・バルセロスを相手に番狂わせといっても良い勝利を挙げたビクター。このような見方があることが、彼のアスンソンに対する捉え方の要因になっているのだろう(C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」にビクター・ヘンリーが出場し、ハファエル・アスンソンと対戦する。

1月のUFC初陣でハオーニ・バルセロスを破り、9カ月振りの第2戦でアスンソンというベテランと戦う。現状、4連敗のアスンソンに勝つことで上位進出が見込まれる試合だが、ヘンリーは対戦相手がそのような立場にあると考えることはないという。

自らのキャリアを振り返り、アスンソンが踏み台のように考えることはできないヘンリーから彼自身だけでなく師匠ジョシュ・バーネットと共に日本で積んだキャリアがあるからこそ──という言葉が聞かれた。


──UFCで2試合目となるハファエル・アスンソン戦を控えているビクターですが、1月のハオーニ・バルセロス戦との勝利から9カ月もインターバルが空きました。

「何か問題があったわけじゃないよ。ずっとジムで練習はしてきたし。まぁケガの回復に当てていた時期もあるけどね。UFCからは7月に試合をしないかと声を掛けてもらっていたけど、ちょっと首に問題があって見合わせたんだ。ケガをしている状態でファイトキャンプに突入したくなかったんだよ。それにチームメイトのファイトのサポートをしたり、そういうことでこれだけインターバルが空いたけど、この試合に向けてグッドシェイプで準備してきたことを強調させてもらうよ」

──長らく日本をベースに戦ってきましたが、UFCのファイトウィークはビクターにとって、新鮮だったのではないですか。

「UFCと日本のファイトウィークは凄く違うよ。UFCはファイトに必要な食事、サプリメントを提供してくれる。素晴らしいよね。それが良い面だ。一方で、時間の制約が厳しい。この時間にどこそこにいないといけない──ということが、とても多いんだ。日本は体重を落とすことさえ守れば、自分の時間を自由に過ごすことができる。ちゃんと戦えば、何も言われない。僕は日本で、自由を楽しんでいた。まぁUFCは何か気になることがあると、全てにおいて答が用意されている。そこはUFCの過ごし良さかな。

UFCはさ、色々な場所で数多くのイベントを開いているけど、日本の大会は日本だけのモノだから。そこに足を踏み入れるだけで、楽しいことだらけだった。当然なことだけど、米国で試合をすると常に米国のカルチャーの中にいるわけで。僕はそういう環境で育ってきたから慣れ親しんだ場所でしかない。その点、日本はいるだけで特別な空間だったんだよ。

日本で戦う機会を得られ、ファイティングスピリットが養われた。僕は日本人じゃないけど、相当に日本人的だと思っている」

──その通りだと思います。ではアスンソンの印象を教えてください。

「アスンソンはUFCでずっと長い間戦ってきているから、それだけ経験値も高い。レスリングができて、打撃ができるブラジリアン柔術の黒帯だ。アスンソンがファイトを仕掛けてくると、とてもデンジャラスなファイターになる。顔面を狙って殴って来るか。テイクダウンをして、UFCに残るためにずっと抑えようとしてくるのか。どちらの展開になっても、大丈夫なように準備をしてきたよ。

いずれにしても、アスンソンは自分の能力の全てを使って倒しに来るか、勝ちに来るだろうね」

──サバイブを目指したファイトと、当たって砕けろ的なファイト。どちらの準備もしているビクターですが、どのアスンソンで来て欲しいですか。

「もちりん、当たって砕けろ──だよ。彼がそうくれば、僕も自分の全てをぶつけることになる。でも、レスリングをして抑えてくると退屈な試合になってしまうね」

──プロモーターはエキサイトな試合を望みますが、サバイブしてくる相手とはそういう試合ができず評価にも影響する難しさがあります。

「その通りだ。プロモーターはエキサイティングな試合を求める。UFCだけでなく、全てのプロモーションがチケットを売るというビジネスを第一に考えているからね。そのビジネスがお金を生む。退屈な試合をすると、誰も見てくれない。RIZINで戦っている時も、僕は常にフィニッシュ・ボーナスを稼ごうと思っていた(笑)。出場フィーだけじゃなくて、もっとお金が欲しいからね。戦うだけより、フィニッシュしてより多くの収入を得る。それがプロフェッショナル・ファイターだろう?

どんなに強い相手と戦っても、僕が目指すところはフィニッシュさ。それはアスンソン戦も変わりないよ。アスンソンがテイクダウンからコントロールを狙っても、それを避けてエキサイティングな試合をする。ただ、打撃戦だから面白い試合になるってことはない。距離を取って、ジャブだけっていう退屈な試合はいくらでもあったからね」

──確かにその通りですね。

「多くの選手が今、戦っている試合ではなく次、次、次っていう思考があるんだ。だからあんな試合をしてしまうんだよ。ファイターは相手を倒すために、戦わなければならないのに」

──まさにビクター・ヘンリーのファイト・アイデンティティですね。ところでアスンソンは今やステッピングボード的なポジションにあり、彼に勝てばより上の位置で戦うことができる目安のようになっています。そのようなアスンソン戦、ビクターにとってUFCでのキャリアップを考えると、どのような意味を持つ試合になるのでしょうか。

「僕はアンダードッグに慣れているからね。この試合でアスンソンがそういうポジションになるかどうかも意識していなかった。僕こそ、ステッピングストーンという役割を強いられてきたから。だから、僕は対戦相手をそういう風に思いたくないんだ。アスンソンがそういう役割になっているとも思いたくないし、UFCにどういう思惑があろうが……例えば『40歳のアスンソンを35歳のヴィクター・ヘンリーがぶっ飛ばすのか』なんて風に組まれることがあるかもしれないけど、そんなことは全く関係ない。目の前にいる対戦相手と戦うだけだから。そして、ファイトマネーを手にするんだ」

──フィニッシュを目指すと既に断言しているビクターですが、土曜日はどのような試合をファンに見せたいですか。

「UFC初戦とは全く違った姿を見せたい。日本のファンは僕の打撃、レスリングの進化を見てくれていた。KOする姿、チョークアウトする姿、レスリングを見続けてくれていたよね。日本のファンが見てきた、米国で戦っているファイターとは一味違うファイターだということを試合で示したい」

──では恒例になっている言葉もありますが、日本のファンに一言お願いします。

「恒例になっている(笑)。そうだね、日本の皆のことを愛している。日本でゴリラカレーをまた食べたい。皆、ゴーゴーカレーで一緒に食べよう!!」

──ゴーゴーカレーがLAのリトルトーキョーに出店してほしいですね。

「そうなれば、毎日通うよ。ところで、イノキ・メモリアルには行くのかい?」

──? そういうものがあるのでしょうか。私はMMAの記者なので畑違いですから、訪れることはないと思います。

「そうなのかい。世界中のコンバット・アスリートは繋がっている。サブミッション・レスリングとプロレスリングにも繋がりがある。僕自身、イノキ・サンを直接知っているわけでないし、年を重ねている人はいつか亡くなるものだと思っている。でもイノキ・サンはジョシュ(バーネット)の恩人だから。

イノキさんがジョシュのキャリアをサポートして、今のジョシュがある。そうジョシュが言っているんだ。今の僕があるのはジョシュのおかげだ。恩人の恩人は僕にとっても恩人だ。だから、ジョシュと12月ぐらいに日本を訪れようと思っているんだ。そういえば、今年の8月にジーン・ラベールも亡くなったよ」

──ハイ。

「彼もイノキ・サンのようにオールドスクールのレスラーだった。ジーンもイノキ・サンと同様にジョシュに大きな影響を与えた人物だからね。ジーンからはロンダ・ラウジーもインスパイアされていた。まあ、この世代の人々が亡くなる……しょうがないけど、悲しいことだよ。でも僕だっていずれそういう世代になる。だから、僕らもジーンやイノキ・サンのように次の世代に火を灯す存在でありたいね」

■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN212対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ(メキシコ)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
カブ・スワンソン(米国)

<フライ級/5分3R>
アスカル・アルカロフ(ロシア)
ブランドン・ロイヴァル(米国)

<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)
ジョーダン・ライト(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ(カナダ)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス(米国)
ブランドン・デイヴィス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン(ブラジル)
ビクター・ヘンリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ(米国)
ジェイコブ・マルクーン(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)
ルカス・アレッシャンドリ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)
サム・ヒューズ(米国)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
平良達郎(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン(米国)
ピート・ロドリゲス(米国)

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o UFC   アレクサ・グラッソ カブ・スワンソン ブランドン・ロイヴァル 平良達郎

10.15『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』の対戦カードを紹介

VENUM UFC - Fight Night - Walkout Hat - Champion


 10月15日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』ではアレクサ・グラッソ vs. ヴィヴィアニ・アラウージョ、カブ・スワンソン vs. ジョナサン・マルティネス、ブランドン・ロイヴァル vs. アスカー・アスカロフ、平良達郎 vs. C.J.ヴァルガラ等が行われますが、ここでは未紹介だったカードを紹介していきます。続きを読む・・・
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MMA o UFC ブランドン・ロイヴァル マネル・ケイプ ルイス・スモルカ

UFC on ABC3:第9試合・マット・シュネル vs. スムダルジ

フライ級。シュネル8位、スムダルジ12位。

5月に試合をしたばかりのシュネルが早くも再登場。UFCフライ級では4勝3敗1NC。勝った試合には、4年前の井上直樹への判定勝ちも含まれている。空手がバックボーンだが、MMAでは15勝中過半数の8試合で一本勝ち(KO勝ちは2回)。前戦では当時6位のブランドン・ロイヴァルと対戦し、いきなりパンチでダウンを奪ってからパウンド→ギロチンで仕留めにいったものの、外され立ち際に逆にギロチンに捕らえられ一本負け。わすか2分14秒の試合だったが、濃密な攻防でファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

チベット民族のスムダルジはまだ26歳。UFCデビュー戦はルイス・スモルカに完敗したが、そこから3連勝中。エンボ・ファイトクラブで散打を始め、MMAに転向。現在はエンボからの同門・ソン・ヤドンと同じくチーム・アルファメールを拠点にしている。前戦はザルーク・アダーシェフに距離を取ってジャブを打ち込み、出てくるところにカウンターを入れるというやや消極的な展開での判定勝ち。4月にマネル・ケイプ戦が組まれていたが、直前でケイプがドラッグテストにかかり、試合中止となっている。

間合いを詰めるシュネル。距離を取るスムダルジ。左を入れたシュネル。スムダルジも左を入れた。下がりながらインロー、ハイ。スムダルジの蹴りに合わせてタックル。テイクダウン。そのまま体をまたいでマウントに。背中を向けたスムダルジからバックマウント。スムダルジ反転。三角を狙うシュネル。防いで上になったスムダルジ。インサイドからパウンド。また三角を狙うと立ち上がって外したスムダルジ。パウンドを落としながらパスを狙う。シュネルまた三角。クラッチした。スムダルジは首を抜いたが今度はオモプラッタに。スムダルジ持ち上げてスラムしたが外れず。前転して下になり外した。今度はシュネルがインサイドから肘、パウンド。立ち上がってパウンド。ホーン。

1Rシュネル。

2R。右を入れたスムダルジだが、ローがローブローに。タイムストップ。再開。左右のパンチを打ち込むスムダルジ。左がヒットしぐらついたシュネルだが出ていく。シュネルタックルに入るが切ったスムダルジ。詰めていくシュネル。シュネルのパンチもヒット。また左を当てたスムダルジ。さらに左。シュネルダウン気味に倒れた。パウンドを入れるスムダルジだが、シュネルシングルレッグへ。足を抜いて離れたスムダルジ。スムダルジの右ひじ。効いた!さらに右ひじ。完全に効いてるシュネル。出ていくが左をもらい動きが止める。スムダルジ連打。が、シュネルのパンチが入った。右が入って効いたスムダルジ。シュネルタックル。テイクダウン。マウント!パウンド・肘のラッシュ。パウンドのラッシュ。KO寸前だがスムダルジブリッジで返した。シュネル得意の三角に。密着して耐えているスムダルジ。タイトに絞めてスムダルジ落ちた!

会場はスタンディングオーベーション。

敗れたスムダルジだが、2RはKO寸前まで追い込み、十分に見せ場を作った。打ち負けながらもパンチで打ち返し、逆転を呼び込んだシュネルも見事。

シュネルは11月のニューヨーク・MSG大会で7位のマテウス・ニコラウと戦いたいとアピール。

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LFA MMA MMAPLANET o PFL UFC アンソニー・ペティス アンディ・ヴェレラ カイル・ベーム クレイグ・ジョーンズ ジェイムス・クラウス ソン・ヤードン ブランドン・ロイヴァル ホルヘ・マスヴィダル ボクシング ユライア・フェイバー ロクサン・モダフェリ

【UFC FPI02】ファイトパス招待02にヤードン、ユライア、クレイグらが出場。ワンマッチに63&ロイヴァルも

【写真】ロイヴァルの華麗なノンストップ・グラップリングがMMAグローブのない戦いでも見られるか(C)LFA

7月3日(日・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC Apexでチーム対抗のグラップリングイベント=UFC Fight Pass Invitational 02が開催される。

27日(月・同)から開幕している10度目のUFC International Fight Week。正式スタート前の25日(土・同)からラスベガス・コンベンションセンター内サウスホールではUltimate InvitationalとしてUSAウェイトリフティング・ナショナル選手権が開催され、同会場では引き続きIBJJF柔術のアメリカン・ナショナルやアマチュアボクシングの大会も開かれている。

そんなファイトウィークのヘッドラインは勿論2日(土・同)にT モバイル・アリーナで開催されるUFC276「Adesanya vs Cannoier」だが、催し物のトリはこのUFC FPI02が務めることになった。


昨年12月の第1回大会と同様に4チーム対抗のトーナメント戦と、シングルマッチが組まれたプログラップリングイベント。参加チームはホルヘ・マスヴィダル率いるマスヴィダルス・アイコンMMA、UFCのグラップリング大会といえば顔役でもあるユライア・フェイバーのフェイバーズA1コンバット、そしてPFL参戦中で先週の土曜日にワキ腹を負傷したアンソニー・ペティスはアンソニー・ペティス・ファイティング・チャンピオンシップとして参戦、さらにFighting Alliance Championshipは監督でなくジェイムス・クラウスがプレイングマネージャーとして出陣する。

アイコンMMAにはクレイグ・ジョーンズ、エンリコ・コッコ、PJ・バーチらが属しており、A1コンバットはユライア御大自らソン・ヤードンを帯同しマットに上がる。

ペティス配下にはオリヴィエ・タザ、FACにはアンディ・ヴェレラとカイル・ベームというSUG組がその名をメンバーに連ねている。

そんなチーム戦以上に注目はシングルマッチだ。ラスベガス開催ということで地元シンジケートMMAから2月にMMAを引退したロクサン・モダフェリが出場し、ノヴァウニオンの柔術家であるMMAファイターのミッシェレ・オリヴェイラを迎え撃つ。

そのシンジケート所属でMMAも経験している柔術家ショーン&ジェリーのシャピロ兄弟が、それぞれアンドレ・フィート&ブランドン・ロイヴァルと戦うことも決まっている。もちろんロクサンのピュアグラップリングにどれだけ慧舟會色が残っているのかも楽しみだが、さらに必見なのは……やはりロイヴァルだろう。

動いて下になりつつ三角や腕十字というLFA時代にMMAでも魅せていた──スクランブルの向こう側、極めて終わるグラップリングがサブオンリー戦で爆発するか。日本でもMMAファイターと柔術家のグラップリングでの交流はGCMのコンテンダーズ時代から見られてきたが、そこは北米MMA界──異種格闘技戦でなく、純粋グラップリングとして戦えるであろうロイヴァルと黒帯柔術家の組み技戦は見逃せない。

■視聴方法(予定)
7月4日(月・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

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MMA o UFC   アレックス・ペレス カムザット・チマエフ カロリーナ・コバケビッチ シェーン・バーゴス ジェシカ・ペネ ジャック・ショア ダニエル・ピネダ チョン・ダウン ティム・エリオット ティーシャ・トーレス デイヴィソン・フィゲイレド ニック・マキシモフ ハファエル・アスンソン ブライアン・オルテガ ブランドン・ロイヴァル マット・シュネル マネル・ケイプ リッキー・シモン リー・ジンリャン

7.16 UFCニューヨーク大会をABCが生中継、大会名称は『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』/主要カードも発表

7.16『UFC Fight Night 210』のメインイベントはブライアン・オルテガ vs. ヤイール・ロドリゲス(2022年05月27日)

 こちらの続報。


 UFCが7月16日にニューヨーク州エルモントのUBSセンターで開催する大会のメインカードを全米4大ネットワークのABCが生中継することを発表。大会名称は『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』になります。ABCの生中継があるのは昨年4月10日の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』以来1年3ヶ月ぶり。

・Featherweight bout: Brian Ortega vs. Yair Rodriguez

・Flyweight bout: Askar Askarov vs. Alex Perez

・Bantamweight bout: Ricky Simon vs. Jack Shore

・Women's Strawweight bout: Michelle Waterson vs. Amanda Lemos

・Featherweight bout: Bill Algeo vs. Billy Quarantillo

・Welterweight bout: Li Jingliang vs. Muslim Salikhov

・Flyweight bout: Matt Schnell vs. Sumudaerji

・Middleweight bout: Dwight Grant vs. Dustin Stoltzfus

・Featherweight bout: Herbert Burns vs. Khusein Askhabov

・Middleweight bout: Punahele Soriano vs. Daicha Lungiambula

・Light Heavyweight bout: Dustin Jacoby vs. Da-un Jung

 以上の対戦カードも正式発表されています。当サイトでは未紹介だったカードを紹介していきます。

 アスカー・アスカロフ vs. アレックス・ペレスのフライ級マッチが決定。

 アスカロフは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でカイ・カラ・フランスに判定負けして以来の試合。現在UFCフライ級ランキング3位。ペレスは2020年11月の『UFC 255: Figueiredo vs. Perez』でデイヴィソン・フィゲイレドのフライ級王座に挑戦し1Rギロチンチョークで敗れて以来1年8ヶ月ぶりの試合。昨年5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でマット・シュネルと対戦予定だったものの欠場、昨年7月の『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でアスカー・アスカロフと対戦予定だったもののアスカロフの負傷により中止、昨年8月の『UFC on ESPN 30: Barboza vs. Chikadze』で再度マット・シュネル戦が組まれたものの『UFC Fight Night 191: Brunson vs. Till』、さらに『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』に延期、前日計量後にシュネルのドクターストップにより中止、『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』で改めて組まれたもののペレスは128ポンドと2ポンドオーバーしたことからシュネルが対戦を拒否し中止となかなか試合ができない状態が続いています。現在UFCフライ級ランキング6位。

 リッキー・シモン vs. ジャック・ショアのバンタム級マッチが決定。

 シモンは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でハファエル・アスンソンに2R KO勝ちして以来の試合で4連勝中。現在UFCバンタム級ランキング12位。ショアは3月の『UFC Fight Night 204: Volkov vs. Aspinall』でティムール・ヴァリエフに判定勝ちして以来の試合で戦績16勝0敗(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCバンタム級ランキング14位。

 ビル・アルジェオ vs. ビリー・クアランティーロのフェザー級マッチが決定。

 アルジェオは1月の『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』でジョアンデルソン・ブリトに判定勝ちして以来の試合。クアランティーロは昨年11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でシェーン・バーゴスに判定負けして以来の試合。

 リー・ジンリャン vs. ムスリム・サリコフのウェルター級マッチが決定。

 リーは昨年10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でカムザット・チマエフに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。現在UFCウェルター級ランキング13位。サリコフは昨年6月の『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でフランシスコ・トリナルドに判定勝ちして以来の試合で5連勝中。

 マット・シュネル vs. ス・ムダウジのフライ級マッチが決定。

 シュネルは5月の『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』でブランドン・ロイヴァルに1Rギロチンチョークで敗れて以来の試合。現在UFCフライ級ランキング9位。ス・ムダウジは昨年1月の『UFC on ESPN 20: Chiesa vs. Magny』でザルルフ・アダシャフに判定勝ちして以来1年半ぶりの試合で3連勝中。昨年6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』でティム・エリオットと対戦予定でしたが負傷欠場、4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でマネル・ケイプと対戦予定でしたがケイプに禁止薬物の陽性反応が出たことで中止されていました。現在UFCフライ級ランキング12位。

 ドワイト・グラント vs. ダスティン・ストルツフスのミドル級マッチが決定。

 グラントは4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でセルゲイ・ハンドスコに2R TKO負けして以来の試合で2連敗中。ストルツフスは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でジェラルド・マーシャートに3Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合で3連敗中。

Khusein Askhabov(Tapology)

 ハーバート・バーンズ vs. フセイン・アスハボフのフェザー級マッチが決定。

 バーンズは2020年8月の『UFC 252: Miocic vs. Cormier 3』でダニエル・ピネダに2R TKO負けして以来1年11ヶ月ぶりの試合。昨年7月の『UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moises』でビリー・クアランティーロと対戦予定でしたが欠場していました。フセイン・アスハボフは現在27歳のロシア人で戦績23勝0敗。昨年8月の『Dana White’s Contender Series』に出場予定でしたがビザ問題で欠場していました。今回がUFCデビュー戦。

 プナヘレ・ソリアーノ vs. ダルチャ・ランジャンブラのミドル級マッチが決定。

 ソリアーノは2月の『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』でニック・マキシモフに判定負けして以来の試合で2連敗中。ランジャンブラは3月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でコディ・ブランデージに1Rギロチンチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。

 ダスティン・ジャコビー vs. チョン・ダウンのライトヘビー級マッチが決定。

 ジャコビーは3月の『UFC 272: Covington vs. Masvidal』でミハウ・オレキシェイジュクに判定勝ちして以来の試合で1つの引き分けを挟んで7連勝中。現在UFCライトヘビー級ランキング15位。チョンは昨年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でケネディ・エンゼチュクウに1R KO勝ちして以来の試合で1つの引き分けを挟んで14連勝中(UFC戦績4勝0敗1引き分け)。

Jingliang Li faces Muslim Salikhov on July 16th(Asian MMA)

 正式発表されてませんが、ジェシカ・ペネ vs. ブリアナ・フォルティーノ(ブリアナ・ヴァン・ビューレン)の女子ストロー級マッチも確認されています。

 ペネは昨年8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でカロリーナ・コバケビッチに1Rアームバーで勝利して以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング14位。フォルティーノは昨年6月の『UFC on ESPN 11: Blaydes vs. Volkov』でティーシャ・トーレスに判定負けして以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング15位。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC274 ブランドン・ロイヴァル マット・シュネル

【UFC274】スクランブルMMAの往き着く先──のマッケンジーチンでロイヴァルがシュネルを下す

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル(米国)
Def.1R2分14秒by ギロチンチョーク
マット・シュネル(米国)

左リードからワンツーで前に出るシュネルに対し、ロイヴァルは左ミドルを入れる。ローやハイ、蹴りとワンツーで前進するロイヴァルだが右フックを被弾してダウンする。外掛けで足関節を狙ったロイヴァルに対応したシュネルは、反転してパウンドを落とす。ロイヴァルは足関からリバーサル狙いも、シュネルがギロチンで迎え撃つ。

ロールしてエスケープを計ったロイヴァルに対し、シュネルはダースに移行し足も腕にかけるような形になる。頭を抜かれたシュネルは、立ち上がったロイヴァルの足に組みにいったところでギロチンか捕らえられ、引き込まれる。

右腕は喉下、左腕はワキを抱えた状態で──ロイヴァルは、セットした右の拳を左の掌で抑えるマッケンジーチンでタップを奪った。スクランブルの行く末のギロチンフィニッシュ、ロイヴァルらしい勝利だ。


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INVICTA o UFC YouTube コナー・マクレガー ダスティン・ポイエー ドナルド・セラーニ ファーニー・ガルシア ブランドン・ロイヴァル マウリシオ・ショーグン

UFC274:オッズ/予想と展望

チャールズ・オリヴェイラ 1.51
ジャスティン・ゲイジー 2.65
ローズ・ナマユナス 1.48
カーラ・エスパルザ 2.75
マイケル・チャンドラー 1.26
トニー・ファーガソン 3.90
マウリシオ・ショーグン 2.95
オヴァンス・サン・プレー 1.42
ドナルド・セラーニ 1.56
ジョー・ローゾン 2.55
アンドレ・フィアリョ 1.24
キャメロン・ヴァンキャンプ 4.10
ランディ・ブラウン 2.05
ケイオス・ウィリアムズ 2.25
メイシー・チアソン 2.85
ノルマ・ドゥモン 1.44
ブランドン・ロイヴァル 1.40
マット・シュネル 3.00
ブラゴイ・イワノフ 1.65
マルコス・ホジェリオ・デ・リマ 2.35
フランシスコ・トリナウド 2.15
ダニー・ロバーツ 1.95
トレイシー・コルテス 1.67
メリッサ・ガ2.30
アリアネ・カルネロッシ 2.60
ルーピー・ゴディネス 1.53
ジャーニー・ニューソン 2.30
ファーニー・ガルシア 1.67

メインはライト級タイトルマッチ。ヌルマゴが返上した王座をチャンドラーとの王座決定戦で1Rダウンを喫したところから2Rにダウンを奪い返し、パウンドで逆転勝ち。昨年12月の初防衛戦ではコナー・マクレガーを2度KOしたダスティン・ポイエー相手にオッズではアンダードッグ。1Rはやはり打撃戦でダウンを喫して劣勢だったが、2Rテイクダウンを狙って下になってしまったところからオモプラッタで上を取り返しパウンドで削ると、3Rはタックルからスタンドバックを奪ってのチョークでの一本勝ち。

ゲイジーUFCデビュー戦勝利後、打たれながら打ち勝つスタイルが通用せず2試合連続OK負け。しかしそこから打たれないスタイルに切り替え4連続KO勝ちで暫定王座を獲得。ハビブ・ヌルマゴメドフとの王座統一戦でも、1Rは打撃でジャッジ三者がゲイジーを支持する内容だったが2Rテイクダウンされ三角絞めで一本負け。前回のマイケル・チャンドラー戦は久々に打たれながら打ち勝つゲイジースタイルで、ファイト・オブ・ザ・イヤーの激闘を制した。

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どちらも打撃で打たれて劣勢になってから逆転勝ちする勝負強さがある。

D-1レスラーでテイクダウンディフェンスも強いゲイジー。即テイクダウンを狙っても難しいだろう。打撃も向上しているオリヴェイラだが、さすがにゲイジー相手の打ち合いはリスクが高い。ポイエーと同じく組みからチャンスを作りたい。ただ、打撃か、ポイエー戦のようにグラウンドに持ち込んで削ってからでないと、テイクダウンは取れないだろう。打撃も向上しているオリヴェイラなら打ち合いでチャンドラーのように効かせることができれば、そこから組み付いてグラウンドに持ち込むことは出来る。そうなる前にゲイジーのパンチを貰ってしまうと、過去2戦のように逆転するのは難しいだろう。オッズは王者オリヴェイラを支持している。

ゲイジーがパンチを打ち込みKOすると予想。

セミは女子ストロー級タイトルマッチ。女子ストロー級王座決定戦となったTUFフィナーレ以来、7年半ぶりの再戦。当時、ナマユナスは公式戦のキャリアは2勝1敗。対するエスパルザは、9勝2敗でInvictaのストロー級王者。優勝の大本命だった。試合は下馬評通り、エスパルザが3Rチョークで一本勝ちし、初代女子ストロー級王者となった。

しかし初防衛戦でヨアンナにKO負け。そこから6戦で3勝3敗で、タイトル再挑戦のチャンスも得られず。一時は生活が苦しくなり、TUFの優勝商品のハーレーダビッドソンを売りに出したこともあった。しかし現在5連勝中。ようやくリベンジの機会を得た。

ナマユナスは5度の王座防衛に成功したヨアンナに1RKO勝ちでタイトル獲得。ダイレクトリマッチでも判定勝ちして返り討ちに。初防衛戦でジェシカ・アンドラジに敗れタイトルを失ったが、再戦でリベンジすると、アンドラジからタイトルを奪ったジャン・ウェイリーに1RKO勝ち。またダイレクトリマッチが組まれたが、今度は僅差判定勝ちした。

エスパルザはレスリングがバックボーンで、テイクダウンからの押さえ込みが武器。泥臭く判定勝ちするスタイル。オッズではナマユナスがやや優勢だが、思ったほどの差はない。

ナマユナスが序盤テイクダウンを奪われるも、打撃を入れて判定勝ちと予想。

第1試合開始は8日朝6時半予定。速報します。

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MMA o UFC   アレックス・ペレス ブランドン・ロイヴァル ホジェリオ・ボントリン

5.7『UFC 274』でブランドン・ロイヴァルとマット・シュネルが対戦


 UFCが5月7日に開催する『UFC 274』(会場未定)でブランドン・ロイヴァル vs. マット・シュネルのフライ級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ロイヴァルは1月の『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』でホジェリオ・ボントリンに判定勝ちして以来の試合。

 シュネルは昨年5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』で同じくホジェリオ・ボントリンと対戦しており判定負けしたものの、その後ボントリンに禁止薬物の陽性反応が出たことから裁定がノーコンテストに変更されて以来1年ぶりの試合。アレックス・ペレス戦が両者に様々な問題が起きて3度中止され、2月の『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』で「4度目の正直」となるところでしたが、前日計量でペレスは128ポンドと2ポンドオーバーしたことからシュネルが対戦を拒否して結局試合は実現しませんでした。続きを読む・・・