さてさてバタバタした毎日が続いていますが今日はUFC 272。コルビー・コビントン×ホルヘ・マスヴィダルは見ないわけにはいかないでしょう。ダークヒーロー同士の対戦は薬莢の香りが漂う危険な雰囲気満載。KO決着必至か、負けたくない気持ちが先行して判定決着になるか興味津々。今日はWOWOWオンデマンドで観戦しつつ、この試合を中心に電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。
【フェザー級】
×エドソン・バルボーザ
(判定0-3)
◯ブライス・ミッチェル
1R、じわじわと間合いを詰めるミッチェル。しかしバルボーザもローを的確に放って組ませない。しかし打撃の攻防からミッチェルの右フックがヒット。これでバルボーザは尻餅をつく。ミッチェルはすかさず組みつくとリフトするようにテイクダウンに成功。インサイドから肘を当てて攻め立てる。その後はポジションを固めて時間が経過。終了間際にバルボーザが蹴り上げてスタンドに脱出したがこのラウンドはミッチェルが取った。
2R、打撃の交差からミッチェルがタックルでテイクダウンに成功。ポジションを固めていやらしく肘を入れる。立ちあがろうとしたバルボーザのバックに回って再びグラウンドに引きずり込んでラウンドを終えた。バルボーザは完全に光を消されている。
3R、開始直後にミッチェルが両足タックルでテイクダウン。上を固めていたがバルボーザが下から三角絞め!しかしミッチェルは軽めのバスターで脱出。ミッチェルはパスしてハーフからマウントに移行。決められないものの完全にコントロールして試合終了。判定はもちろんミッチェル。予想以上の完勝劇。
【キャッチウェイト(160パウンド)】
◯ハファエル・ドス・アンジョス
(判定3-0)
×ヘナート・モイカノ
1R、パンチの交差からアンジョスがタックルでテイクダウン。一度は立ち上がられるもまたもタックルで倒してグラウンドに持ち込む。しかしモイカノの足を効かせてディフェンス。アンジョスはそのまま上を固めてコツコツと削ってラウンド終了。
2R、一転してスタンドの攻防。アンジョスの左ジャブが的確にヒット。しかしモイカノも右フックを強振。嫌がったアンジョスがタックル。1度は切られたが2度目のトライでしぶとく倒した。その後はポジションを固めてラウンドを終えた。
3R、序盤はモイカノの左右のパンチが相次いでヒット。打ち返されても顔を出して打ってこいとアピールする余裕も。しかしアンジョスはミドルで突き放すと左ハイをヒット。グラついてよろめくモイカノ。アンジョスはそのまま倒してパウンドで仕留めにかかる。モイカノは身体を密着させてディフェンス。なんとか持ち堪えてラウンドを終えた。
4R、ダメージから回復したモイカノはパンチを振るって前に出る。打ち気になったところにアンジョスは胴タックルでテイクダウンに成功。ポジションを固めてハーフからパウンドと肘で削る。モイカノは顔面をカットして流血した状態でラウンド終了。レフェリーとドクターが協議して試合続行。
5R、スタンドのお見合いからアンジョスが胴タックルでテイクダウン。だがモイカノはすぐに立ち上がる。するとアッパーを軸にヒットさせアンジョスのタックルも切ってスタンドの時間が続く。残り1分でモイカノはパンチを振るって怒涛の猛攻。着実に打ち込んだがアンジョスは最後まで凌いで試合終了。判定はアンジョスに軍配。ピンチヒッターのモイカノも見せ場を作った。
【ウェルター級】
◯コルビー・コビントン
(判定3-0)
×ホルヘ・マスヴィダル
1R、パンチの交差からサミングをアピールするマスヴィダル。しかしレフェリーは止めず。コビントンはタックルで組みつく。堪えるマスヴィダルだが、コビントンは崩してスタンドでバックに回る。そのまま潰してグラウンドに移行。マスヴィダルの首を狙いつつポジションをキープ。マスヴィダルはラスト1分でスタンドに戻るがタイムアップ。
2R、開始直後からコビントンはハイを繰り出すなど積極的に手数を出す。マスヴィダルもロー、前蹴り、ミドルで応戦。打撃の攻防からバランスを崩したコビントンに対して上になったマスヴィダルだったが、コビントンは下からタックルを仕掛けて脱出。スタンドに戻るとコビントンの右フックが的確にヒットしてヒヤリとする場面も。
3R、開始直後から前に前に出るコビントン。パンチを当ててからタックルに行く作戦。序盤は凌いでいたマスヴィダルだが、中盤にはついにテイクダウンを許す。上をキープしたコビントンはインサイドからパウンド。じわじわとポジションを移行してバックに奪取。強引にチョーク、フェイスロックを狙うがマスヴィダルはなんとか脱出してラウンドを終えた。
4R、やはりパンチを振るって間合いを詰めるコビントン。何度かタックルに行くがマスヴィダルはケージを背にして堪える。残り2分でコビントンが左右のパンチでラッシュ。危ない場面だったがマスヴィダルは堪える。すると逆に右フックがヒット。コビントンは膝を付いてグラつく。だがうまく後退して距離を取って回復してラウンド終了。
5R、開始直後に間合いを詰めてタックルに行くコビントン。マスヴィダルは切ってバックに回るがコビントンはそのままグラウンドに移行してスイープ。スムーズにバックに回る。マスヴィダルは完全にコントロールされ始めた。コビントンは強引にバックチョークからマウントをキープして試合終了。判定はコビントンに軍配。マスヴィダルの持ち味を消し去った。