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【CJI】フィオン・デイヴィスの相手は、何とマッケンジー・ダーンに。ランガカー&ジョーンズレアリーも

【写真】2月のUFC298のアマンダ・レモス戦の激闘で敗れはしたが、3度目となるファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得しているマッケンジー(C)Zuffa/UFC

18日(火・現地時間)、8月16日(金・同)と17日(土・同)の両日、ネヴァダ州ラスベガスのトーマス&マック・センターで開催されるCraig Jones Invitationalに元ADCC世界チャンピオンで、現UFCファイターの出場が発表されている。
Text by Manabu Takashima

80キロ以下&以上の2階級16人制トーナメント──優勝賞金100万ドル、出場すれば1万1ドルのファイトマネーが確約されるCJI、この発表に先立ち13日(木)には-80キロ級にトミー・ランガカーとリーヴァイ・ジョーンズレアリーの出場が明らかになっていた。


つまり欧州予選77キロから一次予選を制したジョセフ・チェンに続き、二次予選優勝のランガカーと2人の地区トップが世界大会に進まなかったことになる。対してアジア&オセアニア予選からは二次だけに出場し頂点に立ったジョーンズレアリーがCJIに鞍替え、一次優勝の岩本健汰はADCC世界大会にトライする。

この他、いわゆる中堅どころのCJI出場の発表が続く中、18日(火・同)に既に出場を明言していた女子グラップリング界のP4P=フィオン・デイヴィスのスーパーファイトの相手が、マッケンジー・ダーンになることがSNSで発表された。

2015年のADCC世界選手権では女子60キロ級を制しているマッケンジーは、UFC女子ファイターのなかでも特にタフな試合を繰り返しており、現在は連敗中だ8月3日にルピタ・ゴディネスと対戦することが決まっている。

加えて、UFC出場2週間前に2017年のADCC以来となるグラップリング戦を、そのADCCに新設された55キロ以下級で行うことが公表されていた。それが一転してCJI出場。CJIは女子トーナメントが実施されないため、女子グラップラーの転出は少ないと見られていたがデイヴィスに続き、65キロ超級で招待選手枠の1人だったギャビ・ガルシア(何とCJIでクレイグ・ジョーンズと男女マッチに興ずる)、さらにマッケンジーと3つのピナクルを失うこととなった。

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45 AB CJI MMA MMAPLANET o ONE strikeforce UFC YouTube アンドリュー・タケット クレイグ・ジョーンズ ニッキー・ライアン ニック・ロドリゲス フィオン・デイヴィス メイソン・ファウラー ルーク・ロックホールド ロベルト・ヒメネス 岩本健汰

【CJI】ジョゼフ・チェン、ニッキー・ロッド、ヒメネス、ファウラーが転出。元UFC世界王者も!!

【写真】ジョゼフが着用しているラッシュガード、AL LEONEはジョゼフやクレイグ・ジョーンズのスポンサーで、AIGAやアジアのADCCもサポートしている。ここもCJIに関わって来るのか(C)MMAPLANET

8月16日(金・現地時間)と17日(土・同)の両日、ネヴァダ州ラスベガスのトーマス&マック・センターで開催されるCraig Jones Invitational。80キロ以下&以上の2階級16人制トーナメント──優勝賞金100万ドル、出場すれば1万1ドルのファイトマネーが確約されるトーナメントへ、ADCC世界大会からの流出するファイターが現れつつある。
Text by Manabu Takashima

アンドリュー&ウィリアムのタケット兄弟、女子グラップリング界P4Pのフィオン・デイヴィスに続き、CJIがオフィシャルとして出場を明らかとしたのはルーク・ロックホールド、ニッキー・ライアン、ニック・ロドリゲス、ジョゼフ・チェン、メイソン・ファウラー、そしてロベルト・ヒメネスの6名だ。


うちジョゼフ・チェン、ニッキー・ロッド、ニッキー・ライアンの3選手はクレイグと同じB-Teamの所属。そしてジョセフは欧州トライアルの優勝者で、ニッキー・ロッド、ニッキー・ライアンは招待選手としてADCC世界大会出場がアナウンスされていた。

ファウラー& ヒメネスにしても共に99キロ級の招待選手だったが、CJIに鞍替えをしたことになる。ジョゼフはアンドリュー・タケットと並び77キロ級の未来といえる存在で、ヒメンスは昨年のIBJJFノーギワールズの無差別級優勝者、ニッキー・ロッドはADCC世界2大会連続のシルバーメダリストで3月のUFC FPIではヒメネスを下している。

ロックホールドは説明するまでなくUFCとStrikeforceの世界ミドル級チャンピオンで、実は紫帯と青帯時代にノーギワールズを制している。

イベント開催から1週間を待たずして、B-Team所属の有無に限らず実力者たちの出場決定が始まったCJI。ジョゼフとアンドリューとはライバル関係にあると言っても良い岩本健汰もB-teamで出稽古を続けており、その一派といっても過言でない。果たして岩本の決断は?

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45 AB ADCC2024 CJI MMA MMAPLANET o ONE YouTube エルダー・クルーズ クレイグ・ジョーンズ フィオン・デイヴィス マイキー・ムスメシ

【ADCC2024 & CJI】ADCC世界大会にクレイグ・ジョーンズが優勝賞金$100万Tをぶつける

【写真】CJIをいち早く選択したアンドリューとウィリアムのタケット兄弟(C)MMAPLANET

グラップリング界に激震が訪れようとしている?! 世界のグラップリング界の頂点といえば、四半世紀以上ADCC世界選手権がその座にあった。前世紀はMMAファイターとトップ柔術家の戦いが軸のADCCだったがTUF以降、MMAファイターのファイトマネーが急騰し、他分野にチャレンジする選手は減少していった。
Text by Manabu Takashima

柔術家の独壇場となったADCCだが、新足関節時代の到来とともにEBIなどノーギに特化したグラップリング大会が台頭し、特にコロナ禍でトーナメント方式の柔術に代わり、WNOのようなワンマッチ&プロイベント大会が活動を活発化してきた。同時に道着とノーギは競技として別モノという認識が定着するや、2022年のADCC世界大会はケイド&タイのルオトロ兄弟の活躍などもあり、ついにはDoスポーツから観賞用スポーツに昇華されラスベガスのトーマス&マック・センターには1万人以上の観客が集まった。


今年の世界大会からは米国、ブラジルに続き、欧州やアジア&オセニアも予選が2度開かれ男子5階級は16人の参加選手中8名が地区予選ウィナーで、残り8選手が過去の実績を考慮された招待選手というフォーマットになっている。

他方、ONEがサブミッション・グラップリングの王座を認定し、トップ選手と契約。ルオトロ兄弟やマイキー・ムスメシらが世界王者に君臨し、毎試合のように5万ドルのボーナスを手にしている。

適正体重がADCCにないムスメシはともかくとして、ルオトロ兄弟はONEとはエクスクルーシブ契約にあるなかで、ADCC世界大会だけは例外で、ムンジアルと同様にファイナンシャルでなく、世界最強の勲章を手にするために出場しているといえる。

盛り上がり続けるグラップリング界を牽引、もしくは頂点に君臨するADCC世界大会は8月17日(土・現地時間)&18日(日・同)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催が決まっているが、なんと──そのADCCでの活躍もあり名を馳せるようになったクレイグ・ジョーンズの名を冠したクレイグ・ジョーンズ・インビテーショナル(CJI)が同じ週末の金曜=16日と土曜=17日に開かれることが、24日(金・同)に明らかとなった。

ショーアップだけで、ADCC優勝賞金より1ドル多いCJI!!

クレイグ・ジョーンズ(C)SATOSHI NARITA

CJIの売りはグラップリング史上、最高額の支払いがあるというモノ。

80キロ以下と以上の2階級の16人制トーナメントの優勝賞金は驚愕の100万ドル(※1億5600万円)を数える。しかも出場するだけ1万1ドルのファイトマネーが用意されているという。しかも、昨年のADCC世界大会で用いられたトーマス&マック・センターが会場となっている。

世界最高峰のADCC世界大会の各階級の優勝賞金は1万ドル、8人制の女子は6000ドル。金額的な差は絶対といえる。このCJIの開催にいち早く、ADCCワールドから転じたのがウィリアムとアンドリューのタケット兄弟だ。

ウィリアムは米国西海岸予選の88キロを制し、アンドリューは同予選で77キロ級を制している。両者が戦場を変えたのは、ズバリ優勝賞金が目当てだ。アンドリューは「公式にADCCから離れ、CJIに出場する」とSNSに宣言し、「子供の頃からADCCで優勝することは夢だった。ただし、100万ドルは人生を変えることができる額だ。そのチャンスがあるなら、そこにトライする。ADCCの成功を願っている」と言葉を続けている。

兄ウィリアムも「凄くタフな判断だった。特にADCCで勝てる自信があったから。でも100万ドルは僕だけでなく、家族の人生を変えることができる。8月の16日と17日に人生のために体を張る準備はできている」とSNSで発言した。これに伴いADCCでは77キロ級にアンディ・ヴァレラ、88キロ級でエルダー・クルーズの出場が発表されている(とはいえ88キロ級はまだ12人しか選手が埋まっていない)。

(C)SATOSHI NARITA

タケット兄弟に続き、フィオン・デイヴィスもワンマッチでCJIに参戦することを明言した。

前回大会の女子60キロ級優勝でムンジアル二連覇中、ノーギワールズも2021年に制しているデイヴィスは、女子グラップリング界のP4Pといっても過言でない存在だ。今年の世界大会は55キロ級が設けられ、65キロ級、65キロ超級と階級に変化が生じたが、デイヴィスは65キロ以下級に出ても優勝候補に挙げられていたはず。その彼女は「ガザ地区の救援基金をサポートするイベントに参加することを誇りに思う。つまり、私はADCCには出ない」とSNSで所信表明を行っている。

またCJIはYouTubeで無料配信が実施されるとのこと。グラップリング界の地殻変動ともいえるCJIの出現だが、どのような背景を持ち、如何にマネタイズをしていくのかも気になるところ。残り2カ月半、ADCC世界大会はグラップリング界の最高峰の地位を維持できるのか。CJIにどのようなメンツが揃うのか注視したい。

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