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【LFA144】計量終了 堀内✖プエルタは問題なし。バンタム級王座決定戦はガフロフ勝利のみ新王者誕生

【写真】シウバの体重オーバーで変則王座決定戦に(C)LFA

14日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA144「Gafurov vs Silva」の計量が13日(木・同)に行われている。

日本から出場の堀内佑馬は、対戦相手のフアン・プエルタとともに計量をクリア。

堀内は仕切り直しの一戦かつUFCに向け大まくりが可能となる大切な戦いに挑む。


対して5月のブラジル大会でバンタム級王座とダニエル・アルゲータと争い敗れたジエゴ・シウバが、8月のアスカル・アスカル戦におけるスプリット判定勝利で、2度目の王座──アルゲータのUFCとの契約による空位となった──挑戦は、計量失敗により勝ってもベルトを巻くことができない変則王座決定戦として実施されることとなった。

勝てば王座戴冠となるムイン・ガフロフはONEからUAEWを経て昨年のコンテンダーシリーズに出場も、スピリット判定負けで契約できず。6月にLFAに初参戦し、Fury FCバンタム級王者のエルベチ・ソウザを右オーバーハンドからのパウンドで倒し、今回の王座決定戦に駒を進めてきた。

シウバが勝った場合は王座空位のまま、ガフロフが勝利した場合のみ新チャンピオン誕生となる変則王座決定戦──チャンピオンが常にステップアップしていくフィーダーショーのベルトの行方はどうなるのか。

■視聴方法(予定)
10月15日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■LFA144計量結果

<LFAバンタム級王座決定戦/5分5R>
ムイン・ガフロフ: 134.2ポンド(60.87キロ)
ジエゴ・シウバ: 137.6ポンド(62.41キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヘイダーマン: 243ポンド(110.22キロ)
ダイクォン・バックリー: 262.6ポンド(119.11キロ)

<フライ級/5分3R>
堀内佑馬: 125.6ポンド(56.97キロ)
フアン・プエルタ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・レヴェル: 184.4ポンド(83.64キロ)
ヘナート・ヴァレンチ: 184ポンド(83.46キロ)

<フライ級/5分3R>
クリスチャン・ナティヴィダッド: 125.2 ポンド(56.78キロ)
イスラエル・ギャルヴァン: 125.6ポンド(56.97キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ジョーンズ: 154.6ポンド(70.12キロ)
クリスチャン・ターナー: 155ポンド(70.31キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ロナルド・コールマン: 260.8ポンド(118.29キロ)
チャト・ワイエスト: 227ポンド(102.96キロ)

<バンタム級/5分3R>
アダム・アイサ: 134.8ポンド(61.14キロ)
マテオ・ゴンザレス: 134.4ポンド(60.96キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブレイディ・ミナー: 169.4ポンド(76.83キロ)
パトリック・リベラ: 170.8ポンド(77.47キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
シャイアン・バワーズ: 134.8ポンド(61.14キロ)
ナランジャガル・ツェンダユシュ: 134.4ポンド(60.96キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニールセン: 170.6ポンド(77.38キロ)
ベン・シャウアー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ライト級/5分3R>
アンドレス・マーリー: 154.8ポンド(70.21キロ)
ホビソン・ジュニオル: 154.6ポンド(70.12キロ)

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【LFA144】乾坤一擲対決=プエルタ戦へ、堀内佑馬─02─「シン日本人どころか崖っぷち日本人」

【写真】やるっきゃない。頑張るしかない──堀内佑馬だ(C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA144「Gafurov vs Silva」でフアン・プエルタと対戦する堀内佑馬インタビュー後編。

Road to UFCからUFCと契約という道は途絶えた。しかし、プエルタはコンテンダーシリーズで勝利し、Titan FCフライ級の頂点に立った相手だ。この組み技至上主義ファイターを相手に、「寝技に付き合い、スクランブルで疲れさせます」と言い切った堀内は前回の敗北で良い意味で開き直ることができたかのようだ。

UFCに行くにはもう負けられない。しかし、勝てば大きくゲインできる相手との戦いを控え堀内からは崖っぷちの状態もアドバンテージにしたかのような絶対的な意志の強さが伝わってきた。

<堀内佑馬インタビューPart.01はコチラから>


──対戦相手が代わって、勝てばオイシイ率がグンと上がりました。

「ホントにあの負けをひっくり返せるじゃんって。最高の相手ですよね。今回は前の対戦相手と試合をするために9月の終わりまで日本で練習していて。ファイトキャンプとすれば半分は日本でやって、それからこっちにも戻ってきた日に対戦相手が代わりました。でも1週間はコーチとちゃんと話して、しっかりと対策練習はデキています」

──リーチがあって、しつこい組みをする選手という印象があります。ハイライトリール的な勝利はグスタボ・バラルト戦のヒザ蹴りのKO勝ちですが、それよりも組みの選手かと。

「バラルトに勝った時は、二段のヒザ蹴りでしたね。でも、確かに本来の試合はしつこい組みかと思います。レスリングと柔術がミックスしたみたいなスタイルで、コーチも『抑えてくるだろう』って言っています。

ここでこの相手が来るのマジで良いなぁって思って(笑)。俺の今の状況からすると、最高過ぎます。いつの間にか9勝5敗とかっていうレコードになってしまって。どんどんUFCが遠のいていて。6敗とかなると、UFCは難しいと思うので……もう負けられないです。ここからは毎試合、最後だって思いながら戦わないといけないですけど、絶対に取るべき相手です」

──プエルタもここで落とせばUFCはないという気持ちでいるかと思います。

「そうですね。12連勝とかしていて、前回の試合はUAE Warriorsで負けた。34歳とかで、年も年ですしね」

──しかも、12連勝目が去年のコンテンダーシリーズで判定勝ちしたのですが、ダナ・ホワイトに『ここはコンテンダーシリーズだぞ』とダメだしされて、契約を勝ち取れず涙目になっていました。そこからの仕切り直しで、連勝が途絶えるという……。UFCに向けてラストチャンスで、思い切り乾坤一擲ファイトを仕掛けてくる可能性もあるかと。

「あの中国人に勝ったけど、最後にテイクダウンを狙った選手ですよね。でも戦い方は同じだと思いますよ。組んでケージに詰める。そこからテイクダウンを狙って、抑えようとする。変わらないですよ。絶対、あのままで。いやぁ、楽しみで仕方ないですね。

組ませないで打撃で行っても良いですし、組まれて倒されても……本当にしつこいので。でも、そうなったら寝技で付き合います。変に警戒はせず。流れで行こうと思います。倒されても、バックを取るのは巧いから──そこは気を付けてスクランブルで疲れさせようかと」

──今回はABEMAでの中継がなくて、日本で視聴するにはUFC FIGHT PASSだけになります。

「まぁ、残念ですけど……それも良いかなぁって。なんか日本では誰も知らない、ジャングルみたいなところで俺は戦っているぞっていう感じで。俺はもともとそういうことがないところから始めているんで。それはそれで格好良いかなって(笑)。

LFAって日本からすれば未開の地ですよ。だから放送がないのも面白い。そういうところなんだって。8月に田中(路教)さん達、日本人が3人揃って負けたじゃないですか。ここでプエルタに勝てば、逆にオイシイなって思っています。全ては俺のためにあるような気がしています」

──もうRoad to UFCショックは吹っ切れて、前しか見ていない状態ですか。

「いやぁ、ホントに終わった直後はダメだったんですけど。もう何とも思っていない──って言えば、それは嘘になっちゃいます。でも、もうやるだけなんで。あの試合は済んだことだし、前を向かないと次に行くことはできないので。目指すはLFAのベルトですかね」

──では、改めて再起戦への意気込みをお願いします。

「そうッスね。ちょっと頑張って……いやぁ、前の試合ではシン日本人を見せることができなかったので。これからシン日本人というよりも、崖っぷち日本人になってしまったので1試合1試合、最後のつもりでやるしかないし、頑張るしかないんで──頑張ります」

■視聴方法(予定)
10月15日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■ 対戦カード

<LFAバンタム級王座決定戦/5分5R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ジエゴ・シウバ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)
ダイクォン・バックリー(米国)

<フライ級/5分3R>
堀内佑馬(日本)
フアン・プエルタ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・レヴェル(カナダ)
ヘナート・ヴァレンチ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
クリスチャン・ナティヴィダッド(米国)
イスラエル・ギャルヴァン(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ジョーンズ(米国)
クリスチャン・ターナー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ロナルド・コールマン(米国)
チャト・ワイエスト(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ブレイディ・ミナー(ブラジル)
パトリック・リベラ(米国)

<バンタム級/5分3R>
アダム・アイサ(米国)
マテオ・ゴンザレス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
シャイアン・バワーズ(米国)
ナランジャガル・ツェンダユシュ(モンゴル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニールセン(米国)
ベン・シャウアー(米国)

<ライト級/5分3R>
アンドレス・マーリー(米国)
ホビソン・ジュニオル(ブラジル)

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【LFA144】強豪プエルタと再起戦、堀内佑馬─01─に訊いたRTU「終わった。格闘家人生が終わった」

【写真】フエルタ戦を週末に控えた堀内に、Road to UFCのことを聞かずにはいられなかった(C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA144「Gafurov vs Silva」に堀内佑馬が出場し、フアン・プエルタと対戦する。

10代で渡米し、UFCを目指してきた堀内が掴んだRoad to UFCというチャンス。しかし、トップノイ・キウラムに判定負けを喫し、儚くも夢が現実になることはなかった。何よりも勝負を賭ける場面、オタツロックでホールドして試合を終えるという悔いの残る戦いをなぜ堀内はしてしまったのか。

再起戦、元Titan FCフライ級王者でコンテンダーシリーズでも勝利している強豪プエルタとの戦いを目前に控えた堀内に対して──人生を賭けた場で、勝負に出られなかった理由を尋ねずにはいられなかった。


──もう、すっかり頬がこけていますね。

「あと水抜き分ぐらいですかね」

──LFAは計量の前日に現地入りなので、アーバインでそこまで落とす必要があるのですね。

「そうですね。今回はスーフォールズに到着するのが夜の10時ぐらいなので、水抜きは少し心配です」

──ファイトウィークのタイミングで申し訳ないですが、6月のRoad to UFCを振り返ってもらいたいのですが。あの展開、3Rにポジションは取っていても堀内選手はフィニッシュに向けてパウンドを落としたり、一本を狙う必要がある場面でホールドした状態でタイムアップを迎えてしまいました。あの時、どういう心境だったのでしょうか。

「あの時……、気づいたら試合が終わっていました。気づいた時にはホテルの部屋にいたというような感じで。なんなんですかね……」

──それは何かダメージがあったということですか。

「いえ、そういうことではないです。ダメージはなかったです。夢に飲まれた感じがしました(苦笑)。飲まれたのか……それも分からないです、我に返ったときには『終わった』と思いました。その『終わった』という感覚しか覚えていないんです。

減量も過去最高に上手くいって、練習もこれまでで一番といえるだけやっていたのに。マジでどうなっているのか……試合後はただただ悔しかったです。いや悔しかったのより、もう終わったという感じでした……。

試合後のホテルでオーヤマ・コーチにも色々と言われましたけど、その時ももう『終わった。格闘家人生が終わった』という気持ちしかなかったので、聞いてはいたのですが、あまり頭に入ってこないぐらいでした。ホントに終わったと……勝てた試合ですし、ようやくUFCと絡めた試合だったのに……それを落としたということは、けっこうきつかったです」

──終わったということは、MMAは引退というぐらいの気持ちだったのですか。

「シンガポールのあとビザの更新で日本にいないといけなかったのですが、帰国しても2、3週間は練習もしていなくて……遊んで、ボォッとしたり好きなことだけをしていました。でも結局……格闘技が一番楽しかったです。好きにしていた時期に、僕が所属していたタンタン・ファイトクラブが活動を再開して、そこの先輩でRISEとかに出ている吉沼大輝選手が練習に誘ってくれて。

僕がどれだけあの試合に賭けていたのかを分かっていたので、一切格闘技の話とか皆がしてこないんですよ。それでも元気つけようとしてくれていて。凄く応援してくれていることが伝わってきました。だったら、俺にも価値があるなって考えるようになりました。そこで、やっぱり諦めることはできない──夢を諦めたくないという気持ちになってきました。

で、また1日に3部練とかしっかりと練習するようになって。ただビザを取るにも試合が決まらないという話で、キックはタンタン・ファイトクラブでやり、MMAはMe,Weでやらせてもらっていました」

──おお、Me,Weですか!!

「試合が9月に入ってから決まって。そこからチーム・オーヤマに戻っても十分な時間がないので、Me,Weでしっかりとお世話になりました」

──Me,Weで練習するようになったのは?

「僕の師匠の宮下(トモヤ)さんが山﨑(剛Me,We代表)さんにセコンドに就いてもらったりしていたので。だったら僕も日本では山﨑さんに見て欲しいと思いました。倉本(一真)さん、佐々木憂流迦さん、山北(渓人)君、(藤田)大和君とか、村田夏南子選手や魅津希選手もいました。あとTSUNE選手もそうですね。僕は中学と高校の時にGRABAKAのプロ練習に参加させてもらっていて、恒村(俊範=TSUNEの本名)さんはその頃からの知り合いなんです。それもあって恒村さんにもよくしてもらって、凄く良い練習ができました」

──藤田選手は日本のフライ級のトップです。練習を一緒にしてみて、どのような感触でしたか。

「いやぁ……良い練習でした。メチャクチャ良い練習でした。Me,Weには色々なタイプの選手がいるので、素晴らしい環境だと思いました。山﨑さんの人柄ですよね。1日中、山﨑さんはジムにいるし。バッチリ、練習できました。それとチーム・オーヤマは組み中心なんですけど、日本ではMe,WeでMMA、タンタン・ファイトクラブでキックと打撃をいつもより多めにデキたので、凄く良い状態でした。

もともとLFAからは、最初はブラジル人のフィリッピ・ブネスという選手と戦うというオファーだったんです。でもアーバインに戻って来てから、対戦相手が代わって」

──いやぁフアン・プエルタは元Titan FCのフライ級王者で、去年のコンテンダーシリーズでも勝利しています。

「ハイ、全然良い相手になりました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
10月15日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■ 対戦カード

<LFAバンタム級王座決定戦/5分5R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ジエゴ・シウバ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)
ダイクォン・バックリー(米国)

<フライ級/5分3R>
堀内佑馬(日本)
フアン・プエルタ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・レヴェル(カナダ)
ヘナート・ヴァレンチ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
クリスチャン・ナティヴィダッド(米国)
イスラエル・ギャルヴァン(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ジョーンズ(米国)
クリスチャン・ターナー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ロナルド・コールマン(米国)
チャト・ワイエスト(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ブレイディ・ミナー(ブラジル)
パトリック・リベラ(米国)

<バンタム級/5分3R>
アダム・アイサ(米国)
マテオ・ゴンザレス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
シャイアン・バワーズ(米国)
ナランジャガル・ツェンダユシュ(モンゴル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニールセン(米国)
ベン・シャウアー(米国)

<ライト級/5分3R>
アンドレス・マーリー(米国)
ホビソン・ジュニオル(ブラジル)

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DWCS S05 Ep10 MMA UFC   シャン・チーファー ジャスティン・バーリンソン チオルェン フアン・プエルタ マァフゥシャトゥ ユアン・リネス

『Dana White’s Contender Series 46』試合結果

Dana White's Contender Series 46 results: Two UFC contracts awarded, but not for wheel kick KO(MMAJunkie)
・Maheshate def. Achilles Estremadura via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Yohan Lainesse def. Justin Burlinson via knockout (punches) – Round 1, 1:37
・Erisson Ferreira de Silva def. Qiu Lun via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Jonas Bilharinho def. Canaan Kawaihae via TKO (spinning wheel kick) – Round 3, 4:00
・Juan Puerta def. Shang Zhifa via split decision (29-28, 28-29, 29-28)


【DWCS S05 Ep10】フアン・プエルタ、3Rは足を使ってシャン・チーファーに競り勝つ。中国勢は4連敗(MMAPLANET)

【DWCS S05 Ep10】音無しの14分から後ろ回しカカト蹴りでKO。一発必倒のビリャリーニョ、契約なるか(MMAPLANET)

【DWCS S05 Ep10】チオルェンに競り勝ったジ・シウバ。8月に亡くした娘に「全てを彼女に捧げる」(MMAPLANET)

【DWCS S05 Ep10】見事なワンツー、左フックでユアン・リネスがバーリントンからKO勝ち(MMAPLANET)

【DWCS S05 Ep10】マァフゥシャトゥが中国勢から初勝利。リネスと共にオクタゴン行きを勝ち取る(MMAPLANET)


 11月2日にラスベガスのUFC APEXで開催された『Dana White's Contender Series 46』の試合結果。マァフゥシャトゥとヨハン・レイネスがUFCとの契約を勝ち取っています。


 ヨハン・レイネス vs. ジャスティン・バーリンソン ハイライト動画。続きを読む・・・
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DWCS S05 Ep10 MMA UFC シャン・チーファー フアン・プエルタ

【DWCS S05 Ep10】フアン・プエルタ、3Rは足を使ってシャン・チーファーに競り勝つ。中国勢は4連敗

<フライ級/5分3R>
フアン・プエルタ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
シャン・チーファー(中国)

サウスポーのプエルタが左右に動きながら、ロー&右ジャブを繰り出す。シャンは左ハイをガードし間合いを測ると、ローをかわす。プエルタの前進に下がりながらフックを振るうシャンは、オクタゴン中央を陣取ると右を見せて前に出る。ヒザを入れたプエルタは、ローをキャッチしてテイクダウンに成功する。三角狙いのシャンに対し、手首をフリーにしたプエルタが上から細かいパンチを落とす。

シャンはケージに詰められバタフライガードを取るが、腰をコントロールされ足がきかなくなるとエルボーを被弾する。ウィザー&蹴り上げからケージを利して立ち上がったシャンは、プエルタの2度目のヒザ蹴りをすくって上を奪う。残り20秒、プエルタは下から抱えてパンチをもらわず時間を迎えた。

2R、距離を詰めたシャンは、ケージを背負ったプエルタに右ストレート。組まれてもテイクダウンを取り、スクランブル狙いのプエルタのバックを伺う。右腕の上から足をフックしにかかったシャンは、結果的に前方に落とされプエルタはスクランブルを潰し、バタフライガードにもパンチを落としていく。

シャンは足を抜かせず、両者が上下からパンチを見せるなかスクランブルでプエルタがバックに回りワンフックで殴る。背中を伸ばしに掛かったプエルタが、両足をフックし側頭部にパンチを落とす。厳しい状態のシャンは腰を上げようと我慢の時間が続く。手首を掴むシャンに対し、プエルタは肩パンチを落とすに留まった。

最終回、右オーバーハンドを繰り出したシャンがフックを振るって前に出る。アッパーをかわしたプエルタは、右に回りながらカウンターを狙うが、手は出ない。シャンの左に右を合わせたプエルタがワンツーで前に出るが、すぐにケージを背負った位置になる。組んできたプエルタをケージに押し込んだシャン。体を入れ替えられそうになると、離れて左ボディストレートを入れる。

手数が減ったプエルタが右オーバーハンド、左フックを被弾するが、それほど威力はないか。シャンは組んで右フック、直後の離れると左ジャブをヒットさせる。さらに右を届かせたシャンに対し、とにかくプエルタは回る展開を続ける。残り1分、組んでケージに詰めたシャンはテイクダウンは奪えず自ら離れる。

逆転に前に出るシャン。プエルタはここを逃げ切っても、UFCとのサインは期待薄という3Rだった。1R、2Rはプエルタ、3Rはシャンと明白だったファイトはスプリットに割れたがプエルタが判定勝ちを手にした。

バックステージインタビューでプエルタは「3Rは向かってくる彼にカウンターを狙っていたんだ。でも1Rと2Rは僕がリードしていた。僕はグラウンドではこの階級でトップだ。彼はエスケープに長けていた。フィニッシュをしたかったけど、彼はタフで……もっと良い試合がしたかった」と話した。


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Combate Global DWCS S05 Ep10 MMA ONE UFC アキーリス・エストレメドゥーラ イェン・チーフエイ シエ・ビン シャオ・ロン シャン・チーファー フアン・プエルタ

【DWCS S05 Ep10】最終週も中国から3選手出場。Titan FC王者プエルタ&元アシェカポエイラ戦士も注目

【写真】シャン・チーファーと対戦するフアン・プエルタ。胴もリーチも長く、ヒザ蹴りやバック奪取後のRNCは要注意が必要だ(C)SCOTT HIRANO/COMBATE GLOBAL

2021年のDana White Contender Seriesの最終第10週が2日(火・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催される。

大安売りといえば語弊があるが、契約ファイターが続出した今年のコンテンダーシリーズ。UFCとの契約を勝ち取るためのファイトスタイルも、ひたすらアグレッシブな打撃戦とほぼほぼ色が固まった感がある。

世界の最高峰を目指し、この場で契約を勝ち取ろうとするならその戦いをすべき。そんなコンテンダーシリーズ最終週には中国から再び3選手が出場する。


1週間前にもシャオ・ロン、イェン・チーフエイ、シエ・ビンと同じく3人のファイターが挑み、3敗と結果を残せなかった中国勢。

今大会ではまず第1試合にWLF暫定フライ級王者で過去のコンテンダーシリーズでも最も戦績を重ねているであろう31勝7敗のシャン・チーファーが登場し、元Titan FCフライ級王者&Caged Aggression MMAフライ級のフアン・プエルタと戦う。

キャリアの序盤に4連敗を経験し、10戦目までは5勝5敗だったシャン・チーファーは、2014年6月からは27勝2敗というレコードを残している。そのうちの1敗は鈴木隼人に喫したものだ。

対するプエルタはTitan FC暫定フライ級王者から正規王者に認定され2度の王座防衛を果たした後、Combate Americasに戦場を移した。しかし、コロナ禍で連続して出場予定だったイベントがキャンセルになり、再びTitan FCに戻ると連勝した後に、Combate Global経由でコンテンダーシリーズに進出を果たした。現在11連勝中のプエルタも通算戦績は22勝6敗で33歳、ラストチャンスといえるシャン・チーファー戦となる。

第3試合でエリソン・フェヘイラと対戦するチオルェン、メインでアキーリス・エストレメドゥーラと戦うマァフゥシャトゥは揃って、四川省のエンポ・ファイトクラブからUFC PI上海でトレーニングをするようになったアバチベット族ファイターだ。

UFCで活躍するスムダーチー、ONEストロー級でキャリア初黒星を喫したバンマートォーチーと同じ民族で同じジム出身の両者は、シャン・チーファーと同様にWLFで戦ってきた。とはいえ完全に閉ざされたMMAワールドといって良いWLFでの戦績は彼らの実力を測るバロメーターにはなり辛い。

とはいえアジアから唯一、コンテンダーシリーズ出場の機会を与えられた国の選手たちだ──アジア代表としてUFCとの契約を勝ち取って欲しいモノだ。

そんななかマァフゥシャトゥと対戦するエストレメドゥーラにも注目したい。カナダのBattlefield Fight Leagueのライト級王座をプロ3戦目で獲得し、4度の王座防衛に成功しているエストレメドゥーラはチェックマットMA所属だが、かつてはアシェ・カポエイラに在籍していた。

アシェ・カポエイラといえば巌流島で活躍したマーカス・アウレリオが思いださせる。ただしエストレメドゥーラは大外の軌跡を描く左ミドルこそ弱冠メイア・ルーア・ジ・フレンチっぽくもあるが、彼の攻撃にはほぼほぼ戦闘カポエイラ集団=アシェ・カポエイラらしさは見られない。

エストレメドゥーラがどれだけカポエイラをマスターしているか分からないが、そのフィジカルの強さとバランスを失いそうな打撃のなかで、軸が残っている辺りにその片鱗が伺えるか。いずれによせ、強靭なフィジカルから繰り出されるボディショット、フックの連打は荒さを込みで魅力的なファイターだ。

■視聴方法(予定)
11月3日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■DWCS S05 Ep10対戦カード

<ライト級/5分3R>
アキーリス・エストレメドゥーラ(ブラジル)
マァフゥシャトゥ(中国)

<ウェルター級/5分3R>
ユアン・リネス(カナダ)
ジャスティン・バーリンソン(英国)

<フライ級/5分3R>
チオルェン(中国)
エリソン・フェヘイラ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョナス・ビリャリーニョ(ブラジル)
ケイナン・カワイハエ(米国)

<ライト級/5分3R>
シャン・チーファー(中国)
フアン・プエルタ(米国)

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other MMA Report Titan FC66 フアン・プエルタ ブログ

【Titan FC66】鼻を折っていたプエルタ、攻撃より口撃の多かったペナフィルを破る

<フライ級/5分3R>
フアン・プエルタ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジョー・ペナフィル(米国)

元フライ級王者プエルタが左ローを蹴る。ペナフィルはスイッチで構えを変えるが、ローで前足を削られる。ノーガード、距離を取るペナフィルは左ローを受けると構えを変えるが、待ちの姿勢を続けローを蹴られる場面が多い。プエルタのクリンチを切ったペナフィルは、様子見のファイトながらローで蹴られ続け、手数が非常に少ない。

プエルタの右フックに投げキッスを見せたペナフィルだが、ミドルを蹴られローに繋げられる。頭、上半身を振る変則的なスタイルのペナフィルは、とにかく手数が少ない。そのペナフィルが時折り見せるパンチは手打ちだ。プエルタは跳びヒザを狙い。ワンツーで左を当てる。さらに左ローを2つ入れたプエルタが文句なく初回を取った。

2R、プエルタが左右に回りながら右ロー、ワンツーを当てる。ダブルレッグは切ったペナフィルは右を伸ばし、初回より積極的な動きを見せる。それでもプエルタが右フックを当て、前足をローで蹴る攻撃を続ける。ペナフィルはダブルレッグからボディロック、バックに回り、プエルタが胸を合わせるとシングルに切り替える。

腕を差して離れたプエルタがワンツーから、逆にハイクロッチでテイクダウンに成功する。股下を抱えて上体を起こしているペナフィルだが、クラッチが外れケージを掴んで立ち上がる。これをレフェリーが流し、プエルタはテイクダウン狙いからバックを取られてしまう。ペナフィルはここで攻めず、プエルタは離れてローを蹴りタイムに。ファイト中は動かないペナフィルが、プエルタに近づき首を掻っ切るポーズを取った……。

最終回、頭を振って前に出るペナフィルが右フックを当てる。間合いを外したプエルタは右フック&右ロー、ペナフィルも右を返し、近い距離でパンチの交換へ。ここでプエルタがローを入れ、さらにワンツーローを決める。

ペナフィルは左右のフックで前に出て、真っすぐ下がったプエルタの顔面を打ち抜くと、テイクダウン狙いを切ってバックへ。ワンフックのサイドバックのペナフィルは、プエルタにケージに押し込まれ下にされてしまう。スイッチでバックを伺いつつ立ち上がったペナフィルが、プエルタのキムラを防ぐ。ガードを取ったプエルタが、起き上がりながらシングルへ。

ペナフィルが切ると、プエルタは立ち上がらずガードを取り直す。ペナフィルは寝技に応じるが、すぐに立ち上がってボディにパンチを落とす。プエルタも下にい続け、逃げ切りを狙ってタイムアップを迎えた。何やら言葉を発し続けるペナフィルに対し、プエルタのセコンド=マルコ・パフンパが呼応しそうになる場面も、

結果は初回と2Rを取ったプエルタが逃げ切り判定勝ち、ペナフィルは最終回の動きが初回、遅くても2Rから欲しかった。勝者は2週間前に鼻の骨を折っていたことを明らかとし、10連勝&21勝目を挙げUFC出場をアピールした。


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【Titan FC66】残念、ケイラ・ハリソンの対戦相手が脱水症状へ病院へ。フライ級トップのプエルタに注目!!

【写真】ケイラの穴埋めには……ならない? フライ級トップのプエルタ (C)TITAN FC

17日(木・現地時間)にフロリダ州マイアミのインターコンチネンタルホテル・マイアミで開催されるTitan FC66でケイラ・ハリソンと対戦予定だったジョゼッティ・コットンが欠場し、ケイラの試合はラインナップから消えることとなった。


コットンは計量前に脱水症状に陥り、病院に運ばれドクターストップが掛かった。ライト級で組まれたハリソン戦を前にして、コットンは180ポンドから体重が落ちないという連絡をプロモーションにしていたという情報もあり、Titan FCのレックス・マクマホン代表もその事実を認めている。

コットンが一体どのようなプランで減量に挑んでいたのかは不明だが、最大の注目だったケイラの試合がなくなった事実は変わりない。ケイラは2021年4月にスタートするPFL2021のスタートまで、2試合を他のプロモーションで戦うことを認められており、既にInvicta FCで1試合を消化済みだ。果たして2021年にTitan FC、もしくは他プロモーションの出場はあるのか、気になるところだ。

ケイラの出場がなくなった今大会、一番の注目はフライ級王者フアン・プエルタか。一度はCombate Americasに戦場を移すことを決めたプエルタだが、同プロモーションがコロナ過で活動再開を取りやめ、11月22日のドミニカ大会でタイタンFCに復帰を果たし、2カ月連続の出場でジョー・ペナフィルと戦う。

■視聴方法(予定)
12月18日(金・日本時間)
午前10時30分~ UFC FIGHT PASS

■ Titan FC66対戦カード

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・アジス(ブラジル)
ジェレミー・ホロウェイ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジュアン・プエルタ(米国)
ジョー・ペナフィル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・クース(米国)
ハリソン・メレンデス(米国)

<フライ級/5分3R>
クリスチャン・イナストリア(米国)
ジョー・リッチ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ディラノ・テイラー(米国)
マイケル・コーラ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デンゼル・フリーマン(米国)
テランス・ホッジス(米国)

<フライ級/5分3R>
ロイベルス・エチェベリア(ベネズエラ)
ジョン・アルセ(米国)

<フライ級/5分3R>
グスタヴォ・ヴィラミル(米国)
ケアネオ・モイヤー(米国)

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【Combate Americas60】コンバッテ・アメリカ再開大会のセミで、ヤネス✖アダメスの女子マッチ

【写真】疑問の残るタイトル戦の判定負けからの再起戦で、アダメス(右)と対戦するヤネス(C) COMBATE AMERICA

7日(火・現地時間)、Combate Americasより8月28日(金・同)にフロリダ州マイアミで開催される無観客大会=Combate Americas60のセミでクリサイダ・アダメス✖デザレー・ヤネスの女子120ポンド契約マッチが組まれることが発表されている。

南北アメリカ・スペイン語圏最大のMMAショーであるコンバッテ・アメリカは、3月13日のアリゾナ州ツーソン大会から活動を停止してきたが、マイアミのクローズドショーでリスタート──メインではTitan FCフライ級王者フアン・プエルタ✖デイヴィッド・デュランの初代Combate Americasフライ級王座決定戦が組まれている。


ヤネスは昨年12月にCombate Americas女子ストロー級王座決定戦で、僅差の判定負けをメリッサ・マルチネス相手に喫している。とはいえ、このスプリット判定負けはジャッジのスコアが論争を呼び、3月20日のメキシコ・シティ大会でダイレクト・リマッチが決定していた。

同大会はコロナ感染拡大の影響で中止となり、ヤネスは今大会のキャッチウェイト戦で再起戦を測ることとなった。対するアダメスはドミニカ共和国生まれフィラデルフィア育ちの選手で、キャリアはまだ3戦目のストライカーだ。

米国は今やスペイン本国の4770万に測る4100万人のスペイン語を母国語する住民が住んでおり、Invicta FCだけなくコンバッテ・アメリカもUFCへのラテン系ファイターの供給源として有力視されている。そだけにセミで組まれる意味合いも含め、興味深いマッチアップだ。

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【Combate Americas60】ラテンアメリカMMAの旗艦=コンバッテアメリカもフロリダで活動再開

【写真】コンバッテ・アメリカからはバンタム級王者のグスタボ・ロペスがUFCにステップアップしたばかり。Titan FC からプエルタは二冠とオクタゴン行きを目指す(C) TITAN FC

23日(水・現地時間)、Combate Americasが8月28日(金・同)、9月11日(金・同)、25日(金・同)にフロリダ州マイアミで無観客大会を開催することを発表している。

コンバッテ・アメリカはラテンアメリカ、スペイン語圏最大のMMAプロモーションで2011年にUFC01から11まで関わっていたTVプロデューサーのキャンベル・マクラーレンによって創設され、2013年の旗揚げ大会から実に56度に渡りイベントを行ってきたプロモーションだ。

本部はNY、実働部隊はLAを拠点にヒスパニック系住民が多いカリフォルニア、テキサス、アリゾナとメキシコ、そしてペルーなどで活動してきたコンバッテ・アメリカだが、当然のようにCovid19の影響を受けて、3月13日のアリゾナ州ツーソン、20日はメキシコ・メキシコシティ、27日のカリフォルニア州フレズノ大会をキャンセルしてきた。

今回、活動再開となる60回大会では初代フライ級王座決定戦としてフアン・ペレルタ✖デイヴィッド・デュラン戦が組まれ、全米大手スペイン語放送局UNIVISIONとそのスポーツ中継チャンネルのウニビシオン・デポルテス・ネットワーク=IUDN、HD放送局のAXS TVで中継され、メキシコではフリーTVのTelevisa Canal 5=テレビア・カナル・シンコで放送される。


マイアミ在住のコロンビア系米国人のプエルタは、現在7連勝中で昨年10月にTitan FCフライ級王座に就いているファイターだ。2018年12月にカザフスタン大会で暫定王者となり、昨年6月に正規王者、10月に初防衛に成功していた。Titan FCの王者からUFCやコンテンダーシリーズでなく、コンバット・アメリカをターゲットとしたとはいえ、その先にオクタゴンを見ていることは変わりないだろう。

対するデュランはBellatorでは白星に恵まれていないが、コンバット・アメリカでは3連勝中のオレンジ・カウンティ在住の選手。今大会に向け、コンバッテ・アメリカではカリフォルニアからマイアミに向かうスタッフは、それ以前にPCR検査を受け、現地でもフロリダ州ボクシング・コミッションの規定に則し選手、セコンド、スタッフという大会に関係する全員がPRC検査と抗体検査を受けることとなっている。