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UFC on ESPN+80:第1試合・ブレイディ・ヒースタンド vs. バットゲレル・ダナー

バンタム級

ヒースタンドは一昨年のTUF29準優勝。決勝でリッキー・トゥルシオスにスプリット判定負けし、1年以上のブランク明けとなった昨年11月にUFC0勝1敗のファーニー・ガルシアと対戦。序盤にフラッシュダウンを奪われるなど、打撃では劣勢だったが、しつこくタックルを仕掛け、ポジションを取っての判定勝ち。まだ23歳。

モンゴルのダナーはここまでUFC3勝3敗。元ONEフェザー級王者でモンゴルMMAのパイオニアジャダンバ・ナラントンガラグの弟子。3連勝後にUFCデビューから5勝0敗1分けのクリス・グティエレスにバックブローをもらいKO負け。前戦は昨年6月のシンガポール大会で、韓国のカン・ギョンホ相手に僅差の判定負けで連敗となった。これまではジャクソンウィンクMMAでトレーニングしていたが、今回からヘンリー・セフードらが所属するファイトレディに移籍。レスラーが多い環境でレスリングが強化してきている。ファイトレディに出稽古に来ていた倉本一真ともスパーリングをしてきたとのこと。

打撃でプレスしていくダナー。ケージ際をサークリングするヒースタンド。タックルのフェイントを見せる。ダナーカーフキック。ヒースタンドもカーフを打ち返す。ヒースタンドタックル。ダナー脇を差して受け止めたが、ケージに押し込んだヒースタンド。こらえながらパンチを入れるダナー。投げて倒し鉄槌を入れたダナーだが、ヒースタンド立って離れた。ミドルを一発入れたヒースタンド。ヒースタンドのサークリングが続く。残り1分。ヒースタンドまたタックル。切ってパンチを入れたダナー。さらにタックルに来たところを受け止めると膝を入れる。ジャブを入れるダナー。残り10秒でパンチ連打を入れて出ていくダナーだが、最後にヒースタンドのパンチを貰い膝を着く。ホーン。

ややダナーという展開だったが、最後にフラッシュダウン気味に倒したヒースタンドのラウンドか。

2R。ダナーいきなり左を打ち込みダウン奪取!すぐに立ったヒースタンドにプレッシャーをかけていく。ヒースタンドタックル。ケージに押し込んだ。テイクダウン。両者鼻血を出している。立とうとするダナーのバックに回った。ハーフバック。前に落とそうとするダナーだが、足の指でケージを掴んで耐えるヒースタンド。反則だがレフェリー見えてない。両足フックしバックマウントに。チョークを狙っていく。正対させようとするダナー。正対に成功し上を取った。インサイドから肘・パウンド。ヒースタンドは下からホールドして凌ぐのみ。残り50秒で起き上がりタックルに入って立ったヒースタンド。またプレスするだねー。ヒースタンドまたサークリングするが動きが落ちている。ホーン。

2Rはダナーのラウンド。

3R。今度は下がらなくなったヒースタンド。しかしダナーがプレスしてくるとじわじわケージ際に。下がりながらジャブを入れる。ダナーちょっと手数が減っている。疲れか、1Rも取っていて判定で勝っているという認識か?スタンドの打撃でヒースタンドが手数で上回っている。右がヒット。今度は左を当てたヒースタンド。ヒースタンドタックル。ダナー切れずに下に。やはり疲れがあるのか。ヒースタンドパウンドラッシュ。背中を向けて立とうとするダナーだが、バックをキープしてパウンドを打ち続ける。ダナーが動けず打たれ続けるのを見てレフェリーストップ!

序盤逃げ続けてカウンターを狙う展開はいまいちだったが、3Rにタックルで攻めたヒースタンドがフィニッシュ勝利。

2R猛攻していたダナーだが、スタミナ切れしてしまったのか。これで3勝4敗、3連勝のあと3連敗になり、厳しくなった。

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ABEMA BELLATOR F1 o ONE ONE163 UFC ジェニファー・マイア ジャック・デラ・マダレナ タイ・ツイバサ チャールズ・ジョンソン デリック・ルイス ファーニー・ガルシア マリナ・モロズ ヴィンス・モラレス

UFC on ESPN+73:オッズ/予想と展望

デリック・ルイス 2.65
セルゲイ・スピバック 1.51
ケネディ・エンジーチュクー 1.57
イオン・クテラバ 2.50
チェイス・シャーマン 2.80
ワルド・コルテス・アコスタ 1.48
アンドレ・フィアリョ 1.95
ムスリム・サリコフ 1.87
ジャック・デラ・マダレナ 1.18
ダニー・ロバーツ 5.30
チャールズ・ジョンソン 1.61
ジャルガス・ジュマグロフ 2.40
ジェニファー・マイア 2.60
マリナ・モロズ 1.53
ヴィンス・モラレス 2.40
マイルズ・ジョーンズ 1.61
リッキー・トゥルシオ1.65
ケビン・ナティブダド 2.35
バネッサ・デモポロス 1.91
マリア・オリベイラ 1.91
ブレイディ・ヒースタンド 1.59
ファーニー・ガルシア 2.45
ナタリア・シウバ 1.61
テレザ・ブレダ 2.40

今年のUFCも残り4回。今月ラスト(来週は開催なし)のメインはヘビー級。

3連勝でコーミエのタイトルに挑戦、その後4連勝でシリル・ガーンとの暫定王座決定戦に出場したルイスだが、いずれも敗れて王座獲得ならず。直近2戦はいずれもKO負け。タイ・ツイバサには打撃でリードしていたが、2Rに肘をもらってKO負け。前戦のセルゲイ・パブロビッチ戦では、序盤にパンチを効かされて秒殺KO負けしてしまった。パワーで勝負する殴り屋だが、やはりちゃんとしたストライカー相手には分が悪い。

相手のスピバックは今回が初メイン。8月の前戦にランカーのアウグスト・サカイに勝利して再ランキング入り。ヘビー級では最年少の27歳。UFC6勝3敗で、テイクダウンからのパウンドが武器。こちらはルイスと逆に、2試合連続でのKO勝ち中。

ランキングは下位だが、オッズはスピバックがフェイバリット。しかしルイスはああ見えて結構テイクダウンされた後のリカバリーが上手く、テイクダウン&パウンダーのスピバックがどれだけ押さえ込めるかが鍵になる。

期待も込めてルイスKO勝ち。

今大会一番のフェイバリットはUFC3戦目となるジャック・デラ・マダレナ。UFCデビュー戦は代役でキャリアも浅い相手に秒殺KO勝ちしたものの、差がありすぎて実力が良くわからない。前戦はUFC5勝2敗・ロシア・ダゲスタン共和国出身のラマザン・エメエフと対戦し、ケージにつめてのボディでダウンを奪い、パウンドでKOした。相手のダニー・ロバーツはUFC7勝5敗のベテラン。ランキングには入れないが、UFCで勝ち越している中堅の実力者だけに、このレベルを1RKOできるなら本物かもしれない。

第1試合開始はいつもより3時間早い、20日の午前3時。前日は朝8時からBellator、10時からONE Prime Video4があり、夜7時からはABEMAでPPV中継されるONE163。メインカードが6試合で9時半開始なので、全部終わる頃には日付が変わってそう。

速報します。

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INVICTA o UFC YouTube コナー・マクレガー ダスティン・ポイエー ドナルド・セラーニ ファーニー・ガルシア ブランドン・ロイヴァル マウリシオ・ショーグン

UFC274:オッズ/予想と展望

チャールズ・オリヴェイラ 1.51
ジャスティン・ゲイジー 2.65
ローズ・ナマユナス 1.48
カーラ・エスパルザ 2.75
マイケル・チャンドラー 1.26
トニー・ファーガソン 3.90
マウリシオ・ショーグン 2.95
オヴァンス・サン・プレー 1.42
ドナルド・セラーニ 1.56
ジョー・ローゾン 2.55
アンドレ・フィアリョ 1.24
キャメロン・ヴァンキャンプ 4.10
ランディ・ブラウン 2.05
ケイオス・ウィリアムズ 2.25
メイシー・チアソン 2.85
ノルマ・ドゥモン 1.44
ブランドン・ロイヴァル 1.40
マット・シュネル 3.00
ブラゴイ・イワノフ 1.65
マルコス・ホジェリオ・デ・リマ 2.35
フランシスコ・トリナウド 2.15
ダニー・ロバーツ 1.95
トレイシー・コルテス 1.67
メリッサ・ガ2.30
アリアネ・カルネロッシ 2.60
ルーピー・ゴディネス 1.53
ジャーニー・ニューソン 2.30
ファーニー・ガルシア 1.67

メインはライト級タイトルマッチ。ヌルマゴが返上した王座をチャンドラーとの王座決定戦で1Rダウンを喫したところから2Rにダウンを奪い返し、パウンドで逆転勝ち。昨年12月の初防衛戦ではコナー・マクレガーを2度KOしたダスティン・ポイエー相手にオッズではアンダードッグ。1Rはやはり打撃戦でダウンを喫して劣勢だったが、2Rテイクダウンを狙って下になってしまったところからオモプラッタで上を取り返しパウンドで削ると、3Rはタックルからスタンドバックを奪ってのチョークでの一本勝ち。

ゲイジーUFCデビュー戦勝利後、打たれながら打ち勝つスタイルが通用せず2試合連続OK負け。しかしそこから打たれないスタイルに切り替え4連続KO勝ちで暫定王座を獲得。ハビブ・ヌルマゴメドフとの王座統一戦でも、1Rは打撃でジャッジ三者がゲイジーを支持する内容だったが2Rテイクダウンされ三角絞めで一本負け。前回のマイケル・チャンドラー戦は久々に打たれながら打ち勝つゲイジースタイルで、ファイト・オブ・ザ・イヤーの激闘を制した。

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どちらも打撃で打たれて劣勢になってから逆転勝ちする勝負強さがある。

D-1レスラーでテイクダウンディフェンスも強いゲイジー。即テイクダウンを狙っても難しいだろう。打撃も向上しているオリヴェイラだが、さすがにゲイジー相手の打ち合いはリスクが高い。ポイエーと同じく組みからチャンスを作りたい。ただ、打撃か、ポイエー戦のようにグラウンドに持ち込んで削ってからでないと、テイクダウンは取れないだろう。打撃も向上しているオリヴェイラなら打ち合いでチャンドラーのように効かせることができれば、そこから組み付いてグラウンドに持ち込むことは出来る。そうなる前にゲイジーのパンチを貰ってしまうと、過去2戦のように逆転するのは難しいだろう。オッズは王者オリヴェイラを支持している。

ゲイジーがパンチを打ち込みKOすると予想。

セミは女子ストロー級タイトルマッチ。女子ストロー級王座決定戦となったTUFフィナーレ以来、7年半ぶりの再戦。当時、ナマユナスは公式戦のキャリアは2勝1敗。対するエスパルザは、9勝2敗でInvictaのストロー級王者。優勝の大本命だった。試合は下馬評通り、エスパルザが3Rチョークで一本勝ちし、初代女子ストロー級王者となった。

しかし初防衛戦でヨアンナにKO負け。そこから6戦で3勝3敗で、タイトル再挑戦のチャンスも得られず。一時は生活が苦しくなり、TUFの優勝商品のハーレーダビッドソンを売りに出したこともあった。しかし現在5連勝中。ようやくリベンジの機会を得た。

ナマユナスは5度の王座防衛に成功したヨアンナに1RKO勝ちでタイトル獲得。ダイレクトリマッチでも判定勝ちして返り討ちに。初防衛戦でジェシカ・アンドラジに敗れタイトルを失ったが、再戦でリベンジすると、アンドラジからタイトルを奪ったジャン・ウェイリーに1RKO勝ち。またダイレクトリマッチが組まれたが、今度は僅差判定勝ちした。

エスパルザはレスリングがバックボーンで、テイクダウンからの押さえ込みが武器。泥臭く判定勝ちするスタイル。オッズではナマユナスがやや優勢だが、思ったほどの差はない。

ナマユナスが序盤テイクダウンを奪われるも、打撃を入れて判定勝ちと予想。

第1試合開始は8日朝6時半予定。速報します。

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LFA94 other MMA Report ファーニー・ガルシア ブログ ライアン・ヘイズ

【LFA94】走って逃げてロー。追いかけてロングのパンチ。最後にTD合戦。ガルシアがヘイズに勝利……

<バンタム級/5分3R>
ファーニー・ガルシア(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ライアン・ヘイズ(米国)

右カーフを3つ見せたヘイズに対し、ワンツーをガルシアが放っていく。ヘイズはカーフを続け、ケージの前を移動する。ガルシアはワンツー・フックから左フックを繰り出し、近い距離でボクシング勝負だ。その分、左足を蹴られた続けるヘイズだが、接近戦のガルシアの圧力には耐えることができない。近づくと必死に首相撲に取るヘイズに対し、ガルシアがショートのフックを連打する。

走るように間合を取り、ヘイズはカーフを蹴る。ガルシアはチェックをなしにボクシング丈夫で左をヒット。この距離になると大きくサイドに回るヘイズは右のロングアッパーを伸ばすも、ガルシアが詰めてくると離れワンツー・フックを被弾する。左右のカーフ&ローを続けるヘイズに、左ジャブ&右ストレートを当てたガルシアは、残り10秒で左ミドルにも構わず左右のフックを連続で打ち込み初回を取った。

2R、左ローから左ジャブのヘイズ、左フックを受けて右に大きく移動する。ヘイズは初回よりパンチを増やすことで、ローやカーフが当たる数も増える。しかし、接近戦になると走るように距離を取り直す動きは、ジャッジに良い印象を与えない。ガルシアは蹴り足をキャッチし崩しても、スタンドで待ち受けて右フック。やや手打ち気味になっているガルシアだが、右オーバーハンドを放り込み、右フックを当てる。ジャブから右ロングフック、オーバーハンドと攻め続けたガルシア。間違いなくラウンドを取っているが、彼もまた倒す空気はない5分だった。

最終回、ヘイズがジャブからローと近い距離を取る。殴られてもこの位置をキープできるか──という間もなく、右フックを受けそうになり走って離れるヘイズ。ガルシアは左ボディフックから、右フックを顔面に入れる。恐らくは戦っていて怖くないであろうガルシアだが、それでもローで体が寄れる場面も。

残り2分、ヘイズが初めてのトライでダブルレッグ・テイクダウンを決める。しかし、ガルシアがガードを取ったにも関わらず、寝技に固執することなく簡単に立たせてパンチを纏められる。直後にもう一度ダブルレッグに成功したヘイズは、パス&上四方からノースサウスへ。体を捻って、即立ち上がったガルシアは何と最後の最後にダブルレッグでヘイズを倒す。

両者揃ってテイクダウンができ、また簡単に倒れるということが最後の2分で分かった不思議なMMA。しかも結果はスプリットでガルシア勝利という最後まで、理解が難しい試合となった。


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