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【UFC249】計量終了、いよいよUFC249へ。ジェレミー・スティーブンスが体重オーバーに

UFC249【写真】選手権試合出場選手をはじめ、注目カードが並んだ今大会。計量失敗は1人、体調不良は現時点では出ていない。写真はメディアに配布された映像からキャプチャーしたもの (C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC249の公開計量が行われた。

無観客で開催される今大会は当然のようにセレモニアル計量&フェイスオフは行われない。メディア、コミッション関係者、スタッフもマスク姿でソーシャルディスタンスを保ちつつ各選手の計量は進んだ。ユライア・ホール、チャールズ・ロサがマスク着用でスケールに乗り、そのホールと対戦するジャカレ・ソウザはマスクだけでなく手袋も装着していた。

Ngannou vs Rozenstruik出場選手だけでなくメディアにも検査が実施された今大会、フェイスオフでは額を合わせるような近距離になることがなくても、向き合って握手をするというシーンは見られ、ダナ・ホワイトも間に入り選手との接触はあった。

もちろん、それすら認められないのであればファイトなの以ての外ということになるが、1カ月半ぶりのフェイスオフは本来我々にとっては見慣れたもののはずなのに、ニューノーマルの時代にあって非常に珍しいように目に映った。


調整が容易でない状況での今大会、体重オーバーはただ1人──ジェレミー・スティーブンスが5.5ポンド重く、ファイトマネーを30パーセントの没収になりキャッチウェイト戦をカルヴィン・ケイターと戦うことになっている。

UFC249プレビュー纏め
ジャスティン・ゲイジーの会見でのコメントはコチラから
ヘンリー・セフードの会見でのコメントはコチラから
ドミニク・クルーズの会見でのコメントはコチラから
ヴィセンチ・ルケ インタビューはコチラから
ファブリシオ・ヴェウドゥム インタビューはコチラから
ヴィセンチ・ルケ✖ニコ・プライス、見所はコチラから
フランシス・ガヌー✖ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク、見所はコチラから

なお計量結果は以下の通りだ。

■UFC249計量結果

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン: 155ポンド(70.31キロ)
ジャスティン・ゲイジー: 155ポンド(70.31キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー: 261.5ポンド(118.61キロ)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 260ポンド(117.93キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス: 150.5ポンド(68.26キロ)
カルヴィン・ケイター: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー: 265.5ポンド(120.42キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 262ポンド(118.84キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 171ポンド(77.56キロ)
アンソニー・ペティス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 227.5ポンド(103.19キロ)
ファブリシオ・ヴェウドゥム: 243ポンド(110.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ミッシェレ・ウォーターソン: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ: 186ポンド(84.37キロ)
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170ポンド(77.11キロ)
ニコ・プライス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル: 145.5ポンド(66.0キロ)
チャールズ・ロサ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー: 205ポンド(92.99キロ)
ライアン・スポーン: 206ポンド(93.44キロ)

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【UFC249】出場選手の新型コロナウィルス及び、抗体検査の実施へ。バーチャル・メディアデーも

UFCPI【写真】写真は上海のUFCPIのオクタゴン (C)Zuffa/ UFC

4日(月・現地時間)、9日(土・同)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで決行されるUFC249の主治医がリングサイド主治医協会の代表と電話会談を行い、イベント中のリスク管理を話し合ったとESPNが報じている。

記事によると、UFCのジェフリー・デヴィッドソン医師はドナルド・ムッジ代表と出場選手に新型コロナウィルス感染のテストを行う方向で話し合いが行われたという。今大会においてフロリダ州ボクシング・コミッションのリングサイド・ドクターの主治医を務めることになっているムッジ氏は「今日の世界で、可能な限り安全性を高める。我々はニューノーマルの時代を生きている。最低限の人数で、ソーシャルディスタンスを念頭に置いて無観客試合を行う」と明言。

その結果かUFCではUFC パフォーマンス・インスティチュートから、UFCメディカルチームがUFC249に出場するファイターの検査を行う旨がファイターに伝えられ、抗体検査も含まれているという話を米国の大手MMAメディアであるMMAJANKIEが伝えている。

抗体検査とウィルス検査、これがUFCのニューノーマルとなるのか──。検査はどのタイミングで行われ、その結果はいつ出るのかなどは明らかになっていない。とはいえ、今回のUFCの事例は他のMMAプロモーション及び、コンバットスポーツにとって参考となることは間違いなく、またイベント再開に向けて協力する医師団の存在があることは日本とは、あまりにも状況が違うといえるだろう。

また今大会のメディアデーと試合後の会見は、バーチャルで行われ各国のメディアにはその通達もUFCから届けられている。

(C)Zuffa/UFC

(C)Zuffa/UFC

※UFC249に出場するファブリシオ・ヴェウドゥムのインタビューはコチラから

※同、ヴィセンチ・ルケ初インタビューはコチラから


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UFC249「Ferguson vs Gaethje」(5月9日)対戦カード──活動再開、UFC。ドミニク復活、全試合見逃せない

Cruz【写真】メインに負けず、注目の世界バンタム級選手権試合。名解説者ドミニク・クルーズが、3年5カ月振りにオクタゴンで戦う(C)Zuffa/UFC

2020年5月9日(土・現地時間)
UFC249「Ferguson vs Gaethje」
フロリダ州ジャクソンビル
ヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナ

■視聴方法(予定)
5月10日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS Early Prelims
午前9時~UFC FIGHT PASS Prelims
午前11時~WOWOW ライブ

■対戦カード

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国)
ジャスティン・ゲイジー(米国)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード(米国)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー(米国)
ヨーガン・デ・カストロ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
アンソニー・ペティス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国)
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
ユライア・ホール(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ニコ・プライス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
チャールズ・ロサ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
ライアン・スポーン(米国)

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Interview UFC UFC249 アレクセイ・オレイニク ファブリシオ・ヴェウドゥム ブログ

【UFC249】世界が注目する5月9日大会で、オレイニクと対戦──ヴェウドゥム「戦うのは、あと3回だ」

Werdum【写真】2018年3月以来の実戦復帰となるヴェウドゥム。最後の勝利は2017年の11月だ (C)Zuffa/UFC

5月9日、フロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナでUFC249が開催される。

1カ月半ぶりで活動再開となるUFCでは、この間に予定されていた大会をシャッフルし、アンダーカードからこれでもかというカードを揃えてきた。

そんななか元世界ヘビー級王者ファブリシオ・ヴェウドゥムが、プレリミでアレクセイ・オレイニクと対戦する。

2018年5月にUSADAの検査で禁止薬物トレンボロンの用正反応が出て2年間の出場停止処分が下ったヴェウドゥムは、この間に42歳を迎えている。

対戦相手のオレイニクも同じ42歳で、柔術とは違うサブミッション・マスターだ。新型コロナウィルス感染拡大、感染者100万人を超えた米国で、活動再開となったUFCで戦うヴェウドゥムに現在の体調、この試合に向けての気持ちを尋ねた。


──5月9日にアレクセイ・オレイニクと対戦します。今の調子は?

「新型コロナウィルスの問題が発生して、最初の大会で戦えることを凄く嬉しく思っている。コーチのハファエル・コルデイロ、柔術のコーチで友人であるフーベン・シャーレス・コブリーニャとしっかりと調整してきた」

──調整はKINGS MMMAで行っているのですか。

「いや、今はビッグベアーにいるよ」

──ビッグベアーということは高地トレーニングですね。

「そうだよ。標高2000メートルで良いスタミナトレーニングができる。基本的にコルデイロとコブリーニャからはオンラインで指導を受けるんだ。でもLAから車で2時間半ほどかかるにも関わらず、彼らがビッグベアーまでやって来てくれることもあるんだ。

僕はここにも家があるからね。普通にこっちで調整している。2014年から2015年にかけて、メキシコで高地トレーニングを行いチャンピオンになれた。2カ月半ほど滞在してね。今は頻繁にレッドベアーに来られるし、今回は1カ月半前から生活のベースをこっちに移している。

今や僕には高地トレーニングは欠かせないモノになっているからね」

──もう完全に体が標高2000メートルに順応しているのでは?

「そうだよ。そのためにここに住んでいるんだ。それにビッグベアーでは感染者が出ていなくて、安心して過ごすことができる」

──基本的にスパーリング・パートナーはおらず、1人で練習しているということですか。

「いや、弟のフィリッピ・ベルドゥムが家族と一緒に来ているから、彼にずっと練習を手伝ってもらっている。それに今日も2時間半、山登りをした。ここでジョギングをするだけでも、凄く良いトレーニングになる。2年振りの試合が待ちきれない」

──この試合はUFC250として、ブラジルで行われる予定でしたが、もともとカリフォルニアから現地へ向かうことになっていたのですか。

「そうだね、もう米国に住むようになって12年だし。年に何回かはブラジルを訪れるけど、ブラジルで試合があっても調整をするのはカリフォルニアだよ。今回はブラジルのUFC250 からフロリダのUFC249に大会は変わったけど、日時は同じだし──絶対に大会が行われると思ってビッグベアーで調整してきた。

ブラジルよりも米国の方が状況は良くなっているからね。ダナ・ホワイトとUFCは本当に素晴らしい仕事をやっているよ。大会もきっと成功するだろう。ブラジルの状況はより困難だけど、それは世界中の皆が向き合っている問題だからね。

この大会は歴史に残る大切なイベントになる。そんななかで試合ができることが、嬉しくてしょうがないんだ」

──それでも調整は通常の試合と違い、難しくなかったですか。

「そりゃあ、いつも通りとはいかないよね。でも新型コロナウィルスは僕だけでなく、世界中の皆にとって脅威になっている。さっきもいったけど、弟が本当によくサポートしてくれているんだ。それにコブリーニャとハファエル・コルデイロの指導を直接受けられるのは週に一度でも、オンラインがしっかりと機能している。これまでやってきた蓄積が、僕らにはあるからね」

──この状況でUFCがイベントを開くことは賛否両論あると思いますが、ファブリシオ自身が何か批判を受けたことはないですか。

「ファイターは誰だって試合を戦いたいはずだ。そして、この困難な時期に試合ができることは幸運でしかない。2年間、試合から遠ざかっているから本当にオクタゴンが恋しかった。色々と言われるかもしれないけど、ファイトは僕とって仕事だ。今はコロナウィルスのことを恐れるようなことはない。とにかく戦って勝ちたいんだ」

──ご家族の反応はどうでしたか。

「問題ないよ。妻は僕がMMAで戦う前からの付き合いで、誰よりも理解してくれている。娘も試合が見たいと言っているしね。人と距離をとり、手洗いを頻繁にするなどコロナ対策はやってきたからね。それに常にマスクをつけている。家族、マイ・ワイフは僕が何をすべきか分かっているよ」

僕とUFCの契約は残り2試合。そして、自分のなかではあと3試合戦えば、もう十分だと思っている。逆にいえば3試合は必ず戦いたい。ひょっとすると4試合かもしれない。そこは、まだ自分でも考えがまとまっていないんだ」

──UFCとの契約が残り2試合で、もう3回か4回戦いたいということは、UFCとの契約更新を考えているのでしょうか。

「う~ん、そうなればUFCで戦うし、ひょっとすると違う選択があるかもしれない。まだ、そこも分からない。今、42歳でUFCの世界チャンピオンにもなれた。ムンジアルで優勝し、ADCCでも世界一になった。本当に自分のキャリアには満足している。なすべきことは、全てやってきた。だから、もうそれ以上多くを戦おうとは思っていないんだ」

──ただ2年間は決して短くないブランクです。

「出場停止期間中も欠かさずトレーニングを続けてきた。復帰が決まってからは、強度を上げてフィジカルトレーニングにも時間を費やしてきたよ。ビッグベアーで生活することで、本当にコンディションは良くなっている」

──では対戦相手のオレイニクの印象を教えてください。

「良いファイターで、同い年なんだよね。キャリア70線以上で一本勝ちも多い(※72戦58勝13敗1分。46の一本勝ち)。油断せず、注意深く戦う必要がある相手だよ。僕のことを悪くいって試合を盛り上げるようなこともないし、トラッシュトークをしない良いヤツだと思っている。映像を見ていると、家族思いのようだし。オレイニクと戦えて嬉しいよ」

──ファブリシオ、今日はありがとうございました。

「こちらこそ、インタビューしてくれて日本ファンに僕の言葉が伝わることを感謝しているよ。今でも日本のことが大好きだ。本当に日本が恋しい。日本で戦ったことは最高の思い出になっている。PRIDE、PRIDE、PRIDE!!(笑)。何より日本のファンからは、他の口とは違うファイターへのリスペクトが感じられた。日本で試合をして、一度たりともブーイングされたことがない。ブーイング自体を見たことがなかった。最高のファン達だよ。

いつの日か、家族を日本に連れていきたいと思っている。僕は10度か11度は日本に行っているけど、ワイフや娘と一緒だったことはないんだ。家族に日本の美味しい食事を食べさせてやりたい。そして、美しい街を歩き、最高の人々と触れ合いたい。日本には良い印象しかないよ。アリガトゴザイマス。押忍」

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News other MMA エヴァンゲリスタ・サイボーグ ジョン・リネケル ハファエル・コルデイロ ファブリシオ・ヴェウドゥム ブログ マウリシオ・ショーグン ヴァンダレイ・シウバ

【NEWS】サイボーグがオークションにPRIDE勝利者トロフィーを出品。コロナ感染で人々の救済訴える

E.Cyborg【写真】サイボーグの試みに、旧チームメイトが声を挙げてサポートする(C)BELLATOR

28日(木・現地時間)、ブラジルのナンバーワンMMA&柔術記者であるマルセーロ・アロンソ氏からMMAPLANETに、ぜひとも日本のMMAファンに伝えて欲しいという連絡があった。

アロンソ氏によると、シュートボクセ所属時代にパンクラスやPRIDE、戦極で戦い、その後もStorikeforceやBellatorで活躍したエヴァンゲリスタ・サイボーグが、PRIDEで獲得した勝利者トロフィーをLeilão Cidadão Solidário=一致団結した市民オークションに出品し、そこで得た全金額を寄付し新型コロナウィルス感染拡大で苦しむ人々をサポートするという活動を始めたとのこと。
Special Thanks to Mrs.Yuko Hirakawa Queiroz Sousa


Cyborgサイボーグは現在ブラジル・マットグロッソ州のホンドノーポリス在住で、ブラジルでは7万人以上の感染者が確認されており、死者は5000人を超える状況だ。

マットグロッソ州では300人を下回る感染者数とはいえブラジルではジャイール・ボルソナーロ大統領が「コロナ封じ込めより、経済優先」という方針を露にし、「国民の7割が感染、どうしようもない」などという発言をし、世界からヒンシュクを買っている。

結果、新型コロナ感染の実態がつかみきれないばかりか、主要官僚の離反が相次ぎ、通貨安が止まらず経済の悪化が進むという負のスパイラルにある。そして経済活動がストップすることで、真っ先に困窮する弱者の救済にサイボーグは取り掛かった。

今回サイボーグは2006年9月10日のPRIDE無差別級GP決勝大会で 西島洋介と対戦しRNCで勝利した際に、手にした勝利者トロフィーをオークションに出品する。最初の価格を1000ドル(約10.8万円)からだ。

このサイボーグの試みにシュートボクセ時代の師匠やチームメイト等から以下のような賛同の声をLeilão Cidadão Solidárioがアップした動画で挙げている。

フジマール・フェデリコ
「このトロフィーは計り知れない価値がある。サイボーグ、私もこのオークションに参加するよ」

ハファエル・コルデイロ
「チャンピオンの行いだ。君を誇りに思う。皆が、彼を我々と同じようにサポートすることを願っている」

ヴァンダレイ・シウバ
「自分もPRIDEのトロフィーをいくつか持っているし、ファイターにとってどのような意味があるか理解している。MMAが好きで、このトロフィーを収集したいならこの機会を活かして欲しい」

ファブリシオ・ヴェウドゥム
「もうPRIDEは存在しないけど、あそこで誰が戦っているのは皆が知っている。さぁ、助け合おう。サイボーグ、本当にありがとう」

マウリシオ・ショーグン
「試合で勝って、このトロフィーを手にした時の気持ちは僕も知っている。この斬新なアイデアに賛同してほしい。サイボーグが多くの食事を必要な人に届けられることを願っている」

ジョン・リネケル
「このトロフィーは日本で最大の団体だったPRIDEのモノなんだ。人々を助けたいという行動を祝福したい。皆に神のご加護を」

「日本のMMAファンの皆さんも、ひぜこの動画に目を通して欲しい」というのが、ブラジルのルタドール達、そしてマルセーロ・アロンソの願いだ。

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【UFC249】UFC、ジャクソンビル市、フロリダ州ボクシングコミッション、三位一体でPPVショー復活

UFC249【写真】ガヌー✖ホーゼンストライク、セラーニ✖ペティス、ファーガソン✖ゲイジー、セフード✖ドミニク、ヴェウドゥム✖オレイニクand more !!! (C)Zuffa/UFCC

24日(金・現地時間)、UFCが5月9日(土・同)にUFC249をフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催をオフィシャル・プレスリリースで行った。

さらには13日(水)、16日(土)と8日間で3つの無観客大会が開かれることに関して、ダナ・ホワイトは「ファンに素晴らしい試合を提供することが待ちきれない。この最高のカードを実現できるよう会場使用を認めてくれたカリー市長(レニー・カニー=ジャクソンビル市長)、ヴィスタ―・ベテランズ・メモリアル・アリーナ、フロリダ州ボクシング・コミッションのパトリック・カニンガム事務局長、メディアパートナーのESPNならびにESPN+、そしてファンに多大なる感謝の言葉を伝えたい。私のチームは準備ができているし、ファイターも連続大会で戦いに戻れることに開かれることにエキサイトしているんだ」とリリースにコメントを寄せている。


フロリダ州では──生活するうえで欠かせないビジネス──として、既に13日(月・同)にWWEが無観客で開催が認められライブ中継が行われている。

そのフロリダ州で北端にあるジャクソンビルは、人口80万を超え市単体ではフロリダ最大の都市である。広域都市圏では140万程度でマイアミ、タンパ、オーランド周辺に続く都市圏が構築されている。米国4大スポーツではNFLのジャクソンビル・ジャガーズが本拠地としており、

今回のリリースには2015年からこの職にあるレニー・カリー市長のコメントもあり、「段階的な景気回復に向けて行動する中で、ヴィスタ―・ベテランズ・メモリアル・アリーナでUFCを開催することを誇りに思う。UFCは名高いエンターテインメントブランドであり、ジャクソンビル市の会場を使用するにあたり安全かつ賢明な計画を提示してくれた。ESPNとESPN+によって、我々の街からUFCが全米に中継されることに興奮している。ジャクソンビル市が他の都市や地域に先駆け、世界規模の国際的なスポーツエンターテインメントを手掛ける団体のイベントを開始し続けられることを光栄に思う」と話している。

またコミッションのパトリック・カニンガムが「フロリダはUFCがサンシャイン・ステートにやってくることを歓迎する。5月9日、13日、16日に開催されるイベントを認可する準備をしている。健康と安全面で実施要項書により、今回のイベントを可能にした一人ひとり、個人の安全と健康を確実にしていく。この3日間のUFCイベント移行もフロリダは今後もUFCが同州でのイベントを開けるよう、引き続きUFCと強力な関係を構築していく」とコメントするなど、今大会がフロリダ州の強力なバックアップがあることがリリースでは強調されていた。

世界女子フェザー級選手権試合=アマンダ・ヌネス✖フェリシア・スペンサーこそ、今大会では組まれていないが、現状に考えられうる最高のラインナップになったことは間違いない。また13日と16日のイベントも追って対戦カードがアナウンスされるとのことだ。

■UFC249対戦カード

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン(米国)
ジャスティン・ゲイジー(米国)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード(米国)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー(カメルーン)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
アンソニー・ペティス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー(米国)
ヨーガン・デ・カストロ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
ライアン・スポーン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国)
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
ユライア・ホール(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ニコ・プライス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
チャールス・ロサ(米国)