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【RIZIN45】元谷友貴が元UFCファイターのモラレスと対戦、新井丈×ヒロヤ、那須川龍心×ジョンミンが決定

【写真】11月のDEEPではCOROにTKO勝利した元谷。6年連続での大晦日出陣となった(C) MMAPLANET

18日(日)、ABEMAで放送されたRIZIN特番にて、12月31日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45の追加カード発表された。

大会まで約2週間、新たに元谷友貴×ヴィンス・モラレス、新井丈×ヒロヤ、那須川龍心×シン・ジョンミンの3カードが追加された。元谷のRIZIN参戦は今年5月の朝倉海戦以来、約7カ月ぶり。11月にDEEPでCOROと再起戦を行い、TKO勝利を収めてのRIZIN凱旋となる。

(C)Zuffa/UFC

一方のモラレスはレスリング出身で、2018年11月からはUFCに参戦して8戦3勝5敗のレコードを残しているファイター。今年5月にはXMMAで石原夜叉坊と対戦し、2Rに右のオーバーハンドを効かせると、アナコンダチョークで一本勝ちを収めている。現在は朝倉海のスパーリングパートナーとして来日中で、今回のRIZIN参戦が決まった。

元谷がRIZINを離れている間、RIZINバンタム級では岡田遼とのパンクラス×修斗王者対決に勝利した中島太一、初参戦で太田忍を下した佐藤将光、ツイスターで2連勝した後藤丈治らが台頭している。同日にはフアン・アーチュレッタVS朝倉海のバンタム級タイトル戦が組まれており、元谷×モラレスは2024年のタイトル戦線浮上をかけた一戦だ。

修斗世界ストロー級&フライ級王者・新井丈とヒロヤの一戦も決まった。新井は昨年9月に猿丸ジュンジを下して修斗世界ストロー級王座に就くと、今年11月には山内渉をKOしてフライ級王座も戴冠。修斗史上初の2階級同時戴冠を達成した。

一方のヒロヤは朝倉未来1年チャレンジ一期生で、2003年7月からRIZINに参戦し、伊藤裕樹と中村優作に連敗しているものの、いずれもスプリット判定によるもので健闘が光った。修斗で11連勝してRIZIN初参戦となる新井と結果こそ出ていないもののRIZINで戦績を積むヒロヤという対照的なキャリアを歩んできた2人のマッチアップだ

また会見前日のRISE両国大会でRIZIN参戦&MMA挑戦をアピールした那須川龍心の出場も正式に決まり、韓国のシン・ジョンミンと対戦することもアナウンスされた。

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【RIZIN】修斗2階級王者 新井丈緊急参戦!ヒロヤと対戦!


大晦日のRIZIN.45まであと2週間。ABEMAで放送されたアベマでRIZIN 5 minutesの中で追加対戦カードが発表されました。

【57kg契約】
新井丈(和術慧舟會HEARTS)
ヒロヤ(ジャパントップチーム)
YUSHIとTwitterで舌戦を繰り広げてきた修斗2階級王者の新井。試合が流れたかと思いきや急転直下の大晦日参戦。しかもブレイキングダウン派から支持され、MMAマニアから疑問視されるヒロヤをぶつけてくるとは絶妙のマッチメイク。ケンカの間合いでにじり寄ってパンチで仕留める新井に対して体格で上回るヒロヤは得意のタックルでグラウンドに張り付けておけるかどうか。背後にいる両選手の支持は悲痛な歓声とどよめきが今から楽しみです。でも、RIZINで1回も勝てない選手が出場出来る大晦日って一体なんなんでしょう。そして番組内でヒロヤが紹介された後に朝倉未来がVTRでコメント。。。保護者登場みたいでめちゃくちゃカッコ悪かったぞ。。。


【バンタム級】
元谷友貴(アメリカン・トップチーム)
ヴィンス・モラレス(Syndicate MMA)
ATTに移籍後、COROを一蹴して大晦日参戦に名乗りを挙げていた元谷。その対戦相手にUFC3勝5敗の実績を持つモラレスをぶつけてくるとは情け容赦ない。実績的にはUFCで負け越してはいるものの、2018年~2022年までUFCと契約して8試合を重ねてきた実力は侮れません。UFCの公式サイトによると、レスリングの州王者、アマチュアボクシングのタイトルも持ち、ブラジリアン柔術青帯も持っているとの事。要は何でも出来ると。オールラウンダーの元谷と全局面でハイレベルな試合になりそう。


【54kg契約】
那須川龍心(TEAM TEPPEN)
シン・ジョンミン(韓国)
昨日開催されたRISEの試合後、RIZIN参戦をアピールしていた龍心。兄の天心と同じくキックとMMAの二刀流の道を歩むという事か。ぶっちゃけRISEでの戦績や試合内容はよくわかりませんが、ミルコ・クロコップよろしくMMAに参戦をきっかけにブレイクする可能性もあるわけで、どんな動きを見せてくれるのか。対戦相手も龍心と同じくMMA初戦のキックボクサー。用意ドンのスタートラインでいいじゃありませんか。

ABEMAの放送内でヒロヤが小
今回発表された3カードを含めて全17試合。これは8時間興行間違いないか。いよいよ師走らしくなってきた。
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伊藤裕樹 ヒロヤの試合は見てて面白い【RIZIN LANDMARK6】

ヒロヤの試合内容を絶賛する伊藤裕樹。

▼試合後インタビュー Vol.3 / For Japan presents RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA/元動画

▼RIZIN FIGHTING FEDERATION
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『RIZIN LANDMARK 6』所英男 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ、太田忍 vs. 佐藤将光 等5試合フルファイト動画

【RIZIN LANDMARK6 公式グッズ】トップス Tシャツ 半袖 プリント メンズ レディース ブラック おしゃれ 大きいサイズ スポーツ キックボクシング ボクシング 格闘技 RIZIN ライジン 公式グッズ プレゼント ギフト S M L XL


 10月1日にドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催された『RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA』のうち、5試合のフルファイト動画がアップされています。




 所英男 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ




 太田忍 vs. 佐藤将光




 中村優作 vs. ヒロヤ




 貴賢神 vs.荒東“怪獣キラー”英貴




 後藤丈治 vs. 日比野“エビ中”純也続きを読む・・・
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ヒロヤ 自分に負けない限り格闘家は続けます【RIZIN LANDMARK6】

引退発言を撤回して今後の決意を語るヒロヤ。

▼試合後インタビュー Vol.2 / For Japan presents RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA/元動画

▼RIZIN FIGHTING FEDERATION
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ANIMAL☆KOJI BELLATOR o RIZIN UFC YouTube   アラン“ヒロ”ヤマニハ イゴール・タナベ スダリオ剛 ストラッサー起一 チャンネル トップノイ・キウラム ヒロヤ ビクター・コレスニック ホジェリオ・ボントリン 中村優作 井上雄策 伊藤裕樹 佐藤将光 太田忍 後藤丈治 所英男 村元友太郎 渡慶次幸平 荒東“怪獣キラー”英貴 貴賢神 高木凌

【RIZIN RANDMARK6 振返り解説】疑惑の判定続出⁉️判定について切り込みました!あの選手の成長も凄かった‼️

最後までご視聴ありがとうございました。
また次回の動画でお会いしましょう。

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ストラッサー起一経歴【主戦場】
2014〜2017  UFC(アメリカ)
2017〜2019  RIZIN(日本)
2019〜2020  Bellator(アメリカ)
2021〜. RIZIN(日本)

—-目次—-
0:00 オープニング
2:04. 所英男 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ
8:47. 太田忍 vs. 佐藤将光
14:47. スダリオ剛 vs. イム・ドンファン
18:01 伊藤裕樹 vs. トップノイ・キウラム
23:50. 中村優作 vs. ヒロヤ
28:43. イゴール・タナベ vs. ANIMAL☆KOJI
31:07. 貴賢神 vs. 荒東“怪獣キラー”英貴
37:15. 村元友太郎 vs. ホジェリオ・ボントリン
38:13. ビクター・コレスニック vs. 高木凌
39:40. 渡慶次幸平 vs. 井上雄策
40:58. 後藤丈治 vs. 日比野“エビ中”純也

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【RIZIN LANDMARK06】テイクダウン&コントロール、ダウンを奪ったヒロヤがスプリットで中村優作に敗れる

<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
Def.2-1
ヒロヤ(日本)

左を伸ばす中村が左ローを続けて蹴る。ヒロヤの右ローは空振りに。右ボディを入れて、拳を引いた中村は、ハイで姿勢を乱したヒロヤのテイクダウン狙いに頭がアゴに当たり試合が中断する。再開後、左から右を入れた中村は、ヒロヤのダブルレッグにヒザを合わせようとしたが、尻餅をつかされる。ここから背中をつけた中村は右腕をしぼって極めにかかり、ここからラバー、ケージを背負うが立ち上がることができない。

頭を抱える中村に対し、抜いたヒロヤがダブルレッグへ。ギロチン狙いを潰され、下になった中村は殴られながら立ち上がったが劣勢のまま時間を迎えた。

2R、右の蹴りからワンツーを振るい、距離を取り直す中村。ヒロヤは右を振るうが空振りに。中村は間合いを取るとケージを背負った状態になるが、ヒロヤが詰めずに探り合いが続く。ヒロヤのステップインに右を当てた中村はテイクダウンを右に回ってかわす。ワンツーに左を合わせ、ボディからジャブと軽快に攻める中村だが、ヒザ蹴り後に上体が浮いた状態で左に回ると右を被弾して後方に倒れる。

立ち上がりながら組み付いた中村はギロチンに捕らえられるが、頭を引き抜く。これで下になったヒロヤに対し、中村がニンジャチョークをセットする。ヒロヤが背中をつけて防ぎ、スクランブルへ。ヒロヤは跳びヒザを受けそうになるが、右を連続で見せて組むとテイクダウンを決める。ヒザを胸に受け、ニーシールドで突き放せない中村は2Rも下で時間を迎えた。

最終回、中村がワンツー、ヒザを見せると右を当て、さらにワンツーを入れる。さらに右を決めると、ヒロヤが前方に崩れる。バックを取った中村が後方から殴っていく。立ち上がったヒロヤは胸を合わせ、ケージを背負った中村にヒジを入れてダブルレッグで上を取る。簡単に下になってしまった中村は、相当に疲弊している模様だ。

ヒロヤは枕で圧をかけ、バタフライガードにも崩されない。中村は下が続き、左右のパンチを被弾する。後方から殴られつつ、スタンドに戻った中村だが腰をコントロールされて、またもテイクダウンを許す。残り90秒、立ち上がり際にヒザを打たれた中村は後方に崩されバックスープレックスで叩きつけられる。

あのダウンを喫しながら驚異的な回復力とスタミナを誇るヒロヤは、ヒロヤ・コールを受けて中村をケージに押し込む。口が開く中村に、肩パンチを入れるヒロヤ。細かいパンチを続け、中村がヒザを返すのが精いっぱい。ヒロヤがシングルが出たところで時間に。コントロール、終盤の盛り返しと印象点を取ったように見えたヒロヤだったが、互いに1度つづ喫したダウンのロストポイントが大きかったか――ジャッジ2人が中村を支持しスプリット判定勝ちとなった。


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RIZIN LANDMARK6:第8試合・中村優作 vs. ヒロヤ

フライ級の試合が3試合組まれているが、この試合のみなぜか1kg重い58kg契約。

ローを蹴る中村。ジャブ。ジャブからボディストレート。ヒロヤがハイを放ったがスリップ。中村グラウンドには行かず立たせた。タックルを切った中村だが、ヒロヤの頭が口に当たりタイムストップ。再開。ヒロヤタックル。ケージ際で尻もちを着かせた。背中をつけた。中村が下から腕ひしぎ腕固めを狙ったが外れた。ケージに背中をつけて体を起こした中村。膝をついたがまた寝かせようとするヒロヤ。下から蹴り上げてようやく立った中村。ヒロヤなおも組んでケージに押し込む。ダブルレッグ。中村首を抱えるが倒されて寝かされる。パウンド・ヒジを落とすヒロヤ。中村ハーフの足を抜いて立ち上がる。ゴング。

2R。中村ジャブ。ヒロヤがプレスしてきてケージ際まで後退。ジャブが当たるが下がらないヒロヤ。タックル。これは切った中村。右フックを入れる。右ボディ。ジャブ。出てきたヒロヤに飛び膝。タックルに来たが組ませない。しかし距離を取ろうとした中村にパンチがヒット。中村ダウン?バランスを崩したように見えたが。追い打ちに来たヒロヤにタックルに入った中村。ヒロヤギロチンで引き込む。けっこう深い?しかし外した中村。首を抱えてダースチョーク。絞めるが外して立ったヒロヤ。両者疲れがある。ケージに押し込んだヒロヤが足首を掴んでテイクダウン。膝を一発入れた。上から押さえ込みゴング。

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【RIZIN LANDMARK06】スクランブル発進で太田忍と対戦、佐藤将光「誰かの力になれるならーー」

【写真】これぞ佐藤将光の生き方(C)MMAPLANET

明日10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されるRIZIN LANDMARK06に急遽参戦が決まった佐藤将光。
Text by Manabu Takashima

8月にONEとの契約を白紙に戻し、フリーランスになっていた佐藤がこれからのターゲットを見定めるなかで、手にした太田忍との一戦。「ありきたり」と嫌い、自分のなかでの格好良さ――美学を求める佐藤に話を訊くと、淡々と語る将光節がきかれた。


――3日前に太田忍選手と対戦することが、RIZIN.44のリング上で発表された佐藤将光選手です(※取材は27日に行われた)。オファーはいつ頃に?

「僕に話が来たのが2週間切っていたくらいで、次の日に『やる』と答えて。その数日後に返事がきたので決まったのは結構直前でした」

――YESしか答えはなかったですか。

「まぁ急だなぁとは思ったのですが、『いつでも、誰とでもやるよ』って言っているのに、受けないのは格好悪いと思って(笑)。そこですね。体重だけは直前なので63キロまでしか落ちないと伝えて。次をどうしようかと考えている時で、自分の答えもハッキリしていない中で決めた形ではあるんですけど」

――8月の最初にONEとの契約を解除できたと伺いました。あの時は本当に良かったと思いました。キム・ジェウンにスクランブルで、彼の望む体重で戦い勝利したにも関わらず、負けた方がジョン・リネケルと戦うなんてありえないと思っていたので。

「(苦笑)。もうちょっとやりたかった――というのはあります。リネケル、ビビアーノ・フェルナンデスと戦えるところまで来ているのかとも思っていたので。そこで終わってしまったのは、心残りです。直接、世界のトップと戦えなかったので。まぁリネケルに勝ったファブリシオ・アンドラジとやり合えたので、UFCファイターも、遠くはないと感じられたのは楽しかったです。1週間前に現地入りして、試合だけを考えて過ごし、戦って帰ってくる。創り方、食事、勝手も違うことを経験できました。

コロナ禍で色々な体験もさせてもらったし、帰国したら成田で陽性になって家に帰れないとか(笑)。でも方向が違うなというのは、少し前から感じていました。アクションとイエローが増えたこともあって。何より試合があるかないか分からない状態って、精神的に良くないので。ここでフリーランスになれたことは良かったです。

練習自体は凄く楽しいですけど、試合の感覚は欲しいという衝動に駆られる。それが波で来るんですよね。平気な時は平気なんですけどね」

――まず修斗でワンテンポをおき、そこからどこを目指すのか。RIZINだろうと思っていました。

「修斗もめっちゃ考えましたし、RIZINも視野に入っていました。RIZINだとアゼルバイジャンか大晦日と睨み、話もさせてもらって」

――アゼルバイジャンというのが、佐藤選手が自分自身の立ち位置が分かっているなぁと(笑)。

「アハハハハ。むしろ興味がありますけどね、なかなか行ける国じゃないので(笑)」

――アゼルバイジャンはRIZINですが、他で海外も考えていましたか。

「PFLも気になっているので話は持ちかけていて。それにUFCが、この年でもしあるなら……トライできるときがあれば、一度は戦いたい。引退したときに悔いが残るから、そのチャンスがあるならやりたいと思っていました。そういうところで戦う前に単発で修斗とか、国内で戦うことを考えていて。

これ折角この話を貰って試合もするのにアレなんですけど、ONEを離れてRIZINってありきたり過ぎて(笑)」

――ハハハハ。凄く普通なのに、それが佐藤選手らしくないと。

「最近は判断基準が、自分のことをダサい自分と思いたくない。格好良い自分でいたい。海外で勝負をしている人の方が、格好良いと個人的に思うので、そういう風になりたい。だから海外で何かあったら――とは思っていました。ただ今回はスクランブルだし、出場の仕方としては面白い。らしさも、出る。まだ気持ちが固まっていない状態でしたけど、必要とされたことが嬉しかったです」

――では太田忍選手の印象を教えてください。

「う~ん、まぁ警戒すべきポイントはある。でも僕がやってきたことで攻略できるんじゃないかと、今は思えています。決まってから映像をたくさん視て、あれから成長しているだろうけど――やることはある程度想像はつく。そのなかできっと攻略できると、自分を信じることができています」

――MMAの完成度はまだ高くない。レスリングベースの馬力で戦う。その馬力が、熟練した技術を突破することがあります。

「フフフ、ありますね。スティーブン・ローマンとか、まさにそういうことで。太田選手もあの試合を絶対見ているでしょうし、僕の負けパターンはいくらでも映像にあります。そういう意味で僕がこれまでやってきた――日本の総合格闘技からMMAの細かい技術で、彼を上手く丸め込める。そういったところを見せたいと思います」

――LANDMARKなのでケージです。太田選手にも優位に働くかもしれないですが、佐藤選手は確実にケージの方がリングよりアドバンテージがあるかと思います。

「ハイ。僕はケージの方がやりやすいです。誰と戦ってもそうですが、太田選手と戦う上でも優位に働きます。やっぱりロープだと、背中に腕が回りますからね。彼はボディクラッチが取れたら、絶対に投げることができる。そしてロープの方が絶対にボディクラッチはとりやすい。ケージでもボディクラッチは取られると思っていますけど、立つにしてもケージの方がやりやすいです。リングだと微妙なことが起きて、ブレイクが掛かって展開が変わってしまうこともあるので」

――グラウンドのヒザ、そしてサッカーボールキック。前者はONEでも認められていましたが、そこまでのレスラーはいなかったです。

「レスラーのがぶりは脅威なので、四点ヒザは警戒しないといけないです。あとはこかされてすぐにとか。太田選手は倒してからもコントロールにこだわらないで、殴ってくる選手なので結構そういう攻撃もやってくると思って練習しています。来ると思っていれば、致命傷にならず立ち上がることができるので。

サッカーボールキックは実は多くの人が覚えていないのですが、パンクラスがユニファイドになる前には認められていた時期がありました。サッカーボールキックがあった方が戦いやすいです。テイクダウンを切った後、コントロールしていて残り時間がなくなると狙っていた攻撃です」

――このところ、セコンドや指導も他のジムの選手にもしています。そこはファイターとして役立つ部分があるのでしょうか。

「ファイターとしてというより、人として頼りにされること、誰かの役に立てていること、頼ってもらえることを凄く嬉しく感じます。できることはやりたい、自分が。それがまた良い形で返ってきますし。今日も色々な選手が、僕にアドバイスをくれました。それって、僕が普段からしているからで。そうですね――誰かの力になれるなら、なりたいです」

■視聴方法(予定)
10月1日(日)
午後12時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ RIZIN LANDMAKR06対戦カード

<63キロ契約/5分3R>
太田忍(日本)
佐藤将光(日本)

<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
イム・ドンファン (韓国)

<バンタム級/5分3R>
所英男(日本)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ANIMAL☆KOJI(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
渡辺彩華(日本)
万智(日本)

<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
ヒロヤ(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
高木凌(日本)

<ライト級/5分3R>
渡慶次幸平(日本)
井上雄策(日本)

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)

<68キロ契約/5分3R>
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)
太田将吾(日本)

<キック57キロ契約/3分3R>
竹野元稀(日本)
内藤凌太(日本)

<バンタム級/5分3R>
切嶋龍輝(日本)
MASANARI(日本)

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【RIZIN LANDMARK06】ロシアの強豪コレスニックに挑む、高木凌「格闘家は強さが正義」

【写真】強くなることに対して、貪欲さが伝わってきた高木だった(C)SHOJIRO KAMEIKE

10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)のRIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAでRIZIN初参戦の高木凌がビクター・コレスニックと対戦する。

その強烈な右ストレートを武器に、パンクラスで7戦6勝(5KO)1敗の成績を誇る高木。「格闘家は強さが正義」と言い切るフェザー級の新鋭は激戦区のRIZINフェザー級に風穴を開けるべく、ロシアの強豪コレスニックに挑む。


――RIZIN初参戦が決まった高木凌選手です。まずオファーを受けた時の心境から聞かせてください。

「僕は日本(国内タイトル)を獲ってから世界にいきたいという気持ちがあるのですが、今回RIZINからオファーをいただいて、うれしかったです。ただし相手がコレスニックだと聞いて、ものすごく強い選手なのでうれしいだけではなく厳しい戦いになると思いました。オファーを受けてから覚悟を持って生活を続けています」

――高木選手は学生時代は野球をやっていて、格闘技経験なしでパラエストラ八王子に入会しているので、格闘技歴そのものは浅いですよね。

「4年くらいですね。そのキャリアでRIZINに出るのは不思議な感じですけど、言い訳せずにMMAを続けてきて、ここまでは行けるんだなと思いました」

――昨年12月に新居すぐる選手に敗れて初黒星を喫して、そこから2連勝しています。あの負けで何が変わりましたか。

「新居戦まで無敗で来ていて、自信満々だったんですけど負けてしまって。その時はその時なりに精いっぱいやっていたんですけど、もっともっとやらなければいけないことがあると実感して。それからロータス世田谷にも通うようになり、ロータスでの練習で自分に足りないものが分かりました。復帰戦だった遠藤来生戦の前は過去イチ練習していて、平気で一日三部練とかやっていたんです。

やっぱり負けた後は普段の生活も楽しくないんですよ。遊んでいたり、飲みに行ったりしても。ふいに負けたことが頭に浮かんじゃって。だったらもっと限界を決めずに練習しようと思って意識が変わりましたね。今はある程度落ち着いて、週6日×3部練をやって強くなれるとは限らないので、バランスをとりながら練習していますが、あの時はひたすら練習していました」

――高木選手は打撃でのフィニッシュが多く、テイクダウンやグラップリングの強化が必要だと感じたのですか。

「そうですね。僕みたいに格闘技のバックボーンがない選手がレスリングや柔道をやっていた人たちに組み技で勝つのは容易ではないです。でもだからといってバックボーンがない選手が試合で優遇されるわけはないし、リングに立てばみんなスタートラインは同じです。だったら自分なりに工夫してやるしかないわけで、ロータスで練習を続ける中で、どうやって組み技で勝てばいいんだろうと考えて取り組んでいます。本当に昔は何できずにやられたんですけど、今は少しずつ対応できるようになりました」

――高木選手は格闘技歴も短く、プロでの試合時間も短いんで、どうしても経験値という面では不足していると思います。逆に言えば経験値を積むことでの伸びしろは多いですよね。

「例えばまだ倒し倒されの激闘はしたことがないし、練習でダウンしたり、打撃を効かされたことがないんです。でもこれから必ずそういう試合があるし、試合中に焦る展開もあると思います。そうなった時のことを想定して練習はしていますし、いざしんどい展開になっても対応できないとは思わないです」

――高木選手は以前から元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志選手のジムでパーソナルトレーニングを受けているそうですが、受けるようになったきっかけは何だったのですか。

「僕はバックボーンがないながらにも打撃で負けたことがなくて。そしたらアマチュア時代に打撃で押されて負けたことがあったんです。自信を持っていた打撃で不利になって負けたことがあまりに悔しすぎて、何か変えないとダメだなと思って、自分は蹴りよりパンチが好きだったからボクシングをやろうと思いました。それで内山さんのジムを探して指導してもらうようになりました。

僕は田口良一さん(元WBAスーパー・IBF世界ライトフライ級統一王者)にメインで教えてもらっていて、田口さんは他のトレーナーが許すところを絶対に許さないんですよ、本当にミリ単位のズレを指摘されるレベルで。でも上のレベルに行けば行くほど、そのミリ単位のズレが勝負を分けるじゃないですか。だから僕は田口さんにそのズレを修正してもらっているというイメージで、僕にはその指導方法がばっちりハマっていますね」

――さて対戦相手のコレスニック選手にはどんな印象を持っていますか。

「シンプルに強い。本当に強い相手だと思います。知名度がないだけで、UFCファイターのネイト・ランドウェアーともバチバチにやり合っているし、日本人で勝てる相手は少ないと思います」

――ファイトスタイル的にはいかがでしょうか。

「MMAでは掴まれるリスクがあるので、蹴ることは難しいのですが、コレスニックは前蹴り、ミドル&ローを蹴りまくって、かなり蹴りの技術が高い選手だと思いました。しかも掴まれるのを恐れずに思いっきり蹴っているのが印象的です」

――パンチの打ち方もワキが空いている独特の起動でフルスイングという。ロシア系ファイターらしい選手だと思います。その相手をどう攻略しようと思っていますか。

「僕はKO率が高いので、いつもKOを狙って戦っていると思われがちなのですが、どちらか言えば勝手にKOになってる感じなんですよ。だからコレスニックの蹴りを上手く対処しつつ、多少は被弾する覚悟も持って、自分がどうそこを打開するか。最終的に自分が倒して勝っていると思います」

――特にこれというパンチを狙わなくても、自然にKOしているのですか。

「はい。タイムアタックみたいな感じで倒すことはないですね。適当に思われるかもしれませんが、特定のパンチを狙うのではなくて、勝手に出るパンチで倒している。そんな感じです」

――なるほど。でも先ほどのミリ単位で打撃のズレを修正するという普段の練習の積み重ねとして、自然に体が反応するのかもしれないですね。

「ああ…確かに。繊細に練習している分、勝手に出るんだと思います」

――ここでコレスニック選手に勝てば、高木選手にとっては大きなステップアップになります。

「ぶっちゃけRIZINにも半端な選手が多いじゃないですか。RIZINに出ている選手でコレスニックに勝てる選手はなかなかいないと思うんですよ。だから僕がコレスニックに勝てば実力を認めてもらえると思うし、やばいやつがRIZINに来たぞと思わせたいですね」

――RIZINに出るのであれば、コレスニック選手のような強豪とやることに意味があるという考えですか。

「やっぱり強くなりたいですからね。今までの選手が強くなかったというわけではなく、上に行くためにはどこかで必ず強い選手とやらないといけないし。僕自身もコレスニックに勝てれば自分に自信を持てると思います」

――今の選手はMMAにおいて色んなキャリアの積み方があると思います。高木選手は強さを追求することで自分を表現したいですか。

「格闘家ですからね。格闘家は強さが正義なんで。ルックスとかトークとか、そういうのはあとからついてくればいいというか、自分はちゃんと順序を守りたいんです。強さがない格闘家にはなりたくないし、ちょっと有名だから注目される舞台に出るとか、俺はそういう選手とは違うぞってところを見せたいです」

――クオリティの高い試合を見せて会場を沸かせたいですか。

「はい。間違いなくそうしたいですね。今RIZINのフェザー級で上にいる選手たちのケツに火をつけたいし、見ている選手にも『こいつには勝てないかも…』と思わせる試合をやりたいです。僕とコレスニックだったら他とは違うハイレベルな試合を見せられると思うので、その違いを楽しみにしていてください」

■視聴方法(予定)
10月1日(日)
午後12時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ RIZIN LANDMAKR06対戦カード

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
佐藤将光(日本)

<キック61.5キロ契約/3分3R>
梅野源治(日本)
斎藤祐斗(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
イム・ドンファン (韓国)

<バンタム級/5分3R>
所英男(日本)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
ANIMAL☆KOJI(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
渡辺彩華(日本)
万智(日本)

<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
ヒロヤ(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
高木凌(日本)

<ライト級/5分3R>
渡慶次幸平(日本)
井上雄策(日本)

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)

<68キロ契約/5分3R>
銀・グラップリングシュートボクサーズジム(日本)
太田将吾(日本)

<キック57キロ契約/3分3R>
竹野元稀(日本)
内藤凌太(日本)

<バンタム級/5分3R>
切嶋龍輝(日本)
MASANARI(日本)

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