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【NEXUS28】仕切り直し。須藤✖渡部修斗があったからこそ──2月とは違う河村泰博×須藤拓真が見られる!?

【写真】須藤の足関前、足関後の展開がより楽しみになったバンタム級タイトルマッチだ(C)MMAPLANET

27日(金)、NEXUSが8月7日(日)に東京都新宿区GNEスポーツパレスで開催するNexus28と対戦カードを発表し、仕切り直しのバンタム級タイトルマッチが決定した。

2月大会で予定されていた同階級の頂上決戦はチャンピオン河村泰博のコロナ陽性の影響で延期されていた。


その後、河村は4月29日のパンクラス立川大会で高城光弘戦が決まっていたが、対戦相手の負傷で中止に。河村にとって今回の王座防衛戦は昨年11月のVJT以来、9カ月振りの実戦となる。

一方チャレンジャーの須藤拓真は4月のRIZIN TRIGGERで過去に同王座を返上した渡部修斗と対戦しスプリット判定勝ちを収めている。この渡部戦、柔術家としてMMAを戦う信条を持つ須藤にとって、初めてMMAで足関節を極めることができなかった試合となった。それゆえにこれまでのMMAで詰めなかった経験となったはずだ。

足関節を極め切れない場合の処置、下にステイするのかトップをとりに動くのか──チャンピオン河村もまた、須藤✖渡部戦によって挑戦者への理解度が進んだであろう。結果的に、今回のタイトル戦は2月に実現していたケースと比較しても、より進化し、より緻密さが求められる戦いになる。

また今大会ではキャリア15年目を迎える小倉拓也のNexus初陣も決まっている。青森在住、修斗からTTFC、地元興行のGFGを経て札幌のPFCでベルトを巻いた小倉が4年10カ月振りに東京での試合に挑む。対するジェイク・ムラタはパンクラス、Nexus、そしてIREのコンバット柔術とケージの中で結果が残せていない状況が続いている。11月7日の後楽園ホール大会出場へジェイク・ムラタもそうだが、ジェイク・ウィルキンスや小森真誉らの再起が掛かった試合も注目だ。

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【院長プロフィール】
光田昌平(みつだしょうへい)
昭和57年12月26日生まれ
★経歴★
大阪府大阪市生まれ ー柔道4段(6歳~21歳) ー 総合格闘技PANCRASE(パンクラス)大阪稲垣組プロフェッショナルファイター歴(5年)
★学歴・職歴★
大商学園高等学校 ー 北信越柔整専門学校 ー 山本第一病院リハビリ科 ー 医療法人一裕会 辻クリニック ー 神崎整骨鍼灸マッサージ院 院長 ー カラダコンディショニングミツ(2015~運営) ー 株式会社MITSU 設立
★資格★
・柔道整復師国家資格
・グラストンテクニックジャパン認定プロバイダー
・プロスポーツトレーナー
・ボディメイクデザイナー
・総合格闘技「パンクラス大阪」リングドクター
・総合格闘技「RIZIN」オフィシャルスポンサー
・その他、数多くの「RIZIN」ファイターの専属トレーナーとして大会に備動
★家族構成★
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【DEEP108】1年5カ月振りのTDC大会で大原✖石塚、北岡✖上迫。そして影の実力者ユータ&ロック参戦!!

【写真】3年の沈黙を破り、ユータ&ロックがフェザー級戦線に戻って来る(C)MMAPLANET

20日(金)、DEEPより7月10日(日)に東京都文京区のTDCホールで開催されるDEEP108 IMPACTのカード第一弾の発表があった。

昨年2月の20周年大会=DEEP100以来のTDCホール大会らしく強度高めのカードが明らかとなった。


まず大原樹里が、川名雄生を破った石塚雄馬の挑戦を受けDEEPライト級王座の防衛戦を行う。

そのライト級で現在2連敗中の北岡悟が、2020年10月にパンクラスで松本光史に敗れてから沈黙を守っていた上迫博仁と戦う。上迫にとってDEEP出場はフェザー級王座を失った2017年12月の芦田崇宏戦以来、実に4年8カ月振りとなる。

またパンクラス時代に現RIZINとDEEPフェザー級二冠王=牛久絢太郎、現バンタム級KOP中島太一、ONEファイターの中原由貴──修斗ではデビュー間もない頃に斎藤裕を破るなど、陰のフェザー級J-MMA最強の異名をとるユータ&ロックのDEEP初参戦も決まった。

対するはRIZINで山本空良に黒星を喫し、再起を図る中村大介だ。ユータ&ロックの力強いグライディングはいわば幹を制するMMA。対する中村の腕十字は枝をへし折るMMAだ。幹か枝か、注目度ナンバーワンのマッチアップといえる。

さらにメガトンでGPSの遺伝子を持つ赤沢幸典と酒井リョウ戦がくまれるなか、渡部修斗のキャリアのリスタート戦が組まれた2回戦ではフライ級で本田良介×杉山廣平が実現する。

2回戦で潰し合いをさせるのは、もはや理解不能と表現したくなる本田と杉山戦。このカードをサバイバル戦にするのであれば、佐伯代表が口にしていたようにDEEP内でフライ級GPの実現を望みたくなる。組んで削る本田と、一発の殺傷能力を持つ杉山の勝者はベルトに挑む権利を有してよいほどの一戦といえる。

またバンタム級で、後者が雅駿介×海飛も決まった。4月の大阪大会で連敗を脱出した雅と、同じく4月にPOUNDSTORMで勝利し戦績を3勝2敗と勝ち越した海飛の一戦はムエタイベースの雅に対し、極真ベースの海飛が近距離で攻勢に出られるかにかかっている。雅が中段回し蹴りをいかに受け、捌くかも非常に興味深い一戦となる。

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【Shooto2022#03】石井逸人の挑戦を受ける環太平洋バンタム級王者 小野島恒太「自分にはないセンスが」

【写真】前回の試合と違い3R、両者揃ってこの間の成長が問われる試合となる (C)SHOJIRO KAMEIKE

22日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#03のメインで、修斗環太平洋バンタム級王者の小野島恒太が、石井逸人を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う。
Text by Shojrio Kameike

今年1月に藤井伸樹を判定で下して環太平洋のベルトを巻いた小野島と、石井は2020年8月にインフィニティリーグで対戦し、ドローに終わっている。前戦から約2年――その間に修斗世界バンタム級の王座は、岡田遼から安藤達也に移った。大きく動き始めた修斗バンタム級で、小野島が目指すものとは何か。


――環太平洋のベルトを獲得してから約4カ月が経ちました。小野島選手の気持ちや生活の面で、何か変化はありましたか。

「自分は試合前から、何も変わらないだろうなぁと思っていたんですよ。8年前にベルトを獲れなかった悔しさからMMAを続けていたところがあるので、そういう意味ではホッとしたというか。毎日飲むコーヒーの味のレベルが上がったと思います(笑)」

――朝起きて飲むコーヒーが美味しい。それは一番幸せな時間の一つではないですか。

「そうなんですよね。他の人からの評価に興味がないわけではないです。でも、そういった評価を意識してMMAを続けてきたわけではないので。自分の中で、一つ目標を達成した。それ以外では特に変化もないです。逆にベルトを獲ったことでMMAへのモチベーションが下がることもなく、今も淡々とMMAをやっていますね」

――ベルトを獲得したことで「もうこれでいいかな」という気持ちは起きなかったのですね。

「全然そういう気持ちはないです。むしろ修斗の環太平洋のベルトを獲ったからといって――こう言っては何ですけど、世界のベルトではないですからね。今の目標の一つが、世界のベルトを巻くことです。僕は自分のMMAの完成度を高めるために続けているので、一つひとつその完成度を、ベルトという形として証明していきたいです」

――自分のMMAの完成度について考えた場合に、何をもってゴールとするかは難しくはないですか。

「ゴールはないようなものですからね……。正直、自分も年齢が年齢なので、いつ最後の試合になってもおかしくないと思っています。それは体の怪我なのか、それとも心が『これ以上はキツい』と思うのか。今もキツいことはキツいですよ。楽しいけど、シンドイこともありますし、生活を犠牲にするところもあるので。いつ現役生活が終わっても……という気持ちは持っています」

――……。

「もう今からUFCに行ってどうこう、と口にできる年齢でもないですし。でも、そういう若い選手が抱く夢とは別に、まだ自分に伸びる余地があるなかで、自分自身のMMAの完成度を高めていくことが楽しいんです」

――なるほど。すると前回の試合は、自分にとってはMMAとしての完成度が高まった試合だったと思いますか。

「そうですね。高まるように頑張って……頑張ったけれども、自分はまだまだだなって思わされた試合でした(苦笑)」

――どのような点が、まだまだと感じられたのでしょうか。

「自分はKOや一本でフィニッシュするタイプではないと思います。実際、フィニッシュしている数も少ないですよね。まず勝つことを目指して、どうやったら勝てるかということを考えています。そのうえで前回の試合は、自分の完成度が低くて相手をコントロールしきれていなかったり、相手にバックを取られてしまう場面もありました」

――試合では相手に何もさせずに勝つことが理想なのですか。

「それが理想ではあります。チャンピオンクラスやランカークラスに、そういう試合ができるのは理想です。なかなか難しいですけど」

――対照的な内容として、3月の世界チャンピオンシップはKO決着となりました。修斗の世界王座を目指すのであれば、あの試合はどのように見ましたか。

「やっぱり安藤選手の武器――切れ味鋭い打撃が生きて、まさに持っている選手なんでしょうね。もちろん本人の努力もあるでしょうし、すべて含めて持っている選手だということですよね。特に安藤選手は、自分にない武器を持っている選手だと思います。反対に――分かりづらいところなんですけど――僕は安藤選手が持っていない武器を持っていると思っています。今回対戦する石井選手もそうですよね」

――というと。

「石井選手は僕と比べると、鋭い武器を持っています。しかも能力が高い武器を持っていて」

――その石井選手とは一度、2020年8月に対戦しています。インフィニティリーグということで2R制、結果はドローでした。

「あの試合に関しては、自分の悪いところが出ました。試合中に自分の中で勝手にポイントを計算していたんです。それで今ポイントを取っているなと判断して……その点は反省しています。あの試合を通じて、もっと自分の完成度を高めていこうと思いました。具体的に言えば、テイクダウンしたあとも展開を作っていこうと考えた試合でしたね。

あの試合で評価されずドローになったからこそ、そういう部分を鍛えようと思うことができたんです。おかげで以降の試合では、勝つために自分がもっと決定的な場面を作るように努力し始めました。その意味で、自分にとっては大きなキッカケになった試合でした」

――ポイントを取ったと思ったことで、自分の動きを抑えてしまったのでしょうか。

「抑える部分というよりは、もう一歩踏み込まないというか。相手も強い選手なので、踏み込みすぎると危ないと思っていました。それはグラウンドでも、スタンドでも。そこで自分としては、リスクを冒さない戦い方に寄っていたと思います」

――インフィニティリーグでは、続く野尻定由戦がドローでした。以降の小野島選手は、組んでも寝かせても手を止めない、よりノンストップファイターになったと思いますが、それは石井選手との初戦の判定結果があったからなのですね。

「石井戦と野尻戦がドローという結果になり、その結果が一番生かされたのはRoad to ONEの試合だったと思います。ダメージ優先というONEの判定基準もあったので、よりダメージを与えていく戦い方に繋がっていきました」

――結果、MMAゾンビと呼ばれる藤井選手を相手にノンストップで攻めることができていました。約2年前の初戦から、そのように小野島選手が成長してきたなかで、対戦相手の石井選手はどう変化したと思いますか。

「石井選手については、田丸戦から注目して見ていました。すごく動きのある良い選手だなと思っていて。試合前だから、あまり相手のことは褒めたくないんですけど(笑)」

――アハハハ。しかし、褒めざるを得ない選手であると。

「自分にはないセンスがありますよね。極める力や、投げる力に関して切れ味鋭い部分がある選手です。若いからか、フィジカル面も充実してきて。あとTRIBEでトップ選手たちと練習している部分も強いのかなと思います。そういう良い環境で揉まれて、強くなっている印象があります」

――では現在、小野島選手はどのような環境で練習しているのでしょうか。

「練習会やプロ練習のようなものに参加するというよりは、スパーリングパートナーに来てもらって、マンツーマンで練習することがメインになっています。

今のスパーリングパートナーは、パンクラス王者の中島太一選手です。お互いチャンピオンになる前から一緒に練習していて、中島さんもチャンピオンになったので嬉しいです。他にも元ONE世界王者の猿田(洋祐)さんとか。猿田さんもONEのチャンピオンになる前から一緒に練習していました」

――練習会やプロ練習など集団で練習するよりも、マンツーマンでの練習することのメリットは何なのでしょうか。

「集団で練習することも大事だと思います。自分も、もともとは出稽古させていただいたりしていましたから。でもマンツーマンでより深く技術を研究し、お互いにアドバイスして、お互いに感じたことを伝え合う。次にまた同じ人とスパーリングをして……という練習で突き詰めていくなかで、どんどん完成度が高まっていくのかなと思っています。

初めての方とのスパーリング、慣れていない方とのスパーリングだと、どうしても遠慮が出でしまったりすることがあるんですよね。対してマンツーマンのほうが運動強度というか、練習の質が上がってくるのかなっていうメリットはあります」

――なるほど。それとベルトを巻いた直後に、次に対戦したい相手として手塚基伸選手と中村倫也選手の名前を挙げていました。いずれも試合が実現しなかったことについては、どのように考えていますか。

「1月16日の時点で誰と戦いたいかと言われたら、手塚選手と中村選手ではあったんです。あの時点で3月や5月の試合が決定すれば、ですよ。でも3月に石井選手が石橋(佳大)選手に一本勝ちしましたよね。石橋選手は、ああいう負け方をしたことがなかったと思うんです。だから石井選手が石橋選手に勝った時点で、次は石井選手とやるべきじゃないかと思いました。石井選手の挑戦を受けないと、チャンピオンじゃないでしょって」

――そうだったのですね。今回は再戦となりますが、前戦とはまったく違うものになると思いますか。

「意外と全然違う展開になるんじゃないでしょうか。お互い狙っているもの、やることっていうのは、あまり変わっていないと思います。石井選手は打撃でペースを握って、グラウンドに持ち込んで自分のペースで試合を握りたいでしょうし、それは自分も同じです。ただ、自分のペースに持ち込めなかった時に、スタンドかレスリングの展開になるのか、グラウンドになるのかはフタを開けてみないと分かりません。でも、どんな展開になっても自分は大丈夫です」

――そのように冷静に分析できるということは、自身の中で試合に向けて出来上がっているということなのでしょうか。

「はい。試合はフタを開けてみないと分からない、神のみぞ知る部分が多いですよね。でも、どうなっても大丈夫なように対策はできています。今は自分も世界ランキング1位ですし、この試合に勝ったら次は世界チャンピオンシップだと思っています」

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DEEP LFA MMA o ONE ONE Championship RIZIN Road to UFC SASUKE UFC キック パンクラス ベラトール ボクシング 中村倫也 修斗 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 平良達郎 松嶋こよみ 海外 渡辺華奈 野瀬翔平 風間敏臣 齋藤翼

【UFC】ROAD TO UFCトーナメントに有望若手日本人選手が大挙出場!

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先週末の日本の格闘技界を彩った平良達郎のUFC初勝利と渡辺華奈のベラトールでの一本勝ち。日本人が再び北米で脚光を浴びる機運が日増しに高まっています。そんな中、絶妙のタイミングで開催されるのがROAD TO UFCのトーナメント。シンガポールで開催されるUFC 275に先立って各階級のトーナメントが行われますが、そこに出場する日本人選手7名の参戦が発表されました。

【フライ級】
堀内佑馬
現役高校生ファイター、宮下トモヤの遺伝子を持つ男としてDEEPでプロデビューしたのは2013年。あれから9年の月日が流れ、LFAの暫定フライ級王座戦に挑戦するまでに成長した堀内。UFC参戦に片手が掛かかるのはとにかく感慨深い。国際戦の経験が豊富なアドバンテージを活かして平良達郎と同じフライ級でUFC参戦なるか。

【バンタム級】
風間敏臣
中村倫也
野瀬翔平
群雄割拠にして選手層の厚いバンタム級は3選手がエントリー。柔術で輝かしい実績を引っさげパンクラスのネオブラッドトーナメントを制した風間。多くのプロモーションから引く手あまたの逸材がついに海外進出です。
そしてLDHが手掛けるEXFIGHTのエース格にして修斗でも連勝中の中村。レスリングをバックボーンにしながらもハイキック、カウンターのパンチで試合を決める決定力の高さは特筆モノ。POUND STORMではメインを務めて国際戦も勝利しているだけに納得の選出です。
最後は大抜擢されたと言ってもいい野瀬。柔道をベースにアグレッシブな寝技が持ち味。昨年7月の修斗で齋藤翼を相手にツイスターや肩固めを矢継ぎ早に仕掛けて追い込んだ試合が印象的。ブレイクなるか。

【フェザー級】
佐須啓祐
松嶋こよみ
佐須の名前を聞いてピンと来なくても修斗世界フェザー級王者のSASUKEと聞けば誰もが納得するでしょう。1本も取れるしパウンドアウトも出来るグラウンドの強さは一級品。個人的にRIZINフェザー級戦線で見たかったですが、こうなったらUFC参戦の切符を掴んでもらいましょう。
ONE Championshipに継続参戦していた松嶋はタイトルショットも経験しており、国際戦の経験は圧倒的。ONEを経由してUFCを目指すという日本人としては珍しい経路なだけに、松嶋を物差しにしてUFCと ONEを比較して見るのも面白い。

【ライト級】
宇佐美正パトリック
中村と同じくLDHの手掛けるEXFIGHT出身。アマチュアボクシングでは高校時代に6冠を達成したポテンシャルの高さは際立っています。荒削りでグラウンドには難はあるものの伸びしろは十分。ギラついた眼光と態度はUFCで開眼しても不思議ではない。


ほとんどの選手はMMAの実績は残していますが、それでもダイレクトに参戦出来ないUFCの層の厚さたるや恐ろしい。今回のトーナメントには近年レベルが急上昇している中国と韓国からもエントリーしており、UFC本戦出場に向けてシビアなサバイバルマッチになるのは間違いないでしょう。必見。
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【TORAO27】結城大樹戦へ、田中半蔵─02─「カウンター狙いではなく。組まれても大丈夫」

【写真】地元ではあるが、北九州と博多のライバル対決という見方も成り立つ一戦へ (C)SHOJIRO KAMEIKE

15日(日)、福岡市中央区のよしもと福岡大和証券 / CONNECT劇場で行われるTORAO27で、結城大樹と対戦する田中半蔵インタビュー後編。

得意のカウンターに衰えを感じていた田中が、現在まで取り組んできたというファイトスタイルの改善とは? 地元での試合とあってモチベーションも高まっている田中が、対戦相手とその攻略について語る。

<田中半蔵インタビューPart.01はコチラから>


――前回の試合は2020年10月、パンクラスで透暉鷹と対戦して判定負けを喫しています。今回は約1年半ぶりの試合となります。

「その期間もパンクラスさんからはお話を頂いていたんですけど、怪我もあって思うような練習ができずにいました。それでオファーを頂いても『ちょっと考えさせてください』ということが続いたんですよ。でも今回、山本さん(山本陽一TORAO NATION STATE会長)からお話を頂いて、地元で試合をするのも良いかなって思いました。北九州に帰ってきても、地元の知り合いとかが僕の試合を見たことがないんですよね。いつも東京で試合をしていたので、よく『福岡で試合しないの?』、『いつ試合したの?』とか聞かれていて」

――田中選手が地元で試合を行うのは、2016年9月にTORAO北九州大会で、摩嶋一整選手と対戦(判定負け)して以来ですよね。

「当時はまだシューティングジム横浜所属で、横浜から北九州に来て試合をしました。ちょうどONEとの契約が終わった時期に山本さんからお話を頂いて、自分も地元で試合をしたいなと思っていたので。その摩嶋戦のあとからパンクラスに参戦し始めたんですよね」

――ということは、今回は6年ぶりの修斗参戦ということにもなります。

「アマチュアから修斗でやっていましたし、シューティングジム横浜に所属していたので、やっぱり修斗には思い入れがありますよ。ただ、今後もずっと修斗で試合をしつづけるというよりも、地元で試合ができるっていうことのほうが大きいです。それでモチベーションも上がっていますね」

――現在は福岡でMMAの興行が開催されることも少なりました。

「去年のTORAO福岡大会は、コロナ禍の影響で中止になりましたからね」

――横浜にいた頃と今では、試合に対するモチベーションも異なっているのでしょうか。田中選手が今も戦い続けるのは……。

「どうなんですかね……もう強くなることはないかもしれないですけど(苦笑)」

――えっ、どういうことでしょうか。

「パンクラスに出ている時は、パンクラスのチャンピオンを目指していたんですよ。でもなかなか厳しいな、というところもあって。海外を目指すっていうこともないし。これから修斗に戻ってベルトを目指す、っていうこともないですしね。今の自分にとっては、まず地元の試合で勝ちたい。それが一番ですね。

前に北九州で試合をした時は、昔からの知り合いが応援に来てくれたんですけど、今は家族全員で引っ越してきているじゃないですか。子供の知り合いとか応援してくれる人も増えました。そうやって応援してくれている人や、お世話になっている人たちの前で試合がしたいという気持ちが強いです」

――地元に戻って、色々と環境が変わったのですね。

「子供も大きくなりましたからね。横浜にいる時はまだ幼稚園とか小学校の高学年で、それが今は中学生ですから。子供は野球をやっていて、部員の親の集まりにも参加したり(笑)。でも、今のほうが落ち着いていると思います。

何より北九州に戻ってきてからずっと、山本さんがTORAO福岡大会に出てほしいと言ってくれていて。自分もタイミングが合えば、と答えてきたんですけど、今回ようやくタイミングも良いなと思って出ることにしました」

――ではTORAO福岡大会で対戦する、結城大樹選手の印象を教えてください。

「グラップラーで手足が長くて、バック取って……しっかり自分の型を持っている選手ですよね。あと試合映像を見ると、毎試合後グッタリしているので、頑張る選手なんだろうなと思います」

――確かにテイクダウン、スクランブル、そしてバックテイクをフルラウンド回し続けるほど運動量は多いです。

「そこにハマっちゃうと厄介ですよね」

――その結城選手を相手に、どのような試合をしたいですか。

「自分はここ最近、組みのことばかり考えて、パンチを振ることができていない試合が続いているんです。次は打撃でプレッシャーをかけて、組まれても大丈夫な対策をしていますし。いろんなパターンをスパーリングでも試しているので、手数を増やして先手を取っていきたいと思います」

――手数を出して先手を取る……かつてのカウンター主体のスタイルとは真逆ですね。

「昔は相手の動きを待つことのほうが多かったですからね。今はカウンターに頼らないよう、寝技や組み技にも力を入れています。アグォン戦はケージレスリングみたいな試合で、負けましたけどレスリングでもやり合えたので。そういうところは自信になっています」

――新しいファイトスタイルに対して、自信がついているということですか。

「はい。技術的にも上がっている感じはあります。練習も楽しんで、試合に出ていない期間も練習はやっていましたから」

――地元に戻ってきて、以前より格闘技を楽しむことができているのではないですか。

「アハハハ、そうですね。楽しいから続けているっていう感じです。……すみません、全然面白いことを言えなくて(苦笑)」

――いえ、そんなことはありません。田中選手らしいお話だなと思います。

「ありがとうございます。北九州に戻ってきてから新しいファイトスタイルについて考えて、取り組んできました。次の試合では、新しい姿を見せられるんじゃないかと思います。よろしくお願いします」

■TORAO27視聴方法(予定)
5月15日(日)
午後5時20分~ Twit Casting LIVE

■TORAO27対戦カード

<修斗環太平洋ウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者] ソーキ(日本)
[挑戦者] 田村ヒビキ(日本)

<ライト級/5分3R>
結城大樹(日本)
田中半蔵(日本)

<フェザー級/5分3R>
野瀬翔平(日本)
藤川智史(日本)

<ミドル級/5分2R>
加藤正憲(日本)
墨吉涼太(日本)

<76キロ契約/5分2R>
山下康一朗(日本)
麻植裕太(日本)

<フェザー級/5分2R>
野尻定由(日本)
奇天烈(日本)

■TORAO GIG 04視聴方法(予定)
5月15日(日)
午後1時30分~ Twit Casting LIVE

■TORAO GIG 04対戦カード

<女子ストロー級/5分2R>
宝珠山桃花(日本)
檜山美樹子(日本)

<2022年新人王Tフライ級1回戦/5分2R>※当日計量61.2キロ契約
打威致(日本)
KJ Tyler(日本)

<バンタム級/5分3R>
若山達也(日本)
若宮龍斗(日本)

<2022年新人王Tライト級1回戦/5分2R>※当日計量77.1キロ契約
深見弦汰(日本)
スモーキー(日本)

<バンタム級/5分2R>
永留惇平(日本)
わっしょい内田(日本)

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▶RIZINの『怒り・バチバチ・激昂』系のシーンをまとめました。下記に目次もありますのでご参照ください。

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【目次】

00:00奥田啓介(Keisuke Okuda/プロレスラー/IGF/DDT/DRAGON GATE)vs鈴木博昭(Hiroaki Suzuki/怪物くん/SHOOT BOXING/ONE)
01:12梅野源治(Genji Umeno/REBELS/RISE/KNOCK OUT)vs皇治(Kouzi/K-1/Krush/J-NETWORK/HEAT)
02:03萩原京平(Kyohei Hagiwara/KROSS×OVER/AFC/DEEP/GLADIATOR)vs平本蓮(Ren Hiramoto/K-1)
04:04石渡伸太郎(Shintaro Ishiwatari/RIZIN漢塾塾長/戦極/SRC/パンクラス)vs佐々木憂流迦(Ulka Sasaki/UFC/修斗)
05:13朝青龍(元大相撲横綱)
06:25YUSHI vs ZENKI
08:10北岡悟(Satoru Kitaoka/DEEP/パンクラス/戦極/DREAM)
09:19魚井フルスイング(Uoi Fullswing/修斗/和術慧舟會HEARTS)大沢ケンジ(Kenji Osawa/DREAM/修斗/WEC/和術慧舟會HEARTS)
11:18ボビー・オロゴン(Bobby Ologun/K-1)榊原信行(Nobuyuki Sakakibara)
13:03ストラッサー起一(Strasser Kiichi/UFC/Bellator/HEAT/パンクラス)

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【当チャンネルの動画リスト】

▼RIZIN 全 〇〇連発シリーズ

▼RIZIN 公開計量 〇〇連発シリーズ

▼RIZIN 怒り・バチバチシーン 〇〇連発シリーズ

▼RIZIN 涙シーン 〇〇連発シリーズ

▼RIZIN おもしろシーン 〇〇連発シリーズ

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【元動画】








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BELLATOR LFA o UFC パンクラス ポール・デイリー マイケル・ペイジ

Bellator281:メインカード第2試合・ポール・デイリー vs. ウェンデル・ギャコモ

ウェルター級。デイリー8位。

地元イギリス・39歳のポール・デイリーはこれが引退試合となる。2006年にパンクラスに参戦し、北岡と対戦したがギロチンチョークで一本負け。その後2009年にUFCと契約したが、2連続1RKO勝利の後、ジョシュ・コスチェック戦では終始テイクダウンされ押さえ込まれる展開で判定負け。試合後にコスチェックを殴りリリースされた。2012年にはStrikeforceで三崎和雄と対戦しスプリット判定負け。Bellatorには2015年から本格参戦。常にトップ戦線で戦っていたため負けも多かったが、ウェルター級GP一回戦ではマイケル・ペイジ相手にスプリット判定まで持ち込んでいる。43勝のうち34KO勝ちで、キャリア63戦で一本勝ちはなし。

ブラジルのギャコモは27歳で9勝2敗。前戦はLFAで判定勝ち。実績だけ見れば、デイリーの引退に華を添える咬ませ犬役というところだが…。

積極的に出るギャコモ。パンチを打ち込むがデイリーが打ち返すとタックルへ。ケージに押し込んだ。ボディロック。シングルレッグへ。テイクダウン。すぐに立ったデイリー。バックからヘンゾフック。ケージを蹴って倒すとバックマウントへ。マウントに移行。なんとかハーフまで戻したデイリー。立ったデイリーだがバックを取ったまま放さないギャコモがまた倒した。腕十字。しかし外れて下に。デイリーパウンド。ギャコモは足関を狙う。50/50からヒール。腕をつかんでなんとか外したデイリー。ゴング。

1Rギャコモ。なかなか強い。

2R。デイリー出てきた。プレスして右。飛び膝。ギャコモタックル。脇を差してこらえたデイリーだが倒された。バックに回るギャコモ。座った体勢のデイリーに対し、ハーフバックから殴る。尻を上げて前に落とそうとするデイリーだが落ちない。仰向けになり両足フックしてバックマウント。バックから殴るギャコモだが、残りわずかでデイリー反転!下から蹴って放したギャコモだが、先に立ったデイリーが座った体勢のギャコモに対し暴風雨のようなパンチのラッシュ!立ち上がるギャコモだが左右のフックで顎を撃ち抜かれてダウン!KO!

デイリー、ピンチを凌いで引退試合でKO勝ち。

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6.9&10にシンガポールで開催のアジア版『Road to UFC』1回戦出場選手が決定/日本人は4階級で合計7名出場

6.9&10にシンガポールでアジア版『Road to UFC』の1回戦を開催/4階級で8人トーナメントを行い日本人も出場予定(2022年04月22日)

 こちらの続報。


 世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFC〓(Ultimate Fighting Championship)は本日、アジアのMMAトップアスリートたちが世界の舞台で活躍するための最も重要な機会となる『ROAD TO UFC』の参加選手を発表いたします。ROAD TO UFCの1回戦は東南アジア初のペイ・パー・ビューイベントとなる『UFC〓 275:テイシェイラ vs. プロハースカ』に先立ち、6月9日(木)および10日(金)の2日間にわたり、シンガポール・インドア・スタジアムにて開催することになっております。

 ROAD TO UFCはアジア全域からMMAのトップアスリートが一堂に会し、UFCとの契約を懸けて勝ち上がっていくトーナメント形式で実施いたします。今回のROAD TO UFC ではフライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級に、それぞれ8名の総合格闘技選手が出場する予定です。

Flyweight(フライ級)
堀内佑馬(ほりうち・ゆうま)

小学生時代から始めたキックボクシングをベースに、2013年にDEEPでプロMMAデビュー。2016年の試合を最後に、UFCを目指して拠点をアメリカに移す。2021年にはLFAでタイトルマッチを経験する。今回のチャンスをものにする準備は整っている。

Bantamweight(バンタム級)
風間敏臣(かざま・としおみ)

2020年にプロデビューすると、翌年のパンクラスネオブラッドトーナメントを制し、2022年にはDEEPで行われたワンデートーナメントを制する。9勝中8勝がフィニッシュと決定力の高さを見せている。

中村倫也(なかむら・りんや)
5歳からレスリングを始めて実績を積むと、2017年にはU-23の世界選手権を制する。東京五輪を目指すも、あと一歩で出場権を逃し、レスリングからMMAに転向する。2021年にプロデビュー、デビュー2戦目で修斗のランカーを下し、3戦目ではPOUNDSTORMで国際戦も経験して全勝、器の大きさを見せた。これからの日本のMMAを背負って行く可能性のある選手。

野瀬翔平(のせ・しょうへい)
柔道時代の首の大ケガを乗り超えて2021年に修斗でプロデビューを果たす。その後、ONE Japan SeriesやHEATでも実績を積む。7勝中5勝が一本勝ちと極めの強さを見せている。

Featherweight(フェザー級)
佐須啓祐(さす・けいすけ)

2016年に修斗でプロデビューを果たす。ケガのため2017年から約2年半試合から遠ざかるも復帰後は7戦全勝。2020年に修斗環太平洋王座を、2021年には修斗世界王座を獲得。本場アメリ カでの修行も終えて準備万端。

松島こよみ(まつしま・こよみ)
少年時代から空手、レスリングなどの格闘技を学び、MMA選手としての土台を作る。2015年に修斗でプロデビューすると、その年の新人王を獲得。その後はPXC、パンクラス、ONE Championshipと戦いの場を移し、目標とするUFCの舞台に挑戦するチャンスをつかんだ。

Lightweight(ライト級)
宇佐美正パトリック(うさみ・しょう・ぱとりっく)

幼少時に父から空手を習い始める。その後、ボクシングに転向し、高校では6冠を達成、2018年の世界ユース選手権では銅メダルを獲得。東京五輪を目指すも選考会で敗れ、その後、MMAに転向した。


Yuma Horiuchi(Tapology)

Toshiomi Kazama(Tapology)

Rinya Nakamura(Tapology)

Shohei Nose(Tapology)

Keisuke Sasu(Tapology)

Koyomi Matsushima(Tapology)

Patrick Sho Usami(Tapology)

 日本人選手の戦績はこちらを参照。

【ROAD TO UFC参加選手一覧】
フライ級(56.7kg以下)

● Rama Supandhi (Indonesia) |ラマ・スパンディ(インドネシア)
● Jeremia Siregar (Indonesia) |ジェレミア・シレガル(インドネシア)
● Wallen Del Rosario (Philippines) |ウォーレン・デル・ロサリオ(フィリピン)
● Horiuchi Yuma (Japan) |堀内佑馬(日本)
● Choi SeungGuk (Korea) |チェ・ソングク(韓国)
● Park HyunSung (Korea) |パク・ヒョンソン(韓国)
● Top Kiwram (Thailand) |トップノイ・キウラム(タイ)
● Qiu Lun (China) |チウ・ラン(中国)

バンタム級(61.2kg以下)
● Kim MinWoo (Korea) |キム・ミヌ(韓国)
● Maimaitituoheti Keremuaili (China) |ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)
● Kazama Toshiomi (Japan) |風間敏臣(日本)
● Nakamura Rinya (Japan) |中村倫也(日本)
● Xiao Long (China) |シャオ・ロン(中国)
● Gugun Gusman (Indonesia) |ググン・グスマン(インドネシア)
● Nose Shohei (Japan) |野瀬翔平(日本)
● Wulijiburen (China) |ウリジ・ブレン(中国)

フェザー級(65.8kg以下)
● Yi Zha (China) |イー・ジャー(中国)
● Sasu Keisuke (Japan) |佐須啓祐(日本)
● Hong JunYoung (Korea) |ホン・ジュニョン(韓国)
● Lee JeongYeong (Korea) |リー・ジョンヨン(韓国)
● Matsushima Koyomi (Japan) |松嶋こよみ(日本)
● Xie Bin (China) |シエ・ビン(中国)
● Lu Kai (China) |ルー・カイ(中国)
● Angga Hans (Indonesia) |アンガ・ハンス(インドネシア)

ライト級(70.3kg以下)
● Balajin (China) |パラジン(中国)
● Ki WonBin (Korea) |キ・ウォンビン(韓国)
● Ailiya Muratbek (China) |アイリヤ・ムラトベク(中国)
● Pawan Maan Singh (India) |パワン・マーン・シン(インド)
● Anshul Jubli (India) |アンシュル・ジュブリ(インド)
● Usami Sho Patrick (Japan) |宇佐美正パトリック(日本)
● Asikeerbai Jinensibieke (China) |アシカルバイ・ジンエンスビエク(中国)
● Kim KyungPyo (Korea) |キム・ギョンピョ(韓国)

 全出場選手も発表されています。続きを読む・・・
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お蔵入り厳禁【Special】月刊、水垣偉弥のこの一番:3月:MMA SUPER CUP─02─「目を瞑っちゃあ……」

【写真】目を瞑ってはいけない現実が、MMA界に存在した(C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、水垣偉弥氏が選んだ2022 年4 月の一番。4月9日に行われたUFC273で組まれたUFC世界バンタム級王座統一戦=アルジャメイン・ステーリング×ピョートル・ヤン戦について語らう前に──掲載が遅れていた2022 年3月の一番、3月9~10&12日に開催されたMMA SUPERCUPについて引き続き語らおう。

<月刊、水垣偉弥のこの一番:3月:MMA SUPER CUP Part.01はコチラから>


──水垣さんが見たカザフスタンの強さとは。

「バーレーンのダゲスタン人選手が見せていた近い距離に入ると組んでテイクダウンを仕掛けるという感じではなく、打撃も多かったですね」

──裸のコンバットサンボのようにも見えました。

「あぁ、確かに。あの中島太一選手を後ろ回し蹴りでKOしたアルマン・オスパノフのように遠い距離で後ろ回し蹴りを使ったり、寝技ではサブミッションという感じでしたね。繰り返しになってしまいますけど、この強さでアマチュアで。しかもバーレーンと違った帰化選手とかでなく、純粋にカザフスタンの人達なわけですよね?」

──ハイ。ただもう国か企業の援助があって、世界選手権の時などは合同合宿とかして早目に現地入りしているそうです。

「う~ん、上手く言えないのですが……体も強いし、纏まったMMAとも少し違う。日本ではアマチュアMMAってプロになるため。その資格を手に入れるための大会じゃないですか。対してIMMAFは違う価値のあることをやっているような気がします。

ボクシングだと五輪があって、そこに出場する選手たちって普通にジムでボクシングを始めてプロテストに受かってデビューした選手たちより、レベルが上で。彼らがプロになるなら、このIMMAFのSUPER CUPで戦っている選手達……いわばIMMAFの世界大会で上位の戦績を残している選手達は、MMAの世界でそんな風になっていくのではないかと感じました」

──ファイトマネーを得て試合をするからプロMMA。ただし、それで生活ができない選手が大半という世界に対し、バーレーンやカザフスタンの選手は試合で収入はなくても、これで生きていけている。

「そういうことですよね。多くの国のMMAと逆パターンですね。バーレーンとの準決勝でラマザン・ギチノフから先に大内刈りでテイクダウンを奪った選手(※ザクシノフ・アイマハノフ)とか、逆転されましたけど強かったです。あの2人の試合って、プロでもけっこう上のレベルだなって(苦笑)。

これまでIMMAFにさほど注目していなかったのですが、しっかり見てみるとレベルが高くて試合が面白いんですよね。ルール的にヒールと顔面へのヒザ蹴りがないのですが、カザフスタンの選手たちはヒザ蹴りが解禁されれば、さらに強くなると思います。

逆にバーレーンのダゲスタン勢は、顔面へのヒザ蹴りがないルールだからこそ、ここまで強さ発揮しているという見方ができるかと思いました」

──他の国でも気になったところはありましたか。

「決勝でバーレーンと戦ったアイルランドとか今のMMAに近くて、完成度も高かったです。ただし、バーレーン勢とはこのルールだと相性が悪い(笑)。ごり押しで負けてしまっていましたよね。バーレーンの選手はとにかくレスリングが強いです。

あのダゲスタン系の選手って、フォークスタイルとは違うけどコントロールという部分で似たレスリングに感じました。

僕は以前からフォークスタイルとダゲスタン・レスリングは繋がっていると思っていたんです。ダニエル・コーミエとカビブ・ヌルマゴメドフが同じAKAということもあったのもしれないですが、ケージレスリングで結構同じポジションを取って、同じように殴っていたので」

──バーレーンの選手たちが、UFCレベルのMMAファイターの打撃があっても、あのレスリングのごり押しスタイルで戦えるのか。

「実際、カザフスタンの選手にハイキックで負けた選手がいますよね。それほど打撃をやり込んでいるようには見えないです。女子のアリーサ・ベルトソとかは元々ブラジルで打撃をやり込んでいたので通用すると思うのですが、男子の選手はあのレスリングだけだとどうなるのか。

このルールだから圧倒的に有利で、一部のアマトップの国の選手以外にはアレで楽勝できるんでしょうね。でも、この先を見るとどうなるのか」

──バーレーン人選手はそこからBRAVE CFでプロデビューをしている選手もいます。もちろん他の国の選手もそうですよね。IMMAFの世界チャンピオンだとムハマド・モカエフなどが既にBRAVE CFを経てUFCファイターになっています。

「モカエフは僕もUFCで試合を見たのですが、IMMAFの大会で20数戦戦っていて無敗なんですよね。それだけキャリアがあって、プロになるとデビュー戦扱いなんですから、それは強いです。世界大会で初戦や2回戦はそれほどではなくても、準決勝や決勝は今回のSUPER CUPのレベルはあるでしょうから……それはもう経験値も積んでいます」

──先ほど水垣さんが言われた日本でプロのなるためのアマチュアMMAで成績を残した選手、こういう場で国際戦を経験する手はあるのではないかと思った次第です。

「その経験って、かなりデカいと思います。日本のMMA界はもっとIMMAFを視野に入れないといけないと感じました。最終的にUFCへ行きたいのであれば、レコードは大切です。なら、プロ戦績として結果が残らないアマチュアの大会で国際戦を経験すると、10戦分だとか力をつけてプロデビューできるかもしれない。そのアドバンテージは考慮しても良いんじゃないかと思いました。

かなりの状態に仕上がって、プロデビュー戦を迎えることになりますからね。あるいはIMMAFの実績で、もう普通に10戦、15戦のキャリアのある選手とプロデビューを行うとか、そういう日が来るかもしれない。そうなるとステップアップも早くなるという考え方もできます。さきほど名前が出たモカエフは6戦目でUFCと契約したわけですしね」

──IMMAFを重視する必要性は、本当に大ありだと私も現地で感じました。

「逆にいえば、ここに対して目を瞑っていると遅れを取ります。あの場を利用しない手はない。日本チームとして出られるなら、ぜひこの場を日本のレベルアップに使うべきだと思います。プロのレコードに傷つかないで、この経験ができるメリットを考えると、本当にそうです。

アマ修斗、アマ・パン、DEEPのフューチャーキングT優勝者が今回の大会に出ていたとして、チーム・オセアニアやアイルランドに勝てるとは限らないと思いました。もちろんバーレーンやカザフスタンは言わずもがな、です。準決勝以上の戦いはプロと比較しても、相応なレベルの高さでした。

これも繰り返しになりますが、バーレーンとか見ていると練習体系が出来上がっていないと、ああいう風に皆が似たスタイルにならないと思うんです。どういう練習をしているのか、凄く気になりますね」

──上久保選手が、KHKジムで練習がしてみたいと言っていました。

「あっ、僕も上久保選手とPROGRESSのグラップリングマッチの音入れで会った時に『ダゲスタンとかで練習したら良いのに』って言っていたんです。でも、現状はもうダゲスタンに行くこともできないでしょうし。ならバーレーンっていうのはありますよね。

あの練習があれば、彼らのようなスタイルでない選手が、あのテイクダウンとコントロールを手にすることができる。それこそベルトソのように、ですね」

──このIMMAFで世界王者を目指し、今やタイのAKAタイランド所属で練習している山口怜臣選手がいます。

(C)REO YAMAGUCHI

「以前、パンクラスで表彰とかされていた選手ですよね。

いやあIMMAFの大会に挑戦し続けているって、凄く良い経験になっていると思います。ただし、今の日本のアマMMAで優勝した子を集めて、ここに行っても勝てないですね……。ぶっちぎりで優勝した子、修斗で新人王トーナメントMVPになるだろうって思われるような。そんな選手とか、それこそ髙谷さんと岡見選手がやっていたLDHのオーディションで勝ち抜いた子が、プロになるのを一旦置いて。合宿とかしてIMMAFに挑まないと相当に厳しい。でも、それがあると僕は日本の強化につながると思いました。そして山口選手のこれからにも期待したいですね。

とにかく良い経験ができて、負けてもレコードに傷つかない。TUFのようで凄く良いことかと思います」

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