カテゴリー
45 Eterna Eternal MMA83 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN26 PANCRASE Pancrase350 Pancrase351 SASUKE UFC アンソニー・ドリリッチ ジョセフ・カマチョ パンクラス ボクシング 仙三 伊藤盛一郎 海外 猿飛流 鶴屋怜

【Pancrase351】2年振りのパンクラス復帰、猿飛流「別にUFCが目標じゃなくてもいいじゃん」

【写真】その通り──と共感ばかりの猿飛流の言葉です(C)TAKUMI NAKAMURA

15日(日)に東京都港区のニューピアホールで行われるパンクラス師走の大一番=PANCRASE350&351の昼夜大会。夜の部351で猿飛流がジョセフ・カマチョと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

3月のEternal MMA83でフライ級王者アンソニー・ドリリッチに2RKO負けを喫した猿飛流。UFC出場という目標に近づくために挑んだ一戦に敗れる結果に終わったが、この敗戦が猿飛流の格闘技に対する向き合い方を変えることになった。「僕はMMAに救われた人生。自分がどこまで強くなれるのかを満足いくまでやりきりたい」という想いを持ってカマチョとの戦いに臨む。


――本日は記者会見後の取材ですが(11月29日)、会見では「一時は格闘技を辞めようと思っていた」とお話されていました。改めてそのことを詳しく聞かせてもらえますか。

「ずっと自分の中ではUFCという目標があって、ちょうど2年前の防衛戦で鶴屋怜君と対戦することになったんですね。負けなしで期待されていた怜君に勝つことが出来たら『UFCを目指す』と言える資格があったと思うのですが、結果的にはRNCで一本負けてしてしまって。その時に自分の中でちょっとUFCへの気持ちが途絶えてしまって。そうなった時に、国内で目標だったパンクラスのベルトを獲って、先輩の仙三さんからベルトを受け継ぐことが出来て、もうやることはやったんじゃないかと思ったんです。

格闘技そのものは好きだし、まだ引退はしたくないと思って練習は続けていたのですが、自分の気持ちとしてはそういう状況でした。そんな時に、3月のEternal MMAでアンソニー・ドリリッチとタイトルマッチのオファーが来て、Eternal MMAはUFCのフィーダーショー的な位置づけで、UFCにつながる大会だと思ったので、これがラストチャンスだと思って試合を受けました。ただその試合でもぶっ飛ばされてしまって、また進退を考えたんですけど、 やっぱりまだ格闘技が好きで、仲間が好きで、僕に期待してくれる人もいる。パンクラスの坂本(靖)さんからも『またうちでやらないか』という連絡をいただいて、気持ちもすごく前向きになっていた時で、色々とタイミングが重なって(復帰を)決めました」

――2年前に鶴屋選手に敗れて、一気に目標を見失ったような気持ちだったのですか。

「そんな感じでしたね。自分がチャンピオンになった時は年齢的にも若くなかったし、1回でも負けたら正直UFCへの道は厳しいだろうと思っていました。僕は勝ち方も派手ではないので。でも、あのタイミングで怜君に勝てばUFCを目指す資格があると思っていたので、あそこで負けた時にバタっと(UFCへの道が)閉ざされた気がしました」

――Eternal MMAの試合を受けたのも、Eternal MMAがUFCにつながる可能性がある団体だからで、そこでもう一度気持ちが燃えましたか。

「燃えましたね。怜君に負けて、これからどうしよう?と考えながら練習を続けていた時にEternal MMAの話が来たんで、すぐに飛び乗りましたね」

――ただしUFCへの道という部分では、わずかな可能性に賭けて出場したEternal MMAでKO負けしてしまったわけじゃないですか。なぜそこからまた気持ちを持ち直すことができたのですか。

「実はあの試合がすごく楽しかったんです。怜君とやって以来、約1年3カ月ぶりの試合で初めての海外だったのですが、Eternal MMAの人たちがすごく歓迎してくれて。Eternal MMAは豪州以外の選手も多いのに歓声もすごいんです。僕も試合をしていて、すごく気持ちが良くて楽しくて、試合中に自然に笑っていました。

試合はぶっ飛ばされてKO負けだったのですが、やっぱり格闘技は最高だなと思って。試合後の気持ちは前向きでしかなかったし、帰りの飛行機でもセコンドのSASUKEと『ここからまた頑張っていこう!』という話をしていました。だからあの試合で格闘技への気持ちが再燃しました」

――映像・中継ベースでしか見たことがないのですが、Eternal MMAはホーム&アウェイ関係ないイベントという印象があります。

「めちゃくちゃいい団体でしたね。代表のカム・オニールさんが海外の選手に対してもすごくよくしてくれて、選手がUFCに行くことになったら、仮にチャンピオンであっても快く送り出してくれるような団体なんです。お客さんも豪州以外の選手にブーイングとかしないですし、他の試合を見ても判定が公平で、めっちゃ好きな団体になりました」

――日本で復帰するのではなく、海外に出てEternal MMAのようなイベントに出られたことが非常に大きかったのではないですか。

「はい。帰りの飛行機の中でも『UFCの道が途絶えてこれからどうしよう…』 じゃなくて『まだまだ強くなれる』や『すげえいい経験できたな』という感じでした」

――しかも気持ちが前向きになったところでパンクラスからもオファーがあって。

「ありがたいことに色んな試合の話をいただいていたのですが、パンクラスからオファーをもらっていて、僕はパンクラスに育ててもらって、パンクラスにずっとお世話になっていて、パンクラスに恩も感じています。しかも×外国人選手のオファーということもあって決めました」

――日本人相手ではなく外国人選手と復帰戦というシチュエーションも燃える要素になりますよね。

「そうなんですよ。今年初めて外国人選手とやって負けて、それを払拭したいという気持ちがある中でのオファーだったので、それも嬉しかったです。あとは唯一パンクラスで心残りだったのが伊藤盛一郎選手と戦えなかったことなんです。Eternal MMAの試合が決まる前、1月ぐらいですかね。まだ自分もギリギリでランキングに残っていたので、今復帰したらもしかしたら伊藤選手とやれるかなと思ったのですが、さすがにそれは出来ないということで。僕は伊藤選手が相手だったらすごい試合ができるんじゃないかなと思っていて、それもパンクラスで復帰するきっかけの一つですね」

――こうしてお話を聞いていると2年前はUFCという目標一択だったのが、鶴屋戦とドリリッチ戦の負けを経験して、MMAをやる上でのモチベーションのベクトルが変わったようですね。

「ホントに情けない話になるのですが、自分はUFCに行くレベルにいなかったんだと思います。怜君に負けて、Eternalでぶっ飛ばされて。でも格闘技が好きな気持ちは変わらないし、格闘技をやるのが楽しいし、まだ自分が強くなっている実感もあります。今、亀海喜寛さんにボクシングを教わっていて、亀海さんからも『伸びしろしかない』と言ってもらえるし、他の先生方も『絶対やめない方がいいよ』と言ってくれています。最後は格闘技を楽しもう、別にUFCが目標じゃなくてもいいじゃんという気持ちが芽生えています」

――しかも今回の対戦相手=ジョセフ・カマチョはまさに手が合う、戦っていても楽しめる相手ではないですか。

「はい。カマチョ選手はフィジカルも強くて”頑張る”選手なので、自分も楽しめる相手だと思います。今はUFCを目指すとかではなく、今までやってきたことの答え合わせというか、最後に自分がどこまで強くなれるのかというところを満足いくまでやりきりたいです」

――自分が考えるMMAを全うしたいですか。

「僕はMMAに救われた人生なので。MMAがなかったら精神疾患も克服できなかったと思うし、まだMMAをやりたいです」

――試合としてはどんな展開をイメージして勝とうと思っていますか。

「イメージ的には全局面で自分は勝ちたいと思います。相手も組みが得意だと思いますが、そこは自分も得意で自信があるところなので、試合スタートの時点で組みは自分の方が上回っていると思います。プラス打撃も強化できているので、打撃でも組みでも両方で圧倒できるんじゃないかなと思います」

――先ほどは現王者の伊藤選手とやりたいというコメントもありましたが、そこまで伊藤選手に魅力を感じる理由はなんですか。

「まず純粋に強い選手ですよね。あと伊藤選手はSASUKEの高校の先輩で、SASUKEから色々といい話を聞いていて、すごく人格者だと思っています。そんな伊藤選手と試合をしたら、自分たちも楽しめて、お客さんも巻き込んで盛り上がる試合ができるんじゃないかなと思うんです。

自分の中ではそれが格闘技で、それができるのが最高だと思うし、伊藤選手とはいつか戦いたいです。で、今回のカマチョ選手もそういう試合が出来る相手だと思います」

――これから自分が理想とする試合をやっていくためにも、カマチョ戦は結果も必要になる試合ですね。

「まさにその通りだと思います。カマチョ選手に勝たなければ、次の話もないと思うので。しっかりカマチョ選手に勝って、これからも自分のMMA、格闘技を見せていきたいと思います」

■ONE FN26視聴方法(予定)
12月15日(土)
U-NEXT

The post 【Pancrase351】2年振りのパンクラス復帰、猿飛流「別にUFCが目標じゃなくてもいいじゃん」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB MMA NEXUS o YouTube   キック チャンネル パンクラス ボクシング マシン 一慶 佐藤龍汰朗 北野一声 将斗 荻窪祐輔

【Fighting NEXUS】速報中!Fighting NEXUS vol.37

IMG_3636
さてさて今日はFighting NEXUSの日。後楽園ホールでFighting NEXUS vol.37が開催されます。今大会から1R:KICK 2R:MMA 3R:ベアナックルで行うNEXUS CRAZY RULEを導入。手始めに齊藤淳(ReBORN経堂)×村田純也(リベルダージ)が行われます。果たしてベアナックルファイトまで進展するのか興味津々。本日は公式YouTubeチャンネルを観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 NEXUS MMA 3分2R フェザー級65.8kg契約】
◯山崎陸(坂口道場)
(判定3-0)
×麻生空良(AACC)
1R、プレッシャーを掛ける山崎。パンチを振るって組み付くとケージに押し込んでテイクダウンに成功。簡単にマウントを奪取。しばらくポジションをキープして腕十字を仕掛けるがタイムアップ。
2R、開始直後は麻生がパンチを連打。しかし山崎はカウンターでパンチを当てて組み付く。時間を掛けてテイクダウンするとバックに周る。チョークで絞め上げる。耐える麻生。山崎はマウントに移行して腕十字!だが麻生は反転して脱出。逆にバックチョークを狙うがタイムアップ。判定は山崎に軍配!


【第2試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R) バンタム級61.2kg契約】
×小牧竜也(パンクラスイズム横浜)
(判定0-3)
◯アポロ中山(ゴッドサイドジム)
1R、小気味良いステップからパンチを繰り出す小牧。それに対してローを返しつつタックルでテイクダウンに成功。しかし小牧はスタンドに脱出。スタンドの攻防の末にラウンド終了。
2R、やはりスタンドの打撃で前に出る小牧。しかし中山は要所要所でタックルでテイクダウンに成功。一時はマウント、バックを奪取してポジショニングで優勢のまま試合終了。判定は中山に軍配!


【第3試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R) フェザー級65.8kg契約】
◯千春(FREEDOM@OZ)
(1R TKO)
×嵐士(K-PLACE)
1R、千春は長いリーチを活かしてパンチ、さらに蹴りも上中下で蹴り分ける。それに対して嵐士は前に出てパンチを振り回すが千春は冷静にスウェイで回避。さらにカウンターのフックで射抜くと嵐士はダウン。パウンドを集中させるとレフェリーが試合を止めた!


【第4試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R) ライト級70.3kg契約】
×涌井忍(和術慧舟會HEARTS)
(1R 腕十字)
◯小川健晴(ゴッドサイドジム)
1R、スタンドの攻防から組み付いた涌井。首相撲から膝蹴り、さらに肘打ちで攻勢。しかし小川はするっと組み付いてスタンドでバックに周る。涌井は一度は正対したが、小川はしつこく組み付いてテイクダウンに成功。腕十字を狙うが涌井は腕を抜いてスイープ。上になってポジションをキープ。だが小川は下から三角絞め。さらに腕十字!これで涌井はタップ!小川が鮮やかに極めた!


【第5試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R)ミドル級83.9kg契約】
×一慶(ALLIANCE)
(判定0-3)
◯マシン(BLUE DOG GYM)
1R、じわじわと前に出る一慶。左右のパンチがヒット。嫌がったマシンが組み付いてケージに押し込む。しかしマシンの膝がローブローに入って試合は中断。しばらくして再開するとマシンは間合いを詰めて組み付く。しかし潰して上になったのは一慶。バックから腕十字を狙うがマシンは耐えてラウンドを終えた。
2R、開始直後から組みに行くマシン。潰してバックに周った一慶だがマシンは正対。逆にバックに周ると一慶は立ち上がって正対。長い差し合いが続く。そこからマシンの膝蹴り。一慶は嫌がったが投げでテイクダウン。マシンは勢いに乗じて上になって試合終了。判定はドロー!延長に突入。
延長R、開始直後にパンチを振るって前進するマシン。組み付いてケージに押し込む。差し合いになると一慶が足を掛けてテイクダウン。だがマシンも正対してスタンドへ。マシンは背中に張り付く。これも一慶は正対して差し合いが続いて試合終了。判定はマシンに軍配。僅差の勝利!


【第6試合 NEXUS MMA 5分2R(延長1R)フライ級56.7kg契約】
×荻窪祐輔(K-PLACE)
(判定0-3)
◯北野一声(SONIC SQUAD)
1R、距離を保ったスタンドの攻防。じわじわと前に出る北野。左ミドルを効果的にヒット。さらに左のパンチを当てると荻窪の動きが落ちる。北野は左ミドルからのパンチを蓄積。嫌がった荻窪が転倒。北野は上になるが荻窪はオモプラッタで脱出。スタンドになると荻窪はパンチからタックルでテイクダウン。アームロックを狙うが北野は脱出してラウンド終了。
2R、開始直後に荻窪がタックルでテイクダウン。しかし北野はケージを背にして背中を付けさせない。北野が立ち上がると荻窪は飛びついてギロチンチョーク!タイトに絞めるが北野は首を抜いてスタンドへ。しかし荻窪はすぐさまタックルで組み付く。北野もバックに周りかけて膠着。身体が離れると荻窪のタックルを切って北野のパンチがヒット。グラつく荻窪。ダウン?北野は上からパウンドを入れて試合終了。判定は北野に軍配!


【第7試合 Fighting NEXUSバンタム級王座次期挑戦者決定戦】
◯中桐涼輔(トイカツ道場/13GYM) 
(判定3-0)
×神部篤坊(ABLAZE八王子)
1R、近い距離でのパンチの交差。中桐は豪快なタックルでテイクダウン。しかし神部はすぐに立ち上がってスタンドの展開。打撃の交差から中桐がスタンドでバックに周る。しばらく背中に張り付いてコントロール。このままラウンドを終えた。
2R、開始直後に中桐がタックルでテイクダウン。神部がギロチンを狙うが不発。神部はそのまま立ち上がってケージ際での差し合いが続く。膠着してブレイク。神部はパンチを振るうが中桐は組み付いてバックに周るとそのままテイクダウン。立ち上がる神部のバックに中桐が張り付いて試合終了。微妙な判定は中桐に軍配。


【第8試合 NEXUS CRAZY RULE 3分3R 60.0kg契約】
×齊藤淳(ReBORN経堂) 
(2R 腕十字)
◯村田純也(リベルダージ)
1Rはキックボクシングルール。スタンドでプレッシャーを掛ける齊藤。ボディを交えて的確にパンチをヒットさせる。嫌った村田は組み付いて投げを放って逃げる。スタンドで再開すると齊藤は前進してパンチ、ローを蓄積。村田は最後まで耐え抜いてラウンドを終えた。
2RはMMAルール。じわじわと間合いを詰める村田。齊藤はサークリング。村田はなかなか組まない。残り2分になったところで村田が組み付いてテイクダウン。村田はパウンドを落として齊藤の腕が伸びたところに腕十字!齊藤はタップ!


【第9試合 Fighting NEXUS初代ミドル級王座決定トーナメント決勝戦】
◯佐藤龍汰朗(坂口道場一族)
(判定3-0)
×将斗(AACC)
1R、スタンドのお見合いから低空タックルで組み付いた佐藤。しかし将斗の腰は重い。ケージ際での差し合いが続く。一度はテイクダウンするが将斗はすぐに立ち上がってまたも差し合い。身体が離れるとパンチで前に出る佐藤。しかしいなして将斗がスタンドでバックに周る。そのままグラウンドに持ち込んでチョーク。だが佐藤は脱出すると逆にバックに周ってパウンドを入れてラウンドを終えた。
2R、スタンドでの攻防から組み付いた佐藤。バックに周るとグラウンドに引きずり込む。しばらくキープしていたが将斗は立ち上がる。しかし佐藤は下から足関節を取ってグラウンドに引き込む。すかさず上になるが将斗は下から腕十字。だが佐藤は腕を抜いて上からパウンド。上をキープしてラウンド終了。
3R、開始直後のバッティングで試合は中断。将斗が側頭部から出血。ドクターチェックの末に再開。組み付く佐藤がバックに周る。そのままジャーマンでテイクダウン。将斗はアームロックを狙うが佐藤は腕を抜いてバックに周る。万事休すかと思いきや将斗は脱出。スタンドに戻ると激しい差し合い。ここで佐藤の膝がローブローに入ってしばらく中断。スタンドで再開すると佐藤がパンチ、膝を入れて最後はタックルでテイクダウンして試合終了。判定はもちろん佐藤に軍配。佐藤が優勝!
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS DEEP Tokyo Impact o   キック パンクラス ミョン・ジェウ 五明宏人 北岡悟 小林ゆたか 後藤丈治

【DEEP】速報中!DEEP TOKYO IMPACT 2024 5th ROUND

IMG_3551
今日は1日DEEPの日!浜松町のニューピアホールでDEEP TOKYO IMPACT 2024 5th ROUNDとDEEP JEWELS 47が開催されます。まずはDEEP TOKYO IMPACT 2024 5th ROUND。メインは五明宏人×ミョン・ジェウク、セミに後藤丈治×マンド・グディエレスというナンバーシリーズではおかしくない好カード。最近のDEEPの勢いを感じさせられます。本日はU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【オープニングファイト第1試合 アマチュアSルール バンタム級】
○左京(レンジャージム)
(1R TKO)
×玄(IGGY HAND GYM)
1R、スタンドの攻防からケージ際での差し合い。左京が押し込むと左右の連打。さらに首相撲からの膝蹴りを連打。さらに左右のフックを打ち込むと効いた玄の動きを見てレフェリーが試合を止めた!左京が完勝!


【オープニングファイト第2試合 アマチュアSルール バンタム級】
×井上セナ(K-Clann)
(1R ギロチンチョーク)
○橋本玲音夢(パンクラスイズム横浜)
1R、開始直後からスタンドでのパンチの交差。井上がタックルに行くと橋本はギロチンチョーク!自ら下になって絞め上げると井上はタップ!橋本が師匠の北岡悟ばりのギロチンで一本勝ちです!


【オープニングファイト第3試合 アマチュアSルール フェザー級】
○ダイア(FIRED UP GYM)
(1R チョーク)
×千(IGGY HAND GYM)
1R、開始と同時にタックルを仕掛けるダイア。ケージに押し込むが千は耐えてスタンドに戻る。打撃の交差からダイアがまたもタックルでテイクダウンに成功。千は立ち上がるがダイアはすぐさまタックルで組み付いて動きを封じる。さらにバックに周るとチョーク!これで千はタップ!


【第1試合 フェザー級】
○荒井銀二(BRAVE)
(1R KO)
×中村雄一(ハイブリッドレスリング八戸)
1R、開始直後からスタンドの攻防。互いに積極的に打撃を出す。すると荒井の左フックがクリーンヒット!顎に被弾した中村はダウンして失神!荒井が圧巻のKO勝ち!


【第2試合 ライト級】
×野尻大輔(パラエストラ八王子)
(2R TKO)
○ケンシロウ(FIGHTER’S FLOW)
1R、タックルでテイクダウンした野尻。しかしケンシロウはすぐに立ち上がるとスタンドでバックに周る。そのままグラウンドに持ち込むとバックをキープして側頭部にパウンド。野尻の身体を伸ばしてパウンド連打。そこからチョークを狙うが野尻は耐えてラウンドを終えた。
2R、開始直後から野尻はしつこいタックル。ケージに押し込むがケンシロウの腰は重い。身体が離れるとスタンドの攻防からケンシロウは右のハイキック。野尻は一瞬腰を落とすがすぐに組み付く。だが足を掛けてテイクダウンしたのはケンシロウ。パスしてマウントを奪取。さらにバックに周るとそこから怒涛のパウンド連打。動けない野尻を見て試合を止めた!


【第3試合 バンタム級】
○清太郎(K-Clann)
(2R TKO)
×柴田修杜(FIGHTER’S FLOW)
1R、前に出る清太郎に対して柴田はカーフキックで対抗。それでも清太郎間合いを詰めると左右の連打から膝蹴り。あわやの場面だったが柴田は組み付いて回避。距離が出来るとカーフを蓄積して反撃。だが前に出る清太郎。ケージに追い詰めると左右の連打。しかしクリーンヒットしない。柴田も要所で組み付いてテイクダウンを狙うが不発でラウンドを終えた。
2R、前に出る清太郎に対して組む柴田。スタンドでバックに周ってテイクダウンしかけるが清太郎はすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると清太郎が圧力を強める。柴田をケージに追い詰めると怒涛の左右の連打。手数が止まらない!柴田は組みに行くが切られる苦しい展開。さらに清太郎は膝蹴り連打も交えて攻勢。膝を突いた柴田を見てレフェリーが試合を止めた!


【第4試合 ウェルター級】
×小林ゆたか(夕月堂本舗)
(1R KO)
○前田啓伍(Tristar Gym)
1R、開始直後から前に出る前田。左右の連打をヒットさせると小林は後退。一気に攻勢を仕掛けるが小林は組み付く。膝がローブローに入って一時中断。再開するとまたも前田がパンチを振るって攻勢。左右のフックをヒットさせて最後は右フック。ダウンを小林を見てレフェリーが試合を止めた!
カテゴリー
45 AB Black Combat DEEP Grachan MMA MMAPLANET NEXUS o Road to UFC UFC UFN UFN248 YouTube   イェン・シャオナン オジー・ディアス カーロス・アルバーグ カーロス・ヘルナンデス ガブリエラ・フェルナンジス キル・シン・サホタ クァン・リー シャオ・ロン シー・ミン ソン・ケナン ソン・ヤードン タバタ・ヒッチ チィルイイースー・バールガン チェ・ドンフン チャン・ミンヤン デイヴィソン・フィゲイレド パンクラス ピョートル・ヤン フン・シャオカン ブラック マァフゥシャトゥ ムスリム・サリコフ ユライア・フェイバー ユ・スヨン ロナー・カヴァナ ワン・ソン

【UFN248】計量終了 続報女子握手問題&グータッチ禁止?! ジョーカーorオバQ、ブラックさん現れる

【写真】このメイクは正直、微妙。でも、そのやる気は買いたい(C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)、明日23日(土・同)にマカオはコタイのギャラクシー・アリーナで開催されるUFN248:UFN on ESPN+106「Yan vs Figueiredo」の計量が同地アンダース・ホテルのボールルーム16で行われた。
Text by Manabu Takashima

メインはピョートル・ヤンとデイヴィソン・フィゲイレドの元バンタム級&フライ級の世界王者対決。昨日の会見で「チーム・アルファメールで練習しているらしいけど、あのチームのファイターと俺はこれまで3度戦って3勝0敗だ。それが4勝0敗になるだけ」とフィゲイレドだけでなく、壁際で会見の様子を眺めていたユライア・フェイバーまで挑発したヤンだったが、計量後のフェイスオフでは互いに目立った挑発行為は見られなかった。

そのヤンは中国メディアのソン・ヤードンと再戦はないのかという問いに「俺はあいつを買っている。だから、もうあんな酷い目に合わせたくないんだ」と英語で返答。その英語が相当にスローモーだったため、逆に強烈な嫌味を発しているようにも見え――元ポルトガル領のマカオですっかりヴィランの役割を果たしていた。

ランク2位ながら10位との対戦を受けた理由を会見で「このオファーを受けたのは、ただ一つ母国のファンの前で戦いたかったから」と話していたコメイン出場のイェン・シャオナンも、タバタ・ヒッチと共に問題なく計量をクリアしていた。

2時間設けられた本計量、残り15分でワン・ソンと相対するガブリエラ・フェルナンジスがパスし全13試合、計26選手全員が計量失敗することなく終了した。

フェルナンジスが計量を終えた15分後に始まったフェイスオフ。その彼女と戦うワン・ソンはジョーカーの異名通りのメイクで登壇し、中国語でフェルナンジスを挑発する。しかし、笑顔を浮かべて若干オバQのようなワン・ソンに対し、「何を言っているのか分からない」とフェルナンジスは苦笑いを浮かべるのみだった。


それでもワン・ソンとフェルナンジスはしっかりと握手をして別れた。MMAPLANETが追い続けるファイスオフで女子選手は握手をしない問題――。今回は13試合中2試合で、フェイスオフ前後ともに握手がなかった。一つはRoad to UFC女子ストロー級決勝で同胞対決となるシー・ミン×フン・シャオカン。もう1試合はライトヘビー級=ヴォルカン・オズデミア×カーロス・アルバーグだ。

とはいえオズデミアとアルバーグの両者は向かい合うとグータッチをしようとし、拳を握っていたからか立会人のミック・メナードがスッと手を差し伸ばして両者の接触を避けた。つまり、事実上握手をしなかったのはシー・ミンとフン・シャオカンのみ。UFCマカオ大会でも女子は握手をしない説はまかり通ったことになる。

そんな計量でワン・ソンに次ぎ、気合が入っていたのがニャムジャルガル・トゥメンデムベレエルだ。モンゴルの民族坊を被り、胸の大きな虎のタトゥーの迫力が際立つニャムジャルガルに、UFCスタッフから「スーパークール」という声も聞かれた。

また計量会場にはBlack Combatのブラック代表の姿も確認されている。自らのプロモーションのバンタム級王者ユ・スヨンの戦いを見届けにきていたブラックさんに12月28日のコリョ大学でのイベントについて尋ねると、「日本から4選手が出場する」と明言。パンクラスのクリスマス決戦こそなくなった2024年だが、日韓MMAワールドは大晦日前の最後の1週間で未発表のイベントも合わせると4大会が実施される模様だ。それ以前に国内では上記にあるパンクラス、DEEP、NEXUS、GRACHAN、韓国ではZFNも行われ――まさにJ&K MMA界は僧侶こそ走り回ることはないが、大忙しの1カ月になりそうだ。

■視聴方法(予定)
11月23日(土・日本時間)
午後5 時00分~UFC FIGHT PASS
午後4時45分~U-NEXT

■UFN248計量結果

<バンタム級/5分5R>
ピョートル・ヤン: 135.5ポンド(61.46キロ)
デイヴィソン・フィゲイレド: 135ポンド(61.24キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
イェン・シャオナン: 116ポンド(52.62キロ)
タバタ・ヒッチ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 171ポンド(77.56キロ)
ムスリム・サリコフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ワン・ソン: 126ポンド(57.15キロ)
ガブリエラ・フェルナンジス: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズデミア: 206ポンド(93.44キロ)
カーロス・アルバーグ: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オジー・ディアス: 205ポンド(92.99キロ)
チャン・ミンヤン: 205ポンド(92.99キロ)

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
ユ・スヨン: 135.5ポンド(61.46キロ)
チィルイイースー・バールガン: 135ポンド(61.24キロ)

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
チェ・ドンフン(韓国)
キル・シン・サホタ: 126ポンド(57.15キロ)

<Road to UFC女子ストロー級準決勝/5分3R>
シー・ミン: 115.5ポンド(52.38キロ)
フン・シャオカン: 115ポンド(52.16キロ)

<フライ級/5分3R>
カーロス・ヘルナンデス: 125.5ポンド(56.92キロ)
ニャムジャルガル・トゥメンデムベレエル: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
ロナー・カヴァナ: 126ポンド(57.15キロ)
ホセ・オチョア: 125ポンド(56.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
シャオ・ロン: 135ポンド(61.24キロ)
クァン・リー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
マァフゥシャトゥ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ニコラス・モッタ: 155ポンド(70.31キロ)

The post 【UFN248】計量終了 続報女子握手問題&グータッチ禁止?! ジョーカーorオバQ、ブラックさん現れる first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o TATSUMI   アラン“ヒロ”ヤマニハ アリベク・ガジャマトフ イ・ジョンヒョン キック キム・ギョンピョ シン・ユリ スダリオ剛 トニー・ララミー パンクラス ヒロヤ マゲラム・ガサンザデ ライカ ラジャブアリ・シェイドゥラエフ ヴガール・ケラモフ 久保優太 伊藤裕樹 佐々木克義 倉本大悟 加藤久輝 北方大地 山本聖悟 平松翔 摩嶋一整 昇侍 村元友太郎 榊原信行 泰斗 浜崎朱加 白川ダーク陸斗 秋元強真 窪田泰斗 芦澤竜誠 貴賢神 鈴木博昭

【RIZIN】速報中!RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA

image-1729834696

【第1試合 キック 55kg契約】
×としぞう(フリー)
(判定0-3)
○JIN(楠誠会館/MA日本&ジャパンカップキック・バンタム級王者)
試合が動いたのは2R。JINがカーフキック、インローを蓄積させてとしぞうをグラつかさせる。それでも前に出るとしぞう。大きめのフックを振り回す。鼻先を捕らえるがクリーンヒットがないままラウンドを終えた。手数ならJIN、一発ならとしぞうか。
2R、やはりパンチの精度はとしぞうが上手。フックでJINをグラつかせる。それでもJINは止まらない。組み付くと首相撲からの膝蹴りで対抗。身体が離れるとお互いの左右のフックを振り回す。クリーンヒットがないまま試合終了。判定は手数で上回ったJINに軍配。


【第2試合 MMA フェザー級(66kg)】
×TATSUMI(NEX)
(2R TKO)
○平松翔(THE BLACKBELT JAPAN)
1R、開始直後から間合いを詰めるTATSUMI。組み付く勢いでフックを打ち込むと平松は後方にダウン。グラウンドで上を取るTATSUMI。しかし平松もすぐにスタンドに脱出。するとTATSUMIはすぐさま組み付く。ここは平松が突き放してスタンドの展開。お互い低いガードで打ち合う。平松は鼻から出血。TATSUMIもパンチを被弾してグラつくがラウンド終了まで打ち合ってラウンドを終えた。
2R、立ち上がりから至近距離での削り合い。平松はボディ、フックでグラつかせるがTATSUMIは打たれ強い。打ち返すとそのまま組み付いてテイクダウンに成功。しかし倒したTATSUMIから激しく出血。ここでドクターチェック。スローで見るとテイクダウンの間際に平松の肘がクリーンヒットしている。ここでレフェリーが試合を止めた。平松の肘が一発で切り裂いた。


【第3試合 MMA ヘビー級(120kg)】
○稲田将(ISHITSUNA MMA)
(1R アームバー)
×佐々木克義(GLORIA MMA GYM)
1R、開始直後から至近距離での打ち合い。稲田は組み付いてテイクダウンに成功。側頭部にパウンド。佐々木は何んとか堪えるが稲田が上を取る。ハーフガードからアームバー。佐々木は苦悶の表情を浮かべてタップ!稲田が一本勝ちです。


【第4試合 MMA バンタム級(61kg)】
○窪田泰斗(FourRhombus)
(2R TKO)
×日比野“エビ中”純也(ISHITSUNA MMA)
1R、開始と同時にパンチを振るって前に出る窪田。組み付いた日比野は足を掛けてテイクダウンに成功。窪田がすぐに立ち上がるが窪田はしつこく組み付いてまたもテイクダウン。上から腕を狙うが窪田は冷静に対処。日比野のタックルを潰して側頭部に肘を入れてラウンドを終えた。
2R、開始直後から日比野がイケイケ。積極的にパンチを出していくが、蹴りに合わせてカウンターで窪田のフックがクリーンヒット。ダウンした日比野に窪田がパウンドを浴びせるとレフェリーが試合を止めた!


【第1試合 MMA フライ級(57kg)】
×北方大地(パンクラス大阪稲垣組)
(1R TKO)
○アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン/KHKダゲスタン)
1R、散打出身のガジャマトフ。いかにも雰囲気のある佇まい。北方も負けじとコンパクトなパンチを打ち込む。しかし徐々にガジャマトフのペース。後ろ回し蹴りで北方の動きを止めると左右のフックにハイキックと畳みかける。ケージ際で組み付くと離れ際にフック。グラつく北方。さらに組みついて膝蹴りの連打。さらにフックを打ち込みケージの押し付けて左右の連打。そのまま寝かせてパウンドを打つとレフェリーが試合を止めた!フライ級にも外圧。衝撃の決着です。勝ったガジャマトフはマイクを握ってジョン・ドットソンに対戦アピール?


【第2試合 MMA バンタム級(61kg)】
○アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル/ボンサイ柔術)
(2R チョーク)
×山本聖悟(フリー)
1R、序盤から山本がスタンドで攻勢。カーフキックを的確にヒット。さらにボディを効かせてフックを打ち込むとヤマニハは千鳥足。山本は間合いを詰めて左右の連打。しかしヤマニハは組み付くとテイクダウンに成功。すかさずバックに周るとチョークを狙うが山本は最後まで堪えてラウンドを終えた。
2R、開始直後のスタンドの攻防。山本は裏拳。しかしヤマニハはバックに張り付いてテイクダウン。さらに上になって肩固め。しかし山本はスイープして脱出。だがヤマニハはしつこく組み付くとまたもテイクダウン。バックに周るとチョークで絞め上げると山本はタップ。ヤマニハが一本勝ちです。


【第3試合 MMA バンタム級(61kg)】
×白川ダーク陸斗(JAPAN TOP TEAM)
(判定0-3)
○マゲラム・ガサンザデ(アゼルバイジャン)
1R、ガサンザデは距離を取りつつインロー、カーフを蓄積。白川が前に出てきたところを狙い澄ましたようなタックルでテイクダウンに成功。抑え込みつつ強烈なパウンド入れるが膠着してブレイク。スタンドで再開すると打撃の交差からまたもガサンザデがタックルでテイクダウン。立ち上がる白川の背中に張り付いて中腰の状態でコントロール。バックから膝を入れてラウンドを終えた。
2R、開始直後にガサンザデが片足タックルで組み付く。ケージに押し込むが白川はケージを背にして立ち上がって差し合いが続く。身体が離れると徐々に白川ペース。スタンドの圧力を掛けるとガサンザデは後退する場面が目立ち始める。逆に白川のパンチが当たり始める。それでもガサンザデは終了間際にタックルでテイクダウンしてラウンド終了。
3R、開始直後からガサンザデのタックルを切りまくる白川。一度はテイクダウンを許すがすぐに立ち上がってスタンドの展開が続く。それでもしつこいガサンザデは片足タックルでテイクダウンに成功。バックに周って白川を中腰の状態でコントロール。さらにバックチョーク。白川は脱出するがガサンザデは足にしがみついて動きを封じる。さらに背中に張り付いてコントロール。側頭部のパウンドを蓄積。最後まで白川の動きを封じて試合終了。判定はガサンザデに軍配。


【第4試合 MMA フライ級(57kg)】
×村元友太郎(ALIVE)
(判定0-3)
○トニー・ララミー(カナダ/マキシマム・トレーニングセンター)
1R、開始直後からララミーのカーフキックで白川は何度も腰砕け。さらにミドルもボディをえぐる。村元は組み付いて回避を図るがすぐに突き放してスタンドに戻る苦しい展開。さらにララミーはパンチも打ち込むと村元は防戦一方。背中に張り付かれ側頭部にパウンドを浴びるなどあわやの場面があったがどうにかラウンドを耐え抜いた。
2R、やはり前に出てくるララミー。左右のパンチを振る回してくると村元は後退。押されっぱなしだったが村元はタックルにいるがララミーの腰は重い。身体が離れるとララミーのミドル、カーフが連続でヒット。村元は防戦一方のままラウンド終了。
3R、開始直後に村元がタックルでテイクダウン。しかしララミーがすぐにスイープして脱出。スタンドに戻るとやはりララミーは左右のフックを振り回す。さらにタックルでテイクダウン。村元は下から腕十字を狙うがララミーは冷静に対処。結局最後まで主導権を渡さずに試合終了。判定はララミーに軍配。


【第5試合 MMA フライ級(57kg)】
×柴田“MONKEY”有哉(Team KIZUNA)
(判定0-3)
○ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)
1R、序盤からプレッシャーを掛けるのはヒロヤ。カーフキックを軸に前に出てパンチを振るう。柴田はいかにもやりにくそう。タイミングを掴めないまま時間が経過。終了間際にヒロヤがパンチをヒットさせて差し合い。すると柴田が腰からの投げでテイクダウンの成功。すかさず足関節を狙うがタイムアップ。
2R、やはりスタンドでプレスを掛けるのはヒロヤ。大きな展開こそないがじわじわと前に出る。柴田は後退しつつ、中盤に片足タックル。組み付いて倒しにかかるがヒロヤは立ち上がってスタンドの展開が続く。終了間際に柴田が再び片足タックル。自ら下になって寝技に引き込む。ヒロヤは上からパウンドで削ってラウンド終了。
3R、開始直後のスタンドの攻防。ヒロヤのフックがヒットしたか柴田はダウン。しかしヒロヤは深追いをしない。スタンドに戻って再開。ヒロヤが前で出て打撃を蓄積させていたが柴田はタックルでテイクダウンに成功。残り30秒でパスガード。さらにマウントを奪取するがヒロヤは堪えて試合終了。判定はヒロヤに軍配。


【第6試合 MMA フライ級(57kg)】
○伊藤裕樹(NEX)
(3R TKO)
×イ・ジョンヒョン(韓国/チームAOM)
1R、緊張感溢れるスタンドの攻防。お互い積極的に手数を出す。伊藤は右のジャブ、カーフキックを的確にヒット。逆にジョンヒョンは組み付いて離れ際にフックを当てるなど五分の展開のままラウンドを終えた。
2R、やはり近い距離での打撃戦。序盤に伊藤の右ストレートがヒットしてジョンヒョンは砕け。しかしすぐに持ち直してスタンドの攻防。すると伊藤のローがローブローに入って試合は中断。再開すると前に出るのは伊藤。ケージに追い詰めると首相撲から肘の連打で手数を稼いでラウンド終了。
3R、伊藤は打ち合えというジャスチャーを見せて前進。無慈悲にパンチを出していく。距離が詰まると組み付いてテイクダウンに成功。上からパウンド連打。さらに膝蹴りで削ってバックに周る。腕十字のような体勢から肘を連打すると見かねたレフェリーが試合を止めた!伊藤が完勝です!


【第7試合 MMA ライト級(71kg)】
○キム・ギョンピョ(韓国/レッドホースMMA)
(1R TKO)
×倉本大悟(JAPAN TOP TEAM)
1R、開始直後にパンチを当てたギョンピョ。さらにタックルでテイクダウンに成功。すぐさまバックに周るが倉本は脱出に成功。スタンドに戻ると打撃の交差からまたもギョンピョがタックルで豪快にテイクダウン。またもバックに張り付く。チョークを狙いつつ、決まらないと見るやパウンドの連打。これが的確にヒット。動かない倉本を見れレフェリーが試合を止めた!ギョンピョ強い。。。


ここで榊原信行CEOが登場。大晦日の対戦カードを発表!久保優太×ラジャブアリ・シェイドゥラエフ、さらに貴賢神×エドポロキングが決定しました。大晦日にしては対戦カード弱くない?


【第8試合 MMA フェザー級(66kg)】
×鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)
(判定0-3)
○秋元強真(JAPAN TOP TEAM)
1R、左右の連打から組み付いてきた秋元。スタンドでバックに張り付いてグラウンドに持ち込む。秋元は躊躇なく上からパウンド。鈴木は下から蹴り上げで対抗。だが秋元は冷静に捌いてパウンド。だが鈴木もガードを固めて立ち上がる。スタンドに戻ると秋元が左右のパンチを強振。しかしここも鈴木はガードを固めてラウンドを終えた。完全に秋元のラウンド。
2R、前に出る秋元。リーチ差を活かして的確にパンチを入れていく。本職のストライカーの鈴木に対して手数で圧倒。対する鈴木はパンチを被弾するが応戦。後ろ回し蹴りをヒットさせる場面も。しかし終了間際に秋元はタックルでテイクダウン。パウンドを当ててラウンド終了。
3R、開始直後からタックルでテイクダウンした秋元。決めに行くかと思いきや鈴木は立ち上がって脱出。スタンドに戻ると秋元がプレッシャーを掛ける。クリーンヒットこそないが手数で圧倒。後がない鈴木は事態を打開する事ができないまま試合終了。判定は秋元に軍配。ストライカーの鈴木を相手に真っ向勝負したのは強さの証。将来が楽しみ。


【第9試合 MMA ヘビー級(120kg)】
○スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)
(3R TKO)
×加藤久輝(ALIVE/元HEAT MMAミドル級王者)
1R、プレッシャーを掛けるのはスダリオ。クリーンヒットはないが前に出て手数を出す。逆に加藤は飛び膝のような奇襲は見せたが防戦の場面が続く。やはりスダリオに前出られる圧力がハンパないのか。大きな手数がないままラウンド終了。
2R、やはり圧力を掛けるのはスダリオ。距離が詰まると組み付いてテイクダウンを狙うが加藤の腰は重い。スタンドの展開が続くと加藤のパンチでスダリオの目の周りが腫れていく。それでもスダリオは前進。終了間際の差し合いからスダリオがテイクダウン。上から肘を入れると加藤は額をカットして出血。ここでラウンドを終えた。
3R、後がない加藤が前に出てパンチを振るう。スダリオは圧力に押されて後退。しかし打撃戦の中で加藤の出血が酷くなり試合が止まる。ここでドクターストップ。スダリオのTKO勝ちです。


【第10試合 MMA バンタム級(61kg)】
×昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)
(2R TKO)
○芦澤竜誠(フリー)
1R、開始直後からストライカーの芦澤に対して打撃戦を挑む昇侍。プレッシャーを掛けて前に出ると芦澤はサークリングして距離を作る展開。お互いになかなか攻撃を仕掛けられない。終了間際に昇侍がタックルでテイクダウン。ここは芦澤がすぐに立ち上がってラウンドを終えた。
2R、芦澤が圧力を強める。昇侍も臆せずに応戦。すると芦澤のパンチがヒットし始めて昇侍は後退。芦澤は間合いを詰めるとボディに膝を入れると昇侍はダウン。レフェリーが試合を止めた!


【第11試合 MMA 女子スーパーアトム級(49kg)】
○浜崎朱加(AACC)
(2R アームロック)
×シン・ユリ(韓国/チーム・ジーニアス)
1R、スタンドの攻防から間合いを詰める浜崎。足を掛けてテイクダウンに成功。浜崎は時間をかけてパスを狙うとマウントを奪取。しかしユリはすかさず脱出。スタンドに戻る。すると単発ながらユリの右ストレートがヒット。浜崎もパンチで応戦する素振りを見せる。最後はユリが右ストレートを連打で追いかける。浜崎はサークリングして回避しラウンドを終えた。
2R、開始直後からユリの前蹴り、右ストレートがヒット。嫌な展開だったが組み付いた浜崎が投げを放つ。ユリはバックに周りかけるが浜崎が腕を取ってアームロック。上になって絞め上げるとユリはタップ!浜崎が鮮やかに極めた!


【第12試合 メインイベント MMA フェザー級(66kg)】
○ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)
(1R TKO)
×摩嶋一整(毛利道場)
1R、開始直後のスタンドの攻防。ケラモフの右フックが鈍くヒット。摩嶋は後方にダウン。ケラモフはすぐにパウンドと肘を放つと動かない摩嶋を見てレフェリーが試合を止めた!28秒の結末。。。
カテゴリー
DEEP NEXUS o キック パンクラス 高木凌

PANCRASE349:メインイベント・中田大貴 vs. 石田陸也

フェザー級。中田6位、石田10位。

激闘型ファイターの中田は高木凌にキャリア初のKO負け。6月にはキム・サンウォンに敗れ連敗となり、引退も考えたが現役続行。28歳。

石田は2018年から2020年までNEXUSとDEEPで5連敗していたが、NEXUSで2連勝すると2022年にネオブラでパンクラス初参戦。決勝で糸川に敗れ準優勝。3月にランカーの遠藤に判定勝ちしてランキング入りしたが、7月には三宅に腹に前蹴りをもらいKO負け。ライト級王者ヤン坊と同門のDOBUITA所属。キックのキャリアがあり、長い手足を活かした寝技も武器。34歳。

詰めた石田。左フック。プレスしていく。石田の右に合わせて組み付いた中田。離れ際にヒザを入れた石田。パンチからヒザ。中田もジャブをヒット。石田は詰めるとテンカオ。中田詰めて右でアゴを撃ち抜く。石田腰から崩れ落ちるダウン!パウンド!KO!

中田1年8ヶ月ぶりの勝利。

カテゴリー
MMA o ONE ジヒン・ラズワン パンクラス 平田樹

ONE169:第2試合・三浦彩佳 vs. マカレナ・アラゴン

女子アトム級。

本来ストロー級の三浦だが、ONE女子ストロー級が実質休止状態で、アトム級でのオファー。下の階級の試合をオファーするのもどうかと思うが、パンクラス時代ストロー級で体重オーバーしていた三浦が、水抜きなしのONEアトム級で計量をクリアしている。1月に平田樹との「新旧アーセンの彼女対決」でひたすらスタンドバックを取り判定勝ち。4月にジヒン・ラズワン戦が組まれたが相手の怪我で消滅。10月にスライドするも、ラズワンが計量をクリアできずまたも消滅している。34歳。

アルゼンチンのアラゴンはONE初参戦。MMAは昨年4月にデビューしたばかりで、ここまで3戦全勝の22歳。実績・経験には大きな開きがある。三浦同様柔道バックボーンで、三浦の得意技であるスカーフホールドアームバー(Vクロスアームロック)での勝利がある。

すぐにダッシュして詰めた三浦。シングルレッグ。しかし脇を差して投げるアラゴン。小手を巻いた三浦だがアラゴンが投げてテイクダウン。サイドを取ったアラゴンだが、三浦は下から首をアラゴンの首に巻いて早くもVクロスへの展開の準備に入る。体勢が変わり立ち際にヒザを入れたアラゴン。組んだ三浦、得意の首投げ。こらえるアラゴン。首を巻いてなおも寝かせようとする三浦。亀のままこらえるアラゴンに、三浦リバースVクロスを狙う。決まらないが引っくり返して得意の袈裟固めに。Vクロスアームロック。こらえているアラゴンだが、しっかり組み直して極めるとタップ!

得意技で完勝。試合後、チャトリCEOから5万ドルのボーナスが送られる。

カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase348 Road to UFC UFC パンクラス 松井斗輝 矢澤諒 鶴屋怜

【Pancrase348】バンタム級で再出発。松井斗輝「ゼロからのスタート、今は何も言える立場ではない」

【写真】2度の計量失敗を経ての一戦、文字通りバンタム級での再起を図る松井(C)TAKUMI NAKAMURA

10日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるダブルヘッダー昼の部= Pancrase348で、松井斗輝が矢澤諒と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

2月のパンクラス、5月のRoad to UFCと2試合連続でフライ級のリミットを体重超過→試合中止となった松井。一時は「自分は格闘技をやるべきじゃない」と現役から退くことも頭をよぎったが、周囲からの言葉でバンタム級転向と現役続行を決意した。バンタム級での再出発を目前に控えた松井に話を訊いた。


──試合直前のインタビューありがとうございます(取材日は11月7日)。今の体調はいかがですか。

「階級を上げてから減量が楽になったので、すごく体調がいいです」

──松井選手は2月のパンクラス、5月のRoad to UFCと2試合連続でフライ級契約の体重を作ることが出来ませんでした。前回の試合が終わった時点でフライ級で戦っていくことは難しかったですか。

「はい。もうフライ級は限界だと思った……というか、格闘技自体を辞めようと思いました。やっぱり(計量をクリアできずに)周りの皆様の期待を裏切ってしまい、自分は格闘技をやるべきじゃないと思っていたので」

──2月の試合の時点でもかなり減量がきつかったと思うのですが、それでもフライ級でRTUにエントリーしたのは、RTUのチャンスにかけたいという想いがあったからですか。

「それはありますね。もしRTUがなかったら、あの時点で階級を上げていたと思います」

――一度は引退も考えた中で、そこからもう一度試合をしようと決断した理由は何でしょうか。

「周りの人たちが落ち込んでいる自分を励ましてくれて『階級を上げて、もう一回やれよ』と言ってくれたのですが、正直、自分のなかでは葛藤がありました。でも同門の選手たち、例えば鶴屋怜は年下なんですけど、UFCで戦っていて、しかもそこで勝っている。やっぱりああいう姿を見ると刺激になるし、練習仲間の試合を見るたびに、もう一度戦いたいという想いを捨てきれなくて。それでバンタム級で戦うことを決めました」

――松井選手にとっては嫌な記憶だと思いますが、SNSでは批判的な言葉が多かったと思います。でも周りの人たちを松井選手の復活を後押ししてくれたのですか。

「そうですね。ああいうことをやってしまって、SNSで色々と言われることは当たり前だと思います。でも身近な人たちは自分のことを心配してくれて、励ましてくれました」

──引退から気持ちを切り替えて、階級を上げて試合の準備をしていく中で、どんな変化がありましたか。

「やっぱり減量がきつくない分、練習に集中できて、精神的にもすごく楽で、ここまで来れました。フライ級時代は対戦相手のことはどうでもよくて、体重のことしか気にしていなかったんで。だから体の負担も大きかったですし、精神的にもキツかったです」

――今回はどのくらいから体重を落としたのですか。

「通常体重が70キロ弱くらいなので、8キロほど落とすことになります。今日の時点で残り2キロを切っているので、体重調整を続けて、最後は水抜きするかしないかでリミットをクリアできると思います」

──減量のことを気にしなくてもいい練習は両質ともに変わってきますか。

「はい。以前は練習で疲れていても、そこからまた走ったりして、かなり(心身ともに)削れていたんですね。練習に来た時点でヘロヘロだったこともあるし。でも今回は相手のことだけを考えて、対策もしっかりできています」

──直前まで対人練習・対策練習もできましたか。

「はい。一昨日までしっかり練習ができたし、それも体重を落とすためじゃなくて、対策のための練習ができました。今回から階級を上げて、減量が楽になった分、しっかり試合のことを考られるし、2回計量を失敗しても変わらず応援してくれる方もいて、そういう人たちに恩返しできるように頑張ろうと思っています」

──今回の試合に向けてはどんなことを意識して練習してきましたか。

「相手は打撃系で、試合も打撃の展開が長くなると思うので、打撃の練習を多くやってきました」

──矢澤選手を攻略するイメージはできていますか。

「一発のパンチ力はあると思うんですけど、他は全部自分が勝っていると思うので、やりやすいとは思います。もちろん試合展開によっては寝技をやるかもしれないし、結構自分の中では寝技の成長も感じているので、寝技の展開になっても大丈夫だと思います」

――今回はまさに再出発の一戦ですが、ここからは何を目標に戦っていきたいと思いますか。

「今は次の試合のことしか考えていないです。今の自分は何も言える立場ではないので。次の試合に勝てば(パンクラスの)ランキングに入ると思うので、そこから勝ち続けてパンクラスのベルトを獲りたいです」

──イメージ的にはバンタム級で再デビューという感覚ですか。

「はい。本当にゼロからのスタート、一からのやり直しだと思っています」

――まさにリスタートとなる一戦、松井選手はどんな試合をしたいと思っていますか。

「みなさんのおかげでこうしてまた戦うという決断が出来たので、5分3R、全力で戦うことで少しでもみなさんに恩返しができると思っています。そういった試合を見せたいです」

The post 【Pancrase348】バンタム級で再出発。松井斗輝「ゼロからのスタート、今は何も言える立場ではない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA News o PANCRASE RIZIN YouTube ニュース パンクラス 吉成名高 杉山しずか

格闘BuZZ NEWS 第4回 | RIZIN LANDMARK 10 & パンクラス特集!ゲスト:杉山しずか選手、石渡伸太郎さん

📰格闘BuZZ NEWS📹 #格バズ
U-NEXTが格闘技ファン必見のニュースをゲストをお招きして生放送でお届けします!

第4回は11月17日(日)にポートメッセなごやで開催する『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』と11月10日(日)にニューピアホールで『PANCRASE 348』『PANCRASE 349』を昼夜開催するパンクラス特集!
ゲストに杉山しずか選手と石渡伸太郎さんを迎え注目の試合や見どころを徹底解説🎤

◆RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA◆
U-NEXTでPPVチケット発売中!U-NEXTで購入すると全員に特典動画、さらに抽選でRIZIN x U-NEXTオリジナルグッズをプレゼント!
PPVチケットの購入はこちらから↓↓↓
https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000006888

◆PANCRASE 348/349◆
U-NEXT会員は追加料金なしで見放題ライブ配信!
ご視聴はこちらから↓↓↓
https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000007090

◆青木ラジオスペシャル回 ”吉成名高とムエタイ対談”「ロッタンはムエタイ人気の先駆者!」◆
11/8(金)21:00~プレミア公開
ご視聴はこちらから↓↓↓

▷U-NEXT格闘技公式YouTube
https://www.youtube.com/@u-next2689

▷公式Xでも見どころ配信中!
公式X: https://x.com/UNEXT_fight

#unext格闘技 #mma #格バズ #rizin #rizinlandmark10 #pancrase #パンクラス

カテゴリー
45 AB DEEP GFC GFG GFG04 Gladiator Grachan MMA MMAPLANET NEXUS o YouTube   エスカル御殿 パンクラス 中川涼 中村友哉 佐々木郁矢 修斗 大石真丈 峰田悠生 平野唯翔 新岡理貴 村田在音 松藤冬馬 櫻庭泰裕 海外 石塚一 石塚将也 細川勇哉 萩原和飛 藤田成保 長谷川暢哉

【GFG04】青森から、全国へ。本州最北のMMA大会から、再確認──J-MMA界における地方独立大会の重要性

【写真】第3試合の勝者・中村友哉とGFGを主催する藤田氏(C)MMAPLANET

3日(日)、青森県五所川原市のプラザマリュウ五所川原でGlobal Fightingsports Gameの第4回大会が開催された。
Text by Manabu Takashima

年に一度の津軽、いや東北MMAの祭典は立ち見客が出るほどの盛況な会場内で、友人たちを応援する声が絶えず響き渡るアットホームなイベントだった。

同市の市議である藤田成保氏の尽力もあり、協賛企業数はパンフに掲載されているだけでも61社!! これぞ町興しMMAといえる協力者と集客といえる。

それでもMMAはMMA、メインで地元の佐々木郁矢が石塚将也に判定負けを喫したようにシビアな現実がある。

特に東北のMMAを支えてきた世代、左東伸哉、石塚丈人の完敗劇は考えさせられるモノがあった。GFGが持つ東北にMMAを根付かせ、盛り上げる基盤を築くというミッションを持つ限り、格闘技にとって第一に守るべき安全面も浸透させる必要がある。


ご当地ファイターとして欠かせないベテラン選手達が、体力のピークやピークに向かうファイターの相手を務めるマッチアップも、昨日の大会を見る限り考える時を迎えようとしていることは間違いない。若い選手も、ベテランも時が過ぎるのは平等だ。と同時に、このGFGならではという部分でベテラン、東北レジェンドや各地域の大ベテラン選手とのマッチアップはMMAでも、グラップリングでも特色となる可能性は十分にある。

そんななか1993年11月に修斗で初マットを踏んだ大石真丈が、平野唯翔を三角絞めで下した直後に、引退を明らかとした。パウンド解禁前、修斗がシューティングと呼ばれた時代を知る最後の1人が現役生活に別れを告げた。

修斗フェザー級(現バンタム級)のベルトを巻いた時点で、33歳。既にいぶし銀の異名を取っていた大石は、それから22年の間に国内ではZST、パンクラス、Cage Force、Grachan、HEAT、Grandslam、DEEP、GLADIATOR、NEXUSで戦い続け、海外もキャリアを通してハワイ、ブラジル、豪州、ロシア、韓国、リトアニアで足跡を残してきた。

そして、2024年11月3日に──K’z Factory時代のジム仲間も駆けつけるなか、3年半振りの勝利=31勝目を手に(※26敗9分)、GFGで現役生活に区切りをつけることとなった。

鉄人・大石が最後の戦いに挑んだGFG04では、多くのデビュー戦も組まれていた。安全面に話を戻すと、技量とそこは表裏一体だ。17歳でデビューを迎えた新岡理貴をはじめ、何人かの出場選手は明らかに寝技という面で技術力不足も見られた。同時に東北のMMAの普及に、若い力の台頭は欠かせない。そんな若い選手たちに試合機会を与えるために、ハードルを下げて試合を組むことは絶対的に否定しない。ばかりか、多いに賛同できる。

そのためにもGFGから他のイベントにステップアップを図る際に、この青森の地での戦績を首都圏や他の地域での戦績と同等としない交渉術も必要だ。事実、他の大会でなかなか勝ち星に恵まれていないファイターも、ここでは勝利を挙げることができている。日本という括りで考えると、彼らを起用する首都圏のプロモーターの理解も欠かせないだろう。

第2試合でデビュー戦の激闘で判定勝ちをした塩屋亮平、兄の優斗はPFCからNEXUSで既にキャリアを踏み始めている。「青森のMMAといえば塩屋兄弟」というメイクには、この日一番の歓声が挙がっていた。

オープニングファイト2試合目で勝利した村田在音、新岡に勝利した中村友哉第6試合で勝利した峰田悠生、メインで勝利した石塚将也という岩手や山形の近隣県の選手は、青森で戦うだけでも東京~名古屋間、それ以上の移動が必要となる。

地方在住の若い選手がキャリアを踏み始める。そして、若い選手以上に首都圏での試合のハードルが厳しくなるベテラン選手がキャリアを全うするためにGFGのような地域大会は欠かせない。

加えて石塚のようにNEXUSやパンクラスでキャリアを積む選手にとって、首都圏以外の試合機会は絶対的にポジティブな要素だ。

年に一度だからこその協賛金、集客という側面はあるだろうが、現地でGFGの盛り上がりを見て、このような地方の草の根大会の継続こそが、J-MMAの底上げに欠かせないと改めて感じられた。それゆえに「青森から、世界へ」ではなく「青森から、全国へ」というGFGが、予定する本州で二番目に北の街で開催が予定されている──八戸大会が実現と定期化を期待してやまない。

■GFG04試合結果

<フェザー級/5分2R>
石塚将也(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
佐々木郁矢(日本)

<フェザー級/5分2R>
櫻庭泰裕(日本)
Def.3-0:20-18.19-18.19-19(must)
松藤冬馬(日本)

<バンタム級/5分2R>
大石真丈(日本)
Def.1R1分14秒by 三角絞め
平野唯翔(日本)

<バンタム級/5分2R>
吹田琢(日本)
Def.1R4分23秒by TKO
加藤慎一(日本)

<ウェルター級/5分2R>
石塚一(日本)
Def.1R2分19秒by TKO
佐東伸哉(日本)

<フライ級/5分2R>
萩原和飛(日本)
Def.1R0分39秒by TKO
西塚丈人(日本)

<フライ級/5分2R>
細川勇哉(日本)
Def.1R4分13秒by TKO
澤田良(日本)

<バンタム級/5分2R>
峰田悠生(日本)
Def.2R1分11秒by 腕十字
寺田隆(日本)

<フライ級/5分2R>
苫侑我(日本)
Def.
名久井悠成(日本)

<フェザー級/5分2R>
エスカル御殿(日本)
Def.2R2分22秒by TKO
武田光信(日本)

<ライト級/5分2R>
中村友哉(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.20-18
新岡理貴(日本)

<フェザー級/5分2R>
塩谷亮(日本)
Def.2-1:20-18.20-18.19-19(must中川)
中川涼(日本)

<フライ級/5分2R>
吉田龍馬(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
ベアー誠(日本)

<OPライト級/5分3R>
村田在音(日本)
Def.1R0分58秒by TKO
三浦康平(日本)

<OPフライ級/5分2R>
長谷川暢哉(日本)
Def.1R3分42秒by TKO
上井友斗(日本)

The post 【GFG04】青森から、全国へ。本州最北のMMA大会から、再確認──J-MMA界における地方独立大会の重要性 first appeared on MMAPLANET.