カテゴリー
ABEMA BELLATOR MMA MMAPLANET o ONE ONE X ONE130 UFC   アドリアーノ・モライシュ アミール・カーン アリス・アンダーソン アンジェラ・リー アンドレ・ガルバォン エドゥアルド・フォラヤン カイラット・アクメトフ カン・ジウォン キック ジヒン・ラズワン スタンプ・フェアテックス セルジオ・ペティス タン・カイ ダニエラ・ケリー ダニー・キンガド チャンネル デニス・ザンボアンガ デメトリウス・ジョンソン ハニ・ヤヒーラ ハム・ソヒ パッチー・ミックス フー・ヨン ボクシング マイキー・ムスメシ ライニア・デリダー リト・アディワン ロッタン・シットムアンノン 仙三 平田樹 澤田龍人 秋山成勲 若松佑弥 青木真也 高橋遼伍

【ONE130】若松佑弥の挑戦を受ける、アドリアーノ・モライシュ「ユーヤが挑戦者になるのはもっとも」

【写真】左は打撃コーチのカテウ・キビス、右は元UFCファイターでラオス系米国人のアンドレ・スークムタズ。この陣容で王座防衛戦に臨む (C)ONE

26日(土・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE130「ONE X」で、ONE世界フライ級王者アドリアーノ・ミキーニョ・モライシュが若松佑弥の挑戦を受ける。

昨年4月にデメトリウス・ジョンソンを破った直後、ミキーニョは「ユーヤが次期チャレンジャー? カイラット・アクメトフと戦うべきだ」と言っていた。その言葉の真意とは……。さらにミックファイト、グラップリング出場はあるのかを尋ねた。


──ONEの歴史上、最大のイベントで若松選手の挑戦を受けるミキーニョです。今の気持ちを教えてください。

「今回の試合、過去に戦ってきた全てのファイトと同じで、ベストを尽くして戦う。そして2度目の王座防衛に成功する。僕の技術、新しいMMAの戦い方を披露し皆が喜ぶ試合にしたい。ONEにとって記念すべき大会に相応しいショーを見せるよ」

──DJを破った直後、若松選手に関しては『カイラット・アクメトフと戦うべきだ』とミキーニョは言っていました。

「イエス。ただユーヤは5連勝中のファイターだ。フィニッシュ率も高い。若くて期待の選手、何よりもハングリーだ。ONEは日本との結びつきも強い、アジアのプロモーションだし、ユーヤがチャレンジャーになるのはもっともだよ」

──あの時、カイラットと戦うべきだと言ったのは、もう少し若松選手の実力を確認しておきたかったということはありますか。

「う~ん、決してそうではないよ。僕が彼はカイラットと戦うべきだと言ったのは、両者のランキングが近くて、カイラットは元チャンピオンたからだよ。そういう意味で、2人は戦うべきだと思っていたんだ。ただ、僕は決められた相手と戦う。ユーヤがチャレンジャーになった。大歓迎だよ。あとは戦うだけだからね。アハハハ。誰だろうが、当てられた相手と戦うだけさ」

──前回の試合が1年前、3年で2試合しか戦っていないですが、試合勘が鈍るということないでしょうか。

「ノー。子供の頃から戦ってきた。戦いが僕の血になっている。試合がないからといって、それが問題になるようなことはないよ。戦うために僕は生まれてきたんだから。ファイターとして生まれてきたからには、いつだろうが、誰とでも戦う。その機会を得たから、今ここにいる。あとはベストを尽くすだけだよ」

──では若松選手の長所はどこだと考えていますか。

「パンチだ。これまで多くの対戦相手をKOしてきた。一番の武器はあのパンチだよ」

──12月のフー・ヨン戦は視ましたか。レスリングとグラップリングで判定勝ちを収めまいた。彼は実戦で、自分のグラップリング力を試してみたかったようです。彼の組み技の力をどのように評価していますか。

「そうだね……。う~ん……」

──正直にお願いします(笑)。

「白帯相手に、良いグラップリングを見せていたね(笑)。レスリングを知っている相手に、レスリングで勝負して勝った。良いモノを見せてもらったよ。ユーヤが僕をテイクダウンしてくるなら、楽しみだね。いくらでも組み技に付き合ってあげるから」

──試したかったのは分かりますが、ミキーニョに挑戦するまで隠す手もあったと思います。

「彼はファイターだ。そして僕はチャンピオンだ。僕のベルトを誰もが狙っている。皆の夢だ。ユーヤはユーヤのやるべきことをやれば良い。DJ、ダニー・キンガド、素晴らしいグラップリング能力の持ち主だけど、僕は彼らに勝っている。ユーヤが打撃と同じような組み技の力があっても、なんら問題視しないよ。あの試合を見て、彼はチャレンジャーに相応しいと逆に思ったよ」

──全く心配はしていないようですね。

「ファイターとしてユーヤのことを本当に尊敬している。グラップリングもできて、打撃は遥かに良い。チョークから身を守ることもできるし、戦いが分かっている。彼のことを認めているからこそ、僕は全力で叩き潰しにいく。本当に良い挑戦者だからね」

──若松選手と戦ううえでミキーニョのアドバンテージはどこにあると考えていますか。

「長身であること。ステップ、レスリング、そして柔術。打撃だってDJ戦で、僕の力を見せたつもりだ。どういう試合になるか、個人的にも興味深いよ」

──日本のメディアは常に堀口選手のことを尋ねると思います。私も、そうです。

「アハハハハハ、その通りだ」

──そんななか、この試合に向けて一緒に練習してきたでしょうが、堀口選手は若松選手のことをそれほど知っているとは思えないです。

「僕とキョージは毎日、一緒に練習してきた。互いに協力しあってきた。キョージはユーヤのことは知らないよ。キョージが僕にアドバイスをしてくれるのはユーヤとの試合に勝つためじゃない。僕がケージの中で、より良いファイターになるために助言してくれるんだ。より強い漢、強いサムライになるために──僕が、なりたい人間に近づくためにキョージはアドバイスをしてくれている」

──堀口選手がKO負け直前まで試合を支配していたセルジオ・ペティス戦から、学ことは多かったのではないですか。

「あの瞬間までキョージが試合をドミネイトしていた。だけど、ああいう結果になった。それこそMMAだよ。MMAはMMAなんだ。試合中は、一瞬でも気を抜いてはいけないことをキョージの敗北から改めて学んだよ」

──今回の試合で勝ち、堀口選手にしっかりとバトンを渡したいですね。

「パッチー・ミックスは背の高いグラップラーだ。だからたくさん、キョージと練習した。キョージの組み技での防御力は大したものだよ。僕らには優秀なチームメイトがたくさんいるから、あらゆるタイプのフトレーニングができる。このATTの環境が僕らを成長させてくれるんだ」

──ATTにまたBellator世界バンタム級のベルトが戻って来るでしょうか。

「キョージはチャンピオンに返り咲くよ。彼が望む決勝でセルジオ・ペティスとのリマッチに勝利してね」

──ところでONEではグラップリングを強化するようです。その一方でDJ×ロッタンのようにミックスファイトも今大会では組まれました。将来的にムエタイのレジェンドとフリースタイル・ルールの試合のオファーがあれば受けますか。

「全てはユーヤとの試合を終えてからだけど、興味深いね。ONEが求めるなら、やるよ。レッツゴー!! 大きな挑戦になる。僕はもうMMAのレジェンドと戦ってきたから、ムエタイのレジェンドと戦うことを恐れはしない」

──ではミキーニョが興味があるのか分からないですが、グラップリングに関して……。

(質問を遮って)「マイキー・ムスメシと戦いたい」

──そこです!! そこが聞きたかったです。

「ぜひとも、ムスメシとグラップリングファイトを戦いたい」

──マイキーは道着だけでなく、ノーギでも凄まじい強さを見せています。

「なら僕はダースチョーク、トライアングルをお見舞いする。彼には予期できない柔術のスキルを披露したいと思う。僕らのハニ・ヤヒーラBJJを、ね!!」

──ハニ・ヤヒーラBJJ!!!! 何ともワクワクする言葉です。

「僕らは一緒にハニ・ヤヒーラBJJを構築してきたんだ」

──いやぁ若松選手との試合後も、ミキーニョの動向から目が離せないですね。そんなミキーニョですが、今回の歴史的な大会でどのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「ドリームカードが揃っている大会だ。そういう大会にあって、ボーナスを獲得するに値する試合がしたい。そのためにハードな練習を課してきた。ベストを尽くし、皆が喜んでくれる試合をする。僕の技術、柔術、ムエタイを駆使してね。試合が待ち切れないよ」

──ミキーニョ、今日はありがとうございました。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「日本の友人たち、ファンの皆には最高の席を確保して僕とユーヤのファイトをABEMA TVで視てほしい。皆が楽しめる試合をして、ベルトを守るよ」

■放送予定
3月26日(土・日本時間)
午後1時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時00分~ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ONE130 「ONE X」対戦カード

<ONE世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アンジェラ・リー(米国)
[挑戦者]スタンプ・フェアテックス(タイ)

<フリースタイル・フライ級(※61.2キロ)/3分4R>
ロッタン・シットムアンノン(タイ)
デメトリウス・ジョンソン(米国)

<ONE世界フライ級 (※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
[挑戦者] 若松佑弥(日本)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
秋山成勲(日本)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
ウェイン・パー(豪州)

<ONEキックボクシング世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者]スーパーボン・シンハマウィーン(タイ)
[挑戦者]マラット・グレゴリアン(アルメニア)

<ムエタイ世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
[挑戦者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
【王者】カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)
【挑戦者】秋元皓貴(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キジュ・ジェウン(韓国)
タン・カイ(中国)

<キック・フェザー級ワールドGP決勝/3分5R>
チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)

<グラップリング・ミドル級 (※93.0キロ)/15分1R>
ライニア・デリダー(オランダ)
アンドレ・ガルバォン(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレミー・ミアド(フィリピン)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
高橋遼伍(日本)

<ヘビー級(※70.3キロ)/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
ポール・エリオット(英国)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
山口V.V芽生(日本)
ダニエラ・ケリー(米国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
仙三(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アシャ・ロカ(インド)
アリス・アンダーソン(米国)

The post 【ONE130】若松佑弥の挑戦を受ける、アドリアーノ・モライシュ「ユーヤが挑戦者になるのはもっとも」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2022#02 UFC   ジェイク・シールズ ダイキ・ライトイヤー チャンネル パッチー・ミックス 修斗 内田タケル 安藤達也 山内渉 山田崇太郎 岡田遼 後藤丈治 石井逸人 石橋佳大 西川大和 鶴屋怜 齋藤奨司

【Shooto2022#02】安藤達也の挑戦受ける岡田遼─02─「自分で自分を試す試験です」

【写真】対策練習は、仮想安藤=鶴屋怜とのスパーリングで行ってきた(C)MMAPLANET

21日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2020#02 のメインで安藤達也の挑戦を受ける修斗世界バンタム級チャンピオン岡田遼インタビュー後編。

修斗が格闘家生活の本編と語る岡田。今年いっぱいの活動という区切りをつけたチャンピオンは2度目の防衛戦を「自らの試す試験」と表現した。

<岡田遼インタビューPart.01はコチラから>


──安藤選手は今回アルファメールではなくて、国内で調整しているようですね。

「あぁ、そうなんですか。良い状態で来て欲しいと思います。強い安藤とやりたいです。そうでないとラスベガスまで行った意味がなくなりますし」

──ATTとエクストリーム・クートゥアー、どのような違いがありましたか。

「施設面で充実しているのはATTです。どちらもメガジムですが、ATTは上に宿泊施設があったり、カフェまで揃っています。サウナや水風呂なでも完備されています。ただし、エクストリーム・クートゥアーは同じストリートにUFC PIがあってUFCファイターはエクストリーム・クートゥアーで練習をして、PIに行って飯を食って体のケアができます。そしサプリメントを補充してもらって帰る。それが全て無料でできる。

パーソナルトレーニング、治療もフリー。朝から晩まで三食、選手の体のことを考えられた食事が用意されています」

──ベガス在住の選手でなくても、定期的にボディチェックがあって個々にあったサプリメントの支給を受けるそうですね。

「データが残っていて、何が必要かとか全て教えてもらっていました。そりゃあ、UFCファイターはラスベガスでファイトキャンプをしますよね。これはATTにはないです。めちゃくちゃ充実した保障で、アジアの選手だってラスベガスに行きますよ」

──絶望的な気持ちになってしまいますね……。

「えっ? あぁ、UFCファイターでないと……ですね。それは僕も感じました。この差をどう埋めろっていうんだって(笑)。こんなに手厚いサポート、保障がある。あのアドバンテージは凄まじいです」

──おかしなクスリに手を出すなということだと思うんです。

「そうですね。それもありますよね」

──そういうなかでエクストリーム・クートゥアーで得た手応えというのは?

「何か一つの項目が、ドーンと伸びたということはないです。局面のディティールを詰めていく、そういう地味な作業をしてきました。おさらいですね。特に新しいテクニックを教わって『面白いっ』っていうようなATTの時のようなことはなかったです。

ただ寝技のコーチがジェイク・シールズで、ベーシックなことを丹念に何度も繰り返すんです。そして『ここに隙間がある。もっともっとタイトにしろ』とか言ってもらえて、細かいディティールを詰めてきました。だからATTとは違う意味で、凄く役に立ちました」

──練習して面白い選手はいました。

「なぜか、ずっとパッチー・ミックスがスパーリングパートナーに指名してくれて。週に2回のスパーリングの日は必ずパッチーとスパーをしていました。あの極め、ギロチンはヤバいです。初見だと、やられてしまいます。シングルに入らせて、マルセロチン。あれは元谷君の気持ち、分かりました(笑)。いや、充実していましたね。

ただラスベガスでやってきたからって、どうこうっていう試合じゃないですけどね。今回の試合は」

──その通りですね。

「それに最初に言いましたが、安藤君に勝ちたいとかじゃないんです。やり切りたい、自分を出し切りたい。自分のためだけのモチベーションではもう頑張れなくて。応援してくれる人に喜んで欲しいですし、ずっと僕の試合を見てくれている人に成長しているなって思って欲しい」

──それでも勝利を手にするために、何をしないといけないと思っていますか。

「勝つために……特別にすることではなくて、良いコンディション、良いメンタルで今までやってきたことを出すだけで、勝てると思っています。何も特別なことをする必要はない。100を110にするのではなく、80点以下にならない仕上がりで行こうと思います」

──それで凄く強い岡田遼を見ることができれば、もっと岡田選手の試合が見たくなるのが世の常です。

「本当ですか!!」

──世の常というか、私個人ですね(笑)。今日のスパーリングを見ていても、自分は総合力でMMAを勝つという意見は実はあまり信用していなくて。やはりレスリングが強く、打撃で勝てる人がMMAは強い。そういうなかにおいて、岡田遼は回転しているなと感じました。

「嬉しいです(笑)。それを確認するための試合です。どれくらい試合でできるのか、自分で自分を試す試験です。そして──修斗愛を見せます」

──しっかりとまとめてもらってありがとうございます(笑)。

「アハハハ。鶴屋怜に頭から落とされていますけどね(笑)」

■視聴方法(予定)
3月21日(日)
午後6時30分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■対戦カード

<修斗世界バンタム級王座選手権試合/5分5R>
[王者]岡田遼:61.1キロ
[挑戦者]安藤達也:61.1キロ

<ウェルター級/5分3R>
西川大和:76.6キロ
山田崇太郎:77.3キロ→77.1キロ

<バンタム級/5分3R>
石井逸人:61.0キロ
石橋佳大:61.2キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:60.8キロ
ダイキ・ライトイヤー:61.0キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:57.0キロ→56.7キロ
宮地友一:56.5キロ

<バンタム級/5分2R>
Lyo’o:61.2キロ
齋藤奨司:61.0キロ

<フライ級/5分2R>
大竹陽:56.6キロ
山内渉:56.5キロ

<フライ級/5分2R>
内田タケル:56.5キロ
佐々木駿友:56.4キロ

The post 【Shooto2022#02】安藤達也の挑戦受ける岡田遼─02─「自分で自分を試す試験です」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR F1 MMA o   クリス・サイボーグ セルジオ・ペティス パッチー・ミックス ベラトール マゴメド・マゴメドフ 堀口恭司

Bellatorが4.22&4.23ハワイ大会を開催/バンタム級GP 1回戦で堀口恭司 vs. パッチー・ミックス、セルジオ・ペティス vs. ラウフェオン・ストッツ



 ベラトールMMAが4月22日と23日にハワイ州ホノルルのニールS・ブライスデル・センターで大会を開催することをMMAJunkieが確認したとのこと。22日が『Bellator 278』、23日が『Bellator 279』になります。ベラトールがハワイ大会を開催するのは2019年12月20&21日の『Bellator 235: Misech vs. Perez』&『Bellator 236: Macfarlane vs. Jackson』以来2年4ヶ月ぶり。

 そして、『Bellator 279』のメインイベントはクリス・サイボーグ vs. アーリーン・ブレンカウの女子フェザー級タイトルマッチになるとのこと。

 サイボーグは昨年11月の『Bellator 271: Cyborg vs. Kavanagh』でシネード・カヴァナに1R KO勝ちして以来の試合で今回が4度目の防衛戦。ブレンカウは同じく『Bellator 271: Cyborg vs. Kavanagh』でパム・ソレンソンに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。Bellatorフェザー級ランキング1位。両者は2020年10月の『Bellator 249: Cyborg vs. Blencowe』で対戦しており、この時はサイボーグが2Rリアネイキッドチョークで勝利しています。

 また、『Bellator 279』ではバンタム級ワールドグランプリ1回戦としてセルジオ・ペティス vs. ラウフェオン・ストッツ、堀口恭司 vs. パッチー・ミックスが行われるとのこと。ペティス vs. ストッツはペティスのバンタム級王座防衛戦も兼ねています。

 ペティスは昨年12月の『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』で堀口恭司に4R KO勝ちして以来の試合で5連勝中。今回が2度目の防衛戦。ストッツは昨年8月の『Bellator 264: Mousasi vs. Salter』でマゴメド・マゴメドフに判定勝ちして以来の試合で9連勝中(Bellator 5連勝中)。Bellatorバンタム級ランキング3位。

 堀口は昨年12月の『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』でセルジオ・ペティスのバンタム級王座に挑戦し4R KO負けして以来の試合。Bellatorバンタム級ランキング5位。ミックスは昨年11月の『Bellator 270: Queally vs. Pitbull 2』でジェームズ・ギャラガーに3Rギロチンチョークで勝利して以来の試合で2連勝中。Bellatorバンタム級ランキング2位。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 MMA RIZIN ジェイムス・ギャラガー スコット・コーカー セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ブログ マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ レアンドロ・イーゴ 堀口恭司

【Bellator】堀口に再戦&ベルト奪回の再チャンス。日本で開幕戦もあった……2022年にバンタム級GP開催

【写真】GPの開催により、勝ち進めば多くても3試合後には堀口にタイトル挑戦の再チャンスが巡って来ることとなった (C)BELLATOR

3日(金・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されたBellator272「Pettis vs Horiguchi」内で、バンタム級ワールドGPが2022年に行われることが発表された。

同大会のメインカード第1試合でジョニー・エブレンがコリン・ハックボディをTKOで下すと、中継内でヘビー級ワールドGP決勝のライアン・ベイダー✖モルドフスキー、世界ミドル級選手権試合=王者ゲガール・ムサシ✖挑戦者オースティン・ヴァンダーフォード、世界ライトヘビー級選手権試合=王者ワジム・ネムコフ✖コーリー・アンダーソンという世界戦が2022年に行われることが言及された。

引き続き中継だけでなく、会場のファンにも「2022年の前半に初めてBellatorバンタム級ワールドGPが開催される」ことがケージ内よりリングアナによって発表され──その出場選手がステージに順次姿を見せた。


マゴメド・マゴメドフ、ジェイムス・ギャラガー、レアンドロ・イーゴ、パッチー・ミックス、ラフェオン・スタッツ、そして前世界王者フアン・アルチュレタが登壇し、残り2人はこの後に世界戦を戦った堀口恭司とセルジオ・ペティスの8人が100万ドルを賭けた8人制トーナメントに参加することが明らかに。

大会終了後の会見でスコット・コーカーは、今回のGPに関して「16人でも8人でも簡単に組むことができた。我々にとってベストの階級だから。4試合のベストマッチアップを実現させるため」8人制としたことを説明した。

まだ2022年のスケジュールが発表されていないベラトールにあって、コーカーは来週にも1月からの大会がアナウンスされるとし、最初の3カ月に上記の3試合、続く3カ月にヤーソラフ・アモソフ✖マイケル・ペイジ(※ウェルター級選手権試合)が組まれ、GPは3月に開始される予定とのこと。

また、今大会のメインでKO負けした堀口に関しては「少し休んでもらって。3月には戦えるようになっているだろう。こういう敗北もあるけど、彼がどういうレベルにあるファイターかは見てもらえたはずだ。試合の全てをコントロールしていた。ホリグチはアメージングでブリリアントなファイターだ」とコーカーは話した。

また開催地に関しては、「新型コロナウィルス感染問題がなかれば日本……RIZINと一緒にさいたまスーパーアリーナ、東京ドームで開きたかった。ただし、COVIDの影響で日本は再びシャットダウン状態だから、ベイエリアかLA、あるいはここモヒガンサン、米国でやることになるだろう」と──日本大会も視野に入れていたことをコーカーは明言した。

The post 【Bellator】堀口に再戦&ベルト奪回の再チャンス。日本で開幕戦もあった……2022年にバンタム級GP開催 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator270 MMA ジェイムス・ギャラガー パッチー・ミックス

【Bellator270】ギロチン合戦となった期待の一戦は、体重オーバーのミックスがギャラガーからタップ奪う

<137.8ポンド契約/5分3R>
パッチー・ミックス(米国)
Def.3R0分39秒by ギロチン
ジェイムス・ギャラガー(アイルランド)

左ハイを繰り出すミックス、ギャラガーがローを返す。ミックスの左ヒザ蹴りをキャッチしたギャラガーがダブルレッグへ。ギロチンに取ったミックスは、ケージを背負ったスタンドの状態からマットに背中をつかされるとハーフで絞め続けるが、徐々にルーズになる。

ギャラガーは頭を抜き、スクランブで逆にギロチンを仕掛ける。ミックスはヒザを抜いてパスを狙い、頭を抜く。ハーフで抑えたミックスのパス狙いにギャラガーが足を戻していきケージを背負う。スクランブルでバック狙いのミックスは、正面を向きなおす。ギャラガーが立ち上がり、試合は打撃の間合いへ。右からヒザを繰り出すギャラガーに対し、ミックスが左フックから左ミドルを蹴っていく。

打撃の圧はギャラガーが上回り、左リードフックからボディショットを入れる。ミックスは左ミドルを返すも、ローにワンツーを合わされそうになる。と、ギャラガーが一気にダブルレッグを決めるもミックスがスイープで上を取り直し初回が終わった。

2R、左ジャブから右を伸ばして前に出たギャラガーが、左右のローを蹴る。その右ローが急所に入り、試合が中断。再開後、ミックスのローにギャラガーが右フックを振るって前に出る。ジャブから右フックを続けるギャラガーの跳びヒザは距離が合わない。ミックスも左の蹴りから左を伸ばすが、パンチに真っすぐ下がる場面も。ミックスのダブルレッグに再びギロチンを合わせたギャラガーが、クローズドを取って絞める。

正座をして頭を抜いたミックスがトップを取ると、ケージに押し込んで左で腹を殴る。ギャラガーが背中をつけた時間が続き、残り90秒に。パスからクルスフィックスのミッチは、ケージを蹴って抑え込みから逃れようとしたギャラガーを許さず、上から細かいパンチを落として時間に。

最終回、右フックから組んでいったギャラガー、シングルをギロチンで捕えたミックスが引き込み、さらに反転して上を取って絞めあげるとギャラガーがタップ──ダブリンのファンが、一瞬にして声を失った。

「2Rにコントロールしたから、3Rはテイクダウンを狙ってくるのは分かってきた。1Rは期待した流れにならなかった。体重オーバーだったので、次はちゃんとコントロールして仕上げる」とミックスは話した。


The post 【Bellator270】ギロチン合戦となった期待の一戦は、体重オーバーのミックスがギャラガーからタップ奪う first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Bellator270 News ジェイムス・ギャラガー パッチー・ミックス パトリッキー・フレイレ ピーター・クイリー ブログ

【Bellator270】計量終了 フレイレ兄、ベルトとリベンジをかけて。ギャラガー✖ミックスは、後者が計量✖

【写真】体重オーバー、セレモニアル・フェイスオフで険悪になれるのだから、ミックスも面の皮が厚い(C)BELLATOR

5日(土・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンで開催されるBellator270 「Pitbull vs Queally2」の計量が行われた。

2年1カ月振りのアイルランド大会、メインではパトリシオ・フレイレが返上したBellator世界ライト級王座を実兄パトリッキー・フレイレが、地元のピーター・クイリーと争う一戦が組まれている。


両者は昨年5月に対戦しており、カットによりクイリーがTKO勝ちを収めている。両者にとって、それ以来の実戦がダイレクトリマッチのタイトル戦となった。

タイトルこそ掛かっていないが、メインと同様に注目のバンタム級の一戦=ジェイムス・ギャラガー✖パッチー・ミックスは、後者が2.8ポンド・オーバーに。堀口元気のタイトル挑戦が決まり、日本からの注目度も高くなったBellatorバンタム級戦線のキーパーソン同士の対戦だけに、ミックスの計量失敗は残念でならない。

■視聴方法(予定)
11月6日(土・日本時間)
午前7時00分~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■メインカード対戦計量結果

<Bellators世界ライト級王座決定戦/5分5R>
ピーター・クイリー: 155ポンド(70.31キロ)
パトリッキー・フレイレ: 153.6ポンド(69.67キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェイムス・ギャラガー: 136ポンド(61.69キロ)
パッチ―・ミックス: 137.8ポンド(62.5キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ヴェイケル: 145.6ポンド(66.04キロ)
ペドロ・カルバーリョ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<フェザー級/5分3R>
イリアス・ブレイツ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ジョルジュ・サジュ: 144.6ポンド(65.58キロ)

The post 【Bellator270】計量終了 フレイレ兄、ベルトとリベンジをかけて。ギャラガー✖ミックスは、後者が計量✖ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Result Bellator258 アンソニー・ジョンソン セルジオ・ペティス パッチー・ミックス ブログ

【Bellator258】試合結果 セルジオ・ペティスが新バンタム級世界王者に。AJは逆転KOでワジム戦へ

【写真】新ベラトール世界バンタム級王者セルジオ・ペティス(C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナ でBellator258「Archuleta vs Pettis」が開催された。

メインの座をライトヘビー級ワールドGP準決勝=アンソニー・ジョンソン✖ヨエル・ロメロに譲っていたBellator世界バンタム級選手権試合が、ロメロの欠場によりヘッドライナーに。

UFCから転じて3戦目のセルジオ・ペティスがフアン・アルチュレタを判定で破り、新チャンピオンとなり、堀口恭司の持つRIZINバンタム級のベルト奪取を宣言した。

ロメロの代役ジョゼ・アウグストと戦ったAJは左フックを浴びてKO負け直前に追い込まれたが、2Rにしっかりと逆転KO勝ち。

次戦でワジム・ネムコフとの世界戦兼ワールドGP準決勝を戦うことが決まった。

注目のバンタム級戦線ではラフェオン・スタッツ、パッチー・ミックス、エリック・ペレスが勝利し、ジョシュ・ヒルやヘンリー・コラレスはタイトル挑戦権争いから脱落。

負傷欠場のジェイムス・ギャラガーを含め、混戦を拭け出すのは誰になるのか──興味深い。

Bellator258「Archuleta vs Pettis」
<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
○セルジオ・ペティス(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×フアン・アルチュレタ(米国)
<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
○アンソニー・ジョンソン(米国)2R1分30秒
TKO
詳細はコチラ
×ジョゼ・アウグスト(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
○ピーター・クイリー(アイルランド)3R0分01秒
TKO
詳細はコチラ
×パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
<175ポンド契約/5分3R>
○マイケル・ペイジ(英国)1R5分00秒
TKO
詳細はコチラ
×デレック・アンダーソン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ラフェオン・スタッツ(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ジョシュ・ヒル(カナダ)
<ミドル級/5分3R>
○ロレンツ・ラーキン(米国)3R
判定
×ハファエル・カルバーリョ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○パッチー・ミックス(米国)3R2分40秒
肩固め
詳細はコチラ
×アルバート・モラレス(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ジョニー・エブレン(米国)1R2分44秒
TKO
×ダニエル・マドリッド(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ジョニー・キャンベル(米国)2R4分12秒
RNC
×ヘンリー・コラレス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジョニー・ソト(米国)3R
判定
×ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○エリック・ペレス(メキシコ)3R
判定
×ブレイン・シャット(米国)

The post 【Bellator258】試合結果 セルジオ・ペティスが新バンタム級世界王者に。AJは逆転KOでワジム戦へ first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator258 Report アルバート・モラレス パッチー・ミックス ブログ

【Bellator258】パッチー・ミックスがテイクダウン→パス→バック奪取ゲームを徹底、最後は肩固め極める

<バンタム級/5分3R>
パッチー・ミックス(米国)
Def.3R2分40秒by 肩固め
アルバート・モラレス(米国)

右ミドルを2発見せたモラレスに組みつき、ボディロックテイクダウンを決めたミックス。すぐに立ち上がったモラレスのバックを取り続け、もう一度テイクダウンを決める。ケージ際で足をきかせ、三角から腰を切ったモラレスの蹴り上げに対し、ミックスは足を掴む。このタイミングで立とうとしたモラレスのバックに回ったミックスは、スタンドで両足をフックしに掛かる。

モラレスは前方にミックスを落として、サイドで抑えると左腕を差して、しっかりとポジションをキープ。ミックスが足を一本戻すも枕で圧力を掛ける。ミックスは両足を戻し、即座にスタンドへ。モラレスはここでも右ミドルからボディフック、そして飛びヒザを狙う。着地のタイミングでテイクダウンを決めたミックスはローを蹴るが、残り10秒で立ち上がったモラレスが勢いのあるボディを放った。

2R、ミックスが左ミドル、続いて右ローを蹴る。モラレスは右ロー、右ストレート、ボディフックから右エルボーとスタンドでも勢いで上回る。右ストレートを受けながら、ダブルレッグでケージ際までモラレスをドライブしたミックスが肩に担ぎ上げ、ケージ中央でスラム。

ミックスは足を一本抜き、さらにパスガードを決めるとエルボーを落とす。立ち上がろうと背中を見せたモラレスのバックに回り両足をフックしたミックスが、殴りながらRNCの機会を伺う。四の字フックでモラレスを腹ばいにさせエルボーを打ちつけたミックスが、背中を付けなおし、エルボーからトップへ。ヒジ打ちを嫌がり、背中を預けたモラレスは、重いきり左のパンチを連打される。RNCは逃げたモラレスは、パンチを受けながらもケージキックで腰をずらしていき、タイムアップまで逃げ切った。

最終回、打撃の交換からシングルレッグ、ケージに押し込みダブルレッグに切り替えたミックスがテイクダウンを決める。即パスしたミックスは、右エルボーを落としてヒザをワキ腹に入れると、肩固めから逆側にスライドしていく。ハーフで固められたモラレスは、懸命に耐えるが、ミックスはヒザ、パンチを入れながらアジャストしていく。ついにしっかりと絞められたモラレスがタップし、勝負は決した。

勝者は世界戦を所望しつつ、今回試合が実現しなかったジェイムス・ギャラガーに対し、「7月に戦うぞ、今週中に契約しろ。ギャラガーと7月に戦い、そのまま突っ走りる」と話した。


The post 【Bellator258】パッチー・ミックスがテイクダウン→パス→バック奪取ゲームを徹底、最後は肩固め極める first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator258 News  グラチアン・サジンスキ アンソニー・ジョンソン エリック・ぺレス ジョシュ・ヒル セルジオ・ペティス パッチー・ミックス パトリッキー・フレイレ フアン・アルチュレタ ブログ ヘンリー・コラレス ラフェオン・スタッツ ロレンツ・ラーキン

【Bellator258】計量終了 アルチュレタ「最高の動きを」✖ペティス「僕の番」。ペレスのマスクが面白い

【写真】メインの世界を筆頭に他3試合のバンタム級戦、AJのプロモーションデビュー戦、パトリッキー、MVPの登場と粒揃いのカードが揃っている(C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナで Bellator258「Archuleta vs Pettis」が開催される。

メインのBellator世界バンタム級選手権試合でセルジオ・ペティスの挑戦を受ける王者フアン・アルチュレタは、リミット丁度の 135ポンドのコールを受けるとメキシコとスペイン2つ国旗とチャンピオンベルトを高々と掲げ、挑戦者ペティスは1/4アンダーの135.75ポンドだった。

先にインタビューされたペティスが「僕の順番だ。僕の番になったと信じている。ここまでやってきたことの全てを注ぎ、良い戦いをする」が話すと、アルチュレタは「いいか、ストームがやってくるんだ。これだけの才能ある連中がいるなかで、ヤツはここを通り抜けられるだけの腕がない。これまで見せたことがない、最高の動きを見せる」とコメントした。


コ・メインで組まれたライトヘビー級ワールドGP準々決勝に出場するアンソニー・ジョンソンと、急遽出場のジョゼ・アウグストも問題なく計量をクリア。

AJはバルクとカットが両立させたボディをしっかりと誇示した。

175 ポンド契約でデレック・アンダーソンと相対するマイケル・ペイジはステージ上でジャケットを脱ぐと、コブラ柄の裏地で頭を覆う。

ヴェノム(※毒液)を強調したかと思うと、フェイスオフでも首を掻っ切るポーズから、スネークヘッドといういつものポーズを披露した。

注目のプレリミ・バンタム級勢では──Bellatorのマスク着用のジョシュ・ヒルに対し、ラフェオン・スタッツMMAの計量時では珍しくKN95をつけていた。

両者は何やら言葉を交わし、握手をして別れていた。

パッチー・ミックスの再起戦の相手アルバート・モラレスは、中央アメリカ・ベリーズの国旗を掲げて登壇。

しっかりと目で威圧しあい、グータッチで別れた。

プレリミ・オープニングのバンタム級で戦うのは、エリック・ペレスとブレイン・シャットだ。

後者はケージのタトゥーがひと際目立ち、ペレスはいつものようにルチャリブレ風の口が開いたマクスながら、コロナ禍ということもあり──マスクの下では、開口部分をバンダナで覆うという、珍しいいで立ちを見せていた。

■視聴方法(予定)
5月8日(土・日本時間)
午前6時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator258計量結果

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]フアン・アルチュレタ: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]セルジオ・ペティス: 134.75ポンド(61.12キロ)

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
アンソニー・ジョンソン: 205ポンド(92.99キロ)
ジョゼ・アウグスト: 204.75ポンド(92.87キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ピーター・ケアリー(アイルランド)

<175ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ: 174.75ポンド(79.26キロ)
デレック・アンダーソン: 175ポンド(79.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 136ポンド(61.69キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ハファエル・カルバーリョ: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
パッチー・ミックス: 136ポンド(61.69キロ)
アルバート・モラレス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー: 170.25ポンド(77.22キロ)
オマー・フセイン: 170.75ポンド(77.45キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)
ダニエル・マドリッド: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
ヘンリー・コラレス: 135ポンド(61.24キロ)
ジョニー・キャンベル: 135.75ポンド(61.57キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ: 145ポンド(65.77キロ)
ジョニー・ソト: 148.5ポンド(67.35キロ)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ブレイン・シャット: 135ポンド(61.24キロ)

The post 【Bellator258】計量終了 アルチュレタ「最高の動きを」✖ペティス「僕の番」。ペレスのマスクが面白い first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator258 Preview エリック・ぺレス ジョシュ・ヒル セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ブログ ヘンリー・コラレス ラフェオン・スタッツ

【Bellator258】メインの世界を含め5試合組まれたバンタム級戦。要・要注目はパッチー・ミックスの再起戦

【写真】RIZINでは元谷友貴をギロチンで斬って落としているミックス。極めの拘りこそ、彼の人間性でもある。非常に楽しみな再起をかけたモラレス戦だ (C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナで Bellator258「Archuleta vs Pettis」が開催される。

ライトヘビー級ワールドGP準々決勝でアンソニー・ジョンソンと対戦予定だったヨエル・ロメロがメディカルを通らず欠場、急遽ブラジルのジョゼ・アウグストがGPを戦うこととなった。

結果的にBellator世界バンタム級選手権試合=王者フアン・アルチュレタ✖挑戦者セルジオ・ペティスがメインに昇格した同大会では、プレリミでそのバンタム級の注目カードが複数見られる。


キャリア20勝3敗、前回の試合でエリック・ペレスを破ったカナダのジョシュ・ヒルと、15勝1敗で唯一の敗北がUFCバンタム級戦線で台風の目となっているマラブ・デヴァリシビリ戦というラフェオン・スタッツがプレリミメインで戦う。

そしてUFCからCombate Americas経由でBellator参戦もヒル戦を含め2連敗中のペレスが、巻き返しを賭けてブレイン・シャットを迎え撃つ。さらにフェザー級ワールドGPに続き、現王者アルチュレタに敗れ、昨年10月にブランドン・ガーツにスプリットで辛勝と、状況気流を掴みたいヘンリー・コラレスはジョニー・キャンベルとの1戦が控えている。

勝てばさらに上が狙えるスタッツ✖ヒル、あとがない状態のペレスとコラレス、そんなプレリミで実施されるバンタム級にあって、パッチー・ミックスの再起戦は見逃すことはできない。

キャリア13連勝、10試合で一本勝ちという極め技師のミックスは昨年9月にアルチュレタとの王座決定戦に敗れて以来、8カ月振りのファイトとなる。

タイトル挑戦時はジャクソン・ウィンクMMA所属だったが、ジムは閉鎖されており限られたメンバーと最低限の準備しかできなかった。そして序盤の猛攻で極め切れなかったミックスは、3R以降に失速し判定負け──ベルトを巻くことができなかった。

その後、彼はエクストリーム・クートゥアーに移籍し今回の試合に臨むことに。フィニッシャーのミックスが、同じレスリング&柔術の融合スタイルでも、よりグライディング系のジェイク・シールズの指導を受けて、どのように進化したのか非常に見ものだ。

当初はジェイムス・ギャラガーと対戦予定だったが、ギャラガーの負傷欠場で、代役のアルバート・モラレスと戦うことになったミックスは、5日(水・同)に行われたバーチャル・メディアデーで「ギャラガーは俺と戦うことなく、楽をして王座挑戦を実現させようとしているんだろう。肩の負傷で欠場とかいって、インスタでチームメイトと肩を組んでいる写真を挙げて、どういうことなんだ」と辛らつな言葉を吐いていた。

前回のタイトルマッチでの敗戦が悔しくてたまらない様子のミックスは、「ダイレクト・リマッチでないことはフラストレーションがたまるだけだった」とこの間の日々を振り返り、再び一本勝ちロードに戻ることを宣言している。

タイトル戦も含め、今回組まれた5試合でBellatorバンタム級戦線の勢力分布が、如何に変化するのか要注意が必要だ。

■視聴方法(予定)
5月8日(土・日本時間)
午前7時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator258対戦カード

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]フアン・アルチュレタ(米国)
[挑戦者]セルジオ・ペティス(米国)

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
アンソニー・ジョンソン(米国)
ジョゼ・アウグスト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ピーター・ケアリー(アイルランド)

<175ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
デレック・アンダーソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
ラフェオン・スタッツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
ハファエル・カルバーリョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
パッチ―・ミックス(米国)
アルバート・モラレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
オマー・フセイン(パレスチナ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
ダニエル・マドリッド(米国)

<バンタム級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
ジョニー・キャンベル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
ジョニー・ソト(米国)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス(メキシコ)
ブレイン・シャット(米国)

The post 【Bellator258】メインの世界を含め5試合組まれたバンタム級戦。要・要注目はパッチー・ミックスの再起戦 first appeared on MMAPLANET.