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【Gladiator027 & Gladiator CS02】南友之輔、テムーレン戦決定。Fe級T補欠戦でハンセン×パク&水野×田口

【写真】デビュー10カ月で、国際戦を戦うことが決まった南(C)MMAPLANET

27日(木)、Progress実行委員会より7月12日(金)に会場非公開で開催される無観客&配信大会GLADIATOR CHALLENGER SERIES02「Matsushima vs Sodnomdorj 」でバンタム級3回戦=テムーレン・アルギルマー×南友之輔戦が組まれることが発表された。
Text by Manabu Takashima

また26日(水)にはGLADIATORより同7日(日)に豊中市の176BOXで行われるGLADIATOR027でフェザー級挑戦者決定トーナメント・リザーブ戦としてパク・サンヒョン×ハンセン怜雄、水野翔×田口翔太の2試合と全15試合のラインナップが明らかとなっている。

全空連、WKFルールの空手で中学・高校・大学の各世代で日本代表に名を連ねていた南は、パリ五輪に空手が採用されなくなりMMAを目指すように。宮田和幸氏率いるBRAVE GYMの門を叩き昨年9月にMMAデビューを果たした。


小松祐貴を3分19秒でKOして初陣を飾ると、12月の健太エスペランサ戦は3-0の判定勝ち。今年2月のGrachan67 における徳弘拓馬戦では450グラムオーバーで計量失敗。勝っても試合不成立という状況下で、右ストレートでカットに追い込み僅か46秒でレフェリーストップも──規定通りノーコンテストとなっている。

その後、5月のGLADIATOR026で秋田良隆を初回終了間際に鉄槌の連打で破ると、ケージの中からテムーレンをコールアウトしていた。テムーレンもSNSでこれに呼応し、両者の対戦実現への機運が高まっていく。

テムーレンは去年の3月に初来日し、当時のGLADIATORバンタム級王者の神田周一をスラムからパウンドアウトという鮮烈な日本デビューを飾ると、2カ月後には神田を返り討ちしバンタム級のベルトを巻いた。

しかし9月には竹本啓哉に敗れ、12月には竹中大地にRNCで敗れるなど、壁にぶち上がっていた。そんなテムーレンに対戦要求をした南は年内の王座奪取を公言しており、ステップアップするための格好の標的としてテムーレン戦を望んでいた。半面、師匠の宮田氏は南のキャリアアップには慎重な姿勢を持っていたが、本人の意志の強さに折れるような形で、「なら、やってこい」と背中を押すようになったという話も伝わってくる。

対してテムーレンといえば、南の対戦要求に応えた直後にFalcon FCへのスクランブル出場を決める。しかしながら急激な減量でカツカツとなっていたボディは、2R以降を戦うだけのエネルギーを保有しておらず、シネバートル・バットエルデネに逆転で判定負けを喫している。

勢いは完全に南にある。とはいえBRAVEで原口兄弟らレスラーに鍛えられる南ではあるが、そこは宮田氏が危惧するように絶対的に経験値は足りていないのも事実だ。2戦目&4戦目を見る限り、相手が下になる選手だったこともあり寝技の展開を捌くことには成功していたが、トップ系のファイターへの対応力は未知数だ。

つまりテムーレンに組みの展開に持ち込まれると、跳ね返せずにコントロール&パウンドという攻撃を受ける可能性は十分にあるということ。と同時にアグレッシブ、パワフル&スラッピーなテムーレンの打撃に対して、前に出てくる相手だからこそ南の間合いを取る能力と、踏み込みの速さという武器が最大限に生きることも絶対だ。

無敗のファイターだけが持つ真っ新な勢いと、だからこそ見えていない欠点。この両方を併せ持つ南と後がないテムーレンの戦い、初回4分までに南が決めることができるのか。その辺りがこの両者の対決の分水嶺になるやもしれない。

2月スタートのフライ級王座決定トーナメントのようにアジアのフィーダーショーを目指すGLADIATORでは、ステップアップを図る選手のトーナメント離脱に関して、もろ手をあげて歓迎しているという事実がある。

よって今回のフェザー級挑戦者決定トーナメントも、トーナメント戦特有の勝者の負傷欠場だけでなく勝者のステップアップという事態も考慮しリザーブ戦が組まれた。チハヤフル・ズッキーニョスに敗れているハンセン怜雄とパク・サンヒョン、中川晧貴に判定負けを喫した水野翔にとってはトップ戦線に割り込む資格を争うサバイバル戦という見方ができる。

いうと代替出場がなるかは誰にも分からない。とはいえトーナメント出場3選手がグラジのフェザー級戦線の1部リーグファイターとすれば、今回のリザーブ戦で勝てば──トーナメント初戦敗退組と入れ替え戦に挑む資格を得ることができる。それだけにリザーブ戦から白熱の勝負が繰り広げられるだろう。

なおプレスリリースに寄せられた6選手の今回の試合に向けての抱負は以下の通りだ。

テムーレン・アルギルマー
「久々にGladiatorで試合が出来ることになり、とても嬉しくてワクワクしている。相手の南選手は5月大会で私に対戦要求をしていたが、彼はまだ私のレベルには達していない。7月12日の対戦を楽しみにしているので、しっかり練習してきて欲しい。試合当日、彼は悪夢を見ることになるだろう」

南友之輔
「自分のポテンシャルを引き出してくれる相手と試合できるのを楽しみにしています。最高のKOを見せられるよう当日まで準備します」

ハンセン怜雄
「今回の試合はトーナメントの補欠戦なので、勝ってもトーナメントに出られるかはわからないですが、トーナメントに出られれば優勝出来ると思っています会場で観ている人にもそう思ってもらえる試合をします。今大会はフェザー級の試合も多いですが1番面白い試合をして勝ちます!」

パク・サンヒョン
「先ず、グラジエイター26の敗北にも関わらず、7月7日の大会にもお声がけ下さったGLADIATOR関係者の方々、誠にありがとうございます。前回はズッキーニョス選手との試合に自信を持って応じましたが、準備期間が短いせいなのが、体が思う通りに動かず負けでしました。私を信じてチャンスを下さった方々には申し訳が無い結果で本当にすみませんでした。今回の相手、ハンセン選手は打撃が得意なストライカーです。自分も一応、打撃に自信があるストレイカーの端くれなので良い試合になるかと思います。精一杯頑張りますので応援宜しくお願い致します」

水野翔
「今回フェザー級トーナメント補欠戦ですが、ここでしっかり勝ってトーナメントにいつでも出られるように準備します。デビュー4連勝から前回、初めての負けを経験しましたがまだまだ勢いは止まっていません!」

田口翔太
「この度はフェザー級トーナメントの補欠戦出場の話を頂きありがとうございます。選ばれたからには必ず勝利し自分がダークホース的存在になれるようしっかりと結果を出します。当日はKO決着にて自分が勝ち取ります」

■Gladiator027視聴方法(予定)
7月7日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Gladiator Challenger Series02視聴方法(予定)
7月12日(金)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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45 F1 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC チハヤフル・ズッキーニョス パク・サンヒョン 松嶋こよみ 河名マスト

【Gladiator026】チハヤフル、代打出場のサンヒョンを初回終了間際の腕十字で一本勝ち

【写真】偶然カメラ目線になったが、見事な一本勝ちだったチハヤフル(C)MMAPLANET

<68キロ級契約/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
Def.1R4分54秒 by 腕十字
パク・サンヒョン(韓国)

サウスポーのチハヤフルがアウトロー。サンヒョンがジャブから前に出て右フックを打ち込む。チハヤフルはパンチのフェイントを見せ、サンヒョンもジャブとインローを見せて、チハヤフルのパンチに左フックを返す。チハヤフルがシングルレッグからテイクダウンし、亀になるサンヒョンのバックにつく。右足をフックしてバックキープするチハヤフルが残り10秒をきったところで腕十字を極め、サンヒョンからタップを奪った。

試合後、チハヤフルは「急遽試合を受けてくれたソンヒョン選手ありがとうございました。河名マストチャンピオンがRoad to UFCに出ることになって、優勝してUFCに行ってくれると思うので、そのあとのGladiatorは自分に任せろって感じですね。また松嶋こよみ選手も参戦することになって、Gladiatorがどんどん盛り上がってきています。次のチャンピオンは僕だと思っているので、注目してください」と語った。


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45 AB F1 Gladiator Gladiator024 Gladiator026 Grachan MMA MMAPLANET o YouTube   チハヤフル・ズッキーニョス チャンネル デッチプール パク・サンヒョン ライカ 上田祐起 中村倫也 今井健斗 南友之輔 原口伸 塩津良介 山上幹臣 木村柊也 水野翔 江木伸成 田口翔太 竹本啓哉

【Gladiator026】MMA三戦目、木村柊也「対策をして試合でパフォーマンスを見せることが本当は得意」

【写真】取材時より9キロほど絞り、リカバリーは7キロほどを予定していると言う木村だった(C)MMAPLANET

本日5日(日)、豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR026。同大会で木村柊也が塩津良介と対戦する。
Text by Manabu Takashima

昨年12月のGladiator024での田口翔太戦でMMAデビュー、3月のGerachan68XBrave Figth31で2戦目=長男崇志戦と2試合連続初回KO勝ちを木村を修めている。合計試合タイムは驚異の1分58秒と、秒殺KO勝ちを飾っている。そんな木村は学生で全日本拳法総合選手権大会を2連覇した唯一の存在で、日拳史上最強の異名を持つ。

MMA三戦目に向け、まだ対戦相手が決まっていない状況でのインタビューで木村は調整&対策の大切さと、日拳のMMAでの生かし方、そして組み技の習得状況を話してくれた。既に一つの競技の頂点を極めた故の完成した格闘技観、木村柊也は半端なく只者でない感を醸し出している。


――プロ3戦目が5月5日のグラジエイターに出場する木村選手ですが、まだ対戦相手が決まっていないそうですね(※取材は4月4日に行われた)。

「相手が決まっていないので減量を始めることもできないですし、5月5日に戦うことは自分でも分かっているのですが、緊張感がないというのはあります。プロなので、もう少し早く相手が決まって欲しいです。プロだからこそ、2カ月や1カ月半をかけて相手の対策をして、その間の練習の成果をケージで出したいので。そういう部分で気持ちを入れるのが、大変だというのはあります」

――デビュー戦の時の準備期間は?

「ちょうど1カ月です。12月9日の試合で、11月9日にオファーがあり対戦相手も決まっていました。だから、すぐに減量を始めることもできました」

――対して3月のGrachanはライト級でしたが、それは対戦相手が決まらないということが影響していたのでしょうか。

「デビュー戦が終わって2日か3日後に、3月に試合ができることは決まっていました。それから他の試合が発表されても、自分は相手の候補すら名前は聞かされていなかったです。結局、試合の2週間前ぐらいに決まったのですが、ライト級というのが条件でした。

そこを自分が嫌うと、本当に対戦相手が見つからなくて試合ができないと思って受けました。今回も3月の試合後の1週間、10日後ぐらいに対戦相手込みでオファーはありました。自分も凄く嬉しくて『やります』と即答したのですが、その相手の選手がケガをしたみたいで……今、新しい対戦相手を探してもらっています」

――木村選手の評判の高さが、対戦相手が見つからないことに通じているのであれば、格闘競技の本質とは何かと考えてしまいます。

「自分は……そういう気持ちになったことがないので、分からないです。けど……それぞれがケージの中で自分の戦いを見せたいはずです。だから組みの選手は殴り合いをしたくなくて、自分とは戦いたくないとかあるのかと……」

――ならMMAでなく、グラップリングをしましょうよと言いたくなりませんか。

「いや、それはそういう風に思っているのかは分からないでので(笑)……う~ん、どういう気持ちでオファーを断るんですかね(苦笑)」

――と同時に日本拳法史上最強という肩書の持ち主です。いわば中村倫也級のルーキーだろうと。そうすると町道場でMMAを始めて2戦目や3戦目の選手に、木村選手と試合はさせられないと指導者が判断するのも致し方ないことかと。

「僕自身、プロ10戦ぐらいの人がどれぐらい強いのか見ていても分からないので、実際にケージの中に入って体感したいという気持ちはあります」

――押忍。ところで過去2試合では凄まじい勝ち方だけでなく、ヒヤッとする場面もありました。その辺り、どのように捉えていますか。

「自分としては、ヒヤッとすることはなかったです。決して殴られても殴り勝てば良いという考えではないですが、試合になると、視界が狭くなってしまって……デビュー戦の時はそうでしたね。

でも2戦目は慎重に行こうとして、インローから様子見をして『行けるな』と感じて仕留めに行きました」

――それが感覚で分かるものなのですか。

「そうですね。ある程度、分かりますね。20年やってきた日拳時代は向かい合った時に相手の距離、強さとか……苦手にしているところまで分かりました」

――危機察知能力もあるわけですね。木村選手がそのようになる試合をMMAでも早く見てみたい気もします(笑)。

「そういう強い人と戦う時こそ1カ月半、2カ月前のオファーが欲しいです。自分、相手の対策をして試合に出る……相手のことを知った上で、実戦でパフォーマンスを見せるのが本当は得意なんです。だから準備期間が欲しいというのはありますね」

――それが本当の木村柊也だと。

「そうですね、2週間前だと減量に集中しないといけないので。もっと準備期間があれば、もっと良いパフォーマンスを見せることができると思っています」

――「何が日拳最強だ。これはMMAだ」という感じの対戦相手が現れてほしいものです。

「それは僕も思っています。そして、そういう人を倒す自信もあります」

――おお!! ポイント制の日拳は、いえばずっと組みが続くことはなかったかと思います。そのなかでタイ人コーチとのミットや、首相撲……組みの打撃という練習をしていたことも気になります。

「ストライカーとしては、凄く良い練習になっています。テイクダウンを完全に切れなかった時、そこがヒジの距離だったりして。そこを知っているのと、知らないのでは全然違います。組みづらくなる技を教えてもらっています。そういう意味でも、凄く良い練習ができています」

――いわゆるゼロ距離。相手の組みへの対処で、日拳も一瞬の担ぎ技、崩し技はあったかと思います。その辺りの日拳の組みがMMAに生きることはありますか。

「あります。やりあっているなかで、一瞬力を抜くとか。そうやって相手を崩して、足を掛けるだとか。最後に決めるのは瞬発力。そういう部分で、凄く生きています」

――その日拳の瞬発力、持久力が大切なエレメントとなるMMAでいかに落とし込めるのか。楽しみです。

「戦っている時に100の状態を続けることは絶対に無理です。なので抜くところは抜く、その切り替えをしっかりとすることで5分間でも問題なく戦えます。パンチの当たらない距離で力をそんなに入れることもないですし、自分の距離に入った時だけ100パーセントの力で打ちます」

――そこがもう体に染みついているわけですね。

「そうですね。考えるのではなくて、その距離になった時に『当たる』という感覚で動いています」

――それはもう本能のようで、タイムラグがなくなりそうです。

「だからこそ自分の踏み込んで効かせる打撃を使い、相手が倒れなかった時は近い距離にいるのでムエタイの練習で身に着けた……あの距離でのミドル、ヒザ、ヒジを使えると思います」

――体の使い方は違うかと。

「ハイ。でも、戸惑うことは今のところはないです。基本は違うけど、やっていることは同じ。自分の持っているスタイルに、指導を受けたことを組み合わせるために調整をする。そのアジャストも自分の感覚です。

自分のスタイルがなくて、色々と教わったことを採り入れると試合で何をやれば良いのか分からなくなるはずです。まずは自分のスタイルを理解したうえで、色々と教えてもらう。だから自分の打撃に組み合わせる。そうでないと、教えてくれた人のスタイルになるだけです。自分のスタイルに、他に人のスタイルを嚙み砕いて採り入れる。それをずっとやっています」

――組み、寝技に関してはいかがですか。

「まずは基本です。打撃も足の位置、重心の位置という基本がなっていないと良いパンチは打てないです。現時点で組み技は基本通りにやっています。ここから自分のやりやすい動きが出てくるはずなので。そのために打ち込みをやって、スパーリングで確認しています。」

シングルやダブルに入られたときに、どう対応するか。何をやるかが決まっているので、それ以外の動きはしない。そうしていると自分でもなぜか分からないのですが、バランスが良くなっているように感じます」

――今日も原口伸選手のバックを正対していました。

「アレはたまたまです(笑)」

――ハハハハ。一つのスタイルを究めた強さが、本当に木村選手からは感じられます。では大阪でどのような試合をしたいのか、教えていただけますか。

「KOしか狙っていないです。判定は最初から考えていないので、試合が始まったら――相手の動きを研究して、一瞬にして落とす。それだけです。面白い試合をしていればチャンスが広がってくると思いますし、勝ち負けよりもまずは会場を沸かせる試合をしていきたいと思います」

■視聴方法(予定)
5月5日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■GLADIATOR026対戦カード

<バンタム級/5分3R>
竹本啓哉:61.7キロ→61.65キロ
デッチプール:60.6キロ

<フライ級/5分3R>
山上幹臣:56.65キロ
今井健斗:57.1キロ

<フェザー級/5分3R>
中川晧貴:65.85キロ
水野翔:66.1キロ

<68キロ契約/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:68.35キロ
パク・サンヒョン:68.25キロ

<PROGRESフォークスタイルグラップリング64.4キロ契約/5分2R>
上田祐起:64.4キロ
江木伸成:61.75キロ

<フェザー級/5分2R>
木村柊也:66.15キロ
塩津良介:64.95キロ

<バンタム級/5分2R>
南友之輔:61.4キロ
秋田良隆:61.25キロ

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:57.15キロ
田中義基:56.85キロ

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵:70.4キロ
都市弦介:70.25キロ

<フライ級/5分2R>
大月宣樹:60.65キロ
カーヴィ:60.55キロ

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ:60.0キロ
小見山瞬:61.35キロ

<フライ級/5分1R>
伊藤琥大郎:56.4キロ
塩谷尚也:56.0キロ

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45 AB F1 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC YouTube アドニス・セビジェーノ ダギースレン・チャグナードルジ チハヤフル・ズッキーニョス チャンネル デッチプール パク・サンヒョン 上田祐起 今井健斗 南友之輔 山上幹臣 木村柊也 水野翔 江木伸成 河名マスト 石田拓穂 竹本啓哉

【Gladiator026】キム・サンヒョン戦へ。チハヤフル・ズッキーニョス「グラジのフェザー級を引っ張る」

【写真】丁寧な……丁寧すぎる受け答えに、なぜかMIBUROの狂気が感じられるズッキーニョスでした(C)MMAPLANET

明日6日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR026でパク・サンヒョンと戦うチハヤフル・ズッキーニョス。
Text by Manabu Takashima

Road to UFCに進んだフェザー級チャンピオン河名マストへのリベンジを誓うなかで、チーム・ラカイのアドニス・セビジェーノ戦が中止となり、急遽パク・サンヒョンと戦うこととなった。グラジがアジアのフィーダーショー化を目指すなか、ズッキーニョスはモンゴルのダギースレン・チャグナードルジと戦い、前出した河名、さらにハンセン怜雄、石田拓穂ら国内勢との戦いで確実に力をつけてきた。

今後のフェザー級戦線でさらなる活躍が期待されるズッキーニョスにパク・サンヒョン戦に向けての意気込みを尋ねた。

――対戦相手の変更はいつ頃にズッキーニョス選手の耳に届いたのですか。

「水曜日に聞きました。ただ、その時にもうパク・サンヒョン選手になるかもしれないという話で、決定したと聞いたのは2日前でした」

――アドニス・セビジェーノ対策を続けていたと思いますが、ファイトウィークに対戦相手が変更されたときの想いは?

「残念……『マジか』と思いました。でも、パク選手のことを調べて動画も一通り見ました。良い選手ですし、セビジェーノ選手と体格は違いますが、打撃の感じとか対策してきたことはまぁまぁ生きそうだと思いました」

――68キロ契約、500グラムオーバーまでOKと体重も変わりました。

「それはパク選手になるかもしれないという時点で、セビジェーノ選手と戦っても体重は68キロのキャッチウェイトになるということでした。パク選手も以前にフェザー級で戦っていましたし、直前でも試合を受けてくれたことはそれだけ練習をしていたのだと思います。キャッチウェイトに関して、僕もフェザー級のリミットまで落とさないで構わないので、減量が楽になりました」

――そんなズッキーニョス選手ですが、河名マスト選手がRoad to UFC行きを決めました。そこについて、どのように思っていますか。

「マイクでリベンジをしたいと言わせてもらって、それは本心でした。ただ河名選手はRoad to UFCで戦いたいとずっと言っていて、そのチャンスを掴めたことは素直に良かったなぁと思っています。先日、彼が奈良でレスリングのワンマッチをするということで見に行って、その時に少しお話もできて『ぶっちぎりで優勝してください』と伝えました」

――では今後グラジのフェザー級戦線で戦ううえで、今大会で国際戦が組まれたことに関しては、どのように思っていますか。

「今のところ、グラジのフェザー級の日本人は何人かしかいないわけですが、今回出ている中川選手、それに木村柊也選手が継続参戦してくれば絶対にやらないといけないだろうし。まずグラジのフェザー級は自分が引っ張っていく気持ちでいます。やっぱりグラジのベルトは欲しいです。それは河名マストが巻いていたベルトであるわけで(笑)。そこは巻きたいと思っています」

――グラジがアジアのフィーダーショーを目指し始めた昨年から、ズッキーニョス選手はグラジで戦い続けていますが。定期的に試合が組まれるとコンディションを創りやすいなど利点はありますか。

「グラジエイターから毎回オファーを頂けているので、凄くありがたいです。僕も今が一番試合をしたい時期で、外国人選手との試合もやっぱり興味がありますし、そこをどんどん経験できることは嬉しいという気持ちです」

――今後ベルトの所在は不明ですが、ベルトに向けての戦いが再開されることを考えるとどのような試合をしたいと思っていますか。

「本当に急遽受けてくれた相手で、もちろん勝ちには行きます。パク選手のスタイルですが、今時珍しいアップライトで綺麗な打撃を使います。そんな彼の良さも受け止めて戦いたいなと」

――そんなリスキーなことを?

「アハハハハ。短期決戦で突っ込んでくるかもしれない。そこは警戒していますが、本来の戦い方は丁寧に創ってくるタイプの選手なので。そこでガッと来た時に吞まれないようにして、彼の本来のペースに落ち着かせてから攻略したいと考えています。僕の彼に対する強みは組みになるのですが、そこはしっかりと差を見せて勝ちたいと思っています」

――モンゴルから、そろそろダギースレン・チャグナードルジがグラジに戻ってくるというような話も伝わってきます。

「それは楽しみです。チャンスがあればリベンジしたいですし、今戦えば彼が強くなっていても勝つ自信があります。それとダギースレンと他の選手の試合も見たいですよね。ハンセン怜雄選手とか、ダギースレンと手の合う選手は多いかと思います。いや、またグラジに戻ってきた欲しいです」

■視聴方法(予定)
5月5日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■GLADIATOR026対戦カード

<バンタム級/5分3R>
竹本啓哉:61.7キロ→61.65キロ
デッチプール:60.6キロ

<フライ級/5分3R>
山上幹臣:56.65キロ
今井健斗:57.1キロ

<フェザー級/5分3R>
中川晧貴:65.85キロ
水野翔:66.1キロ

<68キロ契約/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:68.35キロ
パク・サンヒョン:68.25キロ

<PROGRESフォークスタイルグラップリング64.4キロ契約/5分2R>
上田祐起:64.4キロ
江木伸成:61.75キロ

<フェザー級/5分2R>
木村柊也:66.15キロ
塩津良介:64.95キロ

<バンタム級/5分2R>
南友之輔:61.4キロ
秋田良隆:61.25キロ

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:57.15キロ
田中義基:56.85キロ

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵:70.4キロ
都市弦介:70.25キロ

<フライ級/5分2R>
大月宣樹:60.65キロ
カーヴィ:60.55キロ

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ:60.0キロ
小見山瞬:61.35キロ

<フライ級/5分1R>
伊藤琥大郎:56.4キロ
塩谷尚也:56.0キロ

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【Gladiator026】計量終了 ズッキーニョスの相手がセビジェーノからパク・サンヒョンに変更

【写真】中川×水野、プログレス=上田×江木、木村&南のBRAVEゴールデンルーキー勢、この辺りのメンツの試合を楽しめると――よりグラジが面白くなる(C)MMAPLANET

明日6日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR026の計量が同地のSMOKER GYMで行われた。
Text by Manabu Takashima

今大会ではメインでフライ級王座決定戦としてNavE×オトゴンバートル・ボルドバートルの一戦が組まれていたが、前者の負傷で7月7日大会に延期されている。そしてチハヤフル・ズッキーニヨスと対戦予定だったアドニス・セビジェーノが諸事情で来日できず、韓国のパク・サンヒョンと68キロ契約で対戦することに。

パク・サンヒョンは昨年11月のBloom FC01で持田哲兵を多彩な打撃で下したキャリア8勝5敗のストライカーだ。4月にRing Championshipのバンタム級トーナメント準々決勝で國頭武と戦うことが決まっていたが、減量中に倒れて病院に搬送されていた。

そのパク・サンヒョンは、アドニスが来日できないケースを想定してバックアップファイターとして主宰者が交渉を行い、試合がないケースもあるという状況下でこの一戦に向け調整してきたという。相当なハングリー精神を持ってグラジ初参戦となったパク・サンヒョン、ズッキーニョスと共に68キロ&500オーバーの契約体重戦のリミットをパスしている。


また9年5カ月ぶりの減益復帰となる山上幹臣は膚艶も良く、声が枯れるようなこともなく56.65キロで、これまた9年5カ月ぶりの計量をパスしている。

2月のGrachan大阪大会で計量失敗し、TKO勝ちもノーコンテストという結果になった南友之輔は大阪の自宅でしっかりと体重を落とし、BRAVEの同門&スーパールーキーコンビの木村柊也と共に滞りなく計量を終えた。

この他、日本人フェザー級サバイバル対決に臨む中川晧貴&水野翔の両者、フォークスタイルグラップリング対戦する上田祐起と江木伸成らも問題なく、明日の戦いに挑むこととなった。

そんななかメインでタイから来日したデッチプールと戦うバンタム級チャンピオン竹本啓哉は1度目の計量で50グラムをオーバーし、再計量パス日本記録を持つという異名通り――再計量で帳尻を合わせている。

しかし、第2試合のバンタム級でカーヴィと対戦予定だった新地魁夢は67.35キロと、リミットを6キロ上回る体重で即失格に。コブラ会の同門で計量に同行していた大月宣樹が、「アマ修斗出場に向けて、しっかり練習を積んでいる」と三島☆ド根性ノ助コブラ代表の判断もあり、試合前日にカーヴィとの対戦を承諾、計量も60.65キロで終えている。

■視聴方法(予定)
5月5日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■GLADIATOR026計量結果

<バンタム級/5分3R>
竹本啓哉:61.7キロ→61.65キロ
デッチプール:60.6キロ

<フライ級/5分3R>
山上幹臣:56.65キロ
今井健斗:57.1キロ

<フェザー級/5分3R>
中川晧貴:65.85キロ
水野翔:66.1キロ

<68キロ契約/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:68.35キロ
パク・サンヒョン:68.25キロ

<PROGRESフォークスタイルグラップリング64.4キロ契約/5分2R>
上田祐起:64.4キロ
江木伸成:61.75キロ

<フェザー級/5分2R>
木村柊也:66.15キロ
塩津良介:64.95キロ

<バンタム級/5分2R>
南友之輔:61.4キロ
秋田良隆:61.25キロ

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:57.15キロ
田中義基:56.85キロ

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵:70.4キロ
都市弦介:70.25キロ

<フライ級/5分2R>
大月宣樹:60.65キロ
カーヴィ:60.55キロ

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ:60.0キロ
小見山瞬:61.35キロ

<フライ級/5分1R>
伊藤琥大郎:56.4キロ
塩谷尚也:56.0キロ

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【Gladiator026】竹本啓哉と対戦、微笑みの国のMMAファイター=デッチプール「柔術も茶帯を巻く」

【写真】前田吉朗率いるエンカウンターで今朝も調整していたというデッチプール。リングネームの由来は言わずもがな(C)THE 1 TV

5日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR026のメインで、グラジに初めてタイ人MMAファイターが来日──デッチプールが、バンタム級チャンピオンの竹本啓哉と対戦する。
Text by Manabu Takashima

キャリアは8勝5敗、2年5カ月振りのMMAを日本で戦うデッチャディン・ソーンシリスパティンことデッチプールはプロボクシングの経験があり、ムエタイでも27勝3敗の戦績を残している。それでいてブラジリアン柔術の茶帯を巻くというデッチ──微笑みの国のMMAファイター=デッチプールに話を訊いた。


──今、大阪のホテルに到着したばかりだそうですね(※取材は2日に行われた)。お疲れのところ、ありがとうございます。

「とにかく凄くエキサイトしているよ。バンタム級のチャンピオンと試合ができることが嬉しい。疲れはないし、体重も問題ない。ただ、大阪は寒いね」

──えっ、もう初夏の陽気かと思うんですが。

「今、バンコクは40度以上あるから夜の大阪は少し寒く感じたよ。だからダウンを脱ぐことができない(笑)」

──40度以上、いやぁゾッとします。

「アハハハハ。とにかくGLADIATORからMMAルールで戦う機会を貰えて嬉しい。日本でMMAを戦うのは初めてだし、凄く楽しみなんだ。この試合をきっかけに、もっと日本で戦えるようになりたいと思っている」

──デッチは昨年、結果は望ましいモノではなかったかと思いますが、日本でボクシングの試合を2度戦っています。日本にはどのような印象を持ちましたか。

「MMAの試合機会がタイでもなかなかなくて、そんな時にボクシングとはいえ2度も日本で戦うことができて凄く良い経験になった。それにタイ以外で試合経験を積みたいと思っていたから、ボクシングだろうが日本で戦えて良かったよ」

──ボクシング、ムエタイ、MMA。現状、デッチはどのスタイルに一番自信を持っているのでしょうか。

「MMAだよ(笑)。だって打撃だけでなく、レスリングもグラウンドファイトも許されているんだから。MMAを最後に戦ったのは2年5カ月も前だ。でも、この間にグラップリングのトレーニングを徹底的に積んできた。柔術も茶帯を巻くようになった。僕のグラップリングは、当時と比べると比較にならないほど良くなっているよ」

──では改めて竹本選手の印象を聞かせてください。

「グラップリングが強いね。本当に強いと思う。彼のことを凄く尊敬しているよ」

──ムエタイの経験が30戦あるデッチですから、自分達はどうしても首相撲を期待してしまいます。

「う~ん、それは試合の流れによるよ。距離とタイミング、そこが合致すれば首相撲もそうだし、ヒザもヒジも使える。レスリングの攻防から、首相撲にスイッチできるし、そのままレスリングで戦うこともある。

当然、タケモトはムエタイを研究してボディロックには来ないだろう。ダブルレッグかシングルレッグ……特にシングルレッグだろうね、彼が狙ってくるのは。でも、僕は本当にレスリングをやってきたから、自分のMMAに自信が持てるようになったんだ。

今回の試合ではKOを見せたい。ムエタイはタイの国技だからね。やっぱり自分の国の格闘術で、タケモトを仕留めたい。さっきも言ったようにタケモトはチャンピオンだ。今回はノンタイトル戦だけど、ここで勝てばチャンピオンへの道が明確になる。

日曜日は日本のファンが、恋に落ちるような試合をしたい。僕とタケモトの試合を楽しんで、できれば僕のサポートもしてほしい(笑)」

■視聴方法(予定)
5月5日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■GLADIATOR026対戦カード

<バンタム級/5分3R>
竹本啓哉(日本)
デッチプール(タイ)

<フライ級/5分3R>
山上幹臣(日本)
今井健斗(日本)

<フェザー級/5分3R>
中川晧貴(日本)
水野翔(日本)

<68キロ契約/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
パク・サンヒョン(韓国)

<PROGRESフォークスタイルグラップリング64.4キロ契約/5分2R>
上田祐起(日本)
江木伸成(日本)

<フェザー級/5分2R>
木村柊(日本)
塩津良介(日本)

<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
秋田良隆(日本)

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
田中義基(日本)

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵(日本)
都市弦介(日本)

<フライ級/5分2R>
新地魁夢(日本)
カーヴィ(日本)

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ(日本)
小見山瞬(日本)

<フライ級/5分1R>
伊藤琥大郎(日本)
塩谷尚也(日本)

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45 AB GFC KAREN MMA MMAPLANET o RING Championship04 YouTube アナ・パラシオス チャンネル パク・サンヒョン パク・シウ パンクラス ホン・イェリン 古賀愛蘭 國頭武

【RING C04】國頭は対戦相手が倒れ、試合は中止に。古賀愛蘭、Double GFCアトム級王者と対戦!!

【写真】楽しみな一戦だ(C)RING CHAMPIONSHIP

明日6日(土)に韓国はソウルのTHE K Hotel Seoul内グランドボールルームで開催されるRING Championship04の計量が行われた。
Text by Manabu Takashima

同大会には日本から古賀愛蘭が出場し、パク・ボヒョンと対戦する。またBURST所属の國頭武はバンタム級8人トーナメント準々決勝に出場予定だったが、対戦相手が計量中に体調不調に陥り欠場となった。


カザフスタンのボラット・ザマンベコフ×ムン・グックフワン、イ・ヒゼ×シン・ユミン、キム・ウンソン×ソン・グンホら3試合とともに準々決勝でパク・サンヒョンと対戦予定だった國頭だが、そのパクが減量中に倒れて病院に搬送される事態に。

これを受けて「パク選手は減量中に倒れたと聞きました。彼の回復を祈ります。自分も命を懸けて準備しましたが、次の試合の準備をします」と話した國頭は、試合はキャンセルとなったがトーナメント準決勝進出が決まった。

チームメイトの試合はなくなった古賀にとって、初の海外での試合は2年前のパク・シウ戦に並ぶキャリア最強の相手とのファイトとなる。パク・ボヒョンは格闘代理戦争シーズン3で平田樹に敗れたが、その後は母国のAngel’s FCやDouble GFCでキャリアを重ね、後者ではパンクラス4月大会でKARENと対戦するホン・イェリンを破ってアトム級チャンピオンに輝いている。

2022年7月には北米進出もCombateでアナ・パラシオスに判定負けを喫して以来の再起戦が、今回の古賀との試合となる。パク・ボヒョンは47.8キロ、古賀は48.2キロで計量をクリア。パク・ボヒョンにとってはウィニングトラックに戻るため一戦は、古賀にとってはステップアップが掛かった試合となる。そして元々定評のあった打撃以外の部分で、彼女が如何に成長し総合力を身につけているのかが問われる一戦といえる。

■放送予定
4月6日(土・日本時間)
午後5時00分~RING Championship YouTubeチャンネル

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Bloom FC01 MMA MMAPLANET o キック パク・サンヒョン

【Bloom FC01】右カーフを効かせたパク・サンヒョンが、右ストレート&ボディで攻めたて持田に判定勝利

【写真】右カーフをもらって崩れ落ちる持田。パク・サンヒョンはカーフ以外のコンビネーションも光った(C)MMAPLANET

<63キロ契約/5分3R>
パク・サンヒョン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
持田哲兵(日本)

持田がスタンスを広く構え、ジワリジワリと距離を詰めていく。右ローの打ち合いからパク・サンヒョンにケージを背負わせた持田が、右フックから飛び込むも組めず。パク・サンヒョンの右カーフで持田がバランスを崩した。持田はパク・サンヒョンをケージに詰めるも、右カーフをもらって動きを止められてしまう。持田も右の打ち下ろしから右カーフを打ち込んだ。再び右ローの打ち合いからパク・サンヒョンの鋭い右が伸びる。さらに左右ヒックから左ヒザを突き上げた。持田も左テンカオを突き刺す。しかしパク・サンヒョンの右カーフをもらってヒザを着いた持田が、立ち上がるもパク・サンヒョンの打撃に押されてグラウンドへ。

ケージ際でパク・サンヒョンがパウンドを上下に散らす。ここでパク・サンヒョンが立ち上がったが、持田に疲労とカーフキックのダメージが見られる。パク・サンヒョンは左右フックから左ミドルへ。持田の左ローに右フックを合わせたパク・サンヒョンは、右カーフを当ててから左右ボディを打ち込み距離を詰めるも、ここでバッティングが発生。試合は中断されたが、すぐに再開後、パク・サンヒョンの左フックと右アッパーのコンビネーションがヒットした。

2R、持田が左インローを当てる。ガードを固めたパク・サンヒョンが下がるも、一気に前に出て右を伸ばす。パク・サンヒョンはバッティングが多いか。持田にケージを背負わせると、首相撲からヒザを突き上げて、さらに左腕を差し上げてケージに押し込む。持田が右ヒザを返した。ここでパク・サンヒョンが離れて、右カーフキックからの足払いで持田に背中を着かせる。立ち上がった持田に、パク・サンヒョンが右カーフからボディブロー、ヒザと攻撃を上下に散らす。

残り半分で持田が左フックがパク・サンヒョンのアゴを跳ね上げるも、距離を詰めるとパク・サンヒョンの左をもらってダウンを喫する。すぐさまトップに回ったパク・サンヒョンだが、持田のガードが固く残り40秒でスタンドに戻る。やはり右カーフからボディブローで攻め立てるパク・サンヒョンが、ラウンド終了直前に右クロスと右カーフを効かせた。

最終回、やはりパク・サンヒョンが右カーフを打ち込む。持田もパク・サンヒョンにケージを背負わせて右カーフを繰り出す。持田は左ジャブを突くが、パク・サンヒョンも左ジャブから右ストレートを当てる。右カーフをもらった持田がダウン。ここで一瞬レフェリーが間に入るが――決してブレイクのタイミングではない。持田のガードの中に入ったパク・サンヒョンが、そのままトップキープで試合を終えてフルマークの判定勝ちを収めた。


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Bloom FC01 DEEP GFG Gladiator MMA MMAPLANET o PFC31 Progress YouTube   クォン・アソル チャンネル ツェルマー・オトゴンバヤル パク・サンヒョン パンクラス ムクロック 上田将年 上田祐起 中村勇太 修斗 原田惟紘 堺龍平 海外 深見弦汰 清水洸志 米倉大貴 野瀬翔平

【Fight&Life & Bloom FC01】19日は地方の日!! で上田祐起と対戦、原田惟紘「福岡は持ってこいですよ」

【写真】昨日行われた計量を61.6キロでパスしている原田。下にある取材時(※9月13日)の様子と比較しても、どれだけ過酷な減量しているのかが理解できる(C)BLOOM FC

本日19日(日)は地方の日!! 札幌でPFC31、青森県五所川原でGFGが4年振りに開催され、福岡ではBLOOM FC旗揚げ戦が開かれる。

ここでは現在発売中のFight&Life#99で11月19日(日)に福岡市中央区の西鉄ホールで旗揚げ戦が開催されるBloom FCに関連し、地方都市の独立プロモーションの有りかたに関してのレポートが掲載されているが、誌面上ではその一部しか掲載できなかった原田惟紘のインタビューをお届けしたい。

同大会の第2部コメインで上田祐起と対戦する原田。北九州は黒崎に自らのジム=G-Freeを構える彼のBloom FCに対する期待と自らの戦いへの意気込みをお伝えしたい


――2019年6月、闘裸男が初めて九州でケージMMAを開催した際にG-Freeを訪れさせていただき、原田選手がジムも落ち着いたら実戦に戻るという話をされていましたが、その後コロナが起こり実に5年振りの試合となります。

「そうですね。パンクラスにずっと出させていただいていて、それからも出させてほしいとお願いはしていました。でもコロナになり、やはり関東在住の選手が中心となることは理解できていましたが、自分のなかでもう一度戦いたいという気持ちがあったので、指導をしながらでも、自分の練習にも力を入れてきました。なので今回、試合の機会をいただいたのでしっかりと戦いたいと思います。

10何年振りなんですよ、福岡で試合をするのは。修斗やマイナーだった時のGladiator福岡大会でデビューしたばかりの頃に何回が試合をさせてもらって。10何年振りの地元での試合ということで、生徒たちもライブで試合が見られると本当に期待してくれているので、自分の戦う姿を見せて刺激を与えたいと思います」

――MMA界も通常運転となった2022年、そして今年と試合の機会がなかったことはどのように思われていますか。パンクラスで試合ができないのであれば、闘裸男の福岡大会で試合がしたいというような気持ちはなかったですか。

「ありましたよ、ありました。ありました。正直、今年中にパンクラスに呼んでいただけなければ他団体でという気持ちはありました。だから今回、Bloom FCからパンクラスで戦っている選手との試合の話をいただいたので、『よろしくお願いします』と言いました」

――正直、4年前に福岡のジムを回らせてもらった時に、東京で試合をする場合はそれぞれのプロモーション間の行き来は難しいとしても、試合経験をつむために福岡では好きに試合ができないモノかと素直に思っていました。そういう状況で修斗でもパンクラス、DEEPでもないBloom FCが発足したことをどのように感じていますか。

「自分だけでなく、福岡で育った選手にとってもチャンスですし、そういう機会を創っていただいたことも道場主としても感謝しています。わざわざ東京に行かなくても、福岡で戦ってちゃんと実力を見せれば海外へ行ける環境が整えば、選手としてもそうだし道場主としても本当にありがたい話なので、盛り上がって欲しいです。だからこそ、そこで役立てれば良いかなと思っています。

やっぱりこれまで自分や今回、一緒に出る上田(将年)選手も福岡でアマチュアとして戦い、東京の団体でプロという資格をいただいて――福岡で何戦か経験し、良い試合をしてチョット東京に呼んでもらう。東京で実力を見せないと、話がもらえないという状況でした。それが福岡で力を見せれば直で海外への切符がもらえるという話になれば、選手としては嬉しいですからね」

――旗揚げ戦では国際戦も組まれました。

「今はリニューアルしたGLADIATORですが、前の態勢の時の福岡大会なんて韓国からとんでもない選手が来ていました。僕自身、キャリア2年目とかでクォン・アソル選手と戦っていますし。戦極とかに出ていた選手がポーンと呼ばれて福岡で試合をすることあったので、韓国勢の強い選手を呼ぶのであれば福岡は持ってこいですよね。

そういう風にBloom FCが盛り上がれば、逆に東京の選手に『こっちに来いよ』、『良い選手がいるから』と福岡に来て戦ってもらうようになってほしいです。東京の選手のほとんどが、計量の日に水抜きしながら飛行機に乗って、隣の席でお茶を飲むおばちゃんに殺意を抱いたことなんてないと思うんです(笑)。何の罪もないのですが、隣でアイスクリームを食べられると本当に殺意が芽生えてくるんです(笑)」

――あはははは。

「東京で育った選手は、そんな経験はないと思うんです。水を抜いた状態で飛行機に乗って、気圧の変化とかメチャクチャきついんですよ。そういうことを経験するのも、東京の選手にとって良いことなんじゃないですかね」

――そんな希望が持てる福岡産MMA大会が始まるわけですが、コロナを経て福岡のMMAの普及はどのような状況でしょうか。

「4年前と比べると、MMAの競技人口は弱冠増えているかと思います。うちのジムでもクラスに参加する人数が増えています。うちのジムもオープン1年でコロナになり、3年間ずっと足踏み状態が続きました。職場からジムに行かないで欲しいということで休会や退会される方もいました。それが今年になってコロナが5類認定となったので、自分としてはオープン2年目のつもりでいます。5類にかわってから参加人数も、どんどん増えきているのでこれからですね」

――この間は現役ファイターよりも、選手育成の方に気持ちも入っていましたか。

「そうですね。試合に出られるような生徒が育ってくると、同じ階級に自分がいるのは邪魔かなとか思うこともありました。でも戦う姿を見せることが、指導という面でも一番良いかなと考えるようになったんです。自分もあと何試合できるか分からないですし、最後の姿を今頑張っている子たちに見せて燃え尽きたいとうい気持ちです。なので、しっかりとやっていきたいです。

練習もジム生のなかで一番やっていると思います(笑)。生徒たちと比較して、誰よりもやっています。そのなかで実際に試合が決まると、気持ちも上がりますし。ただ練習量をこれ以上増やすと、体が壊れると思います。もともと練習量は多いので、試合までこれまで通り練習して気持ちを創っていきます」

――では今回戦う上田選手の印象を教えてください。

「どこかに偏っている選手でなく打撃も寝技もできる。極めて勝ってもいますし、自分の得意分野と合致するので面白い試合になると思います。打撃に関してもそうだし、寝技になったら寝技になっても取りに行くような――アグレッシブな回転のある試合になるんじゃないかと期待しています」

■視聴方法(予定)
11月19日(日)
第1部:午後12時15分~THE 1 YouTubeチャンネル
第1部:午後4時15分~ THE 1 YouTubeチャンネル

■ Bloom FC01対戦カード

■第2部

<バンタム級/5分2R>
河野慶樹(日本)
荒木雄登(日本)

<バンタム級/5分2R>※
NAO(日本)
後藤優弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
出田貴大(日本)
RAGO(日本)

<フライ級/5分3R>
上田将年(日本)
ツェルマー・オトゴンバヤル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
原田惟紘(日本)
上田祐起(日本)

<フェザー級/5分2R>
盛坪チャッピー大樹(日本)
柿原”RR”昇汰(日本)

<フライ級/5分2R>
柴山鷹成(日本)
真生(日本)

<フライ級/5分2R>
平賢二郎(日本)
陸虎(日本)

■第1部

<フェザー級/5分2R>※
林大輝(日本)
森本健介(日本)

<ライト級/5分2R>
平川杏平(日本)
髙橋惺哉(日本)

<63キロ契約/5分3R>
持田哲兵(日本)
パク・サンヒョン(韓国)

<ライト級/5分2R>
深見弦汰(日本)
清水洸志(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・フェザー級/5分2R>
野瀬翔平(日本)
米倉大貴(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング無差級/5分2R>
中村勇太(日本)
小次郎(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級/5分2R>
スターリング・ベアー・ミーチャム(米国)
ムクロック(日本)

<フライ級/5分2R>
koki(日本)
下田洋介(日本)

<フライ級/5分2R>
堺龍平(日本)
田上健太(日本)

<フライ級/5分2R>※
林大輝(日本)
森本健介(日本)

※はヒジ無し

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【Bloom FC01】一足早く―福岡発、世界へ。本田良介「勝ちさえすれば生活できる環境を手にできた」

【写真】溌溂としていた本田良介(C)MMAPLANET

19日(日)に福岡市中央区の西鉄ホールで旗揚げ戦が開催されるBloom FCの旗揚げ戦が行われる。地方在住の選手に定期的に試合機会を与え、文字通りBloom FCで開花し直接世界を目指す。そんな目標を掲げるBloom FCの旗揚げ戦を前に、福岡からタイのプーケットに生活拠点を移すのが、本田良介だ。

修斗からDEEPで活躍し、フライ級GPでは準優勝に終わったものの実力者ぶりを国内MMAに浸透させた。そんな本田がMMAで食っていくために、本当の意味でプロとして生きていく基盤を築くためにタイガームエタイのトライアウトを受け、合格。ビザ取得と引っ越しのために帰郷していた――一足先に福岡から世界に飛び出る本田をインタビューした。


――Bloom FCは「首都圏を経由せず、世界へ」というスローガンを掲げていますが、タイガームエタイでの本格的な練習が控えている(※取材は9月13日に行われた)本田選手は、この活動をどのように捉えていますか。

「嬉しいです。ちゃんと認知されていってほしいです。MMAの底上げになると思うので。地元にプロモーションがあるというのは、やはり違っています。僕も東京にいた時は距離感も近くて、試合に出ることを現実的に捉えることができていました。Bloom FCが定着すれば選手が経験を積めますし、熱がある選手が多いので九州の選手には絶対にプラスだと思います」

――福岡から遠征する場合、海外の大会のように4日、5日というファイトウィークがあるわけではなくてほとんどのケースが計量当日に現地入りというのが日本の通常のプロモーションのスケジュールです。最小限の移動で計量&ファイトがこなせる首都圏在住者と比較して絶対的なハンデです。

「前日の宿泊は自費だったりしますしね。減量&計量を家族がいる場所で行えるのと、地方から出ていくのとは違います。プロ1、2戦目の選手なんかが福岡で手厚いサポートがあるなかで減量、計量、リカバリーから試合に臨めて経験を積む。そこを経て違う場所に遠征をするのが、本来は普通の流れですしね」

――若手に試合機会が与えられると同時に、盟友・上田選手が地元で国際戦を戦います。

「九州の大会に上田選手が出る。味が出て、良いなと思います」

――タイガームエタイ所属になった本田選手ですが、いつの日か福岡で、グラップリングでも良いので上田選手と揃い踏みなど期待したいです。

「そうですね。色々な可能性が出てくると思います。そういう意味でも僕自身、タイガームエタイ所属選手なれて良かったです」

――そもそも本田選手がタイガームエタイのトライアウトを狙おうと思ったのは、いつ頃なのでしょうか。

「DEEPフライ級GPで優勝できなくて、悔しくて。これからどうしようかと考えていた時に、何かに挑戦しないとやっていられないという気持ちになって。もともと練習で3、4回と行っていて良い練習環境だと思っていたタイガームエタイとコンタクトを取ると、トライアウトがあることを知り、『やるしかない』と挑戦することにしました」

――GP直後はどのようなキャリアの再構築を考えていましたか。

「次はRIZINとか言われたりもしましたが基本、思った通りにならない。だから何も考えていなかったです。RIZINからオファーをいただけるとしたら、それは周囲も関係していることですし。待っていて何もしないのではなくて自分は自分で、常に行動していないといけない。動いてこそ、チャンスが広がる。次はどこで戦うとかよりも、とにかく練習をして強くならないといけない。そのなかでトライアウトに挑戦する――チャレンジをすること自体が良いなと思いました」

――どのような境遇を手に入れるためにトライアウトを受けたのでしょうか。

「最初に聞いたのは練習ができて住む場所と食事が保障されるということです。そしてタイガームエタイのマネージメントを受けることができる」

――サラリーがあるということではない?

「給与を手にできる――それはファイトの機会を創ってくれることだと理解しています(笑)。戦わないと給料はもらえない。それが僕らの仕事なので」

――実際にトライアウト期間というのは?

「5月7日の試合後……17日にトライアウトを受けることにして、合格したのが6月24日でした。やはり日本とは気候が違うので、慣らすために早く入って18日から6日間のトライアウトを受けました」

――どのような点をチェックされたのですか。

「全部です。寝技、打撃、レスリング、フィジカル。トライアウトに参加する選手やジムの選手と練習して。後半はトライアウト中のメンバーだけになっていました」

――何人でトライアウトを?

「書類選考で選ばれて現地でトライアウトを受けたのが、32人で。ムエタイとMMAで5人が合格しました」

――国籍的には?

「ダゲスタンを始めロシア系、イラン、UAEやサウジアラビア、中東の国の選手も多かったです。それとカザフスタン、キルギス――モンゴルや中国、韓国はいなかったです。日本人は山口(怜臣)選手も受けていました。でも、何をチェックされて合否があったかは僕も不明です(苦笑)」

――そしてマネージメントもタイガームエタイとなったと。

「だからといって、日本で試合をしないということはないです。DEEPの佐伯さんも『試合が決まったら教えて』と言ってくれていて。佐伯代表と直接やりとりができるのも、タイガームエタイ所属になった利点かなって思います」

――意中のプロモーションはありますか。

「シンプルに言えばお金を稼げるところ……です。そうなると国外が最初にくるかと思っています。ファイトマネーがないと生活ができない状況になったので(笑)。日本にいると海外で戦う機会は、今よりずっと少なかったので視野も狭くなっていたと、今は思えます。日本では海外からのオファーは普通ではないので、それだけのビジョンを描くことができないですよね。だから、今はそういう海外の試合から引っかかればなって思っています」

――思い通りにならないと明言していましたが、希望は持ってほしいです。

「ハイ。タイガームエタイはONEともしっかりと話ができますし、フライデーファイトでも出られるところに出たい。そこで知名度を上げて、しっかりと稼げるような選手になる。やんわりやっていこうかなっていうのではなくて、タイガームエタイでちゃんと練習してMMAで食っていく。そう明確に考えるようになりました」

――契約期間はどれぐらいですか。

「最初は1年契約、そこからは希望更新です」

――タイガームエタイで強くなれる手ごたえの方は?

「なれます。それはどこにいても、そう思ってやってきました。福岡では自分で練習時間を創ってもパートナーがなかなか揃わないので、思い通りの練習ができていたとは言い難いです。皆、生活があるので。そのなかで僕はもっと練習したいと思っていたので、常にトレーニングパートナーが存在するだけで違ってきます。

一つのジムにレスリングの先生、寝技の先生、打撃の先生、MMAの先生が揃っていて、色々な体格、色々な国の選手がいる。強くなるかどうかでいえば、向うは強くなりやすい環境じゃないのかなって思います。トライアウトで合格したメンバーはロシア人、カザフスタン人、キルギス人、ウクライナ人、そして日本――僕らはチームとしてやっていきます」

――ロシア人選手とウクライナ人選手が……。

「ウクライナの選手は英語が分かって、ロシア人選手に通訳してあげて。凄く仲良くやっています。バンタム級以下が4人で。あっ、僕は小さいから選ばれたのかも。ライト級やウェルター級がたくさんいたけど、合格者は小さい選手が多かったので」

――いやぁ、強くなれそうですね(笑)。

「ハイ(笑)。最高の練習場所、格闘技をやりたい場所をチャレンジし、試されて手にすることができました。これでやっとプロらしくなれた。勝ちさえすれば生活できる。そのためだけの環境を手にできたと思います。皆が見て、楽しいなと思ってもらえる試合を世界でやりたいです」

■ Bloom FC01対戦カード

■第2部

<フライ級/5分2R>
市川剛希(日本)
荒木凌(日本)

<バンタム級/5分2R>
河野慶樹(日本)
荒木雄登(日本)

<バンタム級/5分2R>※
NAO(日本)
後藤優弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
出田貴大(日本)
RAGO(日本)

<フライ級/5分3R>
上田将年(日本)
ツェルマー・オトゴンバヤル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
原田惟紘(日本)
上田祐起(日本)

<フェザー級/5分2R>
盛坪チャッピー大樹(日本)
柿原”RR”昇汰(日本)

<フライ級/5分2R>
柴山鷹成(日本)
真生(日本)

<フライ級/5分2R>
平賢二郎(日本)
陸虎(日本)

■第1部

<フェザー級/5分2R>※
林大輝(日本)
森本健介(日本)

<ライト級/5分2R>
平川杏平(日本)
髙橋惺哉(日本)

<63キロ契約/5分3R>
持田哲兵(日本)
パク・サンヒョン(韓国)

<ライト級/5分2R>
深見弦汰(日本)
清水洸志(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・フェザー級/5分2R>
野瀬翔平(日本)
米倉大貴(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング無差級/5分2R>
中村勇太(日本)
小次郎(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級/5分2R>
スターリング・ベアー・ミーチャム(米国)
ムクロック(日本)

<フライ級/5分2R>
koki(日本)
下田洋介(日本)

<フライ級/5分2R>
堺龍平(日本)
田上健太(日本)

<フライ級/5分2R>※
林大輝(日本)
森本健介(日本)

※はヒジ無し

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