カテゴリー
45 AB ACA BELLATOR Bellator CS2024#04 MMA MMAPLANET o YUKI   ウスマン・ヌルマゴメドフ キック ドゥグラス・リマ ハーマン・テラド

『Bellator Champions Series 4: Nurmagomedov vs. Shabliy』試合結果/ハイライト動画



Main card

・Usman Nurmagomedov def. Alexandr Shabliy via unanimous decision (50-45, 49-46, 49-46)

・Lorenz Larkin def. Levan Chokheli via TKO - Round 1, 1:53

・Aaron Jeffery def. Douglas Lima via unanimous decision (29-28 x3)

・Sumiko Inaba def. Mackenzie Stiller via TKO - Round 2, 4:25

・Jora Ayvazyan def. Yancy Medeiros via unanimous decision (30-27 x3)

Preliminary card

・Jordan Newman def. Imamshafi Aliev via unanimous decision (30-27 x3)

・Masayuki Kikuiri def. Herman Terrado via TKO (body kick) - Round 3, 2:54

・Bryce Meredith def. John MaCalolooy via submission (rear-naked choke) - Round 1, 3:15

・Josh Hokit def. Sean Rose via submission (armbar) - Round 1, 4:58

・Ashley Thiner def. Aysia Cortez via TKO - Round 2, 3:11

【Bellator CS2024#04】元サンフラシスコ49ers在籍&全米レスラーのホキット。ヘビー級の腕十字一本勝ち(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#04】全米レスラー勢の強さ爆発。メレディスがRNCでマッキャロイを絞め落とす(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#04】菊入が1年5カ月振りの試合で北米2連続KO勝利! 最終回にテラドを左ミドルで沈める(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#04】レスリング出身ニューマンがTD防御&カウンター打撃でアリエフとの無敗対決を制す(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#04】タフなスティラーにエルボーを効かせたイナバが、パンチ連打でフィニッシュ(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#04】痺れる打撃戦。チョクヒリのパンチを耐えたラーキンが右を効かせて連打でTKO勝ち(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#04】蹴りに右を合わせるシャブリーを、王者ウスマンが捌き続け判定勝ちでベルト防衛(MMAPLANET)

 9月7日にカリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナで開催された『Bellator Champions Series 4: Nurmagomedov vs. Shabliy』の試合結果。メインイベントのライト級タイトルマッチはウスマン・ヌルマゴメドフがアレクサンドル・シャブリーに判定勝ちし王座防衛。セミファイナルはロレンツ・ラーキンがレヴァン・チョケリに1R TKO勝ちし時期ウェルター級王座挑戦権獲得。アーロン・ジェフェリーがドゥグラス・リマに判定勝ち。プレリミナリーカードは菊入正行がハーマン・テラドに3R左ミドルキックでTKO勝ちしています。以下、ハイライト動画です。続きを読む・・・
カテゴリー
45 BELLATOR Bellator CS2024#04 Report ハーマン・テラド ブログ 菊入正行

【Bellator CS2024#04】菊入が1年5カ月振りの試合で北米2連続KO勝利! 最終回にテラドを左ミドルで沈める

【写真】見事なKO勝ち。試合後に安藤晃司ネバークイット代表と(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
菊入正行(日本)
Def.3R2分54秒 by TKO
ハーマン・テラド(グアム)

サウスポーの菊入が右ジャブを突くと、テラドは右フックを振るう。左前蹴りからテラドをケージ際に詰めていく菊入。オーソドックスにスイッチした菊入が左ジャブを見せると、テラドの左フックが顔面を捉えた。菊入が前蹴りを突き刺すも、テラドの左フックも当たる。右カーフを蹴った菊入は、左三日月蹴りを突き刺す。左のトリプルから左の三日月に繋げた菊入が、さらに右カーフでテラドを下がらせる。ここでテラドが一気に距離を詰めて組んだ。

ボディロックからリフトアップで菊入をマットに叩きつける。すぐに立ち上がった菊入に対し、テラドが右腕を差し上げてケージに押し込む。切り返して離れた菊入がケージに詰めてパンチを浴びせる。テラドも右アッパーを返したが、そのまま押し込まれて右ヒジを受ける。テラドもパンチを振りながら前に出たが、菊入がボディロックからグラウンドに持ち込んだ。シングルバックから右腕を首に回す。その腕をテラドがキムラで抱えるも、ここで初回が終了した。

2R、菊入が左ハイを見せる。ワンツーから右カーフへ。サウスポーにスイッチした菊入にテラドがパンチを連打するも、クリーンヒットはない。オーソドックスから右ローを蹴る菊入は、スイッチしながらワンツーを伸ばす。初回に食らっていたテラドの左フックをかわし、バックステップで自身の距離を保っている。オーソドックスで左の前蹴りを散らす菊入が、左ジャブを突いてテラドを中に入れさせない。

右ボディストレートが効いたか、テラドの動きが落ちた。右ストレートから左ボディアッパーに繋げる菊入。テラドのパンチを受けてバランスを崩した菊入だが、すぐに自分の距離に戻す。右ガードを固めた。ワンツー、右ローで距離を保つ菊入に対し、テラドがシングルレッグで組んだ。自らマットに背中を着いた菊入は、逆にテラドの左足に絡みシングルレッグでケージに押し込んでいった。

最終回、菊入が右ガードを上げて距離を詰める。左ジャブ、ワンツー、左ボディと攻め立てていく。テラドが前に出て来ると一旦離れ、前後の動きでパンチを見せる。しかしテラドも左フックを狙う。左ジャブ、左前蹴り、左ボディストレートから飛び込んだ菊入がケージまでドライブした。

左に回ったテラド。ケージ中央に戻り、菊入が左ジャブを当てる。シングルレッグからドライブしたテラドに対し、菊入が右腕を差し上げて切り返す。離れ際に左ミドルを当てると、この一撃でテラドがダウン。すぐさま菊入が左パウンドを追撃すると、レフェリーが試合を止めた。


The post 【Bellator CS2024#04】菊入が1年5カ月振りの試合で北米2連続KO勝利! 最終回にテラドを左ミドルで沈める first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB BELLATOR Bellator CS2024#04 MMA MMAPLANET o PFL strikeforce YouTube   ハーマン・テラド ブログ 菊入正行

【Bellator CS2024#04】菊入正行と対戦、ハーマン・テラド「なりたい自分になるために戦えと教わった」

【写真】それでいて、相当に防御力が高い(C)PFL

7日(土・現地時間)、カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナでご当地ファイターのハーマン・テラドが菊入正行と戦う。
Text by Manabu Takashima

2度の網膜剥離を経て、サークルケイジに戻る菊入を迎え撃つテラドは、2018年から2023年に掛けて5年ものブランクがある。人生としてビジネスを選択し、この間もトレーニングを欠かさないできた。ファイトが人生と断言するテラドは、大和魂という言葉を使った。


──菊入選手と今週末に戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は5日に行われた)。

「皆に喜んでもらえる試合ができるようハードに練習をしてきた。最高のフィーリングで挑めることができるよ」

──実は2013年の夏に、バレット・ヨシダの下を所英男選手と訪れた時にお会いしたことがあります。

後列、右から4人目がテラド。練習中にぶち切れて、ベアナックルで練習仲間を殴りだし、所英男が本気でビビっていました(C)MMAPLANET

「あぁ、あの時の!! 

僕がStrikeforceで戦っていた頃だ。覚えているよ、ケイ(前田桂)も一緒に来たよね」

──ハイ。その通りです。バレットがマテ茶の缶を我々に勧めてくれたのですが、どうにも微妙で。

「アハハハハ。今でもバレットは僕の先生で、次の試合でもコーナーに就いてくれることになっている。グラップリングの試合に今も出場し続けていて、本当に凄い格闘家だよ。彼の黒帯3段を持っていることが、僕の誇りなんだ」

──ところでハーマンは2018年から5年ほどのブランクがあり、昨年カムバックをしました。

「2018年にPFLでジェイク・シールズに敗れ、彼らからは2019年シーズンも戦えると聞かされていた。けどシーズン開幕も1週間前に連絡がきて……。体重を落とせなかったから断った。それが原因かもしれないけど、結果リリースになったんだ。その時、ちょうど3人目の子供が生まれたばかりだったから、自分の人生を考えないといけなかった。

そして自分のジムをオープンし、ビジネスを始めたんだ。あの時、試合をするよりもビジネスを成功させて家族を守ることが人生のプライオリティになった。幸運にもジムは成功を収め、経済的に潤っている。と同時に試合には出ていなくても、指導や自分の練習は続けてきた。バレット・ヨシダからは『今、黒帯を巻いていても練習を続けていないと、その資格はない。しっかりとトレーニングを怠ってはならない』という教えを受けていたからね。

そんな時にムハメド・ベルハモフとの試合のオファーがあった。無敗の彼との試合を受ける選手がいなかったそうなんだ。もちろん、断るなんて選択はなかったよ。戦うだけ」

──結果は定負けでしたが、15分間を戦い抜きました。

「試合の3週間前にオファーを受けて、15分間戦い抜くことができた。それまでの経験で、生き残ることができたんだ。すると家族から『万全の準備をして戦ってみて、自分がどれだけできるのかを考えてみたら。この試合で何も決断する必要はない』といって貰えてね。

自分自身、『もう1試合戦いたい。しっかりと準備をして戦うことができれば、あのレベルでもやっていける』と感じたんだ。だから、今週末にキクイリと戦うことになったんだよ。

正直、経済的に戦う必要はない。でも自分のアカデミーの皆に『自分を信じて、戦う』姿勢を見せたいんだ。今回はしっかりとした準備期間もあり、満足いくキャンプができた。これで、どういう風に戦うことができるのか。試合が終わってから、今後のことを決めることになるだろう。とにかく、僕はファイトが何よりも好きでしょうがないんだ」

──ハーマンの想いは、ベルハモフ戦後もサバイバーのコンバット柔術の試合に出てミドル級チャンピオンになったことでも明らかです。

「チャンスがあれば、チャレンジする。それが僕の生き方だ。ジムが成功して、金のために戦っているわけじゃないんだ。もちろん、金を稼ぐことは好きだよ。それで家族と良い暮らしができるのだから。でも、金のために戦っているわけじゃない。

戦うことが、僕の人生だ。バレット・ヨシダ、エンセン井上に大和魂を植え付けられた。イチゾク、シンユウ・メート、そんな存在が僕の一歩を支えてくれている。若い頃、エンセンに『金のためじゃない。なりたい自分になるために戦え』と教わった。大和魂は一生、僕と共にある。それが僕の人生だ」

──今回は日本人選手に、大和魂をぶつけるわけですね。

「キクイリはとても危険な若い選手だ。打撃は強いし、パンクラスのチャンピオンだった。グラップリングだって強いだろうし、柔道も強いはずだ。凄く尊敬しているよ。ただ、僕の方が経験値が高い。技術的にも恐れることはない。

実際、僕は何人もの世界王者と戦ってきた。Strikeforce王者、PFLチャンピオンとも。ロシアのチャンピオン、キックのチャンピオン、柔術のチャンピオンとも戦ってきた。キクイリは僕のようなハイレベルのファイターと戦った経験はない。きっと彼のキャリアの中で最強だったのは、前回Bellatorで戦ったアレクセイ・シュルケヴィッチだろう。僕が戦ってきたような相手とは試合経験がない。この差は確実に存在しているよ」

──地元で戦う、ジムの教え子の前で戦う。プレッシャーに感じることはないですか。

「どこで戦おうが、ファイトはファイトだ。満員のアリーナでも、ストリートでも。誰の前で戦うのか、そんなことは気にしない。アウェイでもホームでも、道端でも結果は同じになる。

日本のファンには申し訳ないけど、キクイリとの試合が決まったのだから、彼をぶちのめすために戦う。どちらが勝とうが、きっと良い戦いになるはずだ。だから、僕らの試合を楽しみにしてほしい。アリガトウ」

■視聴方法(予定)
9月8日(日)
午前6時45分~ U-NEXT


■Bellator CS2024#04対戦カード

<Bellator世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
[挑戦者] アレクサンデル・シャブリー(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
ドゥグラス・リマ(ブラジル)
アーロン・ジェフリー(カナダ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ(米国)
マッケンジー・スティラー(米国)

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス(米国)
ジョラ・アイヴァズヤン(アルメニア)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン(米国)
イマムシャフィ・アリエフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
菊入正行(日本)
ハーマン・テラド(グアム)

<バンタム級/5分3R>
ブライス・メレディス(米国)
ジョン・マッキャロイ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・ホキット(米国)
ショーン・ローズ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
エイージャ・コーテス(米国)
アシュリー・タイナー(米国)

The post 【Bellator CS2024#04】菊入正行と対戦、ハーマン・テラド「なりたい自分になるために戦えと教わった」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 BELLATOR Bellator CS2024#04 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC YouTube アレクサンデル・シャブリー アレクセイ・シュルケヴィッチ アーロン・ジェフリー ウスマン・ヌルマゴメドフ スミコ・イナバ ドゥグラス・リマ ハーマン・テラド パンクラス ライカ レヴァン・チョクヒリ ロレンツ・ラーキン 海外 菊入正行

【Bellator CS2024#04】2度の網膜剥離を乗り越えて、菊入正行「志半ばのままで終われない」

【写真】想いが拳に乗り移るか、1年5カ月振りのサークルケージへ (C)KOJI ANDO

7日(土・現地時間)にカリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナで開催されるBellator Champions Series 「San Diego」= Bellator CS2024#04にて、菊入正行がハーマン・テラドと対戦する。
text by Takumi Nakamura

昨年4月のBellatorデビュー戦ではアレクセイ・シュルケヴィッチにKO勝利を収めている菊入。ここからBellatorでのキャリアが本格的にスタートすると思った矢先、網膜剥離を2度も発症し、約1年以上も試合から遠ざかる形となった。

一時は現役続行も悩んだという菊入だが周囲の期待に応えること、そして何より志半ばでは終われないという想いから復帰を決意した。今回の復帰戦で菊入は「改めて『菊入は強い!』と思ってもらえる試合を見せる」と誓った。


次やったら終わりみたいな感じで、そうなるまでは続けようかなと

――サンディエゴ入り後のインタビューありがとうございます。いつから現地入りしているのですか(※取材は4日に行われた)。

「昨日の夜ですね。ファイトウィークのスケジュールをこなしつつ、今日も少し体を動かしました」

──試合そのものが約1年5カ月ぶりとなりますが、現地入りしてのコンディションはいかがですか。

「コンディションはいいですね。あとは試合までに試合の感覚が戻っていればいいなと思います」

──試合勘を取り戻すことも含めて、試合までにどんなことを意識して練習してきましたか。

「まず相手がどういう選手かということを考えて、ずっと練習してきました」

──今回の相手ハーマン・テラドにはどんな印象を持っていますか。

「ベースは柔術なので寝技が得意だと思うんですけど、MMAの試合を見ると打撃を振り回す感じだったので、打撃のできる寝技系みたいな、イメージです」

──決して洗練された打撃ではないですが、かなり思い切り打撃を出す印象です。

「打撃が上手ではないけど打撃をやるというか、ストライカーで寝技もできるのかなという感じで考えています」

──客観的に見ていて荒さや穴もある一方、いざ向かい合うと危険なものもあるファイターかなと思います。その相手にどんな試合をイメージしていますか。

「自分のリーチを活かした戦い方ができれば、それがハマってくれるのかなと。自分の対策してきた戦い方がハマればいけるのかなとは考えています」

──ご自身のSNSでも2度の網膜剥離を乗り越えての復帰戦だと明かしていましたが、怪我をした時はどんな心境だったのですか。

「もう終わりだなと思いました。2回目やった時はもう格闘技はできないかもしれないと思いましたね」

──キャリア的にも2021年にパンクラスで暫定王座のベルトを巻いて、2023年からBellatorに参戦してデビュー戦でアレクセイ・シュルケヴィッチにKO勝利と上り調子の時に長期欠場する形になったと思います。気持ちをキープするのが難しかったと思うのですが、そこはどう過ごしていたのですか。

「やっぱり手術した後は本当に視力が戻るのかなみたいな、そういう不安が一番大きかったのと、練習に復帰してまた(網膜剥離に)なっちゃうのかなという不安も大きくて、最初はちょっと考えました」

──それは現役を続けるかどうかをですか。

「はい。でも逆に次(目を)やったら終わりみたいな感じで、そうなるまでは続けようかなと思いましたね。前回の試合が終わって、周りには僕に期待してくれている人たちも多かったし、その期待にも応えたいという気持ちもあって、復帰しているという部分もあります。あとどれくらい格闘技ができるか分からないですけど、その中でしっかり皆さんに喜んでもらえるような試合をしたいなと思います。あとはもちろん自分自身、志半ばのままで終われないという気持ちもあります」

──では今回の復帰戦には熱い気持ちで臨めていますか。

「そうですね。ずっと試合したという気持ちがあったし、試合が決まってからはモチベーションをキープしてここまで来れました」

改めて『菊入は強い!』と思ってもらえる試合を

――この試合以降はどんなことを目標にしていきたいと思っていますか。

「自分は先の目標というのはあんまりなくて、決まった試合をして勝つというのが自分の目標なので、それ以上の目標は特に自分にはないです」

──先日のRoad to UFCでは日本人が準決勝で全滅という結果に終わりました。海外での日本人選手の苦戦が続いている中で、菊入選手はウェルター級でも日本人が海外で勝てるところを見せたいという想いはありますか。

「ここからは対戦相手のレベルも上がっていくし、まだ自分は本当にトップの強い相手とは戦っていません。これから相手のレベルが上がっても、ちゃんとKOできる試合を見せていきたいなと思います」

──スキル的な部分で試合が空いた期間で、意識してやってきた練習や伸ばしてきたものはありますか。

「本格的なMMAの練習に復帰できたのが7月に入ってからなので、今回はスキルを伸ばす練習ではなく、テラドに勝つために練習してきたという感じです。だから今は今回の試合をしっかり勝って、そこから色んな部分を伸ばしていきたいと思います」

──ファンの皆さんだったり、また試合を見たかったっていうファンの方もたくさんいると思うんですけど、最後にそういった方に向けてメッセージをいただけますか。

「1年半前に自分がBellatorに初参戦して、凄くいい勝ち方をしたんですけど、それを忘れている方たちもいると思いいます。今回の復帰戦では改めて『菊入は強い!』と思ってもらえる試合を見せるので、応援よろしくお願いします」

──期間が空いて、Bellatorの再デビュー戦というような気持ちもありますか。

「そうですね。初心に戻って。でも、ここは勝たないといけないという気持ちはあるんで、絶対に勝ちます」


■視聴方法(予定)
9月8日(日)
午前6時45分~ U-NEXT

■Bellator CS2024#04対戦カード

<Bellator世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
[挑戦者] アレクサンデル・シャブリー(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
ドゥグラス・リマ(ブラジル)
アーロン・ジェフリー(カナダ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ(米国)
マッケンジー・スティラー(米国)

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス(米国)
ジョラ・アイヴァズヤン(アルメニア)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン(米国)
イマムシャフィ・アリエフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
菊入正行(日本)
ハーマン・テラド(グアム)

<バンタム級/5分3R>
ブライス・メレディス(米国)
ジョン・マッキャロイ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・ホキット(米国)
ショーン・ローズ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
エイージャ・コーテス(米国)
アシュリー・タイナー(米国)

The post 【Bellator CS2024#04】2度の網膜剥離を乗り越えて、菊入正行「志半ばのままで終われない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB BELLATOR Bellator CS2024#04 Bellator300 MMA MMAPLANET o PFL strikeforce UFC アレクセイ・シュルケヴィッチ ウスマン・ヌルマゴメドフ コンバット柔術 スミコ・イナバ ドゥグラス・リマ ハーマン・テラド バレット・ヨシダ ブラジリアン柔術 ムハメド・ベルハモフ 菊入正行

【Bellator CS2024#04】菊入正行。9月7日にサンディエゴで忍耐と我慢のハーマン・テラド戦、決定!!

【写真】我慢には慣れている菊入、たまったものを爆発させるときがやったきた(C)PFL

16(火・現地時間)、9月7日(土・同)にカリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナで開催されるBellator Champions Series 「San Diego」= Bellator CS2024#04に菊入正行が出場し、ハーマン・テラドと対戦することが明らかとなった。
Text by Manabu Takashima

PFL傘下となったBellatorバナーのイベントとしては、初の米国大会。既にメインではBellator世界ライト級選手権試合、王者ウスマン・ヌルマゴメドフにアレクサンデル・シャブリが挑戦する一戦や、女子フライ級のスミコ・イナバ×ケリー・テイラーメレンデス、ドゥグラス・リマの出場など北米仕様のBellatorらしさが伺える大会への菊入の参戦が決まった。


菊入にとっては昨年4月のアレクセイ・シュルケヴィッチ戦以来となる実戦で、ようやくBellatorで2度目のファイトとなる。

対するテラドはご当地ファイターで、StrikeforceやBellatorで戦いPFLでは2018年シーズンのウェルター級に参戦。その後、去年の10月にBellator300で9年振りにサークルージに復帰を果たした。この時はムハメド・ベルハモフの猛攻にさらされ、なんとかフィニッシュされることを逃れたという完敗だった。

とはいえテラドはバレット・ヨシダにも師事していたブラジリアン柔術黒帯で、4月にはアナハイムのシティ・ナショナル・グローブで開催されたグラップリングイベント=Suversiv10で元UFCファイターのクリスチャン・アギレラを破り、同大会が認定するコンバット柔術ミドル級王座を獲得している。

コイントスで得たトップポジションから掌底を落とし続け、10分間戦い抜くと、EBIオーバータイムでRNCを極めての王座戴冠はいかにもテラドらしい我慢の勝利といえる。そうテラドの特徴は我慢と忍耐、それは攻められた局面だけでなく自らの勝機を伺う場面も同様だ。

それでいて荒いパンチは一発があり、EBIオーバータイムで極め切るように形に入った時の瞬発力を持っている。菊入としては慎重を要するファイトとなるが、テラドのペースで戦うと精神の耐久戦に持ち込まれるので、ここは自分から攻める姿勢は欠かせない。

勝機を伺うのはご法度。菊入の間断ない攻撃で、テラドを辛抱させる展開に持ち込みたい。攻め続けて完封、もしくは攻め続けるなかでフィニッシュという勝利こそが、菊入に必要な──Bellatorでの戦いだ。

The post 【Bellator CS2024#04】菊入正行。9月7日にサンディエゴで忍耐と我慢のハーマン・テラド戦、決定!! first appeared on MMAPLANET.