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MMA o UFC UFC266 ニック・ディアス

UFC on ESPN+70:第5試合・ニック・マキシモフ vs. ジェイコブ・マルクーン

ミドル級。

マキシモフは父親がディアス兄弟のスパーリングパートナーだった縁で、ニック・ディアス・アカデミーに所属。ニック・ディアスの6年ぶり復帰戦となったUFC266で抱き合わせUFCデビュー。タックルからのテイクダウン→押さえ込みで2連続判定勝ちしたが、前戦は同じく2連勝(ただし、2連続フィニッシュ勝利)のアンドレ・ペトロスキーにタックルを仕掛けたところにダースチョークに捕まって落とされ、MMA初黒星を喫した。

マルクーンはロバート・ウィテカーのスパーリングパートナー。キャリアわずか4戦でUFCと契約し、初戦は18秒でKO負け。その後はテイクダウンからポジションを取って2連続判定勝ちしたが、前戦ではバックを取っても上を取り返される展開が続いて判定負け。

ジャブの連打を入れるマキシモフ。マルクーンもジャブを返す。ジャブの差し合い。詰めるマキシモフ。ジャブがヒットし膝を着いたマルクーンだが、そのままシングルレッグで凌ぐ。テイクダウン。しかしマキシモフすぐ立った。スタンド。ジャブの連打。マキシモフ左フックを入れる。マルクーンダメージはないのか出ていく。ジャブがヒット。シングルレッグに。テイクダウン。潜りを狙って相手が防いだところで立つマキシモフ。しかしマルクーンスタンドバック。テイクダウンを狙う。テイクダウン。バックを取らせて立ったマキシモフが正対し離れる。しかしマルクーンパンチでプレスしケージを背負わせる。右がヒットしたマルクーン。ケージ際をサークリングするマキシモフ。足の運びがぎこちないマキシモフ。怪我か?マルクーンのシングルレッグで簡単に倒される。潜ろうとしたがパウンドをもらう。しかし立った。パンチで攻められ続けるマキシモフ。ケージを背負ったところに連打をもらったマルクーン。ホーン。

終了と同時に苦悶の表情を見せるマキシモフ。足のどこかを負傷したか。しかし普通に続行。

2R。マルクーンシングルレッグ。簡単にテイクダウン。ガードのマキシモフに肘を入れる。ハーフにしてパウンドを入れるマルクーン。マキシモフガードに戻した。上半身を起こして立ち上がったマキシモフ。マルクーン。詰めてケージを背負ったところにパンチ。ジャブから右フック。被弾しているマキシモフ。右ボディ、左フックを入れるマルクーン。一方的な展開。またサンドバック上体のマキシモフ。右ボディ。ガードの隙間を縫ってパンチがヒット。ホーン。

2Rマルクーン。

3R。マルクーン即シングルレッグでテイクダウン。ほぼ抵抗もなく倒されたマキシモフだが、ラバーガード。密着し外すマルクーン。ボディロックからバックを狙うマルクーン。マキシモフ立つと引き剥がした。しかしすぐ詰めるマルクーン。ケージを背負ったマキシモフにパンチを入れるとシングルレッグからバックに回った。放してアッパー。マルクーンまたシングルレッグで倒すとハーフで固めた。押さえ込んだまま殴る。がぶりから離すと立ったマキシモフ。左右のパンチがヒットするが、またシングルレッグで倒された。最後はがぶって固めたマルクーン。タイムアップ。

判定を待つ間、右足を冷やしているマキシモフ。

三者フルマークでマルクーン勝利。

序盤は拮抗していると思ったが、1R中盤にマキシモフが右足を負傷してからは一方的に。

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MMA o UFC ニック・ディアス ブライアン・バトル

UFC on ESPN39:第5試合・コーディ・ブランデージ vs. トレーシアン・ゴア

ミドル級。

ブランデージはここまで1勝1敗。3日前の緊急オファーだったUFCデビュー戦はニック・ディアスの弟子ニック・マキシモフにテイクダウンを奪われる展開で僅差判定負け。2戦目はコンゴの柔道エリートダルチャ・ランギアムブーラに、1R打撃で圧倒される展開から、タックルに来たところでギロチンを決めて逆転勝利でUFC初勝利。MMA7勝のうち3KO・3一本勝ち。

ゴアは昨年のTUF28で決勝まで勝ち上がったが負傷欠場。今年2月に、決勝で対戦する予定だったブライアン・バトルとの対戦でUFCデビュー。2Rにパンチを効かせてラッシュし勝利目前だったが、3Rスタミナ切れして手が出ず判定負け。

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o UFC キック ニック・ディアス マット・ブラウン

UFC276:第9試合・ロビー・ローラー vs. ブライアン・バーバリーナ

ウェルター級。

元王者・UFC喧嘩番長ローラーは現在ランク外。4連敗した後、昨年9月に6年ぶり復帰となるニック・ディアスと対戦。明らかに仕上がっていないディアスを打撃で圧倒して、4年ぶりの勝利を挙げた。3月に40歳となっての初戦。連敗は止めたが、衰えてきているのは否めない。しかし連敗中はランカー相手の試合で、ディアス戦と今回はノーランカーとの対戦。このレベルならまだ負ける訳にはいかない。

バーバリーナはUFC8勝6敗。ハードパンチャーで、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトは受賞したことがないが、ファイト・オブ・ザ・ナイトは4度受賞している激闘型。勝ち負けを繰り返していて、2016年以来連勝がなかったが、昨年12月にベテランのマット・ブラウン戦が組まれていたがブラウンが欠場となり代役のUFCデビュー戦選手に判定勝ち、今年3月にブラウンとの仕切り直しの試合でスプリット判定勝ちして6年ぶりの連勝中。

カーフキックを入れたバーバリーナだが、ローラー詰めてきた。右ボディ。圧されてケージ際まで下がるバーバリーナ。ワンツー。ローラーの左がヒットしたがバーバリーナ打ち返す。ローラーまたケージまで詰めた。バーバリーナ左がヒット。ローラーも右を当てた。また出るローラー。バーバリーナのパンチを手でサバいてアッパー。一瞬効いたバーバリーナ。至近距離でパンチを打ち込むバーバリーナ。下がらずパリーでサバくローラー。バーバリーナ出ていく。手数はバーバリーナ。常に手を出している。右ボディから左を入れたローラー。その間も手を出し続けるバーバリーナだが、ローラーのアッパーがまたヒット。ケージに貼り付けてワンツー。左ボディ。バーバリーナのハイキックはブロック。ホーン。

1R手数でバーバリーナだが、有効打でローラーという判断もあるか。

2R。今度はバーバリーナが出てきた。飛び込んで左。さらに右アッパー。しかしまたローラー出ていく。間合いに入りバーバリーナがジャブを打ち込むが、ローラーのジャブがヒットし効いた。またジャブ。バーバリーナ逆にパンチで出てきた。詰めるローラー。バーバリーナパンチで飛び込んでケージ際から脱出したが、飛び込むタイミングでカウンターのジャブをもらう。またバーバリーナが飛び込むところに右を合わせるローラー。バーバリーナ左がヒット。ガンガン打ち込んでくるがローラー打ち返す。左がヒット。ローラー守勢に。詰めながら手を出し続けるバーバリーナ。手でサバいたローラー、逆に打ち返すがパンチをもらった。バーバリーナがケージに詰めて肘。ぐらついているローラー。だが手を出す。ケージに詰めたバーバリーナ。貼り付けにしてラッシュ!打たれたローラーを見てレフェリー止めた!

激闘王同士の対戦は、期待通りの打ち合いになったが、バーバリーナが打ち勝った。ローラーは歴戦のダメージもあって効かされたか。

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MMA o   カマル・ウスマン ニック・ディアス

デイナ・ホワイトがカマル・ウスマン戦を希望したニック・ディアスについてコメント

ニック・ディアス「年末に試合をしたいが、やるならカマル・ウスマンのタイトルに挑戦したい」(2022年05月27日)

 こちらの続報。


 ニック・ディアスがカマル・ウスマンとの対戦を希望した件についてデイナ・ホワイトが以下のコメント。

「カマル・ウスマンはパウンド・フォー・パウンド世界一のファイターだ。我々はニック・ディアスがケガをしないように配慮する必要がある」

「私は世界のベストファイターの試合を組んでいる。ニックは何歳だ? バカげた質問だよ」



 また、シーザー・グレイシー柔術アカデミーによると、ニック・ディアスは最近首の椎間板2枚の交換手術を受けたとのこと。完全な回復と試合復帰を望んでいるとのことです。続きを読む・・・
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Column MIKE MMA o ONE UFC   ニック・ディアス マット・ブラウン ロビー・ローラー

7.2『UFC 276』でロビー・ローラーとブライアン・バルベリーナが対戦



 UFCが7月2日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 276』でロビー・ローラー vs. ブライアン・バルベリーナのウェルター級マッチが行われるとのこと。バルベリーナがインスタグラムで発表し、その後MMAFightingが確認しています。

 ローラーは昨年9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でニック・ディアスに3R TKO勝ちして以来の試合。その前まで4連敗しており元チャンピオンとは言え崖っぷちの状況でした。

 バルベリーナは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でマット・ブラウンに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。続きを読む・・・
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o ONE UFC   コナー・マクレガー ニック・ディアス ネイト・ディアス ロビー・ローラー

UFCがディアス兄弟のNFTトレカを発売もネイト・ディアス「こんなデタラメ誰も買うな」


 UFCがニック・ディアス&ネイト・ディアスを含むNFTトレカを2500パック限定販売することを告知しています。


 これに対しネイト・ディアスがツイッターで以下のコメント。

「こんなクソみたいなことをされるのならUFCから手を引く必要があるな。お前らはニックに5年間の出場停止処分を科したし、俺にはベイプペン(電子タバコ)で罰金を払わせただろ? なのに今は利益を享受している。こんなデタラメ誰も買うな」

 ニック・ディアスは2015年1月の『UFC 183: Silva vs. Diaz』で行われたアンデウソン・シウバ戦で判定負けしましたが、その後両者に禁止薬物の陽性反応が出たことからノーコンテストになっています。アンデウソンの方はドロスタノロンとアンドロステロンというパフォーマンス向上薬で1年間の出場停止処分を受けましたが、ニックの方はマリファナの陽性反応で5年間の出場停止処分を受けており、2021年9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』で行われたロビー・ローラー戦でようやく復帰しました。

 ネイトは2016年8月の『UFC 202: Diaz vs. McGregor 2』でコナー・マクレガーに判定負けしていますが、試合後会見で電子タバコを吸ったことから罰金処分を受けています。続きを読む・・・
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o UFC ニック・ディアス

UFC on ESPN+61:第3試合・ダルチャ・ランギアムブーラ vs. コーディ・ブランデージ

ミドル級。

コンゴの柔道エリートランギアムブーラ。ここまでライトヘビー級で1勝1敗、ミドルに落としてからも1勝1敗。メインに登場するマゴメド・アンカラエフには、1Rはパンチでぐらつかせる場面があったものの、2Rはテイクダウンからドミネイトされ、3Rには前蹴りから追い打ちのパンチでKO負け。前戦は大振りのパンチで体力を消耗し、柔道の投げで投げても立たれて押さえることができず判定負けしている。

コンテンダーシリーズで敗れUFCと契約できなかったブランデージだが、昨年9月に試合わずか3日前にオファーがあり、出場を了承。ニック・ディアスアカデミー所属のニック・マキシモフにテイクダウンを奪われ続ける展開で僅差判定負けした。

大振りのパンチで出るランギアムブーラ。ブランデージタックルへ。シングルレッグ。受け止めたランギアムブーラだが尻もちをつく。しかし立ってがぶると、がぶったまま頭部にパンチを打ち込んでいく。ブランデージシングルレッグを放さずしがみついているが殴られ続ける。立ったがなおもケージに押し込みながらパンチを入れていくランギアムブーラ。ブランデージバックブローを放ち距離を取るが、ランギアムブーラがすぐにまた出るとケージを背負わせてパンチを打ち込む。パンチの圧に押されて打たれるのみのブランデージ。ランギアムブーラタックルへ。しかしブランデージがギロチンで引き込む。タイトに入っていてランギアムブーラタップ!

パンチでボコボコにされKO負け寸前だったブランデージ、一発逆転のギロチン。ランギアムブーラはタックルが余計だった。あのままスタンドで殴り続けていれば…。

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UFC カールストン・ハリス ジュリアン・エロサ ニック・ディアス フィリップ・ロウ ブライアン・バトル マルコム・ゴードン

UFC on ESPN+58:オッズ/予想と展望

ジャック・ハーマンソン 2.75
ショーン・ストリックランド 1.48
プナヘレ・ソリアーノ 1.53
ニック・マキシモ2.60
シャフカト・ラフモノフ 1.42
カールストン・ハリス 2.95
サム・アルヴィー 4.30
ブレンダン・アレン 1.23
トーレシアン・ゴア 1.63
ブライアン・バトル 2.40
ジュリアン・エロサ 1.32
ティーブン・ピーターソン 3.45
マイルズ・ジョーンズ 1.53
ジョン・カスタネーダ 2.60
チディ・エンジュクアニ 2.00
マルク・アンドレ・バリオー 1.83
アレクシス・デイヴィス 1.42
ユリア・ストリアレンコ 2.95
ジャイルトン・アルメイダ 1.24
ダニーロマルケス 4.10
ジェイソン・ウィット 2.05
フィリップ・ロウ 1.80
マルコム・ゴードン 3.25
デニス・ボンダー 1.36

1月は2回しか開催がなかったUFCだが、ここから2ヶ月・8週に渡って連続開催。

メインはミドル級6位ハーマンソン vs. 7位ストリックランド。ノルウェイ在住スウェデニッシュのハーマンソンは一時はランキング4位まで登りつめたが、あと1勝でタイトル挑戦というところで勝ったり負けたりの停滞。パワフルなテイクダウン&パウンドのスタイルだが、ギロチンでの一本勝ちも多い上に、下攻めなど意外なグラップリング技術も持っている。

ストリックランドはバイク事故で2年間の長期欠場していたが、復帰後4連勝中。前回初のメインでユライア・ホールを破りトップ10入りを果たした。こちらはジャブで削っていくストライカー。

ハーマンソンは前回エドメン・シャバージアンに勝っているが、1Rはシャバージアンの打撃で劣勢な展開で、2R以降のシャバージアンの失速に助けられての勝利だった。前回5Rを戦い抜いたストリックランドとは相性が悪いか。

ストリックランド判定勝ち。

セミにはUFCまだ2戦目の24歳・マキシモフが抜擢。ニック・ディアス・アカデミーの所属で、昨年9月、6年ぶりに復帰したニックの前座でUFCデビュー。両者UFCデビュー戦対決で、3日前に急遽代役での出場が決まったコーディ・ブランデージから接戦の上判定勝ち。テイクダウンから攻めるグラップラーだが、打撃のレベルはまだ低かった。UFCデビューから2試合連続1RKO勝利していたソリアーノ(3戦目は判定負け)の相手は厳しいか。

セミ前にはカザフスタンのシャフカト・ラフモノフが登場。キャリア14戦すべてがフィニッシュしての勝利で、UFCでも2連勝中。ウェルター級で196cmの長いリーチを持ち、インサイドガードからでも相手の顔面をパウンドで打ち抜き、最後は絞めで仕留める。まだ2戦とはいえ、相手がいずれもランカー経験のあるアレックス・オリヴェイラミシェウ・プラゼレスという実力者。相手のハリスもUFCデビューから2試合連続フィニッシュ勝利で、グラップリングが武器だが、UFCでの2勝はいずれもパンチを効かせてからの勝利。

メインカードではトーレシアン・ゴア vs. ブライアン・バトルという、幻のTUF決勝戦が組まれている。本来は昨年8月の決勝で対戦する予定だったが、ゴアが負傷欠場。ゴアに敗れた選手が敗者復活で勝ち上がり、バトルが2Rチョークで勝利。公式戦は3戦のキャリアしかないゴアだが、TUFでの戦いぶりではバトルより評価が上で、オッズはフェイバリット。

第1試合開始は6日朝6時から。速報します。

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MMA UFC   カムザット・チマエフ ニック・ディアス レオン・エドワーズ

12.11『UFC 269』ホルヘ・マスヴィダルの代打でレオン・エドワーズ戦をアピールするカムザット・チマエフにニック・ディアスが割って入る「俺にやらせろ」

無念! 12.11『UFC 269』ホルヘ・マスヴィダルがレオン・エドワーズ戦を負傷欠場/カムザット・チマエフらが代打をアピール(2021年11月11日)

 こちらの続報。


 ESPNのブレット・オカモト記者がインスタグラムで「これはかなり衝撃的になると思うが、カムザット・チマエフは12月11日にレオン・エドワーズとの対戦を望んでいる。その可能性があるかどうか、レオンが望んでいるかどうかは分からないが、チマエフはそれを望んでいる」とコメント。

 それに対してニック・ディアスが「俺にやらせろ」とコメントしています。続きを読む・・・
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Report UFC UFC266 ニック・ディアス ブログ ロビー・ローラー

【UFC266】期待どおり?の乱打戦は、ローラーがボディ攻撃からの右フックでディアスをマットに沈める

<ミドル級/5分5R>
ロビー・ローラー(米国)
Def.3R0分44秒 by TKO
ニック・ディアス(米国)

開始早々、右バックスピンキックを見せたディアス。ローラーはディアスを上から潰して、パンチを浴びせていく。明らかに動きが鈍いディアスに対し、ローラーがパンチで攻め立てる。ディアスはケージを背負いながら右ボディをヒット、ケージ中央に押し戻し、ワンツーを放っていく。オーソドックスにスイッチしたディアスの右ローは当たらず。サウスポーに戻ったディアスが右ボディを当てる。

ローラーの手数が減り、ディアスの左ストレートが伸びてローラーの顔面を被せる。ディアスの左ストレートと右フックをもらったローラーに対し、ディアスはパンチで攻めていく。コツコツ小さいパンチから右ボディ、ローラーは左ハイを繰り出すもディアスはブロック。ローラーもディアスにケージを背負わせるが、パンチをクリーンヒットさせることはできず、反対にディアスのショートパンチが当たる。

ケージを背にしてパンチを打ち返すディアスが、組み付く素振りを見せるも、ローラーはこれを突き放した。そして再びケージをディアスにケージを背負わせてパンチを連打。ラウンド終了直後、ディアスは疲労の表情を見せた。

2R、距離を詰めるローラーに対し、ディアスは左の前蹴り、そして右ハイ。ディアスをケージに詰めてローラーがパンチを左ヒジを連打すると、ディアスも押し返して打ち合いに臨む。ローラーの左ミドルがボディに突き刺さり、下がるディアス。ケージ際で打ち合う両者、ディアスがローラーの右側に回ってケージ際から脱出するが、すぐにローラーにケージへ詰められてしまう。

パンチとミドルでディアスを追い立てるローラー、ディアスも右のテンカオで迎え撃つが力はない。ディアスの右ボディを食らいながら、ローラーはショートの連打で攻め立てる。またもケージ中央に戻りながら、右ボディを当てるディアスだが、ローラーの前進を止めることはできない。手を止めないローラーに対し、ディアスは首相撲に持ち込むもヒザ蹴りはヒットせず。ケージ際に追い込んでローラーがパンチとヒジを連打する。

ローラーの左ストレート、右フックがヒット。ディアスも右フックを返す。ローラーがディアスをケージに詰めて、パンチを上下に打ち分け、ディアスがケージ際から脱出してラウンドを終えた。

3R、ディアスがボディとアッパーで攻め立てる。ローラーは右フックから左ボディへ。すぐにディアスがケージを背にし、そこにローラーがパンチで攻め立てる。ディアスが前に出てきたところにローラーの右フックがクリーンヒットし、ディアスがマットにヒザを着いた。ローラーはスタンド戦を要求したいのか、その場を離れたが、ディアスは右ヒザを抑えて立ち上がることができない。その様子を見て、レフェリーが試合をストップした。


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