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【DWCS S08 Ep04】とにかくTD&バックライド。オースティン・バシがラモスがRNCで仕留める

<フェザー級/5分3R>
オースティン・バシ(米国)
Def.2R3分15秒by RNC
ドリアン・ラモス(米国)

5日前のオファーを受けたラモスに対し、バシは-1100のフェイバリットだ。そのバシは開始早々に右ハイを放つが、空振りに。このタイミングで組んできたラモスを小手で崩し、離れたラモスをめがけてローダブルレッグで突進する。ここはターゲットを見失ったが、バシは続くシングルレッグでテクダウンを決めるとスクランブルでバックに回る。さらに正面にまえる動きを見せ、後方からハイ後繰り出した。

ラモスはこれを抱えてテイクダウンへ。すぐに立ち上がったバシは、ダブルレッグでテイクダダウンを決めて再びバックに。ラモスの前転にもついていきワンフックへ。ラモスが立ち上がると、フックを解いたバシはヒザ蹴り&左フックを見せて離れる。間合いを取ると、ローからフック──そしてダブルレッグでテイクダウンを決めたバシが、ワンフックでバックへ。パンチ、鉄槌を受けたラモスが両足フックを許す。

バシは殴りながらRNCの機会を伺う。ラモスは立ち上がると、ワンフックから着地したバシが押し倒すようなパンチを見せて、すぐにバックグラブに。パンチを受けながら、ラモスは初回をサバイブした。

2R、バシは左ミドルハイを見せ、右ローへ。ラモスも右フックを振るうが、すぐにダブルレッグからスタンドでバックを許す。正対し、担いでスラムしたバシはラモスの前転にここもバックをキープする。スクランブルで胸を合わせたバシが、ラモスのダブルレッグに頭をとって後方へ引き揉む。頭を抜かれると、即レッスルアップから倒したバシが6度目のバック奪取へ。腰を抜き、立ち上がったラモスだが前蹴りからシングルレッグで倒される。ここもバックを預けたラモスは、スクランブルに持ち込んだが倒されバシのバックコントロールが続く。

この展開がエンドレスで続くかと思われた刹那、バシは立ち上がったラモスにRNCをセットして後方に倒れ込むとタップを奪った。

「ここまで長かった。13連勝、フィニッシュできて良かった。対戦相手が代わったけど、言っていたように2Rにフィニッシュした。このペースが僕の持ち味、5Rこれを続けることができる」と22歳の勝者は話した。


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【DWCS2024 S08 Ep04】韓国からAngel’s FC二階級制覇のコ・ソンヒョクが出場。注目は12-0のバシ!!!

【写真】バック奪取能力とキープ力に注目のバシ(C)Zuffa UFC

3日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDWCS S08 Ep04が開催され、メインでは韓国から出場のコ・ソクヒョンがブラジルのイゴール・カバウカンチと対戦する。
Text by Manabu Takashima

今年のコンテンダーシリーズでは第1週に中国からティン・ワンが出場も判定負け。

9月には岩﨑大河、内藤由良の日本人ミドル級ファイターの試合が控えているが、一足早くAngel’s FCでミドル級とウェルター級のベルトを巻いたコ・ソクヒョンがUFC行きを賭けての一発勝負に挑む。


柔道ベースのコ・ソクヒョンは2017年のサンボ世界選手権、コンバットサンボ82キロ級に出場し投げ技でポイントを稼ぐスタイルで韓国サンボ史上、初の世界王者に輝いている。

MMAデビュー後は7戦目で戦績3勝3敗のアン・ジェヨン(今年の2月にGladiator Challenger Series01で三上ヘンリー大智に敗れている)を破り、Angel’s FCウェルター級王座を獲得すると初防衛に成功した後、Double GFCウェルター級王者キム・ハンソルとのチャンプチャンプ対決で67秒KO負けし王座陥落。

ミドル級に転じると、2022年12月にキャリア5勝4敗のキム・ジェウンに勝利してAngel’s FCミドル級のベルトを腰に巻いた。倒す、崩す、投げるという意味での組みは強い。一発の力もある。とはいえフィニッシュ勝利は経験値の少ない相手から挙げたケースが多く、ミドル級チャンピオンになってからは大ベテラン桜井隆多、インドネシア人で7勝7敗のアルウィン・キンカイを倒してコンテンダーシリーズ出場権をウェルター級で得たことになる。

対するカバウカンチはブラジルのInside Fightes’ Leagueなるプロモーションのウェルター級王者で戦績は9勝0敗だ。試合映像はアマ時代とプロ初陣のモノが確認できたが、12秒KO勝ちと27秒でRNCで一本勝ちで実力は測り辛い。9勝0敗、7つのTKO勝ちと2つのサブミッション勝ちというレコードは立派だが対戦相手の実力は未知数で、6勝16敗や5勝9敗という相手も含まれている。この試合は蓋を空けてみるまで予測がしずらい。

アジア枠という見方を取っ払うと注目は、ドリアン・ラモスと対戦するオースティン・バシだ。レコードは12勝0敗、ミシガン州のローカルプロモーション=Lights Out Championshipのバンタム級チャンピオンは、3つのTKO勝ちと4つの一本勝ちをしている。

彼がRNCで勝利した3試合のなかで、LFAで5勝2敗のアルカル・アスカルが含まれている点は大きい。キャリア14勝2敗だったアスカルに対し、ダブルレッグでテイクダウンを奪うとバックに回って絞めあげた。このタップアウト勝利は、未知過ぎる相手からの連続フィニッシュ勝利よりも、実力の裏付けとなることは間違いないはずだ。

また第1試合のライト級=クイラン・サーキルド×ゲージ・ヤングも気になる。今や世界の五指にはいるかという実力者を生み出すパワーハウス=豪州からシーズン08初のUFC昇格を目指し、サーキルドが参戦する。サーキルドは同国のトップフィーダショーであるEternal MMAのライト級チャンピオン。日本からもEternal MMA経由でUFC行きを狙うファイターが出てきつつあるなか、ベルトを巻いたサルギルドの挑戦──その確認を怠ることはできない。

■視聴方法(予定)
9月4日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■DWCS S08 Ep04対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
イゴール・カバウカンチ(ブラジル)
コ・ソクヒョン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ウィル・カリー(英国)
ジジョルデン・サントス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
オースティン・バシ(米国)
ドリアン・ラモス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジュネイシ・ドベン(ベネズエラ)
シャノン・クラーク(カナダ)

<ライト級/5分3R>
クイラン・サーキルド(豪州)
ゲージ・ヤング(米国)

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