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UFCファイトナイト・ラスベガス101:プレリム全試合をライブ配信、メインカードはU-NEXT&UFC Fight Passにて配信

日本時間1月12日(日)6時より、UFCファイトナイト・ラスベガス101のプレリムの模様をライブ配信!

解説: #宇野薫
実況: #宮本賢一

メインカードの模様は日本時間9時より、U-NEXTおよび日本語サービスも展開するUFC Fight Passでライブ配信!

対戦カードおよび試合順、試合数は事前の予告なしに変更となる場合がございます。予めご了承ください。

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UFCファイトナイト・ラスベガス101:ダーン vs. ヒバス2 → https://jp.ufc.com/event/ufc-fight-night-january-11-2025
現地時間2025年1月11日(土)、日本時間12日(日)
アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX

<備考:試合は一覧の下から順番に行われます>

【プレリム】
フライ級マッチ
ホゼ・ジョンソン vs. フェリペ・ブネス

ミドル級マッチ
マフコ・トゥリオ vs. イーホル・ポチエリア

ライト級マッチ
チアゴ・モイゼス vs. トレイ・オグデン

ウェルター級マッチ
プレストン・パーソンズ vs. ジャコビー・スミス

女子フライ級マッチ
エルネスタ・カレツケイテ vs. ニコーレ・カリアーリ

ライトヘビー級マッチ
マゴメド・ガジヤスロフ vs. ブルーノ・ロペス

女子ストロー級マッチ
ファティマ・クライン vs. ビクトリア・ドゥダコバ

ライト級マッチ
ヌルーロ・アリエフ vs. ジョー・ソレッキ

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【UFCについて】
UFCは世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であり、世界中に7億人のファンを有するとともに、ソーシャルメディアのフォロワー数は2億6,600万人を誇ります。年間40回以上の興行を主催するUFCは世界の名だたるアリーナを満員にし続け、UFC関連番組を世界170以上の国と地域で9億7,500万以上の世帯に放送しています。現在のロースターには世界80カ国以上から世界最高のMMAアスリートたちが名を連ねています。コンバットスポーツにおいて世界をリードするデジタル有料配信サービスの”UFC FIGHT PASS(UFCファイトパス)”では興行の独占配信や試合のオンデマンド配信、オリジナルコンテンツを世界中のファンに提供しています。UFCは『TKO Group Holdings(TKOグループ・ホールディングス、NYSE:TKO)』の一員として、アメリカ・ネバダ州ラスベガスを拠点としています。

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o UFC トレイ・オグデン

UFC on ESPN60:第9試合・カート・ホロボー vs. カイナン・クルシェウスキー

ライト級。

ホロボーは昨年のプロスペクトvsベテランがテーマのTUFにベテランチームで出場。同じベテランチームのオースチン・ハバードに一本勝ちして優勝を果たしたが、今年3月のTUF後の初戦では、トレイ・オグデンにテイクダウンから塩漬けにされ判定負け。20勝のうち7KO・10一本勝ちのフィニッシャー。出戻りのため若くはなく、もう37歳。

ブラジルのクルシェウスキーは昨年9月のコンテンダーシリーズで勝ってUFCとの契約を決めたが、昨年11月のUFCデビュー戦は、試合5日前の直前の欠場選手の代役で急遽決まった。そのため、ライト級より10ポンド重い165ポンド契約の試合で、UFC2連勝中でチャールズ・オリベイラのスパーリングパートナー・エルブス・ブレナーと対戦したが1RKO負け。こちらも15勝のうち4KO・9一本勝ちでフィニッシュ率が高い。33歳。

オッズではTUFウィナーのホロボーがアンダードッグ。

両者オーソドックス。ジャブを入れたホロボー。四つに組んだ。ケージに押し込む。ヒジを入れて離れたクルシェウスキー。また組んだホロボーがケージに押し込みながらヒザを入れていく。首をギロチンに抱えるクルシェウスキー。離れた。カーフを蹴るホロボー。カットしていないクルシェウスキー。またカーフ。パンチを入れるホロボーを首相撲に捕らえたクルシェウスキーだが、ホロボーまたケージに押し込みタックルへ。またギロチンに抱えるクルシェウスキー。しかし押し込まれて放した。離れ際にヒザを入れたホロボー。下がらずケージを背負わせたままワンツーを入れたホロボー。押し込んでヒザ・ボディブロー。離れた。クルシェウスキー距離を取るが、追ってケージを背負わせたホロボーが右をヒット。スーパーマンパンチから四つに組んだクルシェウスキーだが、ホロボーが押し込んだ。シングルレッグを狙ったホロボーにニンジャチョーク。放したが首相撲に捕らえる。近距離での打撃戦。ホロボー詰めてパンチを入れる。ホーン。

1Rややホロボー。

2R。クルシェウスキーがパンチで出てきた。打ち合うホロボーだが右をもらいちょっと効いた。四つに組んだクルシェウスキーをケージに押し込むと、クルシェウスキーまたギロチン。引き込んで絞めようとする。足のクラッチを防いだホロボーがまた立ち上がるが、クルシェウスキー今度はニンジャチョーク。自ら下になりディフェンスするホロボー。凌いで立った。クルシェウスキー立ち際にまたギロチン。しかしスッポ抜けて下に。ホロボー上からパウンド。ケージを使って立ったクルシェウスキーだが、ギロチンで力を使いすぎたのか動きが落ちている。ホロボーがケージに詰めてパンチを入れる。ガードが下がっているクルシェウスキー。ホロボーのラッシュをショルダーブロックして凌いだクルシェウスキー。打ち合いになるが、パンチがヒットしているのはホロボー。それでも手を出していくクルシェウスキー。右がヒットしクルシェウスキーふらついた。右ストレート。右ボディを入れるホロボー。一転してタックルに入るとクルシェウスキーはまたギロチンで引き込んだ。ホロボーも疲れがあるのかなかなか外せない。しかし外れた。ホロボーパウンド。ホーン。

2Rホロボー。両者フルダウン度戦ったかのような消耗。

3R。両者足を止めての打ち合い。クルシェウスキーのパンチがヒットしたが、ホロボーも下がらず打ち返す。四つに組んだクルシェウスキーが外掛けテイクダウン。ハーフ。ガードに戻すホロボーにヒジを入れる。クルシェウスキーがパスを狙うが、ホロボースクランブルからタックルに入り立った。クルシェウスキーがパンチをヒットさせるがホロボー下がらず出ていく。しかしクルシェウスキーのタックルで簡単に倒された。ホロボーKガードからスイープを狙う。後転からタックルに入る。倒して上になるとハーフからヒジ。クルシェウスキーさすがに消耗して背中をべったりつけている。ハーフからヒジを入れるホロボー。ガードに戻したクルシェウスキー。体を起こしたがホロボーバックに回りチョーク。しかし外れた。なおもバックマウント。パンチを入れるホロボーにクルシェウスキーはヒジを打ち込む。タイムアップ。

三者29-28でホロボー勝利!TUF決勝以外のUFC本戦では初勝利。激闘を制した。

クルシェウスキーはギロチンでの引き込みを繰り返し、惜しい場面もあったものの、フィニッシュには至らずポジションを悪くしただけだった。

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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN60 トレイ・オグデン

【UFC ESPN60】強振、ラジャポフ。オグデンのていうダウンからマウント&バックに下る

<ライト級/5分3R>
トレイ・オグデン(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)

右オーバーハンドで前に出るラジャポフに対し、ケージ前を左に回るオグデンがダブルレッグを仕掛ける。テイクダウンを決めたオグデンは足を抱えて、スクランブルでバックへ。ラジャポフはヘンゾ・ロックで後方に倒され、両足をフックされる。オグデンはRNCを狙い、ハーフネルソンで背中を伸ばしにかかるがラジャポフも懸命に亀を続ける。オグデンは仰向けに転じて、後方から鉄槌を入れワキ腹を殴る。

ボディトライアングル&パンチにも懸命に耐えるラジャポフはクラッチを組ませない。残り30秒、アゴの上からの仕掛けを防がれたオグデンはフィニッシュこそ逃したもののポイントでリードした。

2R、真っ直ぐ飛び込んだラジャポフに左フックを当てたオグデンが押し返して、ダブルレッグを仕掛ける。切ったラジャポフが重いストレート、フックを振るうとオグデンの動きと鈍る。それでもレベルチェンジから組みつくようにポジションを入れ替えたオグデンだが、ラジャポフの圧にケージを背負って右を被弾する。さらにアッパーを入れたラジャポフだったが、組まれて小外掛けで倒される。

簡単にマウントポジションを許してしまったラジャポフは腰を押すが、エルボーを落とされ方固めをセットされる。マウントのまま絞めて、抑えるオグデンがスライドさせるも、すぐにマウントに戻り絞めは解除。下から殴り、スクランブルに持ち込んだラジャポフがギロチンも切り抜けてスタンドへ。左フックを振るうが有効打はなかった。テイクダウン&決定的なポジションと、パンチの有効打があったラジャポフ。最近のMMAでは、ラジャポフのラウンドとなる可能性もある。

最終回、右フックを入れて前に出たラジャポフは、オーバーハンドにテイクダウンを合わされる。ここもオグデンが即座にマウントを奪い、胸を合わせて肩固めの機会を伺う。ラジャポフは下から右の拳を入れるが、抑え込まれたまま時間が過ぎていく。残り90秒で、スクランブルに持ち込んだラジャポフは、ここでもギロチンを防いで下になったオグデンにパウンドを落としていく。オグデンはクローズドも、腰を落としたラジャポフが重いパウンドを連打する。さらに鉄槌を振り下ろしたラジャポフが、エルボーへ。残り10秒を切り、オグデンは腹を両足で蹴り上げてラジャポフに宙を舞わせ、時間となった。

結果はテイクダウンとマウントポジションで試合を優勢に進めたオグデンが判定勝ちを収めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN53 カート・ホロボウ トレイ・オグデン

【UFC ESPN53】トレイ・オグデンが鉄壁のTD&抑え込みでカート・ホロボウを完封。フルマークの判定勝ち

<ライト級/5分3R>
トレイ・オグデン(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
カート・ホロボウ(米国)

左ジャブを伸ばすオグデン、ホロボウが右カーフから右を狙う。踏み込んでボディを殴ったホロボウがカーフを入れる。ワンツーを入れたホロボウに対し、オグデンがダブルレッグ一発でテイクダウンを決める。ホロボウのクローズドを開け、右足を抜いたオグデンがハーフから枕で圧を掛ける。腰を押して耐えるホロボウだが、顔ががら空きでパンチを受ける。ホロボウにフレームを創らせないタイトな抑えで、パスを狙うオグデンが肩パンチを打ちつける。枕&パスの圧を高めるオグデンが、トップコントロールを続ける。ブリッジも潰され、重い抑え込みのオグデンがスペースを創って殴りに。ホロボウも下からパンチを出したもの初回は失った。

2R、カーフからワンツーのホロボウが左インローを蹴られる。ローを蹴り合う両者、オグデンが軌道を変えるハイを狙う。ホロボウは左ミドルを入れ、ワンツーを放つ。近い距離でパンチを交換する両者、ホロボウはワンツーをヒット。オグデンが左ミドルを返す。ダブルを切られたオグデンがヒザ蹴りも、ホロボウが右を当てる。右カーフから右、続く左ショート入れたホロボウは組まれて大内刈りテイクダウンを奪われる。

初回と同様にしっかりとハーフ&枕で抑えたオグデン。ホロボウはスクランブルに持ちこみたいが背中をつかされた状態が続く。残り90秒、キムラ狙いのホロボウに連打のオグデンの優勢が続く。手首を取られても、すぐに振りほどいてパンチを落とすオグデンが鉄槌の連打へ。なんとか頭を抱えて逃れたホロボウだが、連続でラウンドを落とした。

最終回、オグデンがジョブを当てて足を使う。さらに左インローを蹴って動くオグデンに対し、ホロボウが右を当てる。1分経過した時点で、力強いダブルレッグを決めたオグデンが盤石のハーフでオントップに。肩パンチを入れ、パスを狙いつつの完全抑え込みのオグデンがケージを蹴って、頭をオクタゴン中央に向ける。

右腕を差したホロボウだが、足を引き寄せて上体を起こすことができない。すぐにセナkをつかされたホロボウは、ついにマウントを許す。マウントでも枕のオグデンは左腕を解くことなくタイムアップまで抑え続けた。

結果は当然のようにフルマークでオグデンに凱歌が挙がった。「2試合前のマイルス・ジョンスに続き、マラソンMMAはUFCで7連勝になった。このまま前進するよ」と勝者は話した。


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45 AB AJ・ドブソン BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL UFC UFC ESPN53 アマンダ・ヒーバス アンドレ・リマ カート・ホロボウ キャメロン・サーイマン コディ・ギブソン ジュリアン・エロサ スティーブン・グウェン トレイ・オグデン ヒカルド・ラモス ビリー・クゥアンティロ フェルナンド モハメド・ウスマン ヤルノ・エレンズ ルイス・パフエロ ローズ・ナマジュナス

【UFC ESPN53】37歳でUFCと3度目の契約。不死鳥カート・ホロボウ「愛するファイトを追いかけてきた」

【写真】マスト・リスペクト。人生として、こういう生き方ができれば最高だ(C)MMAPLANET

23日(土・現地時間)、これから2時間後にスタートするUFC ESPN53「Ribas vs Namajunas」。ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われる同大会でカート・ホロボウがトレイ・オグデンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

2013年、26歳の時にUFCにリリースされた。2019年、2度目のリリースは31歳の時だった。そして昨年のTUF31に37歳にして優勝を飾り、3度目のUFC契約を果たした。それだけでも奇跡的なカムバック劇、30歳を超えてUFCを追い続けてきた男のファイト・ヒストリー――カート・ホロボウに初インタビューを試みた。



――トレイ・オグデンと今週末に戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は20日に行われた)。

「最高だよ。良いマッチアップだし、人生でも最高の部類のシェイプを誇っている。準備は完璧に整っているよ」

――日本のファンがカートの存在を認識するようになったのは、Titan FCでJZ・カルバンことジェシアス・カバウカンチに勝利した頃からだと思いますが、すでに一度UFCで戦った後でした。2013年にUFCで戦い、JZ戦後の2018年にコンテンダーシリーズ参戦を経て2度目の契約。いずれも勝利を挙げられず、去年のTUF31で3度目のUFC契約を果たしました。36歳でUFCとの契約はもうミラクルかとも思えるのですが、カートはなぜそこまでUFCにこだわってきたのですか。

「UFCは世界最大のMMAプロモーションで、世界最大のプラットフォームを持っている。世界のベストが集まるのがUFCだ。UFCで戦う限り、自分が世界でベストの1人だと思える。UFC以外では勝ち続けても、UFCではそうではなかった。UFCで結果を残したかったんだ。Titan FCでもXFCでもUFCレベルの強い選手と戦ってきたしね。TUFに出場できたのも、36歳になっても試合を続け、UFCを目指し続けてきただけでなく、そのレベルにあったからだと思っている。試合に勝ち続け、フィニッシュし続けていたから」

――確かにカートは2019年にUFCにリリースされて以降、ローカルショーからTUFフィナーレまで全試合でフィニッシュ勝利を挙げていますね。それにしても30歳を超えて、BellatorやPFLという他のメジャーオーガニゼーションで戦おうという気持ちにならなかったですか。

「とにかくマネージャーとは、ベストオファーが何かを考慮して一緒にやってきた。BellatorとPFLに関しては、PFLでは戦う機会はあったのは事実だ。正直をいえばUFCで2度目のリリースの憂き目にあった時、もう31歳だった。UFCで戦うチャンスは絶対にないと思っていた。だからBellatorで勝ちたいと考えた時もあったよ。ただえさえUFCから一度リリースされて、戻ることは簡単じゃない。それが僕の場合は2度も失敗したんだから。

あの時はマネージャーとWIN WINになる契約を結びたいとも話した。BellatorだってPFLだって大きなプロモーションだからね。とにかく戦い続けること。諦めないで試合を続け、得られたチャンスを生かすことだけを考えるようになった」

――2度目のリリース後も戦い続けることに対して、ご家族の反応はいかがでしたか。人生に夢は必要ですが、夢だけでは生きていくことはできないです。

「僕のファミリーは、僕がやりたいことを貫けるよう支えてくれた。一つ良かったのは、家族がMMAもそうだし、柔術をやっていてジムで毎日のように一緒に汗を流している関係にあったことだ。そしてUFC以外で戦う時も、イージーファイトはなかった。常にタフな相手と戦った。メインイベントでタフな相手との試合を続けた。プロモーションも若くて力のある選手が出てくると、元UFCファイターという肩書のある選手を越えさせようというマッチメイクをする」

――確かに。箔をつけるためのファイトですね。

「そうだ。そういうタフな状況でフィニッシュして勝つことで、自己証明を続けた。だからこそ、TUFで3度目のチャンスを得られ……それを生かして、今UFCで戦うことができている。何よりコレが本当に最後の勝負だと自覚している」

――UFCでの苦い思い出を払拭でき、上位進出を果たす自信はありますか。

「ここで過去と同じようなことを繰り返すと、もう終わりだ。自分の力を証明する最後のチャンスだ。そういうなかでTUFでフィニッシュ勝利を続けることができたことは、確かな自信になっている。強い相手と戦い続けることができ、勝ち続けることができた。ファイターとして成熟してきたと思っているよ。このまま勝ち続け、ランキング入りを果たし……その結果としてタイトルショットまでたどり着けるよう戦うだけだよ」

(C)Zuffa/UFC

――では今週末に戦うオグデンの印象を教えてください。

「堅実なファイターだ。どの局面でも過不足戦えるけど、特別なモノはない。でに試合内容を予想するなんて無意味だ。常に自分のやるべきことをやりきる。1試合、1試合、それを続けること。土曜日の夜も同じだ。相手と向き合い、触れ、拳が交錯し、自分のやるべきことが分かってくる。これまで通り、ファンが喜ぶファイトをしたいね。

そして同世代……いや年齢に関係なく、日々を生き抜くことに一生懸命な人達に勇気を与えることができれば嬉しい。何が起ころうとも、僕は諦めずにやってきた。勝っても、負けてもリリースされても、諦めることはかった。自分の愛するファイトを追いかけててきた。自分のやりたいことを続けきた。そんな僕の試合を視ている皆も、同じように愛することに没頭して、楽しい人生を送って欲しい。皆に喜んでもらう戦いをする。僕の試合を楽しんでほしい」

――カート、話を聞いているだけでも明日への活力を与えてもらったと思えます。ありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。いつの日かUFCが日本で大会を開くとき、そのトラベル・リストに僕の名前があるようプッシュしてほしい。ブラジルとロシアで戦った。戦いたいと思った国で戦うことができた。残されているのは日本、日本で戦うことだけなんだ」

■視聴方法(予定)
3月24日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFC ESPN53対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
ローズ・ナマジュナス(米国)

<ミドル級/5分3R>
エドマン・シャバジアン(米国)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ペイオン・タルボット(米国)
キャメロン・サーイマン(南アフリカ)

<フェザー級/5分3R>
ビリー・クゥアンティロ(米国)
ユーゼフ・ザラル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・パフエロ(ペルー)
フェルナンド・パディーヤ(メキシコ)

<ライト級/5分3R>
トレイ・オグデン(米国)
カート・ホロボウ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ラモス(ブラジル)
ジュリアン・エロサ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ(米国)
コディ・ギブソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・グウェン(米国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

<女子バンタム級/5分3R>
モントセラ・レンドン(メキシコ)
ダリア・ジリシニコワ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
イゴール・セヴェリーノ(ブラジル)
アンドレ・リマ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
モハメド・ウスマン(ナイジェリア)
ミック・パーキン(英国)

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o UFC キック キャメロン・サーイマン クリスチャン・ロドリゲス トレイ・オグデン フェルナンド ペイトン・タルボット

UFC on ESPN53:オッズ/予想と展望

アマンダ・ヒバス 2.80
ローズ・ナマユナス 1.46
カール・ウィリアムズ 1.54
ジャスティン・タファ 2.54
エドメン・シャバージアン 1.49
A.J.ドブソン 2.70
ペイトン・タルボット 1.68
キャメロン・サーイマン 2.24
ビリー・クアランティー1.87
ユーセフ・ザラル 1.95
フェルナンド・パディーヤ 1.59
ルイス・パフエロ 2.42
カート・ホロボー 2.30
トレイ・オグデン 1.65
リカルド・ラモス 1.59
ジュリアン・エローサ 2.42
マイルズ・ジョーンズ 1.70
コーディ・ギブソン 2.20
ヤルノ・エレンス 2.54
ティーブン・ヌエン 1.54
モンツェラート・レンドン 2.85
ダリヤ・ジェレズニャコバ 1.44
イーゴル・セベリーノ 2.50
アンドレ・リマ 1.56
ハメド・ウスマン 2.14
ミック・パーキン 1.74

メインは元ストロー級王者ナマユナスのフライ級2戦目。

ナマユナスはUFC14戦で、そのうち7戦がタイトルマッチ。昨年9月にフライ級に上げ、いきなりランキング2位のマノン・フィオロと対戦。勝てば即タイトル挑戦者候補にもなる試合だったが、1R序盤に放ったパンチで人差し指を骨折し、以降は拳を握れなかったことも影響してか、終始打撃で劣勢な展開での判定負け。負傷の影響もあったかもしれないが、フライ級では体格的ハンデもあり、厳しいように見えた。

2戦目の相手はランキング8位のヒバスだが、ヒバスはストロー級で6戦、フライ級で4戦と、両方の階級で戦っていて、前戦もストロー級。今回が初メイン。柔道バックボーンで、女子柔道家に多い首投げ→袈裟固めが得意。

ストロー級でも戦っているヒバスが相手なら、ナマユナスも体格差に苦しむことはないはず。ナマユナス判定勝ち。

セミはヘビー級ノーランカー対決。当初、ウィリアムズはタファ弟のジュニア・タファと対戦予定だったが、先月のAPEX大会でジャスティン・タファが計量当日に体調不良となり欠場。急遽、セコンドで来ていたジュニア・タファが代役で出場したが、マルコス・ホジェリオ・デ・リマにKO負けした。ジュニア・タファは先に今回のウィリアムズ戦が決まっていたが、KO負けで出場できなくなったため、今度は体調不良から回復した兄のジャスティンが代役を務める。

メインカードにはUFC2戦目のペイトン・タルボットが抜擢。コンテンダーシリーズ勝利でUFCと契約し、昨年11月のデビュー戦でもいきなりメインカードに登場。1Rにテイクダウンされると防戦一方となったが、2R以降はスタンドでプレッシャーを掛ける展開で形勢逆転し、3Rにタックルを潰してマウントを奪うとパウンド連打→背中を向けた相手にチョークで一本勝ち。しかし相手のアギーレもUFC0勝1敗だったので、この勝利だけではUFCで通用するかはわからなかった。

今回の相手サーイマンはキックがバックボーンで、UFCデビューから3連勝。しかし前回は2試合連続体重オーバーのプロスペクトキラー・クリスチャン・ロドリゲスに組みの展開に持ち込まれ、接戦の末判定負けでUFC初黒星を喫した。

プロスペクト同士の対戦は、タルボットがフェイバリットとなっている。

第1試合開始は24日朝8時から。速報します。

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MMA o UFC トレイ・オグデン

UFC on ESPN+92:第2試合・ニコラス・モッタ vs. トム・ノーラン

ライト級。

ブラジルのモッタの前戦はUFC契約最終戦だった昨年11月のトレイ・オグデン戦。終始後手に回る展開で、3Rに肩固めに捕まったが、落ちてないのにレフェリーが落ちたと勘違いして試合を止めてしまいノーコンテストに。しかし逆転する期待もなかったし、あそこでタップがなかったとしてもオグデンが判定で勝っていただろう。モッタは幸運な裁定に救われた。オグデンとの決着戦は組まれず、初参戦のノーランとの対戦に。UFC1勝2敗1NCの30歳。

オーストラリアのノーランは昨年8月のコンテンダーシリーズに出場。1分でKO勝利しUFCとの契約を果たした。フェザー級王者ヴォルカノフスキーのようにノーランもラグビー出身で、オフシーズンの体作りのためにMMAのトレーニングを始めた。ライト級で身長191cm、リーチは193cm。オーストラリアのフィーダーショー・Eternal MMAを中心にキャリアを積んだが、プロデビューからはまだ3年しか経っていない。キャリア6戦全勝で、6勝のうちKO勝ちが4つある。ライト級では2番目に若い23歳。

パンチから組んで肘を入れたノーラン。ジャブ、ミドル。モッタもミドルを返す。ミドルの蹴り合いから出たノーランだが、モッタの右ストレートを貰いダウン!モッタパウンド連打!亀になったノーランのバックからパンチを打ち込むモッタ。ノーラン打たれ続けてレフェリーストップ!

プロスペクトにUFCの洗礼。4戦して1勝の相手に1RKO負けでキャリア初黒星。得意の打撃で攻めていたように見えたが、距離が近くなったところで右をもらってしまい、実質一発で終わってしまった。

モッタはこれで14勝中10KO勝利。うち8試合が1RでのKO勝ちとなる。

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【UFN232】名門ノヴァウニオンから11勝0敗でUFC初陣、ハファエル・マカパ「世界が僕を認識する」

【写真】通訳をしてくれたのはノヴァウニオン総帥デデこと、アンドレ・ペデネイラス。ハファエル・エステヴァンのニックネームは、そのものずばりマカパだ(C)MMAPLANET

18日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN232:UFN on ESPN+90「Allen vs Craig」で名門ノヴァウニオン所属のハファエル・エステヴァンがオクタゴン・デビューを迎える。
text by Manabu Takashima

デビュー以来11連勝、巧みなポジションとパウンドを融合させた──ある意味、ノヴァウニオンらしいファイターのエステヴァンが、LFAでフライ級王者だったチャールズ・ジョンソンとのUFC初陣を前に、自信のほどを語った。


マカパは128ポンドで、計量失敗。キャッチ戦でジョンソンと戦うこととなった(C)Zuffa/UFC

──ハファエル、ついにUFCデビューを迎えます。

「5月に予定されていたデビュー戦では、減量中に体調を崩してしまって。でも、今回はバッチリだ。体重もしっかり落ちていて、いよいよUFCで戦えるから凄く嬉しい」

──そんなハファエルがMMAファイターを目指すようになったのは、なぜですか。

「ジョゼ・アルドとヘナン・バラォンがUFCのチャンピオンとして活躍しているのを見て12、13歳の時にマカパで柔術を始めた。この時からMMAファイターになりたかったけど、その過程で柔術でも世界チャンピオンになれれば良いなとは思っていた。でも第一の目標はMMAでチャンピオンになることだった。

マカパでは3年間、柔術だけの練習をして15歳の時にリオデジャネイロに移り住んだんだ──ノヴァウニオンで練習するために。アルド、バラォンがいたからね。デデの下でボクシング、レスリング、そして柔術も学ぶようになった。ノヴァウニオンで練習を積み、MMAで戦うようになった。そして11連勝し、UFCで戦えるようになったんだ。UFCでやれるだけの下地は十分にできているよ」

──過去の試合映像を見ると、素晴らしいグラウンドの攻防を繰り広げていますが、絞めや関節技よりも殴って削り、パウンドで仕留めるという試合が多かったです。

「僕はどの局面でも対応できるだけの力を持っている。サブミッションでフィニッシュできる状況なら、サブミッションでフィニッシュする。でも、それだけのスペースがなければ間違いなくパンチで削って、フィニッシュを狙う。当然、エルボーも使ってね。試合の流れと相手の反応次第だよ。サブミッションで仕留めるのか、殴って終わらせるのかは」

──なるほど。とはいえ、今のMMAはあれだけ寝技で技術の交換が見られるのはブラジルに特化した状況かと思います。寝技につき合わない、柔術は防御のために使う。そのようなスタイルのなかで戦うことをどのように思っていますか。

「15年間、ずっと倒して寝技に持ち込む練習をし続けてきたんだ。それにノヴァウニオンでは立ち上がろうとする相手を、寝技から逃れることができないようにするトレーニングには特に力を入れてやっている。チャールズ・ジョンソンが僕と寝技で戦いたがらないことは絶対だよ。でもね、どれだけそんな風に試合を組み立てようとしても、この試合はグラウンドで決着をつける」

──では、そのジョンソンの印象を教えてください。

「チャールズ・ジョンソンのことは凄く尊敬している。でも、自分が勝利することに絶対の自信を持っている。ジョンソンはとてもテクニカルなムエタイ・ファイターだ。僕はさっきも言ったように凄く順調に仕上げることができた。今の僕は手のつけられないファイターになっているよ。何より、チャールズ・ジョンソンを倒すためには、全て必要なことは何でもやってきたからね。凄く激しいトレーニングをこなしてきた。だから試合が終わった時、レフェリーが僕の手を挙げる。絶対だ。

土曜日の試合が終わった後、世界が僕を認識するようになっている。如何に僕が優れたファイターが、UFCの皆が理解するだろう」

──ところでUFCフライ級には平良達郎選手が活躍していますが、彼の印象の教えてくれませんか。

「もちろん、タイラのことは知っている。素晴しいファイターだよ。もし、彼と戦える日が来るなら大歓迎だ」

──では日本のファンにメッセージをお願いします。

「いつの日か、日本で戦いたいと思っている。ノヴァウニオンでは、多くの選手から日本の良い思い出を聞かされてばかりだから、実際に僕も日本で彼の思い出のような体験をしたい。そして、土曜日の試合でも日本のファンの声援をパワーに変えて勝ちたいと思うから、ぜひとも僕を応援してほしい」

──最後にデデ、ジョン・ホーキ、シャオリン・ヒベイロ、レオ・サントス、ホブソン・モウラと20年以上も前から日本で活躍してきた名門ノヴァウニオンを代表して、UFCで戦うことをどのように思ているのかを教えてください。

「今、名前が挙がったファイターたちは僕にとって、人生の目標のような存在だ。僕はまだ若いからシャオリン世代のファイターは既に米国に移り住んで会ったことがないけど、アカデミーでは今も伝説として色々な逸話が残っている。もちろん、ノヴァウニオンを代表して戦うことは、これ以上ない僕の誇りになっているよ」

■視聴方法(予定)
11月19日(日・日本時間)
午前4時~UFC FIGHT PASS
午前3時30分~U-NEXT

■UFN232対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ブレンダン・アレン(米国)
ポール・クレイグ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ(豪州)
マイケル・モラレス(エクアドル)

<ライト級/5分3R>
ジョーダン・ラヴィット(米国)
チェイス・フーパー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
ニック・アギラー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
ルアナ・ピネイロ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピレース(米国)
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
ホゼ・ジョンソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ダンカン(英国)
デニス・チュルリン(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
ミック・パーキン(英国)
カイオ・マチャド(ブラジル)

<148ポンド契約/5分3R>
ルカス・アレクサンデル(ブラジル)
ジャカ・サラギ(インドネシア)

<136ポンド契約/5分3R>
ルシエ・プシオワ(チェコ)
アイリン・ペレス(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ニコラス・モタ(ブラジル)
トレイ・オグデン(米国)

<138ポンド契約/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
ハファエル・マカパ・エステヴァン(ブラジル)

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o UFC キック トレイ・オグデン パンクラス

UFC on ESPN44:第4試合・ランド・バンナータ vs. ダニエル・ゼルフーバー

ライト級。

2013年にパンクラスに参戦し、ゆでたまごの息子に一本勝ちしたバンナータもUFC7年目のベテランに。が、UFCデビュー戦でトニー・ファーガソンを打撃でぐらつかせ、次の試合でバックスピンハイキックでKOした後は、これといって実績を残していない。連敗こそ1度もないものの、4勝6敗2分けで負け越しており、連勝もない。一度フェザー級に落としたが、初戦スプリット判定勝ちの後1Rギロチンで一本負けし、今回からまたライト級に戻す。31歳。

メキシコのゼルフーバーは全勝でコンテンダーシリーズに出場し、勝って22歳でUFCとの契約を決め、「ゴールデンボーイ」の異名の通り将来を嘱望されていたが、圧倒的フェイバリットで迎えた昨年9月のデビュー戦は、0勝1敗のトレイ・オグデンに序盤から様子見で手が出ず、終始ペースを握られたまま、持ち味を出せずに判定負けして、期待を大きく裏切った。今回もUFC10戦のベテラン相手にオッズではフェイバリットではあるものの、小差で期待度は下がっている。185cmの長身。

ローを蹴るバンナータ。蹴りを入れていくゼルフーバー。じわじわと詰める。バンナータ飛び込んでパンチを入れたが、受け止めてケージに押し込むゼルフーバー。引き剥がすバンナータ。パンチを打ち込むゼルフーバー。ぐらついたバンナータ。一気に詰めたゼルフーバー。膝がビッグ・ヒット!ダウンしたバンナータにパウンドラッシュ!足で阻もうとするが打たれている。頭を抱えて打たれるバンナータ。連打を続けるゼルフーバー。止めてもいいがレフェリー止めない。打ち続けるゼルフーバーだがなおも止めない。バンナータようやく体を起こして立った。そこにパンチを入れたが、さすがにラッシュで疲れたのか、残りは様子見するゼルフーバー。ホーン。

1Rゼルフーバー10-8。

2R。両者とも動けている。ゼルフーバーのスタミナ、バンナータのダメージも表向きは問題ない模様。じわじわ詰めるゼルフーバー。バンナータ飛び込んでパンチを入れた。飛び込んでワンツー。飛び込んで今度はタックル。しかし止めるゼルフーバー。離れる。詰めてパンチを入れるバンナータ。ゼルフーバーちょっと手数が減っている。大きな展開のないまま残り1分。ゼルフーバーのハイをキャッチしてテイクダウンを狙うバンナータ。こらえたゼルフーバーだが、膝を着いたところにパンチを入れた。離れる。ホーン。

2Rバンナータ。

3R。パンチで出たゼルフーバー。もらったバンナータ。下がるが追いかけるゼルフーバー。ケージに詰まったバンナータにパンチを打ち込む。距離を取るバンナータ。ジャブを入れるゼルフーバー。バンナータなかなか飛び込めない。ゼルフーバー右ハイ。飛び込むバンナータをバックステップでかわしてワンツー。右ハイがヒット。効いてないアピールするバンナータ。残り1分。飛び込むが距離を取られる。ジャブで近寄らせないゼルフーバー。パンチから左ハイを当てたバンナータだが、今度はゼルフーバーが来てないアピール。最後に飛び込んでハイを放ったバンナータだが、ゼルフーバータックルに入りタイムアップ。

29-27、29-28、30-27の3-0でゼルフーバーがUFC初勝利。

1R10-8つけたのは1人だけ。ほぼKOだったので(というかストップが妥当)10-8でいいと思ったが、その後の動きを見てそれほどのダメージではないと見たのか?2戦目で初勝利のゴールデンボーイだが、負け越している相手に攻めを凌がれると、あとは倒しに行かず安全策での勝利。

バンナータはUFCで初めての連敗。

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MMA MMAPLANET o UFC UFC287 イグナシオ・バハモンデス キック トレイ・オグデン

【UFC287】スイッチ、上中下の蹴りとジャブ&ストレート。攪乱ファイトでバハモンデスがオグデンを完封

<160ポンド/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
トレイ・オグデン(米国)

チリから米国に移住した際、2年間住んだマイアミでのファイトに入場時に感極まった症状を見せたバハモンデスは、その特徴であるスイッチを小刻みに繰り返すでローを蹴っていく。オグデンもローを返し、サイドキックへ。かわしたバハモンデスは右ローから左を伸ばす。バハモンデスは左ボディストレートを入れ、ジャブを繰り出す。右ローでオグデンの姿勢を乱させ、スイッチして左ストレートと攪乱するバハモンデスが、ローカーフ&ジャブで試合をリードする。

手がなかなか出ないオグデンが左フック、バハモンデスは左ミドルを決める。ブロックしているとアピールしたオグデンだが、後手後手に回りケージに押し込まれる。ここから右ローを蹴られたオグデンは、続いて左インローを受け、ハイを狙われる。バハモンデスは左ミドルを再び蹴り、跳びヒザで距離を詰める。右に回って間合いを取り直したオグデンだが、距離を詰めることもカウンターも出せず初回を戦い終えた。

2R、引き続きロー、ミドルを入れたバハモンデスがヒザ蹴りから、ジャブを決める。左足が内側も外側も赤く染まっているオグデンが左フックをカウンターで狙うが、これでは足が持たないか。バハモンデスは下を蹴って、顔面にパンチを継続的に入れ優勢を維持する。とはいえボディショットに動きが止まり、絶対的な場面も創れなかったため、マイアミのファンはブーイングを送る場面も見られた。

最終回、ハイから右カーフを蹴って先制したバハモンデス。逆転にはフィニッシュが必要なオグデンは左ミドルを蹴られると、圧を受けて回り始まる。バハモンデスは左ジャブを入れ、下がったオグデンに右カーフを続ける。さらに左ミドル、ワンツーと正確なリズムで試合を続けるバハモンデスは左フックを被弾しても、怯まず左を打っていく。奥足=右足でもハイを蹴り、左右のローで攻めるバハモンデスに対し、オグデンは手がない。

残り90秒を切り、ブーイングが起こるなかでバハモンデスは左ボディ、スピニングバックキックを繰り出す。ブーイングやリスクを冒して攻めないといけないという意見が酷なほど一方的に支配したバハモンデスは、最後に回転系の攻撃とカカト落としと派手な動きで試合を締めた。

フルマークでないのが不思議な一方的な判定勝ちに「次のレベルで戦う力を見せられたと思う。数週間で試合を受けてくれたオグデンに感謝している」とバハモンデスは話した。


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