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PFL2024#8:セミファイナル・ロブ・ウィルキンソン vs. ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ

ライトヘビー級トーナメント準決勝。

オーストラリアのウィルキンソンは2022年のPFLウィナー。連覇を狙って出場した昨年は、初戦で元UFCタイトルチャレンジャーのチアゴ・サントスに完勝したものの、試合後に禁止薬物が検出されノーコンテストでリーグ戦失格処分。今年は初戦で緊急代役のトム・ブリーズ、2戦目で昨年ファイナリストのジョシュ・シルヴェイラに勝利している。ここまでキャリア19勝2敗。2敗はUFCとの契約時に喫したもので、相手は元修斗王者バハドゥルザダと、明日ミドル級王座返り咲きを狙うイスラエル・アデサニヤ。32歳。

ロシアのヤクシムラドフはライトヘビー級唯一のBellatorファイターの勝ち残り。ロシアのACAライトヘビー級王者からBellatorにライトヘビー級GPで初参戦したが、一回戦でコーリー・アンダーソンに3RKO負け。続くアルブレックソン戦でも判定負けして連敗となったが、そこからBellatorで3連勝、PFLでも予選リーグで2連勝していて5連勝中。35歳。

右を打ち込むウィルキンソン。打撃でプレッシャーを掛けていく。左がヒット。ヤクシムラドフも打ち返す。カーフの蹴り合い。ヤクシムラドフ飛び込んで左フックをヒット。プレスするウィルキンソン。ケージ際まで下がったヤクシムラドフだが、ウィルキンソンそれ以上出られない。距離を取りながらジャブ。右で飛び込もうとしたウィルキンソンだがヤクシムラドフが左を返す。ウィルキンソンカーフからジャブ。ヤクシムラドフのワンツーがヒット。ヤクシムラドフシングルレッグ。首を抱えて凌いだウィルキンソン。離れる。残り10秒でまたシングルレッグ。ボディロックからリフトしてテイクダウンを狙ったがホーン。

1Rヤクシムラドフ。

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PFL2024#5:第9試合・ロブ・ウィルキンソン vs. ジョシュ・シルヴェイラ

ライトヘビー級。ウィルキンソン6点・1位、シルヴェイラ6点・2位。

ウィルキンソンは2022年にPFLに出場し100万ドルを獲得。連覇を狙い昨年も出場したが、初戦で元UFCタイトル挑戦者のチアゴ・サントスに判定勝ち後、禁止薬物の使用が発覚して失格となった。出場停止明けの初戦となるリーグ初戦は、元Bellator王者のフィル・デイヴィスと対戦予定だったが、デイヴィス欠場で元UFCのトム・ブリーズと対戦。スタンドでパンチを効かせて、亀になったブリーズにパウンドを入れてのKO勝ち。UFC時代はイスラエル・アデサニヤとの対戦経験もある(2RKO負け)。32歳。

シルヴェイラはATTヘッドコーチのマーカス・コナン・シウヴェイラの息子。2022年からPFLに出場し、2年連続決勝トーナメントに進出しているが、2022年はベスト4、昨年は決勝で敗れている。初戦は昨年のウェルター級優勝・サディブ・シーと対戦し、シーをテイクダウンしようとした際に、マットに手をついたシーが親指を脱臼し、アクシデント的な負傷TKOでの勝利。

この試合がライトヘビー級で唯一初戦勝者同士の対戦となる。

ウィルキンソンがプレスしていく。ケージ際まで下がったシルヴェイラがタックルに行くが、四つに組み止めたウィルキンソンがケージに押し込んだ。首を抱えたシルヴェイラだが、ウィルキンソン引き剥がした。シルヴェイラまたタックルへ。ウィルキンソン膝を入れて離れた。左を打ち込みヒットしたシルヴェイラ、そのまままた組み付いてケージ押し込み。入れ替えたシルヴェイラ。差し返して離れたシルヴェイラ。左ミドル。さらに左をヒットさせたシルヴェイラがまたタックルへ。膝を合わせたウィルキンソンだが、そのまま組み付いて押し込むシルヴェイラ。入れ替えて離れたウィルキンソン。シルヴェイラまたミドル。ウィルキンソンが出るところにタックル。やや逃げ気味。しかしシングルレッグでケージに押し込んだ。ウィルキンソンの左足にしがみついて膝を着いたシルヴェイラ。しかし離れたウィルキンソン。パンチで出る逆にシルヴェイラがケージを背負った。タックルに来たところでギロチンで引き込んだシルヴェイラ。外れた。背中を向けて立ち正対したシルヴェイラ。押し込んで肩パンチを入れるウィルキンソン。ゴング。

1Rウィルキンソン

2R。ウィルキンソンがパンチから組み付いてケージに押し込む。また肩パンチ。離れた。今度はシルヴェイラが出る。シルヴェイラタックル。ウィルキンソン首相撲。そのままアッパー。ケージに詰めて膝。クリンチアッパーを入れて離れるウィルキンソン。シルヴェイラワンツー。シルヴェイラの右がヒット。出ていくシルヴェイラだが、ウィルキンソンから組みに行ってケージに押し込む。四つから足払いでバックに回ったウィルキンソン。首を狙っていく。シルヴェイラが立ってスタンドバック。離れた。シルヴェイラが出る。下がるウィルキンソンにワンツーを入れると組み付く。しかしウィルキンソンの膝をもらった。四つから足を掛けてテイクダウンしたウィルキンソン。ハーフ。パウンド。残りわずかで離れた。

2Rウィルキンソン

3R。シルヴェイラが右を入れるがウィルキンソン組んでケージ押し込み。離れた。ウィルキンソンシングルレッグ。下になったシルヴェイラがギロチン。ウィルキンソン立って引き剥がす。シルヴェイラすぐに詰めてパンチを入れるが、すぐにタックルに入ると切られる。ウィルキンソンタックル。かわして背中に乗ったシルヴェイラ。両足フックしてチョークを狙うが、前に落ちた。ウィルキンソンバックマウント。パウンド。チョーク。アゴの上か。うつ伏せになり股下から抜けて立ったシルヴェイラ。ウィルキンソンアッパー。すぐタックルに行くが、またかわしたシルヴェイラがバックに回りハーフバック。パームトゥパームでフェイスロック。外れた。バックキープを続けるシルヴェイラ。パンチを入れたがタイムアップ。

29-28ウィルキンソン、29-28シルヴェイラ、29-28ウィルキンソン。スプリットでウィルキンソン勝利。決勝トーナメント進出。

  1. (P)ロブ・ウィルキンソン・9点👑
  2. (B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ・9点👑
  3. (P)ジョシュ・シルヴェイラ・6点
  4. *(P)インパ・カサンガネイ・6点
  5. (P)アントニオ・カルロスJr.・6点 E
  6. (B)アレックス・ポリッツィ・3点 E
  7. (B)シモン・ビヨン・0点 E
  8. (P)サディブー・シー・4点 E
  9. *(P)ヤコブ・ネドー・0点
  10. (P)トム・ブリーズ・0点 E
  11. (P)アンドリュー・サンチェス・0点 E

 

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PFL2024#5:第8試合・ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ vs. シモン・ビヨン

ライトヘビー級。ヤクシムラドフ6点・3位、ビヨン0点・6位。

元Bellator5位ヤクシムラドフ。BellatorにはACA王者として、2021年のライトヘビー級GPで初参戦したが、初戦でコーリー・アンダーソンに3RKO負け。さらにプレリムに出場したカール・アルブレックソンにも判定負けしているが、その後3連勝したことでヤクシムラドフはランキングに残った。旧ソ連トルクメニスタン出身。ローカル時代にUFC暫定王座決定戦に出場したマゴメド・アンカラエフとも対戦している(判定負け)。リーグ初戦はPFLヨーロッパで優勝し本戦初出場となるヤコブ・ネドーに1RKO勝ち。35歳。

カメルーンのビヨンも元Bellatorで、ランク外で4戦して2勝2敗と、Bellator勢の中では実績で劣る。ライトヘビー級最長身の198cm。バックボーンはキックボクシング。初戦は2021年のPFLウィナー・カルロスJr.にテイクダウンからバックを取られてのチョークで1R一本負け。33歳。

両者オーソドックス。カーフを蹴るヤクシムラドフ。ビヨン右ハイ。ブロックしたヤクシムラドフ。逆にバックスピンキックを放った。パンチで飛び込みを見せるヤクシムラドフ。またカーフ。飛び込んでジャブ。フィニッシュが必要なビヨンだが、遠い間合いから打撃を入れていく。ヤクシムラドフバックブロー。またバックスピンキック。残り1分。ワンツーを出したビヨン。両者手数が少ない。ヤクシムラドフはそれでもいいが、1Rフィニッシュが必要なビヨンが攻めない。パンチから組んだヤクシムラドフ。離れ際に右をだしたビヨン。ゴング。

1Rヤクシムラドフ。

2Rも両者手数が少ない。ヤクシムラドフはまたカーフを蹴る。右で飛び込んだヤクシムラドフがそのまま組んでクラッチ。ケージに押し込む。クラッチを切ったビヨンが押し込まれながら膝を返す。ヤクシムラドフも膝を蹴ったがローブローに。再開。ビヨンが手を出していくがヤクシムラドフ距離を取る。残り15秒でヤクシムラドフテイクダウン。パウンドを入れる。ゴング。

2Rヤクシムラドフ。

3R。ビヨンがパンチを振って出たが、ヤクシムラドフシングルレッグでテイクダウン。ビヨンのガード。頭を起こさず上をキープ。ケージを使って立とうとするビヨンだが、ヤクシムラドフバックに回る。立って正対したビヨン。残り1分。レフェリーブレイク。ヤクシムラドフすぐにシングルレッグ。テイクダウン。サイドに着いている。もはや流すだけのヤクシムラドフ。ビヨン下で何もできず。タイムアップ。

三者フルマークでヤクシムラドフ勝利。

  1. (B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ・9点👑
  2. *(P)ロバート・ウィルキンソン・6点
  3. *(P)ジョシュ・シルヴェイラ・6点
  4. *(P)インパ・カサンガネイ・6点
  5. (P)アントニオ・カルロスJr.・6点 E
  6. (B)アレックス・ポリッツィ・3点 E
  7. (B)シモン・ビヨン・0点 E
  8. (P)サディブー・シー・4点 E
  9. *(P)ヤコブ・ネドー・0点
  10. (P)トム・ブリーズ・0点 E
  11. (P)アンドリュー・サンチェス・0点 E

ヤクシムラドフの決勝トーナメント進出が確定。

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PFL2024#5:第7試合・アントニオ・カルロスJr. vs. アレックス・ポリッツィ

ライトヘビー級。カルロスJr.6点・5位、ポリッツィ0点・7位。

ACJことカルロスJr.は2021年のウィナー。2022年も予選で2連勝したが、膝前十字靭帯断裂により決勝を欠場。2023年シリーズも怪我からの回復のため試合せず、今年約2年ぶりに復帰。初戦でシモン・ビヨンから1Rチョークで一本勝ちしたが、ライトヘビー級は全試合が1R決着だったため、ACJはタイム差で5位となっている。キャリア16勝中12が一本勝ちで、KO勝利はない生粋のグラップラー。34歳。

ポリッツィは元Bellator6位。Bellatorの最終2戦はヨエル・ロメロとカール・ムーアに敗れているが、2人とも後にライトヘビー級王座に挑戦しており、ポリッツィもタイトル挑戦間近のところまでは来ていた。リーグ初戦は昨年のウィナー・カサンガネイとの対戦で、パンチを効かされ1RKO負け。32歳。

ポリッツィいきなりシングルレッグ。テイクダウン。カルロスJr.はギロチンに抱える。ポリッツィ立ってスタンドに。カルロスJr.の右が入って効いた!ポリッツィシングルレッグで誤魔化すが、カルロスJr.ががぶってパンチを入れていく。ケージに押し込んだポリッツィだがカルロスJr.離れた。ジャブ・カーフ・前蹴りを出すカルロスJr.。出てきたポリッツィにテンカオを打ち込むとカルロスJr.がタックルへ。テイクダウン。背中を向けて立ったポリッツィ。ハーフバックで背中に乗ったカルロスJr.。グラウンドに持ち込むが、ポリッツィまた立った。降りて離れたカルロスJr.。ポリッツィが出るところに右のカウンターがヒット。ポリッツィのローがローブローに。タイムストップ。再開。出てきたポリッツィにカウンターを入れるカルロスJr.だが、ポリッツィそのままパンチで詰めた。ゴング。

1RカルロスJr.。

2R。カーフを蹴るポリッツィ。シングルレッグ。ケージ際でこらえたポリッツィ。カルロスJr.は入れ替えるとダブルレッグへ。首を抱えてがぶったポリッツィ。しつこくタックルに行く。シングルレッグへ。ケージでこらえるカルロスJr.。入れ替えて離れた。パンチで出るカルロスJr.。ポリッツィまたタックルへ。ケージに押し込む。カルロスJr.、ポリッツィを飛び越えたが、ポリッツィがバックを取る。スタンドバックからカルロスJr.がスイッチ。しかしポリッツィががぶると足で腕を固定。ガードに戻したカルロスJr.。下から四の字ロック&ホールディング。ゴング。

2Rポリッツィか。

3R。ポリッツィカーフキック。カルロスJr.はジャブ。右ボディ。ポリッツィも右がヒット。ポリッツィタックルへ。シングルレッグ。切りきれないカルロスJr.。股下を抜けてバックに回ろうとしたが、逆にバックを取ったポリッツィ。腹固めの体勢。しかし腕が外れて逆にカルロスJr.が上に。亀から立とうとするポリッツィ。背中に乗ったカルロスJr.だが、股下から抜けられ立たれた。カルロスJr.タックル。切ったポリッツィ。また腹固め。そのままパウンドを打ち込む。解除してタックルに入るカルロスJr.だが切られた。疲れているカルロスJr.が下に。ハーフで押さえ込むポリッツィ。ハーフのまま打撃を打ち込む。タイムアップ。

判定29-28×3でポリッツィ勝利!

ポリッツィがしつこいタックルでカルロスJr.のスタミナを削って勝利。

  1. *(P)ロバート・ウィルキンソン・6点
  2. *(P)ジョシュ・シルヴェイラ・6点
  3. *(B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ・6点
  4. *(P)インパ・カサンガネイ・6点
  5. (P)アントニオ・カルロスJr.・6点
  6. (B)アレックス・ポリッツィ・3点 E
  7. (P)サディブー・シー・4点 E
  8. *(B)シモン・ビヨン・0点
  9. *(P)ヤコブ・ネドー・0点
  10. *(P)トム・ブリーズ・0点
  11. (P)アンドリュー・サンチェス・0点 E

両者5位以下が確定。

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45 AB MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05   アダム・ピコロッティ アレックス・ポリッジ アンソニー・ロメロ アントニオ・カルロス・ジュニオール インパ・カサンガネイ エルヴィン・エスピノーザ カール・アルベクツソン ガジ・ラバダノフ クレイ・コラード サディボウ・シ シモン・ビヨン ジョシュ・シルヴェイラ セルヒオ・コッシオ ソルト ソロモン・レンフロ トム・ブリーズ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ブレント・プリマス マス・ブーネル ミカエル・デュフォー ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#05】計量終了 とにかく殴り勝つしかないパトリッキー×ミランダ。非情なLH級1位×2位対決

【写真】これがPFL、100万ドルに向けたの戦いだ(C)PFL

21 日(金・現地時間)にユタ州ソルトレイクシティのハンツマンセンターで開催されるPFL2024#05の計量が、20日(木・同)に行われた。2024年第5戦はライト級とライトヘビー級のレギュラーシーズン最終戦となる。
Text by Manabu Takashima

初戦を終えてライト級の上位4選手=プレイオフ進出圏内はミカエル・デュフォー、クレイ・コラード、そしてエルヴィン・エスピノーザの4名だ。


とはいえデュフォーとコラード、そしてプリマスが5P獲得で、エスピノーザは4P、もう1人勝ち星を手にしているガジ・ラバダノフは3Pで、この両者が今大会で潰し合う。

デュフォーは7位のアダム・ピコロッティと、コラードは10位のマス・ブーネルと戦うわけでは、彼としては何としてもクイックシックスを狙う相手に3Pを手にできれば、プレーオフ進出が見えてくるので、敢えてフィニッシュを狙う必要がないファイト故にさらなるポイントの獲得もなるかもしれない。

ソロモン・レンフロと対戦するピコロッティも同様だが、レンフロが計量失敗で-1Pが確定しており、この時点でプレーオフ進出は他の試合でドローが続くという奇跡が起こらなければ絶望的となっている。

そのなかで注目なのは初戦で2R TKO負けした者同士、パトリッキー・フレイレとブルーノ・ミランダの一戦となる。上位陣の敗北があること前提で、両者揃って必要なのはクイック6だ。そして、それが可能なファイトスタイルの持ち主同士の対戦で、さらにいえば前戦からのインターバルは70日しかない。

特にパトリッキーはダメージの蓄積が心配されるからこそ、ピットブルらしくGo for Brokeファイトを展開するに違いない。しかもライト級全5試合中、後ろから2番目にこのカードは組まれている。つまりそれまでの状況だけでなく、クレイ・コラードが2Rまで敗れる可能性に賭けてパトリッキーとミランダは、KO狙いの殴り合いを展開することになる。

ライトヘビー級は初戦が全て初回決着、つまり上位5選手が6Pで、下位5選手が0Pという優劣なハッキリした状況下にある。

それなのに1位ロブ・ウィルキンソンと2位のジョシュ・シルヴェイラが潰し合うという──非情なまでのカードが切られた。この理不尽さこそ、PFLの妙といえる。

■視聴方法(予定)
6月22日(土)
午前5時45分~U-NEXT

■ PFL2024#05計量結果

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.8ポンド(70.66キロ)
マス・ブーネル: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 204.8ポンド(92.89キロ)
ヤコブ・ネドー: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ: 155ポンド(70.31キロ)
ブルーノ・ミランダ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 204.8ポンド(92.89キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205ポンド(92.99キロ)
シモン・ビヨン: 203.8ポンド(92.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.6ポンド(93.25キロ)
アレックス・ポリッジ: 203.4ポンド(92.26キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 155.8ポンド(70.66キロ)
ソロモン・レンフロ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ: 205.2ポンド(93.07キロ)
トム・ブリーズ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 156ポンド(70.76キロ)
エルヴィン・エスピノーザ: 155.8ポンド(70.66キロ))

<ライト級/5分3R>
ミカエル・デュフォー: 156ポンド(70.76キロ)
アダム・ピコロッティ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ロメロ: 155.8ポンド(70.66キロ)
セルヒオ・コッシオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンドリュー・サンチェス: 204.8ポンド(92.89キロ)
カール・アルベクツソン: 205.2ポンド(93.07キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー(メキシコ)
ジュリアン・ルイス(米国)

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PFL2024#5:オッズ/予想と展望

ライト級

(P)クレイ・コラード 5点・2位 1.37
(B)マッズ・バーネル 0点・10位 3.20
(B)パトリッキー・ピットブル 0点・9位 1.91
(P)ブルーノ・ミラン0点・8位 1.91
(B)ブレント・プリマス 5点・3位 1.57
(P)ソロモン・レンフロ 0点・6位 2.45
(B)ガジ・ラバダノフ 3点・5位 1.34
(P)エルヴィン・エスピノーザ 4点・4位 3.40
(B)アダム・ピッコロッティ 0点・7位 2.05
(P)マイケル・デュフォー5点・1位 1.56

混戦のライト級。昨年準優勝で、初戦で元Bellator王者パトリッキーを下したコラードは、元Bellatorフェザー級4位のバーネルとの対戦。PFL参戦で階級を上げたバーネルだが、初戦では体格差があり、コラードの勝利は固いか。

パトリッキーの2戦目は初戦で敗れているストライカーのミランダとの対戦だが、オッズはまさかのイーブン。年齢的に打たれ弱くなっているとみなされているか。昨年のベスト4とはいえ、実績では大きな開きがあるが。ミランダも初戦敗れて0点のため、クイックシックス狙いで序盤から倒しに来ると思われる。

影の優勝候補・ラバダノフは唯一初戦勝った者同士の潰し合いに。しかし初戦は判定勝ち3点のみの5位で、もし2戦目も判定勝ちだと6点止まりとなり、得点状況によっては予選敗退の可能性もある。試合順も前の方なので、フィニッシュを狙いに行くことが必要。

ライトヘビー級

(P)インパ・カサンガネイ 6点・4位 1.29
(P)ヤコブ・ネドー 0点・8位 3.70
(P)ロバート・ウィルキンソン 6点・1位 1.33
(P)ジョシュ・シルヴェイラ 6点・2位 3.45
(B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ 6点・3位 1.34
(B)シモン・ビヨン 0点・6位 3.40
(P)アントニオ・カーロスJr. 6点・5位 1.29
(B)アレックス・ポリッツィ 0点・7位 3.75
(P)サディブー・シー 0点・9位 1.52
(P)トム・ブリーズ 0点・10位 2.60

ライトヘビー級は全試合が1R決着で、カーロスJr.は1Rフィニッシュにも関わらず、タイム差で5位に。

2022年に優勝し100万ドルを獲得したウィルキンソンと、昨年準優勝のシルヴェイラが1位と2位で潰し合い。この2人に敗れている昨年のウェルター級優勝サディブー・シーとトム・ブリーズが0点同士の直接対決に。

初戦勝った5人と負けた5人では差があり、この階級は順当に初戦勝ったカサンガネイ・ヤクシムラドフ・カーロスJr.の3人と、ウィルキンソン vs. シルヴェイラの勝者4人で決まりそう。

ワンマッチ

アンソニー・ロメロ 1.56
セルジオ・カシオ 2.50
カール・アルブレックソン 1.46
アンドリュー・サンチェス 2.80
ブラヒアン・ザーカー 1.20
ジュリアン・ルイズ 4.80

リザーブマッチ的なワンマッチで、RIZINでワジム・ネムコフを破っているアルブレックソンが出場。Bellatorではランカーに敗れて2勝3敗。

第1試合開始は22日土曜日の朝6時から。なお、同日の25時からはUFCサウジアラビア大会とBellatorダブリン大会が同時開催される。速報します。

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#02   トム・ブリーズ ブログ ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#02】絶妙肩パンチ。4試合連続初回決着、70秒勝利のウィルキンソンが首位に躍り出る

【写真】肩パン、ヒザ蹴りからアッパーで勝負を決めた(C)PFL

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン(豪州)
Def.1R1分10秒by TKO
トム・ブリーズ(英国)

サウスポーのブリーズに右を放つウィルキンソン。距離が近づくと、互いにダーティーボクシングを繰り出す。ウィルキンソンが首相撲からヒザを連続で突き上げ、肩パンチで頭を下げさせ、左ヒザを当てる。続くアッパーでヒザをついて崩れたブリーズに追撃のパンチ&ハンマーフィストを落としたウィルキンソンが70秒で初戦を突破した。ライトヘビー級開幕戦4試合で、4人目の6P獲得。残り1試合を残し、最短試合タイムでウィルキンソンは首位に立った。「チャンピオンが戻ってきた!! 次も同じことをやるよ」と勝者は話した。


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JJ Globo News Polaris13 トム・ブリーズ ブログ

【Polaris13】ノーP&サブオンリー=ポラリスが活動再開。K太郎戦でトルネードスイープ見せたブリーズ出場

【写真】トム・ブリーズがポラリスに出場。英国格闘技界も動き始めた──のか (C)Zuffa/UFC

17日(水・現地時間)、英国のノーポイント&サブオンリー・グラップリング大会=Polarisが、7月11日(土・同)にPolaris13「UK Under 90kg Grand Prix」の開催を発表した。

もともとポラリス13は4月4日にウェールズのニューポート・インターナショナル・コンベンションセンターでアブソリュートGPとして開催予定だったイベントだ。


ニック・ロドリゲス、ネイサン・オーチャード、パトリック・ガウジオ、カイナン・デュアルチらが出場予定だったオリジナルプランに対し、今回は国内勢だけの出場となる。新型コロナウィルス感染者数は30万近く、死者も4万人以上を数える英国だが、6月15日からイングランドにおいて入店客数の制限や徹底した消毒を条件に商店の活動が再開されている。とはいえ小学校の再開は先送りとなっているなか、スポーツ界でいえば、6月1日に競馬、昨日17日にサッカーのプレミアリーグが無観客でリスタートされている。と同時にポラリス13が開催予定だったウェールズで10月29日から11月1日に予定されていた自動車の世界ラリー選手権=WRCのウェールズ・ラリーGBが中止となっている。

この現状を鑑みると、ポラリス13が国内組だけの参戦となるのは致し方ないだろう。そんな英国勢のみ8人のワンナイトトーナメントはUFC Fight Passでの配信が決まっているが、ここにUFCファイターのトム・ブリーズの出場も決まっている。

このところMMAでは2年に1度の試合間隔とブランクも目立つブリーズだが、その間にもグラップリングの試合には2度ほど出場している(※2勝)。日本のファンにとってブリーズといえば、2016年2月の中村K太郎戦の印象が強いだろう。

テイクダウンからポジションをとっていくK太郎に対し、ブリーズはヒールを仕掛けてリバーサルで上を取り、さらにはトルネードスイープまでをMMAで見せていた。比較的、ポジションを奪われていたが、MMAもポラリスもポイントはない。ブリーズがK太郎戦のように積極的なグラップリングを披露すれば、日本では馴染みのない英国組み技勢とのトーナメントも非常に興味深いモノとなるだろう。