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45 AB BELLATOR MMA o PFL RIZIN UFC キック ジェナ・ビショップ スミコ・イナバ タイラ・サントス ティモシー・ジョンソン リズ・カモーシェ リントン・ヴァッセル 村田夏南子 渡辺華奈

PFL2024#4:オッズ/予想と展望

PFLで一番面白いリーグ2戦目。試合中、リアルタイムで決勝トーナメント進出者が決まっていく。試合順も重要で、最初の方の試合はとにかく早いフィニッシュ勝利が必要となるが、後になるほど得点状況が確認できるので、決勝進出を見据えた戦術が取れる。場合によっては、「負けても決勝進出」「勝っても予選敗退」といった消化試合が発生することもあるが。

わかりやすくするため、実際の試合順ではなく階級ごとにオッズを紹介。

ヘビー級 

(B)ワレンティン・モルダフスキー 6点・1位 1.59
(B)リントン・ヴァッセル 0点・6位 2.40
(P)デニス・ゴルツォフ 4点・4位 1.25
(P)チアゴ・サントス 0点・新 4.00
(B)マルセロ・ゴルム 0点・6位 2.45
(B)タイレル・フォーチュン 0点・新 1.57
(B)オレグ・ポポフ 5点・2位 1.36
(B)ダヴィオン・フランクリン 0点・新 3.15
(P)ダニーロマルケス 0点・新 2.35
(N)ティモシー・ジョンソン 0点・新 1.61
欠場
(B)ダニエル・ジェームス 5点・3位
(B)セルゲイ・ビロステニー 3点・5位
(N)ブラゴイ・イヴァノフ 0点・6位
(B)スティーブ・モウリー 0点・8位
(P)アンテ・デリヤ 0点・10位

ヘビーはなんと半分の5人が欠場。試合間隔が短く、フィニッシュ決着が多かったので、初戦のダメージで出場できない場合があるのは仕方ないが。初戦勝った3位ジェームス、5位ビロステニーも欠場しているため、2戦目からの出場となる新規参戦組にも十分決勝進出の可能性が残されている。なんなら敗退したとしても、決勝トーナメント進出者が欠場して代役で100万ドル獲得の機会を得る可能性もある(欠場した場合は、リーグ戦次点の選手の勝ち上がりとなる)ので、ヘビー級はチャンスが多い階級と言える。また、欠場したダニエル・ジェームスが1戦目の5点のみで勝ち上がる可能性も残されている。

1位のモルダフスキーは実はほぼ勝ち上がりが決まっていて、マルセロ・ゴルムがモルダフスキーの初戦の勝利タイム(2分17秒)より短い時間で勝たない限り、最低でも4位に入るし、2位ポポフと4位ゴルツォフが負ければ、その時点で決勝トーナメント進出が確定する。

しかしモルダフスキーの初戦の相手はヴァッセル。両者はBellatorで2度対戦して1勝1敗で、昨年3月の試合ではヴァッセルが1RKO勝ちしている。初戦負けているヴァッセルが、決勝進出のために最初からハイペースで攻めてくる可能性がある。リベンジ戦でもあるし、仮に消化試合になったとしても、モルダフスキーとしては気が抜けない試合となる。

2戦目からの代役出場となるティモシー・ジョンソンは、2021年にBellatorで当時の暫定王者モルダフスキーのタイトルに挑戦したことがある(判定負け)が、昨年リリースされて、PFLには移管されなかった。同じく代役出場となるチアゴ・サントスは本来ライトヘビー級で、TUFブラジルにはウェルターで出場していた選手。ヘビー級の試合は初。

2位ポポフ・4位ゴルツォフは、内容にかかわらず、勝てば決勝進出が決まる。相手にも恵まれているので、勝ち上がる可能性が高いか。あとはアンダーカードでも、早くフィニッシュするほど勝ち上がりの可能性が高くなってくる。

女子フライ級 

(P)ダコタ・ディッチェバ 6点・1位 1.08
(P)チェルシーハケット 0点・7位 10.00
(B)リズ・カモーシェ 3点・4位 1.33
(B)渡辺華奈 3点・4位 3.40
(N)タイラ・サントス 6点・2位 1.42
(B)ジェナ・ビショップ 6点・3位 3.05
(B)イララ・ジョア0点・8位 1.67
(P)シェイナ・ヤング -1点・10位 2.20
(B)ジュリアナ・ベラスケス 0点・6位 1.33
(P)リサ・モールディン 0点・9位 3.40

ヘビー級と対照的に、女子フライ級は欠場者ゼロで、全員がリーグ戦2戦目に臨む。決勝進出ラインの上位4名のち3人は初戦1Rフィニッシュ勝利。6点獲得の3人は、勝てば決勝トーナメント進出が確定する。

1位はPFLが露骨にプッシュしているディッチェバで、ストライカーだが、ここまではまだレベルが高い相手との対戦経験がない。今回の相手はキック世界王者のハケットで、もっとも相性がいい相手。そのため、オッズも今大会一番の大差でフェイバリットとなっている。ディッチェバの勝ち上がりは固い。

続く2位サントスと3位ビショップは直接対決。しかし、ビショップはMMA7戦全勝とは言っても、36歳でMMAデビューしてキャリア2年。柔術・ノーギで活躍してきた選手で、ディッチェバ同様、MMAのトップとは対戦経験がない。初戦もグラウンドに穴があるハケットが相手だから1Rでフィニッシュできたようなもの。元UFCランキング1位のサントス戦が、初めてMMAでの実力を試される試合となる。

ボーダーライン上の4位カモーシェと5位渡辺は直接対決。カモーシェは初戦がBellatorランキング1位のベラスケスとの対戦で、2戦目がBellatorランキング2位の渡辺と、もっとも厳しいマッチアップとなっている。前回3年前の対戦では、パンチのディフェンスに難がある渡辺に序盤からパンチを打ち込んだカモーシェが秒殺KO勝ち。打撃のスキルについては度々疑問視されてきた渡辺だが、リベンジを果たすには前回からの相当な向上がないと厳しい。

得点争いのカギとなるのが初戦でカモーシェに敗れたベラスケスで、2戦目の相手は初戦でディッチェバに一方的に敗れたモールディン。昨年、PFLチャレンジャーシリーズで勝って出場を決めた選手だが、正直今回の出場選手ではワンランク落ちる。もし、ベラスケスが1Rでフィニッシュ勝利した場合、カモーシェ vs. 渡辺戦が判定決着なら、得点は両者6点で同点となる。

ベラスケスが1R勝利し、カモーシェ判定勝ちの場合、タイブレーク規定の1「直接対決の勝者」により、勝ち上がりはカモーシェとなるが、渡辺が判定勝ちした場合は、タイブレーク規定3「フィニッシュ数が多い方」という規定により、決勝トーナメント進出はベラスケスとなる。ベラスケス vs. モールディン、イララ・ジョアニ vs. シェイナ・ヤングの2試合の決着が2R以降であれば、渡辺も勝てば(ほぼ)決勝進出となるため、カモーシェ vs. 渡辺戦の前に行われるベラスケス vs. モールディン戦など他の試合の結果も、戦い方に影響を与えることになる(もっとも、渡辺は試合の勝ちに徹するため、得点状況で作戦を変えたりはしないと言っているが)。

ワンマッチ

(B)スミコ・イナバ 1.25
(N)サライ・オロスコ 4.00
(N)メリッサ・バリック 1.36
(B)クリスティーナ・キャッツキズ 3.15

ワンマッチ2試合はどちらも女子フライ級。なにげにRIZIN参戦経験のあるオロスコが出ている(RIZIN.15で村田夏南子にヴォンフルーチョークで一本負け)。

第1試合開始は14日朝6時半。速報します。

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BELLATOR Bellator292 K-1 MMA o ONE   ウスマン・ヌルマゴメドフ キック ゴイチ・ヤマウチ スティーブ・モウリー ダニー・サバテーロ ティモシー・ジョンソン トフィック・ムサエフ ネイマン・グレイシー パッチー・ミックス ブラジリアン柔術 ベンソン・ヘンダーソン ボクシング マイケル・ペイジ リントン・ヴァッセル レアンドロ・イーゴ ローガン・ストーリー

3.10『Bellator 292』でマイケル・ペイジ vs. ゴイチ・ヤマウチ、ヴァレンティン・モルダフスキー vs. リントン・ヴァッセル etc.

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Bellatorがライト級ワールドGP出場8選手を発表/開幕戦は3.10『Bellator 292』ウスマン・ヌルマゴメドフ vs. ベンソン・ヘンダーソン、トフィック・ムサエフ vs. アレクサンダー・シャブリー(2023年01月12日)

 こちらの続報。


 Bellator MMAが3月10日にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催する『Bellator 292: Nurmagomedov vs. Henderson』でマイケル・ペイジ vs. ゴイチ・ヤマウチのウェルター級マッチを行うことを発表。

 ペイジは昨年8月の『BKFC 27: London』でマイク・ペリーとベアナックルマッチを行い、まさかの判定負けを喫して以来の試合。Bellator出場は昨年5月の『Bellator 281: MVP vs. Storley』でローガン・ストーリーとウェルター級暫定王座決定戦を行い判定負けして以来の試合。現在Bellatorウェルター級ランキング2位。

 ヤマウチは昨年8月の『Bellator 284: Gracie vs. Yamauchi』でネイマン・グレイシーに2R KO勝ちして以来の試合で3連勝中。現在Bellatorウェルター級ランキング5位。


 メインカードはウスマン・ヌルマゴメドフ vs. ベンソン・ヘンダーソン、トフィック・ムサエフ vs. アレクサンダー・シャブリーのライト級グランプリ準々決勝、プレリミナリーカードではエリック・ペレス vs. エンリケ・バルゾーラは既報ですが、メインカードにヴァレンティン・モルダフスキー vs. リントン・ヴァッセルのヘビー級マッチ、プレリミナリーの注目カードとしてレアンドロ・イーゴ vs. ジェームス・ギャラガーが発表されています。

 モルダフスキーは昨年8月の『Bellator 284: Gracie vs. Yamauchi』で行われたスティーブ・モウリー戦がアイポークでノーコンテストになって以来の試合。現在Bellatorヘビー級ランキング1位。ヴァッセルは昨年4月の『Bellator 277: McKee vs. Pitbull 2』でティモシー・ジョンソンに1R TKO勝ちして以来の試合で4連勝中。現在Bellatorヘビー級ランキング2位。

 イーゴは昨年6月の『Bellator 282: Mousasi vs. Eblen』でダニー・サバテーロに判定負けして以来の試合。現在Bellatorバンタム級ランキング7位。ギャラガーは2021年11月の『Bellator 270: Queally vs. Pitbull 2』でパッチー・ミックスに3Rギロチンチョークで敗れて以来1年4ヶ月ぶりの試合。現在Bellatorバンタム級ランキング8位。続きを読む・・・
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BELLATOR o ティモシー・ジョンソン リントン・ヴァッセル

Bellator288:メインカード第2試合・タイレル・フォーチュン vs. ダニエル・ジェームズ

ヘビー級。5位フォーチュン、ジェームズはランク外。

レスリングエリートのフォーチュンは上位陣ではミトリオンに1RKO勝ちしているが、リントン・ヴァッセルとティモシー・ジョンソンには敗れている。

13勝6敗のジェームズはBellator初参戦。

蹴りでバランスを崩したフォーチュンにパンチ連打を入れたジェームズ。フォーチュン四つに組んで凌ぐが、ジェームズの膝がローブローになりタイムストップ。フォーチュンシングルレッグ。ドライブしてダブルレッグでテイクダウン。ケージを使って立とうとするジェームズだが、座った体勢でフォーチュンが立たせず殴る。背中を向けて立とうとしたジェームズにチョーク。バックマウントで体を伸ばして絞めるが、やや浅いか。残り20秒でジェームズ反転してパウンド連打。強いパウンドを落とすが腕でブロックして耐えるフォーチュン。ゴング。

最後にピンチに陥ったが、1Rフォーチュン。

2R。フォーチュンの大振りのパンチをかわしたジェームズがアッパー!顎に入ってフォーチュンダウン!パウンド連打!フォーチュンシングルレッグに入ろうとするが、ジェームズ今度は肘連打。打たれ続けてKO!

ランキング5位を初参戦選手が下す。

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BELLATOR GLORY MMA o ONE UFC   エメリヤーエンコ・ヒョードル キック ティモシー・ジョンソン プロレス ボクシング

アリスター・オーフレイム「プロレスとキックをやるがMMAは引退しない」「ヒョードルと対戦するかもしれない」「UFCは素晴らしかった」

自宅でできるキックボクササイズ


アリスター・オーフレイムがプロレスデビュー、6月4日にイギリスでアダム・シェル(ブラウン・ストローマン)と対戦(2022年05月20日)

10.8『GLORY Collision 4』でバダ・ハリとアリスター・オーフレイムが3度目の対戦(2022年05月26日)

 こちらの続報。


 6月4日にイングランド・ノッティンガムでアダム・シェル(ブラウン・ストローマン) vs. アリスター・オーフレイムが予定されていたWrestling Entertainment Seriesの大会が7月9日に延期されるとのこと。


 アリスター・オーフレイムが以下のコメント。

「MMAは引退していない。あと1、2試合はやる。多分1試合かな」

「何が起こるかはともかくカレンダーは埋まっている。バダ・ハリと対戦するし、(元々対戦予定だった)リコ・バホーベンと来年戦うかもしれない。どうなるかはいずれ分かるだろう」

「(リコ・バホーベン戦中止の原因だった)ケガはかなり酷かった。10年ごとにこうなる。2001年にケガをして2012年か2013年にもケガをした。そして今回だ。多くのケア、多くのストレッチ、多くの治療、そういうことが必要だった。徐々に良くなってるよ」

「おかげで人生と健康について考える時間ができたし、アップグレードする時間もできた。あらゆる分野でアップグレードするし、まさにそうしてきた。今は戦う準備ができている。10月の試合が発表されたし、そのことに熱中している。バダ・ハリとのラバーマッチはキックボクシングにとってもオランダにとってもビッグファイトになるだろう」

「エメリヤーエンコ・ヒョードルのことはリスペクトしている。彼はしばらく試合をしていない(※実際は昨年10月の『Bellator 269』でティモシー・ジョンソンと対戦し1R KO勝ちしている)。俺は最近慈悲深くなってるし、数年間試合をしてない相手と戦うことは良いことだと思わなくなった」

「ただ、ヒョードルとは特別戦いたいというわけでないが、バダ・ハリだってそうだった。試合が近づくにつれて気になってきた。今は本当に集中している。だからヒョードル戦もあり得るよ。話題になってくれればやろうという雰囲気になる」

「UFCは素晴らしい組織だと思う。彼らはいつも良くしてくれた。とても親切だったとは言わないが、きちんと対応してくれた。本当にプロフェッショナルな組織で、スポーツのために最善の決断を下していると思うし、それが彼らの運営方法だった」

「それが彼らのあるべき姿だった。だが、企業を相手にすると、つまり企業的な感じがすると言ってしまえばそれまだが、人間的な側面は無くなってしまうし、そういうものだ。このスポーツを発展させるために、会社を発展させるために、彼らは決断しなければいけなかった。彼らは世界で最も成功したファイトカンパニーだ。彼らとは素晴らしい10年間を過ごした。良い時もあれば悪い時もあった」
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BELLATOR o RIZIN ティモシー・ジョンソン フィル・デイヴィス ヨエル・ロメロ ライアン・ベイダー

Bellator280:メインカードオッズ/展望

ライアン・ベイダー 1.25
シーク・コンゴ 3.50
ヨエル・ロメロ 1.53
アレックス・ポリッティ 2.30
ダヴィ・ガロン -
ベンジャミン・ブランダー -
ロレンツ・ラーキン 1.28
カイル・スチュワート 3.40
マイク・シップマン 1.50
グレゴリー・バベン 2.40

メインはヘビー級タイトルマッチ。ヘビー級GPで優勝してタイトルを獲得したベイダーに、ヘビー級GPにエントリーできなかったがBellatorで8連勝していたコンゴが挑戦したのが2年8ヶ月前。試合は1Rでベイダーのアイポークがありノーコンテストに。てっきりすぐにダイレクトリマッチが組まれると思われたが、ベイダーは同時に保持していたライトヘビー級の防衛戦を優先。さらにコロナで試合が流れ、翌年にはベイダーがライトヘビー級GPに出場。

その間、コンゴはティモシー・ジョンソンにスプリット判定負け。ジョンソンとワレンティン・モルダフスキーの間で暫定王座決定戦が行われ、モルダフスキーが暫定王座を獲得した。今年1月、ベイダーがモルダフスキー相手に接戦の末タイトルを防衛すると、おそらく事前に決まっていたコンゴとのリマッチが試合直後に決定。

試合はコンゴの地元パリで行われるが、46歳になったコンゴがアンダードッグに。

セミではBellator初戦でフィル・デイヴィスにスプリット判定負けしたヨエル・ロメロの2戦目が組まれている。当初はランキング9位のメルヴィン・マヌーフ戦が組まれていたが、マヌーフが強盗を捕まえた際に拳を負傷し欠場。マヌーフはこの試合がBellatorラストマッチの予定だった。代役はBellator4勝1敗でランキング7位のポリッティに変更。Bellatorライトヘビー級では良くわからない相手に2連勝しただけでランキングに入っていたマヌーフよりもカードの質は上がっている。

Bellatorヨーロッパ大会はジモティ率が高く、アメリカに呼ばれず、Bellatorヨーロッパ大会限定キャラが多い。プレリムで組まれているのもほぼそうした選手の試合。プレリムに出場するイーブス・ランドゥーは2019年にRIZINに出場し上迫に2RKO負け。その後Bellatorヨーロッパ大会要員となり1勝1敗の戦績を残している。

プレリム開始は7日午前2時(6日26時)。メインカードは7日朝5時から。メインカードのみ速報します。

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BELLATOR MMA UFC   イスラム・マメドフ ティモシー・ジョンソン ハニ・ヤヒーラ ベラトール ベンソン・ヘンダーソン

1.29『Bellator 273』のメインイベントはライアン・ベイダー vs. ヴァレンティン・モルダフスキーのヘビー級王座統一戦


 ベラトールMMAが1月29日にアリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで開催する『Bellator 273』のメインイベントがライアン・ベイダー vs. ヴァレンティン・モルダフスキーのヘビー級王座統一戦になることを発表。

 ベイダーは10月の『Bellator 268: Nemkov vs. Anglickas』で行われたライトヘビー級ワールドグランプリ準決勝でコーリー・アンダーソンに1R TKO負けして以来の試合。ヘビー級王座防衛戦は2019年9月の『Bellator 226: Bader vs. Kongo』で行われたシーク・コンゴ戦がノーコンテストになって以来2年4ヶ月ぶり。

 モルダフスキーは6月の『Bellator 261: Johnson vs. Moldavsky』で行われたヘビー級暫定王座決定戦でティモシー・ジョンソンに判定勝ちし暫定王座を獲得して以来の試合で現在6連勝中。

 また、同大会ではダリオン・コールドウェル vs. エンリケ・バルゾーラのバンタム級マッチとベンソン・ヘンダーソン vs. イスラム・マメドフのライト級マッチも行われるとのこと。

 コールドウェルは5月の『Bellator 259: Cyborg vs. Smith 2』でレアンドロ・ヒーゴに判定負けして以来の試合で現在2連敗中。バルゾーラは2020年3月の『UFC Fight Night 170: Lee vs. Oliveira』で行われたハニ・ヤヒーラ戦がドローになって以来の試合で今回がBellatorデビュー戦。リリースされたわけではなく、フリーエージェントとなりBellatorが獲得しています。

 ヘンダーソンは10月の『Bellator 268: Nemkov vs. Anglickas』でブレント・プリムスに判定負けして以来の試合で現在3連敗中。マメドフは7月の『Bellator 263: Pitbull vs. McKee』で行われたBellatorデビュー戦でブレント・プリムスに判定勝ちして以来の試合で現在1つの引き分けを挟んで19連勝中。続きを読む・・・
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BELLATOR MMA ONE UFC YouTube   エメリヤーエンコ・ヒョードル スコット・コーカー ティモシー・ジョンソン ベラトール

デイナ・ホワイト「ヒョードルが2009年にUFCのオファーを受けていたら45歳になっても試合をせずに済んだ」


 『Bellator 269: Fedor vs. Johnson』でティモシー・ジョンソンに1R KO勝ちしたエメリヤーエンコ・ヒョードルが以下のコメント。

「この勝利は、私のキャリアの中で最も重要な勝利の一つだと思います。場所、国、年齢を考慮しても、ティモシーの実力を考慮してもそう思います」

「今のところこれでキャリアを終える気はありません。スコット・コーカーや家族と話し合います。少し静かに過ごし、祈りを捧げてから、神が我々のするべきことを教えてくれるでしょう」

「アメリカで試合をする方がよっぽど気は楽です。これほど大きな注目を浴びることはありませんし、全てのイベントが綿密に計画されています。ここでは我々の全てのキャンプと試合の準備が、メディアやジャーナリストなどの監視下で行われました」

「本当に最高の気分です。本当に嬉しいです。考えていた通りに全てが上手く行ったことをとても嬉しく思います。観客に喜んでもらい、我々のキャリアやベラトールの大会をフォローしているファンに大きな喜びを届けられたことをとても嬉しく思います」



 また、タス通信のインタビューでヒョードルがデイナ・ホワイトについて尋ねられ以下のコメント。

「彼にとってはお金が全てです。ファイターに対しても、人に対しても敬意を払ってません。お金だけが全てです」



 その後デイナ・ホワイトがヒョードルについて尋ねられ以下のコメント。

「ティモシー・ジョンソンをノックアウトしたから過大評価されていると見るべきじゃないのか? 私は何とも思っちゃいないよ」

「そもそも私はヒョードルのことをよく知らないし、ヒョードルも私のことをよく知らない。実際に会ったことがあるのは一度だけだ。彼は私がお金のことしか考えてないと言ったようだが、我々がオファーを出した時に彼はもっとお金のことを考えるべきだったし、そうすれば45歳になってまで試合をすることはなかっただろう」

「我々が彼にブロック・レスナーとの対戦をオファーした時の条件は今でも断ったことを後悔させるような条件だった。我々は契約をしようとしていた。しかし、どうやらヒョードルは私のことが好きじゃなかった。だから彼はUFCで戦うことがなかったのだと思う」
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BELLATOR MMA ONE   エメリヤーエンコ・ヒョードル ティモシー・ジョンソン

『Bellator 269』エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. ティモシー・ジョンソンを見たファイター・関係者の反応

あなたの前の彼女だって、むかしはヒョードルだのミルコだの言っていた筈だ


Twitter reacts to Fedor Emelianenko's walk-off KO of Tim Johnson at Bellator 269(MMAJunkie)

 『Bellator 269: Fedor vs. Johnson』エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. ティモシー・ジョンソンを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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UFC キック ティモシー・ジョンソン デリック・ルイス

UFC266:第6試合・シャミル・アブドゥラヒモフ vs. クリス・ドーカス

ヘビー級。アブドゥラヒモフ7位、ドーカス10位。

コロナで試合が流れまくり、これが2年ぶりの試合となるアブドゥラヒモフ。ドーカス戦も7月に組まれていたが、アブドゥラヒモフのコロナ陽性により流れた。UFC5勝3敗で、負けた相手はティモシー・ジョンソン、デリック・ルイス、カーティス・ブレイズ。散打・レスリングがバックボーン。2年前、ブレイズと対戦して敗れた時はランキング9位だったが、何もしないうちに上が抜けていって7位に上がっている。今月40歳になり、あまり上がり目は見えない。

ドーカスはUFCデビューから3試合連続1RKO勝利で連勝中。ウェイトが100kg台前半と、ヘビー級にしては軽い。32歳。昨年6月に弟のカイル・ドーカスもUFCと契約したが(ここまで1勝2敗)、弟は身長・リーチが一緒だがミドル級。前回、UFC最年長のアレクセイ・オレイニクと対戦し、序盤のパンチでKO勝ちしてランキング入りした。試合では全く見せていないが、柔術も黒帯とのこと。もともと代役でUFCと契約した選手で、ローカルでも3敗しているので鳴り物入りでのUFC契約ではないが、今の所底は見えない。

あえて体重を絞っているというドーカスではあるが、腹回りには余裕がある。パンチのコンボを入れたドーカス。アブドゥラヒモフはバックキック。ドーカスのオーバーハンドの右に左を合わせる。アブドゥラヒモフのパンチがヒット。さらにジャブもヒット。ちょっと下がるドーカス。先手を取っていくアブドゥラヒモフ。が、ドーカスのローで足を払われスリップダウン。上を取ったドーカスだがアブドゥラヒモフすぐ立つ。ドーカスがパンチで出るがアブドゥラヒモフ打ち返している。残り1分。ドーカス前に出ていくと左フックが入りアブドゥラヒモフダウン!マウント!アブドゥラヒモフしたからしがみついて皮脂に凌ぐ。ドーカスパウンドラッシュ。しかし凌いだ。ホーン。

1Rドーカス。打撃ではややアブドゥラヒモフか?と思った終盤にスピーディな左フックが入り逆転。しかしホーンに救われた。

2R。出ていくドーカスに手を出していくアブドゥラヒモフ。まだダメージがあるはず。ドーカス出ていって4連打。右が顎を打ち抜きアブドゥラヒモフダウン!肘!レフェリー止めた!

ドーカス、1RKOは逃したが、トップ10ランカーをKOして4連勝。ヘビー級であえて体重を絞りスピード重視にしたことで、ここまでの相手は打撃に対応できず完勝している。タイトルコンテンダークラスになるとスピードもあるがどうか。

 

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BELLATOR GLORY MMA   エメリヤーエンコ・ヒョードル ティモシー・ジョンソン ファブリシオ・ヴェウドゥム

アリスター・オーフレイム「ヒョードルは俺との対戦を『Bellator 269』を含めて3度も断った」

ジョシュ・バーネット、10.23 Bellator ヒョードルの対戦相手がティモシー・ジョンソンに決定した件についてコメント(2021年08月07日)

ジュニオール・ドス・サントス「ヒョードルが俺ではなくティモシー・ジョンソンを選んだのには少しガッカリした」(2021年08月10日)

アリスター・オーフレイム。10.23『GLORY: Collision 3』でリコ・バホーベンのヘビー級王座に挑戦(2021年08月26日)

 こちらの続報。


 アリスター・オーフレイムが以下のコメント。スコット・コーカー代表は10月23日にモスクワで開催する『Bellator 269』でエメリヤーエンコ・ヒョードルの対戦相手の候補としてオーフレイムの名前も挙げていました。

「俺たちはヒョードル戦を実現させようとしたが、結局立ち消えになった。興味はあったけどね」

「2010年に彼がファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦し、俺がブレット・ロジャースと対戦したことがあったが、あの時も断られた。彼がヴェウドゥムに敗れた後にも対戦しようとしたが断られた。だからこれで3度目だよ。敬意を払った上で言わせてもらうが、向こうは俺との対戦に興味がないと思うからヒョードルのことを責めようとは思わない。俺も少なからず歳をとったが、彼は俺よりさらに歳上で45歳か46歳だったと思うから理解はできるよ(※実際はまだ44歳で9月に45歳になります)。だけど俺は試合を実現するためにできる限りのことはした。10年前も今もね」
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