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MMA o UFC   カーティス・ブレイズ クリス・グティエレス タイラ・サントス ダヴィッド・ドヴォルザーク ティム・エリオット マテウス・ニコラウ メイシー・バーバー

『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』の対戦カードを紹介

3.26『UFC Fight Night 205』の新メインイベントはカーティス・ブレイズ vs. クリス・ドーカス(2022年02月11日)

 こちらの続報。3月26日にオハイオ州コロンバスで開催する『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』で未紹介だったカードを紹介していきます。


Joanne Wood vs. Alexa Grasso, Matheus Nicolau vs. David Dvorak added to UFC Columbus(MMAFighting)

 ヨアン・ウッド vs. アレクサ・グラッソの女子フライ級マッチ、マテウス・ニコラウ vs. ダヴィッド・ドヴォルザークのフライ級マッチが行われるとのこと。

 ウッドは昨年11月の『UFC Fight Night 198: Vieira vs. Tate』でタイラ・サントスに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。現在女子フライ級ランキング7位。グラッソは昨年2月の『UFC 258: Usman vs. Burns』でメイシー・バーバーに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。女子フライ級ランキング9位。

 ニコラウは昨年10月の『UFC Fight Night 194: Dern vs. Rodriguez』でティム・エリオットに判定勝ちして以来の試合で4連勝中。現在フライ級ランキング7位。ドヴォルザークは昨年5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でフアンカミロ・ロンデロスに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で16連勝中(UFC戦績3勝0敗)。フライ級ランキング10位。


Matt Brown gets hometown fight against Bryan Barberena at UFC Columbus in March(MMAFighting)

 マット・ブラウン vs. ブライアン・バルベリーナのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 ブラウンは昨年6月の『UFC on ESPN 25: The Korean Zombie vs. Ige』でディエゴ・リマに2R KO勝ちして以来の試合。バルベリーナは昨年12月の『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』でダリアン・ウィークスに判定勝ちして以来の試合。


Diakiese treft Borshchev tijdens UFC Columbus(Eurosport)

 マーク・ディアケイシー vs. ヴィチェスラフ・ヴォルシェフのライト級マッチが行われるとのこと。

 ディアケイシーは昨年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でハファエル・アウヴェスに1Rギロチンチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。ヴォルシェフは1月の『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』で行われたUFCデビュー戦でダコタ・ブッシュに1R KO勝ちして以来の試合で4連勝中。


UFC Columbus | Gutierrez valt in voor Jackson tegen Batgerel op 26 maart(Eurosport)

 クリス・グティエレス vs. ダナー・バットゲレルのバンタム級マッチが行われるとのこと。

 グティエレスは昨年10月の『UFC Fight Night 194: Dern vs. Rodriguez』でフェリペ・コラレスに判定勝ちして以来の試合で引き分けを挟んで5連勝中。バットゲレルは昨年10月の『UFC Fight Night 195: Ladd vs. Dumont』でブランドン・デイビスに1R TKO勝ちして以来の試合で3連勝中。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC272 キック タジル・ウランベコフ ティム・エリオット ボクシング

【UFC272】強くてダーティーなティム・エリオットが、ウランベコフから逃げ切り勝利

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
タジル・ウランベコフ(ロシア)

いきなり後ろ回し蹴りを見せたエリオットが、ケンケン状態で前に出てミドルを蹴る。ウランベコフはジャブから右ストレートと正攻法で迎え撃ち、ジャブを連続で届かせる。エリオットはローを蹴り、ボディを伸ばすが、右を打たれてダブルレッグへ。背中をつけたウランベコフに鉄槌を落とし、立ち上がり際に顔面にヒザを2つ入れる。タイミング的にあギリギリセーフの攻撃を受けたウランベコフが右を2発返し、クリンチでもパンチを打っていく。

エリオットはローから右フック、そして2度目のダブルレッグを決めた刹那、ウランベコフが立ち上がりエルボーを受けてもジャブを返す。ウランベコフの右ストレートにダブルレッグ、アンクルピックで3度目のテイクダウンを決めたエリオット。ウランベコフがバタフライスイープを仕掛けスクランブルでスタンドに戻る。エリオットもスタンドに戻ってテイクダウンで加点という狙いか、抑え込みを続ける意志はない。

残り1分、ウランベコフが右を当て、変則的なエルボーを繰り出したエリオットが左フックに繋げる。ジャブ、ワンツー、ハイキックを見せたウランベコフだが、左オーバーハンドでダウンを喫する。組んで立ち上がったウランベコフだが、初回を落とした。

2R、左オーバーハンドをヒットさせたエリオットは、ウランベコフのダブルレッグを切る。パンチが大きくなり始めたウランベコフ、ジャブと右ストレートという基本に戻るが、このエリオットは圧を受けないで前に出てくる。そこに初めてダブルレッグでテイクダウンを決めたウランベコフも、またグラウンドをキープすることはない。スクランブルからの投げを潰して離れたエリオットに対し、右を当てたウランベコフがクリンチでダーティーボクシング勝負へ。グローブを掴んで殴るというまさにダーティーな面も見せたエリオットは、ボディロックテイクダウンを潰してマウント奪取。

すぐに足を戻してスクランブルで立ったウランベコフが、ボディロックからリフトしてテイクダウンも、背中をつけた瞬間に反動でエリオットが上を取りに行く。ここもスクランブルとなり、クリンチしてボディのウランベコフだがエリオットがエルボーを打ち込む。ウランベコフもエルボーを返し、ボディロックでケージに押し込みテイクダウンを奪いかかったところで時間になった。

最終回、ジャブから右ミドルを入れたウランベコフは、左をかわしてエルボーを入れる。続いてクリンチでパンチを入れ、離れてもアッパーから右フックを左に合わせる。パンチを被弾する数が増えたエリオット、動きも落ちている。左のオーバーハンドも切れがなくなったエリオットにジャブ、ストレートを当てるウランベコフはダブルレッグを選択する。

ケージに押し込んだウランベコフが、シングルレッグでリフトしてバックに回る。残り90秒、スタンドで背中に乗り──前方に落とされないで四の字フックに取ったウランベコフが、寝技に持ち込む。RNCをセットしたいウランベコフに対し、エリオットは手首を掴んで耐える。パンチに切り替えたウランベコフはパンチ、鉄槌を入れてタイムアップを迎えた。

初回にあった立ち上がり際のヒザ蹴りはともかく、2Rのグローブを掴んでのパンチは明らかに反則だったが、エリオットはジャッジ3者から29-28と支持され競り勝った。


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F1 MMA MMAPLANET o UFC UFC272   アレックス・オリヴェイラ イェン・シャオナン ウマル・ヌルマゴメドフ エジソン・バルボーサ グレッグ・ハーディー ジェイミー・マラーキー セルゲイ・スピヴァク タジル・ウランベコフ ティム・エリオット ブライアン・ケレハー ヘナト・モイカノ ホルヘ・マスヴィダル マリナ・ホドリゲス マリヤ・アガポワ ルドヴィット・クライン

【UFC272】計量終了 コビントン×マスヴィダル──止まらない罵り合い。どうなるロシア勢……

【写真】予定調和が、激しくなっているだけで何も面白くないやりとりだ(C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC 272「Covington vs Masvidal」が開催され、4日(金・同)に本計量、セレモニアル計量が行われた。

メインで戦うコルビー・コビトンとホルヘ・マスヴィダルは、セレモニアル計量のフェイスオフでダナ・ホワイトを間にののしり合いを続ける。

そしてジョー・ローガンに旧友でビター・ライバル(遺恨の相手)と戦うことになったと尋ねられたマスヴィダルは「ビター・ライバルじゃないビッチだ。アメリカントップチームとは別に僕に人生、このスポーツを関わってくれた父のために、そして自分のためにビッチの化けの皮を剥がす。チ〇ポでケ〇の穴の臭いをかいでいろ。神に感謝し、ここに来てくれた──こんなヤツのために拍手を送ってくれる皆に感謝している。コルビー、俺の願いを聞いてくれ、PPVを売ってほしんだ。俺の方を見ろよ、ビッチ。できないだろう、ビッチ。ただPPVを売れ、お前はそれで十分なビッチだ」等、訳せないような言葉を続けた。

続いて元ルームメートで元チームメートと戦う、この試合の意味を問われたコビントンは「ウォー、ウォー、ウォー、ジョー・ローガン。僕らは将来のことを話していたけど、今のことを話そうや。ジョー・ローガン、皆が君を愛している。君がUFCに戻って来てくれて嬉しい。恋しかったよ。今日は最後の晩餐だ。明日は電気椅子を用意する。アイツのケツを吹き飛ばす」と話し、最後は米軍への称賛の言葉を送り、「ゴッド・ブレス・アメリカ、明日の夜に会おう」と大声で締めた。


両者のやりとりなど、特にMMAに必要ないと感じるファンにとって注目はウマル・ヌルマゴメドフ、タジル・ウランベコフの2人だ。キャリア13勝0敗のウマル、13勝1敗のウランベコフ──バンタム級とフライ級の要注目株でブライアン・ケレハー、ティム・エリオットを下せばランキングもそうだが、存在感が違ってくる。とはいえ個人の力の及ばないところで、彼らのキャリアに暗雲が立ち込めている。

ロシア軍のウクライナ侵攻により、パラリンピックではロシアとベラルーシの選手団の参加が拒否され、サッカーでもFIFAとUEFAは代表をはじめロシアの全チームの国際大会への参加禁止を決定した。UEFAチャンピオンズリーグの決勝もサンクトペテルブルクのガスプロム・アレナから、パリのスタッド・ドゥ・フランスに変更されている。

一方で自動車レース界では世界モータースポーツ評議会が、ロシアとベラルーシ籍のドライバーに関して、国家の代表としての出場や、国旗の掲揚などを国威高揚に通じる一切の行為を禁じるなど誓約書にサインをしたうえで出場を認めている。ただしF1ではロシアGPを2025年まで中止とし、ハースF1のロシア人ドライバー=ニキータ・マゼピンが父親の経営する会社のスポンサーごと契約を破棄されるなど──政治とスポーツは別という大義も完全に崩れ、ロシア人アスリートは困難な状況にある。

そんななかUFCやMMA界では、ロシア人ファイターを締め出すという話は出ておらず(3月19日の英国大会は水面下でカード変更という動きもあるようだが)、今回のセレモニアル計量でもウマル・ヌルマゴメドフとタジル・ウランベコフというダゲスタン系ロシア勢へのブーイングや、ウクライナ国旗を身にまとったマリナ・モロズへの特別な声援は(BGMが爆音量で流れてはいたが)確認できなかった。

そんな両者だけでなくMMAには欠かせないロシア人ファイター達が、母国の他国侵攻の影響を──出場機会を得ることができたとしても、受けないわけはないだろう。今後のMMA帝国のファイターの活躍の場はどうなっていくのか──という意見すら憚れる空気が我々の世界を覆っているが、果たして。

■視聴方法(予定)
3月6日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
コルビー・コヴィントン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ホルヘ・マスヴィダル: 170.5ポンド(77.34キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス: 160ポンド(72.57キロ)
ヘナト・モイカノ: 160ポンド(72.57キロ)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ブライス・ミッチェル: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 170ポンド(77.11キロ)
アレックス・オリヴェイラ: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・スピヴァク: 243.5ポンド(110.44キロ)
グレッグ・ハーディー: 266ポンド(120.65キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイリン・ターナー: 156ポンド(70.76キロ)
ジェイミー・マラーキー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス: 116ポンド(52.62キロ)
イェン・シャオナン: 116ポンド(52.62キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・ネグメレアフヌ: 205.5ポンド(93.21キロ)
ケネディ・ンゼチェクウ: 206ポンド(93.44キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マリナ・モロズ: 125.5ポンド(56.92キロ)
マリヤ・アガポワ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ: 146ポンド(66.22キロ)
ブライアン・ケレハー: 145ポンド(65.77キロ)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット: 126ポンド(57.15キロ)
タジル・ウランベコフ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ルドヴィット・クライン: 156ポンド(70.76キロ)
ディヴォンテ・スミス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー: 205.5ポンド(93.21キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 206ポンド(93.44キロ)

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【UFC272】メインは元親友、今や犬猿の仲。コルビー・コビントン×ホルヘ・マスビダル

【写真】打と一体化したテイクダウンで仕掛け続けることができれば、コビントン有利か(C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC 272「Covington vs Masvidal」が開催される。

今大会ではアレックス・ヴォルカノフスキー✖マックス・ホロウェイ、3度目の世界フェザー級選手権試合が組まれていたが、挑戦者ホロウェイの負傷欠場でコリアンゾンビことジョン・チャンソンが代替チャレンジャーとなり、4月9日のUFC273に延期に。

またアルジャメイン・ステーリング×ピョートル・ヤンの世界バンタム級選手権試合IIの王座統一戦も、現王者のステーリングの負傷で、フェザー級世界戦と同様にUFC273にスライドされている。

結果、コルビー・コビントン×ホルヘ・マスヴィダルのノンタイトル戦がメインで組まれることとなった。UFCのPPV大会で世界戦が組まれないのは昨年7月のUFC264以来となる。


とはいえUFC264は最初からダスティン・ポイエーとコナー・マクレガーの3度目の対戦がメインに据えられており、今回のように昇格ヘッドライナーではない。ただし、そこは人勢の宝庫UFC、コヴィントンとマスヴィダルは過去の実績、キャラクターからも世界戦以上に注目を集める顔合わせといえる。

煽り映像にも見られるように、この2人は長年ATTのチームメイトであり練習パートナーであった。それだけでなく互いにセコンドに付き合うほど仲だった。「凄く近しい存在だった」とマスヴィダルが言えば、コビントンも「親友だった」と明言している。

「打撃が上手かったアイツは、俺と練習することでレスリングが強化され、ウェルラウンディットファイターになったんだ」とコビントンが煽り映像のなかで話しているように、過去に何度も仲睦まじい様子がUFCの中継内でも確認されていた。

しかしコビントンによれば「俺たちが親友だったのも、俺がヤツが望むトップになるまで」だった。コビントンは所属ジムもMMAマスターズに移し、「俺はケージに友人を創りに来ているんじゃない。金を稼ぎにきているんだ」と言い切るや、対戦が決まれば近親憎悪のようにトラッシュトークを続けている。

そんなコビントンとマスヴィダル、両者揃って現UFC世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに2度敗れており、知名度はあってもタイトルへのストーリーラインにギリギリに踏み留まっている状態にある。

今回の試合で遅れを取ると、その時点でベルトへの挑戦は行列の最後に回されることは避けようがない。そんな大一番、打撃でいえば蹴り、ヒザを交えたトータルストライキングでマスヴィダルが上をいく。ただし、テイクダウン能力とスクランブルではコビントンが上回り、テイクダウンで完結するパンチの圧力は、マスヴィダルを上をいく。

テイクダウンの一部と可したパンチは当たればKOパワーがあるだけでなく、外れてもパンチと組みの両方をマスヴィダルに意識させる効果が十分にある。マスヴィダルとしては、テイクダウンを警戒し過ぎるとパンチを被弾するので、それほそ倒されて立つときにバックを許さないことを念頭に置き、組みの防御で疲弊しないことが大前提。5Rを戦い切る戦略がマスヴィダルには必要になってくる。

今やテイクダウンは姿勢を乱して立つ準備をしておけば、簡単に抑えられることはない。ただし、下に居続ける続けることは判定を考えると法度。そうなるとスクランブルゲームとなり、攻めていることでペースを守り、体力と気持ちが長持ちするのはコビントンという見方もできる──が、果たして。

■視聴方法(予定)
3月6日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
コルビー・コヴィントン(米国)
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

<160ポンド契約/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
ブライス・ミッチェル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
アレックス・オリヴェイラ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)
グレッグ・ハーディー(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイリン・ターナー(米国)
ジェイミー・マラーキー(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)
ヤン・シャオナン(中国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
マリナ・モロズ(ウクライナ)
マリヤ・アガポヴァ(カザフスタン)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ブライアン・ケレハー(米国)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
タジル・ウランベコフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ルドヴィット・クライン(スロバキア)
ディヴォンテ・スミス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

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UFC アレッシャンドリ・パントージャ カイ・カラフランス ティム・エリオット

UFC on ESPN32:第8試合・ブランドン・ロイヴァル vs. ホジェリオ・ボントリン

フライ級。ロイヴァル5位、ボントリン7位。

もともとコンテンダーシリーズ出場予定だったロイヴァルだが、欠場選手の代役として一昨年5月にUFCデビューすると、ランカーのティム・エリオットに肩固めで一本勝ち。続くカラフランス戦でも肩固めを決め、3戦目・デビュー半年で当時ランキング1位のブランドン・モレノと対戦。1Rから激しい試合となったが、ロイヴァルが肩を脱臼してKO負け。勝ったモレノは翌月に当時王者のデイブソン・フィゲイレードに挑戦している。しかし前戦はアレッシャンドリ・パントージャにチョークで一本負けでUFC2勝2敗となってしまった。グラウンドで常に動き続けるアグレッシブなスタイル。得意技は肩固め。

ボントリンはUFC3勝2敗。ロイヴァルが勝っているカイ・カラフランスにはKO負けしている。UFCデビューからは2連勝していたが、そこから2連敗と、ロイヴァルと同じ勝敗から、前回はマット・シュネルとの対戦が直前に決まり、バンタム級戦で対戦し判定勝ちしている。ただしボントリンは1ポンドの体重オーバーで、試合は見合いが多くブーイングが飛んでいた。チョークが得意なグラップラー

プレスするロイヴァル。ジャブで牽制。ローを放った際に軸足を払われスリップダウン。しかしすぐに立つ。またプレスするロイヴァル。出てくるボントリンに右を合わせる。左ミドルを入れたロイヴァル。ボントリンの組み付き際にバックブローを合わせたが、そのまま組まれてテイクダウンされる。サイド。ロイヴァル亀ガードからガードに戻すと蹴り放して立った。積極的にパンチを出していくロイヴァル。ボントリンの左がヒット。ロイヴァルがミドルを入れるがボントリンに組み付かれる。スクランブルを狙ったロイヴァルだがボントリンが上になり担ぎパス狙い。またスクランブルから立ったロイヴァルだがボントリンがバックを取っている。ホーン。

1Rは打撃のヒット数でロイヴァルか。

2R。スリップダウンしたロイヴァルの上になるボントリン。ロイヴァル三角。首を抜いたボントリンが担ぎパス。パスされ背中を向けたロイヴァルからバックマウント奪取。向き直りハーフからフルガードに戻すロイヴァル。オモプラッタを仕掛ける。ボントリン立って外すとパンチで飛び込み上をキープ。バックを取らせて立ったロイヴァル。正対して離れた。ボントリンのジャブでバランスを崩しぐらついたロイヴァル。ボントリン組み付くとテイクダウン。またスクランブルで逃れようとするロイヴァルだがボントリンがしっかりとバックをキープ。立ってなんとか正対したロイヴァル。残り1分。ジャブを打ち込むがボントリン右ミドル。またボントリンのジャブをもらった。ボントリン組むとボディロックからテイクダウン。サイド。ホーン。

2Rボントリン。

3R。打撃で出ていくロイヴァル。積極的に手を出していく。ボントリンが蹴りをキャッチしてテイクダウンするが、蹴り放してすぐ立ったロイヴァル。休まず手を出していくが、ボントリンのタックルを切れずに下に。ロイヴァルまたオモプラッタ。フットチョークを狙うが決まらず。腕十字。持ち上げて外したボントリン。スクランブルから距離ができたところで立とうとしたロイヴァルだが、立たせず押さえ込むボントリン。ロイヴァル亀ガードから巻き込んでスイープ。上を取った。ハーフからパウンド、鉄槌、肘。休まない。ボントリンは立つのではなく下から打ち返す。休まず手を出し続けるロイヴァル。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでロイヴァル勝利。

割れたのは1Rか。得意のスクランブルの展開をボントリンに潰される厳しい展開だったが、攻め続けて勝利。

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MMA UFC UFN ESPN+52 UFN194 ティム・エリオット ブログ マテウス・ニコラウ

【UFN194】ティム・エリオットの突進力を無力化。見事にアジャストしたマテウス・ニコラウが3-0で快勝

<フライ級/5分3R>
マテウス・ニコラウ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ティム・エリオット(米国)

試合はニコラウのインサイド右ローでスタート。さらに左ボディストレートを伸ばすニコラウは、エリオットの荒いフックをかわしジャブを入れる。距離を詰めることができないエリオットは、何やら指差しで声を出す。思い切り前に出るエリオットに対し、回ったニコラウがバランスを崩し尻もちをつく。ここでエリオットはサッカーボールキックのような勢いで、ボディを蹴る。すぐに立ち上がったニコラウは慎重に左に回りつつ、スイッチを織り交ぜ距離をキープ。

突進し、右を被弾しながらシングルレッグ&軸足払いでテイクダウンを決めたエリオットが、スクランブルでバックに回る。正面につきダブルレッグを狙ったエリオットは、ニコラウの反応に合わせてバック、正面と優位なクリンチを続ける。小外を防いで離れたニコラウは変則的なエリオットのパンチをかわして、右オーバーハンドから左フックを放ち初回が終わった。

2R、ニコラウの左に組みついたエリオットがバックに回る。後方から細かいパンチを受けたニコラウが正対して離れると、強振し姿勢を乱したエリオットに左を入れる。左ローから、ワンツーのコンビネーションを入れたニコラウは、右のカウンターを打ち込む。頭から突っ込むエリオットだが、腹、ローと攻撃を散らされクリンチもすぐに離れたニコラウが左ボディを決める。

この左ボディを連続で決めたニコラウは、しっかりと距離をとりエリオットの組みの圧力を軽減させ、着実にカウンターを入れて攻勢を続ける。打ち終わりにパンチを被弾し、笑みを見せたエリオットは残り1分のダブルレッグも切られ、ニコラウの右オーバーハンドを被弾しそうになる。ダブルレッグをウィザーで崩し、倒されないニコラウが離れると、距離を保ってラウンド終了を迎えた。

最終回、左オーバーハンドを当てたニコラウが、カウンターの右をヒットさせる。エリオットも左リードフックを決めるが、続く突進からのパンチにクリーンヒットはない。自らも当てるつもりはなかったような前蹴りが決まったエリオットは、パンチから距離を詰めてクリンチへ。ケージを背負ったニコラウはウィザーで小外を耐え、しっかりと時間を使ってから離れ、左ボディを打ち込む。

効かされたエリオットは、逆にダブルレッグでテイクダウンを許し万事休す。クローズドの中に納まり、時折りスラムを繰り返したニコラウは胸を合わせてしっかりと抑え込む。エリオットはクローズドを続け、ラバーを狙う。肩を押し込んで許さないニコラウは、足が開くとニーシールドに立ち上がり時間に。

エリオットの突進力を無力化させ、組まれても倒されないファイトを3Rに渡り遂行したニコラウが、29-28✖3票をとし判定勝ちを手にした。

「ノヴァウニオンではいつも危険なポジションでの練習を積んできた。そして2Rと3Rは修正できた。僕のゴールは純粋にチャンピオンになること。誰という個人名は挙げられないけど、上位ランカーと戦い」と勝者は語った。


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Report UFC UFC259 ジョーダン・エスピノーサ ティム・エリオット ブログ

【UFC259】テイクダウンから完全にエスピノーザをコントロール。エリオットがフルマークの判定勝ち

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
Def.3-0:30-25.30-27.30-27
ジョーダン・エスピノーサ(米国)

短髪になったエリオットが、独特の構え&スイッチから組みに行くが、エスピノーサがいなす。左のオーバーハンドから2度パンチを繰り返したエリオットがクリンチ&ケージに押し込む。エスピノーサはヒザを入れて離れると、右ハイから左フックを当てる。続く右に組みついたエリオットがボディロック、右スネを入れて密着を防いだエスピノーサが離れて右をの伸ばす。

続く右ハイを避けながらキャッチしてテイクダウンしたエリオットが、シングルフックのバックを取り、襷懸けに。パンチに切り替え、絞めへの対応で背中マットにつけたエスピノーサが、ケージを利して立ち上がろうとする。エリオットは背中を再びつかせ、キムラを防ぐと逆にキムラを狙う。エスピノーサはここでも背中をマットにつけて防御し時間に。

2R開始と同時に距離を詰めたエリオットは、続く展開で初回と同じようにハイキックをダックでかわしテイクダウンを決める。足関スイープからスクランブル、スタンドに戻ったエスピノーサを即テイクダウンしたエリオットが、枕で圧を掛ける。パンチ、肩固めを仕掛け、パス狙い、背中越しに右手を取りに行くなど、詰将棋のようにエスピノーサを攻めるエリオットがスクランブルでバックを伺う。

前腕で鼻をこするように右腕を滑らせるエリオットは、エスピノーサの背中を伸ばさせる。エビで上を向きなおしたエスピノーサだが、背中越しに左腕を取られ、殴られて腹ばいの状態で背中を伸ばす。何とか亀に戻したエスピノーサだが、手首を掴む動きに呼応されクォーターマウントを許す。上を向いたエスピノーサは、上腕チョークで削られ──何やら言葉を交換したところで、攻め続けられた2Rをサバイブした。

最終回、左右のフックを振るって回るエスピノーサは跳びヒザをキャッチされ、細かいパンチの連打から、シングルレッグでテイクダウンを許す。レッグドラッグ気味に抑え、腰を切れないようにしたエリオット。必死に腰を押してエビで足を戻したエスピノーサ、エリオットは大量の流血が見られ、頭を抑えることでエスピノーサの顔面が返り血で真っ赤になっている。

エスピノーサは腕十字を防がれ、担ぎパスを許す。サイドで抑えたエリオットが、自らハーフい戻り、肩固めを狙う。ここは防いだエスピノーサだが、スクランブルに持ち込めず厳しい状態が続く。エルボー、パンチを落としたエリオットが最後にパンチを纏め、立ち上げってボディを踏みつけようとしたところでタイムアップを迎えた。

エリオットはフルマーク、ジャッジの1人が30-25をつける感傷を手にした。


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【UFC ESPN13】対戦カード ファイトアイランド発UFC欧州&中東合同イベントに気になる新顔?ズラリ

【写真】Brave CFからチュニジア人、スウェーデン人ファイターが。スペリオール・チャレンジからはノルウェー人選手、Titan FCからUFCにステップするギリシャ人選手はケージウォリアーズ出身のリトアニア人選手と対戦──そんな大会にティム・エリオットは5月30日にブランドン・ロイヴァルと戦ったばかりのティム・エリオットが出場する(C)Zuffa/UFC

2020年6月16日(木・現地時間)
UFC ESPN13「Kattar vs Ige」
UAE アブダビ
UFC Fight Island

■視聴方法(予定)
7月16日(木・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<フェザー級/5分5R>
カルヴィン・ケイター(米国)
ダン・イゲ(米国)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
ライアン・ベノイト(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジミー・リベラ(米国)
コディ・ステーマン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
モリー・マクマン(英国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
アブドゥル・ラザク(米国)
ムニール・ラジズ(チュニジア)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・フィリップス(英国)
カムザット・チマエフ(スウェーデン)

<バンタム級/5分3R>
ヒカルド・ハモス(ブラジル)
レローン・マーフィー(英国)

<ライトヘビー級/5分3R>
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)
アンドレアス・メケイリディス(ギリシャ)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(英国)
クリス・フィッシュゴールド(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リアナ・ジョフア(ジョージア)
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

<バンタム級/5分3R>
アーロン・フィリップス(米国)
ジャック・ショア(英国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ホルヘ・ゴンザレス(メキシコ)
ケネス・バーリ(ノルウェー)

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Interview J-CAGE UFC UFC ESPN09 ティム・エリオット ブランドン・ロイヴァル ブログ 岡田遼

【Special】岡田遼が斬る、UFCプレリミ戦─02─ブランドン・ロイヴァル✖ティム・エリオット

【写真】ガツガツというより、やはりガチャガチャという印象。そのなかで極め切るロイヴァル……(C)Zuffa/UFC

今回より、正式スタートする新企画=修斗暫定世界バンタム級チャンピオン岡田遼が斬る、UFCプレリミマッチ。

第2回は5月30日(土)のUFC ESPN09で行われたフライ級戦=ブランドン・ロイヴァル✖ティム・エリオット戦について話してもらった。

<修斗チャンプ岡田遼が斬る、UFCプレリミ戦─01─ケイシー・ケニー✖ルイス・スモルカはコチラから>


──ティム・エリオットにブランドン・ロイヴァルが勝ってしまいましたね。

「ティム・エリオットが見たくて、あの試合を視たんです。でもロイヴァルが勝ってしまって……しかも、普通は勝てないスタイルですよね。すぐに下になり、亀になる」

──あれはエリオットが上手かったと思います。ロイヴァルはテイクダウンされると、背中をつけてクローズドやオモプラッタ、三角に入るので倒すと同時にハーフになっていて。

「あぁ、だから亀になっていたんですね。背中をつけて削られたくなくて。エリオットはテイクダウン後の動きを読んで、反応させないように倒していたんですね。いやぁ、凄いですね。それにしても今のMMAを考えると、ロイヴァルのような選択はできないですよ。現代MMAにあって、あの戦い方を迷いなく選択する勝負度胸……自分の技量に自信があるのでしょうね。コイツも本物だった思いました」

──ハーフで潜らせてもらえず、亀になっていた。ただし、初回の終わりごろからトップを奪う場面も出てきました。

「さすがにエリオットはアタックをし続けて、疲れていました。序盤のキレキレの動きと比べると、ラウンドの終盤はかなり落ちていたと思います。UFCファイターといえども疲れるんだなって。やっぱり、従来のような練習がやり込めていないのでしょうね。米国の方が締め付けも厳しいと思いますし。

ロイヴァルって、いつもあんな感じの試合なんですか」

──自分がチェックした試合はそうですね。下攻め、足をキャッチされるとプロレスの延髄斬りみたいな蹴りを出したり、そこで?というタイミングでスピニング系のパンチやエルボーを使います。

「動き続けている……スクランブルのなかで極めるっていうのは、日本では正直見られないですね。サブミッションに行く人はキチっと止めてから極める選手が多いです。いやぁ、ロイヴァルも凄いとしか言えなかったです」

──最後はマウントを取り、ロールして逃れて上を取ろうしたエリオットを肩固めで切って落としました。

「その前にエリオットがギロチンを仕掛けにいって、それで力をまた使って疲れたというのはあると思います。逆にロイヴァルは倒されて、疲れない戦法を採っていた。エネルギーゲージはかなり違っていましたね」

──まさに半日後に見られた岡田選手の試合と同じでしたね。

「ありがとうございます(笑)。ロイヴァルの最後の動きはRNCと肩固めのコンビネーションに応用のようで、それほど驚くべき流れではなくて、あの肩固めに驚きはなかったです。見たことがある動きなので。ただエリオットのスクランブルが、まだスピードがあったのに合わせた。あの速さは見事だったと思います。

いずれにしても、僕自身はケイシー・ケニーとブランドン・ロイヴァルの試合を視て、『こうだよな』、『そうだよな』って思えて良い空気で試合に挑むことができました」

──では、これからもマニアックな人選でUFCの分析をお願いします。

「了解しました。今週のUFCも楽しみですよね。水垣さんが引退を発表した週にコディー・ガーブラント、アルジャメイン・ステーリング、エディ・ワインランドが出場するって……これは、もう運命ですよ。このバンタム級3試合も凄く楽しみです。でも、水垣さんはハニ・ヤヒーラに勝っているんですよねぇ、凄いなぁと思います」

──またヤヒーラですか(笑)。

「そこが今の僕の経験値なんで(笑)」

■UFC250計量結果

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アマンダ・ヌネス: 146ポンド(66.22キロ)
[挑戦者]フェリシア・スペンサー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
コディー・ガーブラント: 136ポンド(61.69キロ)
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
アルジャメイン・ステーリング: 136ポンド(61.69キロ)
コリー・サンドハーゲン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)
アンソニー・ロッコ・マーチン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 136ポンド(61.69キロ)
エディ・ワインランド: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー: 145.5ポンド(66.0キロ)
アレックス・カサレス: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
イアン・ハイニッシュ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ステーマン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ブライアン・ケレハー: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
チャールズ・バード: 184.5ポンド(83.68キロ)
マキ・ピトロ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フライ級/5分3R>
ジョズエ・フォルミーガ: 126ポンド(57.15キロ)
アレックス・ペレス: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド: 205ポンド(92.99キロ)
デビン・クラーク: 205.5ポンド(93.21キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
エヴァン・ダナム: 149.5ポンド( 67.81キロ)
エウベウ・バーンズ: 149.5ポンド( 67.81キロ)

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Report UFC UFC ESPN09 ティム・エリオット ブランドン・ロイヴァル ブログ

【UFC ESPN09】スクランブル戦の向う側。ガードからの極めでなく肩固めでロイヴァルがエリオットを下す

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル(米国)
Def.2R3分18秒by 肩固め
ティム・エリオット(米国)

1週間前のオファーを受けて、UFCと契約を果たしたLFAフライ級王者ロイヴァル。スイッチを織り交ぜるエリオットが、ロイヴァルの蹴りをキャッチして早々にテイクダウンを決める。ガードを取らせず、パス狙いのエリオットに対し、ロイヴァルは亀からシングルを狙う。エリオットはバックに回り、スクランブルから即テイクダウン。バックを譲ったロイヴァルのキムラ→スイープ狙いを潰したスタンドに戻ったエリオットは、組んで小外刈りで崩してバックへ。胸を合わせにいくロイヴァルが離れて右ジャブ、左ローを蹴り込む。

続くテイクダウン狙いを切ったロイヴァルは、前蹴りでバランスを崩すもすぐに立ち上がる。殴って組むエリオットは、バックに回るとスタンドの状態で足をステップオーバーして腕十字へ。背中を向けたロイヴァルに対し、エリオットはスリークォーターネルソンから腹固めへ。肩に担いで前方にエリオットを落としたロイヴァルは、シングルを切りつつ鉄槌を打ち込む。スクランブルからキムラ狙いのエリオットに対し、ロイヴァルは得意の腕十字に切り替えたところでノンストップの初回が終わった。

2R、エリオットはローを多用し、頭を大きく振って組みに行く。ここで切られると引き込んだエリオットに対し、ロイヴァルは左足を抜いてハーフへ。肩固め狙いからトップをキープしたロイヴァルはギロチンも、足を抜いたエリオットがヴァンフルーへ。ロイヴァルは足を戻してフルガードを取ると、これを嫌がったエリオットが立ち上がる。

エルボーを入れたロイヴァルだが、スピニングバックフィストにダブルレッグを合わされ前転でかわそうとしバックを許す。胸を合わせに行くと、エリオットはギロチンへ。レッグドラッグの形で凌いだロイヴァルは、パスと同時にマウントを奪取する。ロイヴァルは背中を見せたエリオットの動きに合わせて横回転から上を取り、そのまま肩固めへ。自ら左足を掴んでエスケープを図ったエリオットだが間に合わずタップ。

ロイヴァルが金星といえる一本勝ちで、UFCデビューを飾ると「来週だって戦えるよ。動きは決して良くなかった。テイクダウンを狙ってくるのは分かっていたし、僕には意味はないよ。僕は人生を変えたい。明日、仕事に行かないといけないんだ」と話した。