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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN60 スティーブ・ガルシア チェ・スンウ

【UFC ESPN60】下がりながら打ち合うチェ・スンウを、ガルシアが左ストレートからの連打でストップ

<フェザー級/5分3R>
スティーブ・ガルシア(米国)
Def.1R1分36秒 by TKO
チェ・スンウ(韓国)

サウスポーのガルシアがガードを固めて距離を詰める。ガルシアの右ローに、チェ・スンウが右を合わせた。ガルシアがケージに押し込んでくると、チェ・スンウは首相撲から右オーバーフックへ。ガルシアがテイクダウンを狙うと、チェ・スンウが離れる。ケージ中央でオーソドックスに構えたガルシアを、チェ・スンウが右カーフでグラつかせる。サウスポーに戻したガルシアは、左ストレートをクリーンヒットさせる。下がるチェ・スンウと打ち合いを展開するガルシアは左でグラつかせ、さらに左でダウンを奪う。亀になったチェ・スンウにパンチを連打し、ガルシアがレフェリーストップを呼び込んだ。


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45 DEEP DREAM K-1 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase346 PRIDE UFC UFC ESPN60 イ・ジュンヨン カブ・スワンソン ジョン・チャンソン チェ・スンウ チェ・ドゥホ パク・ジュンヨン ビル・アレジオ ライカ 海外 金原正徳

【UFC ESPN60】17カ月振りの実戦、チェ・ドゥホ「喜んでもらえる試合をするという本質は変わりません」

【写真】いつまでも若々しい、チェ・ドゥホだ(C)MMAPLANET

20日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN60「Lemos vs Jandiroba」が開催され、韓国からパク・ジュンヨン、チェ・スンウ、イ・ジュンヨンとともにチェ・ドゥホが出場する。
Text by Shojiro Kameike

古き良き(?)日韓MMA関係の時代にプロになり、DEEPからUFCにステップアップを果たしたKorean Super Boyも33歳んあった。その激しいファイトの代償は小さくなく、UFC在籍が10年目となったが──韓国人男子なら避けることができない兵役期間もあり──この間7試合がしか戦っていない。

それでも、誰もが忘れることがないカブ・スワンソンの激闘など、まさに記録よりも記憶に残る戦いを続けてきたチェ・ドゥホ。1年5カ月振りの実戦前にインタビューを試みた。


人生を左右する選択をする瞬間。その都度、自分はやりたい方を選んできました

──チェ・ドゥホ選手、ご無沙汰しております。

「お久しぶりです(笑)」

──今週末にビル・アレジオと1年5カ月振りの試合が控えています。今の体調を教えてください。

「コンディションは過去最強です。減量の方も計画通りに進んでいます。良い試合を見てもらうことができると思います」

──チェ・ドゥホ選手は2014年にUFCと契約しましたが、2017年から試合数が年に1試合となり、2019年から2023年2月までは完全なブランクがありました。この辺りの事情を改めてご本人の口から説明をしていただけないでしょうか。

「一番大きな問題は兵役でした。自分の場合は代替服務をすることになっていたのですが、どのような代替服務に就くのか決定するのに時間が要してしまったんです。その間は海外に行くことができないという韓国の法律もあって、2019年から2021年まで海外で試合をすることができなかったです。

結果的に2022年に代替服務を終え、試合ができる状態になったのですが、ケガもあって去年まで試合ができませんでした」

──兵役はもちろん韓国の男性の誰もが就かないといけない制度、MMAファイターにとってもキャリアアップに非常に影響を及ぼします。それぞれの事情があり軽々しく言えないのですが、一瞬でも10代のうちに済ませておけばというような考えを持つことはなかったでしょうか。

「確かにそういう風に考えたこともあります。同時に、早い時期に兵役に就いていたら序盤のキャリアが変わっていて、UFCで戦うことができなかったかもしれないです。なので試合ができないときも、自分のキャリアや現状をポジティブに考えるようにしていました。

人生を左右する選択をする瞬間が、人間にはあると思います。その都度、自分はやりたい方を選んできました。その結果が間違っていたかもと、後悔もしました。ただし、今となってはやはり自分の想う選択をして良かったと思えることもままあります。

本当に色々あったのですが、MMAキャリアを振り返るとカブ・スワンソン戦がそうなります。あの試合で判定負けをして、本当に悔しくてたまらなかったです。『なぜ、負けたのか』、『そもそも、どうしてオファーを受けたのか』という風にも考えました。でも今となっては、あの試合によって世界中の人に自分のことを知ってもらうことができ、応援してくれる人が増えました。

何よりUFCの殿堂入りまで果せて、カブ・スワンソンと戦ったことは間違っていなかったと今では自信を持って言えます」

──今や伝説のカブ・スワンソンもそうですし、チェ・ドゥホ選手は毎試合のように激しい試合を繰り広げます。結果、アジアでは倒し切れた戦いも、そうでなく反撃を受ける。なのでエキサイティングな試合になるのですが、ダメージの蓄積も心配ですし、試合結果としてUFCでは勝敗の数も五分です。その辺りを踏まえて、スタイルチェンジを考慮することはありましたか。

「もちろん、戦い方の細部においては見直すことは必要です。ただし、ファンに喜んでもらえる試合をするという本質は変わりません。UFCは五輪スポーツのようなアマチュアではないです。ファンに楽しんでもらうことが一番大切です。

自分自身がファンの時、PRIDEやK-1を見た時のドキドキと興奮を今も覚えています。あの時のPRIDEやK-1の選手のような戦いをファンに見せたい。勝ち負け以上に、今も拘っているのはそこです」

──では今週末の試合も激しい試合になりそうですね。

「自分としては、そういう試合がしたいです。ただし、試合が盛り上がるかどうかは拍手と同じで、両手で思い切り叩き合わないと大きな音は出せないです。だから対戦相手がどのような気持ちで戦ってくるかですね(笑)」

──長身でリーチがあり、独特の打撃の持ち主でテイクダウンもできます。

「ストライカーだとは思っています。テイクダウンとグラップリングもできる、ストライカーですね。彼の組み技を軽視するわけではないですが、グラップリングやレスリングは自分の方が上です。なので、打撃中心のファイトになると予想しています」

──そんな今回の試合ですが、どこで準備をしてきたのでしょうか。

「所属はプサンのチーム MADのままで、今も練習をしています。ただ今回の試合に向けては、初めて対策練習やコンディショニングとストレングスをジョン・チャンソンさんのコリアンゾンビMMAで集中トレーニングを行いました」

──韓国も若い世代が育っています。同様に米国で練習をするのもMMA界の常識になりつつあります。国内と海外での練習、どのようにチェ・ドゥホ選手は考えていますか。

「チームMADやコリアンゾンビMMAでの練習を通じて、韓国のMMAのレベルは相当に上がっていることを実感しています。だからといって韓国内か海外という風に二極化することなく、柔軟に考えています。国内でも十分な練習ができています。その上で海外で練習ができる状況が整えば、ジョン・チャンソンさんも行っていたアリゾナのFight Readyでトレーニングすることを考えています」

MMAPLANETでの初インタビューは2010年10月のソウルのバスターミナルで行ったもの。前夜のK-1 MAXにチームメイトが出場し、クミに戻る彼をキャッチ。同月30日に戦極で金原正徳戦が決まっていたが、ドゥホの負傷でキャンセルされインタビューはお蔵入りとなった

──33歳になったKOREAM SUPER BOY。それでも米国では学生と間違えられるのではないかという若々しさを保っているなかで、やはり言葉を聞くと大人になりましたね(笑)。

「MMAで飯を食うようになって長くなったなぁと自分でも思います(笑)。凄く腰が悪くて、試合ができるのかと思ってDEEPで石田光洋選手と戦ったのが、もう13年も前です(笑)。本当に日本で戦っていた時は、自分の人生のなかでも特別な時間です。そして日本のファンは、今もずっと応援してくれて本当に感謝しています」

──では、そんな日本のファンに一言お願いできますか。

「自分はRRIDEやK-1、DREAMで試合をしたいと思ってプロファイターになりました。KOREAN SUPER BOYというニックネームも日本のファンにつけてもらいました。日本のファンは自分にとって、ずっと大切な存在です。これからも応援してください」

■Pancrase346視聴方法(予定)
7月21日(日)
午前6時00分~UFC Fight Pass
午後5時45分~U-NEXT

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JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52 アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 佐藤天 木下憂朔 河名マスト 風間敏臣

【UFC ESPN52】中村倫也、Tシャツを脱ぎ忘れる……。「さぁ、おっぱじめようぜ」(ホロウェイ)

【写真】何か意味があったのかと思われた中村倫也初の公開計量with Tシャツ―― (C)MMAPLANET

25日(金・現時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで明日26日(土・同)に開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」のセレモニアル計量&フェイスオフが行なわれた。
Text by Manabu Takashima

中村倫也と風間敏臣のデビュー戦&木下憂朔のオクタゴン2戦目が組まれた今大会。シンガポールの熱心なファン、そして韓国系のファンの声援が会場内で多く聞かれた。


そんななか日本人の先陣を切り、佐藤天を帯同してステージに登壇した木下。

満面の笑みを浮かべて計量台の上で両手を広げると、フェイスオフでもビリー・ゴフを相手にゴンタ顔の笑顔を見せた。

木下とは対照的に厳しい表情でステージに現れた風間は、向き合ったギャレット・アームフィールドが叫び声を挙げると、さらに険しい顔に変わり――なんと額をぶつけるという行動に出る。ここまでのケンカ腰の風間は過去に見たことはない。

額をぶつける行為は褒められたものではないが、オクラゴンで何をする必要があるのが伝わってくる風間だった。

風間と同じく初めての公開計量に中村は目を輝かせ、会場を見上げるように姿を見せる。と――Tシャツを着たままスケールに乗り、フェイスオフになるとようやく脱いでファーニー・ガルシアと向き合った。

なぜ中村はTシャツを着たままだったのか。「何かハワイに対して、思うところがあったのかもしれないです。そういうところがあるので……分からないですけど」とは盟友・河名マストの弁。ただし、本人に確認すると「脱ぎ忘れましたっ!!」とのことだった。

会場一番人気のコリアンゾンビことジョン・チャンソンはマックス・ホロウェイとのフェイスオフを終えると、「たくさんの韓国人ファンの姿が見えた。コリアンゾンビの初めてのシンガポールでの試合を見に来てくれて感謝している。ホロウェイとハワイの人々の身に起こった惨事が、ここまでだと知らなくて申し訳ないと思っている。でもこのスポーツのパワーは、ハワイが立ち上がることを助けられると思っている」と話すと、ホロウェイは「シンガポールに戻ってこられて、アジアのレジェンドと戦えることは素晴らしいよ。今は何かをいうより、ファイトをするだけ。ラハイナの皆のため、アジアのために――さぁ、おっぱじめようぜ!!」と颯爽とした言葉を残した。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後6時~UFC FIGHT PASS
午後5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スパーン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ: 146ポンド(66.22キロ)
アレックス・カサレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也: 135ポンド(61.24キロ)
ファーニー・ガルシア: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 255.5ポンド(115.89キロ)
パーカー・ポーター: 256ポンド(116.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 264 ポンド(119.74キロ)
ウーカシュ・プジェスキ: 265 ポンド(120.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
ギャレット・アームフィールド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170ポンド(77.11キロ)
ロランド・ベドヤ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
ビリー・ゴフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 145ポンド(65.77キロ)

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【UFC ESPN52】計量終了「1人の出現で全ては変わる」by ショーン・シェルビー。UFC計量よもやま話

【写真】かなり削っているホロウェイとジョン・チャンソン (C)MMAPLANET

25日(金・現時間)午前9時から午後11時まで、シンガポールはセントーサ島にあるリゾートワールド・コンベンションセンターで明日26日(土・同)に同地カランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」の本計量が行なわれた。
Text by Manabu Takashima

出場26選手、全員が一発クリアした優良な計量会場で見られ、聞かれた――よもやま話をここでお伝えしたい。


まずUFCでは取材や、公開計量、ファイト時にオフィシャル・ウェアであるヴェノムのコスチュームの着用が義務付けられているのはご存じの方も多いだろう。これは本計量のアンダーウェアも同じで、何セットも支給されるという。

中村倫也、木下憂朔の両名は計量直前に履き替えたというが、普段から着用しそのまま計量に臨む選手もいるそうだ。

また計量直後にはUFCからリカバリー用の補給水も支給され、体重によって量が調節され、補給する時間も伝えられる――という徹底した安全管理がなされていた。仮にこの補給水を飲み、嘔吐するようなことがあれば試合出場にレッドカードが提示されることに――。

そんな計量会場に髙谷裕之の姿が見られた。髙谷は河名マスト、鈴木崇矢と共に中村のコーナーマンを務める。昨年8月にフリーランスとなり袂を分かった両者だが、3月のGrachanの会場などで顔を合わせ、挨拶から徐々に言葉を交わすようになっていったという。

そして今回のUFCにデビューに向けて、中村は勝利に向けて髙谷という存在が欠かせないことを再確認。冷静かつ、闘魂を注入できる髙谷は中村の勝利に向けて、マスターピースとなるか。

今大会は日本人選手が3名出場するが、「ようなく日本から、このスポーツを代表する選手になれる人材が現れた」と話したUFCタレントリレーションズのトップ=ショーン・シェルビーは「本当に長い時間がかかった。1人で良いんだ。1人の出現で、他の選手の認識が変わり、あとを続く選手が現れる。そう中国でも長らく中国のMMA界の型にはまったファイターばかりだったなかで、ジャン・ウェイリという違った思考の持ち主が現れたことで全てが変わったんだ。リンヤは昨日の会見では英語で受け答えをしたんだろう?  いいかい、重ねていうけど1人の出現で日本のMMA界は変わるんだよ」と言葉を続けた。

ジャン・ウェイリが現れ中国のMMA界が変わった――これは2013年から2014年にかけてUFCではTUF Chinaを開き、中国市場進出への起爆剤となるよう多くの資金投入を行った。結果、中国の格闘技市場は人材の流出を恐れ、これから育つ層に多額のファイトマネーを支払うようになり、UFCを目指す選手が途絶えたことを指している。

ばかりか、TUF Chinaで知名度が上がったジャン・リーポン、ワン・サイらも国内大会に戻ることになった。UFCでは魔の5年間と呼ばれる空白の期間を世界最大の市場で経験し、ジャン・ウェイリの活躍と王座奪取により、一気に中国人選手の思考と志向が変化した。

果たして中村倫也がジャン・ウェイリのような存在になれるのか。その保証は0パーセントで、果てしない茨の道が彼を待っている。と同時に、昨日のメディアデーで「僕が挑戦できるときまで3年、ショーン・オマリーに待ってほしい」と発言していた中村へのUFCの期待度の高さもまた、過去の日本人ファイターの例には当てはまらない。そのようにシェルビーの言葉から感じられた。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スパーン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ: 146ポンド(66.22キロ)
アレックス・カサレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也: 135ポンド(61.24キロ)
ファーニー・ガルシア: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 255.5ポンド(115.89キロ)
パーカー・ポーター: 256ポンド(116.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 264 ポンド(119.74キロ)
ウーカシュ・プジェスキ: 265 ポンド(120.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
ギャレット・アームフィールド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170ポンド(77.11キロ)
ロランド・ベドヤ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
ビリー・ゴフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 145ポンド(65.77キロ)

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JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52   アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ジェフ・ニール ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア ブランドン・モレノ ボクシング マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 木下憂朔 風間敏臣

【UFC ESPN52】中村倫也の対戦相手、ファーニー・ガルシア「殴って勝負する。それがメキシカン魂」

【写真】31歳とは思えないベイビーフェイスのガルシア。彼が来ているTシャツは利益のすべてが寄付されるUFC ♡ HawaiiTシャツ(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」で中村倫也がUFCデビューを迎える。デビューから2年1カ月で辿り着いた夢の舞台、その初戦の相手を務めるのがファーニー・ガルシアだ。
Text by Manabu Takashima

UFCでは過去2戦して2敗、生まれ育ったテキサスから遠く離れたシンガポールの地にアンダードッグとして出向いてきた。メキシカンの血が、MMAでも拳の勝負に誘うというガルシアにとっても、ファイターとして存在証明の場。最大の武器は経験だと断言するガルシアも後がない人生が掛かった戦いに臨む。


──今週末、中村倫也選手との試合を控えています。今の気持ちを教えてください。

「リンヤのような無敗の新鋭と戦うことができて、とても光栄に思っている。彼は他の日本人ファイターとは違う。レスリングでは世界レベルで活躍し、MMAでも無敗。きっと、UFCでも世界タイトルに絡むようなファイターになるだろう。そういう相手とアジアで戦えるのだから、楽しみでしょうがないよ」

――シンガポールまでの長旅、このような経験は過去の試合ではなかったかと思います。

「僕は米国とメキシコから、外に出たことがなかったから20時間のフライトなんて初めてだったよ。早目にシンガポールに入り、時差を調整してきた。金曜日はまるまる飛行機で、土曜日と日曜日は時差ボケで1日中眠かった。毎朝3時に目が覚めるんだ(笑)。そして午後6時にベッドに入るような感じでね。でも火曜日になって、しっかりと練習ができた。そして、時差ボケも解消されたよ(※取材は23日に行われた)。

マリナベイやハーバーフロント、セントーサ島を歩いたけど、本当に街が綺麗だ。シンガポールの人々と少し触れ合うだけで、メキシコや米国とは違ったカルチャーを感じた。凄く良い経験になっているよ」

――ファーニーはメキシコ生まれの米国人なのですか。

「ファミリーはメキシコ出身だよ。両親もね。僕はテキサス州エルパソで生まれ、それからは国境を行き来しているよ。ファミリーは国境の向こうのシウダーフアレスにいたから、何年もメキシコで生活をしていたこともあったし、本当に行ったり来たりを繰り返してきた。エルパソとシウダ―フアレスは歩いて移動できる距離だから。ただファミリーは皆メキシコ生まれだから、メキシカンの習慣のなかで育ったことは確かだよ」

――最近、メキシコも含めラテンアメリカ系の選手の成長が著しいですね。

「メキシコ人はファイターとしてのセンスを持って生まれ、それが必要な環境で育つ。豊かな国じゃない。何かを手にするには戦う必要がある。食べるために戦い、生き残るために戦う。もちろん、夢を掴むには戦うしかない。しかも、ボクシングが凄く身近にある。そうやって僕らはメキシカン魂が宿るんだよ。でも、本当はこういう風に言葉で説明できることじゃなくて。なんていうのか、とにかく僕らには戦うという性格が備わって成長するんだよ。ボクシングで勝って、自分の人生を全うするような感覚があって。

実際、MMAを戦うようになって柔術やレスリングの練習をしている。でも。試合になると柔術とかレスリングなんてどうでもよくなる。顔を突き合わせて、殴り合う。それがメキシカン・メンタリティで。絶対に勝負を諦めない。とにかく前に出る。だからレスラーのリンヤと戦っても、僕は殴って勝負する。彼がテイクダウンを狙うことは分かっている。それを止めて、ボックスだ」

――今回の試合、どのような準備をしてきましたか。

「いつも通りで、テキサス州ダラスのフォーティスMMAでキャンプをした。ブランドン・モレノが加入し、ジェフ・ニールやブライアン・スパーンも所属している。デイモン・:ジャクソン、メイシー・:チアソン、スティーブン・ピーターソンというUFC15人からファイターがいて、20人のMMAファイターが練習しているジムなんだ。それでいて、家族や友人が身近にいる場所で練習ができる。勝利を手にするためにキャンプでは正しい練習ができたと思っている」

――倫也選手に対して、ファーニーは自分のどの部分にアドバンテージがあると考えていますか。

「経験だよ。もう10年、15年とMMAを練習してきた。若い時にレスリングも少し齧っているしね。過去2試合、良いファイトができなかった。でも今回は心身ともに準備ができている。リンヤはMMAのトレーニングをし始めて、まだ3年だろう? それまでレスリングだけをやってきて、過去の対戦相手も僕ほどの力の持ち主はいなかった。

僕はリンヤが試合で経験していない状況が分かっている。そこが僕のアドバンテージになることは間違いない。これまで彼はどの試合でも、とてもイージーに勝利を手にしてきた。試合で危機らしい危機はなかった。僕は彼が戦ってきた相手のように、すぐに勝負を諦めるようなことはない。

彼に15分の戦いを知ってもらう。リンヤがこれまで戦ってきた試合とは別種類の試合をする。僕は彼のキャリアのなかで、戦ったことがないレベルのファイターだ。過去2試合の僕とは違う。掛け率ではリンヤが優勢なことも分かっているけど、きっとすごい試合になるだろう。

これまで試合が決まると、対戦相手のファンからSNSで決してナイスじゃないリアクションがあった。でも、リンヤと戦うことが決まっても日本のMMAファンからは一切、そんなネガティブなリアクションがないんだ。だからね、リンヤ・ナカムラのことを応援するに決まっている日本のファンにも、喜んでもらえるような良い試合がしたい」

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ジョン・チャンソン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ(ジョージア)
アレックス・カサレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
ファーニー・ガルシア(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
パーカー・ポーター(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣(日本)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン(中国)
ロランド・ベドヤ(ペルー)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
ビリー・ゴフ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ(中国)
JJ・オルドリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

The post 【UFC ESPN52】中村倫也の対戦相手、ファーニー・ガルシア「殴って勝負する。それがメキシカン魂」 first appeared on MMAPLANET.
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8.26 UFCシンガポール大会で風間敏臣 vs. ギャレット・アームフィールド、チェ・スンウ vs. ジャーノ・エレンス

スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲 [DVD]


 UFCが8月26日にシンガポールで開催する『UFC on ESPN 52: Holloway vs. The Korean Zombie』で風間敏臣 vs. ギャレット・アームフィールドのバンタム級マッチが行われることをEuroSportのマルセロ・ドルフ記者が確認したとのこと。

 風間は2月の『UFC Fight Night 218: Lewis vs. Spivak』で行われたROAD TO UFCバンタム級トーナメント決勝戦で中村倫也に1R KO負けして以来の試合。敗れはしましたがUFCと契約し、今回が本戦デビューです。アームフィールドは昨年7月の『UFC on ESPN 39: Dos Anjos vs. Fiziev』で行われたUFCデビュー戦でデビッド・オナマに2R肩固めで敗れて以来の試合。前回がフェザー級だったので今回がバンタム級転向初戦です。


 同じくチェ・スンウ vs. ジャーノ・エレンスのフェザー級マッチが行われることをEuroSportが確認したとのこと。

 チェは昨年11月の『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』でマイケル・トリザーノに1R KO負けして以来の試合で3連敗中。エレンスは昨年9月の『UFC Fight Night 209: Gane vs. Tuivasa』で行われたUFCデビュー戦でウィリアム・ゴミスに判定負けして以来の試合。続きを読む・・・
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【UFC284】元K-1戦士バダザリアンと対戦、ジョシュア・クリバオ─02─「向うが倒す機会を与えてくれる」

【写真】根性ファイトとスコリング、エンターテイメントと勝負論。ファイトだけでなく、思考的にもバランスが取れているクリバオ (C)MMAPLANET

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナで開催されるUFC 284「Makhachev vs Volkanovski」でメルシック・バダザリアンと対戦するジョシュア・クリバオ・インタビュー後編。

元K-1ファイターで、強烈勢いでパンチと蹴りを武器に戦うバダザリアンを前にして、クリバオにMMAの戦い方を尋ねた。高いファイトIQを誇るクリバオはエンタータイメントと競技の両面からMMAを理解し、また彼流のエキサイティングなファイトの定義を話してくれた。

<ジョシュア・クリオバ・インタビューPart.01はコチラから>


──ファンの後押しは嬉しい限りだと思いますが、ジョシュアのように規律と我慢をもって戦っていると、その声援に乗せられて自制心を失いアグレッシブになり過ぎることはないですか。

「とはいってもファイトはエンタータイメントでもあるしね、そうできる時は皆が喜ぶ試合をしようと心掛けてはいるよ。だから、皆が試合を見に来てくれるわけだし。と同時にはファイティングはスポーツで、勝敗が全て。絶対に勝たないといけない。エンターテイメントとは相手を殴ること。だけど、少しぐらい退屈になっても勝利が必要だ。エキサイティングな試合を心掛けて、勝つ。そのバランスを取ることが大切になってくる」

──シンガポールのチェ・スンウ戦。3Rは攻めまれ、思うように戦えなかったかと。

「最初の2つのラウンドを取っていることは分かっていた。だから、自分から攻めることはしなかった。ちょっとそこの塩梅が難しかったね。リスク管理をした結果だよ」

──逆に最初の2つのラウンドを失っていても、そのままの戦いを続けてしまう選手もいます。

「う~ん、もう後がない時は攻めるしかないよ。それでピンチを招いたり、相手が有利になったとしても攻めないと勝てないんだから。ジャッジの裁定で不利だと思っているなら、やるしかない。何よりも忘れてならないのは勝っている時も、負けている時もやるべきことをやるということ。それがファイトだよ」

ブレイキンバック そのために必要なのは、魔裟斗のスピリットだ(笑)。

──ただファイターも人間で。人間は逆転を狙うよりも倒されないこと、極められないようサバイブが目的になることがあります。

「そうならないために自分が不利な状態での練習が欠かせないんだ。試合でそのような状況にならない方が良い──でも、自分が追い込まれた場面を想定して練習しなければならない。そういう条件下で練習をしていると、実戦が楽に感じられるんだよ」

──ここまで質問は実は日曜日の対戦相手メルシック・バダザリアンが、爆発力のあるアグレッシブな元キックボクサーだからさせてもらってきました。今話したような様々な状況で、ジョシュアはどのような選択するのか。

「彼は頭を殴ってKOするために、前に出て来る。きっと、それは彼の戦闘本能がああいう戦いをさせているのだろう。そう対戦相手が僕を殺しに来る。そういう気持ちでオクタゴンに向かう。そして、最高のジョシュア・クリバオを魅せるつもりだ。

バダザリアンが前に出てくることで、この試合は本当にエキサイティングなモノになる。そうなることが嬉しいよ」

──ジョシュアは相手をおびき寄せて、殴ることに長けています。

「彼が下がって、僕が前に出るような展開だと実際はファンが楽しめる試合にはならないだろう。でも、バダザリアンが懸命に倒しにくれば話は別だ。ファンに最高の試合を見せる自信があるよ。

アグレッシブに前に、前にという風に戦う相手は戦いやすい。チェ・スンウ戦を思い出してほしい。彼が攻めてくるところで、僕はダウンを何度か奪っている。フィニッシュに近づいたシーンもあった。前に出て攻めてくる相手は、僕に隙を見せている。向うが僕にフィニッシュの機会を与えているんだ」

(C)Zuffa/UFC

──そんななかバダザリアンのどの攻撃には警戒が必要だと考えていますか。

「良いテクニックを全般的に持っているけど、一発の威力が強い左のパンチと同じく左の蹴りかな。でも、怖くはない。そしてグラップリングの展開になると、彼に勝ち目はなくなる。まぁ、ぼくが下になることはないけどね。スタンドの展開では僕がケージを背負うことになっても、相手に背負わせても彼は僕の正面に立たないことだ。

試合毎に成長したベストバージョンの状態で戦う。ファイトウィークに記者会見があり、ファンの姿を見ることができる。全てが自然の流れで進んでいることで、僕も凄く落ち着いている。このまま良い調子で、オクタゴンに上がりたい。重ねて言うけど、バダザリアンが倒しにくれば、ファイトは僕のモノだ。

そして、前の試合からどれだけ成長したかを皆に見てほしい。バダザリアンを完全ドミネイトする。新しくなり、以前と違う戦いができるジョシュア・クリバオを見てもらう」

■視聴方法(予定)
2月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC284対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
[正規王者] ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
[暫定王者]ジョシュ・エメット(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
パーカー・ボーター(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ(豪州)
メルシック・バダザリアン(アルメニア)

<フライ級/5分3R>
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)
シャノン・ロス(豪州)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
ドン・ジェイニス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)

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【Special】韓国MMAを知る。KTTハ・ドンシ代表「実力がなくても、人気が出るのはMMAの一部」

【写真】すっかり丸くなったと思いきや、ハ・ドンシン節は健在で嬉しい限りだった (C)MMAPLANET

昨年末、大晦日に開催されたBlack Combatを取材するために渡韓し、Gladiator1月22日大会出場選手の取材と同時に、複数のジムや選手、指導者、プロモーターに合いK-MMA界の今を探ってきた。

韓国MMA界の今、第一弾はコリアントップチームを率いるハ・ドンシン代表の話をお届けしたい。知る人ぞ知るホットテンパー、選手育成はスパルタ主義の権化。ハ・ドンシンも丸くなったと思いきや──その軸にあるMMAへの想いはまるで変わりなかった。


12月29日、午後3時の選手練習に25人近くのファイターが集まる

──UFCにおいて韓国人ファイターは日本人選手より契約選手も多く、活躍度、戦績も上です。

なぜ、韓国人選手たちが日本をリードできるようになったのか。そこをハ代表に伺いたいと思います。

「ジョン・チャンソン、チェ・ドゥホ、カン・ギョンホ、キム・ジヨン、チョ・ダウン、パク・ジョンヨンの6人、チェ・スンウは前の試合が契約最後の試合で更新できるか分からない。きっとリリースでしょう。だから、それほど韓国人選手がUFCで活躍しているとは私は思っていないです。

話せば長くなりますが、結論として歴史もある日本のMMAを韓国が越えたとは思ってないです。日本でUFC人気が上がり、UFCで戦いたいと思う選手が増えれば韓国人ファイターよりも、日本人選手の方が活躍するはずです」

──それはハ代表の見立てなのですね。ところで日本は毎週末のようにMMA大会があり、試合機会も多いです。ただし国内で大会数もさほどないニュージーランドにはUFCで活躍する選手があれだけいる。その点において国内でTOP FCも開催されていたハ代表からすると、今の韓国国内のMMA界の実状はどのように捉えられていますか。

「日本と比較すると大会数は多くはない。それでも増えてきました。新しいプロモーションも出てきています。そして、TOP FCも近いうちに活動を再開する予定です。そうやって韓国のMMAの盛り上げていきたいと思っています」

打ち込みからスパーの合間に首の強化。つまり、スパー待ちの間だけが2時間の練習の休息タイムとなる

──KTTで選手を指導し十分な実績があるハ代表ですが、プロモーター業はコーチ業とは勝手が違うかと思います。

「その通りです。だからこそ歴史が20年以上、30年もある修斗、パンクラス、DEEPという大会が活動を続けている日本が素晴らしいと思っているんです。TOP FCをやって、どれだけ団体運営が難しいが分かりましたから。本当に日本の中小団体を尊敬しています」

──特に強い選手を育てたいハ代表からすると、チケットを売る選手が必要となる興行は本当に難しくなかったですか。

「今は試合を見て、MMAの練習をしようという層も出てきました。だから強い選手も必要だし、フィットネス感覚でMMAをやる人も必要で。そして見るだけの人も必要だと実感しています。そうですね……実力がなくても、人気が出る。それはMMAの一部だと思うようになりました」

この日のスパーはボクシング&テイクダウン。蹴りがないのは、思い切りテイクダウンを狙い、攻防ともに強化させるため

──随分と丸くなりました!! あのROAD FCとの罵り合いが遠く昔に感じます(笑)。

「アハハハハハ。ただし、MMA……格闘技の本質を守らず、MMAをやっている人間には腹が立つばかりです」

──良かった。ハ・ドンシンは健在だと分かりました。ところで日本の選手たちの多くが、UFCを目指し叶わないと、国内に留まります。その一方で韓国選手はロシア、中東などにチャレンジしており、この一点においてもハングリーだと感じます。

「だから強くなれるということもあると思います。ただし、そこも良し悪しです。年を重ねて引退をしないといけない選手、チャンピオンになれない選手もいます。再チャレンジをする選手、一線を引く選手。それは選手個人の判断です」

──ではROAD FCが引っ張り、Double GFCやAngel’s FCがコロナ期を耐えた。そしてBlack Combatが生まれ、TOP FCも活動再開される韓国内のMMA市場をどのようにハ代表は感じていますか。

「個人的な感情は抜きにして、とにかく選手たちに試合機会を数多く与えるためには団体の数と大会の数が多いに越したことがないので、それらの団体の長には感謝の気持ちを抱いています」

──ではUFCで2人の選手が活躍するKTTの代表として、アジアで独自の活躍をするONEはどのように思っていますか。

「もちろんONEも素晴らしいプロモーションだと思っています。だから教え子でONEに出たいという選手がいればプッシュします。ただし、米国に行けばONEがどのように捉えられているのかは、ダイレクトに伝わってきます。UFCやBellatorがONEより人気があるのは絶対です。

ないより大切なのはファイトマネーの額、そしてUFCのファイターは自分がUFCで戦っていることに、プライドを持つことができるはずです。そこにUFCとONEの差があります」

──今日は練習開始前に色々と話していただきありがとうございました。最後にハ代表は、今後韓国のMMAをどのように成長させていきたいと考えていますか。

練習の締めは、心身ともに削りまくる補強運動。慧舟會東京本部練習が思い出される

「UFCは絶対のトップです。

ただし、誰もが契約できるプロモーションではありません。UFCで戦いたいという気持ちがなく、ただ人気者になりたいという選手が最近は増えたように思います。それは選手個人の自由です。

そのなかでウチの選手達は本当にマジメに練習をしています。そんな彼らに関しては、自己発信ではなくても周囲の人がどれだけやっているのかを理解してくれています。そういう選手をKTTでは育て続けたいと思っています。

それと……最後に言わせてください。マジメに練習をしてUFCに出ている選手と、YouTubeで有名になった選手、10年後に記憶に残っているのはどちらの選手だと思いますか。今、人気があっても実力不足では、将来何もできません。対して実力があっても人気が無い選手は、これからもずっとMMA界で生きていくことができます。

MMAファイターなら実力がなくて人気があるより、人気がなくて実力がある方が価値があります。それはだけは絶対です」

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MMA MMAPLANET o UFC UFC281 チェ・スンウ マイク・トリザノ

【UFC281】目には目を歯には歯を、左フックには左フックを。同時ダウンを経て、トリザノがチェをKO

<147.5ポンド契約/5分3R>
マイク・トリザノ(米国)
Def.1R4分51秒by KO
チェ・スンウ(韓国)

チェの右カーフをかわした体重オーバーのトリザノ。続く踏込みで両者が左ハイを打ち合い、ダブルノックダウンに。2人ともすぐに立ち上がり、チェが拳を伸ばす。すぐに呼応したトリザノにUSAチャントの後押し。するとチェのステップインから左に、トリザノが左を合わせてダウンを奪う。パウンドを受けながら立ち上がったチェは右カーフ、左フックから右ハイを蹴っていく。

カウンターを受けてもリードフックを続けるチェは、懐まで入り右をヒットさせる。トリザノはジャブを返し、互いにショートのワンツー。ここでチェが左フックをヒットさせてパンチを纏めていく。下がったトリザノに組みついたチェがテイクダウンも、すぐに立ち上がられてエルボーを打って離れる。ジャブに右のカウンターを入れ、左を当てたチェワンツーの右を被弾する。と、残り10秒で左に左フックを打たれたチェが腰からもんどりうってキャンバスに崩れ落ち、トリザノが目には目を歯には歯を──左フックには左フックを、というモノにした。


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『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』前日計量動画


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Israel Adesanya (185) vs. Alex Pereira (184.6) – for middleweight title
・Champ Carla Esparza (114.8) vs. Zhang Weili (114.8) – for women’s strawweight title
・Michael Chandler (155.8) vs. Dustin Poirier (156)
・Frankie Edgar (135.6) vs. Chris Gutierrez (136)
・Dan Hooker (155.8) vs. Claudio Puelles (155.2)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Renato Moicano (155.8) vs. Brad Riddell (155.6)
・Dominick Reyes (205.4) vs. Ryan Spann (206.6)*
・Erin Blanchfield (125) vs. Molly McCann (125.4)
・Andre Petroski (185.8) vs. Wellington Turman (185.2)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 6 p.m. ET)

・Ottman Azaitar (155.6) vs. Matt Frevola (154.8)
・Silvana Gomez Juarez (115.6) vs. Karolina Kowalkiewicz (115.6)
・Seungwoo Choi (145.6) vs. Michael Trizano (147.6)**
・Julio Arce (135.8) vs. Montel Jackson (135.8)
・Nicolae Negumereanu (206) vs. Carlos Ulberg (205.2)

 『UFC 281: Adesanya vs. Pereira』前日計量結果。メインカード出場選手は全員パス。前座ではドミニク・レイエスと対戦するライアン・スパンが206.6ポンドと0.6ポンドオーバー。チェ・スンウと対戦するマイケル・トリザーノが147.6ポンドと1.6ポンドオーバー。どちらも出場給の20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。アレックス・ペレイラがド派手です。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・イスラエル・アデサニャ vs. アレックス・ペレイラはアデサニャ支持9人、ペレイラ支持2人。

・カーラ・エスパルザ vs. ジャン・ウェイリはエスパルザ支持3人、ジャン支持8人。

・ダスティン・ポイエー vs. マイケル・チャンドラーはポイエー支持7人、チャンドラー支持4人。

・フランク・エドガー vs. クリス・グティエレスはエドガー支持4人、グティエレス支持7人。

・ダン・フッカー vs. クラウディオ・プエレスはフッカー支持3人、プエレス支持8人。続きを読む・・・