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【DWCS S08 Ep07】RNCで一本勝ちのヴォイエヴォドキンを始め、5人の勝者全員がUFCとサイン

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・ヴォイエヴォドキン(ウクライナ)
Def.1R1分13秒by RNC
ベイリー・ショーンフェルダー(米国)

カレッジのフットボールからMMAに転向し、LFA & Bellatorで2勝ずつ挙げCage Fury FCでヘビー級王者となったショーンフェルダーが、ロー、ハイをと左右の蹴りを多用するヴォイエヴォドキンにボクシングで勝負を挑む。距離を詰めると、パンチに切り替えたヴォイエヴォドキンが、回るショーンフェルダーに左を入れてダウンを奪う。すぐさまバックを制したヴォイエヴォドキンがRNCでタップを奪った。

運命の時。まずはダナ・ホワイトからアレクサ・タイナラにまず契約が告げられると、ケヴィン・バジェホスを「20のコンビネーションを決めた。この22歳には光り輝く未来が待っている」と大絶賛しUFC行きを伝える。

そして、3試合目の勝者ケヴィン・クリスチャンには「9勝2敗、100パーセントのフィニッシュ率。これだけリーチのアドバンテージがあるのに、ジャブを一発も打たずスローな試合だった。それでも5連勝だ……。私自身は本当にこの試合は楽しめなかった。でもミック・メイナードが強くプッシュしてきた。こっちにきてミック・メイナードに礼を云え。君はミック・メイナードの選手だ」と、合格に。

続いてダニエル・フルンザ、ヴォイエヴォドキンは、ダナの満面の笑みとともにUFCに迎え入れらた。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep07 MMA MMAPLANET o ダニエル・フルンザ ワジム・クーチ

【DWCS S08 Ep07】初回にダウンを奪ったクーチ、2Rにスタミナ切れ。フルンザがパウンドアウト

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・フルンザ(ルーマニア)
Def.2R3分30秒by TKO
ワジム・クーチ(ベラルーシ)

右ローを蹴ったクーチ。フルンザが右ハイを狙う。ローに右を合わせ、カーフを蹴ったフルンザは、ローを返したクーチに右をヒットさせる。動きが止まったクーチは、直後にダブルレッグでテイクダウンを決めて息を整える。クーチは下からエルボーで右目尻をカットしたが、立ち上がって強烈な勢いのパウンドを左右から落とす。

フルンザは明らかに怯み、足を一本抜かれると背中を預けてスクランブルに。後方から蹴りを見せたクーチは、再びテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったフルンザに正対したクーチは離れたフルンザに右を当てる。さらに間合いを測るなかで、右アッパーを決めてダウンを奪う。残り1分、クーチはクローズドガードのフルンザに細かいパンチを落とし、上体を起こしてエルボーを打ちつける。ここで立ち上がったクーチだが、フルンザが右を打ち込んでラウンド終了となった。

2R、初回はクーチが取ったが勝負の行方はまだまだ読めない。肩で息をするクーチは右アッパーからフックで前に出る。構わす打の圧を高めるフルンザは、ニータップを切って右を当てる。クーチは頭から突っ込むようなボディショット、そしてアッパーからオーバーハンドを狙う。直後にダブルレッグを仕掛けたクーチは、スプロールされ完全にガスアウト状態に。

シングルレッグも自ら離れたクーチは、ワンツーを被弾する。さらに右を受けたクーチは、エルボーに右を打ち返す。勢いを高めるフルンザは右を当て、スイッチを織り交ぜて圧を掛ける。組んで切られ、足が泳ぐクーチ。これはもう時間の問題か。フルンザはボディショットから、三角蹴りを決める。腹を効かされシングルを切られて動けないクーチが引き込むが、パンチの連打の前にレフェリーが試合を止めた。


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【DWCS S08 Ep07】85勝7敗の潰し合い。UFC戦士越えを果たした究極の勝利至上主義=クーチに注目

【写真】一発勝負で、クーチがどのようなファイトを選択するか (C)Zuffa/UFC

24日(火・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるDWCS S08 Ep07。残念ながら日本人ファイターが2週連続で敗れたUFC直下型登竜門の戦い。今週も世界最高峰との契約を目指し、7カ国から10選手が集結する。
Text Manabu Takashima

オープニングファイトでは、コンテンダーシリーズでありながらブラジルの同朋対決となった女子ストロー級のホージー・コンセンサォン×アレクシア・タイナーラを筆頭に、今週の出場選手はレコードの綺麗なファイターが多い。出場10選手の通算戦績は85勝7敗となっている。


なかでもコメインのウェルター級マッチで、ルーマニアのダニエル・フルンザと戦うベラルーシのワジム・クーチは、17勝1敗という戦績を誇る。ばかりか2022年12月にはBRAVE CFで、元UFCファイターで10月にはオクタゴン再デビューが予定されているイズマイル・ナルディエフをスーパーウェルター級戦ながら1RKOで葬っている。

既にUFCファイタークラスの力があることを結果で示しているクーチ。フランスでMMAが合法化される以前に、パウンド無しMMAとして活動していた100% Fightのウェルター級王者で、アマMMAという言い方もできるパンクラチオンでは3度の欧州王者、世界大会でも準優勝という結果を残している。

プロMMAと並行して、アマのパンクラチオンを戦い続けてきたクーチは、アマチュアイズムが体にしみ込んでいる戦い方を見せることがある。それが決して無理をしない、リードを守り切るスコアリングMMAだ。ラウンドをリードしていると、攻勢であっても残り10秒でフィニッシュを狙わないばかりか、攻撃を止めて大逆転を芽を摘んでしまう。

もちろん、この戦い方ではコンテンダーシリーズでは勝っても契約できなことは十分に考えられる。究極の勝利至上主義者クーチだが、それでいて5つのKO勝ちと7のサブミッション勝利を挙げている。

UFC前夜という戦いで、LFAで2連勝中のフルンザを相手にし、クーチがどのような選択をするのか非常に興味深い。

■視聴方法(予定)
9月24日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S08 Ep07対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ベイリー・ショーンフェルダー(米国)
ダニーロ・ヴォイエヴォドキン(ウクライナ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・フルンザ(ルーマニア)
ワジム・クーチ(ベラルーシ)

<フェザー級/5分3R>
フランチェスコ・マッツェオ(イタリア)
ケヴィン・クリスチャン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ケヴィン・バジェホス(アルゼンチン)
キャム・ティーグ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ホージー・コンセンサォン(ブラジル)
アレクシア・タイナーラ(ブラジル)

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