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【Bellator272】堀口恭司✖セルジオ・ペティスから、BellatorはU-NEXTで2年間──配信決定

【写真】世界、米国に挑む感が伝わってくるフライヤー(C)BELLATOR

17日(水・現地時間)、Bellatorが12月3日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催するBellator272が、日本ではU-NEXTで中継されることを発表した。

メインでBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスにRIZINバンタム級チャンピオン堀口恭司が挑戦する同大会を皮切りに、今後2年間、Bellatorの全イベントがプレリミを含めU-NEXTで独占配信されることも合わせて明らかになっている。


ABEMAからDAZNで配信されていた世界第2位のMMAプロモーション、DAZNからの撤退後はYouTubeで無料配信されてきた。U-NEXTは22万以上の動画や140以上の雑誌が見放題の月額2.189円の有料サイトだ。

今後、U-NEXTにおけるBellatorの配信は日本語と英語のマルチch配信で、日本国内においてもビッグ・ジョン・マッカーシーやジョシュ・トムソン、チェール・ソネンらのカラーコメンテイターの解説や勝利者インタビューが視聴できるにも朗報だろう。

今回の配信決定に関して、スコット・コーカーは「U-NEXTネットワークで我々のファイトを中継できることに興奮を禁じ得ない。日本には多くの専門的な知識を持つファンがいる。彼らにセルジオ・ペティス✖キョージ・ホリグチを皮切りにベラトールの激戦を定期的に視聴してもらうことにワクワクしている」とコメントをリリースに寄せている。

また同リリースではU-NEXTの堤天心代表取締役の「世界有数の格闘技イベントであるBellatorを日本の視聴者にお届けできること、心から喜んでいます。現RIZINバンタム級王者の堀口恭司選手がBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティス選手に挑戦するBellator272という日本中のファンが注目する大会──日本のMMAファンには我々のライブストリーミングサービスを堪能してほしいです」というコメントを紹介されている。

MMAファンとしてはPFLやBRAVE CFと並び、無料視聴を楽しめるコンテンツであったBellatorの有料配信、正直なところ懐が痛いという感覚もあるだろう。しかし、YouTubeでの配信とは言ってみれば、MMA界有数のコンテンツが日本国内ではビジネスにならない状況を端的に表していたという見方ができる。よって今回のU-NEXTでの配信決定はMMA界にとって間違いなく朗報といえるだろう。

なお今回のプレスリリースではBellatorには堀口恭司以外に安西信昌、中村K太郎、渡辺華奈、そしてゴイチ・ヤマウチの日本人ファイターが所属しているという一文が添えられている。

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BELLATOR Bellator272 MMA RIZIN UFC YouTube   ジェレミー・ケネディ スコット・コーカー セルジオ・ペティス ベラトール 堀口恭司

U-NEXTが日本時間12月4日『Bellator 272』セルジオ・ペティス vs. 堀口恭司 他全試合をライブ配信/月額会員は無料、アーカイブも順次配信


 株式会社U-NEXTは、米国の格闘技大会「BELLATOR(ベラトール)」において日本国内の配信パートナー契約を締結いたしました。本取り組みの第1弾として、2021年12月4日(土)開催の格闘技大会『BELLATOR 272』をU-NEXT独占で見放題ライブ配信いたします。

 BELLATOR MMAは、2008年に米国で設立されたMMA(総合格闘技)の団体です。サークルケージと呼ばれる円形の金網で1ラウンド5分×3ラウンド(タイトル戦は5ラウンド)の試合が行われ、世界最高峰のUFCに次ぐ人気、規模を誇っています。2019年には日本でRIZINと共同で大会を主催するなど、日本の格闘技ファンからの注目も高まっています。

 ライブ配信第1弾となる12月4日(土)開催の『BELLATOR 272』では、移籍が決まった現RIZINバンタム級王者の堀口恭司がBELLATOR 世界バンタム級王者セルジオ・ ペティスに挑みます。堀口は2020年大晦日の朝倉海との対戦以来、1年ぶりの試合ながらタイトルマッチとなる大きな舞台へ。元UFC フライ級ランキング1位でもあり今回が初の防衛戦となる強豪ファイター、セルジオ・ ペティスと、RIZINのバンタム級王者として日の丸を背負って参戦する堀口との熱い一戦は見逃せません。

 当日はメインカードの「セルジオ・ペティス VS. 堀口恭司」「エマニュエル・サンチェス VS. ジェレミー・ケネディ」の2試合に加え、プレリムも独占でライブ配信いたします。U-NEXTで配信するBELLATORの試合はすべて見放題配信のため、U-NEXTの月額会員の方ならどなたでもお楽しみいただけます。

■ BELLATOR MMA 代表 スコット・コーカー氏

 日本の動画配信サービス「U-NEXT」を通じて、「BELLATOR」を配信できることを大変嬉しく思います。これまで格闘技が歩んできた歴史のなかで、日本には総合格闘技に精通し、熱心に応援してくれるファンが数多くいらっしゃいました。そういったなかで、今回のセルジオ・ ペティスと堀口恭司、2名の世界チャンピオンによる戦いを皮切りに、今後の大会を皆さまにお届けできることに喜びを隠せません。

 というわけで、12月3日にコネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナで開催する『Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi』はYouTubeではなく、U-NEXTで配信されます。前座は日本時間12月4日午前9時開始、メインカードは正午開始。

 また、U-NEXTはBellator MMAの過去試合を12月初旬から順次見放題で配信予定とのこと。続きを読む・・・
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BELLATOR MMA RIZIN UFC YouTube アリ・バガウティノフ コナー・マクレガー セルジオ・ペティス マネル・ケイプ 修斗 堀口恭司 石橋佳大 総合格闘家

堀口恭司 デビューから朝倉海戦まで全KO ダウンシーン Kyoji Horiguchi knockout

#堀口恭司 #堀口恭司KO #総合格闘技 #RIZIN

史上最強のMade In JAPAN

井上尚弥 デビュー戦からマイケル・ダスマリナス戦まで全KO集 ダウンシーン Inoue Naoya knockout

那須川天心 デビュー戦から裕樹戦まで全KO ダウンシーン集 MMA スペシャルマッチあり tenshin nasukawa knockout

【世紀の一戦】那須川天心 デビュー戦から裕樹戦まで 武尊 デビュー戦からレオナ・ペタス戦まで全KO ダウンシーン集 Tenshin nasukawa Takeru knockout

武尊 デビュー戦からレオナ・ペタス戦まで全KO ダウンシーン Takeru Knockout

フロイド・メイウェザー デビューからコナー・マクレガー戦まで全KO集 ダウンシーン Floyd Mayweather knockout

堀口 恭司(ほりぐち きょうじ、1990年10月12日 – )は、日本の男性総合格闘家、YouTuber、タレント、実業家。群馬県高崎市出身。アメリカ合衆国フロリダ州ココナッツクリーク在住。アメリカン・トップチーム所属。現RIZINバンタム級王者[注釈 1]。元Bellator世界バンタム級王者。日本人史上初のBellator世界王者[6]。元修斗世界バンタム級王者[注釈 2]。

日本人及び軽量級総合格闘家において世界トップクラスの実力を有しており、アメリカの総合格闘技団体「UFC」在籍時はフライ級ランキング最高3位まで上り詰め、UFC 186のメインイベントで当時のUFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンと対戦した[1]。

堀口恭司 vs セルジオ・ペティス

堀口恭司 vs 朝倉海

堀口恭司 vs 朝倉海

堀口恭司 vs ダリオン・コールドウェル

堀口恭司 vs ベン・ウィン

堀口恭司 vs ダリオン・コールドウェル

堀口恭司 vs 扇久保博正

堀口恭司 vs イアン・マッコール

堀口恭司 vs 石渡伸太郎

堀口恭司 vs マネル・ケイプ

堀口恭司 vs ガブリエル・オリベイラ

堀口恭司 vs 所英男

堀口恭司 vs 元谷友貴

堀口恭司 vs アリ・バガウティノフ

堀口恭司 vs ニール・シーリー

堀口恭司 vs チコ・ケイミュス

堀口恭司 vs デメトリアス・ジョンソン

堀口恭司 vs ルイス・ゴーディノ

堀口恭司 vs ジョン・デロス・レイエス

堀口恭司 vs ダレル・モンタギュー

堀口恭司 vs ダスティン・ペイグ

堀口恭司 vs 石渡伸太郎

堀口恭司 vs 扇久保博正

堀口恭司 vs イアン・ラブランド

堀口恭司 vs 井上学

堀口恭司 vs 徹肌ィ郎

堀口恭司 vs 上田将勝

堀口恭司 vs 直撃我聞

堀口恭司 vs 根津優太

堀口恭司 vs 細井鷹飛呂

堀口恭司 vs 赤尾セイジ

堀口恭司 vs 石橋佳大

堀口恭司 vs 川名蘭輝

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BELLATOR MMA RIZIN   エメリヤーエンコ・ヒョードル セルジオ・ペティス ベラトール 堀口恭司

スコット・コーカー代表が2022年のベラトール日本大会とバンタム級ワールドGP開催を示唆


 すでに、2021年12月3日(日本時間4日)に米国で開催される『Bellator 272』にて、Bellator世界バンタム級王者のセルジオ・ペティス(米国)に、堀口恭司(日本)が挑戦する「Bellator世界バンタム級タイトルマッチ」(5分5R)が発表済みで、その際に両代表は、「RIZINとの協力関係を継続」(コーカー)、「ここから両団体の威信をかけた戦いに」(榊原CEO)との声明を発表していたが、それが現実のものとなりそうだ。

 モスクワ大会でエメリヤーエンコ・ヒョードルのKO劇を見届けたコーカー代表は、「2022年は、英国、アイルランド、パリ、日本、ロシアと目まぐるしいことになる」と会見で予告。2022年のBellatorの遠征で日本大会を行うことをあらためて語った。

 続けて、「いまうちの135ポンド(バンタム級)は堀口恭司と契約してアメイジングな階級になった。145ポンド(フェザー級)もそうだ。この2つの階級に関してはあらゆるMMA団体のなかでも最も充実した選手層だと自負してる。2022年はエキサイティングな発表ができると思う」と、バンタム級とフェザー級を中心に、大きな仕掛けをしていくとしている。

 コーカー代表は会見で、「バンタム級GPは何人構想か。まだ決まってないが、8人トーナメントかなと思っている」と、初めて具体的な参加選手の構想を語った。

 日本ではRIZINバンタム級GPが開催中で、大晦日に決勝が行われる予定で、現在、朝倉海(トライフォース赤坂)、井上直樹(セラ・ロンゴ&ワイドマンMMA)、扇久保博正(パラエストラ松戸)、瀧澤謙太(リバーサルジム東京スタンドアウト)の4選手が勝ち上がっている。榊原CEOは、優勝者のBellator参戦も示唆しているが、果たして「8人トーナメント」の枠に入ることが出来るか。

 ベラトールではバンタム級GPにRIZIN勢が、日本ではフェザー級GPにベラトール勢が出場してくれれば面白いことになりそうです。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator272 LFA MMA RIZIN UFC スコット・コーカー セルジオ・ペティス ブランドン・モレノ 堀口恭司 榊原信行

【Bellator272】12月3日(現地時間)、堀口恭司がBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスに挑戦

【写真】堀口のポジティブマインドは、1年近くのブランクが障害にならない──タイトル奪還の可能性は高いといえる (C)BELLATOR

20日(水・現地時間)、Bellatorが12月3日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272でBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスにRIZINバンタム級チャンピオン堀口恭司が挑戦することを発表している。

9月にBellatorとの契約が明らかとなった堀口、その際スコット・コーカーは初戦が世界戦になる可能性があると話していたが、現実のモノとなった。


王者ペティスはWEC&UFCライト級を制したアンソニーの実弟で、2013年6月にLFAの前進RFAでフライ級王者となり、地元ミルウォーキーのロールショーでの壮行試合を経てUFCへ。バンタム級で3勝1敗の戦績を残した後、フライ級へ転向し現UFC世界フライ級王者ブランドン・モレノ戦やタイトルコンテンダーのジョン・モラガ戦、ジョセフ・ベナビデス戦で白星を得るも、ヘンリー・セジュードらに敗れバンタム級に再転向した。

2019年9月のタイソン・ナム戦後にフリーとなり、Bellatorと契約──UFCでの通算成績は10勝5敗だったペティスは、今年5月にフアン・アルチュレタの持つ世界バンタム級王座に挑戦して判定勝ちを収めBellatorバンタム級の頂点に就いた。今回の堀口戦が最初のタイトルディフェンディングファイトとなる。

一方の堀口は昨年大晦日の朝倉海戦以来、約11カ月振りの実戦が注目のチャンプチャンプ対決となった。今回は純粋に挑戦者の立場となり、RIZINのベルトが賭けられるダブルタイトル戦ではない。

「チャンピオン✖チャンピオンはいつだって特別なイベントだ。セルジオ・ペティスとキョージ・ホリグチが12月3日にBellator世界戦を戦うことにエキサイトしている。BellatorとRIZINに強固な協力関係により、2022年は多くのビッグファイトが継続して組まれることになるだろう」とコーカーはプレスリリースにコメントを寄せている。

一方RIZINの榊原信行CEOも「RIZINバンタム級チャンピオンの堀口恭司選手がBellatorバンタム級王者に挑戦する、この機会を設けてくれたコット・コーカー代表に感謝しています。12月3日はBellatorとRIZINが計画している、互いの威信をかけた戦いの第一歩に過ぎないことに興奮を禁じ得ないです」という言葉も紹介されている。

なお同大会では同じくバンタム級のジョシュ・ヒル✖ジャレッド・スコッギンス、フェザー級のジョン・デ・ジーサス✖ケオニ・ディッグスの対戦も決まっている。

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BELLATOR Result Bellator258 アンソニー・ジョンソン セルジオ・ペティス パッチー・ミックス ブログ

【Bellator258】試合結果 セルジオ・ペティスが新バンタム級世界王者に。AJは逆転KOでワジム戦へ

【写真】新ベラトール世界バンタム級王者セルジオ・ペティス(C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナ でBellator258「Archuleta vs Pettis」が開催された。

メインの座をライトヘビー級ワールドGP準決勝=アンソニー・ジョンソン✖ヨエル・ロメロに譲っていたBellator世界バンタム級選手権試合が、ロメロの欠場によりヘッドライナーに。

UFCから転じて3戦目のセルジオ・ペティスがフアン・アルチュレタを判定で破り、新チャンピオンとなり、堀口恭司の持つRIZINバンタム級のベルト奪取を宣言した。

ロメロの代役ジョゼ・アウグストと戦ったAJは左フックを浴びてKO負け直前に追い込まれたが、2Rにしっかりと逆転KO勝ち。

次戦でワジム・ネムコフとの世界戦兼ワールドGP準決勝を戦うことが決まった。

注目のバンタム級戦線ではラフェオン・スタッツ、パッチー・ミックス、エリック・ペレスが勝利し、ジョシュ・ヒルやヘンリー・コラレスはタイトル挑戦権争いから脱落。

負傷欠場のジェイムス・ギャラガーを含め、混戦を拭け出すのは誰になるのか──興味深い。

Bellator258「Archuleta vs Pettis」
<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
○セルジオ・ペティス(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×フアン・アルチュレタ(米国)
<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
○アンソニー・ジョンソン(米国)2R1分30秒
TKO
詳細はコチラ
×ジョゼ・アウグスト(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
○ピーター・クイリー(アイルランド)3R0分01秒
TKO
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×パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
<175ポンド契約/5分3R>
○マイケル・ペイジ(英国)1R5分00秒
TKO
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×デレック・アンダーソン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ラフェオン・スタッツ(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ジョシュ・ヒル(カナダ)
<ミドル級/5分3R>
○ロレンツ・ラーキン(米国)3R
判定
×ハファエル・カルバーリョ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○パッチー・ミックス(米国)3R2分40秒
肩固め
詳細はコチラ
×アルバート・モラレス(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ジョニー・エブレン(米国)1R2分44秒
TKO
×ダニエル・マドリッド(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ジョニー・キャンベル(米国)2R4分12秒
RNC
×ヘンリー・コラレス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジョニー・ソト(米国)3R
判定
×ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○エリック・ペレス(メキシコ)3R
判定
×ブレイン・シャット(米国)

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BELLATOR Bellator258 Report セルジオ・ペティス フアン・アルチュレタ ブログ

【Bellator258】精度で上回ったセルジオ・ペティスが新王者に。堀口恭司を指名!!「2本目のベルトを獲る」

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
セルジオ・ペティス(米国)
Def.3-0:50-45.49-46.49-46
フアン・アルチュレタ(米国)

まず左ジャブをダブルで繰り出すアルチュレタ。中を取ったペティスもジャブを連続で伸ばす。ステップインからワンツーフックの王者、応じるペティスが右フックを振るう。間合いをはかりつつ、距離が近づくとパンチを交換する両者、まずアルチュレタがテイクダウンを仕掛ける。体を入れ替えたペティスがケージに押し込みシングルからハイクロッチへ。側頭部にエルボーを落とし耐えるアルチュレタは、足を抜いて間合いを取り直す。

残り2分、アルチュレタはワンツーフックで前に出る。サークリング、スイッチを見せるアルチュレタに右を打ち込んだペティス。右ミドルを蹴られても左を伸ばし、アルチュレタのフックが良く見えている。そして左ジャブを当てたペティスは、テイクダウン狙いに右の蹴りが合致し、それでも組んで倒してきたアルチュレタを後方にリバーサルしたところで初回が終わった。

2R、ワンツーから右フックを当てたアルチュレタに対し、すぐさまペティスが右を返す。アルチュレタは左右に回り、ターンの際に構えが変え、スッと距離を詰めてテイクダウンに成功する。スクランブルからペティスは胸を合わせて離れる。ここはアルチュレタも、組みを続ける気はなかっただろう。すぐさまパンチを交換すると、ペティスが左ミドルを入れる。ボディフックを返したチャンピオンは、ジャブを貰う。さらにアルチュレタの踏み込みにカウンターを入れるペティスに対し、ここからさらに一発をアルチュレタが加える。

テイクダウンのフェイクから右フック、そして右ボディストレートを入れたアルチュレタだが、ペティスもカウンターの右をパンチにだけでなく、ヒザにも合わせていく。アルチュレタはワンツー&ボディ、ペティスも防御から構えを変えるが、終盤は手数、精度、勢いで上回ったアルチュレタが、ダブルレッグを仕掛けたところでラウンド終了を迎えた。

3R、右を伸ばすペティス、鋭いハイキックを狙うアルチュレタ。ペティスはジャブを当て、右フックへ。アルチュレタもその前に右を見せている。互いにジャブから次の手を伺うなかで、アルチュレタがワンツーで前に出て左ジャブ、そして右を振るう。ペティスも右をカウンターで振るい、打っては打たれるという打撃戦に。と、アルチュレタはダブルレッグからバックに回り、胸を合わせてくるところで右を入れる。

ケージを背負ったペティスは、頭を押して離れるとワンツーに右ミドルを蹴り込む。足を使い、ワンツーで踏み込むというパターンのアルチュレタは、そこにスイッチを織り交ぜてペティスを惑わしにかかる。とはいえ、自らの攻撃もバラつき気味となり決定的なシーンはないまま試合はチャンピオンシップラウンドを迎える。

4R、素早く距離を詰めてワンツー、フックからテイクダウン狙い、離れ際に右を被弾したアルチュレタが左ジャブを返す。素早い展開に、ペティスは右ハイも空振りに。左ジャブの相打ちから、続くパンチの交換でボディロックテイクダウンをアルチュレタが決める。即立ち上がったペティスは右オーバーハンドをカウンターで決める。

一瞬、動きが止まったアルチュレタ。ワンツーの前進に逆にペティスがダブルレッグを仕掛ける。スクランブルゲームから離れ、ワンツーを決めたペティスの楔となるパンチが増える。チャンピオンはワンツーで足が揃い、逆にペティスがワンツーを打ち込む。さらにアルチュレタの右アッパーにもペティスは右オーバーハンドを当て、続く前進にもカウンター、組んでヒザをボディに入れる。離れてからも右ミドル、さらに左ボディを入れたペティス。勢いはあるがスラッピーなアルチュレタに対して、ソリッドなペティスの打撃が明白に上回る展開に。それでも動きを落とさないアルチュレタ、攻勢のペティスも気圧されるような場面が終盤見られた。

最終回、アルチュレタがボディから右フックを振るう。フックをほぼほぼ受けないペティスはテイクダウン狙いも反応し、ダブルジャブを伸ばす。踏み込んで構えを変えてワンツーのチャンピオン、ペティスはここもカウンターを入れる。ステップインに左を被弾するアルチュレタ、ペティスは守るべき距離と角度、攻め込むタイミングを掴んでいるか。

そこには足を止めての打ち合いにも負けないという姿勢が見え隠れするペティスは、ダブルレッグをギロチンに捕える。アルチュレタがそのまま豪快に持ち上げてスラムし、サイドで抑える。残り90秒を切り、抑えた状態が続くアルチュレタがワキ腹にヒザを蹴っていう。首を抱えた上四方の抑えから、先に進めないチャンピオンはスクランブルからバック、ワンフックへ。着地し、正対したアルチュレタがハイクロッチもテイクダウンはできずタイムアップに。

アルチュレタは最後まで動き続けたものの、ペティスは削られることなく打撃で攻勢を維持──王者が取ったラウンドは2R、そして3Rが微妙といったところか。結果、3-0 で判定をモノにせいたセルジオ・ペティスがBellator世界バンタム級のベルトを巻いた。

「夢が現実のモノになった。アルチュレタはタフな選手、機会を与えてくれて感謝している。彼のパンチも強かったけど、僕の方がクリーンに当たった。スタッツはチームメイト、自分がすべきことをするだけだ」と話したペティスに、ビッグ・ジョンがインタビューを纏めるに掛かる。

ここで新チャンピオンは指を一本立てて、もう一つ──とビッグ・ジョンを制すると「ホリグチを指名したい。Bellatorを代表して彼と戦う。2つ目のベルトを手にする絶好の機会だと思う」とコメントし、スコット・コーカーと記念写真に収まった。


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【Bellator258】計量終了 アルチュレタ「最高の動きを」✖ペティス「僕の番」。ペレスのマスクが面白い

【写真】メインの世界を筆頭に他3試合のバンタム級戦、AJのプロモーションデビュー戦、パトリッキー、MVPの登場と粒揃いのカードが揃っている(C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナで Bellator258「Archuleta vs Pettis」が開催される。

メインのBellator世界バンタム級選手権試合でセルジオ・ペティスの挑戦を受ける王者フアン・アルチュレタは、リミット丁度の 135ポンドのコールを受けるとメキシコとスペイン2つ国旗とチャンピオンベルトを高々と掲げ、挑戦者ペティスは1/4アンダーの135.75ポンドだった。

先にインタビューされたペティスが「僕の順番だ。僕の番になったと信じている。ここまでやってきたことの全てを注ぎ、良い戦いをする」が話すと、アルチュレタは「いいか、ストームがやってくるんだ。これだけの才能ある連中がいるなかで、ヤツはここを通り抜けられるだけの腕がない。これまで見せたことがない、最高の動きを見せる」とコメントした。


コ・メインで組まれたライトヘビー級ワールドGP準々決勝に出場するアンソニー・ジョンソンと、急遽出場のジョゼ・アウグストも問題なく計量をクリア。

AJはバルクとカットが両立させたボディをしっかりと誇示した。

175 ポンド契約でデレック・アンダーソンと相対するマイケル・ペイジはステージ上でジャケットを脱ぐと、コブラ柄の裏地で頭を覆う。

ヴェノム(※毒液)を強調したかと思うと、フェイスオフでも首を掻っ切るポーズから、スネークヘッドといういつものポーズを披露した。

注目のプレリミ・バンタム級勢では──Bellatorのマスク着用のジョシュ・ヒルに対し、ラフェオン・スタッツMMAの計量時では珍しくKN95をつけていた。

両者は何やら言葉を交わし、握手をして別れていた。

パッチー・ミックスの再起戦の相手アルバート・モラレスは、中央アメリカ・ベリーズの国旗を掲げて登壇。

しっかりと目で威圧しあい、グータッチで別れた。

プレリミ・オープニングのバンタム級で戦うのは、エリック・ペレスとブレイン・シャットだ。

後者はケージのタトゥーがひと際目立ち、ペレスはいつものようにルチャリブレ風の口が開いたマクスながら、コロナ禍ということもあり──マスクの下では、開口部分をバンダナで覆うという、珍しいいで立ちを見せていた。

■視聴方法(予定)
5月8日(土・日本時間)
午前6時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator258計量結果

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]フアン・アルチュレタ: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]セルジオ・ペティス: 134.75ポンド(61.12キロ)

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
アンソニー・ジョンソン: 205ポンド(92.99キロ)
ジョゼ・アウグスト: 204.75ポンド(92.87キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ピーター・ケアリー(アイルランド)

<175ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ: 174.75ポンド(79.26キロ)
デレック・アンダーソン: 175ポンド(79.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 136ポンド(61.69キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ハファエル・カルバーリョ: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
パッチー・ミックス: 136ポンド(61.69キロ)
アルバート・モラレス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー: 170.25ポンド(77.22キロ)
オマー・フセイン: 170.75ポンド(77.45キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)
ダニエル・マドリッド: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
ヘンリー・コラレス: 135ポンド(61.24キロ)
ジョニー・キャンベル: 135.75ポンド(61.57キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ: 145ポンド(65.77キロ)
ジョニー・ソト: 148.5ポンド(67.35キロ)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ブレイン・シャット: 135ポンド(61.24キロ)

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BELLATOR Bellator258 Preview エリック・ぺレス ジョシュ・ヒル セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ブログ ヘンリー・コラレス ラフェオン・スタッツ

【Bellator258】メインの世界を含め5試合組まれたバンタム級戦。要・要注目はパッチー・ミックスの再起戦

【写真】RIZINでは元谷友貴をギロチンで斬って落としているミックス。極めの拘りこそ、彼の人間性でもある。非常に楽しみな再起をかけたモラレス戦だ (C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナで Bellator258「Archuleta vs Pettis」が開催される。

ライトヘビー級ワールドGP準々決勝でアンソニー・ジョンソンと対戦予定だったヨエル・ロメロがメディカルを通らず欠場、急遽ブラジルのジョゼ・アウグストがGPを戦うこととなった。

結果的にBellator世界バンタム級選手権試合=王者フアン・アルチュレタ✖挑戦者セルジオ・ペティスがメインに昇格した同大会では、プレリミでそのバンタム級の注目カードが複数見られる。


キャリア20勝3敗、前回の試合でエリック・ペレスを破ったカナダのジョシュ・ヒルと、15勝1敗で唯一の敗北がUFCバンタム級戦線で台風の目となっているマラブ・デヴァリシビリ戦というラフェオン・スタッツがプレリミメインで戦う。

そしてUFCからCombate Americas経由でBellator参戦もヒル戦を含め2連敗中のペレスが、巻き返しを賭けてブレイン・シャットを迎え撃つ。さらにフェザー級ワールドGPに続き、現王者アルチュレタに敗れ、昨年10月にブランドン・ガーツにスプリットで辛勝と、状況気流を掴みたいヘンリー・コラレスはジョニー・キャンベルとの1戦が控えている。

勝てばさらに上が狙えるスタッツ✖ヒル、あとがない状態のペレスとコラレス、そんなプレリミで実施されるバンタム級にあって、パッチー・ミックスの再起戦は見逃すことはできない。

キャリア13連勝、10試合で一本勝ちという極め技師のミックスは昨年9月にアルチュレタとの王座決定戦に敗れて以来、8カ月振りのファイトとなる。

タイトル挑戦時はジャクソン・ウィンクMMA所属だったが、ジムは閉鎖されており限られたメンバーと最低限の準備しかできなかった。そして序盤の猛攻で極め切れなかったミックスは、3R以降に失速し判定負け──ベルトを巻くことができなかった。

その後、彼はエクストリーム・クートゥアーに移籍し今回の試合に臨むことに。フィニッシャーのミックスが、同じレスリング&柔術の融合スタイルでも、よりグライディング系のジェイク・シールズの指導を受けて、どのように進化したのか非常に見ものだ。

当初はジェイムス・ギャラガーと対戦予定だったが、ギャラガーの負傷欠場で、代役のアルバート・モラレスと戦うことになったミックスは、5日(水・同)に行われたバーチャル・メディアデーで「ギャラガーは俺と戦うことなく、楽をして王座挑戦を実現させようとしているんだろう。肩の負傷で欠場とかいって、インスタでチームメイトと肩を組んでいる写真を挙げて、どういうことなんだ」と辛らつな言葉を吐いていた。

前回のタイトルマッチでの敗戦が悔しくてたまらない様子のミックスは、「ダイレクト・リマッチでないことはフラストレーションがたまるだけだった」とこの間の日々を振り返り、再び一本勝ちロードに戻ることを宣言している。

タイトル戦も含め、今回組まれた5試合でBellatorバンタム級戦線の勢力分布が、如何に変化するのか要注意が必要だ。

■視聴方法(予定)
5月8日(土・日本時間)
午前7時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator258対戦カード

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]フアン・アルチュレタ(米国)
[挑戦者]セルジオ・ペティス(米国)

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
アンソニー・ジョンソン(米国)
ジョゼ・アウグスト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ピーター・ケアリー(アイルランド)

<175ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
デレック・アンダーソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
ラフェオン・スタッツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
ハファエル・カルバーリョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
パッチ―・ミックス(米国)
アルバート・モラレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
オマー・フセイン(パレスチナ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
ダニエル・マドリッド(米国)

<バンタム級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
ジョニー・キャンベル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
ジョニー・ソト(米国)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス(メキシコ)
ブレイン・シャット(米国)

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【Bellator258】ヨエル・ロメロが欠場に。アルチュレタとスコット・コーカーが堀口恭司の挑戦に言及

【写真】Zoomで共同インタビューを行ったアルチュレタとペティス。アルチュレタが堀口恭司の挑戦に関して質問を受け返答した (C)BELLATOR

29日(木・現地時間)、5月7日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナで開催されるBellator258のメイン=ライトヘビー級ワールドGP準々決勝でアンソニー・ジョンソンと対戦予定だったヨエル・ロメロが同日に行われたメディカルにパスできず、出場が取りやめられたことが発表された。

ベラトールはアンソニー・ジョンソンと対戦する補欠ファイターを決定し、早々に対戦を組むとのこと。また同大会ではセミで組まれていたBellator世界バンタム級選手権試合=王者フアン・アルチュレタ✖挑戦者セルジオ・ペティスがメインに昇格されることとなった。


通訳が必要なためマスク着用でリモ取材を受けていたロメロ

ベラトールでは28日(水・同)にAJとロメロ、アルチュレタとペティス及びスコット・コーカーがバーチャル・メディアデーを行っており、同イベントにPRに努めていた。

リモート会見でロメロは「GPに出る機会を与えてくれたベラトールに感謝している。素晴らし選手が揃ったトーナメントで、ランブルのような男と戦えることは光栄だ。ランブルはMMA史上最高のライトヘビー級ファイターで、彼とケージに入れる時が待てない」と意気揚々と話していたが、まさかの欠場ということになってしまった。

今回のリリースはアンソニー・ジョンソン✖ヨエル・ロメロに関して、将来的に日時を決めて実施するという言葉で締められている。

またバーチャル・メディアデーではアルチュレタとスコット・コーカーから、堀口恭司に関して気になる発言があった。米国メディアからアルチュレタは「キョージは負傷からカムバックしたけど、タイトルマッチに出てくるチャンスがない。チャンピオンの役割として彼と戦うことは考えていないか」という質問を受けた。

その時のアルチュレタの回答が「キョージに関しては僕もベラトールも多くの機会を投げかけてきた。スコット・コーカーにも僕は『キョージがタイトル防衛戦の最初に相手だよ』と言ってきた。でも、彼は受けなかった。その後、セルジオがナンバーワン・コンテンダーになり、僕と戦うことになったんだよ」というものだった。

堀口は昨年の大みそかに朝倉海に勝利したRIZINバンタム級王者になった時点でベラトールの王座挑戦は急がないという主旨の言葉を残していたが、それでもアルチュレタ✖ペティス後はどうなるのか。両者の後にメディアの質問を受けたスコット・コーカーに、MMAPLANETでは堀口が次期挑戦者になることをどれだけ考慮しているのかと尋ねた。以下がスコット・コーカーの返答だ。

スコット・コーカー
「今回の世界戦の後ことはまだ話し合っていない。バンタム級での数多くの試合が控えているからね。どうなるのか……私はキョージのことが好きだ。彼はグレートファイターだ。彼は今でも世界の2位か3位だ。ただし彼がいつ戦いたくて、いつ戦いたくはないのかが私には分からない。

でも我々は何度か、日本に選手を送り込んでファイトをさせようと試みてきた。でも、日程はずれ込んでしまっていたんだ。だから実現しなかった。我々はいつもオープンだ。私はクロスプロモーション・ファイトを問題視していないからね。ばかりか楽しんでいる。ただし正しいタイミングを見極めないといけない。そして、サカキバラも我々ベラトールも忙しすぎるんだ」

堀口恭司のBellator世界バンタム級王座挑戦の件に関しては、RIZINサイドが秋口に、日本では難しいので米国で実現するように交渉を続けていたのは事実。逆にコロナ禍の日本の現状を鑑みて、アルチュレタ✖堀口や合同イベントのような話が現実的でないことは、誰もが理解できる。

故に秋に米国で挑戦というストーリーラインに関して、ここにきてコーカーが含みを持たす言い方に変ったのは、どういうことなのか。いずれにせよ、堀口の王座挑戦に関しては、これからも調整が必要という状態であることは間違いなさそうだ。

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