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【RIZIN DECADE】堀口恭司がズールーと防衛戦。サトシ×ケラモフのライト級王座戦など7試合が決定

【写真】まさに真打ち登場。堀口がRIZINにいることでフライ級が加速する (C)RIZIN FF

5日(木)都内にて、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN DECADEの追加対戦カード発表記者会見が行われた。
Text by Takumi Nakamura

すでに鈴木千裕×クレベル・コイケのRIZINフェザー級タイトルマッチ、久保優太×ラジャブアリ・シェイドゥラエフ、YA-MAN×カルシャガ・ダウトベックなど6試合が発表されていた今大会。3日(火)のライアン・ガルシア×安保瑠輝也の会見時に神龍誠×ホセ・トーレスが追加発表され、この日の会見ではタイトル戦を含む以下の7試合が発表された。


ライト級タイトルマッチ:ホベルト・サトシ・ソウザ×ヴガール・ケラモフ
フライ級タイトルマッチ:堀口恭司×エンカジムーロ・ズールー
バンタム級次期挑戦者決定戦:元谷友貴×秋元強真
女子スーパーアトム級:伊澤星花×ルシア・アプデルガリム
フェザー級:武田光司×新居すぐる
バンタム級:大雅×梅野源治
RIZIN甲子園決勝:横内三旺×斉藤健心

6月のRIZIN47でセルジオ・ペティスにリベンジを果たし、今後の去就が注目されていた堀口が大晦日RIZINに参戦。今回は自身が保持するフライ級王座をかけて、TUF(シーズン24)経験者でEFCでフライ級・バンタム級を2階級制覇しているズールーと対戦する。

TUFでは扇久保博正とも対戦しているズールーは9月のRIZIN48で日本初登場。新井丈を鋭い蹴りからのパンチでレフェリーストップに追い込み、RIZIN2戦目にしてタイトル挑戦のチャンスを掴んだ。前回11月のRIZIN LANDMARK10inNAGOYAでは堀口包囲網としてフライ級で4試合が組まれ、今大会では59キロ契約ながら神龍と元UFCファイターにしてTitan FC&Brave FCでベルトを巻いたトーレスの試合も組まれている。堀口がRIZINでの戦いを選んだことで、来年2025年のフライ級の更なる盛り上がりが想像できる――そんな大晦日決戦だ。

9月に約2年5カ月ぶりの防衛戦でルイス・グスタボに秒殺KO勝利したライト級王者サトシには、前フェザー級王者のケラモフが階級を上げて挑む。RIZINでは11月に摩嶋一整を秒殺KO勝利しているケラモフだが、RIZINで戦った8試合はすべてフェザー級。ライト級は未知数で、ケラモフが階級を上げてどんなパフォーマンスを見せるかに注目したい。

バンタム級王者・井上直樹は怪我で大晦日出場が見送りとなり、次期挑戦者筆頭の元谷友貴と超新星・秋元強真の間で挑戦者決定戦が行われる。女子スーパーアトム級王者の伊澤星花はRENAとの防衛戦が計画されていたが、RENAが怪我のため正式決定には至らず。キックボクサーとしてぱんちゃん璃奈やNA☆NAとも対戦しているアプデルガリムとのワンマッチに臨む。

11月のビクター・コレスニック戦がコレスニックの欠場で中止となった武田は新居と生き残りをかけたサバイバルマッチ、K-1・RISEでベルトを巻いた大雅と元ラジャダムナン王者・梅野がともにMMAデビュー戦で対戦という異色カードも組まれている。

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【DEEP Tokyo Impact2024#05】北米登竜門経験者グティエレス戦。後藤丈治「計画的偶発性フィニッシュ」

【写真】ONE FFでの異次元フィジカルを経験して、後藤のMMAが如何に変わったか。期待 (C)TAKUMI NAKAMURA

23日(土)東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2024#05で、後藤丈治がマンド・グディエレスと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

2023年はRIZINで2連勝し、今年5月には試合の機会を求めてONE Friday Fights 61でイリアス・エジエフと対戦した後藤。試合はエジエフの圧倒的なフィジカルとコントロール力に苦しめられ、最後はRNCで一本負けを喫した。

連勝こそストップした後藤だったが、エジエフと対戦したことで×外国人を見据えてトレーニング内容も変えて国際戦を希望。初参戦のDEEPでDWCSやTUFに出場経験のあるグディエレスとの一戦が決まった。

グディエレスのビザの都合により、試合日程が4日の後楽園大会から約3週間後ろ倒しとなったが、後藤自身は「延期前の時点で100パーセント仕上がっていたんですけど、あれからさらに110、120パーセントと上がっている」、「今の自分には覚醒の音が聞こえてきている」と頼もしげに語った。


『あっ、これは絶対強いな』と思って、成績も見ないでオッケーしました

――当初4日のDEEP122で予定されていたマンド・グディエレス戦がグディエレスのビザの都合により、約3週間後にスライドされる形となりました。最初にこの話を聞いた時はどんな心境でしたか。

「最初はマジか!と思いましたが、外国人選手が相手なので、そういったトラブルもありえる話ですし、そこまで驚きはしなかったです。あとは試合まで3週間あったらもっと整えられるなという風に前向きに捉えていました」

――試合そのものがキャンセルにならなくてよかったと。

「はい。長南(亮)さんからは『代わりの選手を探してもらうか?』とも言われたのですが、自分としてはマンドとやりたかったので『マンドとやる方向でお願いします』と伝えました」

――試合までの期間が延びた分、さらに仕上がっていますか。

「あの時点で100パーセント仕上がっていたんですけど、あれからさらに110、120パーセントと上がっている状態です」

――後藤選手はRIZINで2連勝していて、今年5月にONE FFにも参戦しました。次の戦いの舞台としてDEEPを選んだ理由はなんですか。

「1番の決め手は対戦相手ですね。今自分は新たにMAG agency(佐藤天や木下憂朔らも、マネージメント下にある)というエージェントについてもらっていて、海外の試合に繋がる話をいただくようにしているんですね。その中で長南さんから『こういう相手で話が来たぞ』という提案をいただいて、相手がマンドということで即決しました」

――どこの団体で戦うかではなく、どんな相手と戦うかで今回のDEEP参戦に至ったわけですね。

「そうですね、最初にマンドの写真を見せられた瞬間、ビビッ!ときて。『あっ、これは絶対強いな』と思って、ぶっちゃけ成績も見ないでオッケーしました」

――後藤選手としては海外での試合、外国人選手と戦っていくことが今のテーマですか。

「TRIBE TOKYO MMAはジムとして×世界を目指していて、自分もそこに向けてやっていきたいと思っていました。そのなかで5月にONE FFに出て、自分よりデカいヤツ(イリアス・エジエフ)とやって、そこで初めて身体的なことも含めてこんな強い選手がいるんだというのを肌で感じました。と、同時にこれからはそういう相手と戦っていきたいという気持ちが強くなりましたね」

――エジエフ戦が後藤選手のなかで目指すべきものを明確にしたのですか。

「自分の中ではかなり大きい試合になりましたね」

――あの試合で2人が並んだ時、見ている側も体のサイズの違いを感じました。実際にエジエフと肌を合わせて、そういった違いは感じましたか。

「組んだ時の感覚が全く違いましたね。ONEは戻しの体重にも制限があるんで試合後に計量があるんですけど、その時にエジエフは70キロ以上あったみたいで。ルール的にありなの?と思いましたが(苦笑)、それも含めていい経験になりました」

――具体的にどこでサイズの違いを感じましたか。

「組まれた時にカチっとハマる感じというか、力強さが全く違いました。日本で階級が上の選手と組んだ時とは違う感覚で。なんなんですかね、あれは」

――そこも踏まえてエジエフ戦後に新たに取り組んでいる練習はありますか。

「1番はレスリング力の強化です。半年前から専修大学さんに行かせていただいていて、レスリングが強い大学生たちと練習しています。エジエフに負けた一週間後に中村倫也さんに連絡して、どこのレスリングシューズがいいかまで教えてもらいました(笑)」

――練習そのものを根本的に見直したのですか。

「自分はその必要性があると感じました」

――後藤選手にとってはトレント・ガーダム戦以来の国際戦でしたが、外国人選手と戦うことの厳しさ・難しさを感じましたか。

「そこは感じました。だから本当にいい経験になったというか、あの試合で色んなことが分かって、あれから半年経って、自分の中では覚醒の音が聞こえてきていますね。今回の試合で(自分が)変わるかもなというのも感じています」

お前ら全員他人事じゃねえぞという気持ちで、全員喰っていきたいと思います

――そういった経験があったからこそ、次も外国人選手と戦いたいという気持ちが強かったのでしょうか。

「はい。自分はRIZINにも出させてもらっていて、RIZINは最高の団体だと思うのですが、なかなか試合のチャンスがチャンス巡ってこないところもあって。RIZINで海外からやってくる黒船のような選手たちを叩いていきたいのですが、チャンスを待つばかりでは試合する機会を逃してしまうし、今はキャリア的に試合をして攻める時期だと思っているので、どんどん試合をしていきたいと思っています。それこそONE FFに出ていなかったら、意識も変わっていないと思うし、ここまで練習環境を変えることもなかったと思います」

――対戦相手としてグディエレスにはどんな印象を持っていますか。

「やっぱり組みとレスリングの選手で、その中で極めもある。柔術が出来る選手という印象ですね」

――そういった意味では噛み合う相手という認識ですか。

「そうですね。今回はもう作戦も決まっていて、計画的にやりつつも偶発的なところも狙うというか………計画的偶発性フィニッシュみたいなイメージです。試合を見ていたら『たまたまフィニッシュした』や『あんなことあるんだ』と思われるかもしれませんが、実はすべて計画されていたもの、みたいな。色んな仕掛けを持って、全部のゴールに向かって、そこを自由に選択していく……そういう作戦を考えています」

――かなり明確にフィニッシュのイメージができているようですね。

「色んなパターンでゴールが見えていて、色んな場面でフィニッシュができるように仕上げてきて、そこが今回1番変えた、変えて整えてきたところだと思います」

――グディエレス戦が楽しみになる言葉です。今後は海外のイベントにつながる試合をやっていく方向ですか。

「最初にお話した通り、海外に向けてというのももちろんあるし、僕がRIZINに出たのはRIZINに朝倉海選手という名実ともに強いチャンピオンがいて、 そこにどれだけ食らいついていけるか?というテーマがあったからなんですね。彼がUFCに行ったというのもあって、自分もそこに行くから待っとけよという気持ちもあるし、国内でやり残したことがあるとすれば、今RIZINのベルトを持っている井上直樹選手やセルジオ・ペティス選手にも触れてみたい。あとは秋元強真選手が何かのインタビューで僕の名前を出していて『俺はそのことを忘れてねぇぞ』というのもありますね」

――国内外問わず、バンタム級の選手たちは「待ってろよ」という気持ちですか。

「はい。お前ら全員他人事じゃねえぞという気持ちで、全員喰っていきたいと思います」

■視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後12時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

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45 AB ABEMA K-1 MMA MMAPLANET o RIZIN SUPER RIZIN03 YouTube キック コナー・マクレガー セルジオ・ペティス チャンネル デューク・ルーファス パッチー・ミックス ボクシング マイケル・チャンドラー 平本蓮 朝倉未来

【SUPER RIZIN03】平本蓮がアイルランドで語ったこと ─01─「一瞬の打撃を自分のMMAに落とし込む」

【写真】アイルランドでの武者修行でコナー・マクレガーとの遭遇を果たした平本。アイルランドで平本は何を感じたのか(C)ABEMA

28日(日)、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで行われる超RIZIN03で、平本蓮が朝倉未来と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

3月16日に朝倉との対戦が発表されたあと、平本はアイルランド・ダブリンへ渡り、コナー・マクレガーが所属すSBGアイルランドで約1カ月間の武者修行を行い、その密着動画がABEMA格闘チャンネルにて配信されている。

MMAPLANETではアイルランド滞在時の平本をキャッチし、マクレガーとの遭遇だけでなく、現地でのトレーニング内容について話を訊いていた。動画に合わせてMMAPLANETでもインタビューを公開。アイルランドで平本が何を感じ、そして帰国後にどんなトレーニングを続けて朝倉戦に備えているのか。ぜひ決戦を前に平本の言葉に耳を傾けていただきたい。


――今回コナー・マクレガーが所属するSBGアイルランドにて約2カ月間の武者修行を行うことになりました。いつかマクレガーがいるジムで練習したいという想いはあったのですか。

「行きたいと思っていても、実際に行けるとは思っていなかったので、最初は『本当に行けるの?』って感じでしたね。(マクレガーが所属する)SBGがどういうジムかも詳しく分かっていなくて、例えばメイウェザーのような位置にいる選手は、練習そのものをシークレットにしているイメージだったんです。コナーもそのスタイルだと思っていたので、こんな簡単にジムに来て練習するんだというのが驚きでした」

――僕もプライベートジムで限られたメンバーと練習しているイメージでした。

「おそらくマクレガーも個人のプライベートジムを持っていて、そことSBGを使い分けている感じですね」

――SBGそのものはどんな雰囲気だったのですか。

「SBGの会長のジョン・カヴァナが無茶苦茶いい人で、カヴァナのサポートが本当に手厚くて、大きな心配もなく練習に参加することが出来ました。大前提としてそれが大きかったです。僕が2021年に練習に行ったルーファスポーツのデューク・ルーファスとも仲がいいみたいで、コミュニケーションはとりやすかったです」

(C)ABEMA

――そしてマクレガーとの初対面ですが、あの時はどんな心境でしたか。

「ちょうど週末で疲れがたまっていて時差ボケもあったんですけど、練習中にコナーがジムに来て、一気に疲れが吹っ飛びました(笑)。そのくらいコナー本人が発するオーラとかパワーがすごかったです」

――その後はマクレガーがオーナーを務めるアイリッシュパブ=The Black Forgw Innでマクレガーと会話する一幕がありましたね。

「ジムで僕が練習しているところや僕のダイジェスト映像も見てくれて『パンチがいい。早いね』みたいな。朝倉未来とやることも知っていて、むちゃくちゃうれしかったです。そのあともコナーは自分のことを気にかけてくれて、ジムで一緒になった時も(怪我していた)目は大丈夫か?みたいに言ってもらいました」

――練習風景の動画を見ると他の選手たちに混じって練習する形だったんですね。

「そうですね。グラップリングの練習はみんなと同じ練習に参加してやっています。時期的にはちょうどコナーがマイケル・チャンドラー戦に向けたファイトキャンプに入るタイミングで(※マクレガーの怪我で試合は中止)、コナーの細かい練習内容に触れることはできなかったですが、朝倉未来戦が決まってコナーと同じジムで練習できるというのは刺激でしかないですね。モチベーションにしかならないです」

――ここからはSBGでの練習についても聞かせてください。

「コナーもそうだったんですけど、SBGの選手たちはみんなデカかったです。同じフェザー級の選手でも『本当に階級が一緒?』と思いました。ただ身体のデカさを感じる一方、それだけじゃないよなとも思って。例えばセルジオ(・ペティス)もデカいと言えばデカいですが、いざコンタクトしてみるとバンタム級の選手だなって感じなんです。パッチー・ミックスくらい規格外のデカさがあったら影響しそうですけど。組み技に関しては自分も色んなことを考えながらやってます」

――身体のサイズよりもコンタクトする感触が重要な部分でもあります。

「ルーファスポーツに行ったときの僕の組み技は素人に毛が生えたくらいのレベルだったので、今回は組み技の練習するのも楽しいですね。日本でグラップリングの練習をすると試合と同じように漬ける・削るスタイルの選手も多いですが、こっちの選手はどんどんトライする感じなんですよ。ドリルはドリル、テクニックはテクニックでやって、最後にスパーリングなんですけど、スパーリングではみんなどんどんトライするイメージでした。奇想天外な動きをしてくる選手もいるし、やっていて楽しいです」

(C)ABEMA

――打撃に関してはいかがでしたか。

「まず僕自身が原点に戻ったクラシカルなボクシングって言うんですかね、去年くらいからそういう練習を大事にしているんですよ。それでトレーナーが初めてミットを持ってくれた時に『俺は君みたいなオールドスクールの綺麗なボクシングが好きだ』と言ってくれて、それがうれしかったですね。MMAでは王道の綺麗なボクシングをする選手は少ないみたいで。ジムにいた全員の選手とスパーリングしたわけじゃないですけど、全体的な印象としてみんなキックボクシングが上手かったです。アメリカの選手はレスリングと打撃をミックスするんで、体を上下させたり小刻みに動く選手が多いですけど、SBGの選手たちはしっかり構えて蹴りも蹴って、という感じです」

――それこそイメージ的にはセルジオ・ペティスやルーファスポーツのスタイルをよりキックボクシング色を強くしたイメージですか。

「そうですね。僕はレスリングベースの選手の一番の強みは組んだ時のスタミナ、組んだ時に疲れないことだと思っているんですよ。レスリングで苦しい練習をやってきたからこその体力というか。だから僕もそこにしっかりと対応しつつ、あとはいかに相手にダメージを与えるか、意識を刈り取るか。そこを考えるようになってますね。急いでKOを狙うわけではなく、打撃を当てられるところで確実に削ってダメージを蓄積させていく、みたいな。そういう強さも見せたいかなと思います」

――相手を痛めつけるマインドが打撃には必要ですよね。

「どうしても組み技に自信がないと、一回(組みを)切ることに専念して、そこから打撃って感じだったんですね。でも今は組みが出来るようになってきたから、その際で打撃を入れられるポイントが分かってきたんですよね。で、そこでただ打撃を入れるだけじゃなくて確実に効かせる。そこに意識がいくようになってからはK-1時代に使っていた一瞬の打撃とか組み際・離れ際の打撃が使えるようになってきて。そこのスピードは自分も自信を持っているところなんで。そういう打撃をもっと磨いて、自分のMMAに落とし込むことが出来たら“化ける”んじゃないかなと思っています」

<この項、続く>


■視聴方法(予定)
7月28日(日)
午後2時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

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DEEP o RIZIN YouTube セルジオ・ペティス チャンネル 中村大介 井上直樹 佐藤将光 元谷友貴 太田忍 朝倉海

【DEEP】白川“ダーク”陸斗 バンタム級転向を正式表明!


昨日開催されたDEEP 120 IMPACT。チケットは全席ソールドアウト。立ち見席も販売される程の大盛況。試合もKO、一本の連続で神興行と言っても過言ではない大会となりました。

その中でも中村大介と大接戦の打ち合いをスプリットの判定で制した白川“ダーク”陸斗(JAPAN TOP TEAM)が自身のYouTubeチャンネルを更新。階級を現在のフェザー級からバンタム級に落とす事を明らかにしました。

確かに中村との試合を見る限り、群雄割拠のフェザー級で勝ち抜くのは至難の業。それであればバンタム級に落とした方がワンチャンありそうな気もします。しかも、同じジムの朝倉海が返上したRIZINバンタム級のベルトを取りに行くという大義名分もあるかなと。

でもバンタム級だとしても、井上直樹に佐藤将光、元谷友貴、そして成長著しい太田忍。継続参戦するならセルジオ・ペティスなど難点が盛りだくさん。この中で光ることが出来るか。まずは転向初戦の対戦相手に注目です。
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2024#02 45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL Special UFC セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレッタ マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ 堀口恭司 大沢ケンジ 柏木信吾 水垣偉弥

【Special】月刊、水垣偉弥のこの一番:5月 ミックス×マゴメドフ「もっと勝ちパターンが固まれば…」

【写真】マゴメドフに勝利して王座防衛に成功したミックス。水垣の目にはどう見えているのか(C)Bellator

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。
Text by Takumi Nakamura

大沢ケンジ、水垣偉弥、柏木信吾というJ-MMA界の論客をMMAPLANET執筆陣がインタビュー。今回は水垣偉弥氏が選んだ2024年5月の一番──5月17日に行われたBellator Champions Series2024#02「Paris」のパッチー・ミックス×マゴメド・マゴメドフについて、Bellatorの今後も踏まえて語ろう。


――5月の一番は久々にUFC以外、Bellatorでのパッチー・ミックス×マゴメド・マゴメドフを選んでもらいました。ミックスがスプリット判定でマゴメドフに勝利した試合ですが、水垣さんはこの試合をどう見ましたか。

「判定の話をするとマゴメドフが勝ったかなと思いました。5R以外はマゴメドフという印象だったので。ただ3Rにマゴメドフがパンチを効かした以外は、どちらにポイントがつくか分からない展開だったので、ジャッジそのものは割れそうだなとも思っていて。でも、各ラウンドを見直すと、僕はマゴメドフが取ったと思った試合ですね」

――約1年半前の対戦ではミックスがギロチンで一本勝ちしているので、マゴメドフがミックスを追い込んだ試合という見方もできます。

「試合前もすごく楽しみにしていて、5R通して緊張感のある試合ではあったんですけど、改めて試合を見てみると、意外と期待していたものではなかったのかなと(苦笑)。悪い言い方にはなってしまうんですけど。ライブで見る分には緊張感のある試合でしたが、あとで見直して面白い試合かと言われると……でしたね。ずばりもっと組み技を見たかったというのが本音です」

――必ずしもと得意分野での攻防にはならない、ある意味、MMAだからこその展開だったかもしれないです。

「お互い一度対戦していることもあって組み技を警戒していたと思うんですよ。それで打撃勝負になって、お互い意外と打撃ができるところが分かりました。ただやっぱりこの2人だったら……組み技が見たいじゃないですか(笑)。MMAでは組み技が強い選手同士が戦うと打撃戦になることがありますけど、まさにそういうパターンだったのかなと思います」

――これでミックスは21戦20勝1敗となり、Bellatorの王座防衛にも成功しました。水垣さんはミックスのことはどう見ていますか。ものすごくレコードもいいし、一本勝ちも多いのですが、個人的には圧倒的な強さやインパクトが残るタイプではないという印象です。

「2022年にBellatorでバンタム級GPがあって、僕の優勝候補はラフェオン・スタッツ、次点がマゴメドフ、その次にセルジオ・ペティスと堀口恭司選手だったんです。そのなかでミックスが優勝したので、あのトーナメントで評価が変わった感じなんですね。強いのは間違いないのですが、一発で誰でも全員極めてしまうような強烈な強さはないのかなと」

――確かにギロチンを狙って下になることもありますし、一本勝ちできなくても相手を一方的に攻めるスタイルではないかもしれません。

「今回も先に組みに行くのはマゴメドフで、そこにミックスがカウンターでサブミッションを狙う展開になると思っていたんですよ。レスリング的なところはマゴメドフの方が強いし、ミックスがリーチを活かした打撃を見せて、マゴメドフが来たところにサブミッションを合わせる、みたいな。ただ意外とマゴメドフがパンチを当てていて、ミックスも打撃で応戦して、それで打撃戦になっちゃったのかなと」

――だからミックスは打撃は打撃で出来るわけですよね。

「そうなんですよ。どちらかと言えば極め寄りで、あまりレスリング力がないのかなと思いつつ、過去の試合を振り返るとフアン・アルチュレッタをテイクダウンしたり、レスリング力もあるんですよね。ただいまいち強さが伝わりにくいというか…どこが強いんだろうと思わせてしまう。逆にそれで勝ち続けているからすごいのかなと思いつつ、もっと勝ちパターンがしっかり固まれば、圧倒的な強さを見せられる選手になると思います」

――実際に対戦すると見ている側とは違う強さがあるのかもしれないですね。

「バンタム級で180㎝あるので、まずは体がデカい。もし堀口選手やペティスが再戦しても苦戦するだろうなと思うし、そのくらいサイズ感が違うと思います」

――いざ組んでみたら力が強かったり。

「そういうものがあるんだと思います。結果的に(マゴメドフとの)再戦は接戦だったし、前回もギロチンを極めたけど、あれが極まっていなかったら、今回みたいになっているかもしれないですよね。だから僕はもう一度、ミックス×マゴメドフを見たいんですよ。2回勝っているミックスからしたら、モチベーション的にやりたくないでしょうけど(苦笑)」

――そこで気になるのがこれからミックスは誰と戦っていくのかというところです。

「BellatorがPFLと合流して、Bellator Champions Seriesがどうなっていくんだろうなという部分はありますよね。ストッツも試合をしていないし、堀口選手の去就も分からない。でもそれはバンタム級に限らず、Bellatorそのものがどういうコンセプトでマッチメイクしていくのかなという部分でもあります」

――2月のPFL世界王者×Bellator世界王者の対抗戦もBellatorが5勝1敗と大勝しているので、それもマッチメイク的には難しいところですよね。

「Bellatorは大会数そのものも少ないし、メインどころはPFLのレギュラーシーズンに入っていて、そこを勝ち上がると11月まで拘束される。じゃあPFLのレギュラーシーズンで負けた選手がBellatorのタイトルを狙うのかというと、それも微妙じゃないですか。PFLの賞金100万ドルは選手にとっては魅力的だし、BellatorではなくてPFLを目指す選手も多いと思うんですよ」

――現時点ではPFLとBellatorの2ブランドが存在していますが、まだ試行錯誤している段階なのかもしれませんね。

「ヨーロッパの大会が増えているので、そういうマーケットを狙っているのかなと思います。ミックスの試合から脱線してしまいましたが、Bellatorがイベントとして、どういう道を進むのかも見ていきたいと思います」

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『RIZIN CONFESSIONS』第153回動画

Fight&Life (ファイトアンドライフ) 2024年 8月号 [雑誌]




 『RIZIN CONFESSIONS』第153回動画。今回は『RIZIN.47』から堀口恭司 vs. セルジオ・ペティス、スパイク・カーライル vs. キム・ギョンピョ、ジョニー・ケース vs. “ブラックパンサー”ベイノア、徳留一樹 vs. 宇佐美正パトリックの舞台裏です。続きを読む・・・
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堀口恭司 RIZIN一区切りの真意とUFC挑戦失敗時の選択肢【RIZIN.47】

「RIZIN.47」でセルジオ・ペティスにリベンジした堀口恭司が、「RIZINは一区切り」と語った理由について明かしました。堀口は現在の最優先目標として海外挑戦を掲げ、UFCとの再契約を目指しています。そして海外挑戦が実現しなかった場合のRIZIN継続参戦の可能性については言及を避けました。

▼堀口恭司 vs. セルジオ・ペティス 試合後インタビュー / Yogibo presents RIZIN.47/元動画

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#堀口恭司 #RIZIN47 #UFC挑戦 #格闘技 #海外挑戦 #shorts

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【RIZIN47】堀口恭司、打撃&TDで先手を取ってセルジオを判定で撃破!2年半ぶりのリベンジ達成

<バンタム級/5分3R>
堀口恭司(日本)
Def.3-0
セルジオ・ペティス(米国)

堀口が左右にステップしてインロー・左ミドルを蹴る。ペティスもワンツーを返し、ジャブと右ローを見せる。堀口はジャブ、ニータップでペティスをコーナーに押し込む。ペティスはニンジャチョークを狙いつつ、離れ際に右ハイキックを蹴る。堀口が右のロングフック、ペティスの前進に左フックを合わせ、インカーフを蹴る。

ペティスは構えをスイッチしつつ、堀口は踏み込むフェイントを見せる。ペティスがサウスポーで前に出ると、堀口はインローと右ストレートを返す。堀口がシングレッグに入り、ペティスがギロチンを狙うも、堀口がインサイドガードでトップキープする。堀口がパスガードを仕掛けるも、ペティスはそれを許さない。

2R、ここもペティスはサウスポーとオーソドックスに構えをスイッチする。ペティスがオーソドックスに構えると、堀口は再びニータップでテイクダウン。ペティスがギロチンを狙うと、堀口は腰を上げて深く組ませず、首を抜くとインサイドガードでトップキープする。堀口はペティスの頭をコーナー側に向けて、立ち上がってパンチを落とす。

ペティスは下から堀口の上体を固めて動きを止め、堀口はそれを切って立ち上がる。ペティスも蹴り上げを狙いつつ立ち上がり、堀口はすぐに左フックからダブルレッグに入る。ここはペティスがコーナーに体を預けてブレイクを待つ。再開後、ペティスはオーソドックスに構えてジャブとスピニングバックキック、スイッチしてシングルレッグでテイクダウンも仕掛ける。

3R、ペティスがサウスポーに構えて前に出ていく。堀口も左フックを返し、ペティスも左ストレートとスピニングバックキックを見せる。ペティスがオーソドックスに構えを戻すと、堀口は右ストレートを放つ。

さらに左フックにつなげる堀口だが、ここでペティスも左フックを当て、堀口がバランスを崩してグラウンドで下になる。ペティスはすかさず踏みつけを狙い、亀になる堀口にダースチョークを狙いながら上四方、サイドポジションで抑え込む。

堀口は右脇を差して立ち上がって右の三日月蹴り、ペティスは左ハイを蹴る。堀口が左フック、ペティスはオーソドックスに構え、堀口のニータップも組ませない。サウスポーのペティスは左ストレート、堀口も左フックの返しを狙う。

ペティスは左ボディストレートを振って、構えをオーソドックスに戻す。堀口はワンツー、右フックから返しの左フック。ぺティスは回転してのハイキック。組みの攻防になると堀口がグラウンドで上を取ってトップキープし、試合終了。堀口が2年半ぶりの再戦で、ペティスへのリベンジを果たした。


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【RIZIN.47】武田光司、シェイドゥラエフに無念の一本負けで悔しさ「とんでもない選手だな」 『RIZIN.47』試合後インタビュー

9日に開催された『Yogibo presents RIZIN.47』(国立代々木競技場第一体育館)の試合後インタビューに選手たちが応じた。

●『Yogibo presents RIZIN.47』(国立代々木競技場第一体育館)
・第9試合 バンタム級
堀口恭司 vs. セルジオ・ペティス
・第8試合 フェザー級
クレベル・コイケ vs. フアン・アーチュレッタ
・第7試合 ヘビー級
上田幹雄 vs. シェミスラブ・コバルチェク
・第6試合 フェザー級
武田光司vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
・第5試合 ライト級
スパイク・カーライル vs. キム・ギョンピョ
・第4試合 フェザー級
カルシャガ・ダウトベック vs. 関鉄矢
・第3試合 ライト級
ジョニー・ケース vs. “ブラックパンサー”ベイノア
・第2試合 オープンフィンガーグローブキックボクシングルール(※肘有り)
梅野源治 vs. 魚井フルスイング
・第1試合 ライト級
徳留一樹 vs. 宇佐美正パトリック

#武田光司 #RIZIN #RIZIN47

カテゴリー
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【RIZIN】速報中!RIZIN.47

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今日はRIZINの日。代々木第一体育館でRIZIN.47が開催されます。堀口恭司×セルジオ・ペティス、クレベル・コイケ×ファン・アーチュレッタという極上カードをメインとセミに据え、さらに世界に発信できる5大発表もあるからテンションが上がらずにはいられません。今宵は代々木から電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 MMA ライト級】
×徳留一樹(パラエストラ八王子)
(1R TKO)
◯宇佐美正パトリック(Battle-Box)
1R、序盤はジリジリしたスタンドの攻防。徳留はタックルに行く素振りを見せたが宇佐美は反応してスタンドの状態が続く。中盤に前に出た徳留のパンチの連打で宇佐美はグラつく。徳留はグラウンドに持ち込もうとするが宇佐美は立ち上がる。徳留が仕留めに左右のフック。宇佐美もフックで応戦すると、右フックがクリーンヒット!徳留はダウン!レフェリーが試合を止めた!


【第2試合 キック(OFG着用) 62kg契約】
◯梅野源治(PHOENIX)
(判定3-0)
×魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
1R、開始と同時に間合いを詰める魚井。左右のフックを振り回すと梅野は後退。防戦一方かと思いきや、カウンターのパンチを当てると魚井はダウン。立ちあがると一呼吸置いて魚井がまたもラッシュ。梅野はガードを固めてミドル。さらにローを入れるとローブロー。魚井は悶絶してしばらく中断。再開するとまたも魚井は前に出る。ヒットこそないものの風圧で梅野を吹き飛ばす場面も。終盤は打ち合いから組んでブレイクがかかる展開でラウンドを終えた。
2R、振り回す魚井は距離が詰まるとタックルに行ってしまう。2回続くと魚井にイエローカード。それでも間合いを詰めて左フックを振り回す魚井。梅野はパンチの交差からショートフックを当てたか魚井はダウン。立ちあがると前に出るが梅野はミドルを効かせてラウンド終了。
3R、後がない魚井。パンチを振り回すがやはりタックルに行ってしまい、さらに減点されてしまう。終盤は左フックに膝蹴りが当たり始めたがダウンを奪うまでには至らず試合終了。判定は大差で梅野に軍配。