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AB K-1 MMA o ONE   アクラム・ハミディ イリアス・エナッシ カムラン・ナバティ キック クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ サムエー・ガイヤーンハーダオ ジョー・ナタウット スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン スリヤンレック・ポー・イェンイン スーブラック・トー・プラン49 ソー・リン・ウー タン・ジン ブラック ボクシング モハメド・シアサラニ リッティデット・ソー・ソンマイ ルンピニー 小笠原瑛作 武尊 秋元皓貴 陽勇

『ONE Friday Fights 81』試合結果

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▼メインイベント(第12試合)フェザー級(-70kg)ムエタイ 3分3R
〇スーパーボン(タイ/暫定フェザー級キックボクシング世界王者)
[1R 1分43秒 KO]※右縦ヒジ
דスモーキン”ジョー・ナタウット(タイ)

▼コー・メイン(第11試合)バンタム級 ムエタイ 3分3R
×ノンオ―・ハマ(タイ)
[判定0-3]
〇カムラン・ナバティ(ロシア)

▼第10試合 バンタム級ムエタイ 3分3R
〇ナビル・アナン(アルジェリア/タイ)
[判定3-0]
×ソー・リン・ウー(ミャンマー)

▼第9試合 バンタム級ムエタイ 3分3R
×スーブラック・トー・プラン49(タイ)
[3R 0分55秒 KO]※左フック
〇クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)

▼第8試合 ストロー級ムエタイ 3分3R
〇サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
[1R 1分22秒 KO]
×アクラム・ハミディ(アルジェリア)

▼第7試合 フェザー級ムエタイ 3分3R
〇シャドウ・シンハ・マウイン(タイ)
[判定3-0]
×モハメド・シアサラニ(イラン)

▼第6試合 キャッチウェイト(-63.5kg契約)ムエタイ 3分3R
〇スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン(タイ)
[判定2-1]
×オーティス・ワグホーン(英国)

▼第5試合 キャッチウェイト(-60.32kg)ムエタイ 3分3R
〇ジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリー(タイ)
[判定3-0]
×スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)

▼第4試合 フライ級(-61.2kg)キックボクシング 3分3R
〇武尊(team VASILEUS/K-1三階級制覇)
[2R 2分47秒 KO]※左フック
×タン・ジン(ミャンマー)

▼第3試合 バンタム級(-65.8kg)キックボクシング 3分3R
×秋元皓貴(EVOLVE MMA/元ONEバンタム級世界王者)
[判定0-3]
〇イリアス・エナッシ(モロッコ/オランダ/元ONEフライ級世界王者)

▼第2試合 キャッチウェイト(59.87kg)ムエタイ 3分3R
×小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級王者)
[判定0-3]
〇リッティデット・ソー・ソンマイ(タイ)

▼第1試合 フライ級キックボクシング 3分3R
〇陽勇(=ひゅう/TEAM3K/VENUM TRAINING CAMP)
[判定3-0]
×ユセフ・エサード(アルジェリア)

 9月27日にタイ・ルンピニースタジアムで開催された『ONE Friday Fights 81』の試合結果。武尊がタン・ジンにダウンを奪われながらも2R逆転のKO勝ち。秋元皓貴と小笠原瑛作は判定負け。陽勇は判定勝ちしています。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF68 アラヴァディ・ラマザノフ キック ゴントーラニー・ソー・ソンマイ ジョナサン・ディベラ ジョナサン・ハガティー スリヤンレック・ポー・イェンイン スーパーレック・キアトモー9 スーブラック・トー・プラン49 ダニエル・ウィリアムス ブラック プラジャンチャイ・PK・センチャイ ボクシング ルンピニー 武尊 若林耕平

【ONE FF68】豪華版FF、プラジャンチャイとディベラが仕切り直しのキック王座戦&スーパーレックも参戦

【写真】プラジャンチャイとディベラの一戦はキックルールがどう勝敗に左右するかに注目したい(C)ONE

28日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムで開催されるONE Friday Fights 68。今大会ではONEキックボクシング世界ストロー級王座決定戦=プラジャンチャイ・PK・センチャイ×ジョナサン・ディベラ、ONEキックボクシング世界フライ級王者スーパーレック・キアトモー9のムエタイ戦が組まれている。
Text by Takumi Nakamura

基本的にワンマッチを中心に試合が組まれるONE Friday Fightsシリーズだが、今大会では4月のONE Friday Fights 58「Superbon vs Grigorian II」に続いて、タイトルマッチが1試合、現役王者のワンマッチが1試合と豪華なラインナップとなった。


今大会で組まれたタイトルマッチ=プラジャンチャイ×ディベラのONEキックボクシング世界ストロー級王座決定戦は、当初ONE Friday Fights 58で行われるはずだった一戦。この時は王者ディベラにプラジャンチャイが挑む図式だったが、ディベラがハイドレーションテストの検体未提出で計量が行われず。試合そのものが中止となり、ディベラは王座剥奪という形に終わった。今回は空位になった王座をかけて、仕切り直しの両者の対戦となった。

プラジャンチャイはムエタイで輝かしい実績を残し、現在はONEムエタイ世界ストロー級王座を保持。ムエタイ・キックの2冠を目指してのディベラ戦となるが、ONEでのキックルールは2023年9月のアクラム・ハミディ戦に続いて2度目となる。ハミディ戦では2Rに左フックでダウンを奪って判定勝利したものの、途中でハミディに右ロー・カーフを効かされ、思わぬ苦戦を強いられている。一方のディベラは2022年10月にジョン・ペイメンに判定勝利してONEキックボクシング世界ストロー級王座に就くと、2023年10月の初防衛戦ではダニエル・ウィリアムスを判定で下して王座防衛に成功している。

ディべラはサウスポーから繰り出す左ストレートと左ロー・ミドルを軸に攻撃を組み立てる、キックルールに特化したサウスポースタイルと言える。キックルールでの試合を比較すると、ヒジ&首相撲なしにおけるパンチと蹴りのコンビネーションや出入りスピードはディベラの方が上だ。プラジャンチャイとしては序盤にディベラと打ち合う、もしくはディベラの入りにカウンターを合わせるか。それともディベラのスピードが落ちる後半に勝負をかけるか、ディベラの穴を突く形で勝機を手繰り寄せたい。いずれにせよ1~3Rまでの攻防が勝敗に影響する5R戦=王座決定戦になるだろう。

また今年1月のONE日本大会で武尊と激闘を演じたスーパーレックが、約5カ月ぶりにリングに立つ。日本のファンにとっては武尊戦の印象が強いスーパーレックだが、直近ではムエタイルールで試合を続けており、9月にアメリカで行われるONE168: Denverでは、ジョナサン・ハガティー が保持するムエタイ・バンタム級王座への挑戦も決定している。今回はハガティー戦に向けた前哨戦として、ONE FFで7連勝中のゴントーラニー・ソー・ソンマイを迎え撃つ。キックルール=武尊戦とは異なるムエタイルールでのスーパーレックの強さに注目したい一戦だ。

また日本からはキックルールでシュートボクシングの坂口魁斗(魁斗)とMMAルールで若林耕平が参戦。ムエタイルールで上野優翔(優翔)×橋本亮汰(テレカ∞)の日本人対決も行われる。

■放送予定
6月28日(金・日本時間)
午前9時30分~U-NEXT

■ONE FF68

<ONEキックボクシング世界ストロー級王座決定戦/3分5R>
プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)
ジョナサン・ディベラ(イタリア)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
スーパーレック・キアトモー9(タイ)
ゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
スーブラック・トー・プラン49(タイ)
カムラン・ナバティ(ロシア)

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットファーガス (タイ)
アラヴァディ・ラマザノフ(ロシア)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
シャドウ・シンハ・マウイン(タイ)
ジミー・ビエノ(フランス)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
パコーン・PK・センチャイ(タイ)
ラフィ・ボーヒック(フランス)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
シブムン・シッチェブンタン (タイ)
タイソン・ハリソン(豪州)

<ムエタイ・140ポンド契約/3分3R>
ヨードレックペット・オー・アトチャリア (タイ)
コムアウット・FAグループ (タイ)

<ムエタイ・132ポンド契約/3分3R>
ポンペット・PK・センチャイ (タイ)
スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)

<キックボクシング・132ポンド契約/3分3R>
ラン・シャンタン(中国)
坂口魁斗(日本)

<ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
サンラン・ガーシー(中国)
若林耕平(日本)

<ムエタイ・143ポンド契約/3分3R>
上野優翔(日本)
橋本亮汰(日本)

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K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF46 スリヤンレック・ポー・イェンイン ヨーキッサダー・ソー・ソンマイ 武尊 泰斗

【ONE FF46】日本でも馴染みのファイターが第1試合で激突!スリヤンレックがヨーキッサダーを一撃KO

<ムエタイ132ポンド契約/3分3R>
スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)
Def.2R0分15秒 by TKO
ヨーキッサダー・ソー・ソンマイ(タイ)

日本のK-1で武尊と対戦したヨーキッサダーと武居由樹・軍司泰斗と対戦したスリヤンレックが激突。ヨーキッサダーが右ローと右ミドル。スリヤンレックも右カーフを蹴り返し、右ミドルをキャッチして右ストレートを返す。スリヤンレックはヨーキッサダーの前足に左右のローを集め、ヨーキッサダーが前に出てくるところに右フックを合わせる。

さらにスリヤンレックは右ボディストレートからパンチをまとめ、ガードの上から右フックを叩きつける。残り20秒、ヨーキッサダーも右ボディストレートを当てると、スリヤンレックも左フックを返す。

2R、ヨーキッサダーが右ストレートで前に出ていくと、スリヤンレックが左フックを合わせ、右ストレートを一閃。この一撃でヨーキッサダーが後方にばったりと倒れ、スリヤンレックが衝撃的なKO勝利を収めた。


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AB ABEMA GLORY K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF46 アニッサ・メクセン キック シッティチャイ・シッソンピーノン ジョセフ・ラシリ スリヤンレック・ポー・イェンイン スーパーボン・シンハ・マウイン スーブラック・トー・プラン49 セクサン・オー・クワンムアン タワンチャイ・PK・センチャイ チャンネル ブラック プラジャンチャイ・PK・センチャイ ペッディージャー・ルクジャオポーロントン ボクシング ムアンタイ・ PK・センチャイ ルンピニー 小笠原瑛作

【ONE FF46】2023年最終興行は3大王座戦を含む過去最高レベルの豪華ラインナップ!小笠原瑛作も参戦

【写真】ONE Friday Fightsが大きな盛り上がりを見せた2023年。それを締めくくるにふさわしいビッグイベントだ (C)ONE

22日(金・現地時間)タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 46が開催される。
text by Takumi Nakamura

日本の小笠原瑛作が出場する2023年最後のONEの公式戦=ONE Friday Fights は過去最高、Fight Nightシリーズやナンバーシリーズで行われてもおかしくない豪華ラインナップとなった。

大会の後半3試合には3大王座戦=タワンチャイ・PK・センチャイ×スーパーボン・シンハ・マウイン(ムエタイ世界フェザー級)、ジョセフ・ラシリ×プラジャンチャイ・PK・センチャイ(ムエタイ世界ストロー級)、ペッディージャー・ルクジャオポーロントン×アニッサ・メクセン(キックボクシング女子世界アトム級)が並ぶ。


(C)ONE

タワンチャイ×スーパーボンは10月のONE Fight Night 15で予定されていたが、スーパーボンがふくらはぎの負傷により欠場。今大会にスライドして行われることになった。

スーパーボンはチンギス・アラゾフにこそ敗れているものの、シッティチャイ・シッソンピーノン、ジョルジオ・ペトロシアン、マラット・グレゴリアンには勝利している。タワンチャイもONEではシッティチャイに敗れたのみだが、戦ってきた相手のレベルで言えばスーパーボンの方が上という見方も出来る。

またフィジカルやスピード&アジリティのトレーニングも練習メニューに取り入れる新世代のムエタイ戦士=タワンチャイと「立ち技で倒すべき相手はあと2人。タワンチャイとアラゾフ」というスーパーボンによる、ムエタイの世代を超えた戦いでもある。ONEムエタイではパンチとヒジで打ち合う試合が増えているが、タワンチャイとスーパーボンはどちらも蹴りを得意にしており、激しいだけではない、ハイレベルな技術戦、特に蹴りの攻防に注目してもらいたい一戦だ。

(C)ONE

ラシリ×プラジャンチャイは昨年5月以来のリマッチだ。この時は王者プラジャンチャイにラシリが挑む形で、ラシリが3R終了時にプラジャンチャイを戦意喪失に追い込むTKO勝利で番狂わせを起こし、王座戴冠を成し遂げた。

ラシリは昨年11月に一階級上の王者ロッタン・ジットムアンノンに挑むも判定で敗れて、二階級制覇はならず。怪我による長期欠場のため、今年6月にプラジャンチャイとサムエー・ガイヤンハーダオによる暫定王座決定戦が組まれて、プラジャンチャイが勝利。ラシリの復帰戦に合わせて両者のタイトル戦が組まれた経緯がある。

前回の対戦ではラシリがリーチを活かしたジャブ&インローとステップワークを駆使してプラジャンチャイを翻弄。最終的にはラシリがパンチとヒザ蹴りでプラジャンチャイの眉間を切り裂き、左ボディを的確に打ち込んで戦意喪失に追い込んでいる。プラジャンチャイとしてはラシリとの距離をどう詰められるかがリベンジのポイントになるだろう。

(C)ONE

そしてペッディージャーとメクセンはキックボクシング女子世界アトム級暫定王座決定戦をかけて対戦する。

メクセンはGLORYをはじめキック・ムエタイで数々の実績を残して、2021年9月からONEに参戦。なかなかタイトル戦の機会を得ることができなかったが、ようやく今回のチャンスが巡ってきた。

一方のペッティージャーは今年3月からONEに参戦し、7カ月間で4試合を戦って全勝=すべてKO・TKOという驚異的なレコードを残している。

ペッティージャーは自分から距離を詰めて近距離の打ち合いで勝つ、まさにここ最近のONEムエタイを象徴するような戦い方を好む。このスタイルが百戦錬磨のメクセンにどこまで通用するかに注目したい。

王座戦以外にもノンオー・ハマ、セクサン・オー・クワンムアン、ムアンタイ・PK・センチャイとトップ選手が続々と登場。さらに第1試合ではK-1参戦歴のあるスリヤンレック・ポー・イェンインとヨーキッサダー・ソー・ソンマイが対戦し、ジャオスイヤイソー・ソー.デッチャパンも出場するなど、日本に馴染みのファイターも多い大会となっている。

■放送予定
12月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル(前半6試合)
午後9時30分~ PPV ONE official site (Englsih Page)

<ONEムエタイ世界フェザー級タイトルマッチ/3分5R>
タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)
スーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)

<ONEムエタイ世界ストロー級タイトルマッチ/3分5R>
ジョセフ・ラシリ(イタリア)
プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)

<ONEキックボクシング女子世界アトム級暫定王座決定戦/3分5R>
ペッディージャー・ルクジャオポーロントン(タイ)
アニッサ・メクセン(フランス)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ノンオー・ハマ(タイ)
ニコ・カリロ(スコットランド)

<ムエタイ140ポンド契約/3分3R>
セクサン・オー・クワンムアン(タイ)
リバー・ダス(英国)

<ムエタイ136ポンド契約/3分3R>
ムアンタイ・ PK・センチャイ(タイ)
ナビル・アナン(タイ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)
ファリヤ・アミニプール(イタリア)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジャオスイヤイソー・ソー・デチャパン(タイ)
ペットスクンビット・ボイ・バンナー(タイ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
スーブラック・トー・プラン49(タイ)
クレイグ・コークレイ(アイルランド)

<ムエタイ132ポンド契約/3分3R>
小笠原 瑛作(日本)
チョーファー・トー・センティアンノーイ(タイ)

<ムエタイ132ポンド契約/3分3R>
スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)
ヨーキッサダー・ソー・ソンマイ(タイ)

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MMA MMAPLANET o ONE ONE FF35 スリヤンレック・ポー・イェンイン ブラック ブラック・パンサー

【ONE FF35】スリヤンレックがブラック・パンサーとダウンを奪い合う大激闘。判定負けもボーナス獲得

<ムエタイ フライ級(※61.2キロ)/3分3R>
ブラック・パンサー(タイ)
Def.3-0
スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)

ブラック・パンサーが距離を取りながら左ミドル。スリヤンレックはそれを受けて右ストレートからパンチをまとめる。スリヤンレックは右ローから右ストレート。ブラック・パンサーが前蹴りと右ローを見せると、スリヤンレックは蹴りにパンチで飛び込む。

ブラック・パンサーの右ローをキャッチして転ばせるスリヤンレック。ブラック・パンサーの左ミドルに右ボディを打ち返し、左フックから右ストレートにつなぐ。ブラック・パンサーはジャブから前蹴りと左ミドル。スリヤンレックのパンチに左ヒジを合わせる。スリヤンレックはブラック・パンサーの蹴りを受けて右ボディと右ストレート。ブラック・パンサーはジャブから右ローを蹴って、確実にローを効かせる。

2R、ブラック・パンサーが左右のミドル、距離を詰めようとするスリヤンレックにジャブを突き刺す。スリヤンレックも右ボディ・右フックで前に出ていくが、ブラック・パンサーの右ローでスリヤンレックの足が止まる。

ここからスリヤンレックは首相撲からヒザを突き上げ、ローを効かせてからパンチを放つと、スリヤンレックがバランスを崩して、レフェリーがスリヤンレックにダウンを宣告する。

これで万事休すかに思われたスリヤンレックだが、ブラック・パンサーの右ローに右ストレートを合わせると、そこから強烈な右ボディストレート。これでブラック・パンサーの動きを止めると、右ストレートを叩き込んでダウンを奪い返す。

3R、激しく打ち合う両者。ここでブラック・パンサーが右フックを当ててダウンを奪う。立ち上がったスリヤンレックは右フックで突進。ブラック・パンサーの右のカウンターをもらっても下がらない。

2Rと同じようにボディブローから顔面へのパンチを狙うスリヤンレック。ブラック・パンサーは距離を取りながらヒジのカウンターを狙う。このまま試合終了となり、合計2度のダウンを奪ったブラック・パンサーが勝利。勝ったブラック・パンサーはもちろん、大激闘の末に敗れたスリヤンレックにもボーナスが送られた。


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K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF35 ジェネリン・オルシム ジヒン・ラズワン スリヤンレック・ポー・イェンイン ブラック ルンピニー 泰斗

【ONE FF35】タイ版逆輸入ムエタイファイターのスリヤンレックがONE3連勝をかけて参戦

29日(金・現地時間)タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 35。今回はタイのスリヤンレック・ポー・イェンインをピックアップしたい。
by Takumi Nakamura

ONE FFシリーズには多くのタイ人選手が出場しているがスリヤンレックは異色の経歴の持ち主と言っていいだろう。スリヤンレックは軽量級でも屈指のハードパンチャーで、フルスイングのパンチで会場を沸かせる激闘派。2019年12月に「スリヤンレック・オーボートー.ガムピー」としてK-1に参戦し、当時K-1スーパー・バンタム級王者だった武居由樹に判定で敗れたものの、驚異的な打たれ強さとタフネスで武居を苦しめた。翌2020年2月に再来日&Krush参戦。のちにK-1フェザー級王者になる軍司泰斗とも拳を交えている。

この軍司戦に敗れて以降、日本での試合から遠ざかっていたが、2023年から大分のBRAVELY GYMに選手兼トレーナーとして所属。日本在住のムエタイファイターとして、5月にラジャダムナンスタジアムのリングに上がる。7月からはONE FFシリーズに参戦し、ONE Friday Fights 25ではヨッドゥアンジャイ・ソー・ジョーモンツリーを右ストレートでKO。翌8月のONE Friday Fights 28ではソンファンコン・FA・グループを左フックで沈めて、2連続KO勝利を収めている。

その好戦的なファイトスタイルがMMAグローブ着用のONEのムエタイルールにハマり、3カ月連続でのONE FF出場となるスリヤンレック。タイ版逆輸入ムエタイファイターとしてONEで花開くという、これまでになかったキャリアを積み方だと言っていいだろう。今大会でもその剛腕とディフェンス度外視で打ち合う姿に期待したい。

そのほか元ルンピニースタジアム バンタム級&スーパーバンタム級王者コンスック・フェアテックスvsタイのRoad To ONE勝者でもあるデッドゥアンレック・ティーデ99の一戦、元ルンピニースタジアム ウェルター級王者ポンシリ・PK・センチャイも参戦する。

■ONE Friday Fights 35対戦カード

<ムエタイ フライ級(※61.2キロ)/3分3R>
コンスック・フェアテックス(タイ)
デッドゥアンレック・ティーデ99(タイ)

<ムエタイ フライ級(※61.2キロ)/3分3R>
スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)
ブラック・パンサー(タイ)

<ムエタイ 136ポンド契約/3分3R>
バットマン・オー・アッチャリア(タイ)
ルンサンタワン・ソー・パラット(タイ)

<ムエタイ 112ポンド契約/3分3R>
サゲンガーン・ジットムアンノン (タイ)
プロイカオ・VK・カオヤイ(タイ)

<ムエタイ 120ポンド契約/3分3R>
ジョムホート・VK・カオヤイ(タイ)
ペットパルハット・シッナヨッタウィータポン(タイ)

<ムエタイ バンタム級(※65.8キロ)/3分3R>
プリクタイダム・ジットムアンノン(タイ)
パタクエク・テパキン(タイ)

<ムエタイ 145.4ポンド契約/3分3R>
ポンシリ・PK・センチャイ(タイ)
カムラン・ナバティ(タイ)

<ムエタイ バンタム級(※65.8キロ)/3分3R>
サジャド・サッタリ(イラン)
ランボー・モー・ラッタナバンディット(タイ)

<ムエタイ フェザー級(※70.3キロ)/3分3R>
モハメド・ブタザ(モロッコ)
フルカン・カラバフ(トルコ)

<ムエタイ ライト級(※77.1キロ)/3分3R>
チャンナッジョン・PK・センチャイ(タイ)
ジョージ・ジャービス(イングランド)

<ムエタイ 112ポンド契約/3分3R>
リサ・ブライアリー(英国)
ペットチュムペー・ハイランド・ジム(タイ)

<MMA 120.8ポンド契約/3分3R>
ジヒン・ラズワン(マレーシア)
ジェネリン・オルシム(フィリピン)

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