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『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』前日計量動画/スティーブン・トンプソン vs. ミシェウ・ペレイラが中止に

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MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Dustin Poirier (155) vs. Justin Gaethje (156)
・Jan Blachowicz (205) vs. Alex Pereira (205.5)
・Michel Pereira (174)* vs. Stephen Thompson (170.5)
・Tony Ferguson (155) vs. Bobby Green (155.5)
・Michael Chiesa (170) vs. Kevin Holland (169.5)

PRELIMINARY CARD (ABC/ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Gabriel Bonfim (170) vs. Trevin Giles (170)
・Derrick Lewis (263.5) vs. Marcos Rogerio de Lima (262)
・Roman Kopylov (185) vs. Claudio Ribeiro (185.5)
・Darrius Flowers (170.5) vs. Jake Matthews (170)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6:30 p.m. ET)

・Vinicius Salvador (128.5)** vs. CJ Vergara (125.5)
・Uros Medic (170.5) vs. Matthew Semelsberger (169.5)
・Priscila Cachoeira (125) vs. Miranda Maverick (125.5)

 『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』前日計量結果。ミシェウ・ペレイラが174ポンドと3ポンドオーバー。ヴィニシウス・サルヴァドールが128.5ポンドと2.5ポンドオーバー。どちらも試合はキャッチウェイトで行われると思われましたが、



 スティーブン・トンプソン vs. ミシェウ・ペレイラは中止になっています。トンプソンは「対戦相手が体重を作らなかったのは今回が初めてではないし、以前も同じようなことがあったが、この試合を受けるのはスマートではないと僕とチームは考えた。僕は門番役になるつもりはないし、あくまでもUFCウェルター級王座を目指して戦い、勝つためにここにいる」「フィニッシュしなければ、スプリット・デシジョンであっても、判定負けするリスクがある。計量ミスしたファイターが直面する影響はあまりにも少なく、大きなアドバンテージを持って戦うことが許されている。最近そういうことが増えているように思える。試合をしないという決定により、今後他の選手の計量ミスが減ることを願っている」とコメントしています。

 C.J.ヴェルガラ vs. ヴィニシウス・サルヴァドールはサルヴァドールが出場給の20%を譲渡し試合は行われます。

 これによりデリック・ルイス vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマがプレリミナリーカードからメインカードに昇格し、C.J.ヴェルガラ vs. ヴィニシウス・サルヴァドールがアーリープレリミナリーカードからプレリミナリーカードに昇格。試合開始時刻は日本時間午前7時30分から8時に変更されています。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ダスティン・ポイエー vs. ジャスティン・ゲイジーはポイエー支持9人、ゲイジー支持2人。

・ヤン・ブラホヴィッチ vs. アレックス・ペレイラはブラホヴィッチ支持7人、ペレイラ支持4人。

・デリック・ルイス vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマはルイス支持10人、デ・リマ支持1人。

・トニー・ファーガソン vs. ボビー・グリーンは11人全員グリーン支持。

・マイケル・キエサ vs. ケビン・ホランドはキエサ支持4人、ホランド支持7人。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC291 ケビン・ホランド スティーブン・トンプソン ソルト ミシェウ・ペレイラ ライカ

【UFC291】四次元ファイター=ペレイラと対戦、スティーブン・トンプソン「強さよりも、スマートさ」

【写真】トンプソンは再現性の高いファイトができる選手の1人かと(C)Zuffa/UFC

29日(金・現地時間)にユタ州ソルトレイクシティのビビント・アリーナで開催されるUFC291「Poirier vs Gaethje2」でスティーブン・ワンダーボーイ・トンプソンが、ミシェウ・ペレイラと対戦する。

今年の2月になったトンプソンは、今も成長し続けキャリア最高のスピードと爆発力を誇ると断言した。飛び跳ねるスタイルを駆使するペレイラのスマートさを認めたうえで、ワンダーボーイはスタミナ勝負にも絶対の自信を持っていた。


──ワンダーボーイ、今週末にミシェウ・ペレイラと対戦しますが、今の調子はいかがですか。

「本当のことをいって……最高なんだ(笑)。ケガもなくキャンプを終えることができ、体重も順調に落ちている。40歳になっても体調はバッチリで、しっかりとミシェウ・ペレイラと向き合えるよ」

──すでにスティーブンの口から40歳になったという言葉がありましたが、周囲からも40歳という年齢に言及されることが多いかと。

「おかしな話だよね。僕自身は年齢に関係なく、危険なファイターであるために如何にトレーニングできるのかを重視している。しっかりと体を休めることも含め、自分をより知ることだよ。そうすれば長いキャリアを積むことができる。そこに関して、僕は他より優れている点だと思っている。年を重ね、しっかり自分と向き合うことで僕は成長し続けているんだ。

スピードは10年前より速い。素晴しいトレーニングパートナー、最高のストレングス・コンディショニング・コーチが支えてくれているから、スピードだけでなく爆発力もキャリアトップの状態だ。何より自分の体を知ることで効果的に動け、最善のゲームプランを実行できる。

スピードが上がっているのは、より正確なタイミングと距離のマネージメントができるようになっているから。距離のコントロールは練習でも、試合でもキーとなっている。UFCという世界の最高峰においても、実は分かっていないファイターが多い。対して僕は幼少の頃からカラテで、そこを磨くことができてきた。その部分が年を重ねてきて、僕の大きな武器になっている」

──そのタイミングですが、反応スピードがコンマ数秒落ちたことでパンチを被弾するようになった。それが引退をする大きなきっかけになるとよく耳にします。

「僕自身、そんなズレは全く感じていない。そこは必死にハードトレーニングをすることで、補える問題ではないんだ。多くの選手は、ズレを感じてより体を酷使するような選択をする。しっかりと自分の体の反応に耳を傾け、体をケアすること。車の状態を顧みずに、ぶっ飛ばしてドライブしても車のためになるわけがないよね。そんなことをすると、車は以前のように走れなくなる」

──その考え方がスティーブンの人生であり、戦い方に反映されているのですね。

「ストロングファイターよりも、スマートファイターの方が長いキャリアを構築できると僕は思っている。もちろん強さは絶対だ。ただし自分がより成長したい、より良いファイターになるという考え方を持ち続けること。試合ではフィジカルよりもメンタルが大切になってくるからね」

──それ故にスティーブンは他の選手とは違う戦い方をすることが可能だった。そんなユニークなスタイルのスティーブンに対して、ペレイラはクレイジーなスタイルといっても過言でないです。

「あのジャンプやフライングを多用する戦い方は、他の誰もやっていないよね。その理由はアレをやっているとエネルギーを浪費してしまうからに他ならない。でも、彼はそこを見越してあの動きを最大限に利用している。ミシェウ・ペレイラも頭が良いファイターだよ。

あの動きを見せておいて、しっかりとストレートハンドやヒザ蹴りを決めている。何よりウェルター級でも相当に大きな部類の選手だろう。ただ僕も前回のケビン・ホランド戦で、彼の右ストレートを研究し、そこを利用して戦うことができた。ミシェウ・ペレイラとも戦う準備はできているよ」

──やはり勝負の鍵は距離とタイミングですか。

「そこは当然として、ソルトレイクシティは標高が高い(1300メートル)から、ちゃんと順応できるか。それも今回の試合の鍵を握ってくるだろう。僕は常に高地トレーニングをしているから、安定して速い動きを続け──勝つことができる。スタミナは問題ないし、ミシェル・ペレイラを動かして、ガスアウトさせるよ。

僕がUFCで今も最高のストライカーだと証明し、またタイトルに挑戦したい。40歳になっても僕はスピードがあり、クイックに動ける。それをミシェウ・ペレイラ戦で証明する」

■視聴方法(予定)
7月30日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前7時00分~U-NEXT

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『UFC on ESPN 42』スティーブン・トンプソン vs. ケビン・ホランドを見たファイター・関係者の反応


 『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』スティーブン・トンプソン vs. ケビン・ホランドを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN42 キック ケヴィン・ホランド スティーブン・トンプソン ボクシング

【UFC ESPN42】壮絶、喧嘩ファイトを華麗な蹴りで勝ち切ったトンプソン。ホランドは5R開始に応じれず

<ウェルター級/5分5R>
スティーブン・トンプソン(米国)
Def.4R5分00秒by TKO
ケヴィン・ホランド(米国)

独特の構えのトンプソンに対して、ホランドは大きく踏み込んでローを蹴っていく。間合いを詰めてくるホランドに組んだトンプソンは逆にケージに詰められるが、回って離れる。左フックを入れ、サイドキックを見せるトンプソンは、ホランドのローに左ストレートを合わせる。迂闊に距離を詰めることができなくなったホランドが、関節蹴り、左ローを蹴る。さらにトンプソンはホランドのステップインには、サイドキックを腹に入れる。

それでもワンツーフックで、カウンター狙いのトンプソンとの間合いを潰し、右を当てたホランドは頭を固定してダーティーボクシングで追い込む。ケージを背負ったトンプソンは頭を取られ右エルボーを連打される。一旦離れたホランドの左ローに右を当てたトンプソンは、サイドキックに軸足払いを受ける。左目じりをカットしたトンプソンが、珍しく連打で前に出る。下がって外したホランドが、左に合わせて右ヒザをボディに突き刺す。スイッチキックを見せ、左右の蹴りとスピーディーな攻撃を見せたホランドが初回を取ったか。

2R、目じりのカットは頭突きだとセコンドに伝えたトンプソンが、サイドキックで腹を蹴っていく。トンプソンは前手の叩き合いから左ハイを狙う。さらに距離と詰めると、逆にホランドが前に出てカウンター狙いから右ローを入れる。ホランドは前に出て、左のカウンターを受けても2発返す。ここで距離を取ったホランドに対し、トンプソンはハイキックから詰めてラッシュをかける。ホランドは首相撲でヒザを返し、右ハイ狙いも左を受ける。残り2分、ホランドが再びサイドキックの軸足を蹴り、テイクダウンを奪ってもスタンドに戻る。

内回り蹴りに続く左ストレートを決めるトンプソンだが、そのスタイル上連打がきかない。そしてパンチが外れると、相当にバランスを崩し隙ができる。それでもワンツーを決めたトンプソンは、背中を見せて距離を取ったホランドの左フックをかわす。この空振りで姿勢を乱したホランドが立ち上がったところで時間となった。

3R、牽制、フェイクで間合い合戦の序盤――ジャンピングスイッチキックを見せたトンプソンは、ローに左を合わせる。さらに左を続けたトンプソンは、前に出る際にホランドの左足に詰まり尻餅をつく。寝技にいかないホランドは、立ったまま待ち受ける。右を振って飛び込んだトンプソンがサイドキックを腹から顔面に決める。

疲れてきたのは、ホランドの方か。それでもエルボーを入れ、首相撲へ。互いに腹にヒザを入れて離れると、トンプソンが左フックから右ストレートを決める。ここからラッシュをかけたトンプソンが、ケージ際を移動するホランドにパンチを纏めていく。ホランドも前に出てヒザ蹴り、左フックの空振りにトンプソンが逆側のケージにホランドまで下がるだけパンチを纏め、後ろ回し蹴りを繰り出す。完全に動きで上回るトンプソン、ホランドは後ろ回し蹴りをブロックした際に、右腕を負傷したようだ。

4R、サイドキックからうち回し蹴りのトンプソン。詰めて組んだホランドだが、動きがなくレフェリーが試合を止める。直後に左を当てたトンプソンは、クリンチからの離れ際にワンツー、左ミドル、そして左ストレートから左ミドルを蹴り込む。これが効いて、低い位置で組んでいったホランドだが、切られて再び左ミドルを受ける。ダブルレッグも切られ、ケージに詰められたホランドは、ボディを殴られると右手の自由がきかず棒立ちに――と思いきや、トンプソンはボディがベルトラインで急所と判断され、打撃の間合いで再開される。

左ミドルを続け、スピニングバックヒールキック、左ハイ、右ハイと猛攻を仕掛けるトンプソン。ホランドもパンチを返すが、後ろ回し蹴り、ハイキック、ミドル、ワンツー、ローと一方的に攻められる。サイドキックで腹、胸を蹴ったトンプソンは左ストレートからワンツー、さらに右ミドル。さらに後ろ回し蹴り、左ミドル、右ローと一方的に攻め続ける。右ストレート、左右のボディフック、続く左フックでダウンを奪ったトンプソンは、ガードを取ったホランドを殴り、立ち上がってスタンドで待ち受けたところでラウンドが終わった。

まさにサンドバッグ状態だったホランドは、5Rの開始に応えることができずセコンドが棄権を伝え――トンプソンのTKO勝ちが決まった


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『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』前日計量動画/トレイシー・コルテス vs. アマンダ・ヒバスが中止


MAIN CARD (ESPN/ESPN+, 10 p.m. ET)

・Stephen Thompson (170) vs. Kevin Holland (170.5)
・Bryan Barberena (170.5) vs. Rafael dos Anjos (170)
・Matheus Nicolau (126) vs. Matt Schnell (126)*
・Sergei Pavlovich (255) vs. Tai Tuivasa (266)
・Roman Dolidze (185.5) vs. Jack Hermansson (186)
・Eryk Anders (186) vs. Kyle Daukaus (184.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 7 p.m. ET)

・Niko Price (170) vs. Phil Rowe (173.5)**
・Emily Ducote (115.5) vs. Angela Hill (115.5)
・Clay Guida (154.5) vs. Scott Holtzman (155.5)
・Marc Diakiese (155.5) vs. Michael Johnson (156)
・Darren Elkins (145) vs. Jonathan Pearce (146)
・Tracy Cortez (125) vs. Amanda Ribas (125)
・Natan Levy (156) vs. Genaro Valdez (156)
・Francis Marshall (145) vs. Marcelo Rojo (145)
・Yazmin Jauregui (115.5) vs. Istela Nunes (114.5)

 『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』前日計量結果。マット・シュネルは1度目の計量をミスしたものの、再計量をし126ポンドでパス。フィリップ・ロウが173.5ポンドと2.5ポンドオーバー。出場給の30%を譲渡し試合は行われます。


 計量後にトレイシー・コルテスが体調不良によるドクターストップでアマンダ・ヒバス戦が中止になっています。



 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・スティーブン・トンプソン vs. ケビン・ホランドはトンプソン支持7人、ホランド支持4人。

・ブライアン・バーバリーナ vs. ハファエル・ドス・アンジョスはバーバリーナ支持2人、ドス・アンジョス支持9人。

・マテウス・ニコラウ vs. マット・シュネルはニコラウ支持9人、シュネル支持3人。

・タイ・ツイバサ vs. セルゲイ・パブロビッチはツイバサ支持6人、パブロビッチ支持5人。

・ジャック・ハーマンソン vs. ロマン・ドリゼはハーマンソン支持3人、ドリゼ支持8人。

・エリク・アンダース vs. カイル・ドーカスはアンダース支持6人、ドーカス支持5人。続きを読む・・・
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【UFC ESPN42】バルベレナと対戦、ハファエル・ドスアンジョス「ウェルター級は体を虐めることがない」

【写真】相当に渋さが増してきたドスアンジョス。2008年6月にパンクラスに来日。その5カ月から、14年に渡りオクタゴンで戦い続けてきた (C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターで開催されるUFC on ESPN42「Thompson vs Holland」で、ハファエル・ドスアンジョスがブライアン・バルベレナと対戦する。

元UFC世界ライト級王者のドスアンジョスは、近年ではライト級とウェルター級を行き来してキャリアを重ねてきた。黒星が続くこともあった38歳のベテランが、再度ウェルター級で戦う。ドスアンジョスはライト級とウェルター級の両階級で世界のトップと戦い続けてきたキャリアの終盤を迎え、試合までのプロセスをエンジョイすることの大切さを話してくれた。


――バルベレナ戦まで4日、今の調子はどうでしょうか。

「ウェルター級で再び戦うことになって、凄く良い感じだよ。ライト級で戦っていた時のように減量で体を虐めることがないからね。素晴らしいコーチ、最高の練習仲間と一緒にキャンプでやるべきことを完遂できた。やはり減量は体を痛めつける。そこまで体重を落とす必要がないから、ウェルター級だとキャンプの時の体調も良いままだし」

――ダイエット・コンペティションかと思うほど、試合前に体を虐めぬいている選手がいることは絶対ですね。

「そうなんだ。それでは戦うこと以外にストレスを感じてしまう。結果、キャンプをエンジョイできない。僕のように長く戦っていると、試合までの日々を楽しく過ごせるかどうかは凄く大きな意味を持つようになってくる。2つの階級で世界のトップと戦い続けてきたから、僕は自分が何をすべきか分かっている。

前回はライト級で戦って負けてしまった(※7月にラファエル・フィジエフに5RKO負け)けど、何がベストか。それはウェルター級で戦い、試合までのプロセスを楽しむこと。それが今の僕には必要なことで。そうやって過ごした今回のキャンプ自体がハッピーで、家族もフロリダにやってきた。もう、あとは戦うだけだよ」

――ウェルター級で戦うと、対戦相手がより大きいということはないですか。

「確かにウェルター級で戦うと、普通は対戦相手が少し大きい。でも大した問題じゃない。 僕は自分のサイズを知っている。それでも十分に力強く戦うことができるし、キャンプ中も体が一切ストレスを感じていないからフレッシュなんだ」

――かつてはKINGS MMAに所属していたように米国で練習していれば、飛行機での長旅もなく開催地に行けることが多いです。それでもハファエルは1年前からブラジルに戻り、今ではノヴァウニオンで練習をしています。

「米国には10年も住んでいた。去年、ケガをして手術をブラジルで行った時に戻ろうと決めたんだ。練習に関しては何も問題ないし、家族も自分のファミリーと近い距離での生活ができる。だから家族の皆も、この決断を喜んでいたよ。練習も家族との生活も最高だよ」

――そんななか対戦するバルベレナの印象を教えてください。

「パンチが重いタフファイター、喧嘩屋だね。でも、自信はあるよ。MMAを戦うということにおいて、打撃と組み、寝技をよりミックスできているのは僕の方だからね。46戦目、ファンに喜んでもらえる試合をしたい。自分がどれだけできるかを示したうえで、ファンに楽しんでもらいたいと思っているよ」

――38歳、UFCでライト級世界王者にもなったハファエルが、ここまで戦うことにモチベーションをキープできるのはなぜでしょうか。

「今も高いレベルで競いあっているかだよ。僕より試合数の多い選手はいるけど、試合の数よりも誰と戦ってきたのかが重要なんだ。ライト級時代、ベルトを巻く位置でファンに良い試合を期待され、応えることができた。ウェルター級に階級を上げても、同じように世界のトップと戦ってきた。そして、ファンの期待に応えることができたと思っている。UFCでずっとトップ選手と戦い続けることができたからこそ、これからも皆に良い試合を見てもらいたいと思っている」

――SUGでドラルド・セラーニと対戦したように、グラップリング戦にも出場したこともあります。

「あれはちょうど試合がない時期に、5分間のグラップリングとしては高額のオファーだったから出たんだ(笑)。ケガもなかったし、戦える状態にあった。なら断る理由はないからね」

――柔術黒帯のハファエルの格闘技への愛が、そうさせたのかと思っていました(笑)。

「いやあくまでもビジネス。良いビジネスだから、カウボーイと試合をしたんだよ(笑)」

――なるほど(笑)。ズバリ言っていただきスッキリしました。そして、今日は試合前の忙しい時にインタビューを受けてもらってありがとうございました。

「こちらこそ、アリガトゴサイマシタ。土曜日は日本のファンに喜んでもらえる試合をする。そしてまた日本に行きたい。今後は家族と一緒にね」

■視聴方法(予定)
12月4日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
スティーブン・トンプソン(米国)
ケヴィン・ホランド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<フライ級/5分3R>
マテウス・ニコラウ(ブラジル)
マット・シュネル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(豪州)
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン(スウェーデン)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
カイル・ダウカウス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ニナ・ヌネス(米国)
シンシア・カルヴィーロ(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
スコット・ホルツマン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
マーク・ディアキーシー(英国)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
ジョナサン・ピアース(米国)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ナタン・レヴィ(イスラエル)
ヘナロ・ヴァルデス(英国)

<フェザー級/5分3R>
フランシス・マーシャル(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャスミン・ハウレギ(メキシコ)
イステラ・ヌネス(ブラジル)

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【UFC ESPN42】ノヴァの注目株、マテウス・ニコラウ「ジャパニーズネクタイを教えてくれたのは……」

【写真】Shooto BRからTUF BR→UFC、3勝1敗でフリーとなりBRAVE CF経由でUFCと再契約。その後は3連勝中のニコラウに初インタビューを試みた (C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターでUFC on ESPN42「Thompson vs Holland」が開催される。

スティーブン・トンプソン✖ケヴィン・ホランドがヘッドライナーの同大会のメインカードに、フライ級のマテウス・ニコラウ✖マット・シュネル戦が組まれている。名門ノヴァウニオン所属のニコラウは、オクタゴンで通算6勝1敗という戦績を残している。

そんなニコラウは日本的にはワールド──国際的にはジャパニーズネクタイを技のレパートリーに加えている。なぜジャパニーズネクタイなのか。その答えにノヴァウニオンの強さが表れていた。


――今週末、マット・シュネルと対戦します。今の調子はいかがですか。

「バッチリだよ。ファイトキャンプも先週末に終えて、フロリダにやってきた。僕らの言葉でいえばシャベ・ジ・オーロ(chave de ouro)、英語だとゴールデン・キー……黄金の鍵で、ドアを開けることができる──まぁ絶好調だってことだよ(笑)」

──今回の試合の準備は、どこで行ってきたのですか。

「基本的にリオデジャネイロのノヴァウニオンでキャンプを行い、時々サンパウロに行ってアレックス・カルドゥーゾとボクシングの練習をしてきた」

──ジャクソン・ウィンクMMAの所属だった時期があったかと思うのですが、もう米国では練習していないのですか。

「この試合は100パーセント、ブラジルだけで準備してきた。ジャクソン・ウィンクには2016年かな1年ほど練習していた時期がある。それからサンパウロのデミアン・マイアの下で1年トレーニングして、5年前にノヴァウニオンに戻ってきたんだ。僕はもともと18歳の時からノヴァウニオンで練習してきたんだよ」

──ブラジル人ファイターも米国のジムで練習をすることが多いですが、マテウスはなぜ1年で米国から戻ったのでしょうか。

「米国のジムでトレーニングをするのはビジネスとして、試合の機会を手にしやすくなるからだよ。UFCは米国の会社で、イベントのほとんどが米国で開催されている。だからブラジルにいるよりも、チャンスは多い。

でも、僕はUFCと契約しているから自分にとってベストの場所で練習する。それがブラジルであり、またノヴァウニオンに戻った理由だよ」

──ノヴァウニオンで練習をしていれば、北米で練習をする必要もないと。

「練習設備と練習仲間、どちらも強くなるためには欠かせない。でも、どちらが重要かといえば僕はトレーナー、コーチ、練習パートナーの方が設備より大切だ。デデ(アンドレ・ペデネイラス)は米国に負けない規模で、最高のトレーニングセンターを建てている。設備も整っている。それでいてノヴァウニオンは、どこにも負けないトレーニングパートナーがいてくれる。特に軽量級はスバ抜けているよ。どんなスタイルの相手と戦うことになっても、ノヴァウニオンのなかで特定の選手を選んで対策練習ができるからね」

──技術的な質問を1つさせてください。マテウスは過去に2度、ジャパニーズネクタイで一本勝ちをしています。MMAの決まり手として、ハーフガードで相手を固定するのでなく、スプロールするようにダースチョークを仕掛ける選手が圧倒的と多いと思うのですが、マテウスはなぜジャパニーズネクタイを選択しているのでしょうか。

「僕のリーチはそれほど長くないというのが、理由の1つだよ。ダースよりジャパニーズネクタイの方がセットしやすいんだ。もちろん対戦相手の反応を見て、ダースチョークにに移行することもある。ハーフガードに対して、どういう風に動いて来るのか。それ次第だね。ジャパニーズネクタイはレオナルド・サントスから習ったんだ。さっきトレーニングパートナーの方が設備より大切だと言ったのは、そういうことなんだよ。

あの時、僕は練習は休みでノヴァウニオンで他の選手の練習を見学していたんだ。そうしたらレオ・サントスが、ジャパニーズネクタイを教え始めた。彼は僕に合っているからジャパニーズネクタイを教えてくれたわけではなくて、他の選手に指導しているのを僕がたまたま見て、次のトレーニングセッションからトライするようになった。あの技術を知っている練習仲間がいて、それを他のパートナーに教えていたから僕はジャパニーズネクタイをフィニッシュホールドに加えることができたんだ」

──なるほどぉ。ではマット・シュネル戦、どのような戦いをしたいと思っていますか。

「全ての領域で、自分の力を発揮して勝利を掴む。どんな状態でも相手がミスをしたら、そこをつく。マット・シュネルがスタンドでミスをすれば、そこにつけこむ。グラウンドでミスをすれば、寝技でつけこむ。そしてファンの皆には、僕が世界のトップ……もっともっと高く飛ぶことができることを示したい」

──では最後に日本のファンに一言お願いします。

「ノヴァウニオンの選手たちは、日本のMMAの歴史の一部になっている。デデ、ヴィトー・シャオリン、レオナルド・サントス、マルロン・サンドロ、ドゥドゥ・ダンタス、ジョズエ・フォーミガ、皆、日本で戦ってきた。 

日本の素晴らしいファンの前で戦うことは、僕にとって夢の1つなんだ。日本の豊かな文化に触れたい。ノヴァウニオンのレガシーを継承し、ノヴァウニオンの皆のように日本のMMAの歴史の一部に僕もなりたいと思っている」

■視聴方法(予定)
12月4日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN42対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
スティーブン・トンプソン(米国)
ケヴィン・ホランド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<フライ級/5分3R>
マテウス・ニコラウ(ブラジル)
マット・シュネル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(豪州)
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン(スウェーデン)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
カイル・ダウカウス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ニナ・ヌネス(米国)
シンシア・カルヴィーロ(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
スコット・ホルツマン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
マーク・ディアキーシー(英国)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
ジョナサン・ピアース(米国)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ナタン・レヴィ(イスラエル)
ヘナロ・ヴァルデス(英国)

<フェザー級/5分3R>
フランシス・マーシャル(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャスミン・ハウレギ(メキシコ)
イステラ・ヌネス(ブラジル)

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o ONE UFC   エリク・アンダース ケビン・ホランド スティーブン・トンプソン タイ・ツイバサ マット・シュネル マテウス・ニコラウ ロマン・ドリゼ

12.3『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』の対戦カードを紹介

KAMINOGE 132


 12月3日にフロリダ州オーランドのアムウェイ・センターで開催する『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』ではスティーブン・トンプソン vs. ケビン・ホランド、ブライアン・バーバリーナ vs. ハファエル・ドス・アンジョス、マテウス・ニコラウ vs. マット・シュネル、タイ・ツイバサ vs. セルゲイ・パブロビッチ、ジャック・ハーマンソン vs. ロマン・ドリゼ、エリク・アンダース vs. カイル・ドーカス等が行われますが、ここでは当サイトでは未紹介だった対戦カードを紹介していきます。続きを読む・・・
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Column F1 MMA o ONE UFC   カムザット・チマエフ ケビン・ホランド スティーブン・トンプソン

ケビン・ホランドが引退を表明→直後に12.3『UFC on ESPN 42』のメインイベントでスティーブン・トンプソンとの対戦が決定


 9月10日の『UFC 279: Diaz vs. Ferguson』でカムザット・チマエフに1Rダースチョークで敗れたケビン・ホランドがインスタグラムで引退を表明。


 しかし、デイナ・ホワイトは「感情的になっただけだし、引退するには早すぎる」とコメントし引退を否定しています。


 その後、ホランドは「俺は正式に引退する。戦うことから引退した。良い試合、良いファイトマネー、良い戦績が残せた。ネットでは『彼はベルトは無理だと悟った』なんて書かれている。サイケデリックな旅だったが、俺が間違っていた。ヤングボーイ(チマエフ)にやられたからね」とコメント。


 しかし、そのコメントをした直後に、UFCは12月3日にフロリダ州オーランドで開催する『UFC on ESPN 42』のメインイベントがスティーブン・トンプソン vs. ケビン・ホランドになることを発表しています。

 トンプソンは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でベラル・ムハマドに判定負けして以来1年ぶりの試合で2連敗中。現在UFCウェルター級ランキング7位。続きを読む・・・
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K-1 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN34   アラテンヘイリ アンドレ・フィアーリョ ウィリアム・ナイト カイオ・ボハーリョ キック クリス・バーネット ジョーダン・ラヴィット スティーブン・トンプソン デミアン・マイア パット・サバティニ ベラル・モハメッド ボクシング マイラ・ブエノ・シウバ マルティン・ブダイ ラファ・ガルシア ヴィセンチ・ルケ

【UFC ESPN34】計量終了 持ち味が対照的なルケ×モハメッド。ヒール&チョークのサバティニに注目

【写真】噛み合うと打撃でルケ。テイクダウンでモハメッド。噛み合わないと……手数でルケ。押し込んでモハメッド(C)Zuffa/UFC

15日(金・現地時間)、16日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN 34「Luque vs Muhammad」の計量が行われた。

ウェルター級5位のヴィセンチ・ルケと同5位のベラル・モハメッドの一戦がメインとなった今大会、14試合=28人の出選手の全員が計量をクリアしている。


K-1の距離で戦え、テイクダウン&スクランブルでダースやアナコンダでフィニッシュ能力のあるルケに対し、ボクシング&エスリングのモハメッドの一戦は2016年11月以来、実に5年5カ月ぶりの再戦で、前回は僅か79秒でルケが勝利している。

その敗北以降のオクタゴン戦績が10勝1敗で、6連勝中のモハメッドは過去2戦でスティーブン・トンプソン、デミアン・マイアというタイトルコンテンダーに勝利している。一方のルケは4連勝中、やや遠めのレンジで戦うモハメッドとの距離を如何に詰めるか。前に出てくるファイターを得意としているルケだが、過去のパンチの距離はモハメッドのテイクダウンでの距離にもなる。

そしてルケは上記にあるように、キックのような重心で戦い、組まれるとフロント系チョークという手段に出る。この組まれたところでの対処が非常に大切になってくるルケ。簡単に倒されるようなことがあると、グライディングで削られて5Rの長丁場を乗り切れなくなる可能性もある。あるいはテイクダウンに入らせないほどの圧力をかけることができるか。その2点に注目のメインだ。

コンバットサンボで世界2位、ダニエル・グレイシーの黒帯パット・サバティニはオクタゴン4連勝を賭けてTJ・ララミーと対戦。ポジションを取ってのバックチョーク、抑え無用のヒールという2つのフィニッシュホールドを持つ。アグレッシブ・サブミッションが炸裂するか、楽しみなサバティニだ。

また日本、韓国、中東で活躍した踊れるヘビー級ファイター=クリス・バーネットがUFC2勝目を目指しコンテンダーシリーズ上がりのスロバキア人選手マルティン・ブダイと対戦する。

ブダイはケージに押し込み、顔面へのヒザ蹴り&エルボーという無慈悲な連携でUFCとのサインを勝ち取ったポーカーフェイスのファイターだ。巨漢ながらスピードのあるバーネットだが、打撃戦は劣性が否めない。何より、バーネットは自重で起こすスタミナ切れに気をつけたい。

■視聴方法(予定)
4月17日(日・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN34

<ウェルター級/5分5R>
ヴィセンチ・ルケ: 171ポンド(77.56キロ)
ベラル・モハメッド: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ミドル級/5分3R>
カイオ・ボハーリョ186ポンド(84.37キロ)
ガジシ・オマルガジシエフ: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アンドレ・フィアーリョ: 171ポンド(77.56キロ)
ミゲール・バエザ: 171ポンド(77.56キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
マイラ・ブエノ・シウバ: 136ポンド(61.69キロ)
ウー・ヤナン: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
パット・サバティニ: 146ポンド(66.22キロ)
TJ・ララミー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ムニール・ラジズ: 171ポンド(77.56キロ)
アンジェ・ルーザ: 171ポンド(77.56キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィン・クラーク: 223ポンド(101.15キロ)
ウィリアム・ナイト: 251ポンド(113.85キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ: 135.5ポンド(61.46キロ)
パニー・キアンザド: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ドラッカー・クローズ: 156ポンド(70.76キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファ・ガルシア: 155ポンド(70.31キロ)
ジェシー・ロンソン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリス・バーネット: 263.5ポンド(119.52キロ)
マルティン・ブダイ: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<ライト級/5分3R>
トレイ・オグデン: 156ポンド(70.76キロ)
ジョーダン・ラヴィット: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 115.5ポンド(52.38キロ)
イステラ・ヌネス: 114ポンド(51.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
アラテンヘイリ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ケヴィン・クルーム: 136ポンド(61.69キロ)

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