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【PFL2024#08】レスリングの強豪オリバーが打撃で前に出続けて判定勝利。MMAデビューから2連勝

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・オリバー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
ブレイドン・アケーオ(米国)

構えをスイッチするアケ―オ。オリバーはサウスポーのアケ―オにインローを蹴る。アケ―オもインローを蹴り返す。膝のフェイントから左ストレートを見せる。オリバーは右カーフを蹴って前に出て、再びインローにつなげる。

アケ―オはケージをサークリングしてジャブを突き、左ストレートと左の蹴りのフェイントを入れる。やはりインローのオリバー、アケ―オは右カーフを蹴る。距離が詰まるとジャブを打ち合い、前に出るオリバーは左の前蹴りと右カーフ、アケ―オは距離を取りながら右カーフを蹴る。

オリバーはアケ―オをケージまで下がらせて右ロー、アケ―オは左ストレートを放つが、オリバーが左ボディを交えてパンチをまとめ、左の前蹴りを突き刺す。オリバーが変わらずパンチで前に出て、アケ―オはボディへのヒザ蹴りを返すが、オリバーが右ストレートから左フックを返す。

2R、ここもオリバーが前に出て左の三日月蹴り。アケ―オは右フック、オリバーは左ボディからパンチをまとめ、組みついてヒザ蹴りを入れる。アケ―オは距離を取って右カーフ、オリバーはジャブから右を振って前に出続けて、右をヒットさせる。

距離を取るアケ―オはジャブを突いてワンツーから左、右フックから左、右カーフ。オリバーは距離を詰めて右フックを打つ。再び距離を取る両者、アケ―オは細かくジャブを突いて右ストレート、サウスポーにスイッチして左ストレートを当てる。

オリバーは前に出て右フックとインロー、左ミドルを蹴る。オリバーの左の蹴りがローブローとなり、試合が一時中断。再開後、オリバーが左フックから右、アケ―オがスイッチしながら前に出ると、オリバーはバックステップで距離を取る。

3R、アケ―オがジャブを顔とボディに振って、構えをスイッチしながら前進。オリバーは右ストレートにシングルレッグを合わせ、ケージまで押し込む。ここからダブルレッグへ移行し、アケ―オのバックにつく。スタンドをキープするアケ―オだが、オリバーはヒザ蹴りを入れる。

アケ―オが正対すると、オリバーは再びシングルレッグに入ってアケ―オの体を持ち上げてテイクダウンし、アケ―オの立ち際にバックを狙う。ここもアケ―オが正対すると、オリバーがシングルレッグに入る。アケ―オが足を抜いて、試合はスタンドに戻る。

アケ―オはパンチで前に出てスピニングバックキックを見せる。オリバーがワンツー、アケ―オが再びスピニングバックキックを見せて右ストレート。オリバーはそこにダブルレッグを合わせてテイクダウンし、亀になるアケ―オにパンチを入れる。オリバーは距離を取ってパンチをまとめたところで試合終了。NCAA D-1を2度、さらにフリースタイルでUSナショナルも制しているレスリングの強豪オリバーが判定勝利でMMAデビューから2連勝となった。


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【PFL2024#08】計量終了 ライト級&LH級で準決勝。サバテーロ、オリバー、ジーンらプレリミも要注目

【写真】なかなか厳しい試合を組んでくるPFLだ(C)PFL

16 日(金・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのハードロックライブでPFL2024#08が開催される。プレーオフの第二幕はライト級とライトヘビー級で実施される。
Text by Manabu Takashima

レギュラーシーズンの1位と4位、2位と3位が戦うセミファイナル。ライトヘビー級ではアントニオ・カーロスJrやサジボウ・シが脱落し、トルクメニスタンのドブレジャン・ヤギュシュムラドフが3位となり、2022年世界王者のロブ・ウィルキンソンと戦う。また昨年優勝のインパ・カサンガネイは、その前シーズンの決勝で破ったジョシュ・シルヴェイラと再び顔を合わせることとなった。

ライト級では──誰か予想したか、元Bellator世界ライト級王者ブレント・プリマスが首位通過し、4位の人気者クレイ・コラードとの相対する。

安定度抜群のガジ・ラバダノフは、1勝1敗が6人という状況でボーナスポイントがモノをいって3位を獲得した伏兵ミカエル・デュフォーを迎え撃つ。そんなシーズン準決勝以上というと語弊があるが、今大会はプレリミが面白い。


プレリミメインではダニー・サバテーロがPFLデビューを果たす。Bellatorバンタム級戦線の大関クラスのサバテーロは、2週間後のBellator Champions Seriesでなく、ATTのおひざ元フロリダでのPFLが再起の舞台となった。マゴメド・メゴメドフ、ラフェオン・スタッツに連敗中のサバテーロはマイアミ在住のキューバン=ラザロ・ダイロンと戦う。

ダイロンはキャリア8勝0敗でCombateでは5勝0敗、プロアマ通算11勝0敗のファイターだ。レスリングベースで、KOパンチも有すダイロンに対し、サバテーロがレスリング&スクランブル地獄に持ち込むことができるのか。遮断されると、ジャブ&ワンツーで下る可能性もある一番だ。

レスラーといえば第2試合でブレイドン・アケーオとMMA二戦目を戦うジョーダン・オリバーはNCAA D-1を制すること2度、さらにフリースタイルでUSナショナルも制しているキルクリフFC所属のオールドルーキーだ。

というのも昨年8月にMMA初戦を戦ったオリバーは、既に33歳を迎えていた。それでもダブルレッグのスピードは天下一品、そこからのバック奪取と背中突かせる技術も当然のように持っている。フィニッシュの肩固めは、精度は決して高くないがヴァンフルーとの融合のような圧でタップを奪っている。

今回の対戦相手も5勝3敗で、MMAでの可能性を見極めることができる技量の持ち主とは言い難いが、とにかくオリバーの応用力がどこまであるのかを注視したい。

この他、ライト級でシーズン脱落組のエルヴィン・エスピノーザ×マス・ブーネルのサバイバルマッチ。さらにLFAからComateを経て今はなきPFL Challenger SeriesからPFLと契約したウェルター級の新鋭サッド・ジーンが、デビュー以来の連勝を8に伸ばすことができるのかも注目だ。

■視聴方法(予定)
8月17日(土)
午前7時15分~U-NEXT

■ PFL2024#08対戦カード

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 203.8ポンド(92.44キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 206ポンド(93.44キロ)
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライト級準決勝/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ミカエル・デュフォー: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級準決勝/5分3R>
ブレント・プリマス: 155.2ポンド(70.39キロ)
クレイ・コラード: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ブライアン・ステイプルトン: 160.6ポンド(72.84キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニー・サバテーロ: 135.6ポンド(61.5キロ)
ラザロ・ダイロン: 135.8ポンド(61.59キロ)

<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ: 156ポンド(70.76キロ)
マス・ブーネル: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サッド・ジーン: 170.8ポンド(77.47キロ)
クリス・ブラウン: 170.4ポンド(77.29キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・オリバー: 145.8ポンド(66.13キロ)
ブレイドン・アケーオ: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー: 145ポンド(65.77キロ)
マリリア・モライス: 145.8ポンド(66.13キロ)

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