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RIZIN.45:大晦日にアーチュレッタvs朝倉海、堀口vs神龍、扇久保vsドッドソン、クレベルvs斎藤決定。

RIZINバンタム級(-61.0kg)タイトルマッチ 5分3R
フアン・アーチュレッタ
朝倉海

7月に王座決定戦で対戦予定だったが、朝倉の怪我により流れていた試合。アーチュレッタは代役の扇久保と対戦し、体格差もあって組み勝ちタイトルを獲得。朝倉は負傷からの回復度合いが気になるところ。

RIZINフライ級(-57.0kg)王座決定戦 5分3R
堀口恭司
神龍

7月のBellator JAPANでBellatorフライ級王座決定戦として対戦し、わずか25秒で堀口のアイポークで神龍が戦闘不能となりノーコンテストになった試合が、RIZINのフライ級王座決定戦として組み直し。RIZINもいずれはフライ級王座を制定する流れだったし、王座決定戦を行うにはこれ以上ないカード。一方Bellatorのフライ級王座は、結局王者が決まらないままプロモーションごと消滅になりそう。一度はBellatorを選択した堀口が、Bellatorが売却された後どこを主戦場にするつもりなのかも気になる。この試合で負けるようだと、他のイベントとの契約も難しくなり、このままRIZINでキャリアを終えることになるか。

▼フライ級(-57.0kg) 5分3R
扇久保博正
ジョン・ドッドソン

フライ級の次期挑戦者決定戦として申し分ないカード。TUFで準優勝したにも関わらずUFCと契約できなかった扇久保にとって、昨年大晦日の堀口戦に続く元UFCフライ級タイトル挑戦者との戦いとなる。

フェザー級(-66.0kg) 5分3R
クレベル・コイケ
斎藤裕

斎藤が王者だった一昨年、朝倉に勝ったクレベルが挑戦者の第一候補だったが、クレベルの怪我で実現しなかった試合。来月のアゼルバイジャン大会でのケラモフ vs. 鈴木の勝者には金原の挑戦が濃厚だが、次の挑戦者への生き残りを賭けた対戦。

とりあえずは、各階級のランキング(があるとして)上位同士の、理にかなったマッチメイクが並んだ。

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【RIZIN45】大晦日興行でバンタム級:アルチュレタ×朝倉、フライ級:堀口×神龍の2大タイトルマッチ決定

【写真】記者会見はYouTubeでもライブ中継された(C)MMAPLANET

26日(木)、東京都目黒区のホテル雅叙園東京にて、12月31日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45の対戦カード発表記者会見が行われた。

記者会見ではバンタム級王座決定戦:ファン・アルチュレタ×朝倉海、フライ級王座決定戦:堀口恭司×神龍誠、フェザー級戦:クレベル・コイケ×斎藤裕、そして扇久保博正×ジョン・ドッドソンのフライ級戦が発表された。会見には朝倉海、神龍誠、クレベル・コイケ、斎藤裕、扇久保博正、さらに米国から堀口恭司とファン・アルチュレタがリモートで出席している。会見に出席した選手の抱負は以下のとおりだ。


ジョン・ドッドソン ※コメント
「また日本に戻るのが待ち遠しい。ヒロマサは以前から俺の名前を出して対戦要求していたが、なぜ俺が世界トップクラスと言われるのかを思い知ることになる。軽々しく俺の名前を出したことを後悔するだろう。また、同じ日にフライ級王座決定戦があると聞いた。それは俺のベルトコレクションがまた増えるということだ。フライ級王座決定戦の勝敗に興味はない。俺にベルトを渡す役目を決めるための試合だ」

扇久保博正
「今の僕の目標は、RIZINフライ級のベルトを巻くことと、RIZINフライ級を盛り上げることです。そのために、この試合は必ず勝ちます。ドッドソンは過去2回、UFCでデメトリウス・ジョンソンを戦っている有名な選手です。その選手に勝って、RIZINフライ級でドッドソンに勝つ選手がいるんだということを世界に見せつけたいと思います。ここで勝ってRIZINフライ級が盛り上がれば自ずとベルトも見えて来るし、来年にフライ級GP開催、というところにも繋がってくると思います」

斎藤裕
「クレベル選手とは2年前に対戦するという話があり、なかなか実現しませんでした。自分としても心残りというか引っかかっているものもあるので、ここで白黒ハッキリできることが嬉しいです。ここで勝って自分が先に進みたいと考えているので、確実に勝ちたいと思います」

クレベル・コイケ
「2年前は私が怪我をして、今回チャンスをもらえることができました。絶対、自分が勝ちます。斎藤選手に勝って、次はもう一度ベルトを獲りたいです」

神龍誠
「フライ級最強の神龍誠です。再戦でタイトルマッチが組まれたので、しっかり勝って完全決着で、僕が初代RIZINフライ級チャンピオンになります。この機会にメッチャ強くなったので、楽しみにしていてください」

堀口恭司
「しっかりブッ飛ばすので、見ていてください」

朝倉海
「前回は僕の怪我でこのカードが流れてしまい、今回また実現することができたので嬉しく思います。ヒザの状態も良くなって、次はしっかり戦えます。生きているかぎり必ずリングに立つので、期待してください。RIZINのベルトは日本人が持っていなきゃいけないと思うので、僕が獲ります」

ファン・アルチュレタ
「タイトルを防衛する準備はできているので、アサクラ・カイ選手はいつでも掛かってきてほしい。ただ前回は試合をやると言って怪我をしていました。怪我を追ってもリングに立つという選択しなかった。そこに男として質が垣間見えたと思います。そんな男と対戦するので、一切負ける気はしません」

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Report UFC UFC252 ジョン・ドッドソン ブログ マラブ・デヴァリシビリ

【UFC252】レスリングベース、徹底したテイクダウンゲームでデヴァシビリがドッドソンを下す

<バンタム級/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジョン・ドッドソン(米国)

デヴァリシビリのスピニングバックフィストを苦も無く見切ったドッドソン。間合いの取り合いのなかで、踏み込んで左ボディストレートを入れる。遠い距離での黙視&フェイク戦が続き、ドッドソンが左ローを蹴る。右を見せて組みついたデヴァリシビリが、テイクダウン狙いからバックに回る。太腿にヒザを入れ、カカトに足払い、前へ後ろへ揺さぶるデヴァリシビリに対し、ドッドソンは金網に頭をつけて耐える。

ヒザを続けるデヴァリシビリが力を使って倒しに掛かると、前方に姿勢を乱した状態で、走り抜くように離れることに成功したドッドソン。最後の10秒で左ストレートを届かせるもラウンドを失った。

2R、やや距離が近くなったなかでドッドソンがボディストレート。シングルから左を振るうデヴァリシビリに対し、ドッドソンは左ローを蹴るが基本は待ちの姿勢だ。その左ローに組みつきリフトアップからスラムでなく、放り投げるように落としたデヴァリシビリ。ドッドソンはすぐに立ち上がる。

デヴァリシビリはスピニングバックフィスト後に右をヒットし、ダブルレッグへ。切ったドッドソンだが、離れてもデヴァリシビリが真っすぐ組みつく。ドッドソンはケージを背負い細かいパンチを受け、ヒザ蹴りを抱えられてスラムを許す。デヴァリシビリはコントロールする気はないようで、頭を押してきたドッドソンをスタンドに逃す。デヴァリシビリは残り5秒でもダブルレッグで尻もちをつかせ、してやったりの表情を浮かべた。

最終回、気合の叫び声を挙げたドッドソン、呼応して大声で叫ぶデヴァリシビリ。デヴァリシビリが右で前に出ると、ドッドソンが左を当てる。パンチを見せてのダブルでケージに押し込まれたドッドソンは、ここも抱え上げられテイクダウンを許す。抑えないデヴァリシビリは、テイクダウンダウンでスコアリングもドッドソンが左を当てる。

テイクダウンをフェイクとして使い、ショートのパンチをまとめたデヴァリシビリだが、ドッドソンも左を当てる。ダブルレッグをサークリングでかわすドッドソンは、ついにローに組まれてテイクダウンを許す。デヴァリシビリはここでケージに押し込み、時間を使うように。心憎いまでのゲーム運びを見せたデヴァリシビリは、最後の5秒で殴り合いに応じる姿勢もアピールし、ものの見事にフルマークの判定を手にした。