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AB DREAM MMA News o UFC UFC305   ジョシュ・クリバオ ダン・フッカー マテウス・ガムロ

『UFC 305: du Plessis vs. Adesanya』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点



Dan Hooker defeats Mateusz Gamrot(MMA Decisions)

 ダン・フッカー vs. マテウス・ガムロのジャッジの採点。Ben CartlidgeとMark Christieが1,3Rフッカー、2Rガムロで29-28フッカー勝利。Mick Meanyが1,2Rガムロ、3Rフッカーで28-29ガムロ勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27フッカー支持1人、29-28フッカー支持7人、28-29ガムロ支持9人でした。


Jairzinho Rozenstruik defeats Tai Tuivasa(MMA Decisions)

 ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs. タイ・トゥイバサのジャッジの採点。Howie Boothがフルマークでトゥイバサで27-30トゥイバサ勝利。Charlie Keechが1Rトゥイバサ、2,3Rホーゼンストライクで29-28ホーゼンストライク勝利。David Lethabyがフルマークでホーゼンストライクで30-27ホーゼンストライク勝利でした。

 主要サイトの採点は15人全員が30-27ホーゼンストライク支持でした。


Ricardo Ramos defeats Joshua Culibao(MMA Decisions)

 ヒカルド・ハモス vs. ジョシュ・クリバオのジャッジの採点。Ben Cartlidgeが1Rハモス、2,3Rクリバオで28-29クリバオ勝利。Mark ChristieとMick Meanyが1,3Rハモス、2Rクリバオで29-28ハモス勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ハモス支持4人、28-29クリバオ支持8人でした。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC305 キック ジョシュ・クリバオ ヒカルド・ラモス

【UFC305】余裕を見せすぎた!? 右カーフを効かせたクリバオだが、ラモスに反撃を許してスプリット判定で敗れる

<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ラモス(ブラジル)
Def.3-0:29-28.28-29.29-28.
ジョシュ・クリバオ(豪州)

ラモスが右カーフと左ミドル、いきなり回転しながらのジャンピングハイキックを見せる。クリバオは右カーフを細かく蹴って、クリバオの変則的な動きを見ながら右アッパーから左フックにつなげ、右カーフを蹴る。

クリバオは自分の距離をキープしながら右フックと右ボディストレート、ジャブから右ストレート、右カーフを蹴る。これでラモスが大きくバランスを崩す。

クリバオがすかさず右カーフを蹴ると、これを空振りして転倒。そのままラモスがグラウンドでバックを取ってRNCへ。

かなりタイトに極まっていたが、クリバオはラモスの腕のクラッチを外してなんとか凌ぐ。終了間際、クリバオは舌を出して余裕があることをアピールした。

2R、クリバオが左フックから右カーフを蹴る。ラモスは左フックを返し、右ミドルを蹴る。クリバオは距離を取りながら右カーフ、ジャブをボディに振って右カーフにつなげる。

ラモスがパンチで前に出ようとすると、そこにクリバオが右カーフを合わせる。ラモスは明らかに足のステップがおかしい。そこにクリバオはジャブからワンツー、右カーフを蹴るとラモスがダウン気味にガードに引き込む。

クリバオは立った状態からローを蹴って、タイミングを見て鉄槌を落とす。クリバオがパウンドを落とすタイミングでラモスがサブミッションを狙うが、クリバオは距離を取ってラモスを立たせる。

試合がスタンドに戻るとラモスがスピニングバックフィスト。これを空振りさせたクリバオは自らもくるりと回って挑発する。ここでラモスの指がアイポークとなり、試合が一時中断。再開後、ラモスは右ストレートを強振してクリバオに攻めさせない。

3R、ラモスが右ストレート、左ミドル、スイッチして左ストレートで前進。クリバオは右ストレートを返して右の前蹴りでボディを狙う。ラモスはサウスポーに構えたまま左ストレートを狙う。

クリバオはジャブを突いて、左フックから右カーフへ。ラモスはスピニングバックエルボー、パンチで前に出て首相撲からヒザ蹴り。クリバオはスイッチしたラモスに右カーフを蹴ることができない。

逆にラモスがワンツー、左ストレートと手数を増やす。クリバオが右ボディで飛び込むと、組みついたラモスがすぐにバックに回り込む。

グラウンドでバックを取ったラモスは両足をフック。ここからトップキープに切りかえ、この態勢で試合終了となる。判定は2-1と割れてラモスが勝利。明らかにカーフを効かせていたクリバオだったが、3Rにラモスに挽回されてしまい、悔しい形で星を落とす結果に終わった。


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45 AB MMA o UFC カルロス・プラチス ケイシー・オニール ジョシュ・クリバオ ソン・ケナン ダン・フッカー トム・ノーラン マネル・ケイプ リー・ジンリャン ルアナ・サントス

UFC305:オッズ/予想と展望

ドリカス・デュ・プレシ 2.00
イズラエル・アデサニヤ 1.83
カイ・カラ・フランス 2.36
ティーブ・エルセグ 1.62
マテウス・ガムロット 1.29
ダン・フッカー 3.70
タイ・トゥイバサ 2.80
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク 1.46
リー・ジンリャン 3.85
カルロス・プラチス 1.28
ジュニア・タファ 1.77
ヴァルター・ウォーカー 2.10
ジョシュ・クリバオ 1.68
リカルド・ラモス 2.24
ケイシー・オニール 2.30
ルアナ・サントス 1.65
ジャック・ジェンキンス 1.13
ハーバート・バーンズ 6.50
トム・ノーラン 1.08
アレックス・レイエス 8.50
ソン・ケナン 1.57
リッキー・グレン 2.45
スチュワート・ニコル 1.44
ヘスス・アギラー 2.85

昨年ナンバーシリーズを2度も開催したオーストラリア。全12試合のうち、オセアニア勢は10試合に出場。オセアニア勢が出ないのは、リー・ジンリャンとソン・ケナンの中国勢が出場する試合。

メインはミドル級タイトルマッチ。昨年9月にストリックランドに敗れて王座から陥落したアデサニヤが、そのストリックランドを1月に破って新王者となったDDPことデュ・プレシに挑戦する。

昨年7月、DDPがウィテカーをKOした直後にアデサニヤがケージイン。お互い挑発を繰り返しており、そのままDDPがタイトルに挑戦する方向で進んでいたが、DDPが負傷により間に合わず、ストリックランドが代役となったという経緯がある。そのストリックランド戦は、1Rにアデサニヤが右をもらってまさかのダウン。その後もストリックランドのジャブでペースを握られ続けて判定負けで2度目の王座陥落となった。試合後には長期休養を表明し、今回は11ヶ月ぶりの復帰戦。2019年からタイトルマッチばかりを戦ってきて、精神的に消耗した部分もあったのかもしれない。

DDPはUFC7戦全勝。怪我でアデサニヤへの挑戦が流れた後、新王者となったストリックランドのタイトルに挑戦すると、終始互角の打撃戦で、判定スプリットでの僅差判定勝ち。南アフリカ国籍初のUFC王者となった。

アデサニヤが勝てばランディ・クートゥアに続いてUFC史上2人目の同一階級王座3回目の獲得となる(クートゥアはヘビー級で3回、ライトヘビー級で2回獲得)。

DDPはパンチの攻撃力は高いが、それに比べるとディフェンスは甘く、ストリックランド戦でもジャブを被弾して目が相当腫れていた。倒しに来なかったストリックランドに比べ、アデサニヤの一発をもらうと致命傷になる可能性もある。

アデサニヤKO勝ちと予想。

今回はオーストラリアのパースでの開催で、昨年2月以来。パースではUFCの前日に、地元のローカルプロモーション・Eternal MMAが開催されるが、昨年2月にもUFCの前日にEternalが行われており、その大会のメインで日本の平井聡一朗を破ったのが、今回セミに出場するエルセグ。その勝利がUFC関係者の目に止まったのか、コンテンダーシリーズを経ずにUFCとの契約を果たすと、欠場選手の代役としていきなりランカーのドボジャークと対戦し勝利してランキング入り。そのまま3連勝し、今年5月にランキング10位ながら王者パントーハに挑戦するチャンスを掴んだ。判定負けしたものの、パンチをヒットさせて優勢となる場面もあり、エルセグの評価が上がる試合だった。

今回はニュージーランドのカラフランスとのオセアニア対決。カラフランスは昨年9月のオーストラリア大会でマネル・ケイプ戦が組まれていたが負傷欠場しており、今回が1年2ヶ月ぶりの試合。ブランドン・モレノとの暫定王座決定戦でKO負けした後、アミル・アルバジ相手に押し気味で、メディアのほとんどがカラフランスを支持する内容で判定負け。

両者ともに、一度タイトル挑戦に失敗しており、すぐには次のチャンスが回ってこないと思われるが、それだけに、敗れた方は列のさらに後ろに並ぶことになる。オッズはややエルセグ優勢。

エルセグの実力がまだ不透明な部分もあるので、カラフランス判定勝ちと予想。

第1試合開始は18日朝7時から。速報します。

 

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45 DWCS MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN239 ジョシュ・クリバオ ダニー・シルバ

【UFN239】DWCS出身シルバ、打撃のプレッシャー&組みでクリバオにスプリット判定勝利

<フェザー級/5分3R>
ダニー・シルバ(米国)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28.
ジョシュ・クリバオ(豪州)

サウスポーのシルバがすぐに前に出て、左ストレートから右アッパー。これを嫌ったクリバオが組みつくとシルバがギロチンへ。そのままマウントを取ってトップキープするが、クリバオはすぐに立ち上がる。シルバが打撃のプレッシャーをかけて左から右、左ボディ。クリバオも右の前蹴り、パンチとボディへの前蹴り。ジャブを当てて、ワンツーから左フック、右カーフ。シルバはスイッチしてジャブから前に出る。クリバオはジャブを細かくついて右ボディ、ワンツー、左ボディと手数を増やす。残り30秒でシルバがシングルレッグで組みついてバックにつき、クリバオを前方に崩す。

2R、オーソドックスに構えるシルバ。クリバオは右のカーフを蹴る。構えを戻して左ストレートから前に出るシルバだが、クリバオはケージ内をサークリングしながらジャブを突き刺し、細かいパンチのコンビネーションを当てる。クリバオはジャブでシルバの動きをコントロールし、シングルレッグも見せる。クリバオがパンチから組み付くと、シルバがバックへ。クリバオが正対するとシルバがダブルレッグに入り、クリバオを持ち上げるが、クリバオはバランスよく倒れずに離れる。クリバオは右ストレートから左ボディ、シルバはパンチに合わせて組んでバックへ。クリバオもグラウンドに持ち込ませない。

3R、シルバが構えをスイッチしながら左ミドル。クリバオが蹴り足をキャッチして組みの攻防になるとバックへ。クリバオはグラウンドに持ち込ませない。離れたシルバは左ストレート、右カーフ、左ストレートから右フック。クリバオは下がって右ストレートを返す。シルバが右を当ててダブルレッグでテイクダウン。クリバオが立つところにバックにつき、しつこくテイクダウンを狙いつつ離れ際のヒジ。距離が離れるとシルバがサウスポーから左ストレート、クリバオもヒザ蹴りを返すが、シルバが圧力をかけ続ける。シルバが左ボディから右、組みの展開になっても固執せずに打撃で前進。クリバオのダブルレッグを切ってバックをとりつつ、がぶってコントロールする。クリバオが離れたところで試合終了となった。判定は2-1でシルバ。スプリット判定ながらUFCデビュー戦を勝利で飾った。


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