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チャールズ・オリヴェイラ「木曜の夜には体重を作っていたのに金曜の朝にはオーバーしていた」「他のファイターたちも同じことを言っていた」

『UFC 274』チャールズ・オリヴェイラが計量ミスでライト級王座剥奪、ジャスティン・ゲイジーが勝った場合のみ王座戴冠の変則タイトルマッチに(2022年05月07日)

UFCが『UFC 274』チャールズ・オリヴェイラ体重超過について声明を発表/ジャスティン・ゲイジーは早くも10ポンドの体重戻し(2022年05月07日)

 こちらの続報。


 『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』の前日計量で155.5ポンドと0.5ポンドオーバーしたことからライト級王座剥奪、ジャスティン・ゲイジーが勝った場合のみ王座戴冠の変則タイトルマッチに変更されたチャールズ・オリヴェイラが以下のコメント。

「木曜日の夜には体重を作っていた。俺たちは作り話をするためにここにいるわけじゃない。俺の人生で最も大事な娘に誓っても良い。いつものように木曜日の夜にUFCの体重計で量った。そして金曜日の朝にも量ったら、1kg(2.2ポンド)以上オーバーしていた。俺は『クレイジーだ、で何も飲み食いしてないのだから、もっと落ちてないといけない。どうかしている』と言った。そして、この戦争(再減量)が始まった」

「他のファイターたちも同じようなことを言っていた。300gとか500gオーバーだと言っていた。コミッションにもオーバーしてると言ったのに、彼らは何も言わなかった。それでも俺はチャンピオンとして減量に専念したが、0.5ポンドオーバーだった。チャンピオンには名前があり、彼の名前はチャールズ・オリヴェイラだ。俺はチャンピオンである理由をもう一度証明するためにここに来た」

「俺はすでに体重を作っていたし、もうそのことは頭にない。サウナに行き、ミット打ちをした。チャンピオンとして全てをやった。チャンピオンは、すでに体重を作っていても、あらゆることをしないといけない。俺は全ての犠牲を払ったが、体重計は動かなかった。全部脱いでも下着を着ていた時と同じ体重だった。何の説明もない。俺は克服するという物語を披露するためにここに来た。もう一度克服してやるよ」

 アリゾナ州ボクシング&MMAコミッションはこの件について「公式計量以外の目的で使用される体重計はコミッションではなくプロモーターが用意するものなので、コミッションスタッフによる調整・検査は行っていない」との声明を発表しています。また、MMAFightingはこの件についてUFCに問い合わせたものの返答は無かったとのこと。続きを読む・・・
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ACA MMA News o ONE UFC YouTube   オヴァンス・サンプレー ジャスティン・ゲイジー ドナルド・セラーニ マイケル・チャンドラー マウリシオ・ショーグン

『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』前日計量動画/チャールズ・オリヴェイラは「こういうこともある」と開き直り発言

『UFC 274』チャールズ・オリヴェイラが計量ミスでライト級王座剥奪、ジャスティン・ゲイジーが勝った場合のみ王座戴冠の変速タイトルマッチに(2022年05月07日)

UFCが『UFC 274』チャールズ・オリヴェイラ体重超過について声明を発表/ジャスティン・ゲイジーは早くも10ポンドの体重戻し(2022年05月07日)

 こちらの続報。

UFC 274 weigh-in results: Charles Oliveira misses weight, will vacate lightweight title(MMAJunkie)
MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Charles Oliveira (155.5)* vs. Justin Gaethje (155)
・Rose Namajunas (115) vs. Carla Esparza (115)
・Michael Chandler (156) vs. Tony Ferguson (155.5)
・Mauricio Rua (205.5) vs. Ovince Saint Preux (205)
・Donald Cerrone (155.5) vs. Joe Lauzon (155.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Andre Fialho (170.5) vs. Cameron VanCamp (170)
・Randy Brown (170.5) vs. Khaos Williams (170)
・Macy Chiasson (145.5) vs. Norma Dumont (146.5)**
・Brandon Royval (125.5) vs. Matt Schnell (125.5)
・Blagoy Ivanov (253.5) vs. Marcos Rogerio de Lima (258.5)

EARLY PRELIMINARY CARD (ESPN+, 5:30 p.m. ET)

・Danny Roberts (170.5) vs. Francisco Trinaldo (170.5)
・Tracy Cortez (125.5) vs. Melissa Gatto (125)
・Kleydson Rodrigues (125.5) vs. CJ Vergara (126)
・Ariane Carnelossi (115.5) vs. Loopy Godinez (115)
・Fernie Garcia (135.5) vs. Journey Newson (135.5)

 『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』前日計量結果。チャールズ・オリヴェイラの件は既報ですが、他にもノルマ・ドゥモンが146.5ポンドと0.5ポンドオーバー。出場給の30%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。チャールズ・オリヴェイラは「こういうこともある。神を説明することはできない。チャンピオンには名前があり、それはチャールズ・オリヴェイラだ。明日は世界に衝撃を与える!」とコメント。ある意味すでに衝撃を与えてますが…。


UFC 274 predictions: Oliveira or Gaethje, Namajunas or Esparza in title fights?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・チャールズ・オリヴェイラ vs. ジャスティン・ゲイジーはオリヴェイラ支持6人、ゲイジー支持5人。

・ローズ・ナマユナス vs. カーラ・エスパーザはナマユナス支持8人、エスパーザ支持3人。

・マイケル・チャンドラー vs. トニー・ファーガソンはチャンドラー支持10人、ファーガソン支持1人。

・マウリシオ・ショーグン vs. オヴァンス・サンプレーは11人全員サンプレー支持。

・ドナルド・セラーニ vs. ジョー・ローゾンはセラーニ支持6人、ローゾン支持5人。続きを読む・・・
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MMA o UFC UFC274   ジャスティン・ゲイジー ヨエル・ロメロ

UFCが『UFC 274』チャールズ・オリヴェイラ体重超過について声明を発表/ジャスティン・ゲイジーは早くも10ポンドの体重戻し

『UFC 274』チャールズ・オリヴェイラが計量ミスでライト級王座剥奪、ジャスティン・ゲイジーが勝った場合のみ王座戴冠の変速タイトルマッチに(2022年05月07日)

 こちらの続報。


 『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』でジャスティン・ゲイジーを相手にライト級王座2度目の防衛戦を行う予定だったチャールズ・オリヴェイラが前日計量で155.5ポンドと0.5ポンドオーバーした件についてUFCが以下の声明を発表。

「『UFC 274』のメインイベントでジャスティン・ゲイジーと対戦予定のチャールズ・オリベイラは金曜日の午後にフェニックスで行われた公式計量で155.5ポンドと計量ミスをしました。

 この体重超過により、オリヴェイラはファイトマネーの一部を没収されます。現時点でチャールズ・オリヴェイラはUFCライト級王座を保持したままですが、明日の夜のメインイベント開始と同時に155ポンドの王座は空位になります。試合は予定通りに行われますが、チャンピオンベルトを獲得する資格があるのはゲイジーのみです。オリヴェイラが勝利した場合、彼は空位になったライト級王座のナンバー1コンテンダーとなり、後日決定される時期と場所で、次期挑戦者を迎えて正規王座を争うことになります」

 王座剥奪という表現は避けましたが、結局そういうことですね。以前ヨエル・ロメロが『UFC 221: Romero vs. Rockhold』で予定していたミドル級暫定王座決定戦で計量ミスをしてルーク・ロックホールドが勝った場合のみ暫定王座獲得という変速タイトルマッチになりロメロが勝利したことがありました。さらにロメロは『UFC 225: Whittaker vs. Romero 2』でロバート・ウィテカーのミドル級王座に挑戦した時も計量ミスをしてノンタイトル戦に変更されています。

 しかし今回はチャンピオンの方が計量ミスという大失態。なにげに今回で5度目という計量ミスの常連ではありますが、チャンピオンとしての自覚が欲しかったです。


 一方でジャスティン・ゲイジーは155ポンドでパスしてから3時間後に165.2ポンドと10ポンド以上体重を戻しています。この時はゲイジーもキャッチウェイト戦になるとは思っておらず、「彼が減量で死にかけている間にこっちは165ポンドまで戻したぞ」とコメントしています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o PRIDE UFC UFC274 オヴァンス・サンプレー カーラ・エスパルザ キック シャーウス・オリヴェイラ ジャスティン・ゲイジー マイケル・チャンドラー マウリシオ・ショーグン ローズ・ナマジュナス

【UFC274】OSP戦へ、マウリシオ・ショーグン「前に進むこと。最高の形でキャリアを終えられるよう」

【写真】通訳を務めてくれたマネージャー兼コーチのドゥドゥ・アロンソと(C)MMAPLANET

7日(土・現地時間)、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでUFC274「Oliveira vs Gaethje」が開催される。

シャーウス・オリヴェイラの持つUFC世界ライト級王座にジャスティン・ゲイジーが挑戦する一戦をメインに、コメインにUFC世界女子ストロー級選手権試合=王者ローズ・ナマジュナス×挑戦者カーラ・エスパルザと2つの世界戦が組まれたPPV大会。

ダブルクラウン以外にマイケル・チャンドラー×トニー・ファーガソンと並び、PPVメインカードでマウリシオ・ショーグンがオヴァンス・サンプレーと対戦する。

2020年11月のポール・クレイグ戦以来、1年半ぶりの実戦となるショーグン。40歳となった元PRIDEファイターに戦い続けるモチベーションが何なのかを尋ねた。


――18カ月ぶりの試合でOSPと土曜日に戦います。今の気持ちを教えてください。

「ヒジのケガがあって長い間、試合を戦うことができなかった。でも、ようやくケージに戻ってくることができる。凄く調子は良いし、ワクワクしているよ」

――トレーニングキャンプは首尾よく終了しましたか。

「ヘッドコーチのエドゥアルドの下で、ハードなトレーニングをして準備は整っている。とにかくケガもなく、キャンプを終えることができて絶好調なんだ。今回、キャンプをクリチーバで行ったんだ」

――ハイ。ショーグンといえばクリチーバだろうというのが、我々の印象ですが……。

「あまり知られていないけど、僕はクリチーバを離れて8年になるんだ。今回の試合に向けて、家族からも長期間離れクリチーバでトレーニングを行った。いくつかの武器を取り戻そうと思ってね」

――つまりクリチーバで練習するということは、原点に戻るということなのでしょうか。

「その通りだよ。それがクリチーバで練習する目的なんだ」

――人間、誰しも年を重ねると成熟するという良い面がある一方で、恐れを知らぬ勢いを忘れてしまいますしね。冷静さは欠かせないですが、あの勢いをまた手にしたいとファイターも思うモノなのでしょうか。

「まさにその通りなんだ。クリチーバでは良い練習ができたよ。現在の練習パートナーだけでなく、以前一緒に練習していたメンバーと汗を流すことで、あの頃の関係を取り戻した。友情を再確認でき、今回のキャンプが可能になったんだ。かつての友との練習で素晴らしいキャンプになったよ。だからこそ、今回の試合に心躍らせているんだ」

――シュートボクセ時代、もう17年も昔になりますが23歳の若きショーグンがPRIDE GPファイナルを前に、決勝で同門対決になりかねないヴァンダレイ・シウバと同じ空間で練習をしている。その異様が緊張感が思い出されるのですが、当時と同じような緊張感をもって今回の試合に臨んでいるということでしょうか。

「う~ん、あの時とは気持ちは違うかな。GPファイナル前は自分の力を世界に示し、名前を確立させることでより高いファイトマネーを得られるようにという気持ちが強かった。今はより経験を積み、試合に向けて考え方も変わっている。ただし、試合前の緊張感っていうのは変わらないよ。そこに関しては、キャリアを通して変化することはない。そことの戦いが、僕らファイターにはついて回るよ」

――ではOSPの印象を教えてください。

「背が高く、体が強い大きな選手だよ。運動神経も良く、ファイターとしてリスペクトしている。でも僕の方がスピードで勝っている。そこで勝負をする」

――マウリシオは最後のPRIDE世代の生き残り、現役で戦うファイターです。あの時代と変わらずMMAを戦い続けているのですが。モチベーションをどう保っているのですか。

「世界のトップレベルで最後まで戦っているPRIDEファイターだと自分でも思っているし、それが誇りだ。簡単なことじゃないからね。過去数試合、最大のモチベーションは勝利を手にして、前に進むこと。最高の形でキャリアを終えられるようにね。

今回の試合も最高の形で勝利を手にして、僕が今も大いなる可能性を持っていることを世界に示したい。試合で今言ったことを証明するために、ハードなトレーニングを積んできた」

――日本のMMAファンも世代交代しているのですが、5年前に日本大会でOSP戦が決まっていたマウリシオが負傷欠場し、PRIDE世代のファンはとても残念がっていました。

「今の日本のファンの寛大な心を忘れることはないよ。日本という国を。そこに住む皆のことを心から愛し、尊敬している。僕の人生のなかで日本は特別な場所だ。日本ことを忘れることはないよ」

――叶わぬ夢かもしれないですが、マウリシオのサッカーボールキックとストンピングが、また見てみたいです。

「僕もいつの日か使いたいと今でも思っているよ(笑)。実現させたいね」

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MIKE MMA o UFC   イリー・プロハースカ ジャスティン・ゲイジー

5.7『UFC 274』でマウリシオ・ショーグンとオヴァンス・サンプレーが7年半ぶりに再戦


 UFCが5月7日に開催する『UFC 274』(会場未定)でマウリシオ・ショーグン vs. オヴァンス・サンプレーのライトヘビー級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ショーグンは2020年11月の『UFC 255: Figueiredo vs. Perez』でポール・クレイグに2R TKO負けして以来1年半ぶりの試合。

 サンプレーは昨年6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』でタナー・ボザーに2R KO負けして以来の試合で2連敗中。

 両者は2014年11月の『UFC Fight Night 56: Shogun vs. Saint Preux』で対戦しており、この時はサンプレーが1R KO勝ちしています。

 『UFC 274』はグローヴァー・テイシェイラ vs. イリー・プロハースカのライトヘビー級タイトルマッチ、チャールズ・オリヴェイラ vs. ジャスティン・ゲイジーのライト級タイトルマッチと2大タイトルマッチが予定されています。続きを読む・・・
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MMA o ONE UFC   イリー・プロハースカ ジャスティン・ゲイジー ドナルド・セラーニ

ドナルド・セラーニ vs. ジョー・ローゾンが4.30『UFC Fight Night 208』から5.7『UFC 274』に変更

4.30『UFC Fight Night』でドナルド・セラーニとジョー・ローゾンが対戦/UFC37戦 vs. 27戦のベテラン対決が実現(2022年01月29日)

 こちらの続報。


 4月30日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 208』で予定されていたドナルド・セラーニ vs. ジョー・ローゾンのライト級マッチが、5月7日の『UFC 274』(会場未定)に変更されることをMMAFightingが確認したとのこと。

 『UFC 274』はグローヴァー・テイシェイラ vs. イリー・プロハースカのライトヘビー級タイトルマッチ、チャールズ・オリヴェイラ vs. ジャスティン・ゲイジーのライト級タイトルマッチが予定されています。続きを読む・・・
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MMA UFC   イリー・プロハースカ ジャスティン・ゲイジー ダスティン・ポイエー マイケル・チャンドラー

5.7『UFC 274』でチャールズ・オリヴェイラ vs. ジャスティン・ゲイジーのライト級タイトルマッチ

5.7『UFC 274』でグローヴァー・テイシェイラ vs. イリー・プロハースカのライトヘビー級タイトルマッチ(2022年01月23日)

 こちらの続報。



 UFCが5月7日に開催する『UFC 274』(会場未定)でチャールズ・オリヴェイラ vs. ジャスティン・ゲイジーのライト級タイトルマッチを行うことをESPNのブレット・オカモト記者がデイナ・ホワイトから確認したとのこと。同大会ではすでにグローヴァー・テイシェイラ vs. イリー・プロハースカのライトヘビー級タイトルマッチが確認されているので2大タイトルマッチになります。

 オリヴェイラは12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でダスティン・ポイエーに3Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で10連勝中。今回が2度目の防衛戦。

 ゲイジーは11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でマイケル・チャンドラーに判定勝ちして以来の試合。現在ライト級ランキング1位。続きを読む・・・
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MMA News UFC YouTube   ジャスティン・ゲイジー ボビー・グリーン マイケル・チャンドラー

『UFC 268』でボビー・グリーンに敗れたアル・アイアキンタが引退を発表「意識があったのに諦めたのは今回が初めてだった」

‘This sh-t’s not worth it’ - Al Iaquinta announces retirement from MMA(BloodyElbow)



 『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でボビー・グリーンに1R TKO負けしたアル・アイアキンタが以下のコメント。

「まだ戦うかって? もう終わりだと思ってるよ。俺はそのつもりだ。これが最後だ。もちろん勝って終わりたかったが、もうこんなクソッタレに価値を見い出せなくなった。ジャスティン・ゲイジー vs. マイケル・チャンドラーを見ただろう。バチバチの殴り合いをしていたが、ああいうのに価値を見い出せなくなった」

「ボビー・グリーン戦は初めて自ら諦めた試合だった。彼は俺をノックアウトしたわけじゃない。意識が飛んだわけでもない。自分が何をしているのかも分かっていた。とにかく止めたかった。それだけのことだ」

「ハードに殴られたことは分かっていた。多分、俺にとって良い日じゃなかったと思う。試合の準備、スタミナ、レスリングに自信が無かった。彼らはハードなトレーニングをしている。1日に2回とか3回、本当にハードなトレーニングをしている。俺の体はもうそれに耐えられなかった。キャリアの中で試合で諦めたのは初めてのことだった」


Al Iaquinta(Sherdog)

 アル・アイアキンタは現在34歳でMMA戦績14勝7敗1引き分け(UFC戦績9勝6敗)。最近5試合の戦績は1勝4敗でした。続きを読む・・・
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Report UFC UFC268 ジャスティン・ゲイジー ブログ マイケル・チャンドラー

【UFC268】MSGの決闘はジャスティン・ゲイジーが、マイケル・チャンドラーに打ち勝つ

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ゲイジー(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
マイケル・チャンドラー(米国)

まずカーフを蹴ったゲイジー、足を下げてかわしたチャンドラーがワンツーを振るっていく。チャンドラーの左フックに右を合わせたゲイジーへの声援が、チャンドラーを上回る。さらに左ジャブに右を合わせるゲイジーは、ローを蹴る。チャンドラーのローが効き、パンチの応酬でチャンドラーの右がヒットとする。ゲイジーのローからワンツー、チャンドラーのロー、ジャブと真正面でのファイトが続く。

チャンドラーが右をヒットさせ、ゲイジーはローを返し左に左フックを合わせる。直後に右を打ちこんだチャンドラーが、続いて右を当てる。ゲイジーも左を返すが、チャンドラーが跳びヒザから右を当ててケージにゲイジーを追い込む。足を止めての打ち合いで、チャンドラーが右目の上をカットしている。クリンチの攻防でアッパーを入れたゲイジーが左を入れ、チャンドラーが右アッパーから右ストレートを入れる。

ゲイジーも右アッパー、右フックを返し、その一発、一発にMSGのファンが大きく反応する。残り30秒、チャンドラーのダブルレッグを切ったゲイジーが右アッパーから左オーバーハンド、そして右ローを蹴る。パンチ力よりもタフさ、スタミナ勝負となった5分が終わった。

2R、「ノーガードのようなバカなことをするな。スピードで勝っているんだから」という指示を得たゲイジーが右カーフ、初回よりガードが高くなっている。そこに左ジャブを伸ばすチャンドラーは、ローとジャブを続ける。ゲイジーもロー、右フックを返す。左フック、右アッパー、そして右を当てたゲイジーが間合を取り直し、前に出てきたチャンドラーに左を当てると、続く右アッパーでダウンを奪う。パウンドの追撃で勝負あったかと思われたが、チャンドラーがシングルで飛び込む。切ったゲイジーががぶって殴り、チャンドラーが相当な量の流血に見舞われている。

がぶられた状態で笑顔を見せたチャンドラーは、バックを許らず。ここでゲイジーが立ち上がり、試合がスタンドに戻る。右ボディを入れたチャンドラーだが、左ジャブを貰って頭が揺れる。さらに左フックで姿勢を乱し、チャンドラーはダブルを切られる。ゲイジーはここで右アッパーを入れる。チャンドラーは飛び込んでワンツーを返し、ローにシングルレッグを合わせていく。スプロールしたゲイジーが右フックをヒット、チャンドラーはボディを返すも左フックは空振りに。パンチがテレフォン気味になってきたチャンドラーに対し、ゲイジーも疲れを見せるなかで前蹴りをボディに入れる。

ここでチャンドラーがワンツー、左手をスラップ気味に叩くと指がゲイジーの目をこする。ゲイジーが険しい表情でチャンドラーとレフェリーに抗議しながら試合を続け、直ぐに時間となった。

最終回、ゲイジーが左ロー、続いてジャブを伸ばし、ローでチャンドラーの体が一回転する。ステップを踏むチャンドラーだが、パンチがない。そして前後運動になると、右を伸ばし、これがゲイジーの顔面を捕らえる。細かいワンツーを振るうチャンドラーが、右フックを被弾してもボディを連続で殴りつける。直後に左、右をゲイジーを打ち込むが、チャンドラーが「来い、来い」と挑発する。

とダブルレッグからスラムで叩きつけたチャンドラーだが、体が前方に流れ逆にバックに回られてしまう。ゲイジーがケージにチャンドラーを押し込むが、レスリングは続けず左を振るって離れる。チャンドラーはボディを纏め、前蹴りからワンツーを当て逆にアッパーを振るっていく。ゲイジーは思い切り右フックを打ち込み、体が揺れたチャンドラーがノーガードで前に出るが右を打たれる。

さらに右から左を続けるゲイジーに対し、チャンドラーも左を返す。残り1分、足を使って観客にアピールするなど、何か隙をつこうとしているようなチャンドラーは、もう真っ向勝負はできないか。後ろ回し蹴り、跳び回転蹴りとチャンドラー派手な動きを見せ、ゲイジーも距離を詰めることなくタイムアップに。両者、オクタゴン中央で健闘を称え合った。

結果3-0の判定勝ちを得たゲイジーは「彼はウォリアーだ。この戦いを続けたきたのだから、闘技場ではこういう試合にある。12月のタイトル戦の勝者に挑戦したい。オリヴェイラが勝ったらブラジル、ポイエーが勝ったらルイジアナで戦いたい」と話した。


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BELLATOR Cage Warriors CJ・ヴェルガラ GLORY LFA MMA UFC UFC268 アレックス・ポアタン・ペレイラ イアン・ギャリー カマル・ウスマン コルビー・コビントン ジャスティン・ゲイジー ジャン・ウェイリ フランキー・エドガー ブルーノ・ソウザ ブログ マイケル・チャンドラー マルロン・ヴェラ ローズ・ナマジュナス

【UFC268】計量終了 2つの世界戦にゲイジー✖チャンドラーのメガショー。敢えて注目はペレイラ&ギャリー

【写真】公開計量でも色々と口やかましかったコビントンと王者ウスマン(C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークのマジソン・クスエア・ガーデンで開催されるUFC268「Usman vs Covington2」の計量が5日(金・同)に行われた。

最高のカードが並んだMSG大会のメインはUFC世界ウェルター級選手権試合。カマル・ウスマンにコルビー・コビントンが挑む一戦だ。両者は1年11カ月前に戦っており、その時は最終回にウスマンがコビントンをKOしている。


コメインはUFC世界女子ストロー級選手権試合=王者ローズ・ナマジュナス✖ 挑戦者ジャン・ウェイリ戦。ウェイリが笑顔で右手を差し出すと、王者はその手を握り返したものの表情に感情は見られなかった。

「MSGが私の力を見せる機会を与えられて、とても嬉しい」と元王者は話し、ナマジュナスは「天の父にただ感謝している。父無くして、何もできていなかった。ウェイリ、UFC、NYCの人々に感謝している。皆はもっともタフで私をインうパイアしてくれた。私がベストと尽くした時、神は私がベストなのは神の意志だから」と話した。

フランキー・エドガーと対戦するマルロン・ヴェラにNYのファンはブーイングを送り、エドガーにはこの日一番といっても過言でない大きな声援が送られた。

激闘必至のライト級マッチ=ジャスティン・ゲイジー✖マイケル・チャンドラー、WSOFとBellatorの世界ライト級王者対決は、両者揃ってタイトル戦で敗れてからの再起戦となる。大一番を前にして、フェイスオフでは両者揃って余裕の笑みを浮かべ大物ぶりを見せつけていた。

Fight Night大会なら全てがメインといえるタイトルマッチ以外のワンマッチが並んだメインカード。対してプレリミにも注目のニューカマーが出場する。

プレリミメインでアンドレアス・メケイリディスと対戦するのはアレックス・ポアタン・ペレイラは、元GLORY世界二冠王で、キック時代にイスラエル・アデサニャから2勝を挙げている。Gloryと契約中にLFAでも戦っていたペレイラは、9月に世界ライトヘビー級王座を失ったことで、UFCとサインし今大会でのデビューが決まった。

MMAでは3勝1敗だが、MSGという大舞台が似合った大物ルーキーは非常に落ち着いた表情で、メケイリディスの目から視線を外すことはなかった。

もう1人の注目選手はジョーダン・ウィリアムスと戦うイアン・ギャリーだ。ギャリーはCage Warriorsウェルター級王者からUFCにステップアップを果たした。

ボクシング歴10年のギャリーはワンツーの右、左リードフックに絶対的な破壊力を持ち、左ハイキックでKOもできる。組みでもスクランブルでフロント系チョークを得意としており、柔道流の投げや抑えも強い。その一方で、技を散らしすぎて器用貧乏的な状態に陥ることもあるが、それも有り余る才能を持っている証といえる。

そのギャリー、フェイスオフではしっかりとウィリアムスと握手を交わし、何か目立ったアクション=スタンドプレーに走ることなくステージを下りた。

またマルシック・バクダサリアンと戦う、LFAフェザー級王者でシンゾー・マチダの愛弟子ブルーノ・ソウザも今回がオクタゴン初陣となる。そのソウザ、計量では148.4ポンドと1ポンド・オーバー規定よりもさらに2.4ポンド重く、キャッチウェイト戦を戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
11月7日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC268計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者] カマル・ウスマン: 169ポンド(76.66キロ)
[挑戦者]コルビー・コビントン: 169.4ポンド(76.83キロ)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ローズ・ナマジュナス: 115ポンド(52.16キロ)
[挑戦者]ジャン・ウェイリ: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
フランキー・エドガー: 135.6ポンド(61.5キロ)
マルロン・ヴェラ: 135ポンド(61.24キロ)

<フェザー級/5分3R>
シェーン・バーゴス: 145.6ポンド(66.04キロ)
ビリー・クゥアンティロ: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ゲイジー: 155.6ポンド(70.57キロ)
マイケル・チャンドラー: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレアス・メケイリディス: 185ポンド(83.91キロ)
アレックス・ペレイラ: 185.8ポンド(84.27キロ)

<ライト級/5分3R>
アル・イアキンタ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ボビー・グリーン: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ミドル級/5分3R>
フィル・ホーズ: 185.4ポンド(84.09キロ)
クリス・カーティス: 186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
エドマン・シャバジアン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ナソーディン・イマボフ: 184.6ポンド(83.73キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーダン・ウィリアムス: 170.6ポンド(77.38キロ)
イアン・ギャリー: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャン・ヴィランテ: 260.6ポンド(118.2キロ)
クリス・バーネット: 263.8ポンド(119.65キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー: 203.6ポンド(92.35キロ)
ジョン・アラン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
マルシック・バクダサリアン: 145.4ポンド(65.95キロ)
ブルーノ・ソウザ: 148.4ポンド(67.31キロ)

<ヘビー級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 127.4ポンド(57.78キロ)
オード・オズボーン: 125.2 ポンド(56.78キロ)

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