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BELLATOR Bellator263 UFC キック ジェイソン・ジャクソン

Bellator268:メインカード第2試合・ベンソン・ヘンダーソン vs. ブレント・プリムス

ライト級。ベンヘン3位、プリムスはランク外。

UFC王者ベンヘンはBellator移籍初戦でウェルター級でタイトルに挑戦し判定負け。ライト級に落とし、マイケル・チャンドラーの王座に挑戦。前半圧倒されていながら、後半驚異的な盛り返しを見せたもののスプリット判定負け。その後4連勝していたが、昨年8月のチャンドラーとの再戦では1Rでパンチを貰ってKO負け。かつての生物的強さを感じさせる粘りがなくなっている。昨年11月にはウェルター級に上げたもののジェイソン・ジャクソンに判定負け。今回はまたライト級に戻している。

プリムスは元ライト級王者。17年にチャンドラーと対戦し、チャンドラーが足を負傷し無敗でタイトル獲得。しかしダイレクトリマッチでは判定負け。その後ゴゴプラッタ・ネッククランクで連勝したが、コロナ禍で試合が組まれずブランクが開いたことで規定によりランク外に。7月のBellator263で復帰したが、現ランキング8位のイスラム・マメドフにスプリット判定負け。

ライト級は王者パトリシオがタイトル返上し、Bellator270ですでに組まれていたパトリッキーとランキング4位ピーター・クォーリーの試合がそのまま新王者決定戦に昇格。クォーリーより上位ランクのベンヘンは不満を述べていた。

奥足にローを入れるベンヘン。プリムス間合い詰めてケージ際まで追い込むと左右のパンチをヒットさせる。頭を振ってかわしたベンヘンだが、またケージまで追い込まれる。勢いに押されるようにタックルに入ったベンヘン。プリムスギロチンで引き込むが入ってない。立ったプリムス。リバースクルスフィックスから後ろさんk弱の体勢になりキムラ狙い。こらえるベンヘン。そのままキムラスイープで上になったプリムスだが腕を抜いて立つ。またタックルへ。またキムラを狙ったプリムスだがゴング。

1Rプリムス。

2R。カーフキックを入れるベンヘン。プリムス間合いを詰めて右を打ち込む。ケージを背負ったベンヘンだが凌いだ。奥足へのロー。左を入れたベンヘン。間合いを詰めてくるプリムスだがベンヘンが先に手を出していく。ケージに詰まったところでプリムスがタックル。がぶって切ったベンヘン。押し込んだプリムスが投げを放ちバックに回ってバックマウント。残り1分半。背負って立ったベンヘン。プリムスは右腕をベンヘンの首に回しチョークの体勢。左腕を脇に挟んでディフェンスしているベンヘン。その体勢のままゴング。

2Rは微妙。

3R。ベンヘンの左がヒットしスリップ気味に倒れたプリムス。すぐ立った。プリムスシングルレッグ。ベンヘン片足でこらえるとギロチンで引き込むが外される。ディープハーフから潜ったベンヘン。立つが今度はプリムスがギロチンで引き込み。上になり絞める。外れたが上を取っているプリムス。バックマウント。四の字バック。ベンヘン身動きが取れない。背負って立ったが残り30秒。倒れ込みプリムスを叩きつけるもバックマウントキープ。プリムスはチョークを掛けるが入っていないか。タイムアップ。

29-28、30-27×2の3-0でプリムス勝利。

らしい動きは見せていたベンヘンだが、テイクダウンからバックを取られる展開が続いたのが響いた。

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BELLATOR Bellator266 MMA ジェイソン・ジャクソン ネイマン・グレイシー ブログ マーク・レミンガー

【Bellator266】グレイシーとシュートボクセの融合。ネイマンがアッパー、エルボーでKO勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー(ブラジル)
Def.1R1分27秒by TKO
マーク・レミンガー(米国)

ジャブを伸ばすネイマン。左フックで迎え撃ったレミンガーが、ジャブを打たれる。右ボディから組んだネイマンが、ケージに押し込んでいく。エルボーを入れて離れたネイマンは、ワンツーに続き再び組むと思いきや右アッパーを打ち込む。動きが止まったレミンガーは連打を受け、一度は右を返すがかわしたネイマンが右エルボーを打ち込む。ネイマンは左右のフックを連続で打ちこみ、レフェリーが両者の間に割って入った。

「もう相手をテイクダウンする必要はない。でも、テイクダウンするとね……。フウゥ。トップ、MVPと戦いたい。いつも断れる。そして、ジェイソン・ジャクソンと再戦したい」とネイマンは話した。そして叔父ヘンゾ、打撃の指導を受けるKINGS MMAのハファエル・コルデイロ(!!)と記念写真に収まった。


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BELLATOR Result Bellator260 アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン ジャスティン・ゴンザレス ブログ ヤーソラフ・アモソフ ルカス・ブレナン

【Bellator260】試合結果 ドゥグラス・リマ、3度目の王座転落。新チャンピオンはヤーソラフ・アモソフ

【写真】デビュー以来26連勝。29連勝のヌルマゴが引退した今、アモソフの負け無し記録は現役で世界一だ(C)BELLATOR

11日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナ でBellator260「Lima vs Amosov」が開催された。

上限を設けながら、会場にファンが戻ってきたBellator──。

そのメインでヤーソラフ・アモソフが、ドゥグラス・リマを破りBellator世界ウェルター級王座に就いた。頑強なボディロックから、腰に乗せてテイクダウンを何度となく決められたドゥグラス・リマは、スクランブルでなくガードで下になる展開を続け、為すすべなく3度目の王座陥落となった

新王者誕生したウェルター級戦線ではキャッチウェイト戦ながらジェイソン・ジャクソンが、ポール・デイリーを完封し王座挑戦に近づいた。またワールドGP決勝を控えるフェザー級のおいてアーロン・ピコが、その存在感を改めて見つける一本勝ちを収め、LFA王者からBellatorにやってきたジャスティン・ゴンザレスはタイワン・クラッストンに辛勝しプロモーション・デビューの大切な一戦で勝利を手にしている。

Bellator260「Lima vs Amosov」
<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
○ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)5R
判定
詳細はコチラ
×ドゥグラス・リマ(ブラジル)
<175ポンド契約/5分3R>
○ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)3R
判定
詳細はコチラ
×ポール・デイリー(英国)
<フェザー級/5分3R>
○アーロン・ピコ(米国)3R1分33秒
アナコンダチョーク
判定
詳細はコチラ
×エイデン・リー
<ウェルター級/5分3R>
○マーク・レミンガー(米国)2R3分30秒
TKO
詳細はコチラ
×デマルケス・ジャクソン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○カイル・クラッチマー(米国)3R
判定
×レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)
<フェザー級/5分3R>
○ジャスティン・ゴンザレス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×タイワン・クラッストン(米国)
ライト級/5分3R>
○ボビー・キング(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ニック・ニューウェル(米国)
<150ポンド契約/5分3R>
○ルカス・ブレナン(米国)1R1分54秒
アナコンダチョーク
詳細はコチラ
×マシュー・スキビッキー(米国)
<女子フェザー級/5分3R>
○マリーナ・モフナトキナ(ロシア)3R
判定
×アマンダ・ベル(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○アレックス・ポリジィ(米国)1R4分22秒
ストレートアームバー
×グスタボ・トゥルヒーリョ(キューバ)


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BELLATOR Bellator260 MMA Report ジェイソン・ジャクソン ブログ ポール・デイリー

【Bellator260】ジェイソン・ジャクソン、総合力でポール・デイリーに完勝。敗者が勝者のチャレンジを支持

<175ポンド契約/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ポール・デイリー(英国)

左ボディ、右フック、そして左リードフックを振るうデイリー。様子見のジャクソンは、パンチをかわして右ストレートを伸ばす。デイリーはジャブを続け、左フックもジャクソンが右フックを合わせる。デイリーはボディから顔面を狙うが、ジャクソンはしっかりと見ており顔は殴らせない。と、ジャクソンは低く沈み見事なダブルレッグテイクダウンを決める。

ハーフで抑え、ワキ腹にエルボーを落とすジャクソンは腰をコントロールし、キムラ狙いも足を跨いでいく。ジャクソンはワキ腹へのエルボーを続け、鉄槌を頭部に入れる。デイリーはキムラを諦め、クローズドへ。グラウンド戦にファンがブーイングを送るというのも懐かしい光景だった。

2R、左ボディフックのデイリーに対し、ジャクソンがワンツー。デイリーの右ストレートには、カウンターの右を打ち込む。跳びヒザを見せ、フックで前に出てくるデイリーにシングルレッグを決めたジャクソンがここもテイクダウンを決める。立ち上がって胸を合わせたデイリーは左腕を差しており、右に回ってドライブ──テイクダウンを取り直す。理詰めのファイトを実行するジャクソンは、パスを決めてからハーフに戻る。

デイリーはキムラスイープ狙いにパスを許し、もう一度ハーフでキムラを続ける。ディフェンシブなキムラから、デイリーは一転スクランブルでトップを奪う。ジャクソンはシングルから立ち上がり、ボディロックテイクダウンを決めてサイドで抑え、この回を取った。

最終回、ジャブを伸ばすジャクソンが足を使い、カウンターの右をヒットさせる。即ダブルレッグを決めたジャクソンは足を跨いで抑え、足をフックする。上を向くと肩固め、背中を見せるとRNCが待っており、デイリーは半身で耐えるのみ。顔面とボディにパンチを入れるジャクソンは、ハーフでトップを取り切り鉄槌を落とす。デイリーはクローズドを取り、展開を創れず厳しい状況が続く。

残り1分、レフェリーがブレイク。致し方ないが、これは動けないデイリーの救済でしかない。跳びヒザから左フックを狙ったデイリーは、ダブルレッグであえなくテイクダウンを許すとそのまま時間に。

ジャクソンがMMAで完全にデイリーを上回り、フルマークで判定勝ちを手にした。ブーイングを受けるジャクソンに対し、デイリーはケージに残り「俺は彼をリスペクトしている。本当に良いヤツなんだ。タイトル挑戦を実現させてほしい」と気持ちの良い言葉を送った。


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BELLATOR Bellator260 Gladiator014 MMA News YouTube  グラチアン・サジンスキ アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン ジャスティン・ゴンザレス タイワン・クラックストン デマルケス・ジャクソン ドゥグラス・リマ ベラトール ポール・デイリー ヤーソラフ・アモソフ

【Bellator260】計量終了 クラックストン「大学も出て、学位もある。この試合が人生を左右することない」

【写真】米国ではマスクが嫌がれるのが分かる?! 眼だけ見ると、異様に怖いクラックストン(C) BELLATOR

11日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナ で開催されるBellator260「Lima vs Amosov」の計量が、10日(木・同)に行われた。

メインではBellator世界ウェルター級王者ドゥグラス・リマが、キャリア25連勝中のヤースラフ・アマソフの挑戦を受ける。

セレモニアル計量後、マスク着用のスコット・コーカーを中央にフェイスオフを行った両者は、肩を組んで記念撮影に収まった。


デイリーの腹回りが……(C)BELLATOR

ウェルター級の新旧対決=175ポンド契約で激突するポール・デイリー✖ジェイソン・ジャクソン。

そのジャクソンとサンフォードMMAの同門で、マーク・レミンガーと対戦する──もう1人のジャクソン=ダマルケス・ジャクソンは4月16日の敗北からの再起戦を前に、個別取材で「サンフォードMMAのチームの皆の士気の高さが、俺をプッシュしてくれる」と話していた。

さらにアーロン・ピコもメインカードで出場する今大会、プレリミでは同じくフェザー級の一戦=ジャスティン・ゴンザレス✖タイワン・クラックストンに注目だ。

LFA王者からベラトール参入のゴンザレス戦を前に、クラックストンは同じく個別取材で「アイツと俺は経験値が違う。俺のようなタフな相手と戦っていない」とワールドGP出場選手の意地が伺われた。

さらにクラックストンは「この試合はベラトールとの契約の最終試合だ。現状で更新の話はない。ただし、ジャスティン・ゴンザレスとの試合を見たら、スコット・コーカーも考えなおすだろうし、他からもオファーは来るはずだ。だからといって俺は何もこの試合が特別だとは思っていない。俺は大学を卒業し、学位を持っている。それを使って仕事に就ける。だから、何も今回の試合で人生が左右されるようなことはないんだ」と一風変わった自信に溢れる言葉を口にしていた。

■視聴方法(予定)
6月12日(土・日本時間)
午前7時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator260計量結果
<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ドゥグラス・リマ: 169.75ポンド(76.99キロ)
[挑戦者]ヤーソラフ・アモソフ: 170ポンド(77.11キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー: 175ポンド(79.37キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 175ポンド(79.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.75ポンド(66.11キロ)
エイデン・リー: 145ポンド(65.77キロ)

<128ポンド契約/5分3R>
ヴァネッサ・ポルト(ブラジル)
イララ・ジョアニ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ダマルケス・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
マーク・レミンガー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 170.75ポンド(77.45キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
タイワン・クラックストン: 146ポンド(66.22キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
ニック・ニューウェル: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ルカス・ブレナン: 146.5ポンド(66.45キロ)
マシュー・スキビッキー: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アマンダ・ベル: 145ポンド(65.77キロ)
マリーナ・モフナトキナ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレックス・ポリジィ: 205ポンド(92.99キロ)
グスタボ・トゥルヒーリョ: 205.25ポンド(93.09キロ)

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Bellator255 Report ジェイソン・ジャクソン ネイマン・グレイシー ブログ

【Bellator255】ケージで目をこすったジェイソン・ジャクソン、ネイマン・グレイシーから3-0の判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ネイマン・グレイシー(ブラジル)

左ジャブを伸ばすジャクソン。ネイマンは左右のフックで前に出る。右を当てたネイマンだが、ジャクソンもワンツーを入れる。さらに右を伸ばしたジャクソンは、ローをキャッチしてきたネイマンのシングルを切って殴る。下になったネイマンはハーフから煽り、逆側のワキを潜ってバックに回る。

同時に両足をフックしたネイマンは、背中が伸びたジャクソンが手首を掴んでくるので時間を掛けてパンチを入れ、RNCを仕掛ける。ジャクソンが上を向いたというよりも、ネイマンが向かせた感があるなか、レフェリーがブレイクを命じる。ジャクソンの目がチェックされ、ネイマンが下からあおった際に金網で目をこすった模様だ。

それがブレイクの要因になるのも合点がいかないモノがあるが、マウントからリスタートされるとジャクソンはブリッジでリバーサルに成功する。立ち上がったジャクソンは、ボディロックからテイクダウンに成功するが、グラウンドには居座らない。試合はスタンドに戻り、ネイマンのボディロックを小外で切り返したジャクソンはトップを奪取。ネイマンはクローズドでラウンド終了を迎えた。

2R、ジャクソンがワンツー、蹴りを掴んだネイマンはテイクダウンからバックへ。立ち上がったジャクソンはワンフックを取られ、キムラグリップも切られる。それでもテイクダウン狙いを耐えて胸を合わせたジャクソンは、離れて打撃の間合いに戻る。

すぐに組み直したネイマンが、ボディロックテイクダウン。下になりかけたが、トップを取り切り、スクランブル狙いもボディロックで立たせない。両足を束ねて背中をケージに押しつけるネイマンは背中をつかせることはできなかったが、立たせないままで時間を迎えた。

3R、ジャクソンが右ロー、ネイマンは右オーバーハンドを当てる。ジャクソンも右を返すし、クリンチを許さないで回る。スピニングバックキックをボディに入れたネイマンだが、疲れてきたか……足が余り前に出なくなっている。ジャクソンはアイポークをアピールして、試合が中断する。時間を若干おいて再開後、ネイマンは拳の届く距離でジャブを見せ、クリンチから小外掛けへ。自ら倒れこんだことで、体重を預けられトップを許したネイマンは、両ワキを差してハーフバタフライ、さらに両足を四の字で挟み、腰を押しつつ左腕を差して立ち上がろうとする。

腕を変えて、同じ仕掛けのネイマンはウィザーで潰しにきたジャクソンに、スイープを仕掛けるも下のままで時間に。初回はネイマン、2Rもジャクソンは終盤にケージ際から立つことができず失ったか。最終回はトップにいたことでジャクソンが取ったことが予想されるが、果たして──。ジャッジは3者とも29-28でジャクソンを支持──2Rもジャクソンのラウンドだったということか。


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BELLATOR Bellator255 News アレハンドラ・ララ エマニュエル・サンチェス ジェイソン・ジャクソン ネイマン・グレイシー パトリシオ・フレイレ ブログ マゴメド・マゴメドフ ロジャー・フエルタ 渡辺華奈

【Bellator255】計量終了 ベラトール新時代。マゴメドフ、ネーロ×セイシャスらプレリミも見逃せない

【写真】プレリミながら見逃せないマゴメド・マゴメドフのベラトール2戦目(C)BELLATOR

1日(木・現地時間)、 2日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator255「Pitbull vs Sanchez」の計量が行われた。

メインでBellator世界フェザー級選手権兼ワールドGP準決勝を戦う挑戦者エマニュエル・サンチェスと、パトリシオ・フレイレはフェイスオフ後にインタビューが行われた。

まずサンチェスが「素晴らしい金曜日の夜になる。キリストが僕と一緒にいてくれる。キック、パンチ、ジャンピング・スピニングキック、勝利のためなら何でもする。でもシンプルにジャブ、クロス、拳で敗北を与え、僕が決勝へ行く」と話す。

続いてフレイレは「彼が危険な相手だ。でも最初から終わらせにいく」と語った。

日本から出場する渡辺華奈と対戦するアレハンドラ・ララは、蝶の羽を模したコスチュームを用意しスケールの上、フェイスオフ後にその羽を広げた。


今回、SHOWTIME中継第一弾のベラトールでは、その放送枠に入っていないプレリミが、チケット要員でない流れが続く強力な布陣、しかもニューカマーが動員されている。

ただし、ウェルター級で出場予定だった元ACBウェルター級王者のムカメド・ベルカモフは、3.8ポンドの体重オーバーでハーマン・テラドが対戦に応じず、この一戦は中止に。

さらにブラジルから17勝1敗のミドル級ファイター=ファビオ・アギラルも2.7ポンドの体重超過となったが、ハリド・ムルタザリエフ(※14勝2敗)はキャッチウェイト戦を了承している。

今回がベラトールで2戦目となるマゴメド・マゴメドフもプレリミでシージェイ・ハミルトンと戦う。徹底してテイクダウン&コントロールで組み勝つ試合が信条のマゴメドフ、どこまであのスタイルを貫き通すことができるのか、見ものだ。

LFAで連敗しながらベラトールで戦うチャンスを得て、2勝目を狙うヒカルド・セイシャスと、初勝利を狙うマンデル・ネーロのライト級など、プレリミも楽しみな試合が多い。

そしてプレリミとメインカードとの繋がりはコロナ禍前より強くなったベラトールだけに、ここで挙げた選手たちの試合は今後のメインカードをより楽しむためにも、ぜひとも押さえておきたいところだ。

それだけにムカメド・ベルカモフの試合の中止と、ファビオ・アギラルの契約体重戦──計量失敗が残念でならない。

■視聴方法(予定)
4月3日(土・日本時間)
午前7時~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator255計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権&ワールドGP準決勝/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.1ポンド(65.36キロ)
[挑戦者]エマニュエル・サンチェス: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー: 170ポンド(77.11キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 170.9ポンド(77.51キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ティレル・フォーチュン: 251.2ポンド(113.94キロ)
ジャック・メイ: 264.3ポンド(119.88キロ)

<ライト級/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ: 155.2ポンド(70.39キロ)
マイク・ハメル: 155ポンド(70.31キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ: 124.2ポンド(56.33キロ)
渡辺華奈: 124.8ポンド(56.6キロ)

<バンタム級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)
シージェイ・ハミルトン: 134.4ポンド(60.96キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ムカメド・ベルカモフ: 173.8ポンド(78.83キロ)
ハーマン・テラド: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ライト級/5分3R>
マンデル・ネーロ: 154.9ポンド(70.26キロ)
ヒカルド・セイシャス: 154.9ポンド(70.26キロ)

<ミドル級/5分3R>
ファビオ・アギラル: 187.7ポンド(85.13キロ)
ハリド・ムルタザリエフ: 183.6ポンド(83.27キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
ロジャー・フエルタ: 159.4 ポンド(72.3キロ)
クリス・ゴンザレス: 159.2 ポンド(72.21キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョゼ・アウグスト: 203.2ポンド(92.16キロ)
ジョナサン・ウィルソン: 204.2ポンド(92.62キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・ファラルド: 171.1ポンド(77.6キロ)
トレバー・グッデ: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン: 185.1ポンド(83.95キロ)
ブランコ・ビシック: 183.8ポンド(83.41キロ)

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BELLATOR Bellator253 Report ジェイソン・ジャクソン ブログ ベンソン・ヘンダーソン

【Bellator253】ショートノーティス、大きなジャクソンに真っ向勝負もベンヘン──0-3で完敗

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ベンソン・ヘンダーソン(米国)

フェイスオフの時と同様に体格差のある両者、ベンヘンが左オーバーハンドを放ち、ボディフックから左ミドルを蹴る。右ミドル、右ハイを返したジャクソンが右フックをヒット。さらに右ボディストレートを入れると、ベンヘンが渋い表情を浮かべる。そこからのシングルレッグをすくい、肩に乗って足首を掴んで潰したジャクソンが離れることに成功する。

ベンヘンは左ミドル、2発目をキャッチしてリリースしたジャクソンが、反対に右ミドルを蹴り返す。パワー、圧力で上回るジャクソンに真っ向勝負を仕掛けるベンヘンは、シングルを切られケージに押し込まれる。自ら離れたジャクソンが右ハイ、続いて右から左フックをヒットさせる。大振りのオーバーハンドで前に出るベンヘンは、自らのミドルハイでバランスを崩し、同時にジャクソンも姿勢を乱している。最後の10秒、ハイから左フックを被弾したベンヘンはラウンドを失った。

2R、左ハイから左ミドル、中間距離でやりあうベンヘンに対し、ジャクソンは右を伸ばす。シングルをコブラでリバーサルしたジャクソンが、トップを取り切る。スクランブルでバックに回ったジャクソン、引き込んだベンヘンは腰を切り、腕十字や足関節を狙いつつシングルへ。

ジャクソンはダースを仕掛け、嫌がったベンヘンが一旦下になるがケージ際に移動して立ち上がる。すかさずジャクソンは小外掛けでテイクダウンを取り返すも、続くスクランブルでベンヘンがバックに回る。前転で振り払われ、スタンドに戻ったベンヘンは組み負け、ヒザを受け、最後は小外で倒され最終ラウンドを迎えることとなった。

最終回、左ミドルを当てながらスリップしたベンヘンは、立ち上がるとジャブから右ハイを当てられそうになる。右をヒットさせたジャクソン、ボディフックには距離を取り直す。右アッパーに、ジャクソンは右フックを当てにいきダブルレッグでテイクダウンを奪われる。スクランブルでバックを譲ったジャクソンだが、ワキを潜って逆にバックへ。

ベンヘンはキムラから前転でも、腕を抜かれボトムを強いられる。上体を起こしてシングル、一旦いなして即シングルを狙ったベンヘンだが、ジャクソンはダース狙いからがぶって離れる。残り2分、ベンヘンは跳びヒザ、左ミドルと2度に渡りスリップ。どこか踏ん張りがきかなくなっているのか。バックに回ったジャクソンは、ベンヘンを押しつぶすように上を取り切り、潜らせずサイドバックへ。ベンヘンは一発逆転を掛けて、前転からヒールもジャクソンは反応して足を抜きスタンドに戻る。

ここで試合終了となり、ジャクソンがショートノーティス出場のベンヘンからフルマーク判定勝ちを手にした。


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AJ・マッキー BELLATOR Bellator253 News ジェイソン・ジャクソン ジェレミー・ケネディ ダリオン・コールドウェル ブログ ベイビー・スライス ベンソン・ヘンダーソン

【Bellator253】計量終了 AJ✖コールドウェル=WGP準決勝、プレリミ出場のジェレミー・ケネディも要注目

【写真】5R、体力=精神力──先に研ぎられるのはどちらになるのか (C)BELLATOR MMA

19日(木・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのFightsphere=モヒガンサン・アリーナ開催されるBellator253「Caldwell vs McKee」の計量が18日(水・同)に行われている。

今大会のメインはいよいよフェザー級ワールドGPの準決勝が組まれている。ジョージ・カラキャニャン、デレック・カンポスを倒したAJ・マッキーと、ヘンリー・コラレス&アダム・ボリッチを下したダリオン・コールドウェルが決勝進出とBellator世界フェザー級王座挑戦権を掛けて戦う。


プロMMAは一貫してベラトールで戦ってきたAJはキャリア16勝0敗で11のフィニッシュ勝利を誇る。キャリア序盤は荒々しく、一本勝ちの荒稼ぎだったファイトだが、上位陣と当たるようになってもフィニッシュを狙う姿勢に変わりなく、一方的な試合展開でなくてもフィニッシュに持ち込める勝負強さが本物であることを示した。

一方、堀口恭司に連敗したことで評価が地に落ちた感もあったコールドウェルは、このトーナントで息を吹き返した。特に準々決勝で新鋭ボリッチをワンテイクダウン&ワンテイクバックによりRNCで仕留めた試合で、特に2度目の堀口戦の脆さを払拭できたか。

とはいえ、それは試合の流れ。チャンスをモノにでにない展開で、コールドウェルが粘りのファイトを見せることができるか。また、ハマった時のコールドウェルに対して、AJが動いて打開できるのか。5Rの長丁場、初回の飛ばし具合が気になる。

セミではストラッサー起一とのタフファイトをしっかりと勝ち切ったジェイソン・ジャクソンが、ベンソン・ヘンダーソンと対戦。

ここにきてウェルター級で戦うベンヘン、ジャクソンという厳しい相手がマイケル・チャンドラー戦からの再起戦となるが、体格差は明らかだ。

またも充実のプレリミにはベイビー・スライス、LFAウェルター級王者からベラトールを選択したジャリール・ウィリス。ベラトールで3連勝を狙うラフェオン・スタッツら注目株が出場している。なかでも特に気になるのはマット・ビセットと対戦するジェレミー・ケネディだ。

UFCで3勝1敗、その1敗は現UFC世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーに敗れたのも。その後、Brave CFで連勝しPFLを契約した。準決勝でダニエル・ピエダのギロチンに敗れたが、勝者から禁止薬物が検出されたため記録はNCとなっている。現在はラスベガスのエクストリーム・クートゥアー所属だが、ブリティッシュコロンビア時代はビビアーノ・フェルナンデスの教えを受け、柔術でも紫帯を与えられている。

殴って良し、組んで極めても良しのケネディだが、アグレッシブ故一本調子になり、一発をもらうという課題もあった。アグレッシブさと慎重さを兼ね備えることができればケネディは、ワールドGP出場選手達と十分に渡り合える力の持ち主だ。

オクタゴンからデカゴン、そして新天地サークルケージに挑むケネディ、攻めて結果を残すファイトがプロモーションデビューでは欠かせない。

なお今計量結果は以下の通りだ。

■視聴方法(予定)
11月20日(金・日本時間)
午前6時15分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前9時00分~DAZN

■Bellator253計量結果

<フェザー級ワールドGP準決勝/5分5R>
ダリオン・コールドウェル: 144.7ポンド(65.63キロ)
AJ・マッキーJr: 144.8ポンド(65.68キロ

<ウェルター級/5分3R>
ベンソン・ヘンダーソン: 170ポンド(77.11キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーイ・デイヴィス: 169.8ポンド(77.01キロ)
ボビー・リー: 170ポンド(77.11キロ)

<バンタム級/5分3R>
キース・リー: 136ポンド(61.69キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135.2ポンド(61.32キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・ケネディ: 145.5ポンド(66.0キロ)
マット・ビセット: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェリール・ウィルス: 170ポンド(77.11キロ)
マーク・レミンガー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン: 145.7ポンド(66.08キロ)
セージオ・デバリ: 144.7ポンド(65.63キロ)

<ライト級/5分3R>
ベイビー・スライス: 154.7ポンド(70.17キロ)
カヒーム・マーリー: 154.7ポンド(70.17キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205ポンド(92.99キロ)
ジェイソン・マークランド: 204.2ポンド(92.62キロ)

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BELLATOR Result Bellator242 アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン セルジオ・ペティス ブログ

【Bellator242】試合結果 ニューノーマルのベラトール、ペティス弟、ジャクソン、ピコの勝利でスタート 

【写真】UFCから遅れること2カ月半、ようやくBellatorも活動を再開した(C)BELLATOR

24日(金・現地時間)にBellatorのCOVID19感染拡大後、初のイベントとなったBellator242「Bandejas vs Pettis」がコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで行われた。

メインは堀口恭司が返上した世界バンタム級王座決定戦で戦う権利を賭けた一戦、セルジオ・ペティス✖リッキー・バンデハス戦が組まれ前者が快勝。パトリック・ミックス✖フアン・アルチュレタ戦の勝者とのチャンピオンシップに臨むこととなった。

セミのウェルター級戦は約2年振りの実戦復帰となったジョーダン・メインをジェイソン・ジャクソンが破り、メインカード第1試合でアーロン・ピコがRNCで一本勝ちをしニューノーマルのベラトールが始まった。

Bellator242「Bandejas vs Pettis」
<バンタム級/5分3R>
○セルジオ・ペティス(米国)3R
判定
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×リッキー・バンデハス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)者3R
判定
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×ジョーダン・メイン(カナダ)
<147.9ポンド契約/5分3R■>
○ジェイ・ジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)3R
判定
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×タイワン・クラックストン(米国)
<フェザー級/5分3R>
○アーロン・ピコ(米国)1R2分10秒
RNC
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×ソロ・ハトリーJr(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジェイク・スミス(米国)2R4分46秒
TKO
×マーク・レミンガー(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ラフィオン・ストッツ(米国)3R1分24秒
RNC
×キャス・ベル(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○ラス・ハイルトン(米国)3R
判定
×ルディ・シャフロス(米国)