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【Road to UFC & ZFN02】UFCを目指すファイターへ。河名マストを通して、八隅孝平の提唱

【写真】厳しい内容だからこそ、このタイミングで記事を掲載させてもらいました (C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、韓国はコヤンのキンテックス7Aホールで開催されるZFN02で河名マストがユ・ジュサンと対戦する。
text by Takumi Nakamura

Road to UFC準決勝で敗れた河名について、MMAPLANETでは指導者でありコーナーマンを務める八隅孝平ロータス世田谷代表に話を訊いていた。河名に対して相当に厳しい意見が聞かれたが、八隅はそれを「全国のファイターに向けて言いたいことです」と記事にすることを承諾してくれた。

透暉鷹のコーナーを務めた日沖発stArt JAPN代表の言葉と同様に、八隅孝平の言葉も胸に刻んで欲しい。



「僕はもともとUFCは中国に投資して、Road to UFCは中国人を雇用するためのトーナメントだと僕は捉えていました。そして、中国人選手も力をつけています。その結果が河名君も含めて、日本人選手の惨敗になったと思います。元々人口があって、パイが大きいなかで篩に掛けて残った選手がRoad to UFCに出てきているわけですし。

河名君はMMAファイターとして何もなかったところから、形になりました。それは一緒に練習している選手たちの協力があってのことです。でも、シェ・ビンはトーナメント出場選手のなかで最強だと思っていたし、試合前から僕自身は『ヤバいぞ』という感じでした。5月の1回戦で受けたダメージも残っていたし、アバラを痛めたこともあって練習は1カ月ぐらいしかできていなかったです。

厳しい言い方をすると、そもそも練習量が足りていないです。ここに来れば、真面目に練習はしています。でも来ない日がある。

Road to UFCは最終的なゴールに向かうための戦いに過ぎないのに、出場できることでちょっと達成感を持ってしまったのか。僕はこれからUFCに向かう選手のために、敢えて言わせてもらうし、記事にしてください。Road to UFCに引っ掛かるのも大変だけど、そこではUFCでやっていけのか試されているだけです。僕は正直、勝ち上がるのは80パーセントぐらい厳しいと思っていました。河名君のクラッチ、そして一発の強さは信用しています。でも、それはMMAとしてギャンブル性が高い。

その一発がいきなり当たったけど、相手も必死だし終わっていなかったです。でも河名君は左を振って、右を当てようというパンチを続けました。要はスキルがない。距離を詰めることができないし、隙だらけで。あれは初っ端だから当たったけど……細かい事を言うと、河名君はずっと右に回り続けました。シェ・ビンはケージを背負いたくないから、同じように回って距離は詰められないし、組むこともできない。

試合後に『組めると思わなかったでしょ?  自分の感じたことが全てだから。それが全て。一発当たったけど、立たれたあとにもう一回組んで制圧し続ける。それを練習の時から想っておかないと』と話しました。

練習不足です。でも、俺も当たったら行けると信じていました。組みにかなかったのではなくて、組めなかったんです。当たらなくても手を振ることが、ディフェンスになる。フォームも気にするなと伝えていました。なので彼の実力は出た。練習通りです。あそこで勝ち切って、決勝も勝って本戦に出たいなら、練習量は絶対に足りていない。投資が足りていないです。UFCを目指すなら足りない。

UFCはドーピング検査もあり、減量中のケアもとことんやってくれます。そんなところ、ないですよ。でも、もう大人なんですよ。何でも言えるわけじゃないし、キッズ・レスリングに来ている子供じゃない。自分で分かって、もっとやらないと。それでも話はしました。本人は『そうですね』みたいな感じでした(笑)。

それに河名君に関しては、レスリングで使い切っていた部分があります。それもあって、無理から押し付けるような練習をさせることもなかったです。やはり、体は疲弊してケガもするので。そういうことが度々あると、やはり歪になってしまいますね。

厳しい言い方をすると、本気度が足らない。国内にはRoad to UFCが始ったことで、UFCが近くなったという空気があります。厳しさは変わらないです。機会ができただけで。勝つのは簡単ではない。言うと中村倫也選手は特別です。平良達郎選手にしても、その姿勢は凄まじくて。

河名君はスタイル的にもGladiatorの頃から、資源を減らして戦うタイプになってしまいました。殴られても組むという。それを続けると、資源が枯渇するので心配です。それでも河名君は、まだ目指すという姿勢を持っていて。グラジのベルトには拘りをもっていないので、返上させてもらうこといしました。

僕は1度防衛をして、また発言権を得たかったのですが、本人は海外で戦っていきたいという気持ちが強くて。とはいっても確率的にUFCに行くのは相当に困難になりました。それでもMMAをやっていくなら、ファイトマネーの額も考えないといけないし。働きながら続ける選択もあります。仕事を持っていても、強くなれます。それで強い人なんて、いくらでもいるので。

いずれにせよ、僕として再スタートは来年の3月からと思っていたんです。グラジでのタイトなスケジュールは、Road to UFCに引っ掛かるためのもので。そこからの蓄積があるので、やはりダメージの回復が必要で。12月ぐらいまで休んで、1月と2月で創って3月から試合という風に考えていたのですが、マネージメントからZFNの話があって。期限も切られているオファーでした。

河名君から相談されて、本音をいえば早い。しかも向うからきたオファーで『こいつなら勝てる』とマッチメイクだと思います。対戦相手を売るため、星稼ぎの試合。それでも本人は戦うというので、しっかりと休む時間を設けて。それから2カ月ほどで創る。限られた時間ですが、やるって決めたらやるしかないです。生活もありますし。

その間で形を作りなおすこと。当たれば倒すというスタイルでは、練習をしていることが生きていない。組み伏せることが目的なのに、当てに行くようになっていた。そこを修正するのと、組み自体も精度を上げる。もっとMMAへの理解をさせる。やるのは本人ですが、もっと練習をしようと。それも練習を再開するときの調子によりますけどね。やると決めたので、やらせます。

やるならやる。UFCを目指すのであれば、それだけのことをやる。これは全国のファイターに向けて、言いたいです」

■視聴方法(予定)
12月14日(土・日本時間)
午後6時30分~UFC Fight Pass

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45 o   アンガド・ビシュト シエ・ビン シー・ミン ダニー・マコーマック チェ・ドンフン ドン・フアシャン ルエル・パニャレス 原口伸 本野美樹 透暉鷹

Road To UFCシーズン3準決勝:オッズ

フライ級

②キルー・シング・サホタ 1.22
 ルエル・パニャレス 4.50
④チェ・ドンフン 1.29
 アンガド・ビシュト 3.75

バンタム級

⑤中西透暉鷹 1.80
 バーエゴン・ジェライスー 1.95
③ダーエミィスウ・ザウパースー 1.69
 ユ・スヨン 2.15

フェザー級

⑩シエ・ビン 1.54
 河名真寿斗 2.55
⑧ズー・カンジエ 2.65
 原口伸 1.49

女子ストロー級

⑨ドン・フアシャン 1.22
 シー・ミン 2.60
⑦フォン・シャオツァン 1.45
 本野美樹 2.80

ワンマッチ・女子フライ級

①ヤン・チーフイ 1.59
 ダニー・マコーマック 2.40

ワンマッチ・ウェルター

⑥ジョナサン・ピエルスマ 6.50
 サマンダー・ムラドフ 1.13

丸数字は試合順。

日本勢は全試合中国人ファイターとの対戦。透暉鷹・原口がフェイバリット、河名・本野はアンダードッグ。

第1試合開始は24日10時から。第6試合は12時開始。

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【UFC】ROAD TO UFCシーズン3準決勝対戦カード決定!

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日本時間の8月24日にアメリカネバダ州ラスベガスのUFC APEXでROAD TO UFCシーズン3の準決勝が開催されることが発表されました。リリースされた対戦カードは次の通り。

【フライ級(56.7kg以下)】
チェ・ドンフン(韓国)
アンガド・ビシュト(インド)

【フライ級(56.7kg以下)】
キルー・シング・サホタ(インド)
ルエル・パニャレス(フィリピン)

【バンタム級(61.2kg以下)】
ユ・スヨン(韓国)
ダーエミィスウ・ザウパースー(中国)

【バンタム級(61.2kg以下)】
中西透暉鷹(日本)
バーエゴン・ジェライスー(中国)

【フェザー級(65.8kg以下)】
原口伸(日本)
ズー・カンジエ(中国)

【フェザー級(65.8kg以下)】
河名マスト(日本)
シエ・ビン(中国)

【女子ストロー級(52.2kg以下)】
フォン・シャオツァン(中国)
本野美樹(日本)

【女子ストロー級(52.2kg以下)】
ドン・フアシャン(中国)
シー・ミン(中国)

日本から参戦した中で1回戦を勝ち上がったのは、透暉鷹(バンタム級)、原口伸(フェザー級)、河名マスト(フェザー級)、本野美樹(女子ストロー級)の4選手。奇しくも全員が台頭著しい中国勢との対戦となりました。

そして、BLACK COMBATを主戦場としてDEEPのベルトも戴冠したユ・スヨンにも大注目。1回戦では野瀬翔平との激しいグラップリング対決を制した実力は紛れもなくホンモノでしょう。トーナメントを制してUFC上陸なるか。準決勝も目が離せません。
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Road to UFCシーズン3:準決勝組み合わせ(仮)/総評

Road to UFC・一回戦の国別勝敗数。ワンマッチ・同国人対決・不戦勝は除外。

  2024 2023 2022
中国 5-2 5-2 3-4
日本 3-3 4-3 4-3
インド 2-2 0-2 0-1
韓国 2-4 4-3 5-1
フィリピン 0-1 1-0 0-1

中国勢の強さは変わらず。もうすでに当たり前のものとして受け止められている。

日本勢は苦しみながらも、今年も一定の戦績を残している。階級違いの安藤を除けば、負けた選手も十分健闘していた。全員がテイクダウンを武器にしての勝利だったが、テイクダウンを奪えないレベルの相手との対戦になった場合の不安が残る。

韓国勢がやや戦績を落としているが、ユ・スヨンを見ても、未だにレベルが高い選手が排出されているのは間違いない。完全な白星配給枠だったインドネシア勢がいなくなったことで全体的なレベルが上がった。

放送ではトーナメントの山組みも表示されていて、それによれば、準決勝の組み合わせは以下となる(ただし、シャッフルされる可能性もあるとのこと)。

フライ級
キルー・シング・サホタ vs. ルエル・パニャレス
チェ・ドンフン vs. アンガド・ビシュト

バンタム級
中西透暉鷹 vs. バーエゴン・ジェライスー
ダーエミィスウ・ザウパースー vs. ユ・スヨン

フェザー級
シエ・ビン vs. 河名真寿斗
ズー・カンジエ vs. 原口伸

女子ストロー級
ドン・フアシャン vs. シー・ミン
フォン・シャオツァン vs. 本野美樹

フライはドンフン、バンタムはスヨン、フェザーはカンジエ、女子ストローはシャオツァンが本命か。

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UFCへの登竜門!ROAD TO UFC シーズン3 日本人出場選手 大解剖! 鶴屋怜 UFC初陣への意気込みも!

ROAD TO UFC シーズン3
5月18日(土)&19日(日) U-NEXTで全試合完全生配信!

5月18日(土)【ROAD TO UFC シーズン3 エピソード1,2】
詳細はこちら↓↓↓
https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000005408?=FS00001

5月19日(日)【ROAD TO UFC シーズン3 エピソード3,4】
詳細はこちら↓↓↓
https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000005409?=FS00001

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エピソード1,2 対戦カード
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【エピソード1:日本時間19時開始】
男子フェザー級(65.8kg以下)
ズー・カンジエ vs 安藤達也

男子フェザー級(65.8kg以下)
原口伸 vs ホン・ジュニョン

女子ストロー級(52.2kg以下)
フォン・シャオツァン vs キラン・シン

女子ストロー級(52.2kg以下)
ホアン・フェイル vs 本野美樹

ウェルター級(非トーナメント)
バテボラティ・バハテボラ vs キム・ハンスル

【エピソード2:日本時間21時開始】
男子フェザー級(65.8kg以下)
シエ・ビン vs イーブーゲラ

女子ストロー級(52.2kg以下)
シー・ミン vs ソ・イェダム

男子フェザー級(65.8kg以下)
河名真寿斗 vs ソン・ヨンジェ

女子ストロー級(52.2kg以下)
プリヤ・シャルマ vs ドン・フアシャン

女子フライ級(非トーナメント)
ワン・ツォン vs パウラ・ルナ

======================
エピソード3,4 対戦カード
======================
【エピソード3:日本時間19時開始】
男子バンタム級(61.2kg以下)
ダーエミィスウ・ザウパースー vs 小崎連

男子フライ級(56.7kg以下)
ジョン・アルマンサ vs アンガド・ビシュト

男子バンタム級(61.2kg以下)
ユ・スヨン vs 野瀬翔平

男子フライ級(56.7kg以下)
ジー・ニウシュイエ vs チェ・ドンフン

ライト級(非トーナメント)
キ・ウォンビン vs. 雑賀達也

【エピソード4:日本時間21時開始】
男子バンタム級(61.2kg以下)
バーエゴン・ジェライスー vs カンタラージ・アガーサ

男子フライ級(56.7kg以下)
キルー・シング・サホタ vs イン・シュアイ

男子バンタム級(61.2kg以下)
キム・キュサン vs 中西透暉鷹

男子フライ級(56.7kg以下)
松井斗輝 vs ルエル・パニャレス
※松井斗輝選手の体重超過により試合中止

女子フライ級(非トーナメント)
ヤン・チーフイ vs リサ・キリアコウ

※対戦カード・対戦順は直前まで変更する場合があります。
※直前の変更により当日の内容が異なる場合があります。

【目次】
0:00 オープニング
1:42 鶴屋怜 UFC初陣への意気込み
5:11 日本人出場選手 大解剖
10:07 フライ級トーナメント 出場選手
12:08 バンタム級トーナメント 出場選手
18:56 フェザー級トーナメント 出場選手
25:47 ライト級 出場選手
27:22 ROAD TO UFC “ここを見ろ!”
28:54 鶴屋怜 デビュー戦への意気込み

格闘技観るならU-NEXT!
#UFC #ROADTOUFC #MMA #鶴屋怜 #岡田遼 #高阪剛

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o キム・ハンスル シエ・ビン ソン・ヨンジェ ソ・イェダム チェ・ドンフン ルエル・パニャレス 安藤達也 本野美樹 松井斗輝 透暉鷹 野瀬翔平

Road To UFCシーズン3:エピソード1~4オッズ

Episode 1
▼第5試合 フェザー級
ズー・カンジエ 1.87
安藤達也 1.87
▼第4試合 フェザー級
原口 伸 1.25
ホン・ジュニョン 4.00
▼第3試合 女子ストロー級
フォン・シャオツァン 1.20
キラン・シン 4.75
▼第2試合 女子ストロー級
ホアン・フェイル 2.30
本野美樹 1.63
▼第1試合 ウェルター級ワンマッチ
バテボラティ・バハテボラ 1.95
キム・ハンスル 1.80
Episode 2
▼第5試合 フェザー級
シエ・ビン 1.33
イーブーゲラ 3.40
▼第4試合 女子ストロー級
シー・ミン 1.95
ソ・イェダム 1.80
▼第3試合 フェザー級
河名真寿斗 1.87
ソン・ヨンジェ 1.87
▼第2試合 女子ストロー級
プリヤ・シャルマ 3.55
ドン・フアシャン 1.30
▼第1試合 女子フライ級ワンマッチ
ワン・ツォン 1.18
パウラ・ルナ 5.00
Episode 3
▼第5試合 バンタム級
ダーエミィスウ・ザウパースー 1.42
小崎 連 2.90
▼第4試合 フライ級
ジョン・アルマンサ 2.20
アンガド・ビシュト 1.67
▼第3試合 バンタム級
ユ・スヨン 1.61
野瀬翔平 2.35
▼第2試合 フライ級
ジー・ニウシュイエ 2.20
チェ・ドンフン 1.67
▼第1試合 ライト級ワンマッチ
キ・ウォンビン 1.71
雑賀“ヤン坊”達也 2.10
Episode 4
▼第5試合 バンタム級
バーエゴン・ジェライスー -
カンタラージ・アガーサ -
▼第4試合 フライ級
キルー・シング・サホタ 1.91
イン・シュアイ 1.83
▼第3試合 バンタム級
キム・キュサン 2.60
透暉鷹 1.50
▼第2試合 フライ級
松井斗輝 1.61
ルエル・パニャレス 2.35
▼第1試合 女子フライ級ワンマッチ
ヤン・チーフイ 1.61
リサ・キリアコウ 2.35

日本人は原口・本野・透暉鷹・松井がフェイバリット、エピソード3に出場する野瀬・小崎・ヤン坊がアンダードッグ。フェザー級の安藤と河名はイーブン。

18日の19時にエピソード1開始、21時からはエピソード2。翌20日の19時と21時にそれぞれエピソード3・4が開始予定。速報します。

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AB Gladiator K-1 News o Road to UFC UFC イ・ジョンヨン キム・ハンスル シエ・ビン ジェカ・サラギ ソ・イェダム チェ・ドンフン パンクラス ルエル・パニャレス 三浦彩佳 原口伸 安藤達也 小崎連 本野美樹 松井斗輝 透暉鷹 野瀬翔平

Road To UFCシーズン3・5月18・19日に行われる4階級トーナメントの全試合発表。ワンマッチにパンクラスライト級王者ヤン坊出場。

jp.ufc.com

男子フライ級(56.7kg以下)
ジー・ニウシュイエ(中国) vs. チェ・ドンフン(韓国)
ジョン・アルマンサ(フィリピン) vs. アンガド・ビシュト(インド)
松井斗輝(日本) vs. ルエル・パニャレス(フィリピン)
キルー・シング・サホタ(インド) vs. イン・シュアイ(中国)

昨年の決勝で鶴屋1RKO負けしたニウシュイエが今年も出場。一回戦の相手のドンフンは、GLADIATORのフライ級トーナメントに出場していたが、Road To UFC出場が決まり離脱が発表されていた。

男子バンタム級(61.2kg以下)
ユ・スヨン(韓国) vs. 野瀬翔平(日本)
ダーエミィスウ・ザウパースー(中国) vs. 小崎連(日本)
キム・キュサン(韓国) vs. 中西透暉鷹(日本)
バーエゴン・ジェライスー(中国) vs. TBD

バーエゴンは昨年のRoad To UFCにも出場し、一回戦で上久保に判定負け。相手は英語版だと同じ中国のLi Yunfengとなっている。ビザの問題のため、直前の欠場選手の場合、中国国内の選手に限定される模様。

男子フェザー級(65.8kg以下)
原口伸(日本) vs. ホン・ジュニョン(韓国)
ズー・カンジエ(中国) vs. 安藤達也(日本)
河名真寿斗(日本) vs. ソン・ヨンジェ(韓国)
シエ・ビン(中国) vs. ハミド・アミリ(アフガニスタン

シエ・ビンは2021年にコンテンダーシリーズ出場。2022年のRoad To UFCに出場したが、一回戦で優勝したイ・ジョンヨンにガードからの腕十字で秒殺一本負けした。アフガニスタンのアミリはアフガン国内で9戦全勝の20歳。

女子ストロー級(52.2kg以下)
ホアン・フェイル(中国) vs. 本野美樹(日本)
フォン・シャオツァン(中国) vs. キラン・シン(インド)
プリヤ・シャルマ(インド)vs. ドン・フアシャン(中国)
シー・ミン(中国) vs. ソ・イェダム(韓国)

フォン・シャオツァンは前戦で本野に勝っており、2年前には本野と対戦するフェイルとも対戦し勝利。イェダムはパンクラス三浦彩佳に判定負け、2022年のRoad To UFCではワンマッチで現UFCファイター・K-1にも出場したヨセフィン・ノットソンと対戦し判定負けしている選手。

非トーナメント戦
女子フライ級
ワン・ツォン(中国) vs. パウラ・ルナ(ペルー)

女子フライ級
ヤン・チーフイ(中国) vs. リサ・キリアコウ(オーストラリア)

ウェルター
バテボラティ・バハテボラ(中国) vs. キム・ハンスル(韓国)

ライト級
キ・ウォンビン(韓国) vs. 雑賀達也(日本)

ワンマッチ4試合も発表。いずれもトーナメントが実施されない階級で、勝ち方によっては本戦契約の可能性もある試合となる。

パンクラスライト級王者のヤン坊が出場。相手のウォンビンはGLADIATOR王者で、2021年のRoad To UFCでは一回戦で鹿志村をパウンドアウトしたが、準決勝でインドネシアのジェカ・サラギにまさかのKO負け。昨年も出場したものの、パンチでダウンを奪った後に後頭部にパウンドを入れてしまい反則負けで敗退となっている。

ウェルター級ワンマッチ出場のハンスルは昨年もワンマッチに出場しKO負け。今年1月のTOP BRIGHTSでグレイソン・チバウ戦が組まれていたが欠場した。相手のバハテボラは昨年ライト級一回戦でウォンビンの後頭部パウンドで反則勝ちしたものの、準決勝の原口戦では体重オーバーで失格となっている。

試合は18日と19日に振り分けられ、アジア圏のプライムタイム(昨年と同じなら日本時間19時開始)に行われる。

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o ROAD FC アンガ・ハンス キム・スーチョル シエ・ビン パク・ヘジン

ROAD TO UFC・エピソード6:第5試合・イ・ジョンヨン vs. ルー・カイ

フェザー級トーナメント準決勝。

韓国のジョンヨンはROAD FCで2018年にフェザー級王座を獲得。翌年の初防衛戦では、後にキム・スーチョルと対戦し1勝1敗のパク・ヘジンをわずか10秒でKO。1回戦は2年9ヶ月ぶりの試合だったが、中国のシエ・ビンにガードからの腕十字で秒殺一本勝ち。

中国のルー・カイは27歳で8勝3敗。勝利はすべてフィニッシュ勝利だが、ほぼ中国人同士の良くわからない戦績の相手のみ。一回戦はワンランク落ちるインドネシア勢のアンガ・ハンスに2RパウンドでKO勝ち。

ジャブを放つジョンヨン。ルー・カイのパンチを貰い一瞬止まったジョンヨンだが、即右を打ち込む。膝を着いたルー・カイ。立ち際に左を打ち込みルー・カイ仰向けにダウン!パウンド!KO!

ジョンヨン、2試合続けて秒殺勝利で決勝へ。決勝では松嶋に勝ったイー・ジャーと対戦する。

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LFA MMA News o ONE PRIDE RIZIN ROAD FC Road to UFC SASUKE UFC   シエ・ビン シャオ・ロン パク・ヒョンソン 中村倫也 修斗 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 野瀬翔平 風間敏臣

Road to UFC:全出場者発表。日本人選手は7名。LFA参戦中の堀内佑馬の出場が決定。

jp.ufc.com

フライ級(56.7kg以下)

● Rama Supandhi (Indonesia) |ラマ・スパンディ(インドネシア
● Jeremia Siregar (Indonesia) |ジェレミア・シレガル(インドネシア
● Wallen Del Rosario (Philippines) |ウォーレン・デル・ロサリオ(フィリピン)
Horiuchi Yuma (Japan) |堀内佑馬(日本)
● Choi SeungGuk (Korea) |チェ・ソングク(韓国)
● Park HyunSung (Korea) |パク・ヒョンソン(韓国)
● Top Kiwram (Thailand) |トップノイ・キウラム(タイ)
● Qiu Lun (China) |チウ・ラン(中国)

バンタム級(61.2kg以下)

● Kim MinWoo (Korea) |キム・ミヌ(韓国)
● Maimaitituoheti Keremuaili (China) |ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)
Kazama Toshiomi (Japan) |風間敏臣(日本)
Nakamura Rinya (Japan) |中村倫也(日本)
● Xiao Long (China) |シャオ・ロン(中国)
● Gugun Gusman (Indonesia) |ググン・グスマン(インドネシア
Nose Shohei (Japan) |野瀬翔平(日本)
● Wulijiburen (China) |ウリジ・ブレン(中国)

フェザー級(65.8kg以下)

● Yi Zha (China) |イー・ジャー(中国)
Sasu Keisuke (Japan) |佐須啓祐(日本) 修斗フェザー級王者・SASUKE
● Hong JunYoung (Korea) |ホン・ジュニョン(韓国)
● Lee JeongYeong (Korea) |リー・ジョンヨン(韓国)
Matsushima Koyomi (Japan) |松嶋こよみ(日本)
● Xie Bin (China) |シエ・ビン(中国)
● Lu Kai (China) |ルー・カイ(中国)
● Angga Hans (Indonesia) |アンガ・ハンス(インドネシア

ライト級(70.3kg以下)

● Balajin (China) |パラジン(中国)
● Ki WonBin (Korea) |キ・ウォンビン(韓国)
● Ailiya Muratbek (China) |アイリヤ・ムラトベク(中国)
● Pawan Maan Singh (India) |パワン・マーン・シン(インド)
● Anshul Jubli (India) |アンシュル・ジュブリ(インド)
Usami Sho Patrick (Japan) |宇佐美正パトリック(日本)
● Asikeerbai Jinensibieke (China) |アシカルバイ・ジンエンスビエク(中国)
● Kim KyungPyo (Korea) |キム・ギョンピョ(韓国)

事前の噂にあったリストからは修斗バンタム級王者安藤とフライ級の内田が外れ、アメリカ在住でフィーダーショーのLFA参戦中の堀内佑馬が追加となった。

日本からは中国の10人に次いで韓国と同率2位の7人が参加。

日本から最多3人が出場するバンタム級は、ROAD FCバンタム級王者キム・ミンウ(キム・ミヌ)、元UFCファイター・ウリジブレン(2019年に0勝3敗でリリース)が出場する。

インドネシアの出場選手は、すべてインドネシアのローカルイベント・ONE PRIDE MMAというパクリのような名称の出場選手で、フライ・バンタム・フェザーの王者が出場。

ROAD FCが長らく開店休業中だった韓国からは、ROAD FC出場経験のある選手や、現在活動中のDouble G FCから選手が出場。

中国は最大手プロモーションの武林風(W.L.F)を中心に出場。コンテンダーシリーズ出場経験のあるフライ級のチウ・ランも出場する。

インドからはライト級の2人のみが選出。インド・アブダビを中心に2019年から8回開催されているMATRIX FIGHT NIGHTの出場選手で、レベルは不明。

タイから唯一選出されたフライ級のトップノイはRIZIN1勝2敗。朝倉海には敗れたが判定まで持ち込み、中村優作にも判定負けしたが歯を折っている。

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6.9&10にシンガポールで開催のアジア版『Road to UFC』1回戦出場選手が決定/日本人は4階級で合計7名出場

6.9&10にシンガポールでアジア版『Road to UFC』の1回戦を開催/4階級で8人トーナメントを行い日本人も出場予定(2022年04月22日)

 こちらの続報。


 世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFC〓(Ultimate Fighting Championship)は本日、アジアのMMAトップアスリートたちが世界の舞台で活躍するための最も重要な機会となる『ROAD TO UFC』の参加選手を発表いたします。ROAD TO UFCの1回戦は東南アジア初のペイ・パー・ビューイベントとなる『UFC〓 275:テイシェイラ vs. プロハースカ』に先立ち、6月9日(木)および10日(金)の2日間にわたり、シンガポール・インドア・スタジアムにて開催することになっております。

 ROAD TO UFCはアジア全域からMMAのトップアスリートが一堂に会し、UFCとの契約を懸けて勝ち上がっていくトーナメント形式で実施いたします。今回のROAD TO UFC ではフライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級に、それぞれ8名の総合格闘技選手が出場する予定です。

Flyweight(フライ級)
堀内佑馬(ほりうち・ゆうま)

小学生時代から始めたキックボクシングをベースに、2013年にDEEPでプロMMAデビュー。2016年の試合を最後に、UFCを目指して拠点をアメリカに移す。2021年にはLFAでタイトルマッチを経験する。今回のチャンスをものにする準備は整っている。

Bantamweight(バンタム級)
風間敏臣(かざま・としおみ)

2020年にプロデビューすると、翌年のパンクラスネオブラッドトーナメントを制し、2022年にはDEEPで行われたワンデートーナメントを制する。9勝中8勝がフィニッシュと決定力の高さを見せている。

中村倫也(なかむら・りんや)
5歳からレスリングを始めて実績を積むと、2017年にはU-23の世界選手権を制する。東京五輪を目指すも、あと一歩で出場権を逃し、レスリングからMMAに転向する。2021年にプロデビュー、デビュー2戦目で修斗のランカーを下し、3戦目ではPOUNDSTORMで国際戦も経験して全勝、器の大きさを見せた。これからの日本のMMAを背負って行く可能性のある選手。

野瀬翔平(のせ・しょうへい)
柔道時代の首の大ケガを乗り超えて2021年に修斗でプロデビューを果たす。その後、ONE Japan SeriesやHEATでも実績を積む。7勝中5勝が一本勝ちと極めの強さを見せている。

Featherweight(フェザー級)
佐須啓祐(さす・けいすけ)

2016年に修斗でプロデビューを果たす。ケガのため2017年から約2年半試合から遠ざかるも復帰後は7戦全勝。2020年に修斗環太平洋王座を、2021年には修斗世界王座を獲得。本場アメリ カでの修行も終えて準備万端。

松島こよみ(まつしま・こよみ)
少年時代から空手、レスリングなどの格闘技を学び、MMA選手としての土台を作る。2015年に修斗でプロデビューすると、その年の新人王を獲得。その後はPXC、パンクラス、ONE Championshipと戦いの場を移し、目標とするUFCの舞台に挑戦するチャンスをつかんだ。

Lightweight(ライト級)
宇佐美正パトリック(うさみ・しょう・ぱとりっく)

幼少時に父から空手を習い始める。その後、ボクシングに転向し、高校では6冠を達成、2018年の世界ユース選手権では銅メダルを獲得。東京五輪を目指すも選考会で敗れ、その後、MMAに転向した。


Yuma Horiuchi(Tapology)

Toshiomi Kazama(Tapology)

Rinya Nakamura(Tapology)

Shohei Nose(Tapology)

Keisuke Sasu(Tapology)

Koyomi Matsushima(Tapology)

Patrick Sho Usami(Tapology)

 日本人選手の戦績はこちらを参照。

【ROAD TO UFC参加選手一覧】
フライ級(56.7kg以下)

● Rama Supandhi (Indonesia) |ラマ・スパンディ(インドネシア)
● Jeremia Siregar (Indonesia) |ジェレミア・シレガル(インドネシア)
● Wallen Del Rosario (Philippines) |ウォーレン・デル・ロサリオ(フィリピン)
● Horiuchi Yuma (Japan) |堀内佑馬(日本)
● Choi SeungGuk (Korea) |チェ・ソングク(韓国)
● Park HyunSung (Korea) |パク・ヒョンソン(韓国)
● Top Kiwram (Thailand) |トップノイ・キウラム(タイ)
● Qiu Lun (China) |チウ・ラン(中国)

バンタム級(61.2kg以下)
● Kim MinWoo (Korea) |キム・ミヌ(韓国)
● Maimaitituoheti Keremuaili (China) |ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)
● Kazama Toshiomi (Japan) |風間敏臣(日本)
● Nakamura Rinya (Japan) |中村倫也(日本)
● Xiao Long (China) |シャオ・ロン(中国)
● Gugun Gusman (Indonesia) |ググン・グスマン(インドネシア)
● Nose Shohei (Japan) |野瀬翔平(日本)
● Wulijiburen (China) |ウリジ・ブレン(中国)

フェザー級(65.8kg以下)
● Yi Zha (China) |イー・ジャー(中国)
● Sasu Keisuke (Japan) |佐須啓祐(日本)
● Hong JunYoung (Korea) |ホン・ジュニョン(韓国)
● Lee JeongYeong (Korea) |リー・ジョンヨン(韓国)
● Matsushima Koyomi (Japan) |松嶋こよみ(日本)
● Xie Bin (China) |シエ・ビン(中国)
● Lu Kai (China) |ルー・カイ(中国)
● Angga Hans (Indonesia) |アンガ・ハンス(インドネシア)

ライト級(70.3kg以下)
● Balajin (China) |パラジン(中国)
● Ki WonBin (Korea) |キ・ウォンビン(韓国)
● Ailiya Muratbek (China) |アイリヤ・ムラトベク(中国)
● Pawan Maan Singh (India) |パワン・マーン・シン(インド)
● Anshul Jubli (India) |アンシュル・ジュブリ(インド)
● Usami Sho Patrick (Japan) |宇佐美正パトリック(日本)
● Asikeerbai Jinensibieke (China) |アシカルバイ・ジンエンスビエク(中国)
● Kim KyungPyo (Korea) |キム・ギョンピョ(韓国)

 全出場選手も発表されています。続きを読む・・・