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【Bellator288】ライト級世界戦パトリッキー✖ウスマン戦を弟パトリシオ&盟友ガジ=大晦日来日選手が語る

【写真】試合後に満面の笑みを浮かべるのはどちらか(C)BELLATOR

18日(金・現地時間)、イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで開催されるBellator288「Nemkov vs Anderson 2」。

大晦日にRIZINとチャンピオンもしくは王者クラスの対抗戦が実現されることで、国内でも俄然注目度が高まっているサークケージのMMA──シカゴ大会のメインは、4月の一戦がヘッドバッドでノーコンテストとなったライトヘビー級ワールドGP決勝兼Bellator世界ライトヘビー級選手権試合=王者ワジム・ネムコフ✖挑戦者コーリー・アンダーソンの一戦だ。

同大会ではコメインでライト級世界戦も組まれており、来日決定で話題沸騰のカビブ・ヌルマゴメドフ軍団よりウスマン・ヌルマゴメドフがパトリッキー・フレイレに挑戦する。


10月にイスラム・マカチェフがUFC世界ライト級王者となり、ウスマンの世界戦の約半日後にザイード・イザガクマエフがONE163で青木真也と対戦するなど、注目度が増すばかりのダゲスタン・イーグル軍団からはRIZIN40にガジ・ラバダノフが来日する。

ここではラバダノフと同様に大晦日にチーム・ベラトールの大将格としてクレベル・コイケと戦うパトリシオ・フレイレに今週末の世界ライト級戦の行方を占ってもらった──といるよりも、兄弟、そして盟友の勝利を信じて疑わない両者の自信のコメントをお届けしたい。

パトリシオ・フレイレ
「パトリッキーは今日、最後のスパーリングセッションが終わった(※取材はブラジル時間の11月12日に行われた)。必要な練習の全てを行ったわけだ。兄の仕上がりを見て、俺もハッピーだよ。このままの調子で、ロシア人をぶっ倒すことを信じている。

(ユニファイドルールで戦うパトリッキーと次戦はRIZINルールで戦うパトリシオは、どのように工夫して練習しているのか)俺はパトリッキーと作戦について話し合い、コーナーに就くけどスパーリングはやっていない。ルールも違うし、俺とウスマン・ヌルマゴメドフはタイプが違う。あのロシアンと戦うためのスパーリングパートナーとパトリッキーは練習してきた。俺はクレベルとの試合に向けて、自分の練習に集中している。パトリッキーに関しては、どう戦うかを共有してコーナーから指示をするよ」

ガジ・ラバダノフ
「勿論、僕の勝者予想はウスマンだ。ウスマンがフィニッシュしてタイトルを手にする。ウスマンはフィニッシャーだからね。それだけのハードトレーニングを積んでいる。僕らは一緒に練習してきたしね。

(同門が同じ階級でチャンピオンになると、今後のキャリアを難しくならないか)アハハハハ。ベラトールには僕がまだ戦っていない強豪がいくらでもいる。ウスマンは次の試合で手にするベルトを保持し続けるけど、僕がウスマンと戦うことは決してない。でも、僕には戦う相手に困らないよ」

※パトシリオ・フレイレ、ガジ・ラバダノフの大晦日決戦に向けてのインタビューが掲載されるGONG格闘技#323は22日(火)から発売予定です。

■視聴方法(予定)
11月19日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator288対戦カード

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ワジム・ネムコフ(ロシア)
[挑戦者] コーリー・アンダーソン(米国)

<Bellator世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
[挑戦者] ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ヴェイケル(ドイツ)
チムール・カイズリエフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
ダニエル・ジェイムス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・ファラルド(米国)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

<フェザー級/5分3R>
オットー・ホドリゲス(ブラジル)
カサン・アスカボフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
イマムシャフィ・アリエフ(ロシア)
ショーン・コナー・ファロン(米国)

<ライト級/5分3R>
キリズ・モタ(ブラジル)
ジャイロ・パシェコ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コルガン(米国)
ジェシー・ハナム(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
ニック・タラヴェラ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリヴァン・カーリー(米国)
ジェイ・ラディック(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン(米国)
ジェイデン・ターカー(米国)

<フェザー級/5分3R>
レアード・アンダーソン(米国)
ロブ・フェニクル(米国)

<フェザー級/5分3R>
アイザイア・ホキット(米国)
マティアス・ナデル(エクアドル)

<ヘビー級/5分3R>
ヴラジミール・ゴウヴェア(ブラジル)
コリー・モーゲンバーグ(米国)

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【UFC281】ラストファイトへ、フランキー・エドガー「有終の美を飾って、夕日に向かって立ち去る」

【写真】さすがに年輪が顔に如実に感じられるようになったフランキー(C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデンでUFC 281「Adesanya vs Pereira」が開催される。今大会でフランキー・エドガーが、現役ラストファイトをクリス・グティエレスと戦う。

史上最少、史上最速、最も偉大なUFC世界ライト級王者がケージを去ることを決めた。MMAを進化させた──ある意味、歴史を変えた不世出のファイターは最後の試合もいつも通り勝つことしか考えていなかった。


──1年振りの試合で、クリス・グティエレスと対戦します。この試合がラストファイトと公言しましたが、この間にそのまま現役生活を終えようとは考えたことはなかったですか。

「あのまま引退することは考えたことがなかったよ。前回の試合後に手術をしたので少し時間を置いたけど、それからはずっとジムで練習を続けてきた。体調は本当に良くて。しっかりとトレーニングができているから、今回の試合を戦うことを決めたんだ」

──日本のMMA選手たちと一緒にフランキーやマーク・ヘンリー、ヒカルド・アルメイダの下を訪れ10年が経ち、あの時ニュージャージーを訪れた選手6人のうち今もMMAを戦っているのは2選手だけになっています。引退したなかの1人、水垣偉弥さんはボディよりも反応が遅れるようになった。それが引退を決めた要因だと言っていました。

「ジムでの練習でも、僕の反応が悪くなったと感じることはない。もちろん、前回の試合は自分が思っていたように最高に素晴らしい動きはできなかった。結果も敗れた。でも勝利が近いという戦いはできていた。あの結果(前蹴りでKO負け)は誰も予測できなかったに違いないしね。タイトル戦線にある選手とそういう戦いができたことでも、僕は自分に戦闘能力があると思っている。そして世界のベストにまだ勝てると信じているよ」

──ドミニク・クルーズとフランキー・エドガーのステップが、MMAを進化させたと信じている日本のMMAファンは多いです。とはいえドミニクもフランキーも厳しい結果が増えてきました。ダメージの蓄積も心配でした。

「そう思われることは致し方ない。でも自然なことだからね。だからこそ、この試合が最後だと決めたんだ。もう1試合、全力で戦う。力強い姿で有終の美を飾りたい。そして夕日に向かって立ち去る」

──では最後の試合の対戦相手、グティエレスの印象を教えてください。決してパフォーマンスは良くないような試合で、結果を出し続けているようなイメージがあります。

「凄くアンオーソドックスだよ。勝ち方を知っているというのか。でも若い選手は試合を重ねる度に成長しているからね。前回の彼よりも、より強くなって僕の前に立って欲しい。それでも僕の経験と、全局面で戦える能力は十分に有効だと思っている」

──多くの局面でケージを背負ってサークリング、パンチを被弾するのを嫌がっているのではなく恐れているように見えることすらあります。

「確かにパンチを恐れて、下がる時がある。あれだけケージを背負っていると、ジェネラルシップはこっちが握ることができるはずだ。前に出てきたら、そこに対応する。嫌がるなら、それに適した動きをする。

でもチョット予測できないところがあるんだよね。あんな風に逃げていて、スピニングバックフィストを急に打って来るとか。何か大きなことをやるんだ。でも僕は少しでも速く、彼をキャッチすることを心掛ける。実際、どの局面でも僕が上回っているから掌の上で、クリスを踊らせたいと思う」

──フランキーはフットワークとフェイクで相手を惑わせ、テイクダウンを奪うという鉄板のスタイルを構築しました。しかし、近年はスクランブル能力が飛躍的に進歩し、労力の割にはすぐに立ち上がれるようになりました。その辺りをどのように考えて戦ってきましたか。

「今の選手たちはよりウェルランディッドになっている。でも、まだ僕の方が上だ。知識的にも少しアドバンテージがあるだろう。何より、そういう選手をスタミナ切れに追い込める。そこが一番重要だよ。テイクダウンを狙う。テイクダウンのフェイクを見せる。殴ると見せかける。そして殴る。そこからテイクダウンする。この繰り返しで、相手を疲れさせるんだ。迷わせ、ストレスを当て続けてガスアウトに追い込む」

──ラストマッチまで、しんどい試合をするということですね。そのような試合展開の場合、攻めているフランキーの方が削られる恐れもありますが、そこは気にならないですか。 

「間違いなくハイペースで動き続けることができる。それにスタミナはプレッシャーとも大きく関係している。今回のイベントは、クリスにとって過去に経験したことがないようなビッグショーだ。でも、僕にとっては10年以上戦ってきたノーマルな状況でしかないからね」

──ある意味、フランキーがスタミナ切れを起こすシーンを見るようなことがあれば、ノックアウトやサブミットされるのよりもショックかもしれないです。

「大丈夫だ。そんなことには絶対にならないから。そんなことにならないよう、厳しいトレーニングを課し続けてきた。2021年に2度手術を行った。この2回の手術によって、僕の体は回復した。バンタム級で戦うようになって、体調は今回がベストだろう」

──ボディとともにメンタルはどうでしょうか。ここまでのことをやり遂げてきて、まだ最後に戦う選択をしたこと。そのモチベーションがあるというのは、凄まじいことだと思います。

「僕は自分が進むべき道……一方通行にしか進めないんだ。他のやり方は、分からない。何もね。だからこそ、今回を最後にしようと思った。永遠にMMAを戦い続けることなんてできない。家族を第一に考えた人生を送る時を迎えたんだよ。本当は試合前から引退するなんて言わずに、身を引きたかった。でも、そうしないと引退できない。ずっと戦おうとするって思ったんだ」

2007年2月3日。フランキーのUFCデビュー戦。対戦相手のタイソン・グリフィンに注目していたら、なんだかまるで力みのない普通の人のような選手が、いつの間にか勝っていた

──今回もマーク・ヘンリー、ヒカルド・アルメイダと練習を?

「そうだよ。MMAを始めた時、タイトルを獲った時と同じ。彼らと最後まで戦う。今は練習パートナーも世代交代したよ。インディアナからコーリー・アンダーソンが若い選手を引き連れてやってきた。これまで見たことが無い顔とも練習をしてきたから、常に新鮮な気持ちでトレーニングすることができたよ」

──フランキー、最後の試合前にインタビューの機会を与えていただき感謝しています。最後にあなたのことを永遠に尊敬してやまない日本のMMAファンに一言お願いします。

「2012年に日本のファンの皆の前で戦ったことは、忘れることができない思い出だよ。最後にもう1試合、皆に喜んでもらえるよう戦うよ」

■視聴方法(予定)
11月13日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC281対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者]アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] カーラ・エスパルザ(米国)
[挑戦者]ジャン・ウェイリ(中国)

<ライト級/5分3R>
ダスティン・ポイエー(米国)
マイケル・チャンドラー(米国)

<バンタム級/5分3R>
フランキー・エドガー(米国)
クリス・グティエレス(米国)

<ライト級/5分3R>
ダン・フッカー(ニュージーランド)
クラウジオ・プエレス(ペルー)

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
ブラッド・リデル(ニュージーランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドミニク・レイエス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
モリー・マッキャン(英国)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキ(米国)
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
オットマン・アザイタル(ドイツ)
マット・フレヴォラ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケヴィッチ(ポーランド)
シルヴァナ・ゴメス・フアレス(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
マイク・トリザノ(米国)
チェ・スンウ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
フリオ・アルセ(米国)
モンテル・ジャクソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)

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BELLATOR Bellator277 MMA MMAPLANET o コーリー・アンダーソン ワジム・ネムコフ

【Bellator277】アンダーソン、王座奪取――と思いきや、カットが頭突きでNCに

<Bellaotr世界ライトフェザー級選手権試合/5分5R>
コーリー・アンダーソン(米国)
NC
ワジム・ネムコフ(ロシア)

軽く左ハイを見せたネムコフが右ローを2発蹴る。ワンツーで前に出たアンダーソンは、ジャブをバックステップ。直後のカーフで姿勢を乱す。王者がジャブから右、アンダーソンもワンツーフックを近距離で返す。ネムコフはワンツーを続け、右オーバーハンドをかわす。ジャブを打ち合う両者、アンダーソンはいつテイクダウンを仕掛けるか。

ネムコフは右ミドル、そしてジャブからワンツーを打ち、ヘッドスリップで右を外す。組んだネムコフはケージにアンダーソンを押し込むが、自ら離れて距離を取り直して左リードフックを決める。続く右に組んでいったアンダーソンに対し、ネムコフはヒザ&エルボーを打って打撃の距離へ。左フックを引き続き当てるネムコフに対し、アンダーソンは肩が当てるようにテイクダウンを仕掛ける。距離を取ったナムコフはシングルからダブルレッグへ。微動だにしないアンダーソンが左ボディ、続く前進にカウンターを入れたチャンピオンが初回を取ったか。

2R、ここの前足のハイを見せたネムコフ、左フックから組んだアンダーソンがケージに押し込む。ダブルからシングルに切り替えてテイクダウンを決めたアンダーソンは、右足を一本抜く。ネムコフは足を戻し、ハイガードで腰を切る。押し込み後方回転させたアンダーソンが、シングルを切りつつエルボーを側頭部に打ち付ける。

結果、背中をつける選択をしたネムコフから、アンダーソンがハーフを取る。ワキ腹にエルボー、顔面を殴りつつトップを維持するチャレンジャーに対し、王者がフルガードに戻す。すぐに左足を抜いたアンダーソンは、足を戻されてもトップが続く。殴りつつ担ぎパスを決めたアンダーソンは足を戻されても、マウントを狙いにいく。足を抜かれると同時にブリッジでスクランブルからスタンドにネムコフが戻り、ケージにアンダーソンを押し込む。残り2秒で両者が離れ、アンダーソンがラウンドを取り返した。

3R、ジャブを伸ばすネムコフ。アンダーソンもジャブを返す。組みをかわされ、直後の左フックも反応されたアンダーソンは、テイクダウンのフェイクからパンチを狙う。逆にそのタイミングで右を入れたネムコフだが、直後にワンツーを被弾し低い姿勢のダブルでテイクダウンを奪われる。ガードの中からアンダーソンは右のパウンドを落とし、左足を抜く。

チャンピオンを足を戻しては、ハーフを取られる展開に。スクランブルでギロチンからスイープ狙いのネムコフだが、アンダーソンはスクランブルを制してバックへ。首を取らせず正対しようとしたネムコフは、未遂に終わりまたも引き込む。サイドからハーフ戻ったアンダーソンはフルガードに戻されると右を落として、パスガードを決める。削って殴るアンダーソンは、思い切り左エルボーを落とすが、レフェリーが試合を止める。と、左目じりをカットされたネムコフを見てドクターが即、続行不可能と判断。

ワールドGPを制したアンダーソンが、新世界ライトヘビー級王者となり、100万ドル獲得も――カットが頭が当たったことが原因で、ノーコンテストとなった。


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AJ・マッキー BELLATOR Bellator277 MMA MMAPLANET o アーロン・ピコ コーリー・アンダーソン ジェレミー・ケネディ スコット・コーカー スティーブ・モウリー ティム・ジョンソン ティレル・フォーチュン ハーラン・グレイシー パトリシオ・フレイレ リントン・ヴァッセル ワジム・ネムコフ

【Bellator277】計量終了 AJ×フレイレ&ネムコフ×アンダーソン問題なし。勝ち方で査定=ピコ&フォーチュン

【写真】良い雰囲気のマッキー。フレイレは落ち着き払っていた(C)BELLATOR

15日(金・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるBellator277「Mckee vs Pitbull 2」の計量が、14日(木・同)に行われた。

メインは昨年7月と立場を変えてダイレクトリマッチとなったBellator世界フェザー級選手権試合=王者AJ・マッキー✖挑戦者パトリシオ・フレイレ、コメインがライトヘビー級ワールドGP決勝を兼ねた世界ライトヘビー級選手権試合=王者ワジム・ネムコフ✖コーリー・アンダーソンだ。


ネムコフの肩にベルトが賭けられ、GPのベルトをスコット・コーカーが手にしたフェイスオフを終え、どうすれば勝てるのかと尋ねられたアンダーソンは「マーク・ヘンリーの見立て通り」と返答。そのアンダーソンはこれまでの相手とは違うのかと聞かれたチャンピオンは「ただ1人の対戦相手でしかない。良い試合をして勝つ」と話した。

セレモニアル計量最後に登壇したマッキーは、ルイヴィトンのパロディーブランドのマスク(※それでも日本では1万2000円で取引されている)着用でフレイレと向き合う。チャレンジャーのフレイレは過去にリマッチで6勝1敗という好成績を残しているが、「その経験について考えることはない。ただ、今回も勝ちたいと思っているだけだ」とコメントした。

一方チャンピオンとGPウィナー2つのベルトを両肩に下げたマッキーは──前回は1Rで勝利しながら、明日の防衛戦は2Rまで試合が進むと発言したことを尋ねられ「今回は少し落ち着いて我慢が必要かと思う。ただし、結局のところは同じファイト。僕のモノになる」と返答した。

今回、メインカードではフェザー級でアーロン・ピコがジェレミー・ケネディ、プレリミではヘビー級でティレル・フォーチュンがスティーブ・モウリーと対戦するという注目カードが組まれていたが、ケネディとモウリーが欠場に。

ピコはアドリィ・エドワーズ、フォーチュンはラキム・クリーブランドと対戦することになった。

ウェルラウンダー、9勝1敗のエドワーズはレコードも良いがスピードはない。持ち味のスクランブル&柔術がピコに通じるか。フォーチュンが戦うクリーブランドはモウリーに初回にキムラで下っている。勝てばタイトル・コンテンダーとなるべき一戦で、対戦相手が変わった今、ピコもフォーチュンも勝ち方が問われるファイトとなった。

■視聴方法(予定)
4 月16日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator277計量結果

<Bellaotr世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]AJ・マッキーJr: 144.9ポンド(65.72キロ)
[挑戦者]パトリシオ・フレイレ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<Bellaotr世界ライトフェザー級選手権試合& 同級ワールドGP決勝/5分5R>
[王者]ワジム・ネムコフ: 204.4ポンド(92.7キロ)
[挑戦者]コーリー・アンダーソン: 205ポンド(92.99キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
アーロン・ピコ: 149.4ポンド( 67.76キロ)
アドリィ・エドワーズ: 149.6ポンド(67.85キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ティム・ジョンソン: 260ポンド(117.93キロ)
リントン・ヴァッセル: 239.6ポンド(108.68キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ティレル・フォーチュン: 258ポンド(117.02キロ)
ラキム・クリーブランド: 238ポンド(107.95キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205.4ポンド(93.16キロ)
ハファエル・カルバーリョ: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ガストン・ボラニョス: 144.4ポンド(65.49キロ)
ダニエル・カーリー: 144.8ポンド(65.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 170.5ポンド(77.34キロ)
マイケル・ロンバート: 170.3ポンド(77.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ3世: 135.8ポンド(61.59キロ)
ケウロブ・ラミレス: 135.7ポンド(61.55キロ)

<ウェルター級/5分3R>
タイソン・ミラー: 170.4ポンド(77.29キロ)
ハーラン・グレイシー: 170ポンド(77.11キロ)

<フライ級/5分3R>
エドウィン・デ・ロス・サントス: 124.8ポンド(56.6キロ)
アルバート・メンデス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<フェザー級/5分3R>
ソクラテス・ヘルナンデス: 145.4ポンド(65.95キロ)
ロジェリオ・ルナ: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
レアード・アンダーソン: 145ポンド(65.77キロ)
JT・ドナルドソン: 144.6ポンド(65.58キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
テオ・ヘイグ: 201.5ポンド(91.39キロ)
アラン・ベンソン: 203.4ポンド(92.26キロ)

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BELLATOR Bellator257 Report コーリー・アンダーソン ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ ブログ

【Bellator257】コーリー・アンダーソン、ACA王者ヤギュシュムラドフをパウンドアウト。準決勝へ

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
コーリー・アンダーソン(米国)
Def.3R2分15秒by TKO
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)

ACA王者とTUFウィナーの対戦。様子見の展開のなかでヤギュシュムラドフが、右ショートアッパーを繰り出す。アンダーソンは前蹴りから左ロー、ヤギュシュムラドフも右ローを返す。アンダーソンが左フックで前に出ると、ヤギュシュムラドフが左フックを合わせようとする。左に回るヤギュシュムラドフの右オーバーハンドは空振りに、距離を詰めたアンダーソンがアッパーをかわし、一度離れてシングルレッグへ。ケージ際のクリンチかアンダーソンがボディにヒザを入れ、ヤギュシュムラドフが返す。

離れた両者、アンダーソンの左ハイをガードしたヤギュシュムラドフは右、ジャブを被弾する。右オーバーハンドにも、右を被弾したヤギュシュムラドフが下がって右ローを蹴られる。パンチがハイのコンビネーションを見せたアンダーソンは、ジャブの相打ちから右ミドル、ヤギュシュムラドフがスピニングヒールキックを繰り出す。カカトを首の上の辺りに受けたアンダーソンが、動きを止めて下がる。ヤギュシュムラドフはここでパンチを纏めにいくが、アンダーソンが打ち返したところで初回が終わった。

2R、左ミドルを蹴られたヤギュシュムラドフが、ワキを触って「来い、来い」と挑発する。アンダーソンは打撃でなく、シングルからクリンチでケージにヤギュシュムラドフを押し込む。離れたヤギュシュムラドフは左ジャブを打ち合うが、手数はアンダーソンが多い。ジャブからハイを見せるアンダーソンがローから左フック、ヤギュシュムラドフが左に回りながら右を打っていく。直後に組みついたアンダーソンのシングルレッグから、軸足を払われたヤギュシュムラドフが下になる。

同時にマウントを奪ったアンダーソンが、ヒザを立ててクラッチを切りエルボーを落とす。最後の30秒で左右のパンチ、エルボーをまとめたアンダーソンに対し、ヤギュシュムラドフが背中を見せたところで時間となった。

3R、アンダーソンが左ジャブを当て、テイクダウン狙いで距離を詰める。ケージを背負ったヤギュシュムラドフは、テイクダウンを許すと殴られて背中をマットにつけてしまう。アンダーソンはハーフでポスチャーし、鉄槌。上体を起こして立ち上がろうとしたヤギュシュムラドフのバックに回る。

直後に背中をつけたヤギュシュムラドフからマウントを取り、パンチとエルボーを纏める。またも背中を見せたヤギュシュムラドフ、時間は十分に残っておりアンダーソンがパウンドアウトし、ワールドGP準決勝に進出&ライアン・ベイダー戦を決めた。


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【Bellator257】ギブソンJr&バッド親子、JJ・ウィルソン、モウリー、ロジャース、プレリミでお腹いっぱい

【写真】ランス・ギブソン、Jrとジュリア・バッド親子 (C)BELLATOR

16日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナでBellator257「Nemkov vs Davis 2」が開催される。

大会名にある通り、Bellator世界ライトヘビー級選手権&ワールドGP準々決勝=王者ワジム・ネムコフがフィル・デイヴィスと2年5カ月振りの再戦を戦う。

2018年11月の対戦では、ネムコフがデイヴィスをスプリットで下しており、昨年8月に獲得した世界王座の初防衛戦と、ワールドGP準決勝進出を掛けて返り討ちを狙う。

コ・メインもGP準々決勝で、TUF19覇者でベラトール2戦目となるコーリー・アンダーソンが、元ACAライトヘビー級王者のトルクメニスタン人ファイター=ドブレジャン・ヤギュシュムラドフと相対する。

ヤギュシュムラドフはACBから自動的にACA王者となり、防衛にも成功していたが2019年12月より試合が組まれず、ベルトを返上して北米を目指してきた。

さらに知名度の高いポール・デイリーと、注目されやすい女子フライ級がメインカードに投入された今大会だが、2週間前のBellaor255と同様に──UFC並みにプレリミが充実している。


前女子ジュリア・バッド、義理の息子のランス・ギブソンJrがサークルケージそろい踏みとなる。Jrの父ランス・ギブソンはマット・ヒュームの初期の教え子で元UFCファイター、そして修斗でも活躍したファイターで、バッドと再婚。37歳のバッドと、26歳のJrは11歳違いの親子になった。

Jrは去年予定されていた試合が2度流れ、1年半ぶりの実戦復帰でキャリア4戦目を戦う。父と違いスリムな体格でライト級ファイターのJrは、打撃とレスリングを消化し、パンクレーション系らしくサブミッションで極めにかかるウェルラウンダーだ。ただ、その打撃や極めにいくなかで、気の強さから来るのであろう荒々しさは父を彷彿させる。

また今回のプレリミでは前戦で世界王座に挑戦したペドロ・カルバーリョが出場し、ジェイジェイ・ウィルソンと戦う。

カルバーリョはフェザー級ランク4位、女子フェザー級1位のバッド、ライトヘビー級5位のジュリアス・ジュリアス・アンリカスと3人のランカーがプレリミ出場となる。

対してウィルソンはベラトールで4連勝、通算7連勝中のキウイ・ファイターだ。

マオリ系特有の打撃の爆発力があり、かつ柔軟な筋肉の持ち主で旺盛な戦闘意欲を持ちつつ、しっかりと柔術の消化している。ウィルソンはポストGPフェザー級戦線で、間違いなく気になる存在の1人といえる。

ポストGPフェザー級ファイターといえば、カルバーリョと同じくフェザー級GPに出場していたが、初戦で敗れたソウル・ロジャースが第1試合に登場する。

幻のTUFファイナリストは、前からも後ろからも絞めで相手と仕留めることができる。2021年の浮上を誓い──昨年10月に続く連勝を狙う。

この他、RIZINでワジム・ネムコフを破っているカール・アルベクツソンが、ワジムの兄で元PFLのヴィクトル・ネムコフとのマッチアップなど楽しみなカードが揃っている。

さらにはWAKOスタイル、ド派手な回転系キックからBellator Kickboxingで世界ウェルター級王者となったレイモンド・ダニエルズも出場。

昨年9月に代名詞であるスピニングバックキックが2発急所に入りNCとなったピーター・スタノニックとの再戦も見逃せない。

さらにさらにサンフォードMMAのヘビー級戦士、プロMMA8勝0敗──アマからは通算15連勝中のスティーブ・モウリーが8年半ぶりのベラトール出場となるショーン・アッシャーと戦う試合も注目だ。

アッシャーはケンタッキー州ベースのエンパイアFSのヘビー級王者ながら防衛に成功しケージに駆け上がったことで半年間のサスペンションを食い、この間にパンデミックが起こり18カ月振りの実戦でモウリーと戦うことに。

UFCのようなガチガチの勝負論とはまた一線を画し、デモンストレーションファイト的な一面を持つ試合や、シビアな生き残り合戦に混ざっているプレリミファイト。これからのサークルケージを楽しむために、マストウォッチの9試合だ。

■視聴方法(予定)
4月17日(土・日本時間)
午前7時~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator257対戦カード

<Bellator世界ライトヘビー級選手権&ワールドGP準々決勝/5分5R>
[王者]ワジム・ネムコフ(ロシア)
[挑戦者]フィル・デイヴィス(米国)

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
コーリー・アンダーソン(米国)
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ポール・デイリー(英国)
サバウ・ホミシ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ヴェタ・オーティアガ(米国)
デザリー・ヤネス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジュリアス・アンリカス(リトアニア)
グレゴリー・ミリアード(アルバ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド(カナダ)
ダイナ・シウバ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー(米国)
ショーン・アッシャー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
グラチキ・ボジニアン(カナダ)
デマルケス・ジョンソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
レイモンド・ダニエルズ(米国)
ピーター・スタノニック(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィクトル・ネムコフ(ロシア)
カール・アルベクツソン(スウェーデン)

<フェザー級/5分3R>
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)
ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr(カナダ)
マーカス・スリン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ソウル・ロジャース(英国)
マス・ブーネル(デンマーク)

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【Bellator】ライトヘビー級GP開催。5月7日にアルチュレタ✖セペティスのバンタム世界戦。堀口参戦へ交渉

【写真】ヘビー級、ウェルター級、そしてフェザー級に続きライトヘビー級でワールドGPが開催される(C)BELLATOR

9日(火・現地時間)に発表されたShowtime中継Bellatorイベント。4月2日(金・同)、9日(金・同)、16日(金・同)、そして5月7日(金・同)の4大会のメインカードが明らかとなっている。

まずこれらの大会はパンデミック後のBellatorの本拠地であるファイトスピアー=コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催される。

4月2日のBellator255のメインはBellator世界フェザー級選手権試合兼フェザー級ワールドGP準決勝=王者パトリシオ・フレイレ✖エマニュエル・サンチェスが組まれた。Covid19のパンデミックで進行が遅れた100万ドル争奪トーナメントは、この両者の対戦の勝者が6月に決勝でAJ・マッキーと戦うことが決まっている。


9日のBellator256ではライトヘビー級ワールドGPがスタートし、メインでライアン・ベイダー✖リョート・マチダ、コメインでコーリー・アンダーソンとACAライトヘビー級王者のトルクメニスタン人ファイター=ドブレジャン・ヤギュシュムラドフという準々決勝2試合が組まれた。

翌週16日のBellator257は残りの準々決勝で世界ライトヘビー級選手権試合を兼ねた王者ワジム・ネムコフ✖フィル・デイヴィス、さらにUFCより転じたヨエル・ロメロがアンソニー・ジョンソンと戦う。

いってみれば8人中6選手が元UFCファイターでありながら、UFC色が色濃いのはロメロとアンダーソンぐらい。ベラトールの現有勢力とUFC転向組、ロシア圏からの新顔という興味深い顔合わせになっている。

今回のGP出場に向け、バーチャル会見で現ヘビー級&前ライトヘビー級世界王者のベイダーは「2階級制覇に続き、ベラトールで初めてGP2階級制覇を成し遂げる機会になる」とヘビー級ワールドGPに続き頂点に立つことと、王座奪還を口にした。

さらに5月7日のBellator258のメインでは世界バンタム級選手権試合=王者フアン・アルチュレタ✖挑戦者セルジオ・ペティスの一戦が組まれている。試合の2日前は5月5日=シンコ・デ・マヨ(Cinco de Mayo)は──1862年にプエブラの会戦でメキシコ軍がイグナシオ・サラゴサ将軍の指揮の下、絶対的不利な状況で奇跡的にフランス軍を撃退した──メキシコ人にとって特別な祝日だ。

ペティスを迎え撃つアルチュレタは「チップス、サルサ、マルガリータ、セルベッサを用意して2日遅れのシンコ・デ・マヨを楽しんで欲しい。タフなメキシカンが2人、激突する。全てのメキシカン・ファンにとって素晴らしいシンコ・デ・マヨになるはずだ」と話している。

またベラトールのバンタム級戦線といえば、気になるのはRIZINバンタム級チャンピオンに返り咲いた堀口恭司の動向だ。会見終了後のZoomぶら下がり取材でスコット・コーカーは、堀口の再登場に関してRIZIN榊原代表と話し合っていくということを明言している。

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BELLATOR Bellator251 Report コーリー・アンダーソン ブログ メルヴィン・マヌーフ

【Bellator251】力の差、明白。コーリー・アンダーソンがヒジでマフーフをパウンドアウト。初陣飾る

<ライトヘビー級/5分3R>
コーリー・アンダーソン(米国)
Def.2R2分34秒by TKO
メルヴィン・マヌーフ(オランダ)

ワンツーから前に出たベラトール初戦のアンダーソン。離れたマヌーフはシングルレッグにも反応する。続くダブルでケージに押し込み、スラムでしたアンダーソンはハーフから右のパンチを入れる。抑えて右のパンチを続けるアンダーソンはエルボーもちりばめ、さらには上体を起こしてパンチを打っていく。

マヌーフは左腕を差して立ち上がると、離れたアンダーソンが即ダブルレッグを決める。ケージに詰まったマヌーフを左手で制して、右を連打したアンダーソンの一方的なラウンドに。殴られながらケージにもたれて立ち上がったマヌーフ、初回が終わった。

2R、マヌーフが右ロー、シングルを蹴るが気が付けばケージを背負っている。金網に押し込まれたマヌーフは、ダブルから前方に崩されるとまたもハーフで殴れる。エルボーを落とし潜らせないアンダーソンが、強烈な勢いでエルボーを連打する。流血し、頭を守るだけになったマヌーフを見てレフェリーが試合を止めた。


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