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45 MIKE MMA News o UFC   アレックス・モロノ コリー・マッケナ ジュリア・ポラストリ ダニエル・ロドリゲス パク・ジュンヨン ブラッド・タヴァレス ブランドン・ロイヴァル 平良達郎

『UFC Fight Night 244: Royval vs. Taira』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点



Brandon Royval defeats Tatsuro Taira(MMA Decisions)

 ブランドン・ロイヴァル vs. 平良達郎のジャッジの採点。Sal D'Amatoが1,2,4R平良、3,5Rロイヴァルで47-48平良勝利。Chris LeeとRon McCarthyが1,3,5Rロイヴァル、2,4R平良で48-47ロイヴァル勝利でした。

 主要サイトの採点は16人全員が48-47ロイヴァル支持でした。


Jun Yong Park defeats Brad Tavares(MMA Decisions)

 パク・ジュンヨン vs. ブラッド・タヴァレスのジャッジの採点。Mike BellとEric Colonが1Rタヴァレス、2,3Rパクで29-28パク勝利。Junichiro Kamijoが1,2Rタヴァレス、3Rパクで28-29タヴァレス勝利でした。

 主要サイトの採点は9人全員が29-28パク支持でした。


Daniel Rodriguez defeats Alex Morono(MMA Decisions)

 ダニエル・ロドリゲス vs. アレックス・モロノのジャッジの採点。Mike BellとAdalaide Byrdが1Rモロノ、2,3Rロドリゲスで29-28ロドリゲス勝利。Sal D'Amatoが1,2Rモロノ、3Rロドリゲスで28-29モロノ勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ロドリゲス支持4人、28-29モロノ支持3人でした。


Julia Polastri defeats Cory McKenna(MMA Decisions)

 ジュリア・ポラストリ vs. コリー・マッケナのジャッジの採点。Adalaide Byrdが1,2Rポラストリ、3Rマッケナで29-28ポラストリ勝利。Sal D'Amatoが1Rポラストリ、2,3Rマッケナで28-29マッケナ勝利。Ron McCarthyがフルマークでポラストリで30-27ポラストリ勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27ポラストリ支持3人、29-28ポラストリ支持3人でした。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN244 コリー・マッケナ ジュリア・ポラストリ

【UFN244】これぞムエタイMMA。ポラストリが首相撲からのヒジ・ヒザを駆使してマッケナに判定勝利

<女子ストロー級/5分3R>
ジュリア・ポラストリ(ブラジル)
Def.2-1:30-27.28-29.29-28
コリー・マッケナ(英国)

ポラストリが右カーフ、マッケナは右ストレートを返す。ポラストリが左のヒザ蹴りを突き刺すが、マッケナがそのまま組みついてケージに押し込む。ポラストリはマッケナの顔を押してスペースを作り、マッケナのボディにヒザ蹴りを入れる。

マッケナはダブルレッグに入るが、ポラストリも両足を張って右腕を小手に巻いて倒れない。ポラストリは左手でマッケナの顔をかちあげ、スペースができるとすかさずヒジ・ヒザ蹴りを入れる。距離が離れて試合がスタンドに戻るとポラストリがジャブを突き、左の前蹴りと右カーフ、飛びヒザ蹴りも見せる。

マッケナもワンツーを返すが、ポラストリはガードを上げてプレッシャーをかける。ポラストリは右カーフを蹴って、左右のヒジで飛び込んで首相撲からヒザ蹴り。さらにポラストリは左フックを当てて、組みつくマッケナにヒザ蹴り。ポラストリはパンチで前に出て首相撲からアッパーとヒザ蹴り、ジャブを伸ばしてヒジとヒザ蹴り、マッケナをケージに押し込んでヒザ蹴りと首相撲&ヒザ蹴りで攻め続けた。

2R、ポラストリが二段式の左の飛びヒザ蹴り。マッケナは下がってジャブを突き、ポラストリは右ミドルから右ストレート、距離が詰まると首相撲からヒザ蹴りを突き上げる。マッケナは強引に首投げを狙うが、ポラストリは倒れず、ヒザ蹴りを入れて離れる。

試合がスタンドに戻るとポラストリは右カーフを蹴って前に出る。マッケナは下がって左ミドル。ポラストリは打撃のプレッシャーをかけ、意表をついたダブルレッグへ。ここからスタンドでバックにつき、左足をかけつつヒザ蹴りを入れる。

マッケナも正対してポラストリをケージに押し込むが、ポラストリが離れる。マッケナがワンツー。ポラストリはガードして前進して左ボディ、パンチからヒザ蹴り。終了間際にはポラストリがマッケナの顔面にヒザ蹴りを当てた。

3R、ポラストリが左ミドルと右カーフ。マッケナがポラストリの左ミドルをキャッチするが、ポラストリが首相撲からヒザ蹴りを入れる。さらにポラストリは離れ際に左ミドルを蹴る。マッケナも下がりながら右ストレート・左フックを打ち返すが、ポラストリは下がらない。

ポラストリは右ストレートから返しの左フック、マッケナも必死に組みつく。ポラストリは首相撲でケージに押し込んでヒジ。マッケナも態勢を入れ替えてポラストリの右足にシングルレッグに入って押し込む。ここでマッケナがダブルレッグに入ってテイクダウンを奪う。

残り2分、マッケナがインサイドガードでトップキープ。ポラストリはガードからスイープを狙いつつ、下からヒジ打ちを入れる。マッケナはポラストリの胸に頭をつけて左右のパンチを打つがビッグヒットはない。最後はマッケナが立ち上がってパンチを落としたところで試合終了となった。判定は2-1と割れて、ポラストリの勝利となった。


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45 CJ・ヴェルガラ KTT MMA MMAPLANET o RIZIN UFC UFN UFN244 WWE YouTube アレックス・モロノ アンドレ・ムニス クレイトン・カーペンター グランド・ドーソン コリー・マッケナ ジャレッド・グッデン ジュニオール・タファ ジュリア・ポラストリ ジョナサン・ピアース ダニエル・アルゲータ チョン・ダウン テンバ・ゴリンボ ニコ・プライス パク・ジュンヨン ブラッド・タヴァレス ブランドン・ロイヴァル ラファ・ガルシア ラマザン・テミロフ ルカス・ホシャ 佐藤天 岡見勇信 平良達郎 征矢貴 朝倉海 浜本キャット雄大

【UFN244】平良×ロイヴァル戦前にパク・ジュンヨン、ラマザン・テミロフ、脱極貧ゴリンボに注目!!

【写真】平良がメイン、そんな大会だからこそUFCが堪能できれば (C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN244:UFN on ESPN+102「Royval vs Taira」の計量が11日(金・同)に行われている。
text by Takumi Nakamura

メインで平良達郎がランク1位のブランドン・ロイヴァルとフライ級王座挑戦王手をかけた大一番に挑む同大会。

両者とも問題なく計量を繰りした。日本から熱い視線を浴びる大会だけに、ここでは他の選手にもスポットを当ててみたい。


平良とメイン&コメインでアジアン・パワーを見せつけたいのが、韓国のパク・ジュンヨンだ。岡見勇信以来となるミドル級で結果を残すアジア人のパク・ジュンヨンは、ここまでオクタゴンで7勝3敗、勝率7割という結果を残している。

KTTの盟友チョン・ダウンがライトヘビー級で4連勝し漢江の奇跡と呼ばれていたが、その後は4連敗とリリースが噂されるなか、パク・ジュンヨンは昨年12月にアンドレ・ムニス戦でスプリット判定負けを喫して以来の再起戦となる。

アイアンタートルの異名を持つパク・ジュンヨンは、愛嬌のある表情の持ち主で、ずんぐりとした体型とややスピード感に欠けることが隠れ蓑になっているが、その実――近い距離の打撃戦、ケージ際の攻防で気持ちの強さを見せるファイターだ。

特に瞬間、瞬間のスピードがあり、パンチも組みもリズムを変えることができる。半面、瞬発力を見せる前で間合いを制されると厳しい展開となる。打と組みがクリーンなタヴァレスを相手に、変調ファイトの妙を発揮できるかが勝敗の鍵を握ってくるだろう。

朝倉海に先立ち、RIZINからUFCに戦場を移したラマザン・テミロフも当然のように注目に値する選手だ。RIZINのリングでは浜本キャット雄大、征矢貴を共に初回KO勝ちし大きなインパクトを残した。

RIZIN新フライ級時代で、台頭する中央アジア代表として活躍が期待されたテミロフがUFCでそのようなパフォーマンスを魅せるのかは非常に興味深い。特に対戦相手のCJ・ヴェルガラは平良に敗れているが、UFC戦績が3勝3敗の五分でテミロフの力を測るスケールとしては最適の対戦相手となろう。今や中央アジアやロシア系の活躍には、常にジューサー疑惑の声が挙がるJ-MMA界。抜き打ち検査を行うUFCという場で、テミロフの打撃&組み力はいかほどのものか、非常に興味深い。

UFC初戦の敗北から、佐藤天戦でオクタゴン初勝利を挙げると3連勝中のテンバ・ゴリンボは、ケージで対戦相手と向き合うだけでなく、常に貧困と戦い続けてきたファイターだ。

母に続き、父を亡くしたゴリンボは13歳という年齢で違法ダイヤモンドを採掘することで生きながらえ、母国ジンバブエから違法で南アフリカ国境を越えたという日本人では考えられないタフな少年期を送っている。

結果として従弟を頼りにケープタウンにたどり着き、1日17時間労働という……さながら隷属的な雇用環境で命をつなぐと、19歳でMMAに出会ってUFCまで到達した。

それでも家族を母国から呼び寄せたことで、経済的には厳しく所属するMMAマスタージムで寝起きをする状態だったゴリンボは、SNSで銀行口座に7ドルしか残っていないことを公開した。

そんな経済状況にありながら、ファイトギアをオークションに出して母国に井戸を創る活動をしているゴリンボ。その姿を見て、元WWEのスーパースターで今や銀幕のスーパースターであるザ・ロックこと、ドゥエイン・ジョンソンの心を動かした。なっとザ・ロックはドッキリ企画でフロリダで一軒家をゴリンボにプレゼントしてしまう。

ザ・ロックにとって、この7ドルという数字は自らがフットボール・チームとの契約が解除された時の所持金と同じだったという。ザ・ロックが手を差し伸べたことで生活基盤を築き、UFCで連勝中と勢いに乗るゴリンボが、変則鉄槌ファイターのニック・ピレースと今大会で相対する。ここでピレース越えを果たすといよいよトップ15見えてくるが、果たして。

■視聴方法(予定)
10月13日(日・日本時間)
午前5 時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時45分~U-NEXT

■UFCN244計量結果

<フライ級/5分5R>
ブランドン・ロイヴァル: 125.5ポンド(56.92キロ)
平良達郎: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス: 185ポンド(83.91キロ)
パク・ジュンヨン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
チディ・ンジュグアニ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジャレッド・グッデン: 172.5ポンド(78.24キロ)

<ライト級/5分3R>
グランド・ドーソン: 156ポンド(70.76キロ)
ラファ・ガルシア: 154.5ポンド(70.08キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デニエル・ロドリゲス: 170ポンド(77.11キロ)
アレックス・モロノ: 170ポンド(77.11キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 126ポンド(57.15キロ)
ラマザン・テミロフ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピアース: 145ポンド(65.77キロ)
パット・サバチーニ: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス: 170.5ポンド(77.34キロ)
テンバ・ゴリンボ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 241ポンド(109.3キロ)
ショーン・シャラフ: 252ポンド(114.3キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
コリー・マッケナ: 115ポンド(52.16キロ)
ジュリア・ポラストリ: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・アルゲータ: 138.5ポンド(62.82キロ)
コディ・ハッドン: 135ポンド(61.24キロ)

<フライ級/5分3R>
クレイトン・カーペンター: 125.5ポンド(56.92キロ)
ルカス・ホシャ: 125.5ポンド(56.92キロ)

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45 MMA MMAPLANET o PRIDE UFN UFN239 コリー・マッケナ ジャケリン・アモリン

【UFN239】蹴りをキャッチされたアモリンが引き込み、三角から十字でマッケナをタップさせる

<女子ストロー級/5分3R>
ジャケリン・アモリン(ブラジル)
Def.1R1分38秒 by 腕十字
コリー・マッケナ(英国)

PRIDEのテーマで入場してきたアモリンが左ジャブを突いて回る。マッケナの右ローをかわし、左ミドルへ。マッケナがアモリンの左ミドルをキャッチすると、アモリンが引き込んだ。下から三角絞めをセットアップしたアモリンは、スラムされるもマッケナの右腕を伸ばす。マッケナが声を挙げたか、アモリンはタップしたと思ったか。レフェリーが一度割って入る動きを見せたためにアモリンが三角を解いた。しかし続行のため、すぐに腕十字に切り替えたアモリンがうつ伏せになり、腕を伸ばす。さらにマッケナのヒジを曲げてタップを奪った。


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Report UFC UFN ESPN+41 UFN181 ケイ・ハンセン コリー・マッケナ ブログ

【UFN183】マッケナがハンセンに判定勝ち。TD、パス、極めのトライはダウンを奪えない打撃に劣るのか

<女子ストロー級/5分3R>
コリー・マッケナ(英国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ケイ・ハンセン(米国)

ジャブを打ち合う両者、マッケナが左フックから右を狙う。呼応して右フック、左から左ハイをハンセンが繰り出す。マッケナがワンツーを入れ、ハンセンが右を打ち返す。ステップインからワンツーを打ち合うと、マッケナがクリンチでケージに押し込む。ハンセンは内股で投げ、スクランブルでシングルから胸を合わせ離れる。

右ストレートと左フックのコンビを決めたマッケナは、鼻血を流しながら前に出る。クリンチに持ち込んだハンセンだが、マッケナは体を入れ替えて逆にシングルへ。頭を押して耐えるハンセンが、エルボーを側頭部に入れる。ギロチンをセットしたハンセンは、がぶりからヒザを2発入れ、アンクルピックで煽ってバックに回り込む。そのまま寝技に持ち込んだハンセンは両足をフック。後方へのパンチを連打したマッケナは絞めの態勢にも入らせず、ラウンド終了を迎えた。

2R、マッケナがダブルのジャブ、右アッパーを入れる。右ストレートを打ち返したハンセンはワンツー、ジャブの相打ちからボディロックでケージへ。大内を狙いながら離れたハンセンが左ミドルを決める。さらに左ジャブ、首相撲&ヒザを顔面に入れたハンセンが試合をリードする。

左右のフック、左エルボー、左前蹴りから右をハンセンが当てる。ハンセンは左ミドル、ヒザと腹を攻める。マッケナも右ストレートをヒットしたが、直後にダブルレッグからバックに回ったハンセンが両足をフック、一気にRNCへ。マッケナは手首を掴んで防御も、ハンセンはステップオーバーから腕十字へ。ここを防ぎ上を取ったマッケナが、右のパウンドを落とす。そのままトップでマッケナはラウンド終了を迎えた。

最終回、ハンセンが左ミドル、続いて左前蹴りでマッケナの前進を止める。ジャブ、右を入れたハンセンにマッケナが右を返す。と、見事なレベルチェンジでダブルレッグをハンセンが決める。ハンセンはハーフから肩固めを狙うが、マッケナがワキを閉めて懸命に防ぐ。パスに切り替えたハンセンは、ダースを狙う。大量の鼻血を流すハンセンは、フルガードに戻されても右足を抜く。

ここでマッケナはキムラを狙うが、諦めた直後にハンセンが肩固めに入る。逆側に体をスライドさせマウントから絞めるハンセンに対し、マッケナはブリッジでリバーサルに成功。トップを取ったマッケナがパンチを入れ、ハンセンがスイープを狙ったところでタイムアップに。

試合終了同時に両手を挙げたマッケナだが、足を引きずるようにコーナーに戻った。と、判定はマッケナに。にわかに信じがたい裁定だ──そこまでテイクダウンからポジション、極めのトライを上回る打撃を彼女は入れたということなのか……。


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DWTNCS S04 Ep02 TJ・ララミー UFC Result インパ・カサンガネイ エイドリアン・ヤネス コリー・マッケナ ダスティン・ストーツフス ブログ

【DWTNCS S04 Ep02】試合結果 ヤネス、ララミー、マッケナ、ストーツフスら勝者全員がUFCへ

【写真】左からカサンガネイ、ララミー、マッケナ、ヤネス、ストーツフスの新UFCファイター達(C)Zuffa/UFC

11日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Tuesday Night Contender Series 2020年シリーズ第2週が行われダスティン・ストーツフス、エイドリアン・ヤネス、コリー・マッケナ、TJ・ララミー、インパ・カサンガネイ──5人の勝者全員がダナ・ホワイトからUFCとの契約を告げられる結果となった。

パウンドでワキ腹を折ってTKO勝ちしたララミー、39秒TKO勝ちのヤネスは当確間違いないと思われていたが、そのヤネスですらダナの言葉を理解できない様子で「UFCで戦うんだよ」と念を押されるほど、緊張する合否の瞬間。

カサンガネイは判定勝ちということもあったが、スクランブル出場を問われイエスと即答する。マッケナは若い、経験が必要という言葉に動揺を隠せなかったが、それをUFCで果たして欲しいと告げられ破顔一笑。負傷TKO勝ちのストーフツは4人が合格したことで、動揺を隠せない面持ちだったが無事UFCとの契約を勝ち取った。

ファイターだけでなくコーナーマンからも陽性反応が出ると、試合ができないという状況で、いくらでもファイターは必要になってくる。それゆえの5人揃っての契約ともいえるからこそ、彼らにとってここからが本当の勝負になる。

DWTNCS S04 Ep02
<ミドル級/5分3R>
○ダスティン・ストーツフス(米国)1R4分21秒
TKO
詳細はコチラ
×ジョセフ・パイファー(米国)
<バンタム級/5分3R>
○エイドリアン・ヤネス(米国)1R0分39秒
KO
詳細はコチラ
×ブレイディ・ファン(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○コリー・マッケナ(英国)3R
判定
詳細はコチラ
×ヴァネッサ・デモパウロス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○TJ・ララミー(カナダ)1R5分00秒
TKO
詳細はコチラ
×ダニエル・スウェイン(米国)
<ミドル級/5分3R>
○インパ・カサンガネイ(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×アンソニー・アダムス(米国)
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DWTNCS S04 Ep02 Report TJ・ララミー UFC インパ・カサンガネイ エイドリアン・ヤネス コリー・マッケナ ダスティン・ストーツフス ブログ

【DWTNCS S04 Ep02】ストーツフスのスラムで、パイファーが脱臼──5人の勝者、全員がUFCへ

<ミドル級/5分3R>
ダスティン・ストーツフス(米国)
Def.1R4分21秒by TKO
ジョセフ・パイファー(米国)

まず右ローを見せたストーツフスが、左フックをストーツフスのジャブに合わせる。パイファーがローを蹴り、ストーツフスも返す。パイファーは左ジャブから右ストレート、続くスピニングバックフィストは空振りに。カーフを蹴り合う両者、パイファーが左ボディフックを打ち込む。

ストーツフスがカーフを2発、パイファーが再び左ボディフックを決める。互いに右だけでなく左の蹴りも使うなか、パイファーが蹴りにシングルレッグを合わせる。ストーツフスはハーフでギロチン、フルガードに入れて頭を放す。ストーツフスは手首を掴んで三角狙いへ。直ぐに察知したパイファーは、続く三角クラッチも潰してトップをキープする。ハーフからパンチを落としたパイファーに対し、ストーツフスが足関節へ。

パイファーが体を捩じり足を引き抜くや、その刹那ストーツフスがスクランブルに転じシングルレッグ、腰を抱えてスラムへ。右腕をついたパイファーが、ヒジを脱臼し試合は決した。この突発的なフィニッシュをダナ・ホワイトとUFC首脳がどのように判断するか。

果たしてダナ・ホワイトの決断は──。

ダナ・ホワイト
「私はフィニッシュが好きなんだ。2度目のコンテンダーシリーズになったインパ、彼はポテンシャルはある──彼に質問がある。8月22日にエドガー・ムニョスと戦わないか? この質問に答えてくれ、ウェルカム・トゥ・UFC(笑)。

TJ・ララミー、インクレディブルな寝技、このキッドの戦いが好きだ。ようこそ、UFCに。次の試合はタフだった。マッケナはヴァナッサに対して、ビッグ・アンダードックだ。彼女はスイートでキラーだ。彼女はただ若い……20歳、トップ15とどう戦わせるのか。もう少し経験を積んで欲しい──その試合を与えるよ(笑)。

エイドリアン、クリーンなスナイパーだ。もっとUFCで見たい。UFCで、だ。ダスティンは13勝1敗、経験もある。ただUFCに出るだけじゃない、結果を戻すことを望んでいる」

インパ・カサンガネイ、TJ・ララミー、コリー・マッケナ、エイドリアン・ヤネス、ダスティン・ストーツフス──コンテンダーシリーズ史上、3度目の5人全員が一晩で契約するという結果となった。


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DWTNCS S04 Ep02 Report UFC コリー・マッケナ ブログ ヴァネッサ・デモパウロス

【DWTNCS S04 Ep02】LFA王者デモパウロス、一本狙いファイトを打撃優勢のマッケナに凌がれ判定負け

<女子ストロー級/5分3R>
コリー・マッケナ(英国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ヴァネッサ・デモパウロス(米国)

LFA女子ストロー級王者デモパウロスが、声を挙げながらパンチ、蹴りを繰り出す。マッケナが左ジャブを当て、飛び込んでワンツーを纏める。蹴り足に左を打たれ、後方に倒れたデモパウロスはラバーガードへ。マッケナの左腕を取るデモパウロスだが、右足を越される。マッケナのパウンドのタイミングで足を戻したデモパウロスは、エルボーを被弾してショルダーロックへ。再びラバーのデモパウロスだが、右足にヒザを置いたマッケナが潰す。

これではオモプラッタにも移行できないが、左腕を引き寄せてネックロックの形へ。強引な仕掛けは長続きせず、足を解いた瞬間にマッケナが肩固め、ここから上体をおこしてパンチを纏めラウンド終了を迎えた。

2R、右を当てたデモパウロス、マッケナも左ジャブから右をヒットさえる。さらにダブルのジャブを伸ばすマッケナに対し、デモパウロスも左フックを入れる。ローにカウンターを合わせようとするマッケナは、バランスを崩してガードを取ったデモパウロスの誘いに乗らずスタンドで待ち受ける。

パンチの交換から、体が当たったタイミングでガードを取ったデモパウロスが、ここもラバーガードへ。初回と違い、右足が自由なデモパウロスは、マッケナが体重をかけてきたところでハイガードに移行する。腰を上げられた状態で三角クラッチを狙うデモパウロスが、  から三角へ。まだ腰が上がっていて、ルーズなクラッチでマッケナが担いでいく。

マッケナは腕十字を抜けバックに回り、パンチを打ち込むとスロエフ・ストレッチへ。さらにワンフックでツイスター気味に捻り、RNCを狙う。デモパウロスが胸を合わせてきたところでラウンド終了となった。

最終回、スタンドの攻防で足を統べられるデモパウロスが、いきなり側転を見せる。距離を取ったマッケナの左ハイがデモパウロスの顔面を捕える。一瞬、棒立ちになったデモパウロスは再びハイキックを顔面に受け、この蹴り足をキャッチしてもパンチを打たれる。クリンチにもすぐに離れたマッケナに対し、デモパウロスがイマナリロールへ。スプロールしたマッケナがハーフからパンチを打ち込む。

ハーフのデモパウロスにエルボー、左のパウンドを落としたデモパウロスが右からも勢いのあるパンチを打ちつける。残り2分、デモパウロスはハイガードから頭を引き寄せ、腕十字へ。ヒジを張って防ぐマッケナだが、デモパウロスが腰の位置を修正していく。マッケナは腕を組んで、多重をかけて耐えるがマッケナが体を跨いで腕を抜く。最後はスタンドに戻って殴り合った両者、極め切れなかったデモパウロスに判定勝ちの目はなく、マッケナが3-0の判定勝ちを収めた。