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INVICTA o UFC YouTube コナー・マクレガー ダスティン・ポイエー ドナルド・セラーニ ファーニー・ガルシア ブランドン・ロイヴァル マウリシオ・ショーグン

UFC274:オッズ/予想と展望

チャールズ・オリヴェイラ 1.51
ジャスティン・ゲイジー 2.65
ローズ・ナマユナス 1.48
カーラ・エスパルザ 2.75
マイケル・チャンドラー 1.26
トニー・ファーガソン 3.90
マウリシオ・ショーグン 2.95
オヴァンス・サン・プレー 1.42
ドナルド・セラーニ 1.56
ジョー・ローゾン 2.55
アンドレ・フィアリョ 1.24
キャメロン・ヴァンキャンプ 4.10
ランディ・ブラウン 2.05
ケイオス・ウィリアムズ 2.25
メイシー・チアソン 2.85
ノルマ・ドゥモン 1.44
ブランドン・ロイヴァル 1.40
マット・シュネル 3.00
ブラゴイ・イワノフ 1.65
マルコス・ホジェリオ・デ・リマ 2.35
フランシスコ・トリナウド 2.15
ダニー・ロバーツ 1.95
トレイシー・コルテス 1.67
メリッサ・ガ2.30
アリアネ・カルネロッシ 2.60
ルーピー・ゴディネス 1.53
ジャーニー・ニューソン 2.30
ファーニー・ガルシア 1.67

メインはライト級タイトルマッチ。ヌルマゴが返上した王座をチャンドラーとの王座決定戦で1Rダウンを喫したところから2Rにダウンを奪い返し、パウンドで逆転勝ち。昨年12月の初防衛戦ではコナー・マクレガーを2度KOしたダスティン・ポイエー相手にオッズではアンダードッグ。1Rはやはり打撃戦でダウンを喫して劣勢だったが、2Rテイクダウンを狙って下になってしまったところからオモプラッタで上を取り返しパウンドで削ると、3Rはタックルからスタンドバックを奪ってのチョークでの一本勝ち。

ゲイジーUFCデビュー戦勝利後、打たれながら打ち勝つスタイルが通用せず2試合連続OK負け。しかしそこから打たれないスタイルに切り替え4連続KO勝ちで暫定王座を獲得。ハビブ・ヌルマゴメドフとの王座統一戦でも、1Rは打撃でジャッジ三者がゲイジーを支持する内容だったが2Rテイクダウンされ三角絞めで一本負け。前回のマイケル・チャンドラー戦は久々に打たれながら打ち勝つゲイジースタイルで、ファイト・オブ・ザ・イヤーの激闘を制した。

www.youtube.com

どちらも打撃で打たれて劣勢になってから逆転勝ちする勝負強さがある。

D-1レスラーでテイクダウンディフェンスも強いゲイジー。即テイクダウンを狙っても難しいだろう。打撃も向上しているオリヴェイラだが、さすがにゲイジー相手の打ち合いはリスクが高い。ポイエーと同じく組みからチャンスを作りたい。ただ、打撃か、ポイエー戦のようにグラウンドに持ち込んで削ってからでないと、テイクダウンは取れないだろう。打撃も向上しているオリヴェイラなら打ち合いでチャンドラーのように効かせることができれば、そこから組み付いてグラウンドに持ち込むことは出来る。そうなる前にゲイジーのパンチを貰ってしまうと、過去2戦のように逆転するのは難しいだろう。オッズは王者オリヴェイラを支持している。

ゲイジーがパンチを打ち込みKOすると予想。

セミは女子ストロー級タイトルマッチ。女子ストロー級王座決定戦となったTUFフィナーレ以来、7年半ぶりの再戦。当時、ナマユナスは公式戦のキャリアは2勝1敗。対するエスパルザは、9勝2敗でInvictaのストロー級王者。優勝の大本命だった。試合は下馬評通り、エスパルザが3Rチョークで一本勝ちし、初代女子ストロー級王者となった。

しかし初防衛戦でヨアンナにKO負け。そこから6戦で3勝3敗で、タイトル再挑戦のチャンスも得られず。一時は生活が苦しくなり、TUFの優勝商品のハーレーダビッドソンを売りに出したこともあった。しかし現在5連勝中。ようやくリベンジの機会を得た。

ナマユナスは5度の王座防衛に成功したヨアンナに1RKO勝ちでタイトル獲得。ダイレクトリマッチでも判定勝ちして返り討ちに。初防衛戦でジェシカ・アンドラジに敗れタイトルを失ったが、再戦でリベンジすると、アンドラジからタイトルを奪ったジャン・ウェイリーに1RKO勝ち。またダイレクトリマッチが組まれたが、今度は僅差判定勝ちした。

エスパルザはレスリングがバックボーンで、テイクダウンからの押さえ込みが武器。泥臭く判定勝ちするスタイル。オッズではナマユナスがやや優勢だが、思ったほどの差はない。

ナマユナスが序盤テイクダウンを奪われるも、打撃を入れて判定勝ちと予想。

第1試合開始は8日朝6時半予定。速報します。

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o ONE UFC   コナー・マクレガー ニック・ディアス ネイト・ディアス ロビー・ローラー

UFCがディアス兄弟のNFTトレカを発売もネイト・ディアス「こんなデタラメ誰も買うな」


 UFCがニック・ディアス&ネイト・ディアスを含むNFTトレカを2500パック限定販売することを告知しています。


 これに対しネイト・ディアスがツイッターで以下のコメント。

「こんなクソみたいなことをされるのならUFCから手を引く必要があるな。お前らはニックに5年間の出場停止処分を科したし、俺にはベイプペン(電子タバコ)で罰金を払わせただろ? なのに今は利益を享受している。こんなデタラメ誰も買うな」

 ニック・ディアスは2015年1月の『UFC 183: Silva vs. Diaz』で行われたアンデウソン・シウバ戦で判定負けしましたが、その後両者に禁止薬物の陽性反応が出たことからノーコンテストになっています。アンデウソンの方はドロスタノロンとアンドロステロンというパフォーマンス向上薬で1年間の出場停止処分を受けましたが、ニックの方はマリファナの陽性反応で5年間の出場停止処分を受けており、2021年9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』で行われたロビー・ローラー戦でようやく復帰しました。

 ネイトは2016年8月の『UFC 202: Diaz vs. McGregor 2』でコナー・マクレガーに判定負けしていますが、試合後会見で電子タバコを吸ったことから罰金処分を受けています。続きを読む・・・
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MMA o UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イリー・プロハースカ クリス・サイボーグ コナー・マクレガー ジャン・ウェイリ デイヴィソン・フィゲイレド ドミニク・クルーズ

ヘンリー・セフードがUSADAの管理下に復帰、半年後のUFC復帰とアレックス・ヴォルカノフスキー戦をアピール


 ヘンリー・セフードがツイッターで管理下選手に復帰したとコメント。


 セフードのマネージャー、アリ・アブドルアジズがセフードがUSADAの管理下選手に復帰したことを報告。UFCの選手が復帰する場合、アンチドーピング・ポリシーに従いUSADAの管理下に入り6ヶ月間ランダムの薬物検査を受ける必要があります。

 アブドルアジズは以下のコメント。

「ヘンリーはアレックス・ヴォルカノフスキー戦とトレーニングに集中するだろう。彼は引退した後もトレーニングを止めなかった。ヘンリーが復帰したらバンタム級王座を奪回できるし、フェザー級王座も穫れると確信している。UFC史上初の3階級チャンピオンになるだろう」



 また、ヘンリー・セフードはツイッターで「アレックス・ヴォルカノフスキーよ、お前に促されて復帰するよ」「コナー・マクレガーの復帰よりも早くチョークで仕留めてやるから契約にサインしろ」とコメントしています。

Henry Cejudo(Sherdog)

 ヘンリー・セフードは現在35歳。2020年5月の『UFC 249: Ferguson vs. Gaethje』でドミニク・クルーズに2R TKO勝ちしバンタム級王座を防衛したまま引退を発表しています。近年はコーチとしてデイヴィソン・フィゲイレド、ジョン・ジョーンズ、クリス・サイボーグ、ジャン・ウェイリ、イリー・プロハースカらと練習しています。続きを読む・・・
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BELLATOR Cage Warriors MMA MMAPLANET o UFC UFC273   アレクセイ・オレイニク アレックス・オリヴェイラ アレックス・ヴォルカノフスキー イアン・ギャリー カムザット・チマエフ ケイ・ハンセン ケヴィン・ホランド コナー・マクレガー ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク ジョン・チャンソン ジルベウト・ドゥリーニョ ティーシャ・トーレス ピエラ・ロドリゲス ピョートル・ヤン ボクシング マイク・マロット マッケンジー・ダーン マーク・マドセン

【UFC273】新型マクレガー=イアン・ギャリー─01─「カレッジを辞めて、MMAにJUMP INした」

【写真】キレキレの打撃とは対照的に、少年のような口調で語るイアン・ギャリー=アイリッシュMMAファイターが何もマクレガー流を踏襲するだけでないことが、よ~く理解できた(C)MMAPLANET

9日(土・現地時間)、フロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナでUFC273が開催される。

UFC世界フェザー級選手権試合=王者アレックス・ヴォルカノフスキー✖挑戦者ジョン・チャンソン、UFC世界バンタム級王座統一戦=正規王者アルジャメイン・ステーリング✖暫定王者ピョートル・ヤンの2つの世界戦に加え、ジルベウト・ドゥリーニョ✖カムザット・チマエフという注目カードが組まれた今大会のプレリミマッチにヒューチャーの異名を取るイアン・ギャリーが出場、UFC2戦目=ダリアン・ウィークス戦に臨む。

1997年11月生まれの24歳は、19歳でアマMMAを始め5年で最高峰に辿り着いた。コナー・マクレガー後のアイリッシュMMA、いや世界のMMAをリードする可能性すらあるMMAの未来=イアン・ギャリーに初インタビュー。コナー・マクレガー、そのやり口をコピッたBellatorのジェイム・ギャラガー、アイルランドMMA界の新鋭は──マクレガーへの憧れでいっぱいという内面のなかで、その真逆の感性を持っていた。


――パンデミック以前は欧州のMMA大会は、日本では深夜2時や3時のスタートで終了時がUFCのスタートと重なるためにストリーミングがあっても、ほとんど見過ごしていました。それがコロナ禍で世界各国のMMAが活動休止になり、決して多くないプロモーションが無観客で活動を再開。その頃からCage Warriorsも可能な限り視聴するようにしていたのですが、そこで見た──飛び切り活きの良い選手がイアンでした。すると7戦目でウェルター級王者になり、8戦目でUFCデビューと瞬く間に世界の最高峰に到達しました。

「おお、日本ではそんな真夜中にCage Warriorsは中継されているんだね。いやぁ、それなのに僕の試合を視てくれていたなて嬉しいよ。本当にありがとう」

──いえ、フィーダーショーから可能性のある若い選手が出てくるのを見るのが、楽しくてしょうがないんですよ。ところでアイルランドは今やMMAのパワーハウスの一つですが、イアンがMMAを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

「MMAに興味を持ったのは、コナー(マクレガー)の影響だよ。彼の活躍と成功をずっと追っていて、試合も夢中になって視ていた。そして『僕もMMAをやりたい』って思うようになったんだ。その時はカレッジの学生だったけど、学校を辞めてMMAファイターになることを決めたんだ。このスポーツに身を置きたいと思ってね。

コナーを見ていたら、自分がカレッジでやっていることってなんなんだろう?って感じるようになった。そうしたら、『こんなことやっていられない。これ以上、ここに居たくない』って居ても立ってもいられなくなったんだ。そしてジムにジャンプインした(笑)。

テレビで視ていた本当に美しい戦いを習うことができるようになって。僕はコナーと同じ道を歩み始めたんだって──最高の気持ちになったよ。練習は凄く楽しかったよ」

──大学を辞めた? 

「そうだよ。自分で決めた。父にも母にも相談せずに学校を辞めたんだ」

──OMG!! 

「ジムに通うようになってから4~5年でUFCとサインできた。UFCデビュー戦はMSGだった。そして2戦目のPPV大会に出場できている。楽しい人生だよ」

──それまでに格闘技の経験はあったのですか。

「柔道だよ!!」

──えっ、いやあれだけシャープな打撃の持ち主なのにベースは柔道なのですか。

「ボクシングはやっていたよ。10歳から14、15歳までボクシングをしていて──父親に連れられて始めたんだけど、なんで人を殴って自分も殴られるようなことをやっているのか、どういう意味があるだって考えるようになっていたんだ。顔を腫らして、さ。そんなときに柔道と出会った。見た感じでも、柔道はイカしていたよ」

──柔道がクールだったのですか。

「そうだよ。学校が終わって宿題を家でやっているより、ずっとクールだったよ。すぐに週に3回か4回は柔道場に通うようになった。柔道を習っていたことでマーシャルアーツに欠かせない規律、尊敬心を学ぶことができたんだ。それはMMAを始めてからも生きているよ。アイリッシュ・クラブというアイルランドで一番の柔道クラブで練習できていて……18歳で黒帯になったんだ。練習するメンバーのなかでも、トップの連中は日本に行って練習していたよ。

僕も彼らと一緒に日本で稽古したいと思っていたけど、それは実現しなかった。僕にはそれに見合った力がなかったからね。日本まで行って練習していた友人たちは五輪を目指すようなレベルだったんだ。それに僕にとって柔道はどれだけ懸命にやっても、返って来るものは少なかった。国際大会で戦ったことはないし、せいぜいイングランドまで遠征して試合に出ていたぐらいかな。それでも柔道の試合に出ることが大好きだった。それは今、MMAをやっていて最高の気分でいるのと同じことで。

ただし、僕が柔道の試合に出ている期間はそれほど長くなかった。黒帯になってから、翌年にはアマチュアのMMAにデビューしたからね。でも、僕にとってオリンピックに出て活躍する柔道家は本当の天才なんだよ。そんな柔道をやっていたことで、学べた心境というのは何物にも代えがたいモノなんだ。

今はMMAに専念しているけど、いずれMMAで第一線から退く時が来る。その時はまた柔道の練習をして、日本で試合をしたいと思っている。それに柔術だって続けたいし、日本で柔道や柔術の試合に出ることだってあるかもしれないよ」

──ぜひ講道館を案内します。

「おお、サンキュー。ホント、そういう日が来るのも楽しみだよ。講道館で稽古がデキれば最高の経験になるね(笑)。今、MMAをやっていて柔道で学んだ技術云々よりも、柔道で身に着けることができた人間の内面性が凄く役立っていると思う」

──とはいえ規律、尊敬心といってもコナー・マクレガーがケージ内外で見せていたことは、全く真逆のことだと思うのですが……。

「ホント、その通りだ(笑)」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
3月10日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC273対戦カード

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者]ジョン・チャンソン(韓国)

<UFC世界バンタム級統一戦/5分5R>
[正規王者]アルジャメイン・ステーリング(米国)
[暫定王者]ピョートル・ヤン(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
カムザット・チマエフ(スウェーデン)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
アレックス・オリヴェイラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
マッケンジー・ダーン(ブラジル)
ティーシャ・トーレス(米国)

<ライト級/5分3R>
ビンチ・ピチェル(米国)
マーク・マドセン(デンマーク)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
ダリアン・ウィークス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)
マルチン・ティブラ(ポーランド)

<女子バンタム級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国)
ラケル・ぺティントン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガル(米国)
マイク・マロット(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
ジョシュ・フレムド(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)
ケイ・ハンセン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジュリオ・アルセ(米国)
ダニエル・サントス(ブラジル)

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MMA o Report   コナー・マクレガー

3月に危険運転容疑で逮捕されたコナー・マクレガー、無免許運転・無保険運転など合計6件の容疑で起訴されていた

コナー・マクレガーが危険運転容疑で逮捕される(2022年03月24日)

 こちらの続報。3月22日に西ダブリンでコナー・マクレガーが危険運転容疑で逮捕。現在は保釈金を支払ったことから保釈されており車も返還されましたが、


 その後、危険運転以外にも無免許運転、無保険運転、10日以内に警察署に必要書類を未提出など合計6件の容疑が掛けられているとのこと。マクレガーの弁護士によると、マクレガーは4月7日に出廷し法廷で免許証と保険証を提示したそうです。また、薬物検査とアルコール検査には引っ掛からなかったとのこと。6月にも再び出廷する予定だそうです。続きを読む・・・
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MMA o UFC   コナー・マクレガー コルビー・コヴィントン ネイト・ディアス ホルヘ・マスヴィダル

ハファエル・ドス・アンジョス「ホルヘ・マスヴィダルにBMF王座の資格はないから俺によこせ」→コナー・マクレガー「俺との対戦を逃げたお前にも資格はない」

ホルヘ・マスヴィダル、コルビー・コヴィントンへの傷害容疑で逮捕、起訴される(動画)(2022年03月24日)

コルビー・コヴィントンがホルヘ・マスヴィダルを告訴、最大15年の懲役刑の可能性も/マスヴィダルは保釈され無罪を主張(2022年03月25日)

 こちらの続報。


 ホルヘ・マスヴィダルの逮捕を受けてハファエル・ドス・アンジョスがツイッターで「お前はBMFなのか暴漢なのか。両方になることは出来ない。デイナ・ホワイトよ、そのベルトを俺に渡す時が来たようだ」とコメント。

 するとコナー・マクレガーが「お前は生涯最大の戦いだったはずの俺との試合を、つま先を負傷して欠場した。過去、現在、そして未来永劫お前にはその資格はない」とコメント。ドス・アンジョスは「計量にボディガードが必要で、リアネイキッドチョークでタップするようなビッチ野郎は怖くて眠れないようだ」と返答しています。

 両者は2016年3月の『UFC 196』で当時ライト級チャンピオンだったドス・アンジョスにマクレガーが挑戦する予定でしたが、ドス・アンジョスの負傷欠場により急遽ネイト・ディアスがマクレガーと対戦、ネイトが2Rリアネイキッドチョークで勝利しPPVも130万件以上売れて大盛りあがりの大会になりました。

 続きを読む・・・
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MMA o UFC   ケイ・ハンセン コナー・マクレガー コルビー・コヴィントン チェイス・フーパー ネイト・ディアス

コナー・マクレガー、ホルヘ・マスヴィダルの相次ぐ逮捕にネイト・ディアス「UFCファイターは正しい行動をしろ」→一斉にツッコミが入る

コナー・マクレガーが危険運転容疑で逮捕される(2022年03月24日)

ホルヘ・マスヴィダル、コルビー・コヴィントンへの傷害容疑で逮捕、起訴される(動画)(2022年03月24日)

コルビー・コヴィントンがホルヘ・マスヴィダルを告訴、最大15年の懲役刑の可能性も/マスヴィダルは保釈され無罪を主張(2022年03月25日)

 こちらの続報。


 ネイト・ディアスがツイッターで以下のコメント。

「UFCファイターの諸君よ、くだらないことで逮捕されるのを止めにしよう。まるで動物のように無責任なガキどもよ、しっかりしてくれ。安全運転と正しい行動をしてくれ。クソッタレ」

 このコメントを受けて以下のようなツッコミが入っています。

ヴィンス・モラレス
「あのネイト・ディアスが正しい行動をしろと呼びかけている。それを心に刻もう(苦笑)」

ケイ・ハンセン
「(ネイト・ディアスのコメントを見て)爆笑」

キャメロン・エルス
「ネイト・ディアスがファイターたちに行動をわきまえるように言ってるぞ(笑)」

チェイス・フーパー
「ありがとう、ネイト・ディアス。俺は常に安全運転と正しい行動を心がけているが、思い出させてくれてありがとう」
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【UFN205】カレル橋からの使者? ダヴィッド・ドヴォルザーク「UFCで戦えるのはチェスのおかげ」

【写真】チェコ人ファイター、キャリア20勝3敗――オクタゴンで3連勝中。世界は広い(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)、オハイオ州コロンバスのネイションワイド・アリーナで開催されるUFN205:UFN on ESPN+63「Blaydes vs Daukaus」で、マテウス・ニコラウと戦うダヴィッド・ドヴォルザークは、今も珍しいチェコ人ファイターだ。

UFCで3連勝中のドボルザークは、なんと前歴がチェス・プレイヤーだったという変わり種だ。強豪ニコラウ戦前のドボルザークに、驚愕――チェスMMAの実体を尋ねた。


――マテウス・ニコラウ戦に向け、今、どのような気持ちですか。

「気合が入っているよ。この試合は僕にとってビッグファイトだからね。ランキング7位の相手で僕より3つ上のランカーだ。ここで勝てばトップ5が見えてくる相手だからね」

――ラスベガスでトレーニングをしているというのを、日本から出稽古に行っていた平良達郎選手と岡田遼選手から伝わってきていました。

「この試合にむけてまずは母国のチェコで練習してから、ポーランドへ移動してヤン・ブラボヴィッチのところでトレーニングをし、それからエクストリーム・クートゥアーでキャンプを行っていたんだ」

――平良選手がダヴィッドと練習して強かったとメディアに話したことで、この試合は日本のファンの間でもにわかに注目されています。

「おお。そういってもらえると嬉しいよ。タイラはレスリングが強かったよ。4月にUFCで戦うんだよね、彼ならUFCでも生き残れるだろう」

――その平良選手をテイクダウンをしている映像を視ました。

「う~ん、僕はレスラーじゃない。ストライカーでもない。僕にはマーシャルアーツのバックグラウンドがないんだ」

――私たちはチェコのMMAがどういう状況がまだまだ分からないのですが、イリー・プロハースカやダヴィッドのようなUFCで活躍できる基盤があるということに驚いています。

「チェコはMMA人気が急激に高まっているよ。僕が出場していたオクタゴンは元UFCファイターや海外からの選手も常時戦っているビッグショーだ。その他にも質の高いプロモーションが増えている。ただ、僕がMMAを始めた時は、まだMMAが始まったばかりだったけどね」

――ダヴィッドがMMAを始めたのはいつ頃なのですか。

「今から12年前、17歳の時だった。さっきも言ったように僕は他の格闘技経験がなくて、チェス・プレイヤーだったんだ」

――チェス!?ですか。

「15歳まで国内のトップリーグでプレーしていて、アダルトになってからは2番目の大きなリーグでチェスをしていた」

――国内トップのチェス・プレイヤーがなぜMMAを?

「高校に通っていた時にセルフディフェンスの練習を始めて。でも、こんなの実生活で役立つ機会はほとんどないって思ったんだ。道を歩いて、殴られるなんてことほぼないだろうって。そんな時にMMAの動画を見て、『これなら護身術が役立つかも』って練習を始めたんだ」

――チェス・プレイヤーが護身術から、MMAへ。驚きの事実ばかりです。

「ただMMAジムもなく、MMAを戦いたい者が集まって、MMAの真似事のような練習をしていたに過ぎないよ(笑)。プラハから車で1時間の街フラデツ・クラーロベーで練習を始め、今ではオールスポーツアカデミーで練習している。米国のような大きなジムでなく、普通のジムなんだけど来年には拡張したニュージムがオープンする予定なんだ」

――それが可能なほど、MMAが盛り上がってきているのですね。

「その通りだよ。僕らの国はサッカーやアイスホッケーがずっと人気があったけど、コナー・マクレガーの出現でMMA人気に火がついたんだ。今年は無理でも、来年にフライ級チャンピオンになってチェコでUFC人気をもっと引き上げたいと思っている」

――そのためにはニコラウ戦は凄く大切な試合になりますね。

「ニコラウは僕と同じで、何かにとびぬけたところがあるファイターじゃない。ただ、下になることもできる。そういう部分で全局面で戦える選手だといえるだろうね。レスリングやキックボクシングなど、特化した強さがあるわけでなくて、全てをミックスして戦うところが強みだと思う」

――そういう面でいえば、MMAはフィジカルチェスのような一面があります。チェス・プレイヤーだった経験が役立つことはありますか。

「今、僕がUFCで戦うことができているのは、チェスをやっていたからだよ。毎日チェスの練習をして、毎週末は勝負をしていた。今も変わりない。毎日、練習相手の状況をしっかりと判断して練習している。チェスもMMAの決め手は、相手のミスをつくことだからね。特別、スバ抜けた力があるわけじゃない僕は、チェスをやってきたことで相手を分析する力が他の選手よりある。そこが僕のファイターとしての一番の武器なんだ」

――チェスほど、考える時間がMMAはないかと。

「全くもってその通りだ。僕の顔面を殴ろうとしている人間が目の前にいるわけだからね。だからこそ観察力、洞察力が必要になってくる。ミスをただ待つだけでなく、ミスを誘う動きをする。それは間違いなく、チェスの経験からくる戦い方だよ。何より危機管理能力に関しては、自信を持っているよ。

だから僕は勝ち方には拘らない。判定勝ちだろうがTKO勝ちだろうが、一本勝ちも勝ちは勝ちだから。そして僕がフライ級でベストであることを土曜日の夜に見せつけたい」

――心理面で相手をリードするダヴィッドのMMA、チェスを連想しながら見させてもらいます。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「日本のファンが僕の試合を見てくれることに感謝している。いつの日か、日本で試合ができれば最高だね。僕はタイやマレーシア、ベトナムと回ったことがあるけど、日本には行ったことがないんだ。タイではプーケットとチェンマイに1年間住んでいた。東南アジアでそれぞれの文化に触れることができて凄く良かったと思っている。だから、いつの日が日本で日本の文化に浸りたいんだ」

■視聴方法(予定)
3月27日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN205対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ(米国)
クリストファー・ダカウス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド(英国)
アレクサ・グラッソ(メキシコ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン(米国)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<フライ級/5分3R>
アスカル・アルカロフ(ロシア)
カイ・カラフランス(ニュージーランド)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
イリル・ラティフィ(スウェーデン)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー(英国)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー(米国)
マックス・グリフィン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
サラ・マクマン(米国)
カロル・ホザ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー(モンゴル)
クリス・グティエレス(米国)

<ミドル級/5分3R>
アリアスカブ・カイジレフ(ロシア)
デニス・チュルリン(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
マノン・フィオホ(フランス)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク(チェコ)
マテウウス・ニコラウ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ(米国)
ブルーノ・ソウザ(ブラジル)

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MMA o UFC   その他 カマル・ウスマン コナー・マクレガー ジョゼ・アルド ドナルド・セラーニ ネイト・ディアス

コナー・マクレガー「復帰戦はカマル・ウスマンのウェルター級王座に挑戦したい」→ウスマン「オクタゴンを殺人現場にしたいのか?」


 コナー・マクレガーが以下のコメント。

「今は復帰戦でカマル・ウスマンのウェルター級王座に挑戦することに興味を持っている。誰にもこのことは言ってなかった。なぜ減量しなきゃいけないのかとここ数日考えていた。もうライト級王座は獲得したし体格も合わせてきたが、今の俺は大きい。体格も大きく、パワーもあり、元気で良いエネルギーを感じている。酷いケガからカムバックしたので体力を消耗したくないし、その必要もないはずだ」

「ウスマン戦には自信がある。ジャブありきのオーソドックスなレスラーで サブミッションがない。彼はどうするつもりだ? どこに危険がある? ないだろう。 彼のグラウンド&パウンドは強くないし、歳も取っている。再び世界を獲るよ。三冠王だ。俺のように3階級で3つのノックアウトを達成した人はいても、3階級でUFCチャンピオンになった者はいない。この試合を実現させればそうなるだろう」

「俺に対する敬意を欠く批判はもうたくさんだ。みんなは俺のゲームの多くの側面に対して私の尊敬を持つべきだ。俺のファイトスタイルやその他全てにだ。タイトルマッチで復帰するつもりだ。そうじゃないと意味がないだろ? 他に何があるんだ?」

「どうなるか見ものだ。試合はいくらでもある。俺は最終的にはファイターだ。いろいろ言ってるが、おそらく何でもやるだろう。だが俺は黄金のベルトが欲しい。アイルランドの三色旗がデザインされてる世界タイトルを手に入れる。あのUFCベルトにその刺繍があるのは俺のおかげだ。だからそのベルトが欲しい」

「今は体重を探っているところだ。もう155ポンドに戻ることはない。食べて、ウェイトリフティングをし、トレーニングし、カロリーカットはしてないで、これがナチュラルな状態だ。もっと大きくできる。170ポンドが目標だ。そこは超えたくない。正しい準備をし170ポンドでフルキャンプをした時は常に素晴らしい時間を過ごしてきた。ネイト・ディアスと再戦とドナルド・セラーニ戦がそうだった。完璧なパフォーマンスだったと思う。UFCのオクタゴンの中でおそらく最高のパフォーマンスだったし、カロリー不足も全くなかった」

「とてもエキサイトしてるよ。歴史が作られるんだ。ゲームは再び揺り動かされる。3階級制覇は前代未聞だ。これが出来るのは俺しかいない。もし俺が170ポンドでカマル・ウスマンをノックアウトしたら、UFCの世界タイトルを3つ獲ることになる。ジョゼ・アルド、エディ・アルバレス、そしてカマル・ウスマンをノックアウトをノックアウトすれば、3つのノックアウト、3つの世界タイトル、3つの階級での達成だ」

 最近4試合の戦績が1勝3敗の選手にそんなチャンスが与えられるわけにはいかないと思うのですが、マクレガーはお構いなしです。


 これに対しカマル・ウスマンはツイッターで「彼は何を言ってんだ?」「みんなオクタゴンで殺人現場を見たいのか」とコメントしています。続きを読む・・・
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デイナ・ホワイト「カマル・ウスマン vs. カネロ・アルバレスなんて馬鹿げている」「マクレガー vs. メイウェザーのようには売れない」

カマル・ウスマン「7月(UFC 276)にレオン・エドワーズと、9月にカネロ・アルバレスとやる」(2022年03月05日)

デイナ・ホワイト「タイソン・フューリー vs. フランシス・ガヌーのボクシングマッチなんて本当にバッド・アイデアだ」(2022年03月05日)

 こちらの続報。


 デイナ・ホワイトが以下のコメント。

「カマル・ウスマンはカネロ・アルバレス戦を本気で考えているのだとしたら止めておいた方がいい。私は全然好きじゃない。何もかもが最悪だ。ウスマンはボクサーではない。カネロはおそらく現在最高の選手だろう。意味の無い馬鹿げた試合だ」

「何人か見たいと思っているのかも分からない。コナー・マクレガー vs. フロイド・メイウェザーの時はどんどん巨大化していったがな」

「タイソン・フューリー vs. フランシス・ガヌーだってそうだ。そんな試合をしてどうなる? 彼らはボクシング世界一だぞ」

「マクレガー vs. メイウェザーは勝手に一人歩きしていった試合だ。どこに行っても両者は対戦するのかどうか聞かれたし、話はどんどん膨らんでいった。ようやく、これは大きな戦いになると確信して、その結果は正しかった。結局、史上最大のPPVの売上を記録した」

「今後についてはどうなるかは誰にも分からない。何かが起こる可能性はあるが、基本的にボクシング対MMAというのは馬鹿げている」
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