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【RIZIN.45】皇治、芦澤竜誠を“魚例え”で挑発!?「しっかり神経締めする」 朝倉海との幻のMMAマッチに実現意欲も 『RIZIN.45』公開練習

大みそかに行われる『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)で、ついにMMAデビューすることが決定した“俺たちのスーパースター”こと皇治(34)。対戦相手がサッカー元日本代表の三浦知良選手の息子である三浦孝太(21)となったことで、世間的にも大きな話題となった。

●『RIZIN.45』対戦カード
・バンタム級タイトルマッチ
フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海
・フライ級タイトルマッチ
堀口恭司 vs. 神龍誠
・フェザー級
クレベル・コイケ vs. 斎藤裕
・フライ級
扇久保博正 vs. ジョン・ドッドソン
・バンタム級
太田忍 vs. 芦澤竜誠
・ヘビー級
スダリオ剛 vs. 上田幹雄
・スーパーアトム級
伊澤星花 vs. 山本美憂
・65キロ級(5分2ラウンド)
皇治 vs. 三浦孝太
・フェザー級
弥益ドミネーター聡志 vs. 新居すぐる
・ウェルター級
イゴール・タナベ vs. 安西信昌
・フェザー級
平本蓮 vs. YA-MAN
・70キロ級(5分2ラウンド)
安保瑠輝也 vs. 久保優太
・60キロ級キックルール(OFG)
篠塚辰樹 vs. 冨澤大智
・バンタム級
平本丈 vs. YUSHI
・フライ級
新井丈 vs. ヒロヤ
・54キロ級
那須川龍心 vs. シン・ジョンミン
・バンタム級
元谷友貴 vs. ヴィンス・モラレス

◆会場チケット発売中
PPVはABEMA、U-NEXT、RIZIN 100 CLUB、RIZIN LIVEにて

#皇治 #芦澤竜誠 #朝倉海 #RIZIN #RIZIN45

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格闘家の年末は?【三連勝/ケガ休養中/大晦日RIZIN】

平井にお越しの際は是非美味しい沖縄料理を!
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応援よろしくお願いします!

■RIZIN.45
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
クレベル・コイケ vs. 斎藤裕
https://jp.rizinff.com/_ct/17663315

第10代修斗世界フェザー級チャンピオン、
RIZIN初代フェザー級王者の総合格闘家・斎藤裕の
選手としての活動情報を伝える動画を投稿しています。

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■メンバーシップご入会はこちら
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■オリジナルグッズ販売中(斎藤裕商店)
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■格闘技ショップトライファイトにて
斎藤裕「Sケージ」グッズ発売中
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■サキホコレアンバサダー就任(2023.7~)
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■斎藤裕のSNS(X/Instagram/ Threads)
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■斎藤裕の公式インフォメーション
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#RIZIN #斎藤裕 #格闘技

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【RIZIN】速報中!RIZIN.45追加対戦カード発表!


大晦日までまだ2ヶ月弱ありますが、早くもさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN.45の追加対戦カードの発表記者会見が行われます。既にファン・アーチュレッタ×朝倉海、堀口恭司×神龍誠、クレベル・コイケ×斎藤裕、扇久保博正×ジョン・ドットソンなど豪華なカードが並んでいますが、果たしてどんな手を打ってくるのか。電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【RIZIN MMAルール 120.0kg】
スダリオ剛
上田幹雄
スダリオ独走状態だったRIZINヘビー級に割り込んできた上田がいきなり激突。打撃が重たいスダリオだが、全世界空手道選手権で優勝している立ち技の本職の上田を相手にどう攻めるのか。面白いマッチメイク。


【RIZINキックボクシングルール 70.0kg契約】
安保瑠輝也
木村“フィリップ”ミノル
ドーピング検査が陽性で出場停止中の木村。現在再検査中で陽性の場合は試合は中止との事。それなら陰性が確定してから発表すればいいような。。。正直どっちも負けてほしい試合だ。。。

質疑応答で榊原信行CEOは陰性か、陽性かも含めて楽しんでほしいと語っていたけど、他のプロスポーツのトップがそんな発言をしてたら即刻辞任だぞ。。。


【RIZIN MMAルール 61.0kg】
太田忍
芦澤竜誠
バンタム級トップを狙っていた太田が一転してMMAデビュー戦の芦澤を迎撃。太田のタックルを切るのはさすがに厳しい気がするが、、、会見では太田の髪型も含めて散々罵倒するも、ポロッと「太田忍というホンモノとやる」と発していたのが微笑ましかった。
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渋谷に新規オープンしたボンサイ柔術東京支部の紹介 クレベル・コイケ

2023年9月に東京渋谷に新規オープンしたボンサイ柔術東京支部を紹介しました。
ボンサイ柔術東京渋谷アカデミー
https://www.kineticarts-ga.co.jp/bonsaijiujitsu
クレベル・コイケ・エルベスト(ボンサイ柔術)
Kleber Koike Erbst
Rizinファイター
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写真提供:RIZIN FF
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榊原信行CEOが『RIZIN.45』の追加カードについて言及

負ける勇気を持って勝ちに行け! 雷神の言霊


12.31『RIZIN.45』でフアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海、堀口恭司 vs. 神龍誠2、クレベル・コイケ vs. 斎藤裕、扇久保博正 vs. ジョン・ドッドソン(2023年10月26日)

 こちらの続報。続きを読む・・・
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BELLATOR o RIZIN UFC クレベル・コイケ ジョン・ドッドソン 堀口恭司 扇久保博正 斎藤 斎藤裕 朝倉海

RIZIN.45:大晦日にアーチュレッタvs朝倉海、堀口vs神龍、扇久保vsドッドソン、クレベルvs斎藤決定。

RIZINバンタム級(-61.0kg)タイトルマッチ 5分3R
フアン・アーチュレッタ
朝倉海

7月に王座決定戦で対戦予定だったが、朝倉の怪我により流れていた試合。アーチュレッタは代役の扇久保と対戦し、体格差もあって組み勝ちタイトルを獲得。朝倉は負傷からの回復度合いが気になるところ。

RIZINフライ級(-57.0kg)王座決定戦 5分3R
堀口恭司
神龍

7月のBellator JAPANでBellatorフライ級王座決定戦として対戦し、わずか25秒で堀口のアイポークで神龍が戦闘不能となりノーコンテストになった試合が、RIZINのフライ級王座決定戦として組み直し。RIZINもいずれはフライ級王座を制定する流れだったし、王座決定戦を行うにはこれ以上ないカード。一方Bellatorのフライ級王座は、結局王者が決まらないままプロモーションごと消滅になりそう。一度はBellatorを選択した堀口が、Bellatorが売却された後どこを主戦場にするつもりなのかも気になる。この試合で負けるようだと、他のイベントとの契約も難しくなり、このままRIZINでキャリアを終えることになるか。

▼フライ級(-57.0kg) 5分3R
扇久保博正
ジョン・ドッドソン

フライ級の次期挑戦者決定戦として申し分ないカード。TUFで準優勝したにも関わらずUFCと契約できなかった扇久保にとって、昨年大晦日の堀口戦に続く元UFCフライ級タイトル挑戦者との戦いとなる。

フェザー級(-66.0kg) 5分3R
クレベル・コイケ
斎藤裕

斎藤が王者だった一昨年、朝倉に勝ったクレベルが挑戦者の第一候補だったが、クレベルの怪我で実現しなかった試合。来月のアゼルバイジャン大会でのケラモフ vs. 鈴木の勝者には金原の挑戦が濃厚だが、次の挑戦者への生き残りを賭けた対戦。

とりあえずは、各階級のランキング(があるとして)上位同士の、理にかなったマッチメイクが並んだ。

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RIZIN.45 大晦日カード発表記者会見 朝倉海、堀口恭司など注目4カード発表

格闘技イベントRIZIN(ライジン)は都内で会見を開き、12月31日大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN45』対戦カード、4カードを発表。

フアン・アーチュレッタ(米国)vs朝倉海のバンタム級タイトルマッチや、堀口恭司vs神龍誠のフライ級タイトルマッチの決定を発表した。

また2021年に対戦機会があったがクレベルの怪我の影響で開催されなかったクレベル・コイケvs斉藤裕や、扇久保博正vsジョン・ドッドソン(米国)が発表された。

#RIZIN45 #朝倉海 #堀口恭司

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【RIZIN45】大晦日興行でバンタム級:アルチュレタ×朝倉、フライ級:堀口×神龍の2大タイトルマッチ決定

【写真】記者会見はYouTubeでもライブ中継された(C)MMAPLANET

26日(木)、東京都目黒区のホテル雅叙園東京にて、12月31日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45の対戦カード発表記者会見が行われた。

記者会見ではバンタム級王座決定戦:ファン・アルチュレタ×朝倉海、フライ級王座決定戦:堀口恭司×神龍誠、フェザー級戦:クレベル・コイケ×斎藤裕、そして扇久保博正×ジョン・ドッドソンのフライ級戦が発表された。会見には朝倉海、神龍誠、クレベル・コイケ、斎藤裕、扇久保博正、さらに米国から堀口恭司とファン・アルチュレタがリモートで出席している。会見に出席した選手の抱負は以下のとおりだ。


ジョン・ドッドソン ※コメント
「また日本に戻るのが待ち遠しい。ヒロマサは以前から俺の名前を出して対戦要求していたが、なぜ俺が世界トップクラスと言われるのかを思い知ることになる。軽々しく俺の名前を出したことを後悔するだろう。また、同じ日にフライ級王座決定戦があると聞いた。それは俺のベルトコレクションがまた増えるということだ。フライ級王座決定戦の勝敗に興味はない。俺にベルトを渡す役目を決めるための試合だ」

扇久保博正
「今の僕の目標は、RIZINフライ級のベルトを巻くことと、RIZINフライ級を盛り上げることです。そのために、この試合は必ず勝ちます。ドッドソンは過去2回、UFCでデメトリウス・ジョンソンを戦っている有名な選手です。その選手に勝って、RIZINフライ級でドッドソンに勝つ選手がいるんだということを世界に見せつけたいと思います。ここで勝ってRIZINフライ級が盛り上がれば自ずとベルトも見えて来るし、来年にフライ級GP開催、というところにも繋がってくると思います」

斎藤裕
「クレベル選手とは2年前に対戦するという話があり、なかなか実現しませんでした。自分としても心残りというか引っかかっているものもあるので、ここで白黒ハッキリできることが嬉しいです。ここで勝って自分が先に進みたいと考えているので、確実に勝ちたいと思います」

クレベル・コイケ
「2年前は私が怪我をして、今回チャンスをもらえることができました。絶対、自分が勝ちます。斎藤選手に勝って、次はもう一度ベルトを獲りたいです」

神龍誠
「フライ級最強の神龍誠です。再戦でタイトルマッチが組まれたので、しっかり勝って完全決着で、僕が初代RIZINフライ級チャンピオンになります。この機会にメッチャ強くなったので、楽しみにしていてください」

堀口恭司
「しっかりブッ飛ばすので、見ていてください」

朝倉海
「前回は僕の怪我でこのカードが流れてしまい、今回また実現することができたので嬉しく思います。ヒザの状態も良くなって、次はしっかり戦えます。生きているかぎり必ずリングに立つので、期待してください。RIZINのベルトは日本人が持っていなきゃいけないと思うので、僕が獲ります」

ファン・アルチュレタ
「タイトルを防衛する準備はできているので、アサクラ・カイ選手はいつでも掛かってきてほしい。ただ前回は試合をやると言って怪我をしていました。怪我を追ってもリングに立つという選択しなかった。そこに男として質が垣間見えたと思います。そんな男と対戦するので、一切負ける気はしません」

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【RIZIN44】「頭をつけてのパスは、吉岡大さんがきっかけ」。金原正徳がクレベル戦を振り返る─02─

【写真】写真は3Rに仕掛けたパス。この圧で背中を見せたクレベルからバックを取った(C)RIZIN FF

9月24日(日)さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されたRIZIN44のメインベント=クレベル・コイケ戦の勝利を金原正徳自らが振り返るインタビュー後編。
Text by Takumi Nakamura

インタビュー前編ではスタンドの打撃におけるリズムの重要性、ギロチンや足関節の防御を対策練習でなく日々、何年も繰り返してきたと金原は話していた。練り上げという部分において、後編ではパスガード、スクランブルについて振り返った彼は、試合が決まってから対策を始める選手たちに対して。「一緒にすんなって話です」と言い切った。

<金原正徳インタビューPart.01はコチラから>


――そして2Rに金原選手が相手のワキの下に頭を置くパスガードを仕掛けていきます。これは金原選手の必殺技と言ってもいい形ですよね。あれはいつ頃から使うようになったのですか。

「それも北岡さんと練習していて、首を抱える相手に対するパスガードとしてやり始めたんですよ。具体的にいつからっていうのは分からないですけど、あれでバレット・ヨシダ選手をパスガードしたことがあったんです。その時にこの技に自信を持っていいんだなと思って、それが一つのターニングポイントになりましたね」

――クレベル戦後にUFCでの金原選手の試合を見返したのですが、すべてあのパスガードを仕掛けていますよね。

「そうなんです。全部あれなんですよ。ずっと自分の強い部分はトップキープとパスガードだと思っているんで、それで勝てなかったら俺は勝てないよねって開き直りも多少あります」

――まさに必殺技ですね。

「必殺技はどんなに研究されようが、どんなに対応されようが決まるものじゃないですか。あれはそういう必殺技なんですよ。だからクレベルが相手でも自信を持っていきました」

――あのパスガードは誰かに教わったものなのですか。

「自分なりに色々試行錯誤して、最終的にあの形にたどり着きました。僕のパスガードはグラップリングじゃなくて、MMAグラップリングなんです。だからパスガードしきれなくても殴れてヒジが落とせる。逆に殴ってヒジを落としてパスガードもできる。そういう技なんですよね。でも原点という意味で言うなら、数年前に亡くなられた吉岡大さんと柔術の練習をしたときに、吉岡さんが絶望的に強かったんです。

その吉岡さんが僕みたいに頭をマットにつける形ではなかったんですけどフックガード潰しが上手くて、そこで色々と教えてもらっていたんですよね。その時に『これはMMAでも使えるな』と思ったので、そういう導きになったのは吉岡さんがきっかけですね」

――MMAでも使えるという意味で、あのパスガードを仕掛けることで相手を体力的に削ることもできるのかなと。

「クレベルは下になっても強いんですけど、練習仲間から『パスガードの攻防でも削ることはできるから』と言ってもらっていて。だったら完全にパスガードできなくてもハーフガードまで持っていて、パウンドとヒジを入れて相手にダメージを与えて消耗させようと思いました」

――それがまさに2Rの最後でしたね。

「クレベルは2Rが終わってかなり消耗していましたけど、あれは僕がパスガードの攻防で削ることができたんだなと思います」

――そして3Rにはバックを巡る攻防があり、そこでも金原選手が競り勝ってトップポジションをキープします。あれは2Rの攻防でクレベル選手が消耗していたことも影響していたように見えました。

「それはあったと思います。バックからのスクランブルの時、僕は絶対に下になりたくなかったんですけど、クレベルは多少下になってもいいやって考えもあっただろうし。あと試合を見返してもらえれば分かりますけど、3R序盤のレスリングの展開でクレベルはロープを掴んだり、途中で背中を見せて立ち上がろうとしているんですよ。これが僕以外の相手だったらクレベルは引き込んでいたと思うんですよね。

でも僕が相手だとそれをやらずにレスリングで頑張った。僕はここに勝機を見出したんですよね。グラウンドで下になっても自信があるクレベルが下になるのを嫌がっているじゃんって。それが分かったから3Rを頑張れたんですよね」

――なるほど。

「あんなにグラウンドで背中をマットにつけることを気にしないクレベルが、背中をつけたくないからバックを取らせるわけですよ。そんな場面が今までありましたか?と。そのぐらい僕にトップキープされるのが嫌なんだなと思ったから、むちゃくちゃ元気になれたんですよ。ここでトップキープしたらいけるって」

――また金原選手のYouTubeチャンネルを見させていただいて、組手の重要さを説いていましたよね。あの試合でも組手は重要な部分だったのですか。

「あまり細かい部分は言えないんですけど、ちゃんと組手を理解しているならば対応できるってことなんですよ」

――個人的には「組手」というワードを使って試合を振り返る選手があまりいなかったので、そこがすごく興味深かったです。

「はっきり言って、みんな浅いんですよね。三角をとられる・ギロチンをとられるとなった時に、その形になってからどう対処するかを考えるじゃないですか。でも実際は技の形に入る前に組手があって、そこから段階を踏んで技の形に入るわけですよ。だから一番最初の組手の時点で対処できていれば、相手がゴールまでたどり着くことはない。そういうことを考えずに技の逃げ方がどうとか言ってるやつらとはね………一緒にすんなって話です。これちゃんと書いておいてください」

――はい、しっかり書いておきます。

「もちろん技の形になった時の対処法や対応策はありますよ。でも僕のなかで【1】→【2】→【3】くらいの段階があって、まずは【1】でしっかり潰す、【1】で対処することが大事なんですよ。それでも試合だから【2】・【3】まで持っていかれることはあるし、それはもうしょうがない。だからそうなった時の対処法は持っておかないといけない。僕からするとみんなは【2】・【3】の対処ばっかりなんです」

――【1】で対処しておけば逃げられるものでも、【2】・【3】になればなるほどリスクは高くなりますよね。

「そうです。今回で言えばクレベルのレベルまでいくと【2】・【3】の段階まで持っていかれると逃げられないんです。だからそうなる前に対処しようって話で、何も難しいことはないです。簡単です」

――横着せずにやるべきことをやれ、と。

「ただ【1】で対処するという話になったとき、そればっかりになってしまうと他のサブミッションをかけたられたり、スイープされてしまったりする。だから他の技にも対応できるベースを作っておいて、相手が狙っている技を【1】で対処するわけです」

――こうして話を聞いていても、金原選手が色々な経験を積んでMMAの技術を練り上げてきたことが分かります。まさに年季が違うMMAだな、と。

「今まで三角絞めが得意な選手とは何人も戦ってきたし、その時に三角絞め対策を何度もやってきました。そういう経験値があるから、僕ぐらいのキャリアになれば対戦相手用の対策はそこまでやらなくてもいいところはありますよね」

――それだけ経験値がある金原選手が先ほどのパスガードのように、一つの技を練り上げてそれで勝負しているというのがMMAの面白さですね。

「その通りです。みなさんもこれからMMAを勉強していきましょう(笑)」

――僕も引き続き勉強させていただきます(笑)。次の試合は大晦日が期待されていると思いますが、そこに向けては準備を始めているのですか。

「筋肉痛くらいしかなかったので、すぐに練習は再開しました。ヴガール・ケラモフ×鈴木千裕次第になりますけど、大晦日に試合をやってほしいという話もいただきましたし、いつでもいける準備はしています」


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【RIZIN44】金原正徳がクレベル戦を振り返る─01─「何年、北岡(悟)さんに首絞められていると(笑)」

【写真】サブミッションへの耐久力、その裏にある日々(C)RIZIN FF

9月24日(日)さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されたRIZIN44のメインベントでクレベル・コイケと対戦して金原正徳は、これまで培ったMMA技術をフル稼働させクレベルから判定勝利を収めた。
Text by Takumi Nakamura

スタンドの打撃におけるリズムの重要性、ギロチンや足関節を対策練習でなく日々、何年も繰り返してきた──金原による「技の解説」にとどまらないMMAの奥深さに迫ったインタビューをお届けしたい。


――RIZIN44のメインイベントでクレベル・コイケ選手に判定勝利した金原選手です。非常に話題になった一戦ですが、金原選手自身はどのような試合だったと感じていますか。

「細かい部分では覚えてないところもありますけど、すごくいいイメージのまま試合を終えることができたと思います」

――金原選手のYouTubeチャンネルでも試合を振り返っていましたが、スタンドでは蹴らずにパンチでいくことを考えていたようですね。

「クレベルは体形的に胴が長くてガードも高いので、下から崩そうという考えがあって、トレーナーとミットをやっていくなかでボディから入っていこうよと話はしていました。それで試合直前に動いているときに、今日はこれでいこうと自分の中で決め事を設けたんです」

――事前の作戦というよりも当日に決めたことだったのですか。

「そうです。当日ミットをやっていて、右ボディからの左フックが調子良かったんですよ。それで試合の時に『これから入ろう!』と言い聞かせていました」

――選手は試合に向けて色んな準備や練習をすると思いますが、当日動いてみたときのフィーリングだったり、しっくり来る動き・来ない動きがありますよね。

「全然あります。僕はあまり対策練習ってしないんですよ。こういうコンビネーションが入るだろうなくらいのニュアンスは持ちつつ、当日の体調や実際に動いた時の感覚で『今日はこれがいいな』って技があるんです。それがクレベル戦では右ボディからの左フックだったということですね」

――金原選手は試合前のインタビューでも「現場合わせ」という言葉を使いますが、そこにはちゃんと意味があるわけですね。

「僕らも人間なんで、その時の気分ってあるじゃないですか。今日はこれやると調子いい、みたいな。僕はそれを大事にしているし、当日の体調や気分で『これだ!』と思うことをやろうと思っています」

――金原さんはボディブローからMMAの打撃を組み立てることが多いですよね。

「やっぱり組んでくる相手に対するボディ打ちは右も左も有効なんですよ。クレベルが組んでくるとは思っていなかったんですけど、最初に話した通り、下から崩していこうとは思っていました。で、いつもの僕だったらローキックやカーフキックを蹴るんですけど、今回は蹴らずにパンチオンリーでいこうと思って、それを決めたのも試合直前なんですよ」

――実際に向かわないと距離感も分からないですし、どう試合に入るかも分からないからですか。

「それもありますし、僕は向かい合ったときの実際の距離感と当日の気持ちで入りを決めます」

――これもお聞きしたかったことですが、金原選手はステップを踏むわけではなく、小刻みに動いてリズムを取っていますよね。あれは意図してやっているのですか。

「僕はハンドスピードが速いわけでもないし、反応がいいわけでもないので、リズムを大事にしているんです。向かい合った時に自分と相手とリズム・波長が合うか合わないか。そこが合えば相手のリズムを崩すことができるし、合わないと後手後手になってしまう。だから立ち合いのスタートの時点で一番大事にしているのはリズムと距離感ですね」

――小刻みに動いているのにはそういう理由があったんですね。

「はい。相手のリズムを崩せばフェイントにも引っかかってくれるし、フェイントに引っかかってくれればパンチが当たる。そこは自分のなかで確信しているところがありますね」

――金原選手の「現場合わせ」や「試合当日に考える」は行き当たりばったりということではなく、金原選手が距離感・リズムを大事にしていて、それは実際に向き合わないと分からないものだからなんですね。

「そうなんですよ。むしろ当日の現場合わせは大事なことで、試合の時の相手のリズムは試合が始まらない限り分からないですからね」

――例えばゆっくりのリズムで想定していても、相手があえてそれを崩して来る場合もあるでしょうし。

「今回で言えばクレベルが先に打撃でプレッシャーをかけたり、組みにきていたりしたら、僕がそれに飲み込まれていたかもしれないし、クレベルはスタートがあまりよくない印象があったので、自分が先手を取ることで15分の中でのリズムを取れるとは思っていました」

――1Rはクレベル選手にギロチンにとらえられる場面もありましたが、あれはしっかり対処できていたのですか。

「何年北岡(悟)さんに首絞められていると思ってるんですか(笑)。僕、北岡さんほどギロチンが上手い人に出会ったことないですよ。それは海外でもそう。海外ではギロチンをやる選手が多いですけど、北岡さんより上手い人はいなかったです。だからそこらへんの選手にギロチンを極められるわけがないです。

それは足関節も同じで今成(正和)さんとか所(英男)さんと何年一緒に練習してるんだって話で。

僕はサブミッションの免疫力はすさまじくあると思っているから、多少苦しいなと思うことはあっても対処できる自信はあります」

<この項、続く>


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