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【UFC310】ギロチンから引き込んだワイドマン。アンダースの鉄槌、パウンドに敗れる……

<195ポンド契約/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
Def.2R4分51秒by TKO
クリス・ワイドマン(米国)

サウスポーのアンダースに対し、ワイドマンが右ミドルを蹴る。続く右ハイをキャッチされそうになったが、足を戻してダブルレッグのフェイクへ。大きくスプロールして反応したアンダースが、逆に組んでケージにワイドマンを押し込む。離れて左の蹴りを繰り出したワイドマン。アンダースはこれをキャッチしてパンチを連続で打ち込む。アンダースは一度間合いを取り直すと、ここも組んでワイドマンを崩す。と、ヒザ立ち状態のワイドマンの頭部にヒザを入れてしまい試合が中断される。

再開後も右ミドルを蹴ったワイドマンは、構えを変えてアンダースのステップインに左ストレートを合わせダウンを奪う。ワイドマンはパウンドからハーフでトップを取ると、しっかりと抑えていく。アンダースは足を戻すが、ワイドマンはすかさず反対側に足を抜きに掛かる。結果的左足と抜きなおしてトップをキープしたワイドマンが初回を取った。

2R、ワイドマンが右を当てると、近い距離でアンダースがパンチの交換に応じる。左を振って前に出るアンダースが左ハイからシングルを狙う。切ったワイドマンだが、打撃の圧に下がり気味になる。左を受けて、組まれたワイドマンはギロチンから引き込む。すぐに頭を抜かれ、背中を預けたワイドマンにアンダースが右を連打する。さらに左の鉄槌、パンチを打ち込んだアンダースは腹ばいから反転してトップへ。左の鉄槌を連続で落とす。

ワイドマンは懸命に肩を押して防ぐが、ポジションを変えるような動きが見られない。やがて左腕を差しにいったワイドマンが、これを潰されて左の鉄槌、拳を打たれ続ける状態に。アンダースが腰を上げて大きな振りのパンチを落とし、さらに左右のパウンドを打ち込む。と、ラウンド終了10秒を前にして、ついにレフェリーが試合を止めた。


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【UFC310】ゴリンボ戦へ、元祖K-1 MMA=ヴィセンチ・ルケ「積極性を失うことは、自分を見失うこと」

【写真】UFCにあってもフィジカルモンスター=ゴリンボを相手に、どのような接近戦打撃MMAをルケは見せるころができるのか (C)Zuffa/ UFC

明日7日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイルアリーナで開催されるUFC 310「Pantoja vs Asakura」。同大会でヴィセンチ・ルケが、テンバ・ゴリンボと戦う。
Text Manabu Takashima

魔裟斗に憧れK-1の距離でMMAを戦ってきたオクタゴンの激闘王ルケは、コロナ期の4連勝からその後は1勝3敗と調子を落としている。パンデミック期間中、名前のあるファイターは戦いを控え、上昇志向の強いファイターは次々と試合を受けた。

そんな時期に名を挙げたものの体は疲弊し、調子を落とした。ルケもその1人かどうかは分からないが、彼は負けが込む間に自身の戦い方を見つめ直してきたという。ニック・ディアス戦が流れることすら想定内、溢れんばかりの戦闘意欲を持ちながら落ち着いた様子のルケ。彼は再びタイトルに向けてウイニングトラックを駆けることができるのか──。


──ヴィセンチ、テンバ・ゴリンボ戦を週末に控えた今の調子を教えてください(※取材は4日に行われた)。

「100パーセントの状態で試合に挑めるよう、仕上げることができた。肉体的にも精神的にも、完璧な状態でバトルに向き合える。キルクリフFCという世界一の練習環境があるので、問題なく調整できている」

──ゴリンボは同門の佐藤天選手に勝っていますね。チームとしてリベンジを果たしたいところではないでしょうか。

「その件があるから、この試合は普段以上に高いモチベーションで臨むことができている。タカシ・サトーは僕にとって最高の友人だ。タカシは1週間後に韓国で試合があるから、今回はずっと一緒に練習してきた。リベンジを果たして、タカシに続いてほしい。

タカシは素晴らしい柔道テクニックの持ち主で、ゴリンボのテイクダウンについて凄く効果的なアドバイスをしてくれたんだ」

──ところでヴィセンチは8月にニック・ディアスと対戦予定でしたが今大会に延期され、さらに負傷欠場でゴリンボと戦うことになりました。どちらがタフな相手云々は問わずして、ただ注目度という点では圧倒的にニック・ディアス戦がゴリンボ戦を上回るのは事実です。このビッグファイトが流れて、気落ちすることはなかったですか。

「8月にディアスとの試合がなくなった時は、本当に落ち込んだよ。それから12月にリスケされたけど、ディアスとの試合を想定して練習をしつつ、今回も試合が組まれないもあると思ってやってきた。誰も何が起こるか分からない。だからディアス戦がまたなくなっても、気持ちをキープすることができていた。もう、これ以上オクタゴンに上がれない時間を過ごしたくなかった。対戦相手がゴリンボになっても、これまで培ってきたモノを全てぶつける。

これが8月の時だったら、代役と戦うことはできなかったかもしれない。あの時の精神状態では。でも、今回は全く問題ない。全力でゴリンボに向き合い、最高のバトルを繰り広げたい。今回のファイトキャンプではサウスポーだけでなく、色々なタイプのファイターとスパーリングを繰り返してきた。その頃から、何があっても大丈夫なように準備をしていたんだ。誰とでも戦えるように」

──ところで2020年と2021年の好調ぶりと比較すると、この2年は厳しい時間を過ごしてきたかと思います。

「確かに過去4試合で3つも黒星をついてしまっている。それも絶好調だった2020年と2021年のファイトとキャンプの繰り返しという日々の跳ね返りだ。ちょっと心身ともに疲れてしまっていた時に、プライベートでも問題があって……。

でも、なかなか勝てない日々こそ僕が進化できるチャンスだった。自分のミスに直視して、トレーニングを続けて成長できた。この3つの敗北の分、僕は強くタフになっている。今のヴィセンチ・ルケがどういうファイターか、土曜日の夜に明らかになるよ」

──この間、ヴィセンチの得意だったキックボクシングのような距離の打撃戦が近年のMMAでは増え、この距離で戦う術を身に着けたファイターが多くなっているように感じます。

「僕はMMAでも、K-1の距離でアグレッシブに戦うスタイルを貫いてきた。でもUFCで20試合以上も戦っていると、少しずつ対戦相手が僕の戦いを研究し、対策を練るようになってきたことは感じていた。だからこそ、この間に自分の打撃戦を見直してきたんだ。技術の幅を広げ、より多様性のある戦いができるように。でも、このトライはすぐにオクタゴンの中で成果が分かるモノじゃない。年単位で堅実な変化があるかどうか。それが今回の試合で見られるのか。新しいウェポンを持ってオクタゴンに上がり、微調整を加えたファイトをするつもりだよ」

──激闘王が、自制をしてアグレッシブ一本槍ではないファイトを心掛けるようになる?

「時には距離を取って戦う必要は、あるだろう。ただ、積極的に戦うことが僕のファイトの軸にある。それは変わらない。積極性を失うことは、自分を見失うこと。そうなると戦えない。ヴィセンチ・ルケとして、僕は自分の戦いを全うするつもりだよ」

──では改めてゴリンボの印象を聞かせてください。

「彼は打撃もできるし、グラップリングも強い。スタミナもあるウェルラウンディットな対戦相手だ。人並外れたフィジカルの持ち主で、そのパワーで勝利を手にして来た。打撃にしても、組み技にしてもパワフルで粗い。それがここまでは、功を奏してきたといえる。

ああいう戦い方をされると、リズムが狂ってしまうことが多々あるんだ。ただ、彼はまだ僕と同じレベルの厳しい戦いを経験したことがない。この試合で、ゴリンボはソレを知ることになるだろう。キルクリフFCには様々なタイプのファイターが練習している。だから自分のリズムで戦えない時のアジャストの仕方、想定外の事態に陥った時の対処方法を身に着けている。土曜日の試合はゴリンボにとってビッグファイトになるだろうし、全力で向かってくることは間違いない。でも、僕はその全てに対応できるだろう」

──再起へ、どのような試合をしたいと思っていますか。

「前回の試合で、僕はもう下り坂を転がり始めたと思う人がたくさんいたようだ。でも、僕のピークはこれからだよ。33歳を迎えてフィジカル、メンタル、テクニックと全てにおいて成長している。来年、ウェルター級をドミネイトするだけの力があることをゴリンボとの試合で証明する。大きくジャンプをする前には、一度屈むことが必要だろう?  前回のまでの試合が、それだったんだ」

──押忍。ではヴィセンチの復活を期待する日本のファンに一言お願いします。

「日本の皆の応援に、いつも感謝している。僕のママは実は黒帯の空手家なんだ。子供のころから、ずっと日本の武道の規律を教わってきた。僕の夢は日本で戦うこと。いつの日か、実現させたい。そのためにUFC310で皆が楽しめ、納得いく試合をして勝利を手にすることを約束するよ」。

■視聴方法(予定)
12月8日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前12時~PPV
午前7時 30分~U-NEXT


■UFC310対戦カード

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
[挑戦者] 朝倉海(日本)

<ウェルター級/5分5R>
シャクハト・ラクモノフ(カザフスタン)
イアン・ギャリー(アイルランド)

<ヘビー級/5分3R>
シリル・ガンヌ(フランス)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
クロン・グレイシー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ランドヴェール(米国)
チェ・ドゥホ(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ドミニク・レイエス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
アルジャメイン・ステーリング(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ブライアン・バトル(米国)

<195ポンド契約/5分3R>
クリス・ワイドマン(米国)
エリク・アンダース(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・ダーデン(米国)
ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ(米国)
マックス・グリフィン(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
チェイス・フーパー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)

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UFC310:オッズ/予想と展望

アレシャンドレ・パントージャ 1.36
朝倉海 3.25
シャフカト・ラフモノフ 1.26
イアン・マシャド・ギャリー 3.90
シリル・ガーン 1.29
アレクサンドル・ボルコフ 3.60
ブライス・ミッチェル 1.14
クロン・グレイシー 5.50
ネイト・ランドウェア 1.71
チェ・ドゥホ 2.20
ドミニク・レイエス 1.28
アンソニー・スミス 3.70
ビセンテ・ルーケ 2.30
テンバ・ゴリンボ 1.65
モフサル・イヴロイエフ 1.38
アルジャメイン・スターリン3.15
ランディ・ブラウン 2.90
ブライアン・バトル 1.43
クリス・ワイドマン 1.87
エリク・アンダース 1.95
コーディ・ダーデン 2.30
ジョシュア・ヴァン 1.65
マイケル・キエーサ 2.05
マックス・グリフィン 1.80
クレイ・グイダ 7.50
チェイスフーパ1.09
ケネディ・ンゼチュク 1.15
ルーカス・ブジェスキー 5.25

過去のパントージャのオッズ(直近3戦+朝倉海同様RIZINバンタム級王者で初参戦のケイプ戦)。

アレシャンドレ・パントージャ 1.54
ティーブ・エルセグ 2.50
アレシャンドレ・パントージャ 1.53
ブランドン・ロイバル 2.60
ブランドン・モレノ 1.50
アレシャンドレ・パントージャ 2.65
アレシャンドレ・パントージャ 1.91
マネル・ケイプ 1.91

アンダードッグだったモレノ戦以降はいずれもSlight Favorite(僅差でフェイバリット)だったが、今回はModerate Favorite。僅差ではないが大差でもない、中程度の差と見られている。朝倉海UFCデビュー戦、7年ぶりのフライ級、初の5分5Rと不安要素が多いので、この評価は致し方ない。

それでも一発勝負なら勝つチャンスはある。5Rマッチだが、ペース配分を考えるようだと長期戦になり、経験に勝るパントージャのペースになる。4R以降に失速する覚悟で、いつも通りの戦い方をしていった方がKO勝ちのチャンスが出てくる。開始直後に自ら間合いを詰めていけるかどうか。様子見してくる相手に合わせてしまったり、逆にパントージャが攻めてくるのを受けてしまうようだと厳しくなる。

予想はパントージャの判定勝ちだが、アップセットでのKO勝ちに期待。

セミは、本来メインでベラル・ムハメドのタイトルに挑戦予定だったラフモノフが、ベラる欠場により、イアン・マシャド・ギャリーとの無敗対決に。てっきり暫定王座決定戦になるものと思っていたし、そうしても文句は出ないと思っていたが、ノンタイトル戦5Rマッチに。ギャリーは昨年までキルクリフFCに所属しており、ラフモノフとは同門だったが、現在はシュートボクセ・ディエゴ・リマに移籍している。

こちらはやや離れたオッズに。同じ無敗だが、ラフモノフは全試合フィニッシュ勝利。自称ネクストマクレガーのギャリーはUFC8戦のうち5試合が判定での勝利。前戦はBellatorから移籍のマイケル・ペイジのUFC2戦目での対戦で、組んでバックを取っての判定勝ちだった。ラフモノフに比べると、慎重に勝てる相手をチョイスされてきた印象。

ラフモノフ一本勝ちと予想。

メインカードでビセンテ・ルーケとの対戦が予定されていたニック・ディアスの欠場により、急遽組まれたのがブライス・ミッチェル vs. クロン・グレイシーの一戦。2019年のカブ・スワンソン戦ではパンチを被弾しながらも組みに行くものの、引き込みすらさせてもらえず完封負け。4年ぶりの復帰戦となった昨年5月の試合では、シャルル・ジョーデイン相手に打撃のスキルが劣化しており打ち負け、引き込みを繰り返しても付き合ってもらえないという、スタイル的にも退化していた内容で完敗。なのに今回はランカーのミッチェルとの対戦に。

柔術黒帯で、16勝中KO勝ちはゼロ、一本勝ちが9回のグラップラー・ミッチェルだが、さすがにクロン相手には寝技に付き合わない方がイージーに戦えるだろう。オッズでは今大会で2番目の大差でミッチェルがフェイバリット。メインカードに抜擢されているが、クロンにとっては正念場となる試合。しかし、前回の戦い方を見る限りは望み薄か。

第1試合開始は8日朝8時から。速報します。

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o ONE UFC UFC309   エリク・アンダース クリス・ワイドマン

『UFC 309: Jones vs. Miocic』クリス・ワイドマン vs. エリク・アンダースが直前に中止



 『UFC 309: Jones vs. Miocic』のプレリミナリーカードで予定されていたクリス・ワイドマン vs. エリク・アンダースですが、アンダースのドクターストップにより直前に中止されるとのこと。これにより大会開始時刻が日本時間8時30分に変更されます。続きを読む・・・
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o UFC キック クリス・ワイドマン

UFC on ESPN+98:セミファイナル・ブラッド・タバレス vs. パク・ジュンヨン

ミドル級。7月に組まれていたが、ジェヨンの計量後の体調不良により中止となっていた。

タバレスはTUF出場から15年間UFCで戦い続けている大ベテラン。UFC15勝9敗と勝ち越しているが、15勝のうち13勝が判定勝ち(2KO)。組んでケージへの押し込みが武器。しかし、ここ4戦では1勝3敗で、勝ったのは連敗中だった元王者クリス・ワイドマン戦。直近の2敗はKOでの負けで、ダメージが徐々に蓄積してきている。36歳。

韓国のジュンヨンはUFC7勝3敗と、ランキング一歩手前。押さえ込みでの判定勝ちが多かったが、3試合連続チョークでの一本勝ちし4連勝とすると、前戦で元ランカーのアンドレ・ムニスと対戦。実に11度もテイクダウンを奪われ、ムニスのポジションキープからのコントロールに苦しめられたが、上を取り返してのパウンドでダメージを与えたのはジュンヨン。最近の傾向だとグラウンドでのコントロールは評価されにくいが、判定はスプリットでムニスに入り、ジュンヨンの連勝はストップし、ランキング入りは遠のいてしまった。33歳。

カーフを蹴ったジュンヨンにタバレスのワンツーがヒット。後方にダウンしたジュンヨン。すぐにバックに回るタバレスハーフバック。立ったジュンヨン。タバレスクラッチを放して離れた。ジュンヨンパンチで出る。ダウンのダメージはないのか。タバレスはケージ際をサークリング。ジュンヨンのワンツーに右を返してヒット。ジュンヨン組んでケージに押し込む。外掛けテイクダウン狙い。こらえたが背中を向けたタバレスからスタンドバック。離れ際にバックヒジを入れたジュンヨン。残り1分20秒。また詰めるジュンヨン。カーフキック。ワンツーを返すタバレス。ジュンヨンの右がヒットするがタバレスも右を返す。さらにカーフキック。ケージ際から出さずにパンチを入れるジュンヨンだが、タバレスサミングをアピールしタイムストップ。しかしビデオ判定の結果有効なパンチと見なされ続行。ホーン。

1Rはダウンを奪ったタバレス

2R。シャープなワンツーを入れるタバレス。ジュンヨン打たれながらも出る。蹴り足を取って軸足を払いテイクダウンしたが、タバレスすぐ立った。が、ケージを背負っている。ジュンヨンパンチを打ち込む。タバレスのパンチももらっているが打たれながら打ち合うジュンヨン。ケージに押し込みアッパー。カーフキック。何度もカーフを蹴るジュンヨン。前に出る圧はなくなったが、カーフ狙いに切り替えたか。タバレスワンツー。距離を取ってのカーフを蹴り続けるジュンヨン。ジャブ。タバレスは強打で出る。手数ではジュンヨン。ジャブを突く。ホーン。

2Rは有効打数でジュンヨンが取り返したか。

3R。ジュンヨンまた出てきた。足を止めての打ち合い。バランスを崩したタバレスがケージまで後退するとそこに飛びヒザ。ブロックしたタバレスだがジュンヨン組んでスタンドバックに。テイクダウン狙い。こらえているタバレスだが、組み負けた体勢で時間が過ぎていく。タバレス外掛けテイクダウン。すぐに亀になるタバレスハーフバックの体勢。パウンドからチョークを狙う。逃げなければいけないタバレスだがチョークのディフェンスが精一杯で時間が過ぎていく。ヒジ。ハーフガードの体勢になったが固められ動けないタバレス。タイムアップ。

ガッツポーズを見せる両者だが…。

29-28タバレス、29-28ジュンヨン、29-28ジュンヨン。スプリットでジュンヨン勝利。

判定は割れたが、2R・3Rはジュンヨンが妥当では。ジュンヨンは1Rのダウンのピンチを乗り越えて再起に成功した。

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45 AB F1 MMA o UFC   アザマット・ムルザカノフ アレッシャンドリ・パントージャ エドゥアルダ・モウラ エリク・アンダース カリーニ・シウバ クリス・ワイドマン コルビー・コヴィントン ジャン・ウェイリ ジョン・ジョーンズ タティアナ・スアレス ダスティン・ポイエー デイヴィソン・フィゲイレド ニュース ピョートル・ヤン 朝倉海

11.16『UFC 309』アレッシャンドリ・パントージャ vs. 朝倉海の画像が出回る/朝倉海「フェイクニュースが多いから正式発表をもう少し待ってね」

革命のアウトサイダー [ 朝倉海 ]


朝倉海、UFCデビュー戦から「レベルの高い選手」と対戦することを示唆(2024年08月15日)

 こちらの続報。


 MMA UNCENSOREDというアカウントが11月16日にニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催する『UFC 309』の対戦カードとして以上の画像をアップ。上の方が切れていますが、メインカードがジョン・ジョーンズ vs. スティペ・ミオシッチのヘビー級タイトルマッチ、アレッシャンドリ・パントージャ vs. 朝倉海のフライ級タイトルマッチ、ジャン・ウェイリ vs. タティアナ・スアレスの女子ストロー級タイトルマッチ、コルビー・コヴィントン vs. ダスティン・ポイエー、デイヴィソン・フィゲイレド vs. ピョートル・ヤンとなっています。

UFC 309 - Nov. 16(Sherdog)

 しかしSherdogでは今のところ判明しているのは、ニキタ・クリロフ vs. アザマット・ムルザカノフ、ジョナサン・マルティネス vs. マーカス・マクギー、カリーニ・シウバ vs. ヴィヴィアニ・アラウージョ、ヴェロニカ・ハーディー vs. エドゥアルダ・モウラ、クリス・ワイドマン vs. エリク・アンダースの5試合のみです。

 当サイトは基本的にSherdogの他にいくつか信用できるサイトやアカウントの情報を紹介していますが、これはさすがに無視できないので一応紹介しました。MMA UNCENSOREDは信憑性の低い噂も含めて掲載しているのでしょう。



 この噂に対し、朝倉海はXでこんなコメントをしています。

カイ・カラ・フランス「UFCがカイという男(朝倉海)を連れてくるらしいが本物のカイは俺の方だ」「いきなりビッグネームと戦うなんて甘い考えは良くない」(2024年08月20日)

 しかし、朝倉海自身がUFCデビュー戦から「レベルの高い選手」と対戦することを示唆したり、先月カイ・カラ・フランスが「UFCが日本からカイ(朝倉)という男を連れて来ようとしていると聞いたが、本物のカイは俺の方だ」「俺とパントージャには歴史がある」とコメントしていることから、あながちデマとも言い切れません。続きを読む・・・
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AB F1 MMA o UFC UFC Fight Night   アザマット・ムルザカノフ アリアネ・リプスキ アロンゾ・メニフィールド エリク・アンダース カリーニ・シウバ クリス・ワイドマン ナタリア・シウバ

11.16『UFC 309』でニキタ・クリロフ vs. アザマット・ムルザカノフ、カリーニ・シウバ vs. ヴィヴィアニ・アラウージョ



11.16『UFC 309』でクリス・ワイドマンとエリク・アンダースが対戦(2024年08月08日)

 こちらの続報。


 UFCが11月16日にニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催する『UFC 309』でニキタ・クリロフ vs. アザマット・ムルザカノフのライトヘビー級マッチが行われることを確認したとのこと。

 クリロフは昨年3月の『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でライアン・スパンに1R三角絞めで勝利して以来1年8ヶ月ぶりの試合で3連勝中。現在UFCライトヘビー級ランキング7位。ムルザカノフは8月の『UFC on ABC 7: Sandhagen vs. Nurmagomedov』でアロンゾ・メニフィールドに2R KO勝ちして以来の試合でプロデビュー以来14連勝中(UFC4連勝中)。現在UFCライトヘビー級ランキング11位。


 同じく『UFC 309』でカリーニ・シウバ vs. ヴィヴィアニ・アラウージョの女子フライ級マッチが行われるとのこと。

 シウバは4月の『UFC on ESPN 55: Nicolau vs. Perez』でアリアネ・リプスキに判定勝ちして以来の試合で9連勝中(UFC4連勝中)。現在UFC女子フライ級ランキング11位。アラウージョは2月の『UFC Fight Night 235: Dolidze vs. Imavov』でナタリア・シウバに判定負けして以来の試合。現在UFC女子フライ級ランキング9位。続きを読む・・・
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F1 IRIDIUM MMA o UFC UFC Fight Night   エリク・アンダース クリス・ワイドマン ジェイミー・ピケット ブルーノ・シウバ

11.16『UFC 309』でクリス・ワイドマンとエリク・アンダースが対戦



 UFCが11月16日にニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで『UFC 309』を開催することと、クリス・ワイドマン vs. エリク・アンダースのミドル級マッチを行うことをイリジウム・スポーツエージェンシーが発表。

 ワイドマンは3月の『UFC on ESPN 54: Blanchfield vs. Fiorot』でブルーノ・シウバに3Rテクニカルデシジョン(※アイポークがあったため)で勝利して以来の試合。

 アンダースは3月の『UFC Fight Night 238: Rozenstruik vs. Gaziev』でジェイミー・ピケットに判定勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN54 クリス・ワイドマン ブルーノ・シウバ ボクシング

【UFC ESPN54】ワイドマンがシウバをTKOで下すも、アイポーク頻発で後味が悪い3年7カ月ぶりの勝利

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン(米国)
Def.3R2分18秒 by TKO
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

左手を前に突き出したが距離を詰める。ワイドマンが右ミドルを繰り出すと、シウバがサウスポーにスイッチする。シウバは左ストレートをボディに伸ばした。ワイドマンが距離を詰めてダーティボクシングから、蹴りを散らしながらシウバにケージを背負わせた。ここで打ち合いとなり、ワイドマンの右を受けたシウバの動きが止まる。しかしワイドマンもシウバのパンチをもらい、いったん距離を置く。そして組みついたワイドマンが頭を下げたシウバの顔面に右ヒザを連打する。ボディロックに切り替えたワイドマンがリフトアップした。シウバも体を起こすがバックコントロールを許してしまう。ワイドマンは動かないシウバの足にヒザをコツコツと入れ続けた。

2R、ワイドマンがジワリジワリと距離を詰める。シウバはスイッチしながら、ワイドマンの蹴りをキャッチしながら右ストレートを合わせた。マットに手を着いたワイドマンもすぐに立ち上がる。サウスポーにスイッチしたワイドマンの左ローが当たり、シウバがスイッチを繰り返す。ワイドマンがオーソドックス、シウバがサウスポーに戻すと、ワイドマンの右三日月蹴りがシウバのボディに突き刺さる。シウバもワイドマンの蹴りにパンチを合わせるが届かない。打ち合いになるとワイドマンが下がる。ワイドマンが右ボディストレートでシウバを下がらせた。

ここでシウバがワンツーを繰り出したが、ワイドマンの左手がアイポークを引き起こした。シウバに休憩が与えられて再開後、ワイドマンが蹴りを散らしながら、出てきたシウバに右ストレートを合わせていく。シングルレッグはスプロールされたが、ワイドマンが左ジャブを突く。さらに左ジャブを打ち下すとシウバがグラついた。シウバのパンチもワイドマンのアゴを捉える。シウバも連打を繰り出すが、ワイドマンが右の打ち下ろしを当て、さらに右アッパー。左目下から出血が見られるワイドマンだが、ラウンド終了間際にパンチのラッシュでシウバを追い詰めた。

最終回、シウバが右ジャブを伸ばす。ここでまたもワイドマンのアイポークが発生したと、シウバがケージ中央でうずくまった。リピート映像が流れると、会場の観客はシウバにブーイングを浴びせる。シウバの指のほうがワイドマンの目を襲っているようにも見えるが……。再開後、シウバがパンチから右ミドルハイに繋げる。ワイドマンも右ハイを返した。ワイドマンのフェイントに対し、シウバが下がる。シウバが突っ込んで来るとワイドマンが左を合わせてダウンを奪った。ここでもアイポークを主張するシウバにワイドマンがパウンドの連打を浴びせると、シウバは亀になりレフェリーは試合をストップした。

ここでリプレイ映像が流されると、ワイドマンの左手、さらに右手が連続でアイポークになっていることが分かる。シウバは両手を広げて抗議し、涙を流しながらワイドマンと抱擁したが、ここは納得できないだろう。
1試合前でもデュマがアイポークをアピールしながら試合は続行され、ルジボエフのパウンドで決着した。アイポークはファイティング・アクシデントだ。レフェリーにも把握できないケースが多いかもしれない。しかし試合展開を変えてしまうケースが頻発するのであれば、ルール上で何かしらの対策は必要になる。特に手を広げて戦うことが多かった今回、ワイドマンのアイポークは目立っただけに、競技運営面での対応が求められる。


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45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN54 アントン・トゥルキャリ アンドレ・ペトロスキー イボ・アスラン エリン・ブランクフィールド エルベウチ・バーンズ カイル・ネルソン クリス・ワイドマン コナー・マシューズ ジェイコブ・マルクーン ジュリオ・アルセ ジョアキン・バックリー セドリクス・デュマ チディ・ンジョグアニ デニス・ブズーキア ヌルスルタン・ルジボエフ ネイト・ランドヴェール ビル・アレジオ ブルーノ・シウバ マノン・フィオホ メリッサ・ガト ルピタ・ゴディネス ヴィクトリア・ダダコワ ヴィセンチ・ルケ ヴィルナ・ジャンジローバ 食事

【UFC ESPN54】ウスベキスタンMMAのパイオニア=ヌルスルタン・ルジボエフ「何かを残す」

【写真】セレモニアル計量には、ウズベキスタン国旗とともに臨んだ(C)MMAPLANET

30日(土・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールで開催されるUFC on ESPN54「Blanchfield vs Firot」。同大会にカザフスタン、キルギスに続き、中央アジアから台頭しつつあるウズベキスタン人ファイターのヌルスルタン・ルジボエフが出場し、メインカードでセドリクス・デュマと対戦する。
Text by Manabu Takashima

大会開催地であるアトランティックシティ近隣の大都市は、実は州を跨いだフィラデルフィア。ウズベキスタンMMA界のルジボエフは、現在フィラデルフィア在住でご当地ファイターということになる。フィラデルフィアに存在するウズベキスタン・コミュニティに支えられ、ルジボエフを65カ月振りにインタビューした。


――ヌルスルタン、2018年11月にキルギスで取材をさせてもらって以来、5年5カ月振りにインタビューできて凄く嬉しいです。

「あぁ、WEFでマルコス・ソウザと戦った次の日にインタビューをしてもらったね。覚えているよ(笑)」

──あの時、ヌルスルタンはUFCかBellatorファイターになってウズベキスタンのMMAを盛り上げたいと言っていました。そして今、UFCファイターになっています。

「サンキュー。あれから、僕も随分と場数を踏んできた。それと同じように、ウズベキスタンのMMAも成長してきた。あの頃、ウズベキスタンではMMAの大会も行われてもいなかったけど、今ではいくつかの団体があってイベントも定期的に開かれている。良い感じで成長しているよ」

──当時は国内に良い練習環境がなく、チェチェンで練習をしていると言っていました。その後、練習環境はどのようになっているのでしょうか。

「あれからウズベキスタンでもMMAの練習ができるようになっていたけど、3年前から米国にやってきてフィラデルフィアのマルコスMMAで、ジョアォン・マルコスの指導を受けているんだ」

──言葉、食事、習慣、随分とウズベキスタンと米国と違うと思いますが、困難なことはなかったですか。

「ペンシルヴァニアにはウズベキスタン料理のレストランもあるし、ウズベキスタンのコミュニティが、しっかりと存在しているので何も問題はない。今の練習環境を与えてくれたスポンサーにはとても感謝している」

──日本ではないですが、韓国のスウォンに中央アジアやコーカサスのファイターが集まって練習しているジムもありました。

「あぁアジスベク・ノロフのところだろう?」

──ハイ、そうです!!

「アジスベクはとても仲が良いんだ、普段から頻繁に連絡を取り合っている。彼もウズベキスタンを離れて頑張っている。ウズベキスタンでも練習環境は整いつつあるけど、僕と毎日練習したいと思う相手がいなかった。だから、米国で練習しようと思ったんだ(笑)。米国では1日に3部練をすることも可能だ。休んで、食べて、練習──その繰り返しの日々を送ることができる」

──そのような練習環境を経て、UFC2戦目を迎えます。今の気持ちは?

「全て順調に調整できている。3カ月かけて、しっかりと準備してきた。その全てを土曜日の夜に披露したいと思っている」

──では対戦相手の印象を教えてください。

「若いのに3度も、UFCで戦っている。良い選手だと思う」

──どのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「それは秘密だ。試合を見てほしい」

──どのような作戦かということでなく、どのような試合を見せたいのかを教えてもらっても良いですか。

「ケージのなかでは何が起こるか分からない。でも、何かを残したい。そして、ウズベキスタンに持っているフィットネスジムの皆に、この間の練習の成果を見せたい」

■視聴方法(予定)
3月31日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFC ESPN54対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
マノン・フィオホ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
ジョアキン・バックリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
クリス・ワイドマン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ヌルスルタン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
セドリクス・デュマ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
カイル・ネルソン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
リース・マッキー(アイルランド)

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ランドヴェール(米国)
ジャマル・エマース(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ジュリオ・アルセ(米国)
エルベウチ・バーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
コナー・マシューズ(米国)
デニス・ブズーキア(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イボ・アスラン(トルコ)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<女子フライ級/5分3R>
メリッサ・ガト(ブラジル)
ヴィクトリア・ダダコワ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキー(米国)
ジェイコブ・マルクーン(豪州)

<バンタム級/5分3R>
エンジェル・パチェコ(米国)
キャオラン・ローラン(アイルランド)

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