カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN05 ONE164 UFC アミール・アリアックバリ エジソン・マルケス エドゥアルド・フォラヤン キック クリスチャン・リー ケイド・ルオトロ ジェネリン・オルシム ジェレミー・パカティウ ジャレッド・ブルックス ジョシュア・パシオ タイ・ルオトロ チャンネル ティオル・タン デニス・ザンボアンガ ドレックス・ザンボアンガ パク・デソン パンクラス ボクシング マテウス・ガブリエル マテウス・ガムロ マラット・ガフロフ ミレーナ・カオリ モン・ボー ライニア・デリダー リン・フーチン ロベルト・ソルディッチ 石井慧

【ONE FN05】KSW二冠王のニューチャレンジ。ロベルト・ソルディッチ「ロボコップの強さを──」

【写真】石井慧とも練習経験があり「サトシは世界中で色々なルールで戦い、練習もしている。ビッグハートの持ち主で素晴らしい男だよ」と話していたソルディッチ。写真はマニラでの記者会見から (C)ONE

3日(土・現地時間)、フィリピンはマニラのMOAアリーナで開催されるONE Fight Night05でロベルト・ソルディッチが同プロモーション初陣を戦う。

キャリア11連勝中、無敗のムラッド・ラマザノフという強豪を相手にするKSWウェルター級&ミドル級王者は20勝3敗の戦績を残し、判定勝ち2度だけというフィニッシャーだ。UFCでも通用するという声が戦ったソルディッチは、なぜONEをニューチャレンジの場としたのかを尋ねた。


――週末にONEデビュー戦が控えています。今の気持ちを教えてください(※取材11月29日に行われた)。

「準備はできているよ。ファイトキャンプでは、全て必要なことを終えることができた。無敗のムラッド・ラマザノフとは良い試合になるだろう」

──今回もドイツのUFDジムで練習をしてきたのでしょうか。

「そうだね。それと自分の家のジム、そしてレスリングクラブで調整してきた」

──クロアチア国旗の下、戦うロベルトですが今はドイツに生活基盤を置いているのですね。

「僕はボスニア生まれのクロアチア人で、18歳までボスニアで生活をしてきた。それからはドイツとクロアチアでトレーニングをするようになり、この3カ国を行き来してきたんだ。ボスニアにも家があるけど、ファイトキャンプがスタートするとクロアチアとドイツに行くようになったんだ」

──キャリアのほとんどを欧州、最近ではポーランドのKSWで戦ってきました。フィリピンまでのロングフライトと時差があるなかでの調整はこれまでと違うかと思われますが、問題なかったですか。

「シンガポールを何度か訪れているけど、やはりファイトで大陸を越えてくるのは違う。ただし2週間前からマニラ入りをしているから問題ないよ。時差ボケもなく、クリーンな食事もできている。減量、トレーニング、全て上手く行っている。新しい場所で戦うことを楽しんでいるよ。

これまで殆どの試合でフィニッシュしてきたけど、期待されているのが分かるから少しプレッシャーは感じている。ただしアジアでもロボコップの強さを見せつけ、ファンには僕の試合を楽しんでもらいたい」

──2018年からKSWで戦い始めましたが、コロナ後にライバルであったドリキュス・デュプレッシー(※EFC経由)やフェザー級とライト級の二冠王マテウス・ガムロがUFCに転じました。ロベルトはそのままKSWで戦いウェルター級王座に続きミドル級王座も獲得しました。そしてONEと契約。なぜ、ONEを選択したのでしょうか。

「KSWとは契約が残っていた。2階級王者になり、それ以前からドイツ、ロシア、セルビア、スイス、KSWではポーランドと英国とヨーロッパ全土で戦い、対戦相手を倒し続けてきた。僕には新しいチャレンジが必要だった。今年の7月に契約が切れて、もうポーランドで戦う意味は見いだせなくなった。

ポーランドとKSWには感謝しかないよ。そしてUFCやONEと同様に、KSWも素晴らしい条件で契約更新を打診してくれた。でも、今言ったように僕には新しいチャレンジが必要だったんだ。そんな時、ONEに招かれてシンガポールにやってきて、ここでは他と違うチャレンジができると感じた。だから契約をし、チャトリはクロアチアまで来てくれて記者会見を開いてくれた。

彼がどれだけ僕をリスペクトしてくれているのか、分かった。シンガポールではEVOLVE MMAでも練習したし、全てにおいてONEとの契約には満足している。契約書を目にした時、『ノー』なんて返事をすることはできなかったよ。長期契約を結んだONEでは、これまでと違うチャレンジが待っている。そこにはキックボクシングのベルトを狙うことも含まれているだろう。他のルールにも挑戦したい気持ちもある。ただし、今はMMAでタフな対戦相手が用意されているから、ここからまずMMAのベルトを狙いたい。誰と試合を組まれても、僕は断ることはない」

──計量方法、ルールについてどう思っていますか。

「僕がONEと契約した1つの理由が計量システムにある。健康に食事をして、戦うことはファイターにとって重要だ。4、5キロ落としても食事をして、水分を摂ってファイトウィークを過ごせている。ルールには関しては、グラウンドでのヒザ蹴りは経験ない。でも、レスラーのテイクダウン狙いをスプロールすると、ヒザを入れることができるのは僕にとっても都合が良いルールセットだ。違ったルール、新しいルールをエンジョイしたい」

──ラマザノフはLEGEND FC、パンクラス、元ONE世界王者を下してきました。彼の力をどのように見ていますか。

「ダゲスタン、カビブ・ヌルメゴメドフのチーム所属だからパワフルなレスリングと、寝技でも極めを持っている。ただし、僕もドイツではダゲスタン人、チェチェン人ファイターと練習してきた。彼らのテイクダウンとコントロールと日々向き合ってきた。ONEが用意してくれた最もタフなファイターとの戦いはベルトが掛けられていてもおかしくない。それでも勝つのは僕だ。プレッシャーを与えて、フィニッシュする。その次の相手は誰になるか楽しみだよ」

──ウェルター級はライト級との二冠王クリスチャン・リーがベルトを巻いています。

「クリスチャンは強い。技術力も高く、フィニッシュ力もある。精神的にも強い。だから2階級のチャンピオンなんだ。尊敬しているし、ラマザノフに勝ったらどうなるのか。彼との対戦はタフになることは絶対だからこそ、戦いたい」

──ではまだロベルトのことを知らない日本のファンに、自身の強さをアピールしてもらえないでしょうか。

「う~ん、KSWから世界的な規模のプロモーションであるONEで戦うようになっても、ベストを尽くすということに何も変わりはない。プロフェッショナル・スポーツマンとして、対戦相手をリスペクトし、ファンに喜んでもらえる試合を心掛ける一方で、絶対にフィニッシュを狙う」

──クロコップが今もビッグネームである日本のファンに、ロボコップはインパクトを与える自信がどれだけありますか。

「そうなって欲しいね。自分のことを信じているよ。そして僕はクロコップともずっと練習してきた。僕が日本で戦うことがあれば、必ずコーナーにはクロコップについてもらうよ」

■ONE Fight Night05放送予定
12月3日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night05対戦カード

<ONE世界ライトヘビー級(※102.01キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ライニア・デリダー(オランダ)
[挑戦者]アナトリー・マリューヒン(ロシア)

<ONEサブミッショングラップリング世界ライト級(※77.1キロ)王座決定戦/12分1R>
[王者]ケイド・ルオトロ(米国)
[挑戦者] マテウス・ガブリエル(ブラジル)

<ONE女子ムエタイ・アトム級選手権試合/3分5R>
[王者] アリシア・エレン・ホドリゲス(ブラジル)
[挑戦者] ジャネット・トッド(米国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
ロベルト・ソルディッチ(クロアチア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
パク・デソン(韓国)
ローウェン・タイナネス(米国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
アンバー・キッチン(英国)
ジャッキー・ブンタン(米国)

<サブミッショングラップリング81キロ契約/12分1R>
タイ・ルオトロ(米国)
マラット・ガフロフ(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リン・フーチン(中国)
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)モン・ボー(中国)

■放送予定
12月3日(土・日本時間)
午後7時30分~ PPV ABEMA格闘チャンネル

■ONE164対戦カード

<ONE世界ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)
[挑戦者]ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・フライ級ワールドGP決勝戦/3分3R>
スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
ブランドン・ベラ(米国)
アミール・アリアックバリ(イラン)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)
フー・ヤン(中国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジェレミー・パカティウ(フィリピン)
ティオル・タン(米国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジャンロ・マーク・サンジャオ(フィリピン)
マティアス・ファリネリ(アルゼンチン)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
タギール・カリロフ(ロシア)
チョーファー・トー・センティノーイ(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
アドニス・セビジェーノ(フィリピン)
ドレックス・ザンボアンガ(フィリピン)

<ムエタイ女子アトム級/3分3R>
ララ・フェルナンデス(スペイン)
タオコンファー・バンチャメーク(タイ)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ジャスール・ミルザムハメドフ(ウズベキスタン)
オマル・ログログ・ケニ(セネガル)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/12分1R>
ミレーナ・カオリ(日本)
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ジェネリン・オルシム(フィリピン)
モン・ボー(中国)

The post 【ONE FN05】KSW二冠王のニューチャレンジ。ロベルト・ソルディッチ「ロボコップの強さを──」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o ONE ONE Championship UFC   イスラム・マカチェフ キャムラン・アバソフ クリスチャン・リー ザイード・イザガクマエフ 青木真也

クリスチャン・リー「イスラム・マカチェフと対抗戦がしたい」→マカチェフが反応


 『ONE Fight Night 4』でキャムラン・アバソフに4R TKO勝ちしライト級&ウェルター級の2階級チャンピオンになったクリスチャン・リーが以下のコメント。

「UFCのイスラム・マカチェフが僕をのことを言っている動画を見た。僕をUFCに招いて、彼のライト級王座を懸けて戦うつもりだ。その戦いを実現させたい。どうなるか見てみよう。UFCライト級チャンピオンとONE Championshipライト級チャンピオンの対抗戦をやろう。誰が世界最高のライト級選手か見てみたい」

「今の僕はライト級とウェルター級のチャンピオンだ。ベスト・オブ・ベストと戦いたい。それが誰であろうと戦いたい。UFCライト級チャンピオン、イスラム・マカチェフとのクロスオーバー・ファイトは間違いなくエキサイティングな戦いになるだろう。どうなるかはいずれ分かる。僕は選択肢を広げて、チャレンジできることは何でもしたい」



 これに対しイスラム・マカチェフは「お前は次の対戦相手になるザイード・イザガクマエフに集中した方が良い。そこでお前の実力を見せてもらうよ」とコメント。ザイード・イザガクマエフは『ONE Fight Night 4』と同日に開催された『ONE 163』で青木真也に1R TKO勝ちしています。続きを読む・・・
カテゴリー
ABEMA ARAMI DEEP DEEP JEWELS39 HIME MMA MMAPLANET NØRI o ONE ONE FN04   にっせー キック クリスチャン・リー チャンネル ボクシング ミッコ・ニルバーナ 本野美樹 須田萌里

【DEEP JEWELS39】本野美樹戦へ、須田萌理─02─「どこで練習しても変わらないんじゃないかなって」

【写真】勝手に命名させていただきましたSudaddy──スダディこと智行さんと(C)SHOJIRO KAMEIKE

23日(水・祝)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS30で、本野美樹と対戦する須田萌里のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

相手の本野は元DEEP JEWELSストロー級王者で、今年3月のにっせー戦からアトム級に転向している。今年9月から『ABEMA格闘チャンネル 海外武者修行プロジェクト』に参加し、米国ラスベガスのシンジケートMMAで練習してきた。そんな本野を相手に須田は、さらにMMAファイターとして進化した、新しい力を見せると語った。

<須田萌里インタビューPart.01はコチラから>


――村上戦はボクシングと走り込みという、この1年間の練習の成果が出た試合だったわけですね。

「走り込みは、K-Clannの横田一則さんから『絶対に走り込みをやらないといけない』って言われて、お父さんが練習メニューに取り入れてくれました。東京に行ったらK-Clannで練習させてもらっているんです」

――K-Clannということは、伊澤星花選手と練習しているのですか。

「はい。一緒に走ったり、スパーリングもやらせてもらっています」

――伊澤選手の印象はいかがですか。

「……強いです。スパーリングではもう――勝てるのは走るのと体力だけです(苦笑)。前の試合(村上戦)は3ラウンドまでやりましたけど、まだ続けられるぐらいの体力はありました。試合が終わっても、そんなに息も乱れていなくて」

――では、5分5ラウンド戦えるのではないでしょうか。

「いや、それは(笑)」

・智行 アハハハ、5ラウンドやれるやろ。

「1ラウンドでバテたらどうしよう、とか考えちゃいます。昨日のクリスチャン・リー(取材はONE FN04の翌日に行われた)を見ていると、自分はスタミナが切れてから取り戻せるかどうか」

――クリスチャンが特別なのかもしれないですし……では次の試合に関するお話ですが、前回のインタビューでは村上選手に勝った場合、次の相手が本野選手になる可能性について触れていました。

智行 もともと村上選手に勝ったら、次はHIME選手か本野選手やと思っていました。いつも僕は試合が終わって1週間以内には、プロモーターサイドと次の試合について話をしています。僕たちとしては、次は本野選手と試合したかったので。

「本野選手は寝技が得意で、噛み合うんじゃないかなと思いました。それと本野選手は大島(沙緒里)選手と一緒のチームやから、試合してみたいなって」

――本野選手を踏み台にして大島選手へのリベンジを果たしたい、と。

「アハハハ、そんなことは言っていません! 本野選手は強いです。1階級上やったからか、フィジカルも強いと思いますし」

――階級を落とす前と落とした後で、本野選手の印象は変わりましたか。

「強いな、っていう試合の印象は変わらないです。ただ、計量の時はすごく体が細いな、と思いました。かなり減量しているんですかね」

――その本野選手はABEMAの企画で、米国ラスベガスで約1カ月間、練習してきたことについては、どう思いますか。

「動画を見ましたけど、どこで練習しても変わらないんじゃないかなって。海外で練習することは良い刺激になるやろうし、いろんな経験ができて良いなぁとは思います。でも結局は、自分の気持ち次第じゃないですか。どこに行っても、その場所でどれだけ頑張るか。だから、本野選手が海外で練習してこようと、そこは気にしなくて良いかなと思っています」

――須田選手は、これまで海外に行ったことはあるのですか。

「ないです。試合や練習だけじゃなく、プライベートでも行ったことがなくて。外国人選手と練習したこともないので、いずれ海外の選手と試合したいとは思いますけど、今はちょっと怖いですね」

――では、上の階級から落としてきた本野選手のフィジカルは怖くないのですか。

「普段の練習相手が、お父さんなので(笑)。お父さんより大きな女子選手は、私の階級にいないから、そう考えたら気持ちは楽です」

――智行さんは須田選手との練習に、何パーセントぐらいの力で臨むのでしょうか。

智行 70パーセントぐらいですね。昔より上がっています。今は自分も本気を出していかないと、寝技で取られることがあるので。特に下からの腕十字は強いですよ。僕がタップしていても離しませんし。

「アハハハ」

――須田選手も否定しないのですね(笑)。前回の村上戦では、進化した打撃を見せました。次の本野戦では何を見せたいですか。

「削り続けて、相手が全体的に弱まったところで仕留めたいです。打撃でも寝技でも。体力には自信があるので、フルラウンド削ってから仕留めることも考えて戦います。もう試合のプランも出来上がっています」

――ただ、まだテイクダウンは苦手と仰っていました。村上戦でもケージ際で、須田選手のほうからテイクダウンを狙いながら、相手にトップを奪われるシーンもありました。本野選手のテイクダウンは、村上選手よりも強いという印象です。

智行 重要なのは、倒され方ですよね。サイドで抑え込まれるようなテイクダウンと、こちらが相手をガードの中に入れられるテイクダウンでは違いますから。相手がガードの中に入ってくれたら、こちらとしては『ありがとう』っていう感じです。

「確かにテイクダウンを取られたら印象は悪いけど、私は下になっても相手をガードの中に入れられたら、そこからが勝負だと思っています」

――ケージ際でテイクダウンされ、頭をケージに押し込まれても……ですか。

智行 はい、頭の位置は気にしていません。ケージキックから動かしていく練習もしているので。

――なるほど。では最後に、試合への意気込みをお願いします。

「本野選手は体も大きいし、フィジカルも強くて、とても強い相手です。でも、私もしっかり練習してきたし、この1年間は試合数も経験してきました(本野戦が今年5試合目)。それだけ成長してきたと思うので、今年を良い形で締めくくれるように勝ちます!」

■視聴方法(水・祝)
11月23日(日)
午前11時30分~SPWN PPV
午前11時30分~ニコニコ生放送

■ DEEP JEWELS39対戦カード

<バンタム級/5分3R>
東よう子(日本)
ダイヤモンドローズ・ザ・ロケット(タイ)

<49キロ契約/5分3R>
本野美樹(日本)
須田萌里(日本)

<フライ級/5分2R>
ミッコ・ニルバーナ(日本)
NØRI(日本)

<フライ/5分2R>
栗山葵(日本)
藤田翔子(日本)

<ストロー級/5分2R>
長野美香(日本)
松田亜莉紗(日本)

<ストロー級/5分2R>
ARAMI(日本)
万智(日本)

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈(日本)
細谷ちーこ(日本)

<54キロ契約/5分2R>
MANA(日本)
谷山瞳(日本)

The post 【DEEP JEWELS39】本野美樹戦へ、須田萌理─02─「どこで練習しても変わらないんじゃないかなって」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
o クリスチャン・リー

ONE163:第9試合・青木真也 vs. ザイード・イザガクマエフ

ライト級。

ムエタイの構えからミドルを入れる青木。イザガクマエフはジャブをヒット。ミドルとジャブが相打ち。またミドル。スイッチしたイザガクマエフ。ボディ。青木左ハイ。ケージに詰められた青木。右が入ってダウン気味に倒れた。ガードを取ろうとする青木だが、イザガクマエフパウンド連打。打たれている青木。亀になってバックから殴られたところでレフェリー止めた。

組みの展開になる前に終わってしまった。完敗。

勝ったイザガクマエフは王者クリスチャン・リーとの対戦をアピール。

カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE ONE FN04 キック キャムラン・アバソフ クリスチャン・リー

【ONE FN04】生粋のMMAフィニッシャー=クリスチャン・リーが体力&根性勝負でアバソフ下し二階級制覇

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
クリスチャン・リー(米国)
Def.4R4分20秒by TKO
キャムラン・アバソフ(キルギス)

計量失敗で、ベルトを剥奪されたアバソフ。クリスチャンが勝った場合のみ、新王者が誕生する変則レギュレーションが用いられる。フレームがライト級の時と明らかに違うクリスチャンに対し、アバソフが左ミドルからワンツーを連続で振るっていく。一旦、間合いを取り直したクリスチャンが右ストレートを伸ばすが、アバソフが右を当ててボディを打ち込む。打撃戦のなかで組んだクリスチャンは、ケージに押し込まれる。首相撲から離れたアバソフだが、直後にクリスチャンがパンチにテイクダウンを合わせる。

マウント狙いにスイープを仕掛け、ヒザを受けそうになりながらアバソフが上をとりにいく。離れて立ったクリスチャンがワンツーを入れ、左ジャブを当てる。動きが落ちたアバソフは、右からハイキックに下がる。ここで踏み込んだクリスチャンが、右を被弾して腰から落ちる。シングルに出て殴られ、ヒザを受けそうになりながら立ち上がったクリスチャンだが、アッパーから右フックを連続で被弾し危ない場面が続く。

頭が下がり左右のフックを受けたクリスチャンは、そのまま右を被弾して腰が落ちる。さらに右アッパーを決めたアバソフはダブルレッグにギロチンを仕掛ける。ケージに押し込み、一旦息を整えたクリスチャンは小外掛けでテイクダウンを決める。すかさずマウントに移行したクリスチャンはダメージこそ受けているが、サバイブしたことことで逆転の目は大いにある。

2R、右ロー蹴ったクリスチャン。左ジャブを伸ばし、アバソフが左ボディを打っていく。右から左ハイ、右を振って連打からボディロックのクリスチャンは、ここでも小外掛けを決めてマウントへ。右のパンチ、左のエルボーから右エルボーを連打したクリスチャンに対し、アバソフがケージキックから足関節を狙う。ここで両者スタンドに戻ると、クリスチャンが右ローを蹴る。

互いに疲弊し、ダメージもあるなかで自分から動くのはクリスチャンだ。右ストレートから左ヒザをボディに入れ、ショートのコンビを見舞って左ボディを決める。アバソフも前に出てシングルレッグでテイクダウンを狙いつつ、際で右を打っていく。すかさす組んだクリスチャンは、エルボーを見せて離れる。腰に手をやったアバソフ、クリスチャンの右ローで体の軸が乱れる。クリスチャンの右オーバーハンド、アバソフがボディフックを入れる。左フックにダブルレッグのアバソフは、テイクダウンは奪えないが動き回復している。

クリスチャンは足払い、倒れなかったアバソフがジャブの相打ちに。ハワイアンゾンビとロシアンゾンビの戦いは既に消耗戦、根性勝負に入った。

インターバル中にONEと契約したKSWウェルター級王者ロベルト・ソディッチの顔が抜かれ、試合は3Rに。互いにワンツーを見せ、左フックを合わせようとする。蹴りを交えたクリスチャンが、スーパーマンパンチからロー、アバソフも左を返す。クリスチャンは左右のミドル。その右ミドルを掴んだアバソフが右フックを振るう。続くクリンチの局面で、両ワキを差されたアバソフが崩しを狙う。離れたクリスチャンは跳びヒザを見せて、ダブルレッグへ。ケージに背にしているアバソフはギロチンも、クリスチャンが頭を抜いて距離を取り直す。

動きが止まった両者、口が開き肩で息をするなかで残り90秒に。クリスチャンがワンツー、アバソフが右を返しボディアッパーへ。さらに右フックを当てそうになったアバソフは左の相打ちを経て、右を打たれる。それでもパンチを返すアバソフがダブルレッグへ。バランスを崩したクリスチャンだが、ケージを背負って耐えて時間に。

4R、左ジャブを伸ばすクリスチャン。アバソフが右を振るう。ワンツーで右をクリスチャンが当てるが、テイクダウンは決まらない。ならばとヒザを入れたクリスチャンだが、組みを続けるスタミナは残っていないようだ。こうなるとタイミング勝負となり、思考のクリアさが必要になってくる。とクリスチャンが右を2発当て、パンチを纏めにいく。ハイをガードしたアバソフはシングルも、クリスチャンが足を取らせない。ここでクリスチャンが腹に前蹴りを入れ、右カーフを効かせる。

体がよれたアバソフに右カーフを連続で蹴り込むクリスチャン。さらにワンツーを入れ、ヒザをボディに突き刺す。動きが完全に止まったアバソフに対し、クリスチャンが右ヒジを連打する。残り70秒、ダブルレッグからテイクダウンを決めたクリスチャンがマウントを取ってエルボーを連打する。下から押し返そうとするアバソフだが、クリスチャンはマウントをキープして左右のパウンドを続ける。

ついにハーブ・ディーンが試合を止め、クリスチャンがウェルター級新チャンピオンの座に就いた。ライト級に続き、ウェルター級王座を手にしたクリスチャンが心身ともに削られるなかで、スッとテイクダウンを決めてマウント奪取&エルボー、まさに生まれながらのMMAフィニッシャーぶりを見せつけた。


The post 【ONE FN04】生粋のMMAフィニッシャー=クリスチャン・リーが体力&根性勝負でアバソフ下し二階級制覇 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE163   アブラォン・アモリン ウ・ソンフン オンラ・ンサン キック キム・ジェウン キャムラン・アバソフ キリル・ゴロベッツ クォン・ウォンイル クリスチャン・リー ケビン・ベリンゴン ザイード・イザガクマエフ スティーブン・ローマン ダニエラ・ケリー チャンネル ハム・ソヒ ビビアーノ・フェルナンデス ボクシング ラスラン・エミルベク ロッタン・シットムアンノン 岡見勇信 平田樹 若松佑弥 青木真也

【ONE163】計量終了 崩れゆく理想論─。平田樹と若松佑弥が計量通らず。平田✖ハム・ソヒはキャンセルに

【写真】セレモニアル・フェイスオフでの平田……どのような心境でこの場に立っていたのか (C)ONE

19日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night163「Akimoto vs Petchtanog」の計量及びハイドレーションテストの結果が発表され、平田樹が体重及びハイドレーションとともに規定に達せず、ハム・ソヒがキャッチウェイト戦を拒否し試合が不成立となった。

また若松佑弥も139ポンドで計量失敗、キャッチ戦でウ・ソンフンと戦うことに。キック勢では日本から出場の品川朝陽も失敗、ルイ・ボテーリョと契約体重戦に臨む。

岡見勇信と対戦するオンラ・ンサンは再計量でパス、両者の試合はミドル級マッチとして無事実施されることとなった……計量結果を経て、試合が行われることに関して「無事」という表現を使うことが異常事態だが、既にイベントがスタートしているONE FC04でもウェルター級王者キャムラン・アバソフが計量失敗→王座剥奪。バンタム級で戦うはずだったビビアーノ・フェルナンデス✖スティーブン・ローマン戦は両者とも大量オーバーで153.25ポンド契約とフェザー級に近い体重で行われる。


平田の計量失敗はこれで4度目、これまでは金銭的ペナルティを受けキャッチ戦を戦ってきたが、今回はハム・ソヒがこれを拒否。ハム・ソヒはSNSで「これまで初回でクリアできていなかったことを恥じ、今回は絶対にクリアしようと努力をしてきた。平田はペナルティを支払えば試合ができるという態度で、これまでの計量オーバーに反省する様子もなかった」と試合を拒否した理由を記している。

前回のキャッチ戦勝利後──興奮に任せて『ジャンクフードが食べたい』という発言が中継されており、平田に対してバッシングが起こっても致し方ない。

何より生理を伴う女子であっても、これだけ計量失敗が繰り返されればONEアトム級が適正階級でないと判断されても致し方ない。そもそも彼女自身がこのままMMAを続けていくうえで、戦いと減量のバランスの比重が後者に寄り過ぎる恐れもある。MMAは身を削るスポーツだが、精神を削る段階に至っては見直しが必要となるはずだ。

と同時にONEの計量方法も、このままで良いのかという声も挙がるだろう。ONEでは2015年12月にヤン・ジェンビンが減量中に脱水症状に陥り死亡したことをきっかけに、階級を北米ユニファイドよりも実質1階級重い体重リミットとし、水抜き減量を禁じた。ハイドレーション検査も用いるようになった新計量方法は選手を守るべき採られた手段だ。

実施当初は体重リミットから+〇パーセントという数値を試合前の特定の時期に報告させ、計量も大会2日前と1日前の2度に加え、パスできなかった選手は当日にもチェックされるという三段階で実施されていた。それが時を経て、コロナ期の人との接触を減らすという事情もあって簡素化、現在は試合前日の1度と再計量という形に落ち着いている。

それ以前に数値の報告は必要なくなっており──結果、ルールの抜け道はどの規定&法に存在するように、選手たちは水抜きを行い計量をパスするようになっている。北米体重よりも1階級重いことで、リミットの1キロや2キロ余計に体重を落とし、その分水分を摂ることでハイドレーションの数値を下げるというのが常套手段だが、選手は水抜きOKの減量と同様に神経を使い、通常体重で戦うという理想は崩れている。

結果的にハイドレーションと体重のバランスを取ることに苦慮し、計量失敗のケースが増えてきた。そして今回の2大会のようにタイトルマッチで連続し、PPVに欠かせないカードが消滅する。ハイドレーション検査、水抜き減量の禁止は選手の安全を確保するうえで絶対的に正しい判断だ。それゆえに実施方法の再度の見直しが必要な時期を迎えたといえる。

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night04対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
キャムラン・アバソフ(キルギス)
クリスチャン・リー(米国)

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] ジョセフ・ラシリ(イタリア)

<153.25ポンド契約/5分3R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
スティーブン・ローマン(フィリピン)

<ムエタイ・ウェルター級/3分3R>
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)
フアン・セルバンテス(英国)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
キム・ジェウン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ラスラン・エミルベク(キルギス)
イシ・フィティケフ(豪州)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
ダニエラ・ケリー(米国)
マリア・モルチャノワ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
エディ・アバソロ(米国)

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午後7時00分~ PPV ABEMA格闘チャンネル

■ONE163対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] 秋元皓貴(日本)
[挑戦者] ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP決勝/3分3R>
ロマン・クリキア(ウクライナ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
岡見勇信(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<139ポンド契約/5分3R>
若松佑弥(日本)
ウ・ソンフン(韓国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アブラォン・アモリン(ブラジル)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<126ポンド契約/3分3R>
ルイ・ポテーリョ(ポルトガル)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ブルーノ・シャベス(ブラジル)
アフメド・クリッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/12分1R>
ミレーナ・カオリ(日本)
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(ウクライナ)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)

The post 【ONE163】計量終了 崩れゆく理想論─。平田樹と若松佑弥が計量通らず。平田✖ハム・ソヒはキャンセルに first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE163 アブラォン・アモリン ウ・ソンフン オンラ・ンサン キック キム・ジェウン キャムラン・アバソフ キリル・ゴロベッツ クォン・ウォンイル クリスチャン・リー ケビン・ベリンゴン ザイード・イザガクマエフ スティーブン・ローマン ダニエラ・ケリー チャンネル ハム・ソヒ ビビアーノ・フェルナンデス ボクシング ラスラン・エミルベク ロッタン・シットムアンノン 岡見勇信 平田樹 根津優太 若松佑弥 長谷川賢 青木真也

【ONE163】オンラ・ンサン戦前の岡見勇信─02─「集大成です。でも、これが最後なんて思っていない」

【写真】もう何も聞くことも、言うことも、書くこともない。明日、見せてもらいます (C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE163「AKIMOTO VS PETCHTANONG」で、オンラ・ンサンと戦う岡見勇信インタビュー後編。

3年以上のブランクを経て、キャリア21年目の新境地。岡見勇信が集大成となる、『今』を戦う。

<岡見勇信インタビューPart.01はコチラから>


──ヘクター・ロンバート、ティム・ボーシュ戦などを引き合いに出すのは違うかもしれないですが、勝とうが負けようが気迫が凄まじかったと正直思います。

「ハイ……もちろん、あの頃の感覚を忘れていないつもりです。持ち続けています。そういう良さもあった。ただ、何かに追い詰められていた……。試合中も普段も常に、何かに追い詰められていました。自分ならもっとできるはずだって、誰もが想うことだと思いますけど。今回のファイトキャンプは、楽しむという気持ちがないと潰れていました。

もう、これ以上やっていけないって。アタイジ戦がコロナで流れて、あの時も追い詰めて、追い詰めてやっていました。メンタル的には全然良くなかったです。試合がなくなったことをある意味、ポジティブに捉えるようになり、今回の試合は格闘技を始めた頃の気持ちを思い出して、楽しく厳しくやっていこうと」

──ここまで、そうできましたか。

「キツいことをやって心が折れそうになることもあるけど、日々、楽しめていると思います。きっと回りは楽しんでいるとは思っていないはずです(笑)」

──アハハハハ。

「その気持ちを忘れずに、追い込まないというか思い詰めないでやってきました。だから、アタイジ戦のキャンプではEXFIGHTに人を呼んで、ケージのなかでずっとやっていました。でも、そういうのは違う。僕はずっとGENでやってきた。だから今回は、GENで一緒にやってきた仲間たちに囲まれて格闘技を必死にやろうと。そういうところも今回は変えました」

──その気持ちはオンラ戦で生きる?

「生きるというか、これは勝つためにやっているので。勝つためにそういう気持ちでやろうと。だから今回、これを選んだ僕の判断は生きると思います」

──オンラは生き物として、根本が強い。そんな気がします。そんな彼に対して、どう戦おうと思っていますか。

「う~ん、必死に戦うしかないですね。オンラは頑丈ですから。ハセ(長谷川賢)に聞いてもそうだし。きっと自分がKOされるなんて思っていない。パンチを打たれても、そういう感じだと思います。どんどん前に出てきて、打ってきますから。とにかく必死に戦うしかない。必死に戦って、動いて動いて。ぶつけてぶつけて。どっちが倒れるのか。どっちが力を使い果たすのか。そういう苦しい戦いになると思います。そういう戦いをしないと無理だと思います」

──打ち損じまで気にしないといけない。そんなパンチの持つ主を相手には、やはり組み勝負。つまり組むための打撃が大切になる。結果、岡見選手がMMAファイター人生をかけてやってきたことが、この試合で大切になってくるのかと。そこで強い気持ちで居続けることができるのか。

「うん、そうですね。体全体で来る攻撃、全てに対して警戒しないといけないですし。被弾すればダメージは確実です。オンラのやりたいことは分かっている。向うも僕のやりたいことは分かっている。もちろん、組んで削らないといけない。お互いに分かっているから、潰し合いになる。潰れた方が負ける。まぁ、やりますよ」

──ここから先を見ることはありますか。

「先は見ていないです。ただし、この試合で終わろうなんて思っていないです。オンラで終わろうと思うようだと、この試合はできない。でも、やってみないと先は見えないです。もう41歳です。間違いなく時間は進んでいる。それでもこの3年間、体力と気力は待ってくれた。デキる。勝てる。そう思うから、オンラ・ンサンと戦える。これで終わろうと思っていたら戦えないです。そして、先も見ていないです」

──集大成という言葉が独り歩きしてしまいそうで。あれはコメントを纏めているということですか。

「そうですね(笑)。その方が分かりやすいので。でも本当に集大成ではあると思います。岡見勇信、そのもの。そういう試合になると思います」

──集大成、つまり『今』が出る?

「ハイ。そうなると思います。それが自分にとっての集大成だと思ってくれれば良いと思います」

──根津優太選手が引退しました。

「ねぇ、同い年の慧舟會出身。想うところはあります。今言えることは、お疲れさまです。久しぶりの試合で……本当に勇気が必要だったはず。絶対にやらないといけないという状況でないのに試合に出て……本当にお疲れさんっていう気持ちです」

──根津選手は練習できる環境でなくなっていた。岡見選手は違います。

「根津に関しては、そりゃあ僕は一番良い時を知っているから……。でも、誰もが通る道です。だから自分と根津を比べるとか、そういう意識はなかったです。これは仕方ないこと。人それぞれの時間があることなので。

僕はこの3年間、嘘偽りなく練習はやってきた。若い子が出てきて新しい刺激を貰い、同世代のファイターたちが試合をしているのをセコンドとして見ることができて……戦わないと、戦わっているヤツは凄い。自分も戦わないといけないって思うことができたので」

──正直、現役ファイターとしてではない部分で、神経が擦り減ることがあった数カ月だったと思います。

「たくさんの人々が動いていたプロジェクトなので、申し訳ない気持ちです。ただし、試合とは関係ないです。彼らは彼らで頑張るだろうし、僕は僕で頑張ります。でも今もEXIFIGHTには真っ直ぐな若い子たちが練習しています。MMAでトップに立ちたいという気持ちを持っています。僕と髙谷(裕之)さんが力を合わせて、彼らを育てていきたいと思います」

──若いエキスを吸い取って、エネルギーにできますか(笑)。

「若すぎて、毒になります(笑)。26歳は越えてもらわないと」

──アハハハ。最後に失礼の念押しで。今回の試合、岡見勇信を見せてください。

「どんな風になっちゃうのか不安でもあるけど、楽しみでもあります。正直、オンラ・ンサンと戦えると思っていなかったので。それが色々な縁があって実現する。自分がどんな風になるのか、想像できないけど。自分を信じられるだけのことをやってきたので、やります」

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午後7時00分~ PPV ABEMA格闘チャンネル

■ONE163対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] 秋元皓貴(日本)
[挑戦者] ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP決勝/3分3R>
ロマン・クリキア(ウクライナ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
岡見勇信(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
平田樹(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ウ・ソンフン(韓国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アブラォン・アモリン(ブラジル)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
ルイ・ポテーリョ(ポルトガル)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ブルーノ・シャベス(ブラジル)
アフメド・クリッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/12分1R>
ミレーナ・カオリ(日本)
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(ウクライナ)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night04対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] キャムラン・アバソフ(キルギス)
[挑戦者]クリスチャン・リー(米国)

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] ジョセフ・ラシリ(イタリア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
スティーブン・ローマン(フィリピン)

<ムエタイ・ウェルター級/3分3R>
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)
フアン・セルバンテス(英国)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
キム・ジェウン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ラスラン・エミルベク(キルギス)
イシ・フィティケフ(豪州)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
ダニエラ・ケリー(米国)
マリア・モルチャノワ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
エディ・アバソロ(米国)

The post 【ONE163】オンラ・ンサン戦前の岡見勇信─02─「集大成です。でも、これが最後なんて思っていない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA BELLATOR MMA MMAPLANET o ONE ONE163 UAEW UFC   アブラォン・アモリン イスラム・マカチェフ ウスマン・ヌルマゴメドフ ウ・ソンフン オンラ・ンサン カールストン・ハリス キック キム・ジェウン キャムラン・アバソフ キリル・ゴロベッツ クォン・ウォンイル クリスチャン・リー ケビン・ベリンゴン ザイード・イザガクマエフ ジェイムス・ナカシマ ジャン・リーポン スティーブン・ローマン ダナ・ホワイト ダニエラ・ケリー チャンネル ハム・ソヒ ビビアーノ・フェルナンデス ボクシング ラスラン・エミルベク ロッタン・シットムアンノン 岡見勇信 平田樹 若松佑弥 青木真也

【ONE163】青木真也と対戦=イザガクマエフ─02─「殴って試合を終らせるよ。彼の柔術は役立たない」

【写真】決戦はいよいよ明日 (C)MMAPLANET

明日19日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE163「AKIMOTO VS PETCHTANONG」で、青木真也と対戦するザイード・イザガクマエフ・インタビュー後編。

世界を席巻するカビブ・ヌルマゴメドフ軍団の実力者はUFC行きを逃した一戦で何を学び、青木戦をどのように捉えているのか。話を訊くほどに、ヌルマゴ軍団とは今は亡きアブドゥルマナップの教え子という誇りを持って戦う集団であることが伝わってきた。

<ザイード・イザガクマエフ・インタビューPart.01はコチラから>


──ダゲスタンは次から次へと強豪ファイターが生まれていますが、ザイードを初めて注目したのは旧Eagle F=Gorilla FCの暫定ウェルター級王者になり、ダナ・ホワイトが観戦したUAEWとEagle FCの合同イベントに出場した時でした。UFCとの契約が目の前にあったファイトでカールストン・ハリスに敗れ、ハリスがオクタゴンへステップアップを果たしました。その後、ザイードはEagle FCで2勝しONEとの契約をしました。

「UAEでの試合を落としたのは……初回は取っていたけど、2Rに拳を負傷してしまったからだ。ケガをしたけど、そのまま戦ってアナコンダチョークを極められてしまった。試合映像を何度も見て、どこにミスがあったのかを確認した。結果、一番の敗因は自信過剰だったことだ。あの試合から俺は変わった、絶対に相手を軽視することなく、集中して戦うようになった。

そしてONEと契約して、最初の試合はランク3位のジェイムス・ナカシマを相手に、見た目も良い勝利を収めることができた。あの試合でも、律し方などさらに厳しく自分を見るめることができるようになった」

──9月にジャン・リーポンを破った際、青木選手を対戦相手に指名しました。

「シンヤはレジェンドだ。子供の頃から彼の試合をずっと見てきた。もうすぐ40歳になることも分かっている。時間の無駄使いになるような試合はしたくないから、シンヤ・アオキと戦いたいとアピールした。彼に勝つと、俺はさらにステップアップできるからね」

──チャトリなどもONEで一・二を争うグラップラー対決だと言っていました。青木選手は極めの強さはが知れ渡っていますが、今やケージレスリングも彼のスタイルを構成する上で欠かせないコアとなっています。その辺り、ザイードはどのように思っていますか。

「彼のスキルは疑いようがない。特にレスリング、テイクダウンに関しては。でも、その点においては僕の方がずっと上回っている。それを試合当日に証明するよ」

──そうなると、青木選手は下からの仕掛けも高度な技術を持っています。彼の柔術についてはどのような印象を持っていますか。

「俺がテイクダウンを奪えば、彼にとっては最悪のポジションにいることになる。殴って試合を終らせるよ。そうなると彼の柔術は何も役立たない。それに彼は打撃戦が苦手なことは誰もが知っている。そして、40歳のファイターがそこをどう変わる手立てがあるのかって話だよ。だから、シンヤはテイクダウンを狙ってくる。距離がバッチリをハマれば、彼の想い通りになる可能性もある。ただし、そうならなければどうなるのか。そこは試合でハッキリさせるから、しっかりと見て欲しい」

──日本のファンにショックを与える自信は? 

「アハハハハ。勿論、日本の人たちは日本人選手を応援するだろう。だけど19日の夜は皆を驚かせることになる。僕の拳は、皆にショックを与えることになるだろうね」

──今、カビブ・ヌルマゴメドフ軍団にはUFC世界ライト級王者イスラム・マカチェフがいて、18日の夜にはウスマン・ヌルマゴメドフがBellator世界ライト級王座に挑戦します。そしてザイードはONEで戦っている。イーグル軍団が世界のメジャー・ライト級王座を独占する自信はどれだけありますか。

「う~ん、もちろんONEライト級王座が目標で、ベルトを巻くために戦っている。でも次の試合を10日後に控えた今、そういうことはあまり考えていない。シンヤ・アオキとの試合に向けてポジティブな気持ちで居続けたい。ただし、この試合で勝てば次はチャンピオンを指名する。そして、タイトルに挑戦してライト級のベルトを巻く。

ONEの関係者、ファン、そしてファイターたちに言いたいのは、この団体のライト級のチャンピオンになるのは、伝説的な指導者アブドゥルマナップ・ヌルマゴメドフの教え子だということだ」

──では最後に日本のMMAファンに一言お願いします。

「可能であれば、僕の勝利を見てもハッピーな気持ちでいてほしい」

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午後7時00分~ PPV ABEMA格闘チャンネル

■ONE163対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] 秋元皓貴(日本)
[挑戦者] ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP決勝/3分3R>
ロマン・クリキア(ウクライナ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
岡見勇信(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
平田樹(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ウ・ソンフン(韓国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アブラォン・アモリン(ブラジル)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
ルイ・ポテーリョ(ポルトガル)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ブルーノ・シャベス(ブラジル)
アフメド・クリッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/12分1R>
ミレーナ・カオリ(日本)
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(ウクライナ)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)


c
■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night04対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] キャムラン・アバソフ(キルギス)
[挑戦者]クリスチャン・リー(米国)

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] ジョセフ・ラシリ(イタリア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
スティーブン・ローマン(フィリピン)

<ムエタイ・ウェルター級/3分3R>
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)
フアン・セルバンテス(英国)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
キム・ジェウン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ラスラン・エミルベク(キルギス)
イシ・フィティケフ(豪州)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
ダニエラ・ケリー(米国)
マリア・モルチャノワ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
エディ・アバソロ(米国)

The post 【ONE163】青木真也と対戦=イザガクマエフ─02─「殴って試合を終らせるよ。彼の柔術は役立たない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN03 ONE FN04 ONE163   アブラォン・アモリン ウ・ソンフン オンラ・ンサン キック キム・ジェウン キャムラン・アバソフ キリル・ゴロベッツ クォン・ウォンイル クリスチャン・リー ケビン・ベリンゴン ザイード・イザガクマエフ ジョン・リネケル スティーブン・ローマン ダニエラ・ケリー チャンネル ハム・ソヒ ビビアーノ・フェルナンデス ボクシング ラスラン・エミルベク ロッタン・シットムアンノン 岡見勇信 平田樹 若松佑弥 青木真也

【ONE FN04】計量終了 アバソフが失敗、王座剥奪。変則タイトル戦へ。ビビアーノ&ローマンも大オーバー

【写真】83.91キロのクリスチャン、デカい!!(C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night04「Abbasov vs Lee」の計量及びハイドレーションテストの結果が発表され、ONE世界ライト級王者クリスチャン・リーの挑戦を受けるONE世界ウェルター級王者キャムラン・アバソフが、計量失敗し王座剥奪。クリスチャンが勝利した場合のみ、新王者が誕生する変則タイトル戦に変更された。

185ポンドリミットのウェルター級、アバソフは186.25ポンドで1.25ポンド超過、ハイドレーションは1.0248とギリギリの数値だったことを考えると、体重を落とすとハイドレーションが規定の1.0250をオーバーしてしまう状況だったことが予測される。

ONEでは10月22日に行われたONE FN03のメイン=世界バンタム級選手権試合も、王者ジョン・リネケルが計量失敗で王座剥奪、変則タイトルマッチでファブシリオ・アンドラジが反則のヒザ蹴りを犯しNCで王座空位という状態に陥っていたばかりだ。2大会連続の王者の計量失敗とベルトの剥奪は、プロモーション陣営としても、たまったモノではないだろう。


また145ポンドリミットのバンタム級で対戦予定だったビビアーノ・フェルナンデスとスティーブン・ローマンの注目の一戦は、ビビアーノが151.5ポンド、ローマンに至っては153.25ポンドと6.5ポンド(2.94キロ)と8.25ポンド(3.74キロ)オーバーという──示し合わせた結果と邪推してしまう──結果で、両者揃って失敗。キャッチウェイト戦で戦うビビアーノのローマンに関しては、アバソフとは違い20パーセントのファイトマネーの没収という記入が見られなかった。

またムエタイ・フライ級でウラジミール・クズミンと戦うジョナサン・ハガティーもがポンド重くキャッチ戦に。8月から始まった北米用のFight Night大会は、計量失敗が目立っている。

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night04対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] キャムラン・アバソフ(キルギス)
[挑戦者]クリスチャン・リー(米国)

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] ジョセフ・ラシリ(イタリア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
スティーブン・ローマン(フィリピン)

<ムエタイ・ウェルター級/3分3R>
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)
フアン・セルバンテス(英国)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
キム・ジェウン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ラスラン・エミルベク(キルギス)
イシ・フィティケフ(豪州)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
ダニエラ・ケリー(米国)
マリア・モルチャノワ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
エディ・アバソロ(米国)

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午後7時00分~ PPV ABEMA格闘チャンネル

■ONE163対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] 秋元皓貴(日本)
[挑戦者] ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP決勝/3分3R>
ロマン・クリキア(ウクライナ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
岡見勇信(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
平田樹(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ウ・ソンフン(韓国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アブラォン・アモリン(ブラジル)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
ルイ・ポテーリョ(ポルトガル)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ブルーノ・シャベス(ブラジル)
アフメド・クリッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/12分1R>
ミレーナ・カオリ(日本)
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(ウクライナ)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)

The post 【ONE FN04】計量終了 アバソフが失敗、王座剥奪。変則タイトル戦へ。ビビアーノ&ローマンも大オーバー first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE163 UFC アブラォン・アモリン ウ・ソンフン オンラ・ンサン キック キム・ジェウン キャムラン・アバソフ キリル・ゴロベッツ クォン・ウォンイル クリスチャン・リー ケビン・ベリンゴン ザイード・イザガクマエフ スティーブン・ローマン ダニエラ・ケリー チャンネル ハム・ソヒ ビビアーノ・フェルナンデス ボクシング ラスラン・エミルベク ロッタン・シットムアンノン 岡見勇信 平田樹 木下憂朔 若松佑弥 青木真也

【ONE163】岡見勇信戦へ、オンラ・ンサン「MMAを楽しみたいなら、その気持ちに沿った試合をしよう」

【写真】インタビュー中でも穏やかなオンラ。自然体にケージに上がることがデキそうだ (C)TSP

19日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE163「AKIMOTO VS PETCHTANONG」で、岡見勇信と戦うオンラ・ンサン。

元ONEミドル級&ライトヘビー級王者は、ここ2年厳しい試合が続いている。それでも岡見という憧れの存在と戦うことで、ファンが喜ぶ試合をしたいという言葉をオンラは何度も繰り返した。


──ついに岡見勇信選手と戦います。

「2月に敗北をして以来の試合が、ユーシンという尊敬できる相手と戦えることになった。彼と競い合えることを光栄に思う」

──岡見選手は3年間試合をしておらず、41歳になっています。今の彼の実力をどのようにみていますか。

「それは試合にならないと分からない。でも彼がベストの状態でケージに上がることを期待している。3年間試合をしていないといっても、ユーシンはもう50戦以上のキャリアがあるファイターだ。3年のブランクなんて問題ない──と期待している。

僕はずっとユーシンのファンだったんだ。UFC時代からアジアを代表する選手で、僕の目標でもあった。だから彼と戦うことが楽しみでならないんだ」

──ONEで戦うようになってから、UFC時代の彼と比較するということでなくて、現状の岡見選手の力が出し切れていない。そういう風に感じてきました。

「ONEのウェルター級で戦うことで、調整方法がUFCやWSOFで戦ってきた時と違って戸惑いがあったんだろう。だから今回のミドル級では、彼の持っている全ての力を発揮して欲しいよ。僕が今、ONEのウェルター級で戦うとミドル級のように動けない。そういうことがユーシンにも起こっていたように思うよ。ナチュラルな階級で戦うことで、パフォーマンスも上がるはずだ」

──改めて岡見選手の強味はどこにあると考えていますか。

「柔道が強い。彼のクリンチゲームでのボディロックは強力だよね。でも打撃も悪くない。どの局面でも戦えるよ。だけど打撃は僕の方が上だと断言できる」

──レイニア・デリダー戦後、オンラはバックポジションを譲ると手が無いという風に言われ皆がバックを狙ってくるようになったと思います。特にテイクダウンからスクランブルゲームのなかで。

「もう誰にも僕のバックは取らせないよ(笑)。その機会を与えることはない。敗北はつねに僕を成長させてくれる。だから、もうあんな風にバックチョークに掛からないよう練習をして来た。それだけの力があることを次の試合で見せたい」

──8月にキルクリフFCを訪れた際、残念ながらオンラと現地で会うことはできなかったのですが、あのような素晴らしい環境で練習ができているのかと改めて納得できた次第でした。

「あぁ、あの時はコロナの陽性になってしまってジムに行けなかったんだ。もう3度目の陽性で、そろそろなんとかして欲しいよね(笑)」

──……。

「キルクリフにはユーサク(木下憂朔)もやって来たよ。彼がチームに合流して嬉しい。もう十分に強いけど、ここからどこまで強くなるのか凄く楽しみだ」

──ところで今回の試合は、日本ではPPVで中継されます。

「素晴らしいことだよ。日本のスター選手が揃っている。日本のファンがPPVを購入して視聴するのに値する良い試合をしたいと思っている」

──同じ日の朝のAmazon Prime大会は北米では金曜日のプライムタイムで中継されますが、そうでない日本向けの大会で戦うことについては?

「全く気にしていないよ。もちろん北米でONEのファンが増えることは嬉しいことだけど、今も僕のサポーターの多くはアジアにいる。だから、アジアの土曜日の夜に戦うとか北米の金曜日の夜に戦うとか、そういうことを気にすることはないんだ。

とにかくユーシンと戦うことに集中している。さっきも言ったけど、憧れの存在との試合だ。この試合のためのハードトレーニングを課し、常に強い決意をもって準備をしてきた。ファンのハートの突き刺さる試合をユーシンとしたいと思っている。そして、ここまで心血を注いで備えてきたのだから、より強くなったオンラ・ンサンの姿をファンに見せたい。とにかく、ファンに喜んでもらえる試合になる。絶対にね」

──ファンが楽しめる試合……その一方で、岡見選手も自分がMMAを戦うことを楽しみたい。長い間、その気持ちを忘れてしまっていたと言っていました。

「分かるよ、ずっとユーシンはトップで戦ってきたから。そういう気持ちを失ってしまったこともあるんだろう。僕もミャンマー代表として、プレッシャーを凄く感じてきた。特に過去数年のミャンマーの状況を考えると、皆の期待の大きさが伝わって来ていた。大きな重圧だったよ。

ただし、そのプレッシャーを飲みこんで戦えるようになった。プレッシャーは僕にとって普通のことで、問題視しない。強すぎるプレッシャーは良くないけど、今はプレッシャーを消化できるようになったと思う。だから今は自分のベストを尽くし、最高の試合をするためにケージに向かうことができる。

ユーシンも僕との試合で、ファンが喜ぶ試合を戦って彼自身にも楽しんで欲しい。退屈な試合は大嫌いだ。ユーシンがファンの望む試合をすることを期待しているMMAを楽しみたいなら、その気持ちに沿った試合をしよう。スタンドでも、グラウンドでも思い切り戦いたい。レスリングもグラップリングも十分に練習をしてきたから。どんな局面でも、試合中の1秒、1秒をファンが楽しめる戦いにしたい」

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午後7時00分~ PPV ABEMA格闘チャンネル

■ONE163対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] 秋元皓貴(日本)
[挑戦者] ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP決勝/3分3R>
ロマン・クリキア(ウクライナ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
岡見勇信(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
平田樹(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ウ・ソンフン(韓国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アブラォン・アモリン(ブラジル)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
ルイ・ポテーリョ(ポルトガル)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ブルーノ・シャベス(ブラジル)
アフメド・クリッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/12分1R>
ミレーナ・カオリ(日本)
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(ウクライナ)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)


c
■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night04対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] キャムラン・アバソフ(キルギス)
[挑戦者]クリスチャン・リー(米国)

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] ジョセフ・ラシリ(イタリア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
スティーブン・ローマン(フィリピン)

<ムエタイ・ウェルター級/3分3R>
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)
フアン・セルバンテス(英国)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
キム・ジェウン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ラスラン・エミルベク(キルギス)
イシ・フィティケフ(豪州)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
ダニエラ・ケリー(米国)
マリア・モルチャノワ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
エディ・アバソロ(米国)

The post 【ONE163】岡見勇信戦へ、オンラ・ンサン「MMAを楽しみたいなら、その気持ちに沿った試合をしよう」 first appeared on MMAPLANET.