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【ONE FN26】クリスチャンが25年振りの実戦でラスロフとタフファイトを展開も、アイポークでNCに

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
クリスチャン・リー(米国)
NC
アリベク・ラスロフ(トルコ)

開始早々、クリスチャンがプレスをかけてラスロフにロープを背負わせる。距離を詰めようとしたラスロフに左ジャブを突いてグラつかせる。クリスチャンが組んでロープに押し込み、四つの倒し合いになるも、どちらも倒れず。離れるとラスロフが右クロスを当てた。クリスチャンは左ジャブ、左ミドルと中間距離を制し、右クロスも見せる。ラスロフは右カーフで下がらせたが、中に入ろうとしたところでクリスチャンが左テンカオを狙う。

パンチのコンビネーションから右ヒジも見せて、ラスロフを下がらせるクリスチャン。ラスロフも下がらないが、クリスチャンがボディロックでドライブした。倒せないと離れたクリスチャンは左ジャブを突き合い、右ローを打ち込む。ラスロフの蹴りを交わし続けるクリスチャンは、右ストレートをクリーンヒットする。さらに組んで崩し、離れて削るクリスチャンは、ラスロフの左ジャブに右ハイを合わせる。右カーフからラスロフを押し込むクリスチャンは、相手が組んでくると右ヒザを突き上げた。終了間際には中間距離で左フックをアゴに叩き込んでいった。

2R、前に出て来るクリスチャンに対し、ラスロフが左ジャブを突く。クリスチャンはラスロフを下がらせ、左ハイを当てた。右クロスから左ミドルに繋げて、ラスロフに組ませない。ラスロフの左ヒジをかわし、右ストレートを伸ばしながらクリスチャンが組みついた。しかし、すぐ離れたクリスチャンに対し、マウスピースを吐き出したか注意が与えられる。再開後、クリスチャンは中間距離で打撃を出し続ける。ノンストップの攻撃を繰り出すクリスチャンは、ラスロフが組んでくると突き放し、パンチを打ち込む。右カーフを受けたラスロフがフラつくと、クリスチャンが追撃のパンチを浴びせる。ラスロフは組みつきながらクリスチャンにロープを背負わせ、右を突き刺した。しかしクリスチャンがボディロックでドライブする。

コーナーに押し込み、離れるクリスチャンに対してラスロフは左ヒジを空振り。やや動きが落ちたクリスチャンを、ラスロフのパンチが襲う。ここでクリスチャンがボディロックからグラウンドに持ち込むも、すぐにラスロフはスクランブルへ。離れて両者は打ち合いに。共に疲労が見えるなか、ラスロフの右がクリスチャンの顔面を捉える。右ヒジを打ち返すクリスチャンだが、ラスロフの勢いを止められない。終了間際、打ち合いからクリスチャンの右がアイポークとなり、ラスロフに休憩が与えられる。ここでラスロフは、ドクターチェックを受けるなかセコンドを呼ぶ。まだ試合を続行したいようだが、試合はここでストップとなった。

クリスチャンにとって25カ月振りの実戦は、これから――という段階で、まさかのノーコンテストに。クリスチャンは「対戦相手は本当タフだった。無意識だったけど、アイポークをしてしまって申しわけない。勝利を目指して動いていた。このまま続けたかったけど、再戦が決まれたすぐにでも戦う。ベストを尽くして戦ったけど、皆に謝りたい。皆、フィニッシュを期待してくれていたのに。今からでも戦えるぐらい体調は良かった。来年? 3に人目のベイビーができそうなんだ。少し休んで、新しい年にリング、ケージに戻って来る」と語った。


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【ONE FN26】25カ月振りの実戦。クリスチャン・リー「ラスロフは限定されたエリアで最大の力を発揮する」

【写真】ようやくクリスチャンのMMAが見られる。この間、立ち技やグラップリングの出場もなかったのがクリスチャンらしい(C)ONE

本日7日(土)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Fight Night26「Lee vs Rasulov」。同大会のメインでクリスチャン・リーが、ONE世界ライト級王座を賭けてアリベク・ラスロフ相と戦う。
Text by Manabu Takashima

2022年11月以来、2年1カ月振りのファイト。この間、妹ヴィクトリアを失くし、姉アンジェラは引退。そして弟エイドリアンがプロデビューを果たした。

17歳でプロデビュー以来、常にフィニッシュを目指すスタイルで、これまでに挙げた17勝のうちフィニッシュ勝利は実に16を数える。削り合いも、打ち合いでも冷静さを維持する若きベテランに、試合前の心境とこの2年間を尋ねた。


──2年1カ月振りにバトルフィールドに戻ってきたクリスチャンです。この2年色々なことがありました。そして、この場に戻ってきた。今の気持ちを聞かせてください。

「ファイトに戻ることに、とてもエキサイティングしているよ。この2年間、ハードトレーニングを欠かすことはなかった。そして、ずっと心待ちにしていた瞬間だから心に期するモノがある」

──トレーニングと練習は違うかと思いますが、試合勘などに不安はないですか。

「練習と試合は、それほど違うという感覚はない。オク・レユンと再戦する時も、彼の負傷が完治するのに11カ月も待つ必要があった。今回は2年間試合がなかったわけだけど、個人的には正しいタイミングで試合ができないなら、タイムオフがあるのは悪い事じゃないと思っている。

ただ、こんなに長く試合をしないでいようという気はなかった。今年の3月には戦いたいと思っていた。以来、ずっと試合の準備をしてきたんだ。今回の試合も、もともとはもっと早くに組まれることになっていたわけだし」

──ハイ。11月にアトランタで行われる予定だったのが、タイに開催場所が変わりました。ばかりかクリスチャンの試合は、今大会まで延期された。米国でのショーがなくなったことは、残念だったのではないですか。

「米国で戦いたかったね。でも、タイに場所が変わっても僕のやるべきことに大きな違いはない。だいたい開催地がアトランタからタイに変わったことに関して、僕は何もできないわけだし。そしてタイトル戦が11月から12月になったのも、色々な状況が積み重なっていてのこと。特にビザの取得に関しては、僕の力では何もできないしね。

とにかく新たに決まった日程に合わせて、練習をするだけだった。1カ月ズレたことで、その分だけ練習ができるという面もあるしね」

──この間、アンジェラは引退を選択しました。その決断に何か影響を受けることはなかったですか。

「それはなかったよ。僕のキャリアと姉の引退は関係ない。何より、もう戦いたいという気持ちがなくなったアンジェラが、自分の考えで引退を選んだことは良かったと思っている。もう戦いたくないのに、キャリアを続ける必要はないからね」

──では今回、挑戦を受けるアリベク・ラスロフの印象を教えてください。

「スタンドでラッシュを掛ける良いファイターだよ。どの局面でも戦えるけど、僕にとっては対戦相手の1人でしかない。しっかりと準備もしてきたし、彼より良い戦いができるはずだ」

──ラスロフとオク・レユンの試合は、ラスロフが従来持つフリースタイルレスリングのテイクダウンや蹴り技を使うことがなかったです。ボクシングよりも近い距離、いうとダーティーボクシングが非常に多い。タフですが、単調な試合でもありました。

「それはオク・レユンのスタイルも関係していたんじゃないかな。彼は前に前に、と出てくるボクシング・ファイターだから。加えてラスロフのテイクダウンを切ることができる。ラスロフもテイクダウンを狙っていたから、クリンチが多くなった。何より5Rを戦い抜いて、判定勝ちをしようという戦い方だった。試合で勝つことに徹し抜いた戦い。彼が勝つには、あの攻撃が一番効果的だったんだろう。そういう意味ではスマートな選択だよ。

ただし、僕はオク・レユンじゃない。だから、ラスロフはもっとフリースタイルレスリングの技を使ってくると思う。それが通じないと分かると、オク・レユン戦と同じ戦い方をしてくるだろう」

──対して、クリスチャンがあの戦い方をさせるようなことはあるのでしょうか。

「その点でいえば僕のレンジ・コントロールは彼より、ずっと優れている。それに手持ちの技の数が違うし、経験も違う。ラスロフはグッドファイターだけど、MMAとしては限定されたエリアで最大の力を発揮するタイプだ。トレーニングも、そのエリアのなかで強くなることに集中しているに違いない」

──だからこそクリスチャンの引き出しの多さが、試合を動かすのではないかと予測しています。

「そうだね。より素早く、仕掛けの多い試合をファンに見せたい。初回から動いて、フィニッシュを狙う。それもファンが望んでいる結末だし。少しでも早くテイクダウンを奪って、フィニッシュしようと思っている」

──クリスチャンは動きの多い、アクションの多い試合をエキサイトすることなく冷静に戦う印象があります。

「プロで戦い始めたのは17歳の時だよ。多くの試合をこなして、それだけ経験も積んできた。ファイト以外でも自分のマーシャルアーツジムも開いたし、子供も生まれた。全てのことが、僕を人として成長させてくれた。ファイターだけでなく、人として成熟できたと思っている」

──熱くなってしまうことはないですか。時には我を忘れて戦うようなこともあると思うのですが。

「ノー。我を忘れて、アグレッシブになり過ぎるのはレベルの低いファイター……アマチュアだ。落ち着いて戦えた方が、ずっと良いに決まっているからね」

──ではライト級とウェルター級の二冠。今回の防衛戦をクリアした先に、何を見ていますか。

「どちらもベルトも守り抜くこと。可能な限り、ね」

──クリスチャンの復活ともに、MMAライト級及びウェルター級が活性化することを期待しています。

「そうだね。もっとONEのMMAは、盛り上がって行くはずだ。弟のエイドリアンもデビューしたし、ファンも来年はもっと多くのMMAファイトを目にすることができるだろう。そう期待しているよ」

■ONE FN26 視聴方法(予定)
12月7日(土・日本時間)
午前9時45分~U-NEXT


■ONE FN26 対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者] アリベク・ラスロフ(トルコ)

<キック・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットファーガス(タイ)
ナビル・アナン(アルジェリア)

<ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/10分1R>
[王者] マイッサ・バストス(ブラジル)
[挑戦者]ダニエル・ケリー(米国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
デニス・ピューリック(ボスニアヘルツェゴビナ)
エリアス・マムーディ(アルジェリア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ギルバート・ナカタニ(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ナックロック・フェアテックス(タイ)
ゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガフロフ(ロシア)
ハリル・アミール(トルコ)

<サブミッショングラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
コール・アバテ(米国)

<キック・ストロー級/3分3R>
ジョン・ディベラ(カナダ)
ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

<サブミッショングラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
ダンテ・リオン(カナダ)
ブルーノ・プッチ(ブラジル)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
トンプーン・PK・センチャイ(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

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【ONE FN26】ナカタニ戦へ。若松佑弥─02─「LFAとかUFCとか、自分は何とも思っていない」

【写真】決戦前夜、今もまだ研ぎ澄ませ続けているのだろうか(C)ONE

7日(土)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Fight Night26「Lee vs Rasulov」でギルバート・ナカタニと対戦する若松佑弥インタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

強くなるために、家族と離れて練習の日々を送る若松。煩悩を捨て去り、さながら修行僧のような精神状態で自らを見つめる。ストイックな日々を経て目指すのは、これまで以上の自分になることだ。

<若松佑弥インタビューPart.01はコチラから>


──LFAで勝っている人間と若松選手との対戦。UFCへの登竜門で2勝0敗の選手との試合は、北米基準のMMAとのスケールになるという意味でも非常に楽しみです。

「正直、強さなんて誰がどこで戦って、勝つか負けるかの世界なんで。相手が誰だろうが、自分自身をさらに越えられるかという戦いで。どうでも良いというわけじゃないですけど、タイトルマッチでなくても相手がDJだと思って自分は創っているので。LFAとかUFCとか、自分は何とも思っていない。自分を越えられるのかだけに集中しています」

──その姿勢を持ち続ける選手はなかなかいないと思いますが、本当にそういう人格形成が成されてきた。言葉が内面と結びついているように感じます。普段から、本当に修行僧のような人間性になっているのですか。

「それは試合前の8週間だからこそ、研ぎ澄ますことができるわけで。そうでないと、メチャクチャ煩悩が出てきます(笑)。それぐらい弱いですし、人間、人って弱いと思うのでどれだけ自分と見つめ合い、律し、鼓舞できるのか。本当に自分との戦いで……。

キンガド戦もそうなのですが、相手なんかいない。自分がどう向き合えているのか。そこが果し合いの最後の粘りに通じている。情報社会でムカつくこともいっぱいあるけど、そこも関係ない。今が大事、今を生きていけていると思います」

──LFAもUFCも関係ないというなかで、ギルバート・ナカタニのことはどのような印象を持っていますか。

「本当に気が強い選手ですね。タフで、オールラウンダー。なんでもできてキックボクシング、あとレスリングですね。スタミナはないけど、それでも前に出てくる素晴らしい選手です」

──そういう相手に自己証明となる戦いとはどういうモノになりますか。

「めちゃくちゃ色々なパターンがあるなかで、魂と魂がぶつかり合う戦い。そのなかでテクニックが混ざっている。いつでもフィニッシュできるし、一瞬の隙があれば殺すことができる。そいう殺気で削る。それでも相手も頑張って来ると思うので、それを上回るモノを……これまで磨いてきた技術が生きてくる戦いにしたいです」

──では5万ドルのボーナスも、煩悩だから必要ないですか(笑)。

「それは獲りに行きます(笑)。盛り上げるために1秒でも早く倒そうと思っているので。キンガド戦もそのつもりでも、倒せなかっただけで。試合はどうなるか分からないけど、色々なイメージはできています。KOで勝つにしても、判定で勝つにしても。でもボーナスは欲しいですね。そこは天運に任せます(笑)」

──天運ですか……。

「上杉謙信の言葉で、バガボンドにも出てくるのですが『生きようとして上がれば必ず敗北。死ぬと思っていけば勝利がほほ笑む(「死なむと戦へば生き、生きむと戦へば必ず死するものなり」)』みたいな。試合の当日までやることをやって、あとはどうなって良いと思って上がりたい。ギリギリまで研ぎ澄ませていこうと思います」

──そんななか後藤丈治選手から若松選手が「鼻毛を抜かない」という話が聞かれました。

「アハハハハ。もう髪とかヒゲとかもボサボサで、別に合コンとかもいかないし、意味がないことって思ったんですけど……。やっぱりメディアとか出るので、そこはちゃんとしないといけないと。でも、どうでも良いというか……チーム・ラカイのヤツらも鼻毛がメッチャ出ているんで(笑)。逆にそれすらも恰好良いと思われる漢になりたくて、ちょっとやってみたのですが断念しました(笑)」

──アハハハハハ。石井逸人選手は「刺しに来た蚊を逃がしてやるほど殺生を好まない。でも、自分たちのことはボコボコにする」と。

「いやぁ(笑)。悪気はなくて、やってやろうと気はない。でも、そこで僕が気を遣ってしまって甘くなると……。TRIBE TOKYOっていうのは長南さんを見ても分かるように、殺気がヤバいジムです。それもない、ただ遊んでいるようなジムには絶対にしたくないので。笑顔なんて見せてんじゃないよっていうジムにしていきたいです」

──蚊も逃がしてやるというのは?

「それは僕らの命なんて、そこら辺で死んでいる蟻と変わらないもんだし。血を吸われたぐらいで、蚊を殺すことはない。それは本当に皆が、殺せっていうけど……。まぁ可哀そうだなって。ただ、それだけなんです(苦笑)」

■ONE FN26 視聴方法(予定)
12月7日(土・日本時間)
午前9時45分~U-NEXT

■ONE FN26 対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者] アリベク・ラスロフ(トルコ)

<キック・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットファーガス(タイ)
ナビル・アナン(アルジェリア)

<ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/10分1R>
[王者] マイッサ・バストス(ブラジル)
[挑戦者]ダニエル・ケリー(米国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
デニス・ピューリック(ボスニアヘルツェゴビナ)
エリアス・マムーディ(アルジェリア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ギルバート・ナカタニ(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ナックロック・フェアテックス(タイ)
ゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガフロフ(ロシア)
ハリル・アミール(トルコ)

<サブミッショングラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
コール・アバテ(米国)

<キック・ストロー級/3分3R>
ジョン・ディベラ(カナダ)
ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

<サブミッショングラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
ダンテ・リオン(カナダ)
ブルーノ・プッチ(ブラジル)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
トンプーン・PK・センチャイ(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

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【ONE FN26】フライ級初戦、ジャレッド・ブルックス「サイズじゃない。戦いはハートの大きさで決まる」

【写真】ONEのMMAを盛り上げる役者が、フライ級転向を果たす(C)MMAPLANET

明日7日(土)に、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Fight Night26「Lee vs Rasulov」。同大会にONE世界暫定ストロー級王者ジャレッド・ブルックスが、リース・マクラーレンとフライ級で戦う。
Text by Manabu Takashima

ストロー級で圧倒的な強さを見せ、以前からフライ級と二冠を狙うと明言していたブルックスがついに135ポンドで戦う。ここ2年、立ち技やグラップリングの裏で停滞していたONEのMMAをタイトルマッチだけでなく、その一つ一つの戦いで活性化させるだけの力と、存在感を持つブルックス。

ここで勝利を収め、タイトルショットの機会を伺う彼の視線の先には日本で若松佑弥と戦う2025年の光景が目に浮かんでいるようだった。


125ポンドだろうが、135ポンドだろうが最高のコンディションでファイトに挑める

──ジャレッド、ONEフライ級初戦が週末に控えています。今の気持ちを教えてもらえますか(※取材は4日に行われた)。

「最高だよ。自信もある。ここまで、なかなか試合機会に恵まれなかったけど、これからはどんどん試合ができるポジションに立つことができた。来年はもっともっと戦うことができるだろう。フライ級で戦ううえでリース・マクラーレンは、この1試合で僕をタイトルコンテンダーに引き上げてくれる恰好の相手だよ。これからONEのフライ級を最高に盛り上げるよ」

──ストロー級暫定王座を取ったタイミングでフライ級への転向を果たしたのは? 統一戦は待てなかったということですか。

「いやストロー級でマンスール・マラチェフと戦う話があったんだけど、やつがケガをしているということで流れた。3カ月も前のオファーだから、僕は治るだろうと踏んでいたんだけどね。ストロー級で相手がいないなら、フライ級でも戦える。同時に2階級でやっていけるからね。で、今回はフライ級で戦うことにしたんだ」

──フライ級で戦うことは以前から公言していましたが、その際には常にDJと戦いたいという希望を口にしていました。

「そう、そうなんだよ。でもDJのようなレジェンドが、自身の考えで引退を決めたのは素晴らしいことだよ。もともとDJは、僕がMMAを始めるきっかけになった1人だ。そうだね……僕はDJにチャレンジを表明した。その2日後にリタイアを彼は決めた。それはそれで、最高だよ(笑)。まぁ、心の底ではDJがカムバックし、僕と戦ってくれればという気持ちはある。それでも、今は彼の引退におめでとうという言葉を送るだけだよ」

──ONEのフライ級は水抜き無しの135ポンド、ジャレッドは減量の必要があるのでしょうか。

「125ポンドでも減量の必要なんてなかった。ファイトウィークになると123ポンドには落ちていたから。毎日、しっかりと食事をとってもそれぐらいだ。今回、フライ級で戦うことでプロテインやクレアチンをたくさん摂取してきた。それでも、今の体重は133ポンドか132ポンドだ。減量の必要がないことが、僕の強味になっている。125ポンドだろうが、135ポンドだろうが最高のコンディションでファイトに挑める。サイズじゃない。フライ級は技術面、精神面とともに最高の状態で戦う姿を見てもらえる最高の階級だよ」

──とはいえ、ストロー級と比較すると対戦相手は大きくなります。

「いいかい? 俺たちは体のサイズで戦うじゃない。ハートの大きさで戦うんだ。リース・マクラーレンを恐れることは一切ない。それが全てだよ。僕らがリングで向かい合い、試合が進むにつれてどっちのエネルギーゲージが減って行くのか、楽しみに眺めていてほしい。僕のハート、エナジーはずっと最高潮だから。戦いはハートの大きさで決まって来る。それを土曜日にしっかりと証明してみせる」

──とはいえマクラーレンはフライ級で最高のグラップラーです。彼のスキルをどのように評価していますか。

「素晴らしい実力者だよ。グラップリング面において。でも、少し遅い。それに他の皆と同じように、僕の体力を軽視してくるにちがいない。『こんな小さなヤツは、問題ない』ってね。僕がトップを取ったり、バックに回った時にヤツは200ポンドの相手に捕獲されたように感じるだろう。その力があるから、僕は戦うことができているんだ」

ユーヤ・ワカマツと日本で試合を組んでくれ

──この試合でタイトルコンテンダーの地位を獲得するという発言がありましたが、せっかくジャレッドがフライ級にやってきたのであれば若松祐弥選手やダニー・キンガドというトッププロスペクトとの対戦も見てみたいものです。

「僕とユーヤの試合は、きっと最高のファイトになるだろう。ユーヤはしっかりと、どの局面でも戦えるようになった。あの打撃力があれば、最高のグラップリングは必要ない。本当にあのパンチ力は警戒が必要だ。それでもテイクダウンをして、極めることができると思っている。

ダニーも素晴らしいウェルラウンダーだ。ユーヤと比較すると、下の動きで少し上回っている。それでもユーヤと同じだ。僕は彼をサブミットできる。そうだね、僕が彼らとの試合を拒否ることは一切ない。ただし、今、僕の目の前にいるのはリースだ。そのリースを倒すと、どう考えてもアドリアーノ・モライシュという名前が浮上するはず。

アドリアーノと戦う前にストロー級王座を統一し、フライ級のベルトを巻く。ジョシュア・パシオとは、いつでも戦う。蹴散らす機会を待っているだけだよ(笑)」

──明らかにグラップリング戦を前にした時より、モチベーションの高さが感じられますね。

「そりゃあ、そうだよ。グラップリングマッチは楽しむもの。ファイトは、恐怖を伴っている。グラップリングとは違い、相手を殺すためにリングに上がるんだ。僕がフライ級で戦うことで、ONEのフライ級をもっと活性化させたい。ストロー級でも決して大きな方じゃない。いえばフライ級で戦うことは、2階級上の相手と戦う様なものだ。そしてまずはリース・マクラーレンを倒す。そのことで世界中が、僕を中心としたフライ級を気に掛けるようになるに違いない」

──凄く楽しみです。我々MMAファンにとっては、どれだけ素晴らしいムエタイ、キック、グラップリングがあっても、やはりMMAがしっかりと回って行くところが見たかったので。

「同じ想いだよ。だからこそ、フライ級で僕がやるべきことも分かっている。マッチメイカーにはもう、伝えてあるよ。アドリアーノ・モライシュ、あるいはユーヤ・ワカマツと日本で試合を組んでくれってね。僕らが戦うことで、日本のファンはRIZINのように盛り上がってくれるはずだからね。

どこで戦おうが僕が日本を愛する気持ち、日本のファンへの感謝の気持ちは忘れようがない。12月7日、リース・マクラーレンをぶっ飛ばす。そして、2025年は必ず日本で戦う」

■ONE FN26 視聴方法(予定)
12月7日(土・日本時間)
午前9時45分~U-NEXT

■ONE169 対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者] アリベク・ラスロフ(トルコ)

<キック・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットファーガス(タイ)
ナビル・アナン(アルジェリア)

<ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/10分1R>
[王者] マイッサ・バストス(ブラジル)
[挑戦者]ダニエル・ケリー(米国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
デニス・ピューリック(ボスニアヘルツェゴビナ)
エリアス・マムーディ(アルジェリア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ギルバート・ナカタニ(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ナックロック・フェアテックス(タイ)
ゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガフロフ(ロシア)
ハリル・アミール(トルコ)

<サブミッショングラップリング世界ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
コール・アバテ(米国)

<キック・ストロー級/3分3R>
ジョン・ディベラ(カナダ)
ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
トンプーン・PK・センチャイ(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

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MMA o ONE エディ・アルバレス クリスチャン・リー ローウェン・タイナネス

ONE Fight Night23:メインイベント・オク・レユン vs. アリベック・ラスロフ

ライト級暫定王座決定戦だったが、ラスロフが計量失敗。レユンが勝った場合のみ暫定王者となる変則決定戦に。

元HEAT王者のレユン。2021年4月にエディ・アルバレスに勝利すると、同年9月にクリスチャン・リーのタイトルに挑戦。リー押し気味の内容に見えたが、物議を醸す判定勝ちで王座を獲得した。2022年8月にリーとのダイレクトリマッチが組まれると2RKO負け。昨年5月のアメリカ大会で、地元アメリカのローウェン・タイナネスに判定勝ちして以来、1年2ヶ月ぶりの試合となる。33歳。

ダゲスタン出身・トルコ国籍のラスロフはMMA14戦全勝でONE初参戦ながら、いきなりタイトルマッチが組まれた。ONE以前は水抜きありの170ポンドで戦っており、ONEでは水抜きなしでの170ポンドと、実質階級を下げての試合となったが、初のONE式計量で計量失敗。他のダゲスタン勢のように、レスリングの強さを活かしたグラウンド&パウンドを武器として戦う。31歳。

カーフを蹴るレユン。ミドル。さらにカーフ。蹴り返すラスロフだが、レユンのカーフを警戒している。組んできたラスロフ。ヒジを入れて引き剥がそうとするレユン。四つで押し込んできたラスロフ。コーナーに押し込み肩パンチ。シングルレッグから大内刈りでテイクダウンしたラスロフ。上半身を起こしてコーナーにもたれるレユン。立ち際にヒザを入れるラスロフ。すぐにまたテイクダウン。すぐコーナーを使って立ったレユン。ラスロフなおもコーナーに押し込み細かい打撃を入れていく。シングルレッグ。切ったレユン。差し返した。残り1分。またコーナーに押し込むラスロフ。クリンチアッパー。レユンもヒジを返し、ヒジの打ち合いに。ゴング。

2R。ジャブを突くレユン。カーフをキャッチしたラスロフ。ロープに押し込んだ。押し返したレユンに支釣込足で崩す。離れたレユン。またカーフ。ジャブ。ラスロフもカーフを返す。打撃のプレスでコーナーに追い込んだラスロフだが、レユンが差し返すと離れる。スタンドでまたカーフ。パンチで突っ込んで組み付いてくるラスロフ。脇を差して引き剥がしたレユン。ヒジを入れる。スタミナの削り合いになってきた。四つでコーナーに押し込むラスロフ。レユン投げた。ラスロフ崩されたが立った。打撃戦。パンチで攻めるレユン。首相撲。ヒザ・ヒジを入れるレユン。ゴング。

3R。ワンツーを入れたラスロフ。レユンインローからミドル。ラスロフのスタンドでの圧が弱まっている。先に打撃を当てるレユン。組んでヒジを入れるラスロフ。お互いクリンチアッパーを入れる。首相撲の展開でもロープまで押し込ませないレユン。右からカーフを入れるレユン。また首相撲からヒジの打ち合い。四つでロープに押し込むラスロフ。ヒジの打ち合い。口が開いて苦しげな表情のレユン。レユン左右のパンチで出るクリンチからの打撃戦。ラスロフコーナーに押し込んだ。ヒジを入れる。残り1分。四つから投げを狙ったレユンだが、潰されて下に。三角を仕掛けたが、足をサバいてパスしたラスロフ。背中を向けて立ったレユン。ゴング。

4R。ジャブの刺し合い。詰めるのはラスロフ。タックルへ。しかし脇を差して止めたレユン。離れた。首相撲からヒザを入れるレユン。離れ際にバックヒジ。またコーナーに押し込むラスロフ。押し込んでヒジの打ち合い。パンチ連打を入れるレユン。組んでコーナーに押し込むラスロフ。またコーナーに押し込むラスロフ。レユンの顔のカットのドクターチェック。再開後、すぐまた組んで押し込んでいくラスロフ。見るからにスタミナ切れしているレユンだが、組むとヒジを出していく。ラスロフの方は疲れている様子は見せない。組んで打撃の入れ合い。手数は五分だが。ゴング。

最終5R。出てきたラスロフに左右のパンチ連打。組んできたラスロフにヒジを入れて離れる。最終ラウンドにスタミナを残していたか?しかし序盤のラッシュでそれも使い切ったか、ラスロフが押し込みに。離れ際にバックヒジを入れるラスロフ。出てくるラスロフにパンチの連打を入れるレユン。組んできたところに肩パンチを入れて離れる。消耗戦。2分半経過。組んで押し込むラスロフ。シングルレッグに来たラスロフ。その腕を足でロックしたレユンが逆の腕をキャッチするが、ラスロフ腕を解除してバックを狙う。差し返したレユン。離れる。出てくるラスロフにヒザを入れるレユン。残り1分。打撃戦。連打を出したレユン。ヒジ。引き剥がしてパンチで出る。レユン最後に連打を出す。押し込むラスロフを引き剥がしてパンチを入れた。タイムアップ。

最後の印象はレユンだが、ONE判定ならどうなっていてもおかしくない程度の差。

判定3-0でラスロフが初参戦で暫定王者に。訂正・計量失敗のため、暫定王者は誕生せず。

もともとノンタイトル戦だったのが、強豪とはいえ初参戦の選手が暫定王座決定戦に出るというのもよく分からなかったが。どちらに入れてもいい程度の差だったと思うし、計量失敗したラスロフより、最後に攻めたレユンの勝ちになればハッピーエンドで終わったと思うが、変なところで忖度しないジャッジ陣。

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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN21 クリスチャン・リー ヴァウミール・ダ・シウバ 手塚裕之

【ONE FN21】手塚がシウバをノースサウスチョークで仕留めて5試合連続フィニッシュ&王座挑戦アピール

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
手塚裕之(日本)
Def.2R3分34秒 by ノースサウス・チョーク
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)

左を突くシウバに対し、前後の動きからフェイントをかける手塚。左ハイを見せたあと、シウバの左ジャブを受けながらも飛び込んだがテイクダウンは奪えず。立ち上がり、左ローをすくわれて背中を着いてしまう。スタンドに戻ると、距離を詰めてきたシウバに右クロスを狙うが、そのまま組まれグラウンドに持ち込まれた。ハーフガードの手塚を、シウバは右オーバーフックで抑え込む。ボトムから潜って煽った手塚が立ち上がる。距離が詰まると手塚が左ボディを突き刺した。組んできたシウバを捌いた手塚の右が当たる。パンチを振ってシウバを中に入れさせず、右カーフを当てた手塚。シウバの右ローに合わせてニータップで飛び込んだ手塚が、クリーンテイクダウンに成功する。シウバは手塚の首を右腕で抱える。手塚はボディに左の拳を打ち込みながら初回終了を待った。

2R、手塚がシウバの左ジャブをかわし、シングルレッグでグラウンドに持ち込む。シウバも左腕で手塚の首を抱えるのみ。頭を抜いた手塚が、左腕を枕にしてハーフガードのシウバを抑え込む。シウバもブリッジするが返すことはできない。コツコツと鉄槌とヒジを落とす手塚は、パスからサイドへ。腕十字を狙いながらノースサウスに移行し、絞め上げてタップを奪った。

これで5試合連続フィニッシュ勝利を飾った手塚は最初に「コップンカップ、マイペンライ」とタイ語を口にしたあと、ONE世界ウェルター級王者のクリスチャン・リーの名前を挙げ、ベルト挑戦をアピールした。しかしファイトボーナスは得られず、「なぜ得られないのか……」という表情を浮かべた。


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45 AB ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN19 RIZIN YUKI   アブラォン・アモリン クリスチャン・リー ジョナサン・ハガティー ジン・テホ ダニエル・ウィリアムス ダヤニ・カルドゾ チャンネル パク・デソン マンスール・マラチェフ リト・アディワン ルンピニー ヴァウミール・ダ・シウバ 中島太一 岡田遼 平良達郎 手塚裕之 海外 猿田洋祐 秋山成勲 鶴屋怜

【ONE FN19】手塚裕之、対戦相手がアモリンに変更も「自分の良いところを出せば相手の光は消える」

【写真】苦難は続く。それでも手塚はケージに入る。勝つために(C)SHOJIRO KAMEIKE

17日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE FN19にて、手塚裕之がブラジルのアブラォン・アモリンと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

手塚にとっては、昨年10月にスクランブル出場でジン・テホを下して以来の試合だ。今年1月の日本大会には出場ならずも、その後すぐに今回の試合オファーが届いたという。ただ、当初はヴァウミール・ダ・シウバと対戦予定であったが、計量時点で相手がアブラォン・アモリンとなっている(計量終了後も公式リリースはない)。苦難の戦いが続く手塚だが、勝利に向けて気持ちは清々しいほど明るい。


――日本を発つ直前にも関わらず取材を受けていただき、ありがとうございます(※取材は2月12日に行われた)。

「いえいえ。明日、日本を出発して夕方にはタイに着く予定です」

――昨年10月のジン・テホ戦は9日前の試合オファーだったそうですが、今回は準備期間もあって。

「オファーを頂いたのは試合の1カ月前でした。日本大会に出たいと思っていたけど、結局は試合がなくて。直前まで何があるか分からないから、ギリギリのオファーでも試合ができるように練習して、スタンバイしていたんです。でも日本大会では試合がなく『マジかぁ……』と思った直後に、『次のバンコク大会はどうですか?』という話が来ました」

――手塚選手にとってベストだったのは、日本大会で秋山成勲選手と対戦することだったのですか。ジン・テホ戦直後に秋山戦をアピールしていました。

「日本大会に出場するなら――ですね。僕が日本で試合をするなら、一番盛り上がる相手じゃないですか。秋山選手は名前もあって、レコード上は日本人選手には無敗ですし。そんなカッコいいまま引退してほしくないな、って。日本大会なら秋山選手と対戦したい。それは本心でした」

――その日本大会出場は叶わず。しかしルンピニー大会に出場できるので良かった、ということでしょうか。

「う~ん……日本大会で家族やチームメイト、応援してくれている人たちに試合を見せたかったという気持ちはあります。でもファイターは試合をして勝ち上がっていくことが一番の目的だし、ファイトマネーも特別変わらないのであれば、どこで戦うのも同じだとは思っていますね」

――日本大会か今回のルンピニー大会か。どちらにしても前回の試合から3~4カ月後という試合間隔です。ジン・テホ戦は1年8月振りの試合でした。

「4カ月というのは理想的な試合間隔ですね。何よりも、いつ試合があるか分からない状態が長いよりは、しっかり試合が決まって練習できるようが良いです。試合が決まっていない時期の練習って、『自分は何のために練習しているだろう……』と思う時もあるんですよね。9日前にオファーが来ることもあるから、いつ誰と対戦しても良いように普段から準備はしています。でも、前々から対戦相手も日程も決まっていたほうが、しっかりと自分をつくり上げることができるのも当然で」

――そんななか、セコンドとして岡田遼選手がタイへ帯同するそうですね。所属ジムが異なる岡田選手がセコンドにつくのは、どのような縁があったのでしょうか。

「岡田さんとは一緒に練習しているわけではないのですが、同い年ということを知って、そこからお互いのジムを行き来して意気投合しました。彼は現役選手であると当時に経営者でもあり、かつセコンドとして平良達郎君や鶴屋怜君のセコンドとして海外を飛び回っているじゃないですか。

対して自分の地元というのは、ジムの会長であっても格闘技とは別の仕事を持っているのが普通で。だから急に海外で試合をすることになっても、仕事があるから休みも取れない。前回の試合は9日前だから誰も来てくれる人がいなくて……岡田さんにお願いしたら、快諾してくれたんです。しかもRIZINの中島太一戦が終わってから10日後ぐらいで疲れも残っていたと思うんですけど、快諾してくれて良かったです」

――手塚選手は以前、海外の試合でセコンドを帯同できないこともありました。

「そうなんです。シンガポールで試合をした時は、コロナで現地に連れていくことができなくて――イヴォルブの会員さんを紹介してもらいました。

でも、『戦うのは自分だから』と思っています。もちろん普段から一緒にいる人のほうが良いかもしれないけど、自分の場合は試合直前ってそれほど体も動かさないので。体を休めながら、イメージトレーニングして試合を迎えています」

――そんななかで、岡田選手がセコンドを務めくれた時は……。

「やっぱり同い年だから自分も気を遣わずに、いろんなことをお願いできるんですよ。何より彼は頭が良い人で、指示も的確なおかげで前回は勝つことができたと思います」

――手塚選手がONEで戦うなかで、これまでも様々な困難がありました。それでもONEで戦い続ける理由は何でしょうか。

「まずは海外で、強豪外国人選手と対戦できるという点ですよね。そこでメインストリームにいることができる――かどうかは、自分次第ですけどね。あとはやっぱりファイトマネーの部分は大きいです。プロのファイターである以上、自分のことを高く評価してくれるところで戦いたいので」

――試合間隔は空きながらも、現在は3試合連続フィニッシュしています。その結果、ご自身がONEウェルター級のメインストリームにいると思いますか。

「どうなんでしょうね……。ONEは今、ライト級以上の階級はランキングがないから分かりづらいところはありますね。どうしても軽量級に目が行きがちで。自分の中ではトップ戦線の中にいるとは思っていますけど」

――ライト級&ウェルター級2冠王者のクリスチャン・リーが1年以上試合をしていないのも、階級の現状を考えづらい要因になっているとは思います。もしクリスチャン・リーが復帰し、手塚選手が挑戦者に選ばれた場合――自信はいかがですか。

「クリスチャン・リーかぁ……。もちろん対戦が決まれば、『絶対に勝つ!』という気持ちで試合に臨みます。でも自信があるかどうかは、やってみないと分からないですよね。やっぱり強いチャンピオンだし――何なんでしょうね、あの強さは(苦笑)。でも『対戦したい。ベルトに挑戦したい』という気持ちは、今もずっと持って試合をしています。そのためにも次の試合もバッと倒して、自分が一皮むけたところを見せたいですね」

このインタビューはダ・シウバ戦を前提としたものだったが、15日(木・現地時間)の計量後に手塚の対戦相手がアブラォン・アモリンに変更されたことが正式に発表された。アモリンのMMA戦績は9勝4敗で、昨年からONEに出場し1勝1敗だ。初参戦となったパク・デソンには1R KO勝利を収めたものの、昨年11月にはパキスタンのアフメド・ウジダバに三角絞めを極められている。ここまでライト級(※77.1キロ)で戦ってきたが、今回はスクランブル出場で、ウェルター級(※83.9キロ)契約で手塚と戦う。対戦相手の変更後、手塚がMMAPLANETに送ってくれたメッセージは次のとおりだ。

「前回は9日前のオファーで、前々回が1週間前に対戦相手が代わり――そして今回も現地に着いてから相手が変更となりました。それが僕らしいといいますか(笑)。ハードな状況でも勝つことができる。それが自分の成長を証明する手段だと思っています。

アモリンは喧嘩ができて、柔術が巧い選手という印象です。特に、きちんとフィニッシュに対する嗅覚を備えて、ここぞという時に攻め込むのが巧いというファイターですね。

でも僕が自分の良いところを出せば相手の光は消えます。いつもどおり極めて、4試合連続フィニッシュを狙います!」

■放送予定
2月17日(土・日本時間)
午前9時45分~ABEMA格闘チャンネル

■ONE FN19 計量結果
※日本時間 2月15日 23時50分時点

<ONEムエタイ世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] ジョナサン・ハガティー:65.31キロ
[挑戦者] フィリッピ・ロボ:65.54キロ

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス:65.77キロ
モハメド・ユネス・ラバー:未計量

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ダニエル・ウィリアムス:56.70キロ
リト・アディワン:56.59キロ

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン:76.54キロ
ナウゼット・トルヒーリョ:76.66キロ

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
手塚裕之:82.78キロ
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)➡アブラォン・アモリン:82.78キロ

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ルーク・リッシ:未計量
エディ・アバソロ:69.74キロ

<ミックスルール女子ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
ワンダーガール・ナット・ジャルンサック:56.70キロ
ダヤニ・カルドゾ:未計量

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
マンスール・マラチェフ:56.59キロ
猿田洋祐:56.59キロ

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
トンプーン・PKセンチャイ:56.70キロ
ティムール・チュイコフ:56.59キロ

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F1 Fairtex MMA o ONE ONE Championship   アンジェラ・リー キック クリスチャン・リー スタンプ・フェアテックス チャトリ・シットヨートン ハム・ソヒ ボクシング ヴィクトリア・リー 平田樹

9.1『ONE Fight Night 14』でスタンプ・フェアテックス vs. ハム・ソヒのアトム級暫定王座決定戦

VENUM[ヴェヌム] VENUM × ONE FC ムエタイショーツ (赤) // タイボクシング ファイトパンツ キックパンツ 格闘技 キックボクシング


アンジェラ・リー、クリスチャン・リーの妹ヴィクトリア・リーが死去、享年18/チャトリ・シットヨートンCEOが追悼コメント(2023年01月09日)

 こちらの続報。


 チャトリ・シットヨートンCEOがフェイスブックでアンジェラ・リーとクリスチャン・リーについて以下のコメント。

「アンジェラの復帰はまだ決まっていないが、このまま引退するかもしれない。 スタンプ(フェアテックス) vs. ハム(ソヒ)の(アトム級)暫定王座決定戦を行うだろう」

「クリスチャンと話したところ、彼は100パーセントで戦いたいと思っているが、年内は休養するつもりだ。来年復帰するだろう。我々は今年、全てを前進させるためにも両方の階級で暫定王座決定戦を行うつもりだ」



 その後、ONE Championshipが9月1日に開催する『ONE Fight Night 14』でスタンプ・フェアテックス vs. ハム・ソヒのアトム級暫定王座決定戦を行うことを発表。

 スタンプは5月の『ONE Fight Night 10』でアリセ・アンダーソンに2R KO勝ちして以来の試合で2連勝中。ハムは3月の『ONE Fight Night 8』で平田樹に判定勝ちして以来の試合で9連勝中(ONE戦績3勝0敗)。ONEアトム級ランキング1位と2位の対戦です。続きを読む・・・
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o ONE キック クリスチャン・リー マラット・ガフロフ

ONE FIGHT NIGHT10:ボーナスバウト第1試合・ローウェン・タイナネス vs. オク・レユン

ライト級。

前王者で前戦でクリスチャン・リーに敗れてタイトル陥落したレユンが第1試合出場。

地元アメリカのタイナネスはONE7勝1敗。敗れた相手は元王者のマラット・ガフロフのみ。

カーフの蹴り合い。ケージに押し込んだタイナネスだが、レユン離れた。詰めていくレユン。左右のパンチを振るタイナネス。詰めたレユン。ケージを背負ったタイナネスにパンチの連打を打ち込む。タイナネスも一発返した。四つに組んでケージに押し込むタイナネス。膝。離れた。パンチを打ち込むレユンだがタイナネス膝。打ち合い。ボディを打ち込むレユン。タイナネスがケージに詰めて膝・肘を入れた。ゴング。

2R。またカーフを入れたタイナネス。タックル。テイクダウン。レユンフックガード。パスしていくタイナネス。背中を向けて立ちに行くレユン。後方に引き込もうとするタイナネス。足を一本フックしてハーフバックに。両足フックした。背負って立ったレユン。タイナネス降りた。レユンケージで正対。押し込むタイナネスに肘・膝を入れる。左ボディを入れたレユン。ワンツー。下がったタイナネス。ゴング。

3R。レユンがプレスしていく。タイナネスカーフキック。タイナネス疲れが見える。口が開き気味。ジャブを入れていくレユン。ケージに詰めてパンチを入れたタイナネス。出ていくタイナネスだが、手数を出すのはレユン。タイナネスタックル。レユン切れずに下に。背中を付けたレユン。両足フックしたタイナネスだがレユン立った。タイナネス降りてまたタックルへ。ケージでこらえるレユン。時間が過ぎていく。残り30秒でレユン離れた。最後の力で打ち合いする両者だがタイナネスタックル。テイクダウンしたがスクランブルで立ち上がったレユン。押し込んだタイナネス。タイムアップ。

判定3-0でレユン勝利。

ダメージを与えていたのはレユン。手数も後半はレユンだったが、それがどこまで評価されるかは相変わらず不明。今回はジャッジも現地コミッションで、普段の基準と違う可能性もある。

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN10 UFC アドリアーノ・モライシュ アルジャメイン・ステーリング キック クリスチャン・リー ジャスティン・スコッギンス ジャレッド・ブルックス ダナ・ホワイト デメトリウス・ジョンソン ピョートル・ヤン ボクシング

【ONE】ONE世界ストロー級王者、ジャレッド・ブルックス―02―「僕がデンバー大会に出るのが筋」

【写真】ONEのMMAにはブルックス、DJ、クリスチャン・リーと3人の米国人世界チャンピオンが存在している(C)MMAPLANET

2023年に向けて『2022年中に話を訊いておきたい』勝者、敗者を6人リストアップしたインタビュー──ジャレッド・ブルックス編Part.02。

ONE世界ストロー級王座に就いたブルックスは、米国でのデメトリウス・ジョンソン戦を熱望する。とはいえ5月のデンバー大会=ONE FN10では既にDJ×アドリアーノ・モライシュIIIが発表されている。米国人チャンピオンとして、米国におけるキックオフ大会への出場は筋が通っていると断言するブルックスに、フライ級とストロー級の兼ね合いとONEが米国で受け入れられるか否かを尋ねた。

<ジャレッド・ブルックス・インタビューPart.01はコチラから>


――5月でなくとも、DJとは戦いたいということですね。

「DJとの試合は夢といっても良い。ただし、ただ戦いたいんじゃない。勝ちたいんだ。もし実現するなら、文字通り夢が現実になる。DJは間違いなくリアルディール、本物だよ。僕がリアルにマーシャルアーツの道を進むうえで避けて通れない相手だと認識している」

――ONEフライ級チャンピオンと戦うということは、他のフライ級ファイターとも戦って二階級制覇を目指すのか。ストロー級王座を防衛しつつチャンプ・チャンプを目指すのか。どちらを考えていますか。

「100パーセント、フライ級とストロー級で戦っていくよ。もちろん、誰が僕の対戦相手になるのかっていうことは関係してくるけどね。そうそうジャスティン・スコッギンスのことは知っているよね」

ブルックスのベルト奪取に満面の笑みを浮かべていたスコッギンス。ONEフライ級で戦うことはあるのか

――もちろんです。

ジャレッドのトレーニングパートナーで、スイッチスタンスの打撃をいつも絶賛していますね。

「ジャスティンとはずっと一緒に練習してきた。ジャスティンがONEのフライ級戦線に参入すれば、輝かしい結果を残すことは間違いない。ブラザーのようなジャスティンがONEのフライ級を制覇し、僕と2人でストロー級とフライ級を支配する。これこそ僕らにとってパーフェクト・ワールドだよ。ただし、さっきも言ったように僕も絶対にフライ級でも戦うことになる」

――世界戦でなくランカーたちともジャレッドは戦っていくつもりなのでしょうか。

「フライ級でも僕をチャンピオンとして、扱ってくれるのであればね。それだけのファイトマネーは要求したい。チャンプ・チャンプ対決が望むべき最上位にある。それは絶対だ。でも、そうではなくランクで下の選手と戦えという要望があるなら、全くもって構わない。フライ級のトップファイターと1,2試合戦うことは問題ないよ。それからDJと戦えば良いんだ。もしくはアドリアーノ・モライシュとね」

――ところで5月のデンバー大会ですが、まだDJ×ミキーニョの世界フライ級選手権以外、カードは発表されていません。米国人世界王者として、母国でのファイトをどれだけ熱望していますか。

「5月にデンバーで試合をするとすれば100パーセント、ストロー級世界王者としてその舞台に立つ。僕は米国人チャンピオンだ。米国大会のカードに名前が並ぶべきだと思っている。それが筋ってもんだろう。大会開催のアナウンスから1カ月、まだ声は掛かっていない。でも、そうなるものだと思っていつも通り練習しているよ」

――ユニファイド・ルールに見慣れた米国のMMAファンが、ONEルールにどのような反応をすると考えていますか。

「まぁ、ONEルールならアルジャメイン・ステーリングとピョートル・ヤンの試合は、あんなことにはなっていなかったからね。米国のファンって残酷なシーンが大好きだよ。スポーツファンでなく、ファイティングファンの受けは良くなるに違いない。ただし、そういう戦いばかりをONEはファンに届けているわけじゃない。

サブミッショングラップリングの試合で柔術が見られる。ムエタイやキックというMMAと違った戦いを同時に見せることで、ONEは米国のマーケットに風穴を空けようとしている。それがONEの素晴らしいところだよ」

――そのONEの米国進出の地が、UFCが30年前に第1回大会を開いたコロラド州デンバーの近郊ブルームフィールドになったのも運命的なモノを感じます。

「UFCが生まれた街で、ONEがスタートを切る。最高にクールな話だ。UFCとダナ・ホワイトはボクシング界の横っ面を引っ叩いてきたんだ。僕はUFCには何もいうことはない。素晴らしい団体だから。他のあらゆる団体を踏みつぶしてきたとしてもね(笑)。

だけどONEはUFCや他のMMAプロモーションとは違った特色を武器に、米国市場を開拓しようとしている。土台が違う、そういう大きな話だよ」

――ジャレッド、今日もインタビューを受けてくれてありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いできますか。

「コンニチワ、マイ・ジャパニーズ・ファン。初めて日本に行った時以来、皆のことが大好きだ。僕のキャリアをずっと見守ってくれてありがとう。まだ始まったばかり、僕はこれからもっとデカいことをやっていくから、変わらずサポートをしてほしい。いつも感謝しているよ」

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