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【Shooto2022#08】柔道からMMAへ、マックス・ザ・ボディと戦う田中有─01─「上を目指すために修斗へ」

【写真】現在27歳の田中有が2年ぶりの復帰戦を迎える(C)SHOJIRO KAMEIKE

11日(日)、大阪市淀川区のメルパルクホール大阪で開催されるShooto2022#08で、田中有がマックス・ザ・ボディと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

田中にとっては2020年の大阪大会で、キャプテン☆アフリカに敗れて以来の復帰戦となる。柔道を経て兄の淳が運営する総合格闘技道場reliableでMMAを始めた田中は、ここまで大阪大会を中心に修斗で戦ってきた。これまでのキャリアで、判定まで持ち込まれたのは1試合のみ。そんな田中がMMAを始めたキッカケと、修斗で戦う理由を語ってくれた。


――田中選手は、お兄さんの田中淳選手が運営する総合格闘技道場reliableに所属されています。田中選手が格闘技を始めたキッカケから教えていただけますか。

「本格的にMMAを始めたのは、19歳の時です。それまで、小学3年生の時から柔道をやっていました。小3の時に体が大きくなってきて、小学校でも背の順で後ろのほうやったんです。そうしたら、ちょうどオリンピックで柔道を見ていた親から『アンタも柔道をやってみれば?』と言われて」

――親御さんは、田中選手をオリンピック選手に育てたいと思ったのでしょうか。

「いえ、全然そこまでじゃなくて。本当に『やってみる?』ぐらいの感じでした(笑)。自分も身長が高いし、ちょっと太っていて。あとは水泳や野球もやっていたので、動けるデブやったんですよ」

――動けるデブですか(笑)。今の姿からは想像できません。小3の時に町道場へ入門したのですか。

「はい、体験に行ってから神戸の警察が運営している道場に入りました。神戸の警察に子供の柔道クラスがあって。結構な人数がいましたね。僕がいた時は、女子の日本代表チームの監督に教えてもらっていました。中学からは柔道部に入って、推薦で高校に進んで――柔道の強豪校やったんですけど、そこのキャプテンを務めて、国体メンバーにも選んでもらいました」

――ということは、大学の柔道部からも誘いがあったのではないですか。

「大学からも声はかかっていました。でもMMAがやりたくて、柔道は高校で区切りつけたんです」

――田中選手は現在27歳、東京オリンピックなども視野に入る世代かと思います。しかしオリンピックを目指していたわけではなかったのでしょうか。

「柔道をやっていた頃は、日本一になることが目標でした。でも……正直、無理やなって思ったんです。そう思った時点でアカンけど。怪我も多かったし、だんだん柔道が好きではなくなったところもあって。とりあえず続けていた、という感じだったので」

――そこで柔道を続けていても、先が見えなくなっていたのですか。

「そうです。それで当時、9歳離れた兄の淳が格闘技道場をやっていて。兄から『練習に来いよ』と誘われたのが、MMAを始めたキッカケですね。僕は柔道をやっていた頃、団体戦で重量級が欲しいからって、73キロ級から98キロまで体重を増やしていたんですよ。まずは体重を落とすところから始めました(笑)」

――淳選手は田中選手と同じように柔道を経てMMAを戦っていたわけではないのですね。

「兄は格闘技が好きな仲間と一緒に練習を始めて、その繋がりで道場を出していました。もともと僕も格闘技が好きだったんです。兄の試合も観に行っていましたし、バダ・ハリが出ていた頃のK-1を観たり、MMAやと山本KID徳郁さんのファンでした。でも柔道時代は、MMAをやりたいとは考えていなくて。兄の道場で練習するようになったのも、最初はダイエットやフィットネス感覚でしたから」

――格闘技道場を運営しているお兄さんからすれば、ずっと柔道をやっている弟を、いつかMMAに誘おうと考えていたのではないですか(笑)。

「アハハハ、そうなんですかねぇ。そういえば、最初はダイエットやフィットネス感覚だったのに、気づいたらアマチュアの試合に出ていました」

――田中選手がMMAを始めるように、どうにかこうにか……。

「えっ、実は誘導されていたんですか(苦笑)。兄から『出てみるか?』っていう感じで言われて、周りの会員さんも出るから自分も――というぐらいの意識でした。その時はアマ修斗に出て勝ちました。そこからスイッチが入りましたね。MMAって楽しいな、勝つのって楽しいなと思って」

――リライアブルの所属選手は、様々なプロモーションで戦っています。しかし田中選手は、DEEPでのプロデビュー戦以外は全て修斗でキャリアを積んできました。そのキャリアには何かこだわりがあったのでしょうか。

「山本KIDさんや五味隆典さんが好きだったんですよね。2人とも修斗出身だったじゃないですか。この2人に憧れて、自分もMMAで上を目指したいと思ったので、修斗一本で戦っていこうと思いました」

――MMAを戦っていくうえで、柔道時代のクセが残っていて苦労した面はありますか。

「それはもう……(苦笑)。柔道って投げられて背中が着いたら一本じゃないですか。だから投げられた時、咄嗟に体が下を向いてしまうんですよね。それではMMAだとバックを取られてしまう。その癖はずっと抜けなくて。あとはスタンドで真正面を向いてしまったり、パンチを出す時に固さが残ってしまったりとか。一番は固さが抜けなかったです。それがしっかり打撃のフォームからやって、ステップも使うようになると、次第に柔道の癖も固さが抜けていきました」

<この項、続く>

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MMA MMAPLANET NEXUS28 o キャプテン☆アフリカ 世羅智茂 山田崇太郎 海外 濱岸正幸 西川大和

【NEXUS28】プログレス・ルールで濱岸正幸戦、山田崇太郎―01―「見どころが分かりやすい」

【写真】3月の西川大和戦の(C)SHOJIRO KAMEIKE

7日(日)、東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるNEXUS28で、プログレスのフォークスタイル・グラップリングマッチに山田崇太郎が出場し、濱岸正幸と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

グラップリング大会で数々の実績を持つ山田が遂にプログレスへ――その山田は、実は練習環境の縁からプログレス設立前、ルールがつくられる過程から知っていたという。プログレスをゼロから知る男が自身の試合の前に、プログレスの印象とルールの見どころを語ってくれた。


――山田選手がグラップリングマッチに出場するのは、昨年7月のクインテッド後楽園ホール大会(団体戦で出花崇太郎――キャプテン☆アフリカと時間切れ引き分け)以来となるのですか。

「そうですね。ただ、今回の話を頂いたのが10日~2週間前ぐらいで、それほどグラップリングの試合をやることを想定はしていなかったです」

――前回のMMAPLANETのインタビューでもMMAを軸にしていきたい、というお話がありました。今もファイターとしての活動の主軸はMMAにあるのでしょうか。

「はい。でもMMAとグラップリング、どちらが上でどちらが下かということはないです。要は練習環境として中心がGENスポーツパレスであり、そこでは礒野元さんにMMAの指導を受けているので、必然的にMMAが主体になりますよね。

世羅智茂君にGENへ来てもらってグラップリングの練習もしていますけど、それも頻度は週1ぐらいです」

――では、グラップリングの試合を目的としたグラップリングの練習には、それほど重点を置いていないということですね。

「グラップリングも好きなので、練習はしたいんですけどね。練習環境のせいではないです。環境は自分でつくるものなので。ただ、最近はその環境がなかったことは確かです。
以前は青木(真也)君たちとも練習していて、最近また青木君から『一緒に練習しようよ』と連絡が来たんですよ。今、青木君と僕で練習するのにちょうど良い場所を探しています」

――山田選手は現在、ご自身のトレーニングジム(PANDA GYM、東京都中央区人形町)を運営されています。昨年8月にジムをオープンしてから、いろいろと環境も変わったのでしょうか。

「いや、そうでもないですよ。ジムも雇われではなく、自分に裁量がありますし。僕たちのプロ練って昼に行われるじゃないですか。ジムでいえば日中はお客さんが来ない時間で、夜に戻ってからジムの指導もできますし、午前中も対応できますから。それを自分の裁量でできるので、良い環境だと思います」

――なるほど。では今回のオファーを受けるにあたり、以前からプログレスのルールや試合などはご覧になっていましたか。

「プログレスって長谷川(賢)さんがやっているじゃないですか。実はルールをつくっていく過程で、長谷川さんから相談されていたりしたんです。長谷川さんはGENの練習仲間ですから」

――おぉっ! プログレス設立をゼロからご存じなのですね。

「日本人選手がMMAで勝つための環境づくり、というコンセプトからスタートしましたよね。日本人選手が海外で勝つためには、どうすればいいか。どうやって育成していけばいいのか、というコンセプトは把握していました。でも自分自身が出ることは、念頭に置いてはいなかったです。だから今回も、オファーを受けてから改めてルールを勉強しました(笑)」

――では、その山田選手に改めてプログレスルールの印象をお聞きしたいです。

「要はMMAで殴られないためにテイクダウンやトップゲームが必要で、トップコントロールやグラウンドコントロールをしたほうがいい。ガードになったら殴られるからマイナスポイントで。上下が入れ替わったら、柔術でいうスイープでなくてもポイントが与えられる。とにかくMMAを想定したグラップリングですよね。このグラップリングで勝つことが、MMAで勝つことにつながるという。

柔術とグラップリングは今、競技性が専門化してきて、MMAとは離れた部分もありますよね。フットロックの攻防もそうですし、試合の中で立ち上がりにくいとか。そこでMMAに寄せたグラップリングのルールだと解釈しています。

そのルールの中で柔術家とMMAファイターも競い合えるという認識でつくっていると思います。やっぱりMMAより柔術のほうが、競技人口は多いですからね。MMAファイターの組み技の技術力を上げるために、柔術家の人たちに勉強させてもらう。そういうイメージを、自分で勝手に持っています(笑)」

――なるほど。そこまでのイメージを持っている山田選手に対して、以前から出場オファーはなかったのでしょうか。

「もしかしたら、あったのかもしれないですけど……。もともと僕は引っ込み思案なので、これまで自分から何かに出たいと言ったことは、そんなにないんですよね。グラップリングだとクインテッドぐらいで。それほど積極性がないんです(笑)。練習していて、お話をもらったら出るという感じです。

ただ、プログレスのルールは面白いですよ。同じグラップリングという枠の中であっても、強い選手というのは変わってくるんじゃないですか。まず青木君は強いよねって思います。青木君とも、このルールについて話をしたんです。結局はトップゲームになってきますよね。だからガードゲームが強い選手を相手に、たとえ寝技の力に差があったとしても、テイクダウンやトップコントロールで勝つことができます」

――確かに、そうですね。

「たとえば今はグラップリングで、ガードゲームに引き込まれてからパスできなかったとします。対して相手からアタックされていると、ポイントは入っていないけど負けることがありますよね。プログレスの場合は、その攻防に対して明確なポイントがある。トップコントロールにポイントが与えられるので、それこそレスラーが柔術家に勝てます。

一方で柔術家がトップを取られても下からサブミッションを取ったり、スイープしてトップから勝つこともできる。そういった見どころが分かりやすいですよね。この見どころが明確になってくると、もっと面白くなると思います」

<この項、続く>

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Grachan56 MMA MMAPLANET o RIZIN YouTube キャプテン☆アフリカ 原口伸 大搗汰晟 鍵山雄介

【Grachan56】フェザー級王座決定T=鍵山雄介戦、大搗汰晟-02-「憧れの朝倉未来さんと戦いたい」

【写真】フェザー級T初戦、ベルト奪取、RIZIN出場、憧れの朝倉未来戦という風に歩むことができるか(C)GRACHAN

7日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGrachan56で、鍵山雄介と対戦する大搗汰晟のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

昨年プロデビューした大搗は初戦こそ勝利したものの、続く原口伸戦でKO負けを喫した。しかし以降は2連続KO勝利を収めている。あの敗戦から何を得たのか。GRACHANの新しいフェザー級王者を決めるトーナメントを前に、MMAファイターとしての成長を訊いた。

<大搗汰晟インタビューPart.01はコチラから>


――「大学の時に自分の中の最低目標をクリアできなければ柔道を辞める」と決めたとのことですが、その最低目標とは何だったのでしょうか。

「大学4年生の最後の大会で、関西で優勝することでした。先輩たちからも『関西は優勝して、全日本学生でベスト4位に入るんちゃう?』と言われているなか、関西のベスト16で負けたんですよ。それで柔道に対する気持ちが、ガラスのように割れてしまいましたね」

――その気持ちがMMAへと移っていったのは、いつ頃のことですか。

「関西のベスト16で負けて、気持ちの整理がつかない日々が続いていて、何も手につかない。人生そのものが面白くないなぁと思っていた時期に、RIZINで朝倉未来選手の映像を見たんです。

朝倉選手は、もともと不良だったじゃないですか。僕とは真反対の道を歩んできた人が、格闘技で成り上がってトップ選手になる。そういう道がカッコいいなと思ったんですよ。もともとKIDさんが好きで、MMAもよく見ていたので。そういうことが重なって、自分もMMAをやってみたいと心が動きました。今から3年前の話ですね」

――大搗選手が2020年『朝倉未来チャレンジ』に参加したのは、そういった経緯があったのですね。朝倉未来チャレンジ参加と自衛隊への入隊は、どちらが先だったのでしょうか。

「朝倉未来チャレンジのほうが先です。そこで落ちちゃったので……」

――柔道で納得のいく結果を残せず、朝倉未来チャレンジで落ちながら、自衛隊ではエリート部隊である第一空挺団に入ることができたわけですよね。そうなると、認められた世界で生きていこうと考える人も多いと思います。

「そうですよね。でも僕は、どうしてもMMAをやりたいっていう気持ちを捨てきれなかったんです。YouTubeで朝倉未来チャレンジで受かった人たちの動画がアップされるじゃないですか。おすすめに挙がってくると、どうしても目に入ってしまいます。見ていると、やっぱり悔しくて。

自分もMMAを始めて、朝倉未来チャレンジで受かった人よりも上に行きたい、っていう闘争心に変わりました」

――結果、2021年4月からMMAを始めて同年7月にはWardogでプロデビューし勝利しています。その2カ月後には原口伸選手と対戦して、KO負けを喫しました。

「あの試合は、やらかしたなぁ……と思いました。Wardogの試合で負傷していて、原口戦までの間にそこまで練習できていなかったんです。相手は凄い練習していると聞いていたのに、それでもイケるやろうと考えてしまったんですよね。いざ対戦してみたら、原口選手はメチャクチャ強かったです。

そこから自分も練習について考え直すキッカケになりました。あの時に負けておいて良かった、今はそう思います。

あの段階では、レスリングをベースとした選手との練習も少なかったです。自分はオールラウンダータイプか柔術ベース、あるいは打撃が強い選手ばかりでした。だから試合でも、原口選手がテイクダウンのために足を触りに来た時、自分の反応は遅かったと思います。レスリング出身者の中でも原口選手は実績が凄いし、実際スピードもメチャクチャ速かったですね」

―原口戦以降は2連続KO勝利を収めています。ご自身の中で、何か変化や新しく取り入れたものはあったのでしょうか。

「試合後にパラエストラ大阪へ入会しました。それとキャプテン☆アフリカさんやコブラ会の方とも練習させてもらうようになって、強い方たちと練習することで反応も速くなったし、戦い方も変わってきたなと思います。

あとは打撃の練習も足りなかったんですよね。もともと右利きで、柔道は利き手利き足が前になるから、MMAでもサウスポーに構えました。でもサウスポーで打撃を出すことに慣れていないところもあって。オーソドックスなら蹴りも出しやすかったんですけど……今もその部分は修正してきています」

――加えて、原口戦以降はケージレスリングの質も変わってきていますね。

「はい。先ほども言ったとおり、僕は柔道時代から、道着を掴むよりも体の力で投げるタイプでした。だから今はMMAでも相手のほうから組んできたら、逆にケージ際で自分が組みやすい体勢にもっていったり、テイクダウンを奪うこともできるようになっています。柔道でやってきたことをMMAに生かして、そのおかげで対戦相手も反応しづらいというのは感じますね」

――結果、投げてから袈裟固めで抑え込み、パンチで削るという勝利パターンが出来てきたわけですか。

「はい。もちろん勝ちパターンは、一つだけじゃないです。それは今後の試合で見せていきたいですね」

――なるほど。そういえばコブラ会の選手と練習しているとのことですが、鍵山選手は……。

「コブラ会所属ですよね(苦笑)。ただ、鍵山選手とは一度も練習したことがないんです。この試合のこともあって、最近はコブラ会の方とも練習していません。

試合を見るかぎり、鍵山選手はベテランで粘り強い選手だと思います。僕とは経験値の差があるので、そこは勢いと自分の形にもっていくことでカバーします。相手が驚くような、アッということをやりたいですね。そこで焦りが出てきたほうがミスしやすいし、ミスしてくれたほうが自分の形にもっていきやすいので」

――この試合はフェザー級王者決定トーナメント1回戦として開催されます。

「時代を変えたいですね。僕がGRACHANのチャンピオンになって、RIZINとかに出て活躍していきたい。だから、ここで負けるわけにはいかないと思っています」

――RIZINのフェザー級には、朝倉未来選手がいます。やはり憧れた選手と同じ舞台に立ちたいですか。

「正直言うと、朝倉未来さんと戦いたいです。自分が憧れた人と戦って、勝つことで僕たちの時代にしたい。そのためにも今は一戦一戦、大事に勝っていきます」

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MMA MMAPLANET o RIZIN Shooto Shooto2022#04 キャプテン☆アフリカ 修斗 長田拓也

【Shooto2022#04】長田拓也とのタフファイトを制したキャプテン☆アフリカが世界王座再挑戦をアピール

【写真】勝者と敗者、ともに気迫が見えた熱戦だった(C)SHOJIRO KAMEIKE

<ライト級/5分3R>
キャプテン☆アフリカ(日本)
Def.3-0:29-28.28-27.28-27.
長田拓也(日本)

サウスポーのキャプテンが左ミドル、長田も右ローを返す。右スピニングバックフィストを見せたキャプテンは、長田の右ローを捌いて左ローを当てる。サークリングする長田の動きを左ロー、左ミドルで止めようと試みるキャプテン。長田の右ローに左ストレートを合わせたキャプテンだが、長田も右カーフを当てた。

キャプテンは左ローで相手のバランスを崩したあと、相手をケージに追い込み右フックを当てたが、長田の右フックもキャプテンの顔面を捉えた。するとキャプテンがニータップで組みつき、シングルレッグからハイクラッチで長田をケージに押し込んでいく。ボディロックでグラウンドに持ち込んだキャプテンは、サイドに移行して抑え込む。

ケージ際でマウンを奪ったキャプテンがパンチを落とす。エビで逃れようとする長田を肩固めで抑え込んだキャプテンが、さらにマウントからパンチと右ヒジを落とす。長田の左腕を抑えて左ヒジを叩き込むキャプテン下から抱え込む長田をマットに叩きつけ、ガードに戻した長田にパンチを連打して初回を終えた。

2R、キャプテンが左インローを当てた。長田も右ローを返す。キャプテンの左ローに左フックを合わせた長田。キャプテンは左ミドルと左ローで削っていく。下がった長田を追い立てるキャプテン、右アッパーと右スピニングバックフィスは当たらず。ケージ中央でダブルレッグを切られたキャプテンは、長田の右バックスピンエルボーをもらいながら組み付くも、これも長田にカットされてしまう。

やや疲労が見られるキャプテンのダブルレッグをギロチンでかわした長田がトップへ。ケージ際でフルガードのキャプテンを抑え込む長田。コツコツとパンチを落としながら、頭をあげて左ヒジを落とす。下から足手のリストを取るキャプテンに対し、長田はクラッチを振りほどいてパンチとヒジで削る。残り1分でパウンドを連打する長田。さらに残り20秒で左右の鉄槌を落とし続けたが、キャプテンも耐えきった。

最終回、前に出たキャプテンが、長田の右スピニングバックフィストの打ち終わりに左ローを合わせた。オーソドックスから左ジャブを突くキャプテン、スイッチしながら蹴りを放つ。サウスポーから左ミドル、左ローを打ったキャプテンがバランスを崩したところに長田が組みついたものの、キャプテンが切り返して長田に背中を着かせた。

ハーフガードを取る長田を抑え込むキャプテン。ブリッジする長田に対して肩固めを狙うキャプテンが、左腕を巻いて絞りこんでいく。長田はハーフガードでキャプテンの肩固めを凌ぐ。半身になった長田からマウントを奪ったキャプテンは、バックマウントへ。さらにマウントへ戻るキャプテンは、ここから肩固め→マウント→バックマウントとポジションをキープし続ける。残り1分で肩固めで絞り上げるキャプテンだったが、これは極まらず。最後はバックマウントからRNCを狙うなど、相手の動きを抑え込み続けた。

判定は1Rと3Rをキャプテン、2Rを長田が取った形でキャプテンが判定勝利。試合後、キャプテンは修斗世界王座奪取とRIZIN出場をアピールした。


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【Shooto2022#04】対照的な2試合を経て。青柳洸志戦へ、野尻定由「やはり自分の長所は思い切りの良さ」

【写真】持ち味を消すことはない。あの敗北を頭の片隅において戦うことができれば──(C)MMAPLANET

3日(日)、大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAでShooto2022#04が開催され、野尻定由が青柳洸志と対戦する。

福岡の期待の新鋭はインフィニティリーグでキャリアの優る選手たちを相手にドロー2つで得点こそ伸ばせなかったが、負け無しで乗り切った。しかし、その後は1階級上の山本空良にRoad to ONEで敗れ、修斗公式戦では中村倫也に秒殺負け、奇天烈のドローと厳しい時を経験している。

特にここ2戦は良さがマイナスになり、その良さが息をひそめた試合となり、自分探しの状況に陥っていた。結果、自分の良さを再確認できた野尻が復活を賭した一戦の前にその心境を話してくれた。


──明日が計量、日曜日に青柳洸志選手との試合が迫ってきました。今の心境は?

「調子はバッチリです」

──試合を控えている状態ですが、まず1月と5月の試合を振り返っていただけますか。1月の中村倫也戦は試合開始直後に跳びヒザを仕掛け、左のカウンターを受けてパウンドアウトとなりました。

「めちゃくちゃ調子が良くて、負ける気がしなくて。それでぶっ飛び過ぎたところがあって。自分の悪いところですね……。アレをやろうと試合当日に決めて。本当に軽率な考えだったと思います」

──あの奇襲は動き出しが撮影をしていても見えたのですが、狙いはヒザを当てること、それとも反応させて組んでいくことだったのでしょうか。

「しっかり当てようとは思っていました。ただ、当たらなくても相手が下がったところで自分のペースに持ち込もうと。本当にバカでした……」

──そこにカウンターというのは、予測することも難しいですし反応することも本当に難しいかと。

「あれは……。もう……あの瞬間がフラッシュバックして、夜も眠れなくなりました……」

──奇襲が外れましたが、成功する場合もあるわけですし。そして5月の地元福岡での闘裸男における奇天烈戦は、中村戦の敗北から立ち直るべく試合でしたが結果はドローでした。

「手痛いドローでした。焦らず戦おうと……ぶっ飛ぶことなく戦おうと思っていたら慎重になり過ぎました」

──そこも、慎重だから勝てる時もあるわけですしMMAは難しいです。この2つの試合を経験して、野尻選手の気持ちとしてはどのような試合をしようという風になりましたか。

「思い切り戦うことも大切で、慎重に戦うことも大切です。でも、自分としては思い切り戦おうと思います。やはり自分の長所は思い切りの良さなので。それが無謀な攻撃にならないように思い切りの良さ7割、考えて戦うのを3割という感じで仕上げてきました。自分は極端な性格なので、落ち着いて戦おうとすると落ち着きすぎてしまう場面があるので。なら思い切り戦いたいです。そのなかで如何に考えることができるか。その2つの感情があって、分けた練習をしてきました」

──その練習は赤崎道場で?

「ハイ。出稽古はしていないです。フィジカル・トレーニングだけ、以前にお世話になっていたところにまた通うようにしています」

──では青柳選手の印象を教えてください。

「相手に何もさせないで抑え込んでくるグラップラーです。ただパワーはアッチの方が上でも、自分の方がスタミナと回転力はあります。そこで勝負して、動き続けます。先に相手の形にはめられると厳しくなるので、相手のペースに持っていかせずに、自分のペースで試合を創ろうと思います」

──同じ福岡、同世代の野瀬翔平選手がRoad to UFCバンタム級初戦を突破しました。

「置いていかれたな……という気持ちがあって、悔しいです。だからこそ、俺もやってやるという気持ちになっています」

──キャリアの再構築、日曜日の試合に向けて改めて意気込みの方を宜しくお願いします。

「ここで負けるようだったら、大舞台への道はなくなると思っています。絶対に……死んでも勝とうと思います」

■視聴方法(予定)
7月3日(日)
第1部:午後1時~ Twit Casting LIVE

<バンタム級/5分3R>
ダイキ・ライトイヤー(日本)
加藤ケンジ(日本)

<ライト級/5分3R>
キャプテン☆アフリカ(日本)
長田拓也(日本)

<バンタム級/5分2R>
前川大輔(日本)
當房桂(日本)

<フライ級/5分2R>
井口翔太(日本)
綿谷誠(日本)

<ライト級/5分2R>
石田拓穂(日本)
後藤陽駆(日本)

<バンタム級/5分2R>
キシシ(日本)
小川隼人(日本)

<バンタム級/5分3R>
野尻定由(日本)
青柳洸志(日本)

<フェザー級/5分2R>
山本健斗デリカット(日本)
飯田建夫(日本)

<バンタム級/5分2R>
奇天烈(日本)
和田教良(日本)

<2022年度新人王決定トーナメント1回戦女子ストロー級/5分2R>
宝珠山桃花(日本)
渡邊富紀恵(日本)

<2022年度新人王決定トーナメント準決勝フェザー級/5分2R>
藤谷敦史(日本)
木村総一郎(日本)

<2022年度新人王決定トーナメント1回戦バンタム級/5分2R>
宝珠山桃花(日本)
渡邊富紀恵(日本)

<フェザー級/5分2R>
宇藤彰貴(日本)
麻植裕太(日本)

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【Shooto2022#04】夏の大阪大会、追加カード。闘裸男で痛み分けの野尻と奇天烈が、青柳&和田と対戦

【写真】5月の闘裸男でドローだった野尻と奇天烈が、それぞれ青柳&和田と対戦する (C)TORAO

16日(木)、Sustainより7月3日(日)に大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで開催されるShooto2022#04の追加カードが発表された。

RIZINからの帰還組対決=ダイキ・ライトイヤー✖加藤ケンジ、環太平洋ライト級王者キャプテン☆アフリカとGladiatorのプログレス提供試合で森戸新士の極めを体感した長田拓也との一戦、さらにPOUNDSTORMで河名のマストのコントロールに封じ込まれた山本健斗デリカットが、フェザー級世界1位ながら2回戦で飯田建夫と仕切り直しの戦いに挑む。

そんな上位カードと新人王トーナメント、そして夏の大阪大会恒例になりつつあるCKC2022=キックのワンデートーナメントなどが既に発表されていた大阪大会に7試合が加わった。


うち唯一の3回戦が野尻定由✖青柳洸志のバンタム級戦だ。昨年のインフィニティリーグで準優勝。リーグ戦に出場した小野島恒太と石井逸人が環太平洋に絡み、それぞれがベルトを手にしたのとは対照的に、野尻は1月にUFCに向かってまっしぐら──の中村倫也に秒殺される。

5月には地元福岡の闘裸男で再起を目指し奇天烈と対戦もドローに終わった。福岡出身で同世代として注目を集めた野瀬翔平が、Road to UFCでは元UFCファイターのウリジブレンを倒して準決勝進出を決めたのとは対照的に、野尻は足踏み状態にある。

そんな野尻と対戦する青柳は2020年の連敗から、2021年は連勝で持ち直した。通算戦績7勝4敗1分もやはり昨年12月の大阪大会で平川智也を下した白星は大きく、勢いがついているはず。野尻としても、中村倫也戦で外れたボタンを掛け直すには、持ち味の組みとコントロールに通じる総合力をフル回転させたいところだ。

また野尻と福岡でドロー、2020年1月に青柳に勝利している奇天烈はパンクラス~DEEP、GLADIATORなど経て4月の四国FORCE大会で修斗初参戦&初勝利を挙げた和田教良と戦うことも決まっている。

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC SASUKE UFC アレアンドロ・カエタノ イ・ジョンヨン キック キム・ギョンピョ キム・ハンソル キャプテン☆アフリカ シャオ・ロン パク・ヒョンソン 中村倫也 修斗 内田タケル 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 澤田千優 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】準決でSASUKE×松嶋も?!トーナメント枠の怪……。Zuffaの推しは、どの国?

【写真】昨日の修斗後楽園ホール大会でケージの中からRoad to UFCへ意気込みを語ったSASUKE。また松嶋こよみも澤田千優のコーナーで後楽園にいた(C)MMAPLANET

23日(月・現地時間)、UFC ASIAより6月9日(木・同)、&10日(金・同)にシンガポール・インドアスタジアムで開催される、Road to UFC AIAの対戦カードと同時にトーナメント枠が発表された。

階級別に整理すると、対戦カードは以下のようになり全階級Fight Aの勝者とBの勝者、Cの勝者とDの勝者が準決勝で対戦する。

【フライ級】
Fight A
チェ・スングク(韓国)✖ラマ・スパンディ(インドネシア)
Fight B
チウ・ルェン(中国)✖ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)
Fight C
堀内佑馬(日本)✖トップノイ・キウラム(タイ)
Fight D
パク・ヒョンソン(韓国)✖ジェレミア・シレガー(インドネシア)

【バンタム級】
Fight A
風間敏臣(日本)✖クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)
Fight B
中村倫也(日本)✖ググン・グスマン(インドネシア)
Fight C
シャオ・ロン(中国)✖キム・ミンウ(韓国)
Fight D
野瀬翔平(日本)✖ウリジブレン(中国)

【フェザー級】
Fight A
SASUKE(日本)✖イー・チャア(中国)
Fight B
松嶋こよみ(日本)✖ホン・ジュンヨン(韓国)
Fight C
シェ・ビン(中国)✖イ・ジョンヨン(韓国)
Fight D
ルー・カイ(中国)✖アンガ・ハンス(インドネシア)

【ライト級】
Fight A
パラチン(中国)✖キ・ウォンビン(韓国)
Fight B
アイリヤ・ムラトベク(中国)✖パワン・マーン・シン(インド)
Fight C
アンシュル・ジュビリ(インド)✖宇佐美正パトリック(日本)
Fight D
キム・ギョンピョ(韓国)✖アスクルバイ(中国)


フェザー級で初戦を順調に勝利すればSUSUKEと松嶋こよみが準決勝でぶつかる。このトーナメント枠は日本人UFCファンタ―の誕生を心から願うファンは残念、非情と思うしかないないだろう。

北米MMAのトーナメント戦は決勝で同国対決になること避けるパターンと、決勝に米国人を残す手法が見られるが、米国人のいないトーナメントでZuffaはどこの国の選手を推しているのか。フェザー級は中国人選手が3人、韓国人選手と日本人選手がそれぞれ2人、そしてインドネシア人が1名で構成されている。

バンタム級のように中国人選手が3人、日本人選手が3人、韓国とインドネシアが1人ずつなら、日本勢の風間と中村が初戦をクリアすれば準決勝で当たることは致し方ない。その一方で出場国が被っているのが韓国だけのフライ級ではチェ・スングクとパク・ヒョンソンは別の山に入り、同朋対決が実現したとしてもファイナルになる。

ライト級では中国勢が3名なので、彼らが準決で潰し合うのは必然だが、2名出場の韓国とインド勢は山が分かれている。その一方で──初戦が終わる前から、捕らぬ狸の皮算用ではないが、フェザー級のSASUKEと松嶋、バンタム級の風間と中村が準々決勝をクリアすれば、少なくともこの2階級で日本人のファイナル出場は確定し、UFCファイター誕生の可能性は高くなる。

シェ・ビン(C)Zuffa/UFC

いずれにせよMMAは個人種目、国別対抗戦ではない。UFC出場を目指す選手たちに対戦相手の国籍は関係なく、誰だろうが眼前の相手を倒すしかない。

そんなUFCへの出場権を賭けた戦いだが、契約を勝ち取った後を考えると昨年のコンテンダーシリーズで敗北を喫しているチロ・ルェン、シャオ・ロン、シェ・ビンとUFCで3戦3敗だったウリジブレンら中国勢に遅れを取るようでは話にならない。

彼らが勝ち残ると、アジア勢はこの程度という烙印を押されかねないだろう。そうなると、やはり日本勢の最大のライバルとなるのは韓国勢、そして注意を怠ることができないのが国際的な舞台デビューとなる他の中国勢だ。

フライ級では堀内はトップノイに勝てば準決勝でパク・ヒョンソンと当たることになるが、この後半の山の方が勝ち上がりは厳しいという見方は間違っていないだろう。バンタム級は風間の相手のクルムアリ・マイマイティトゥハティは未知数だが、風間のスタイルがハマれば参加選手全員を極めることは可能だ。

中村と戦うグスマンは、ONE MMAでの試合を見る限りウェルラウンダーでハイや右ミドルという蹴りを使いこなし、テイクダウンを奪うこともでる。ただし秀でているモノがあるかといえば、強力な武器は持っていない。アレアンドロ・カエタノにあの動きができた中村であれば、初戦突破はデフォルトだ。

野瀬はパワフルな打撃を受けた時に、どのように彼の体が反応するのか。地元福岡ではキック大会で、実戦特訓をしたこともある野瀬は、初戦を勝ち上がったとしても最難関のキム・ミンウが待ち受けることになる。

ライト級でパトリックが戦うアンシュル・ジュビリは、試合映像を見る限り打も倒も極もある。とはいえ対戦相手がインド勢でキャリア10戦以下の選手ばかり。その実力をどう判断して良いかの非常に難しい。

キム・ギョンピョ

そんなジュビリをクリアすると、パトリックに対しても、準決勝で待ち受けているのは韓国のキム・ギョンピョになるだろう。

キャリア13戦、10勝3敗。修斗ではキャプテン☆アフリカを110秒でパウンドアウトするなど、組んで寝かせての打撃が強く、試合が長引く削り合いにも強い。

日本勢対決、そして✖韓国と日本からのトーナメント・チャレンジャーにとって準決勝が山になるRoad to UFCだ。

■ROAD TO UFC AISA2022対戦カード

6月9日
Episode01

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

Episode02

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

6月10日
Episode03

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

Episode04

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

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【Shooto2021#08】キャプテン☆アフリカがマックスをギロチンで絞め落とし、リベンジ&ベルト防衛に成功

<修斗環太平洋ライト級選手権試合/5分3R>
キャプテン☆アフリカ(日本)
Def.1R1分46秒 by ギロチン
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)

サウスポーのキャプテンがプレッシャーをかけるが、マックスも右フックから左ロングフックを当てる。キャプテンの左ロー、さらにボディロックで組み付こうとするが、マックスが距離を取る。時おりマックスのフックがキャプテンの顔面周辺にヒットする。マックスの右フックをに左ローを合わせるキャプテン。キャプテンが左ヒザを繰り出すと、マックスが組み付きテイクダウンを奪った。背中をケージに着けて、左腕でマックスの首を取ったキャプテン。そのままギロチンで絞り上げ、マックスを絞め落として一本勝ちを収めた。


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【Shooto2021#08】キャプテン☆アフリカに挑戦、マックス・ザ・ボディ「水抜きもキャンプもしない」

【写真】禅かいは下にされポジションを失う展開から盛り返し、打撃で王者を破っているマックス・ザ・ボディ (C)MMAPLANET

19日(日)、プロ修斗2022年の締めの大会=Shooto2021#08が大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで開催される。

メインでは環太平洋ライト級王者キャプテン☆アフリカに、マックス・ザ・ボディが挑戦する。マックス・ザ・ボディは7月の同所での大会で、ノンタイトル&72キロ契約ファイトで王者から判定勝ちを収めている。

その試合で得た自信は絶対、それゆえにリラックスして戦えるというマックス・ザ・ボディ。カメルーン人ファイターの彼は、思考や日本人のソレと一線を画していることがよくうかがえるインタビューの受け答えだった。この道理、きっとマックス・ザ・ボディのMMAにも通じるに違いない。何かが違うメンタル、ファイトが見られるか。要注目だ。


──3日後に修斗環太平洋王座に挑戦します。今の調子はいかがですか。

「良い感じできているよ。体重を落としているところだけど、あまり試合のことは考えないようにしている。たたベストを尽くそうと思う。前回の試合は、相手のことを大きく見過ぎていた。

でも実際に戦うと僕のような打撃もパワーもないし、ただ組んでこようとするだけで。スタミナを切らしたら、勝てるなって確信したんだ。もっと体が強いと思っていたけど、そんなことはなかった。だから、今は精神的にも凄くリラックスできている。今回はもっと打撃を使おうと思っている。彼はグラップリングが強い。僕とは比較にならないからね」

──チャンピオンは、それでも組んで倒して、一本を狙ってくるかと予想されます。

「ちゃんと距離を取って戦うよ。彼は僕をテイクダウンできない。テイクダウンしたとしても、すぐに立ち上がるよ。ずっとコントロールなんてできやしない。そうやって前と同じように戦うと、また疲れるだけだ。彼は減量のし過ぎだ。あんなに減量していたら、長い時間は戦えない」

──マックスは、マックス・ザ・ザ・ボディの名にあるようにギリギリに仕上げてくるといことはないのですか。

「僕の体重は問題ないよ。リラックスして、食事をしながら調整している。彼のような減量はしない。ライト級で戦う選手は普段から80キロオーバーとかで重すぎるんだ。僕は普段から77キロあたりをキープしている。水抜きもしないし」

──そうなのですか!!

「これまでに水抜きをしたのは1度だけ。2018年にアウトサダーで戦った時だけだよ。水抜きなんてしたら、絶対に体力が落ちる。水抜きはしない。そういう体格じゃないんだ」

──ではファイトキャンプも最後まで行えますね。

「ノー、ノー、ノー。僕はファイトキャンプなんてしないよ。1週間から2週間、食事を工夫するだけで、他もいつも通りの練習をしているだけさ。水抜きもしないし、キャンプもしない。普通に練習して、食事量を減らすだけだよ。練習は全てBRAVEジムで行っている」

──三郷ですか。

「月曜日は草加、火曜日も草加。水曜日は北千住、木曜日はムエタイのジムにいっていたけど、コロナになって他のジムにいくのは控えるようにしていて、草加でキックの練習をしている。金曜日は三郷でウェイトをやっている。ウェイトは週に1度だけで、それほどやらない。ウェイトのあとはレスリングの練習だ。土曜日はキックボクサーの友人とキックのスパーリングをして、日曜日は三郷で柔術の練習だよ」

──1週間、休みなしですか!!

「そうだね。日曜日は柔術か、フィットネスをやっている。フィットネスは友人のパトリックと越谷の小さなジムでやっているんだ。フィットネス以外にキックボクシングをすることもある。パトリックは空手をやっていたからね。そして家に戻って休むんだ。それが僕の1週間。ただ、疲れたら休むよ」

──試合に向けて対策を練ったり、作戦を講じることはないですか。

「宮田(和幸)さんと会えればね。三郷か、北千住か、どこでも宮田さんと会えば練習して話す。でも、宮田さんは忙しいから、どこにいるか分からない(笑)。彼はたくさんジムを持っているから、どこに行けば会えるか分からないんだ。でも会えば、練習する」

──アハハハハ。ただBRAVEジムはレスリングの強い選手が多いですし、キャプテン☆アフリカ選手と戦う際もテイクダウン防御には自信が持てるのではないですか。

「ノー。テイクダウン・ディフェンスに自信なんてないっ!! 自身があるのは打撃だよ。自分の体が強いことは知っている。宮田さんが授けてくれたツールで戦う。試合間隔を開けずに戦いたいから、いつもソレを宮田さんに伝えているんだ。誰とでも戦うって。半年とか、4カ月とか空けたくない。2カ月に1度戦いたい。もし自信を得ることができるとすれば、それは実戦をこなすことだよ」

──それでもBRAVEで練習していると、自然とレスリングへの対応は上達しませんか。

「上達はするよ。でも、自信なんてないっ!! レスリングに自信なんて持てないよ(笑)」

──土曜日はキャリアで一番大切な試合ですが、環太平洋王座の意味とは?

「世界タイトルに挑戦するために必要なベルトだ。そのためにベストを尽くす。ハードな練習をして来た。グラップリング、レスリング、ストライキング、感じるままに戦えるオールラウンド・ファイターになりたい。どの局面でも戦えるようにね」

──日曜日、ファンにどのような試合を見せたいですか。

「パンチだ。ただ、喋って戦うわけじゃない。拳に全てが懸かっている。僕の拳はその役割を果たしてくれるよ。ファンに見せたい試合? 勝つところだよ」

■視聴方法(予定)
12月19日(日)
第1部:午後1時30~ Twit Casting LIVE
             
■対戦カード

<修斗環太平洋ライト級選手権試合/5分3R>
[王者] キャプテン☆アフリカ(日本)
[挑戦者] マックス・ザ・ボディ(カメルーン)

<フェザー級/5分2R>
山本健斗デリカット(日本)
浜松ヤマト(日本)

<ストロー級/5分3R>
田上こゆる(日本)
マッチョ・ザ・バタフライ(日本)

<バンタム級/5分2R>
平川智也(日本)
青柳洸志(日本)

<ライト級/5分2R>
飯田健夫(日本)
後藤陽駆(日本)

<女子ストロー級/5分2R>
Fukky(日本)
須恵樹季(日本)

<2022年新人王Tフェザー級1回戦/5分2R>
神武羅☆ヒカル(日本)
紀州(日本)

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【Shooto2021#08】2021年修斗最終戦のメインはキャプテン☆アフリカ✖マックス・ザ・ボディII

【写真】いかなる状況でも、アフリカは組み負けていると勝機はない (C)MMAPLANET

21日(日)、Sustainより12月19日(日)に大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで開催されるShooto2021#08の対戦カードが発表されている。

メインは修斗環太平洋ライト級選手権試合=王者キャプテン☆アフリカ✖挑戦者マックス・ザ・ボディに日本✖カメルーンのアフリカン対決だ。


修斗の2021年最終戦のメインは環太平洋ライト級タイトルマッチ、そしてチャンピオンのリベンジ戦に決まった。

7月にノンタイトル戦で顔を合わせた両者。この時は2Rにマックス・ザ・ボディが右ストレートでアフリカからダウンを奪い、ジャッジ3者が29-28をつける判定勝ちを手にしている。

王者アフリカとしてはダウンを喫したこと以上に、3Rにトップを譲りラウンドを落としたこと。そして初回に投げから腕関節という得意の流れで極め切ることができなかった点が如何に改善できているか。ここが勝負となる王座防衛戦だ。

この他、ZSTを中心に活躍してきた浜松ヤマトが、修斗公式戦初出場で山本健斗デリカットと対戦する一戦。

アフリカ同様に7月に地元・大阪大会で安芸柊斗に判定負けを喫し、プロデビュー以来の連勝が5でストップした田上こゆるが、5カ月振りの再起戦をマッチョ・ザ・バタフライと行うことも決まっている。

マッチョ・ザ・バタフライも同様に前回の大阪大会で旭那拳に敗れており、両者揃ってホームで連敗は許されないマッチアップだ。

また一時は激戦区バンタム級のトップランナーだった平川智也が、悪夢の3連敗から2年5カ月を経て復帰する。対戦相手の青柳洸志は先に挙げた──7月大会で苦杯を喫した関西シューターとは違って判定勝ち収めており、メルパルクで連勝を目指す。

また大阪では恒例となっている全日本新空手道連盟提供のキック戦2試合が女子ストロー級Fukky✖須恵樹季、フェザー級2022年新人王決定T=神武羅☆ヒカル✖紀州という滋賀✖和歌山対決とともに明らかとなっている。

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