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45 Grachan Grachan Herios MMA MMAPLANET o キック 小田魁斗 御代川敏志 道端正司

【Grachan Herios】小田が道端をバックから削り続け、最終回にパウンドでストップ。暫定フライ級王者に

【写真】道端の動きを封じきり、完勝でベルトを巻いた小田(C)MMAPLANET

<Grachanフライ級暫定王者決定戦/5分3R>
小田魁斗(日本)
Def.3R4分36秒 by TKO
道端正司(日本)

サウスポーの道端に対し、飛び込んだ小田が右ストレートから左に繋げる。プレスをかける道端。小田の左ジャブ、右ローをかわした道端がボディロックで組みついた。右腕を差し上げてケージに押し込む道端に対し、小田が右肩パンチを連打して体勢を入れ替える。ボディロックからケージ中央に向けて倒した小田は、道端が立ち上がるとバックコントロールへ。ヒザで削りながらケージ中央で倒し、左足を差し入れる。道端も再びケージ際に移動し、立ち上がるが左足を封じられている。

左のパンチで削る小田がバックコントロールから左右に揺さぶっていく。左足を差し入れ、右足をすくって崩していく小田。道端が正対しようとすると、崩してからバックコントロールをキープする。引き倒してバックマウント、四の字フックに移行した小田がパンチを打ち込む。道端が立ち上がり、小田を頭からマットに叩きつけるが、小田の四の字フックを解けなかった。このラウンドはジャッジ3者とも小田の10-9としている。

2R、道端はオーソドックに構える。小田が右カーフ、右フックを打ち込んだ。道端はサウスポーに戻し、左ミドルからボディロックでテイクダウンを奪う。しかしすぐに小田が切り返し、シングルレッグからローアンクルショットで尻もちを着かせた。道端が立ち上がるとバックコントロールへ。左足を差し入れて、道端をグラウンドに引き戻した。

道端が起き上がると、小田が左足の二重絡みで動きを封じながらパンチを打ち込む。立ち上がってもグラウンドに戻されてしまう道端。小田はバックマウントを奪取し、パンチで削り続ける。ケージ際で道端の体を伸ばし、RNCで絞め上げるが相手に立たれてしまった。それでもバックコントロールは崩さず、残り10秒でパンチを連打していく。このラウンドもジャッジ3者が小田の10-9につけた。

最終回、ローの打ち合いから小田が左右フックを振るう。道端の左をかわした小田は、ダブルレッグからバックに回る。やはり左足を差し入れて道端の動きを封じる小田。道端は小田のバックコントロールを解くことができない。ここでレフェリーがブレイクをかけた。ケージ中央で再開後、小田の右カーフキックで道端の左足が流れる。

道端のパンチ&ニータップを突き返した小田は、ガードの中に入りパウンドからパスを仕掛ける。左腕を枕にしてパスした小田がマウントに移行する。小田の鉄槌を受け、道端は体を起こすことができない。ボディを殴りながらパスを狙い続ける小田は、亀になった道端の背中に乗る。四の字フックから左腕を道端の首に回す小田。動く道端を殴り続け、バックマウントで体を伸ばしてからのパンチ連打でレフェリーストップを呼び込んだ。

暫定フライ級王者となった小田は、周囲への感謝を述べながら涙を見せる。さらに正規王者の御代川敏志が乱入し、飛び掛かったあとケージを離れた。その御代川はケージに戻り、小田と言葉を交わした。


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45 GLORY GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX MMA MMAPLANET o キック ペットパノムルン・キャットムーカオ ミゲール・トリンダーデ

【GLORY×RISE】GLORY王者ペットパノムルンがトリンダーデを下してトーナメント制覇!65kg最強を証明

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 決勝/3分3R+ExR>
ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28.
ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)

サウスポーのペットパノムルンがじりじりと前に出てインロー。トリンダーデは距離を取りながら右ミドル、ペットパノムルンのインローに右ストレートを合わせてハイキックにつなげる。ペットパノムルンはペースを変えずに前に出てインロー、右フックから左ミドルにつなげる。トリンダーデも右を強振するが当たらない。

ペットパノムルンはトリンダーデの右ヒザ蹴りをブロックして左ストレート、トリンダーデの左フックをかわして左ローを蹴る。トリンダーデもペットパノムルンの前進に合わせて右フックを狙う。ペットパノムルンはインロー、ミゲールはパンチから右ミドル。ペットパノムルンはトリンダーデの左フックをかわして組んでヒザ蹴りを入れる。

2R、トリンダーデがスピニングバックキック。ペットパノムルンは空振りさせて押し倒す。トリンダーデが左ボディを打っても。ペットパノムルンは微動だにせず前に出る。ペットパノムルンが圧力をかけてインローと左ミドル、右の前蹴り、組むとヒザ蹴りを突き差す。

ペットパノムルンはガードを上げてインロー、組むとすぐにヒザ蹴り。ここでトリンダーデが足をかけてペットパノムルンを倒してしまい注意される。ペットパノムルンは左ミドル、トリンダーデのパンチに右の前蹴りを合わせて前に出させない。トリンダーデがパンチとハイキックを蹴るが、ペットパノムルンはそれをスウェーでかわす。

3R、トリンダーデが右ハイ。ペットパノムルンはインローをカーフ気味に蹴って、そこから強烈な左ミドルにつなげる。トリンダーデは右ストレートや左フックを振るが、ペットパノムルンはブロックが固く首相撲や前蹴りで追撃を許さない。距離が開くとペットパノムルンは左ミドルと右の前蹴り、これでリズムを作って左ストレートまでつなげる。

残り10秒、左ボディとヒザ蹴りで前に出るトリンダーデだがペットパノムルンは首相撲へ。最後はペットパノムルンが左ミドルを蹴って試合終了となった。GLORY現役王者のペットパノムルンがトーナメントも制覇し、65kg世界最強を証明した。


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45 Grachan Grachan Herios MMA MMAPLANET o ONE RIZIN TSUNE UFC YouTube   キック ライカ ルンピニー ロクク・ダリ 伊藤空也 原口伸 堀口恭司 宮内拓海 小田魁斗 小谷 小谷直之 岸本篤史 徳弘拓馬 林RICE陽太 海外 田村ヒビキ 草訳駿介 道端正司 野尻定由 野瀬翔平 金井一将 長野将大 高橋孝徳

【Grachan Herios】道端正司とタイトル戦。元レンジャー部隊=小田魁斗「爆弾で爆破して、逃げるとか」

【写真】非常に興味深い話を訊くことができ、明日の試合がさらに興味深くなった (C)MMAPLANET

明日22日(日)、東京都江東区のTFTホール1000で開催されるGrachan Heriosで小田魁斗が道端正司と暫定フライ級王座決定戦を戦う。
Text by Shojiro Kameike

キャリア5勝1敗、直近2試合はONE FFで勝ったもの。ONE本戦契約を目指すのではなく、Grachanに戻ってきた小田の真意とは。体力と精神的をギリギリまで追い込んできた小田の過去、誰もがパワフルだと認めるパワーの源を訊いた。


蛇だったり、鶏を捕まえて肋骨をへし折り、首を曲げて血を流して洗って食べる

(C)GRACHAN

──計量を終えて3時間ほど、どのような気持ちですか。

「計量で道端選手と向き合ったのですが、思っていた以上にリーチが長かったです。予想通り、プレッシャーの強さがありそうな選手でした。ストライカーという評判なのですが、体つきから組みもできそうですね」

──10月に九州に取材にいった際にマスタージャパン福岡での出稽古を見させていただいたのですが、とてもフライ級に見えないパワフルな動きが印象的でした。普段は何キロあるのですか。

「あの時は64キロぐらいです」

──えぇ? もっと大きく見えました。

「気を付けないでいると66キロぐらいまでなるのですが、そうなると動きが悪くなって。試合の時はリカバリーをして62キロほどなので、試合に近い体重で落とし過ぎないように64キロぐらいにしています。

皆、パワーがあるといってくれるのですが、自分ではそこに自信はないです(苦笑)」

──過去2戦、ONE FFでクーパー・ロイヤルとンゴク・ウオン・トランという2選手に勝っていますが、ONEでキャリアを積まずにGrachanに戻ってきたのは?

「もともと自分はUFCやRIZINという目標を持っていて、田村(ヒビキ・カルペディエム福岡代表)さんからONE FFの話があると聞いて。岩﨑(ヒロユキGrachan代表)さんも『良い経験になるんじゃない』と快く送り出してくれました。

ただデビューからGrachanで戦ってきて、Grachanでチャンピオンになると言っていました。そこでファイトマネーが少し良いからと、フラフラして路線を変えるというのは筋が通っていないのは自分でも嫌で。ONE FFは海外で試合を積める。なかなかないチャンスなので、試合を受けさせてもらった硬いです。

あの後もONE FFからオファーは貰っていましたが、年末にGrachanのタイトルマッチという目標を持っていたので試合を断り、マッチング期間を終えるのを待っていました。

でもルンピニーで試合をさせてもらって、海外の雰囲気を知ることができました。それに相手はフィジカルが強くても淡泊だと感じたり……本当に良い経験ができました。

僕はバックボーンがなくて、MMAを始めて4年。本当に自信がなかったのですが、ONE FFで2勝して自分がやってきたことに間違いはなかったと思えました。周囲はレスリングやキックを小さなころからやってきているなかで、一つ一つ勝てて少しは良い方向に迎えているなと。まだ全然なんですけど、成長するために良い練習ができていると思えました」

──バックボーンがないということですが、なぜMMAを始めようと思ったのですか。

「実家が対馬で、4年間ほど陸上自衛隊にいました。元々RIZINで堀口恭司選手の試合が恰好良とか思っていて、ある日……ふと、いつ死ぬか分からないし好きなことがやりたい。MMAがやりたいと思って、上の人に『やりたいことがある』と伝えました。色々と手続きがあって、1年ほど自衛隊を辞めるまで時間が掛ったのですが、23歳でMMAを始めました」

──自衛官の勤務というか任務は口にできない人もいるかと思いますが、小田選手はどのような隊に所属していたのですか。

「僕はレンジャー部隊でした。災害や有事に備えて訓練をする」

──えっ、レンジャー部隊って映画で山の中でサバイバル訓練を受けて蛇の皮を剥いて食べたりしているのを視たことがあったのですが……。

「ハイ。自給自足で蛇だったり、鶏を捕まえて肋骨をへし折り、首を曲げて血を流して洗って食べるとか」

──ええ、本当に映画みたいなことをしているのですか……ではナイフで人を殺したりする訓練も?

「ナイフで……(苦笑)。まあ、ちょっとした特殊訓練みたいな。隠密で相手を倒す……とか。ナイフとかより、ダイナマイトとか爆弾で車両が通るところを爆破して逃げるとか」

──いや、立派な特殊工作員だったわけですね。

「アハハ、まあ、そうですね(笑)」

──凄まじい体力と精神力が必要になることは想像に難くないです。

「レンジャー訓練は3カ月あり、最後の1カ月に想定訓練(※行動訓練)というのがあります。1から9想定という風に訓練があり、最後は3夜4日の間、山間部を60、70キロの装具を担いで縦走するのですが、その時はバディと2人組みで冷凍弁当2食を2人で分けあって。水もほとんど飲めず、休憩時間も取れないという……アレでしたね。1想定の時は半日、2想定を2日と、徐々に延びていくんです」

※レンジャー訓練に合格する隊員は全陸上自衛隊員のなかで1割以下といわれている。

──レンジャー部隊は、小田選手がご自分で望んだわけですか。

「そうですね。軽く見ていました(笑)。21歳だったんですが、簡単な場所ではなかったです」

──ひょっとすると、水抜き減量に一番強いファイターかもしれないですね。

「アハハハハ。あの時を思い出すと水抜きは楽なはずですが、もう記憶の中のことなので辛いです(笑)」

「格闘技経験がないのに魁斗の動きを見て『コイツ、強くなるな』って」(田村ヒビキ)

──そしてMMAを始めたということですが、MMAレンジャーズジムでなくカルペディエムに入会したのですね。

「アッハハハハハハ。最初は東京に行こうと思ったのですが金銭的に無理だと思って。福岡で探している時にカルペディエム福岡を訪ねて、ドアを開けてすぐに階段があるのですが、そこに田村さんがいて。『プロになりたいです』って伝えて、体験練習をさせてもらったんです。

一旦、対馬に戻って福岡に出る準備をしている時に『プロになるなら、うちに来な』ってメールを貰って。それでカルペに決めました」

──きっと健康創りでも、「うちに来な」と田村代表はメールをしていたのではないでしょうか(笑)。

「アハハハハハ。深い考えはなくて、誘ってくれたんだと思います」

田村ヒビキ いやいやいや、これだけは口を挟ませてください。体験練習をして、格闘技経験がないのに魁斗の動きを見て『コイツ、強くなるな』って思いました。これはホンマです。普通はそういうことしないけど、魁斗には『おいで』と伝えました。

──レンジャー部隊で培った体力、精神力は役立ちましたか。

「精神的には生きます。追い込み期間の走り込みの時とかも、『あの時よりきついことはない』って思えますし。ただ体力的には自衛官を辞める手続き中に、体の使い方の重要性を教えてもらったことが大きいと思います。それまでは筋肉だけを鍛えれば、パワーがついて強くなると思っていたのですが、正しい使い方をしていると必要な筋肉がついてくる。

そういう考えで、ムーブメントのトレーニングを見様見まねでやり続けて。今ではパーソナルで、指導もしてもっています。自分で正しいのかどうかと思いながらやっていた時と違うのは大きいです」

──本当に興味深いバックグラウンドを持つ小田選手ですが、最初に話題になったように自分はマスタージャパン福岡の出稽古先で練習を見させてもらいました。普段から、出稽古は行っているのですか。

「ハイ。マスタージャパン福岡は野瀬翔平選手や野尻定由選手というスクランブルの速い選手がいて、凄く良い練習ができています。展開が速いので休めない。下で休むと負けという意識で、下になっても上を取り返すように動いています。野瀬さんは極め力もあるので、極められないようにしてやっています。

あとはレンジャーズジムでも練習をさせてもらっていて。レンジャーズジムはストライカーが多いので、総合的力を試す場のような感じです」

──福岡で、首都圏に負けない練習ができているように感じます。

田村 実際、魁斗以外でも野瀬君、レンジャーズの子たちと福岡の選手は中央で結果を残していますからね。東京、大阪、名古屋というくくりはもうないですよ。

(C)GRACHAN

──では明日のタイトルマッチ。

さらなる上のステージを目指すためにどのような試合をしたいと思っていますか。

「自分は打撃、寝技、組みを全て混ぜるタイプなので、どっちの総合力が強いのかという勝負になると思います。回転の速い、パンチ、組みがゴチャゴチャになった厳しい試合になる覚悟でいます。そのなかでフィニッシュしたいです。自分は大事に戦うことが多かったのですが、試合を決めに行こうと思います!!」

■Grachan Herios 視聴方法(予定)
午後14時00分~
GRACHAN放送局
GRACHAN公式YouTubeメンバーシップ

■Grachan Herios 対戦カード

<Grachanバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] TSUNE(日本)
[挑戦者] 伊藤空也(日本)

<Grachanライト級選手権試合/5分3R>
[王者] 林RICE陽太(日本)
[挑戦者] ロクク・ダリ(コンゴ民主共和国)

<Grachanフライ級暫定王者決定戦/5分3R>
道端正司(日本)
小田魁斗(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
原口伸(日本)
高橋孝徳(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
岸本篤史(日本)
大道翔貴(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
小谷直之(日本)
草訳駿介(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
宮内拓海(日本)
小林大介(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
金井一将(日本)
長野将大(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
長谷川卓也(日本)
徳弘拓馬(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
鈴木嵐士(日本)
二之宮徳昭(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
水谷健人(日本)
上田麟(日本)

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45 GLORY GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX MMA MMAPLANET o キック ミゲール・トリンダーデ 原口健飛

【GLORY×RISE】トリンダーデが原口健飛を右フック一撃で粉砕。一回戦唯一のKO勝利で準決勝へ

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 一回戦(4)/3分3R+ExR>
ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)
Def.1R2分59秒by KO
原口健飛(日本)

サウスポーの原口がじりじりと前に出てインロー。トリンダーデがアウトローを蹴り返すと、これがローブローとなる。再開後、前に出る原口はトリンダーデの前足にローを集める。トリンダーデはスイッチしての右フック、右ストレートで飛び込む。原口はトリンダーデのステップインに左フックを狙い、左ミドルとインロー。トリンダーデのインローが軽くローブローになる。

原口は左の三日月蹴りをボディに突き刺して、そこから左フックにつなげる。トリンダーデは右で飛び込むが原口はクリーンヒットを許さない。トリンダーデはハイキックからスピニングバックフィスト、原口のインローに右フックで飛び込むと、これが原口の顔面を打ち抜いて原口がそのままバッタリと後方に崩れ落ちる。何とか立ち上がろうとする原口だったが、足元がふらつき、レフェリーが試合を止めた。


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45 GLORY GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX MMA MMAPLANET o キック ヤン・カッファ 麻火佑太郎

【GLORY×RISE】麻火佑太郎が飛びヒザでヤン・カッファに逆転KO勝利。65kgTのリザーバーに

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX リザーブマッチ/3分3R+ExR>
麻火佑太郎(日本)
Def.3R1分53秒by KO
ヤン・カッファ(オランダ)

サウスポーの麻火が左ミドルとインローで距離を取りつつ、左フックを放つ。カッファもインローと右を振って前に出ていくが、麻火はジャブで距離を取ってインローでカッファのバランスを崩す。カッファが左右のフックで前に出ると、麻火は右に回りながら右フックを返す。麻火は下がりながら左ミドルと左ストレート、足払い気味のインローでカッファをこかした。

2R、麻火は前蹴りとインローで距離を取る。変わらず前に出るカッファだが、麻火は左ミドルと左ストレートで距離を取る。ここでカッファが前に出て右ミドル、そのままスピニングバックフィストを当ててダウンを奪う。再開後、パンチで突っ込むカッファに対し、麻火は左のヒザ蹴りと左ハイを蹴る。カッファは再びスピニングバックフィストを返す。カッファはインローを蹴って前進。麻火は左ストレート、ジャブとワンツー、飛びヒザ蹴りで迎え撃つ。

3R、麻火は一気に前に出て左ヒザ蹴り、左ハイ、左ストレート、スピニングバックキックと手数を増やす。カッファも右フックからパンチを返すが、麻火が右フックから左ストレート、そして左の飛びヒザ蹴り一閃。これで麻火が起死回生のダウンを奪う。再開後、麻火が左ストレートで前進。カッファもスピニングバックフィストを狙うが、再び麻火が左の飛びヒザ蹴り。これでカッファを押し倒すようにして、レフェリーがダウンを宣告。麻火が飛びヒザ蹴りで逆転KO勝利を収めた。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF92 キック リウ・メンヤン 野杁正明

【ONE FF92】開始早々にダウンを奪われた野杁。体格差押してくるリウにボディを効かせるもONE2連敗に

<キック・フェザー級/3分3R>
リウ・メンヤン(中国)
Def.3-0
野杁正明(日本)

開始早々から距離を詰めたリウがローからパンチに繋げる。野杁はボディから右ロー、さらにボディブローを打ち込んだ。ここで頭を上げた野杁の顔面にリウの右ストレートがクリーンヒットし、野杁はダウン。立ち上がった野杁にリウが連打で襲い掛かる。野杁のガードの間に右アッパーを突き上げるリウ・野杁も左右ボディで対抗するが、押し合いになると体格で勝るリウが優位か、前蹴りで下がらされた野杁は、左ボディを突き刺すもロープに押し込まれてしまう。野杁は左フック、左ボディ、左ヒザを決める。サウスポーにスイッチした野杁が左ストレートから右ボディへ。やや動きが落ちたリウのボディにヒザを突き上げた。

2R、野杁はサウスポーにスイッチして、前に出て来るリウを迎え撃つ。オーソドックスに戻して左ボディを打ち込む野杁。パンチを顔面に当てるも、ロープ際から脱することができない。左に回った野杁は左ボディ、右ボディと打ち込んでいく。押してくるリウに対して「来い、来い」とアピールする野杁。ボディブローではリウの前進を止めることができない。右に回った野杁は右ストレートをリウの顔面に突き刺す。野杁は左テンカオを連打し、ブレイクからサウスポーにスイッチした。リウもロープに押し込むだけの場面が増えた。残り20秒で野杁の左テンカオがリウのボディに突き刺さる。さらにボディブロー、ヒザ蹴りからパンチに繋げた。

最終回、リウが頭をつけて押していく。野杁はボディとテンカオ。リウが前蹴りから組みつき、レフェリーに剥がされる。野杁がボディ、アッパーから顔面にパンチを当て、さらにボディへのヒザでリウの動きを止めた。野杁の右スピニングバックキックがローブローとなり、試合は中断。再開後、前に出て来るリウに右ロー、ヒザを打っていく野杁。リウは体格差を生かして体重を預けてくる。打ち合いで両者のパンチが当たるなか、野杁の右ハイがリウの顔面をかすめた。このラウンドはクリンチが多いリウに対し、野杁が突き放して連打を浴びせる。野杁は鼻から出血、リウは試合終了直前に右スピニングバックキックで足を滑らせた。

判定はユナニマスでリウに――野杁はONEで2連敗となった。


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45 GLORY K-1 KANA MMA MMAPLANET o ONE ONE FF92 ONE167 ONE169 ONE172 YouTube アドリアーノ・モライシュ アニッサ・メクセン キック シッティチャイ・シッソンピーノン ジャッキー・ブンタン スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン スーパーボン・シンハ・マウイン タワンチャイ・PK・センチャイ チャトリ・シットヨートン ボクシング マラット・グレゴリアン リウ・メンヤン リッティデット・ソー・ソンマイ ルンピニー 吉成士門 小笠原瑛作 武尊 若松佑弥 野杁正明

【ONE FF92】2025年の立ち技を占うフェザー級3連戦。野杁、グレゴリアン、シッティチャイが揃い踏み

【写真】ONEデビュー戦はシッティチャイに敗れた野杁。ONE初勝利をかけて中国のメンヤンと対戦する(C)ONE

20日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 92。今大会は通常よりも豪華なマッチメイクが並ぶ通称テントポール大会で日本からも野杁正明、KANA、吉成士門が参戦する。
text by Takumi Nakamura

16日に日本で記者会見が行われ、チャトリ・シットヨートンCEO出席のもと、2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナでのONE172開催が発表された。第1弾カードとして武尊×ロッタン・ジットムアンノンのフライ級キックボクシングスーパーファイト、アドリアーノ・モライシュ×若松佑弥のフライ級MMA世界王座決定戦の2試合が決定し、チャトリCEOは出場候補選手として野杁・KANAの名前も挙げている。


今年3月にK-1との契約にピリオドを打ち、ONEに戦いの舞台を移した野杁。その初陣となった6.8ONE167ではシッティチャイ・シッソンピーノンの牙城を崩すことが出来ず、判定負けという結果に終わっていた。今回は中国のリウ・メンヤンを相手にONE2戦目を迎える。

メンヤンはONEの公式プロフィールでは32勝6敗の戦績を持ち、過去にスッドサコーン・クリーンミーに勝利した実績が光る。とはいえONEでのタイトル獲得を狙う野杁からすれば、ここで取りこぼしは許されない相手。確実に勝利を収め、再び上位ランカーとの対戦につなげなければいけない一戦だ。

しかも今大会では野杁に勝利したシッティチャイがメインイベントのムエタイルールでシャドウ・シンハ・マウインと対戦し、元K-1&GLORY王者のマラット・グレゴリアンとアブデラリ・ザヒディのキックボクシングルールの一戦も組まれている。

年をまたいだ1月24日(金・現地時間)にタイのインパクト・アリーナで開催されるONE170ではムエタイルールのフェザー級王者タワンチャイ・PK・センチャイにスーパーボン・シンハ・マウインが挑む王座戦も行われる。

キックルールのタイトルを保持するチンギス・アラゾフの動向が不透明ではあるが、この一カ月の間にキック・ムエタイの両ランキングに名を連ねるトップ選手たちの試合が続くことになる。3月の日本大会で野杁がどんな相手と対戦するのかも含めて、2025年のONEキック・ムエタイのフェザー級戦線を占う年末年始だ。

またKANAは野杁に続いてK-1からONEに参戦。その初陣でK-1時代から対戦を熱望していたアニッサ・メクセンと対戦する。KANAはK-1でのキャリア後期=2023年にK-1でのアニッサ戦が具体的に進行していたものの、最終的にアニッサがONEとの契約を更新したため、K-1でのアニッサ戦は実現せず。KANA自身がアニッサと戦うためにK-1からONEへの移籍を決断し、そのアニッサ戦がONEの初陣で実現した形となる。

11.8ONE169のジャッキー・ブンタン戦では敗れたアニッサだが、卓越したアウトボクシングで3分5Rフルラウンドに渡ってブンタンを翻弄し続けた。KANAとしてはワンマッチの短期決戦=3R以内にアニッサを捕まえきれるか。そこがアニッサ超えの鍵を握るだろう。

またKANAと同じく今回がONE初参戦となる吉成士門は、直近の試合で小笠原瑛作から勝利しているリッティデット・ソー・ソンマイとムエタイルールで対戦する。これまで通常のグローブによるムエタイルールで戦ってきた士門にとって、MMAグローブ&3分3RのONEのムエタイルールは初挑戦。これまでと変わらぬパフォーマンスをONEでも発揮できるかに注目したい。

■ONE Friday Fights 92視聴方法(予定)
12月20日(金・日本時間)
午後9時30分~U-NEXT

■ONE Friday Fights 92 対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
シャドウ・シンハ・マウイン(タイ)

<ムエタイ・140ポンド契約/3分3R>
スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン (タイ)
パンリット・ルージョメイサイワーリ(タイ)

<ムエタイ・アトム級/3分3R>
ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)
ヨッドナムチャイ・フェアテックス(タイ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
イゴール・ベクレフ(ロシア)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
シブムン・シッチェブンタン(タイ)
アブドゥラ・ダヤカエフ(ロシア)

<ムエタイ・アトム級/3分3R>
ラック・エラワン(タイ)
コーコー・ソー.ソンマイ(タイ)

<キック・159ポンド契約/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
アブデラリ・ザヒディ(モロッコ)

<ムエタイ・121ポンド契約/3分3R>
マイサンカン・ソー・インジョルンガンチャン(タイ)
ワッチャラフォン・PK・センチャイ(タイ)

<キック・フェザー級/3分3R>
リウ・メンヤン(中国)
野杁正明(日本)

<キック・女子アトム級/3分3R>
アニッサ・メクセン(フランス)
KANA(日本)

<ムエタイ・134ポンド契約/3分3R>
リッティデット・ソー・ソンマイ(タイ)
吉成士門(日本)

<キック・バンタム級/3分3R>
エルブルース・オスマノフ(ロシア)
ネイサン・ベンドン(英国)

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【ONE FF92】ONEデビュー戦でアニッサと対戦。KANA「ここで決まるのは運命。だからこそ乗り越える」

【写真】大会2日前にセコンド陣とも合流。アニッサとの決戦に挑む(C)HITOSHI TSUKAKOSHI

20日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 92で、日本のKANAがアニッサ・メクセンと対戦する。
text by Takumi Nakamura

新生K-1の女子部門をけん引し、2019年12月に初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝。新生K-1の女子王者として海外の強豪と戦い続けてきたKANA。2023年12月にアントニア・プリフティに敗れて王座陥落となると、新たな戦いの舞台にONE Championshipを選んだ。

その理由は明白、長年対戦を希望していたアニッサ・メクセンと戦うためだ。そのメクセン戦がKANAのONEデビュー戦でいきなり実現。KANAはカード決定からタイに渡ってアニッサ戦に向けて準備を続けている。キャリア最大の決戦を直前に控えるKANAに話を訊いた。


――ONEデビュー戦、そして対戦を熱望していたアニッサ・メクセンとの試合が近づいてきました。今はどんな心境ですか。

「K-1時代からずっと対戦したいと思っていた相手で、ONEに来て試合が決まってからは不思議な感じなんですよね。本当にアニッサとやるんだなって。アニッサと顔を合わせれば現実味が出てくると思いますが、今はまだイメージしかないですね」

――ONEと契約した時点で、初戦がアニッサになることも想定はしていましたか。

「そうですね。アニッサとやりたくてONEに行ったわけですし、初戦からオファーがあってもやろうと決意していました」

――前回(11.9ONE169)のアニッサとジャッキー・ブンタンの試合をリングサイドで観戦していましたが、あの試合を見てどう感じましたか。

「正直どちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。蹴りでアニッサ、パンチならジャッキーという印象で、リングサイドで試合を見ていた時はアニッサがジャッキーの圧力で押されている印象だったんですね。だからややジャッキー優勢かなと思っていました。でもあとで映像を見直したらアニッサが蹴りで勝っている印象だったので、現地と映像では違いがあったのかなと思います。結果はアニッサの判定負けでしたが、明確な差はなかったと思います」

――僕も当日この試合を解説していて、改めてアニッサの強さが伝わってくる試合でした。

「入場の時から独特の雰囲気とオーラがありましたし、蹴りとパンチのテクニックがめちゃくちゃあって、技術・レベルが高くて穴が見つからない選手だと思いました。本当にバランスがいい選手なので、何かこれをやったら勝てるというものがあるわけではないので、こちらもトータルバランスで勝負しないといけないと思います」

――タイにはいつから入っているのですか。

「2カ月前からですね。10日間だけ日本に帰っていましたが、それ以外はずっとタイで練習を続けています」

――タイではどんな準備を続けてきましたか。

「試合間隔が空いてしまったので、スパーリングを増やそうと思ったのもタイで練習している理由です。タイではずっといいスパーリングが出来ていて、試合が近づくに連れて(対戦経験がある)オロール・ドスサントスが来てくれたり、一階級上でスミラ・サンデルとムエタイのタイトルマッチをやったナタリア・ディアチコワともスパーリングをやったり。ナタリアはめちゃくちゃ強くて顔にあざができたんですけど(苦笑)、日本にいるとどうしても強度が高いスパーリングが出来ないですし、タイにいると欧米の選手とやることにも慣れることが出来ます。そうは言っても試合になって、やってきたことが出せるかどうかは不安です」

――そのくらいアニッサは強敵だということですね。

「はい。世界的な評価で言っても7:3か8:2でアニッサが有利の試合ですし、こっちは当たって砕けろの真っ向勝負。技術も気持ちもフルに使って、さらにそこを超えた試合をしたいです」

――どんな試合になるかはイメージできていますか。

「そうですね。どう試合を組み立てていくか。それがハマれば勝つというイメージはあるし、自分が悪いパターンになることもイメージしています。今回は3分3Rマスト判定で、アニッサも(連敗で)あとがない状況ですし、確実に勝ちに来ると思うんですね。僅差でも相手にポイントをとられると厳しいと思うので、そこも意識して戦います」

――あとはリングに上がった時に自分がどうなるか、ですね。

「ONEデビュー戦ですし、どこまで動けるか分からないので、思いっきりやろうと思います。アニッサはK-1時代からずっと戦いたいと思っていたのに戦えなくて、もう少しで戦えそうだったのに戦えなくて。その相手とこうやって試合が決まるのは運命だと思いますし、だからこそ乗り越えたいです」

――今はアニッサに勝つことがすべてだと思いますが、これからONEで戦っていく上での目標はなんですか。

「ONEに来た以上、ベルトは狙っています。アニッサに対してペッディージャー(・ルクジャオポーロントン)やジャッキーより良い勝ち方が出来たら、次のチャンスにもつながるだろうし、3分3R以内にダウンを取って勝ちたいです。もし自分がダウンを取るなら右フックか左ハイキック。そのどちらかだと思います」

――これからはONEという舞台で女子格闘技の道を切り開いていきたいですか。

「今までは日本の格闘技やK-1を引っ張ってきて、これからは日本からONEに行く選手の架け橋になりたいです。日本の女子選手でもONEで活躍できることを証明したいし、まだ女子でチャンピオンになった日本人はいないので、それを自分が成し遂げたいです。日本でやってきたことの世界版をONEでやる、ONEの女子を引っ張るつもりで戦いたいです」

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【ONE172】さいたまSAで仕切り直しの武尊×ロッタン、モライシュ×若松佑弥の王座戦も決定

6日(月)都内にて、2025年3月23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: TAKERU VS RODTANG」発表記者会見が行われた。
Text by Takumi Nakamura

今年1月の有明アリーナ大会に続いて、2年連続となるONE Championshipの日本大会が決定した。会見に出席したチャトリ・シットヨートンCEOは「今回のイベントはPRIDEの時代から30年来の最大級のイベントをさいたまスーパーアリーナで予定している。この大会は世界195カ国で放送予定で、この30年で最大級の視聴者、観客を集めるイベントになる」と熱弁。

さらに「MMAのみならず、あらゆる格闘技のコミュニティをここに集結させるような一大イベントになることを約束する。ONEが日本で開催されるということは、日本のコミュニティと選手にとって大きなチャンスだと信じている」と続け、出場候補選手として野杁正明、KANA、秋元皓貴、青木真也らの名前を挙げて、今大会のテーマを日本vs世界と掲げた。

そして今大会の決定カードとしてフライ級キックボクシング(3分5R)の武尊×ロッタン・ジットムアンノン、フライ級MMA世界王座決定戦(5分5R)のアドリアーノ・モライシュ×若松佑弥が発表された。

武尊とロッタンは今年1月のONE有明大会で予定されていたカード。この時はロッタンの怪我で中止となり、約1年2カ月越しに2人のドリームマッチが実現することになる。そしてモライシュと若松はデメトリウス・ジョンソンの引退により空位となったONE世界フライ級王座をかけて対戦する。両者は2022年3月に対戦しており、この時はモライシュがギロチンで一本勝ちしている。会見には武尊、ロッタン、若松も出席し、試合に向けた意気込みを語っている。

武尊
「やっとロッタン選手と戦えることがすごく嬉しいし、ロッタン選手の怪我だったり、色んなことがあって試合が流れたりしたんですけど、こうやって試合が決まると、引き寄せ合う運命だったなと思います。

僕はこの試合の次のことは一切考えてなくて、この試合で自分の格闘技人生を全て出し切るつもりで挑むんで、本当にこの試合、どちらかが壊れるような世界最高の殴り合い、壊し合いをやりたいと思っているので、ロッタン選手よろしくお願いします。

(日本大会でロッタン戦が決まったことについて)日本で試合できるのはすごく嬉しいし、K-1を離れてから海外で試合をやることが多かったんですけど、 現役の最終章、集大成を日本のファンの皆様の目の前でできるというのはすごく嬉しいし、 日本の皆さんに勝つ姿を必ず見せます。

(大会のメインで行われることについて)本当、このONE Championshipという世界規模のでかい大会でメインでやらせてもらえるのはすごく嬉しいことだし、 そのメインイベントにふさわしいような最高の殴り合い・試合をロッタン選手とやりたいと思ってるんで、皆さん楽しみにしていてください」

ロッタン・ジットムアンノン
「タケルと共に互いに勝利を掴み、いよいよ時が来たと感じている。昨年の日本大会のカード発表会見の後ひ怪我をしてしまい、あの試合がキャンセルになってしまったことを本当に残念に思っている。だから今回このように2人の試合が実現したことを本当に嬉しいと思うし、自分はもう準備が整っている。

(前回の武尊VSタン・ジンをリングサイドで見て)正直なところ、すごく怖さを感じたし、緊張もした。同時にすごく嬉しかったのは、1Rにダウンを取られたあと、2Rにダウンを取り返して逆転KOで勝ったのを見て、本当にすごいと思った。タケルはキックボクシングスタイルが本当に強いと思うし、自分もそれに負けないように準備をしている。

今は3月の試合が楽しみで、皆さんに最高のキックボクシングの試合をお届けしたいし、自分のキックボクシングのスタイルを見せつけてやりたい。(日本大会出場について)率直に嬉しいと思っている。日本は自分にとって第2のホームで、しばらく戻ってこれなかったことを残念に思っている。今回の試合で世界、日本に自分の強さを見せたいと思っているし、前回見せられなかったものをお見せしたい。とにかく全力で試合に挑むし、日本がホームのつもりで戦う。必ずチャンピオンに返り咲く。それを目指して戦っていきたい」

アドリアーノ・モライシュ
「日本で試合出来ることは本当にうれしい。ONEフライ級MMAの世界タイトル戦の機会をもらえて、心から興奮している。若松と戦うんだ。最高の試合を見せるために一生懸命練習に励んでいる。特に日本にいる僕のファンの楽しみにしていてくれ。そして試合を見に来てくれ。準備は万端だ」(※コメント発表)

若松佑弥
「この間(12.7ONE FN)試合が終わったばかりですが、さいたまスーパーアリーナという素晴らしい舞台でタイトルマッチができることをすごく嬉しく思ってます。自分は3年前にアドリアーノに負けて2連敗してから3連勝して、この3年で進化してきた部分をこの最高の舞台で発揮して、しっかりチャンピオンになりたいと思います。

(リマッチについて)本当にもう全てをかけて、3月23日に今までやってきたことを格闘技人生の集大成になる戦いをしたいと思っています。で、向こうも今はキャリアピークだと思っていて、本当にフライ級の世界最強を決めるチャンピオンシップになると思っています。打撃と寝技の最高峰の戦いができるんじゃないかなと思ってます。

DJがUFCからONEに移籍するという話を聞いた時点で、僕はONEのフライ級が世界一だと確信していて、そこからDJのアドリアーノとも戦って、世界の壁をしっかり経験して、そこからONEで成長してきました。アドリアーノはDJをKOした唯一の選手なので、最高の舞台でしっかりそれに勝って僕がチャンピオンになって、ONEフライ級が世界一だということを知らしめれるいい機会だと思っています。もう最高としか言いようがないです。

(モライシュのコメントを受けて)前回のキンガド戦を見ても、とんでもなく強いなっていう思いがあって。僕もこの間試合終わったばっかりで、すごいベストな状況だし、向こうも相当気合いが入っていると思うので、すごく激しい戦いになるんじゃないかなと思います」

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