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【PFL2024#10】スタンドでプリマスを寄せつけず。ラバダノフが3度ダウンを奪いライト級を制す

<ライト級決勝/5分5R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
Def.3R2分31秒by TKO
ブレント・プリマス(米国)

静かな立ち上がりのなかラバダノフがカーフを蹴る。プリマスは左右のフックで前へ。ラバダノフがもう1度カーフを蹴り、プリマスの前進にダブルレッグを合わせてテイクダウンを決める。ラバーガードのプリマスが下からパンチを入れる。一度はラバーを解かれたプリマスだが、ラバダノフが腰の後ろに手を回してくるので再度ラバーガードに入る。ラバダノフは腕を抜いてパンチを入れるが、プリマスのラバーガードの前に強いパウンドを打つことができない。

ハイガードから四角、さらに三角をプリマスが狙ったところで時間となり、ラバダノフがイライラを隠せないでいた。

2R、初回と同様にカーフを蹴るラバダノフ。プリマスが左フックを振って前に出る。ローにフックを合わせようとするプリマスは左を入れ、シングルレッグを切る。ラバダノフもワンツーを返し、構えを変える。プリマスのフック&ステップインに、左に続く右を打ち込んでダウンを奪ったラバダノフは再びハイガード、そしてラバーに中に収まる。

残り2分で左足を抜いてハーフとなったラバダノフが、ラバーガード狙いに立ちあがってローを連続で蹴る。飛び込んでパウンドを落とそうとしたラバダノフに対し、プリマスは足関狙いからZハーフガードに取ってエルボーを打つ。上のラバダノフも左エルボー、右のパウンドは空振りし時間となった。

3R、ワンツーでステップインのラバダノフが、続く右で2度目のダウンを奪う。ここはガードの中に入らず、スタンドで待ち受けたラバダノフにプリマスが右ハイを狙う。誘うラバダノフにワンツーを決めたプリマスが、スピニングバックフィストに。構わずラバダノフで前に出るラバダノフが右アッパーを決める。さらにワンツー左フックをテンプルに決めるとプリマスの動きが止まる。ここで追い打ちの右を打ち抜いたラバダノフが2024年PFLライト級を制した。


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45 AB Cage Warriors MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#10 UAEW UFC YouTube   アブドゥラ・アルカタニ アリ・タレブ インパ・カサンガネイ オレッグ・ポポフ ガジ・ラバダノフ ガブリエル・ブラガ コステリョ・ファン・スティーニス シャミル・ムサエフ ジェレミー・ケネディ タイラ・サントス ダコタ・ディチェバ チムール・カイズリエフ デニス・ゴルソフ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ ハッタン・アルセイフ ブレンダン・ラウネーン ブレント・プリマス ボクシング マンスール・ベルナウイ ラシッド・ハズ ヴィニシウス・オリヴェイラ 吉野光

【PFL2024#10】MENAバンタム級決勝へ、UFC級=アリ・タレブ「拳が爆発するところを楽しみにしてくれ」

【写真】UAEWバンタム級のベルトと。あのヴィニシウス・オリヴェイラに勝っている──弱いわけがない。MENAで優勝し、北米進出を目指すアリ・タレブ。果たしてバンタム級ファイターに、その機会は与えられるのだろうか (C)PFL

29日(金・現地時間)、サウジアラビアはリヤドのKSU(キング・サウジ大学)アリーナで開催されるPFL2024#10「Championships」。同大会では今年から活動を介したPFL MENAの決勝戦4試合も組まれている。
Text by Manabu Takashima

中東&北アフリカの地区リーグ=MENAは、当然のようにアラビック&ムスリム人選手が中心に活躍している。そして、その地を持ち当地で戦うファイターも少なくない。バンタム級決勝でラシッド・ハズと対戦するアリ・タレブもその1人だ。

戦禍のイラクを逃れ、スウェーデンに移住したタレブはUAEW時代に吉野光を倒し、コンテンダーシリーズからUFCにステップアップしたヴィニシウス・オリヴェイラをKOしバンタム級のベルトを巻いた実力者だ。そのタレブ、PFLファイナルとの合体したビッグショーで、その名を世界に轟かせようと気概に満ち溢れていた。


(C)PFL

――PFL MENAバンタム級決勝でラシッド・ハズと対戦します。

アリの国籍がイランだったりスウェーデンになっていたりするのですが、スウェーデン生まれのイラク系ということで宜しいでしょうか。

「いや、俺が生まれたのはイラクだよ。1997年に生まれて、2009年にスウェーデンに移住した。イラクは米国とサダム・フセインの間で紛争状態に陥り、逃れるために父、弟、妹と一緒にスウェーデンに移り住んだ。でも兄は今もイラクに住んでいるよ。より良い人生を求めて、スウェーデンにやってきたんだ」

──コンバットスポーツに出会ったのは、スウェーデンに移り住んでからですか。

「ブラザー。今、言ったように俺は5年間も紛争状態の国に住んでいたんだ。ガキのころから、頭の中も戦争状態だった。言葉が通じないスウェーデンにやってきて、拍車がかかった。でもスウェーデン語が分かるようになってから、落ち着いてサッカーにこうじるようになった。そのうち週に2度ほど、格闘技のトレーニングを始めるようになったんだ」

──どのようなスタイルの格闘技の練習を始めたのでしょうか。

「ノーギグラップリングだ。ただ楽しむために始めて、シリアスではなかった。でも2年、3年と練習をすると、真剣さが増してアマチュアの試合に出るようになった。プロデビューは2019年だ。2勝したらコロナになった。そして2021年の3月に10日前のショートノーティスでUAEWからオファーがあった。相手は7勝2敗のヌーラズ・アブザグだ。その試合に勝って、ブラザー。俺はそのままUAEWと契約をした。強い相手が続いたけど4連勝して5戦目で今はUFCで戦っているヴィニシウス・オリヴェイラとバンタム級王座決定戦を戦い、3RKO勝ちでチャンピオンになった。UAEWではほんとうに良い経験をさせてもらったよ」

──イラクの血もあってUAEWと契約したのですか。そのまま欧州でキャリアップということは考えずに?

「それは関係ない。チャンスがあったから、跳びついた。とにかく強い相手と戦いたかった。だからUAEWと契約して良かった。正直、それからCage WarriorsやUFCに進もうという考えは持っていた。でもオリヴェイラに勝った後に、PFLから連絡がきたんだ。PFLと契約できて満足している。彼らとはファミリーのような人間関係を築くこともできた」

──ただPFL欧州でなく、PFLレギュラーシーズンに参戦したいという想いはなかったですか。

「ブラザー、それはどうでも良かった。強いヤツと戦いたいというのが一番だったから。実際、PFLヨーロッパでキャリア初黒星を喫したわけだし。PFLはベストファイターを用意してくれ、俺は負けた。そして今年はMENAでのチャンスを貰ったんだ。

戦って稼いでいるんだ。文句はない。それにMENAにも良い選手が揃っている。なんといっても選手へのケアが違う。ヨーロッパの多くの大会は、ここまで選手ファーストのイベントを開くことはできない」

──MENAが活動開始をした。抜群のタイミングでしたね。

「中東のMMAは日々、成長している。サウジアラビアは多くのスポーツに投資をしていて、MMAやボクシングにも力をいれているんだ。レベル的にもUAEWが次々とUFCに選手を送りだしたように、中東のMMAはコンペティションとしても成長し続けている。ローカルファイターも力をつけているしね。ファンも熱狂的だ」

──今大会はMENAのファイナルだけでなく、PFL Globalシーズンの決勝戦も行なわれるビッグショーになりますね。

「ブラザー、これは大きな一歩だよ。ここで勝って、もっと前に進む。このショーで戦うことで、多くの人がアリ・タレブの名をその胸に刻み込んで欲しい」

(C)PFL

──では対戦相手の印象を教えてください。

「ブラザー、ラシッドは良い相手だ。でも俺の方が優れている。どこが優れているかは、試合を見てもらうと分かるだろう。ブラザー、俺の拳が爆発するところを楽しみにしてくれ。試合に関してベラベラと話すつもりはない。日本のファンにもファイトをしっかりとチェックしてもらえると、アリ・タレブがどういうファイターが分かってもらえると信じている」

■視聴方法(予定)
11月29日(金)
午後11時15分~U-NEXT

■PFL2024#10対戦カード

<フェザー級決勝/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
チムール・カイズリエフ(ロシア)

<女子フライ級決勝/5分5R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
シャミル・ムサエフ(ロシア)

<ライト級決勝/5分5R>
ブレント・プリマス(米国)
ガジ・ラバダノフ(ロシア)

<ヘビー級決勝/5分5R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
オレッグ・ポポフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
コステリョ・ファン・スティーニス(オランダ)
ジョアォン・ヴィトー・ダンタス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<フェザー級/5分3R>
アザエル・アジョウジ(フランス)
ホセ・ペレス(米国)

<MENAウェルター級決勝/5分5R>
ムハマド・アラクラー(クウェート)
オマール・エル・ダフラウイ(エジプト)

<アマチュア女子アトム級/3分3R>
ハッタン・アルセイフ(サウジアラビア)
リリア・オスマニ(アルジェリア)

<MENAバンタム級決勝/5分5R>
アリ・タレブ(スウェーデン)
ラシッド・ハズ(スペイン)

<MENAライト級決勝/5分5R>
ムーセン・ムハマドサイファイ(イラン)
ジョージ・エイド(レバノン)

<ライト級/5分3R>
マンスール・ベルナウイ(フランス)
アルフィー・デイビス(英国)

<ライトヘビー級/5分3R>
スリム・トラベルシ(チュニジア)
アブラハム・バブリー(英国)

<MENAフェザー級決勝/5分5R>
アブドゥルラフマン・アリヤサット(ヨルダン)
アブドゥラ・アルカタニ(サウジアラビア)

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45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#10 ガジ・ラバダノフ ブレント・プリマス ブログ

【PFL2024#10】ライト級決勝へ、昇華する柔術MMA=ブレント・プリマス「ガジは強いパウンドは打てない」

【写真】グラップリングでジェイク・シールズに腕十字を極めている。極め力の強さは絶対だ (C)MMAPLANET

29日(金・現地時間)、サウジアラビアはリヤドのKSU(キング・サウジ大学)アリーナで開催されるPFL2024#10「Championships」。6階級のPFL2024年シーズンの決勝戦に出場する12人のファイターのうち、4人がBellatorからシーズンに参戦した選手だ。
Text by Manabu Takashima

ライト級ファイナルに挑む元Bellator世界ライト級王者のブレント・プリマスもその一人。同じくBellatorライト級戦線で戦ってきたガジ・ラバダノフとBellatorファイター同士のファイナルを戦うプリマスにインタビューを試みた。

打撃は付き合わないと減点、寝技は離れると加点という状況にあるといっても不思議でないMMAにあって、ヒクソン・グレイシーをこよなく愛するプリマスは、極めとグラップリングの持ち込む試合運びが強化されPFLで挙げた3勝のうち2試合が一本勝ちでしっかりとボーナスPを獲得してきた。

中東サウジアラビアで迎える決勝戦に向けて、プリマスにPFLのフォーマット&遠征試合と対戦相手、そして強化された柔術MMAについて尋ねた。


――PFL2024年シーズン決勝が1週間後に迫ってきました(※取材は21日に行われた)。今の気持ちは教えてください。

「自信もあるし、最高の気分だよ。あと1週間少し、タイトルと100万ドルを手にするよ」

──今回の試合はサウジアラビアで実施されます。米国の太平洋岸であるオレゴン州在住のブレントは北米大陸、大西洋、そして地中海を越えて中東へとロングフライトと時差を乗り越える必要があります。

「そうなんだよ。2日後にリヤドに向かうけど、フライト時間は36時間だ。まぁ、楽しくはないよね(笑)。時差は11時間かな。最初は時差ボケもあるだろう。ただ、時間の調整はオレゴンではやっていない。半日の差があるから、皆のスケジュールと合わなくなる。明日が追い込みの仕上げでトレーニングはいつもと変わらずやってきた。でも時差の調整までは手が回らないというのが本音だよ」

──11時間の時差と36時間のフライトですか……。とにかく北米で試合をするのとは全く違いますね。

「ミドルイーストで戦うのも、訪れるのも初めてだ。でもファイターにとって、トラベルとファイトはセットだから。サウジアラビアで何が待っているのか楽しみにしている。米国で生活している僕らとは、全く違う習慣を持つ国だからね。宗教、食事、何もかも違う。全てが新しい経験になるし、遠征といってもヨーロッパで試合をするのとは別モノだと思っている。楽しみたいね。

それに100万ドルが掛かっているんだ。世界中のどこだろうが、戦うよ。100万ドルを手にできれば、家族の人生を変えることができる。子供たちの未来が変わるんだから、いつ、どこで、誰とだろうが戦う。レッツゴー!!」

──気合いが伝わってきます。ところでシーズンフォーマットで戦ってきた8カ月間は、これまでのキャリアとは違ったものでしょうか。

「試合が保障されているPFLのフォーマットは凄く良かったよ。今回のファイトで今年、4試合目。このペースで試合があることは本当に有難い。家族、PFLのチームの皆のために最後まで全力で戦う。そして2024年のワールドタイトルを獲得して、来年もこの素晴らしいプラットフォームで戦うことが楽しみにしている」

──今回も地元で調整をしてきたのですか。

「そうだね。ATT PDXポートランドのファビアーノ・ペガレヴィとトレーニング・パートナーに絶対の信頼を寄せている。それとポートランドから僕は車で2時間のユージーンに住んでいて、地元のパフォーマンス・マーシャルアーツで柔術中心の練習も続けているんだ。この2つのジムを毎日行き来することが、僕にとって最高のファイトのキャンプになっているよ」

──ATTポートランドに長年所属していますが、フロリダのATT本部でトレーニングをすることはないのでしょうか。

「僕が出稽古にいくとすればフロリダではなくて、南カリフォルニアのチーム・オーヤマになる。子供もいるし、家を空けることは簡単じゃなくなってきた。でも、僕はATT PDXで最高の練習ができている。僕は彼らを信じているし、彼らも僕を信じてくれている。

皆との練習の成果を発揮して、必ずATTにベルトを持って帰るよ。ファビアーノは単に指導者というだけでなく、父親のような存在だ。MMAを戦ううえでチームへの信頼ほど大切なモノはないと思っている」

──では対戦相手ガジ・ラバダノフの印象を話してもらっても良いですか。

「もちろん。タフな相手だよ。最高のジムで練習をしているし、素晴らしい相手だ。ただ僕は彼と同じジムの選手と2度既に戦っている。ウスマン・ヌルメゴメドフ、イスラム・マメドフの2人はガジをより大きく、強くしたようなファイターだった。言ってみるとガジの強化バージョンだよ。

最終的なガジの最終的な武器はテイクダウンだ。必ず狙ってくる。でも、それで構わない。グラウンドになれば僕のモノだから。決してガジを軽く見ることはないけど、僕の柔術は過去最高にMMAで機能している。本当に柔術を使いこなすことができるようになってきた。

同時にスタンドの練習も十分にやってきた。左フックから右という凄く危険なコンビネーションをガジは持っている。でもトレーニング・パートナーが徹底して対策練習の相手を務めてくれた。結果、僕のスタンドはタイミング、スピード共に磨きがかかっている。スタンドでKO、グラウンドでサブミット。どちらもできると思っている」

──ファンもプロモーションもスタンディングバトルを好み、寝技を練習していても試合では付き合わないように戦う選手が増えてきて、柔術家は厳しい状況にあります。そのなかでブレントはPFLで挙げた3勝のうち、2つの試合がRNCでの一本勝ちです。相手を組み技に付き合わせる展開ができているようにも感じます。

「アグレッシブな寝技を仕掛けることで、自分の形に持ちこむことができている。ガジとの試合でいえば、レスラーの寝技と柔術家の寝技は違う。ガジはコントロールをして、パンチを落としたいはずだ。でも、強いパンチは打てないだろう。彼がトップになっても、コントロールするのは僕だ。

ガジが強いパウンドを打ちたいとスペースを創れば、スイープやサブミットする隙になる。僕はトップでもボトムでも、ガジを仕留めることができる。彼よりずっとテクニカルな黒帯柔術家がトップから殴り、サブミットを仕掛けてくるという練習を繰り返してきた。ガジがどの局面で勝負して来るのか分からないけど、どこだろうが僕が彼を上回る。そして100万ドルを手にするんだ」

──ブレント、今日はありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いできないでしょうか。

「僕がここまで柔術にのめり込んだのは、ヒクソン・グレイシーが日本でVale Tudo Japan Openを戦ったドキュメンタリー(CHOKE)の影響を受けたからなんだ。20回以上、あのテープを視たよ。そして柔術を始めようと思った。以来、ずっとヒクソンとホイスを尊敬してきたんだ。飼っていた犬の名前もヒクソンだった(笑)」

──尊敬する人の名前を犬につけるのですね(笑)。

「アハハハ。ヒクソンは男の中の男で、絶対的に当時は最強だった。僕はヒクソンやホイスのようになりたかった。だから、日本で試合をすることも人生で大きな意味を持つようになっている。2025年には、その夢を実現させたい。そのためにも次に控えている試合で、全ての力を使ってフィニッシュする」

■視聴方法(予定)
11月29日(金)
午後11時15分~U-NEXT

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BELLATOR o PFL UFC インパ・カサンガネイ ガジ・ラバダノフ シャミル・ムサエフ タイラ・サントス ブレンダン・ラウネーン ヘスス・ピネド 海外

PFL2024#10:PFL World Championshipオッズ

PFL2024シーズン決勝戦

ブレンダン・ラウネーン 3.60
ティムール・シズリエフ 1.31
ダコダ・ディチェバ 1.28
タイラ・サントス 3.60
インパ・カサンガネイ 1.54
ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ 2.54
マゴメド・ウマラトフ 3.15
シャミル・ムサエフ 1.38
ブレント・プリマス 3.00
ガジ・ラバダノフ 1.37
デニス・ゴルツォフ 1.77
オレグ・ポポフ 2.00

ショーケースバウト

マンスール・ベルナウイ 1.38
アルフィー・デイヴィス 3.15
スリム・トラベルシ 1.74
アブラハム・バブリー 2.14
ヘスス・ピネド 1.35
ジェレミーケネディ 3.30
アザエ・ラジュウチ 1.68
ジョゼ・ペレス 2.24
コステリョ・ファン・スティーニス 1.16
ジョアオ・ヴィトー・ダンタス 5.55

他にPFL MENAトーナメント4階級決勝戦もあるが省略。

勝戦で注目は女子フライ級・無敗のディチェバが、準決勝ではBellator王者カモーシェを破って勝ち上がったタイラ・サントスと対戦する一戦。ディチェバはリーグ戦・トーナメントで楽な相手との対戦ばかり組まれていると批判されており、決勝進出したものの、いまだに実力は不透明。だが、UFCのタイトル戦で王者シェフチェンコにスプリット判定まで持ち込んだサントスに勝てばさすがに実力を認めるしかない。オッズはディチェバがフェイバリットだが、果たしてどうか。

第1試合からのショーケースバウト(プレリム)は日本時間29日金曜の21時15分開始予定。PFL MENA決勝は23時半開始。6階級の決勝戦5分5Rは30日午前3時開始となっている。PFL MENA決勝4試合+アマチュア1試合に3時間半の枠が取られているが、音楽ライブ等もある模様。また、U-NEXTの中継開始は23時半となっているので、ショーケースバウトの配信については現在のところU-NEXTでの配信予定はなし(海外では中継される予定のため、今後変更となる可能性はある)→21時15分開始に変更。

メインカード6試合のみ速報します。

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 ガジ・ラバダノフ キック ミカエル・デュフォー

【PFL2024#08】ラバダノフがデュフォーを左フックで沈め、フェザー級T決勝はプリマスと対戦へ

<ライト級準決勝/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
Def.2R1分51秒 by KO
ミカエル・デュフォー(カナダ)

共にガードを高く上げてケージ中央で向かい合う。腰を落としたデュフォーが距離を詰めるが、ラバダノフも下がらない。デュフォーの左ジャブに、ラバダノフが左フックを返す。デュフォーの右ストレートがインサイドから突き刺さった。ラバダノフがプレスをかけ、デュフォーのワンツーをヘッドスリップでかわす。デュフォーもラバダノフの右を左前蹴りで迎え撃った。しかし右前蹴りには左フックを合わされてしまう。

ラバダノフの右カーフキックが当たる。ラバダノフの左を交わしたデュフォーが、ニータップで組むもすぐに離れる。するとラバダノフがダブルレッグで飛び込みグラウンドに持ち込んだ。足をすくって背中を着かせにいくラバダノフ。デュフォーは左腕を差し上げ、右オーバーフックで耐える。ケージ際でラバダノフがデュフォーに背中を着かせたが、すぐに立ち上がり蹴りを打ち込んで初回を終えた。

2R、デュフォーの右をかわしたラバダノフが左フックを当てる。左を突いて距離を詰めるラバダノフの顔面にデュフォーのパンチは届かない。ならばとデュフォーがニータップでドライブし、ケージに押し込んでシングルレッグに切り替えた。しかしラバダノフがケージ際から脱する。

反対にケージを背負わせたラバダノフの左フックがデュフォーのアゴをとらえた。この一撃でデュフォーは背中からダウン。ラバダノフが追撃の右パウンドを連打すると、レフェリーが試合を止めた。結果、ライト級トーナメント決勝はプリマスとラバダノフで争われることとなり、両者によるフェイスオフが行われた。


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45 AB BELLATOR LFA MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 Preview ガジ・ラバダノフ クレイ・コラード サッド・ジーン ジョーダン・オリバー ダニー・サバテーロ ブレント・プリマス ブログ ラザロ・ダイロン

【PFL2024#08】計量終了 ライト級&LH級で準決勝。サバテーロ、オリバー、ジーンらプレリミも要注目

【写真】なかなか厳しい試合を組んでくるPFLだ(C)PFL

16 日(金・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのハードロックライブでPFL2024#08が開催される。プレーオフの第二幕はライト級とライトヘビー級で実施される。
Text by Manabu Takashima

レギュラーシーズンの1位と4位、2位と3位が戦うセミファイナル。ライトヘビー級ではアントニオ・カーロスJrやサジボウ・シが脱落し、トルクメニスタンのドブレジャン・ヤギュシュムラドフが3位となり、2022年世界王者のロブ・ウィルキンソンと戦う。また昨年優勝のインパ・カサンガネイは、その前シーズンの決勝で破ったジョシュ・シルヴェイラと再び顔を合わせることとなった。

ライト級では──誰か予想したか、元Bellator世界ライト級王者ブレント・プリマスが首位通過し、4位の人気者クレイ・コラードとの相対する。

安定度抜群のガジ・ラバダノフは、1勝1敗が6人という状況でボーナスポイントがモノをいって3位を獲得した伏兵ミカエル・デュフォーを迎え撃つ。そんなシーズン準決勝以上というと語弊があるが、今大会はプレリミが面白い。


プレリミメインではダニー・サバテーロがPFLデビューを果たす。Bellatorバンタム級戦線の大関クラスのサバテーロは、2週間後のBellator Champions Seriesでなく、ATTのおひざ元フロリダでのPFLが再起の舞台となった。マゴメド・メゴメドフ、ラフェオン・スタッツに連敗中のサバテーロはマイアミ在住のキューバン=ラザロ・ダイロンと戦う。

ダイロンはキャリア8勝0敗でCombateでは5勝0敗、プロアマ通算11勝0敗のファイターだ。レスリングベースで、KOパンチも有すダイロンに対し、サバテーロがレスリング&スクランブル地獄に持ち込むことができるのか。遮断されると、ジャブ&ワンツーで下る可能性もある一番だ。

レスラーといえば第2試合でブレイドン・アケーオとMMA二戦目を戦うジョーダン・オリバーはNCAA D-1を制すること2度、さらにフリースタイルでUSナショナルも制しているキルクリフFC所属のオールドルーキーだ。

というのも昨年8月にMMA初戦を戦ったオリバーは、既に33歳を迎えていた。それでもダブルレッグのスピードは天下一品、そこからのバック奪取と背中突かせる技術も当然のように持っている。フィニッシュの肩固めは、精度は決して高くないがヴァンフルーとの融合のような圧でタップを奪っている。

今回の対戦相手も5勝3敗で、MMAでの可能性を見極めることができる技量の持ち主とは言い難いが、とにかくオリバーの応用力がどこまであるのかを注視したい。

この他、ライト級でシーズン脱落組のエルヴィン・エスピノーザ×マス・ブーネルのサバイバルマッチ。さらにLFAからComateを経て今はなきPFL Challenger SeriesからPFLと契約したウェルター級の新鋭サッド・ジーンが、デビュー以来の連勝を8に伸ばすことができるのかも注目だ。

■視聴方法(予定)
8月17日(土)
午前7時15分~U-NEXT

■ PFL2024#08対戦カード

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 203.8ポンド(92.44キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 206ポンド(93.44キロ)
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライト級準決勝/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ミカエル・デュフォー: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級準決勝/5分3R>
ブレント・プリマス: 155.2ポンド(70.39キロ)
クレイ・コラード: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ブライアン・ステイプルトン: 160.6ポンド(72.84キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニー・サバテーロ: 135.6ポンド(61.5キロ)
ラザロ・ダイロン: 135.8ポンド(61.59キロ)

<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ: 156ポンド(70.76キロ)
マス・ブーネル: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サッド・ジーン: 170.8ポンド(77.47キロ)
クリス・ブラウン: 170.4ポンド(77.29キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・オリバー: 145.8ポンド(66.13キロ)
ブレイドン・アケーオ: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー: 145ポンド(65.77キロ)
マリリア・モライス: 145.8ポンド(66.13キロ)

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BELLATOR o PFL アダム・ピコロッティ インパ・カサンガネイ ガジ・ラバダノフ クリス・ブラウン ジョシュ・シルヴェイラ ジョーダン・オリヴァー ダニー・サバテーロ ビアッジョ・アリ・ウォルシュ

PFL2024#8:オッズ

(P)インパ・カサンガネイ 1.20
(P)ジョシュ・シルヴェイラ 4.80
(P)ロブ・ウィルキンソン 1.62
(B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ 2.36
(B)ガジ・ラバダノフ 1.16
(P)マイケル・デュフォー5.55
(B)ブレント・プリマス 1.62
(P)クレイ・コラード 2.36
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ 1.08
ブライアン・ステイプルト8.50
ダニー・サバテーロ 1.10
ラザロ・デイロン 7.50
マッズ・バーネル 2.14
エルヴィン・エスピノーザ 1.74
サド・ジー1.28
クリス・ブラウン 3.80
ジョーダン・オリヴァー 1.11
ブレイドン・アケオ 7.00
ミッシェレ・モンタギュー 1.06
マリラ・モライス 11.00

今週末のPFLはライトヘビー級&ライト級のトーナメント準決勝。

ライトヘビー級はPFL3人、Bellator1人。カサンガネイ vs. シルヴェイラは昨年の決勝戦のカードの再戦。唯一のBellator勢ヤクシムラドフの相手は2022年のウィナーで、昨年は初戦勝ったが禁止薬物使用による失格、今年は予選2試合とも勝利でPFL7戦無敗。

ライト級は2試合ともPFL vs. Bellatorで、Bellator勢がフェイバリット。初戦でパトリッキー・フレイレをKOしたコラードだが、2戦目でマッズ・バーネルに敗退。ラバダノフと対戦するデュフォートは、初戦でバーネルに勝ったが2戦目でアダム・ピコロッティに敗れての勝ち上がり。

バーネル vs. エスピノーザはライト級バックアップファイター同士の対戦。同様に、ライトヘビー級でもバックアップファイターのアントニオ・カルロスJr. vs. カール・アルブレックソンが組まれていたが、アルブレックソン欠場で流れている(カルロスJr.は引き続きトーナメント出場選手が出られなくなった場合のバックアップファイターとして待機する)。

プレリムのワンマッチではバンタム級の試合が組まれており、Bellatorバンタム級GPベスト4のダニー・サバテーロが出場。相手はPFL/Bellator初参戦のデイロン。無敗だがメジャークラスの実績がないため、オッズは大差に。もともとワンマッチではリーグ戦を実施しない階級の試合も組まれているが、来年以降のPFLバンタム級リーグ戦開催につながるか。

第1試合開始は17日朝7時半から。速報します。

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MMA o PFL   オレッグ・ポポフ ガジ・ラバダノフ ガブリエル・ブラガ クレイ・コラード シャミル・ムサエフ ジェナ・ビショップ タイラ・サントス ダコタ・ディチェバ ティム・ジョンソン ドン・マッジ リズ・カモーシェ リントン・ヴァッセル ロブ・ウィルキンソン

PFLが8月に開催するプレーオフ3大会の日程を発表



 PFLが8月に開催するプレーオフ3大会の日程を発表。

 8月2日にテネシー州ナッシュビルのナッシュビル・ミュニシパル・オーデトリアムで開催する『2024 PFL 7』はヘビー級と女子フライ級のプレーオフが行われ、デニス・ゴルツォフ vs. ティム・ジョンソン、ダコタ・ディチェバ vs. ジェナ・ビショップ、オレッグ・ポポフ vs. リントン・ヴァッセル、リズ・カモーシェ vs. タイラ・サントス等が行われます。

 8月17日にフロリダ州ハリウッドのハードロックライブで開催する『2024 PFL 8』はライトヘビー級とライト級のプレーオフが行われ、インパ・カサンガナイ vs. ジョシュ・シルベイラ、ロブ・ウィルキンソン vs. ドブレトジャン・ヤグシムラドフ、ガジ・ラバダノフ vs. マイケル・デュフォート、ブレント・プリムス vs. クレイ・コラード等が行われます。

 8月23日にワシントンD.C.のザ・アンセムで開催する『2024 PFL 9』はウェルター級とフェザー級のプレーオフが行われ、ブレンダン・ラフネイン vs. カイ・カマカ3世、マゴメド・ウマラトフ vs. ドン・マッジ、ガブリエル・ブラガ vs. ティムール・ヒズリエフ、シャミル・ムサエフ vs. ムラド・ラマザノフ等が行われます。続きを読む・・・
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45 AB BELLATOR o PFL ROAD FC ガジ・ラバダノフ キック ソロモン・レンフロ

PFL2024#5:第10試合・パトリッキー・ピットブル vs. ブルーノ・ミランダ

ライト級。パトリッキー0点・9位、ミランダ0点・8位。

ライト級はPFL優勝者もBellator王者も出場しておらず、前王者のパトリッキーが一番のビッグネームだったが、初戦のコラード戦はオッズでアンダードッグ、試合も2RKO負けした。昨年のライト級GPは一回戦でサトシ・ソウザにKO勝ちしたが、準決勝でアレクサンダー・シャブリーに判定負け。38歳。

ブラジルのミランダキック出身のストライカー。打撃は強いがグラウンドに穴がある。韓国のROAD FCを主戦場としていたが、2022年のPFLチャレンジャーシリーズに出場。昨年から本戦に出場すると、予選は2連勝で決勝トーナメント進出。しかし準決勝では優勝したオリバー・オウヴィン・メルシェに2Rでパウンドアウト負けした。初戦は元Bellator王者のブレント・プリマスと対戦し、テイクダウンを奪われ攻められる展開で、2Rチョークで一本負けした。34歳。

右で飛び込んだパトリッキー。しかしミランダのパンチももらった。一瞬効いたパトリッキーだがなおもパンチで出る。ミランダの顔面を捕らえた。ちょっと落ち着いた両者。また右で飛び込んだパトリッキー。ミランダがローを放つとタックル。テイクダウン!ハーフから首を抱えてギロチン。外れたがマウント。ミランダケージを蹴って回転したがバックマウント。ケージを使って立つミランダ。立ち際に膝を入れて離れたパトリッキー。ミランダが左右のフックを打ち込む。パトリッキーはアッパー。ミランダのボディに右を合わせたパトリッキー。残り1分。両者出ていかない。ゴング。

1Rパトリッキー。

2R。ミランダワンツー。ブロックしたパトリッキー。パトリッキー飛び膝。かわしたミランダ。カーフを蹴ったパトリッキー。ミランダもロー。両者ちょっと様子見。パトリッキーの蹴りをキャッチしてスリップしたパトリッキーの立ち際にパンチを入れたミランダ。パトリッキーは待ちの態勢。左右のフックを入れたミランダ。パトリッキーの蹴りにワンツーを合わせる。ミランダの蹴りにパンチを合わせたパトリッキー。スリップ気味に倒れたミランダ。すぐ立った。ミランダパンチで出る。ワンツーからアッパー。ケージを背負うパトリッキーに左右のパンチのラッシュ!顔面にもらっているパトリッキー。打ち返したパトリッキーだがさらにミランダがラッシュ。ゴング。

2Rミランダ。パトリッキー消耗したか。

3R。開始直後のパトリッキーのローがローブローに。再開。ミドルを入れるミランダにパンチを返したパトリッキー。パトリッキーのバックブローはブロックされる。詰めたパトリッキーがガードを固めるとボディを打ち込むミランダ。ワンツーを入れたパトリッキー。ミランダの左をもらってぐらついたパトリッキー。ケージを背負った。ミランダまた左右のラッシュ!さらにヒザを放ったが、キャッチしてテイクダウンしたパトリッキー。ハーフで押さえ込んだ。ミランダも下からホールディング。パトリッキー足を抜いてマウント。半身になるミランダ。ハーフに戻した。残り1分半。脇腹を殴るパトリッキーだがレフェリーブレイク。ミランダすぐ出てパンチを打ち込む。タックルに行くが切られたパトリッキー。すぐに立てないパトリッキー。相当消耗している。またタックル。切られた。パトリッキー下がる。パンチを打ち込まれタックルに行くがまた切られた。タイムアップ。

会場の標高が高く、スタミナ切れしやすいという要因もあったようだが、終盤完全にガス欠してしまったパトリッキー。

判定29-28ミランダ、29-28パトリッキー、29-28ミランダ。スプリットでミランダ勝利。

  1. (B)ブレント・プリマス・9点👑
  2. (B)ガジ・ラバダノフ・6点👑
  3. (P)マイケル・デュフォート・5点👑
  4. (P)*クレイ・コラード・5点
  5. (P)エルヴィン・エスピノーザ・4点 E
  6. (B)アダム・ピッコロッティ・3点 E
  7. (P)ブルーノ・ミランダ・3点 E
  8. (B)パトリッキー・ピットブル・0点 E
  9. (B)*マッズ・バーネル・0点
  10. (P)ソロモン・レンフロ・-1点 E

元Bellator王者パトリッキーのPFLは、まさかの1点も獲得できずに敗退。

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45 AB BELLATOR o PFL RIZIN ウスマン・ヌルマゴメドフ ガジ・ラバダノフ ソロモン・レンフロ

PFL2024#5:第6試合・ブレント・プリマス vs. ソロモン・レンフロ

ライト級。プリマス5点・3位、レンフロは計量で体重オーバーし-1点・10位。

元Bellator王者のプリマス。タイトルを獲得したチャンドラー戦はチャンドラーの足首の負傷でによるアクシデント的な勝利で、ダイレクトリマッチで判定負けし王座から陥落。昨年のBellatorライト級GPでは、一回戦で先日矢地に勝ったマンスール・ベルナウイい判定勝ち。準決勝では王者のウスマン・ヌルマゴメドフと対戦し、完封されて判定負け。後にヌルマゴに禁止薬物が検出され、試合はノーコンテストに変更。準決勝の扱いがどうなるのかが不明なまま、ライト級GPはそのまま立ち消えとなった。リーグ初戦はストライカーのブルーノ・ミランダにテイクダウンで攻める展開から、2Rにチョークで一本勝ちした。今回のライト級最年長の39歳。

レンフロは昨年のPFLには欠場選手の代役としてリーグ2戦目から出場。2RKO勝ちすると、決勝進出者の欠場もあり、繰り上げで決勝トーナメント進出したが、準決勝で優勝したマゴメドケリモフに判定負け。今年の初戦はRIZINとの対抗戦で武田に勝っているガジ・ラバダノフ戦で、1,2Rはラバダノフのテイクダウン狙いを凌いでいたが、3Rにテイクダウンされバックからチョークを狙われ判定負け。27歳。

レンフロは減点があり、1Rフィニッシュ勝利して5点になったとしても、同点の場合減点がある方が下位となるため、すでに勝ち上がりはない。

両者オーソドックス。レンフロがパンチで出る。ヒットしスリップ気味に倒れたプリマス。立ったがレンフロがプレスしている。左がヒットしまたダウン!効いてる!さらに連打を入れたレンフロ。組もうとするプリマスを引き剥がした。レンフロの右がヒット。しかしプリマスの飛び込んでの右がヒットしレンフロダウン!プリマス一気にマウント!亀になったレンフロにバックマウントからチョーク。放してパウンドを打ち込むとまたチョークを狙っていく。残り20秒でクラッチを外して三角を狙ったプリマスだが、外れて下に。レンフロ上から鉄槌。顔面にヒットしている。ゴング。

1R両者打撃を効かせた場面があったが、プリマスのラウンドか。

2R。ジャブを入れるレンフロ。レンフロが飛び込んでワンツーを入れるが、レンフロもパンチを返した。ジャブのダブルをヒットさせたレンフロ。プリマスの左ハイにもジャブを合わせた。また右で飛び込んだプリマスだが、レンフロボディを打ち込み離れる。また右をヒットさせたプリマスだがレンフロ出てきた。右がヒット。さらに左が入りぐらついたプリマス。ノーモーションの右がヒットするプリマス。そのまま組み付いてケージに押し込むが、レンフロ引き剥がした。ジャブからワンツーを入れるレンフロ。残り1分。また右で飛び込んだプリマス。残り50秒でレンフロタックル。意表を突かれて下になったプリマスだが、すぐにラバーガード。外れたが時間がなく、レンフロが上で密着したままゴング。

2Rレンフロ。

3R。パンチから左ハイにつなげたプリマス。ワンツー。また右を打ち込む。プリマスはジャブのダブルから右。両者ケージ中央で足を止めて大振りパンチの打ち合い。両者パンチがヒットしている。お互い動きが落ちた。プリマス飛び込んで右!ヒットし下がったレンフロ。詰めてきたプリマスにタックルに入るが潰された。バックに回ったプリマス。チョーク!パームトゥパームで絞める。喉元に入りタップアウト!

  1. (B)ブレント・プリマス・9点👑
  2. (B)ガジ・ラバダノフ・6点👑
  3. (P)マイケル・デュフォート・5点
  4. (P)*クレイ・コラード・5点
  5. (P)エルヴィン・エスピノーザ・4点 E
  6. (B)アダム・ピッコロッティ・3点 E
  7. (P)*ブルーノ・ミランダ・0点
  8. (B)*パトリッキー・ピットブル・0点
  9. (B)*マッズ・バーネル・0点
  10. (P)ソロモン・レンフロ・-1点

プリマスとラバダノフのベスト4以上が確定。