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AB MMA o ONE UFC UFC Fight Night   カーティス・ブレイズ ジャイルトン・アルメイダ セルゲイ・パブロビッチ デリック・ルイス マテウス・ガムロ

3.9『UFC 299: O’Malley vs. Vera 2』でカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダ、マテウス・ガムロ vs. ハファエル・ドス・アンジョス

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11.4 UFCサンパウロ大会、カーティス・ブレイズ欠場によりデリック・ルイスがジャイルトン・アルメイダと対戦(2023年10月11日)

 こちらの続報。


 UFCが3月9日にフロリダ州マイアミで開催する『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』でカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダのヘビー級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ブレイズは4月の『UFC Fight Night 222: Pavlovich vs. Blaydes』でセルゲイ・パブロビッチに1R TKO負けして以来の試合。現在UFCヘビー級ランキング5位。

 アルメイダは11月の『UFC Fight Night 231: Almeida vs. Lewis』でデリック・ルイスに判定勝ちして以来の試合で15連勝中(UFC戦績6勝0敗)。現在UFCヘビー級ランキング7位。

 両者は『UFC Fight Night 231』で対戦予定でしたが、ブレイズの欠場によりアルメイダは代わりにデリック・ルイスと対戦した経緯があるので、今回は仕切り直しマッチとなります。


 同じく『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』でマテウス・ガムロ vs. ハファエル・ドス・アンジョスのライト級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ガムロは9月の『UFC Fight Night 228: Fiziev vs. Gamrot』でハファエル・フィジエフに2R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFCライト級ランキング6位。

 ドス・アンジョスは8月の『UFC on ESPN 51: Luque vs. dos Anjos』でヴィセンテ・ルケに判定負けして以来の試合。現在UFCライト級ランキング11位。続きを読む・・・
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AB GLORY MMA o RIZIN UFC アレッサンドロ・コスタ イリー・プロハースカ カン・ギョンホ カーティス・ブレイズ ジャレッド・ゴードン セルゲイ・パブロビッチ トム・アスピナル ナジム・サディコフ ボクシング マッケンジー・ダーン

UFC295:オッズ/予想と展望

イリー・プロハースカ 2.05
アレックス・ペレイラ 1.80
セルゲイ・パブロビッチ 2.02
トム・アスピナル 1.82
ジェシカ・アンドラージ 2.64
マッケンジー・ダーン 1.51
マット・フレボラ 2.90
ブノワ・サン・デニ 1.43
ディエゴ・ロペス 2.00
パット・サバティーニ 1.83
ティーブ・エルセグ 1.60
アレッサンドロ・コスタ 2.40
タバサ・リッチ 2.42
ルーピー・ゴディネス 1.59
マテウシュ・レベツキ 1.15
ルーズベルト・ロバーツ 5.70
ナジム・サディコフ 1.77
ヴィチェスラフ・ボルシェフ 2.10
ジャレッド・ゴードン 1.51
マルク・マドセン 2.64
ジョン・カスタネーダ 1.70
カン・ギョンホ 2.20
ジョシュア・ヴァン 1.44
ケビン・ボルハス 2.85
デニス・ブズカ 3.10
ジャマル・エマース 1.39

メインはライトヘビー級王座決定戦。ライトヘビー級は昨年6月にプロハースカがグローバーテイシェイラを破りベルトを獲得。12月にダイレクトリマッチが予定されていたが、プロハースカが負傷欠場となり、王座を返上。王座決定戦はブラホビッチとアンカラエフの間で行われたがドローで王者は誕生せず。今年1月に今度はテイシェイラとジャマール・ヒルで王座決定戦を行い、ヒルが勝って新王者となった。しかしヒルは今年7月、バスケの試合中にアキレス腱を断裂。またも王座返上となり、前王者プロハースカと、7月にライトヘビー級転向初戦で元王者ブラホビッチに勝利したペレイラとの間で、12ヶ月で3度目の王座決定戦が行われる。

プロハースカは2020年7月にUFCデビューしてから、相手の欠場等で試合が流れることが多く、ほぼ年1の試合ペースとなったが、2試合連続KO勝ちで王者テイシェイラに挑戦。前半はテイクダウンを奪われる流れから、後半タックルを切るようになったプロハースカが打撃を効かせて形勢逆転。しかし5R開始の時点で判定での勝ちは難しい状況で、5Rは打撃でも押され、マウントも奪われるピンチから、残り28秒でチョークでの大逆転勝利。去年肩を怪我をした際には、UFCのドクターに「これまで見た中で最悪の負傷」とも言われ、復帰も危ぶまれていたが、負傷から1年たたずに復帰を果たす。

RIZIN王者プロハースカに対し、ペレイラは元Glory王者。2020年に4年ぶりにMMAに出場すると、MMAキャリアわずか4戦(3勝1敗)でUFC出場。まだノーランカーの3戦目でいきなり上位ランカーのストリックランドと組まれ1RKO勝ちし、当時の絶対王者アデサニヤのタイトルに挑戦。劣勢の5Rに逆転勝ちしてタイトルを獲得したというのもプロハースカと同じ。しかし、今年4月のダイレクトリマッチではアデサニヤにKO負けし、試合後にライトヘビー級転向を宣言。今年7月に元王者ブラホビッチと対戦。1Rはテイクダウンを奪われ逃れることが出来なかったが、2Rに体力を消耗したブラホビッチに打撃を打ち込み、3Rは打撃の手数で上回ったが、終盤にテイクダウンを奪われる僅差の内容でスプリット判定勝ち。しかしMMAへの対応能力にはまだ穴があることを露呈している。

オッズは意外にも?ペレイラがフェイバリット。プロハースカの打撃のイメージが強いだけに、打撃のスキルで上回るペレイラは相性が悪いと見られたか?ペレイラの下になった時の対処もかなり不安が残るが。

プロハースカパウンドでKO勝ちと予想。

セミは本来メインで予定されていた王者JJ vs. 3位ミオシッチのヘビー級タイトルマッチが、JJの負傷により消滅。急遽、2位パブロビッチと4位アスピナルの間で暫定王座決定戦が組まれた。

パブロビッチは5年前のUFCデビュー戦で、まだ上位ランカーだったアリスターといきなり対戦。テイクダウンされると、パス→サイドからの鉄槌連打でKO負け。しかしUFCでの負けはこれだけで、その後は6試合連続1RKO勝ち。キャリアでも18勝のうち15KO、判定勝ちが3回で一本勝ちはない。前回のブレイズ戦では、序盤にブレイズのパンチが顔面を捕らえるものの、下がらずにパンチを打ち返し、ダウンを奪いパウンド連打でKO勝ち。アリスター戦以降テイクダウンを奪われていないが、そもそも相手がテイクダウンを狙う前に試合が終わっている。重いパンチを持っているということ以外、実力が見えてこない面がある。

アスピナルは先日ガヌーと対戦しスプリット判定勝ちしたタイソン・フューリーのスパーリングパトナーも務めているほどボクシングのトレーニングをしているが、バックボーンは父親から学んだ柔術(父は現在もチームの柔術トレーナーを務める)。キャリア13勝はすべてフィニッシュ勝利で、10KO・3一本勝ち。UFCではアンドレイ・アルロフスキー相手に2Rまで持ち込まれた以外はすべて1R決着。唯一の敗戦はカーティス・ブレイズ戦で、開始直後に放ったローをカットされた際にヒザを負傷し、わずか15秒でTKO負け。しかしこれはアクシデント的な決着だったし、こちらもまだ実力の底が見えない。

パンチだけで勝ってきたパブロビッチに対し、アスピナルはヴォルコフ戦ではテイクダウンからのパウンドやアームロックなど、グラウンドでも勝負できる。打撃の技術でもアスピナルが上に見えるが、ヘビー級では一発入っての逆転KOが十分ありえるので、アスピナルとしても打撃の勝負は避けたいはず。その場合、パブロビッチがどれだけテイクダウンに対応できるかという、今までUFCでは見たことがなかった展開が勝負を分けることになりそう。

パブロビッチKO勝ちと予想。

今回からアメリカはサマータイムが終わり時差14時間。第1試合開始は12日朝8時から。メインカードは12時からとなる。

速報します。

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o UFC カーティス・ブレイズ ブラック

UFC on ESPN+89:メインイベント・ジャイルトン・アウメイダ vs. デリック・ルイス

ヘビー級5分5R。アウメイダ9位、ルイス10位。

UFCデビューから5連続フィニッシュ勝利でランキング一桁まで上がってきたアウメイダ。本来ライトヘビー級の体格だが、スーパーヘビー級の相手をテイクダウンからコントロールしてフィニッシュしてきている。ただ、ヘビー級は下位ランカークラスでもトップとは実力的に大きな開きがあり、このままタイトル戦線まで上がっていけるかはまだ未知数。今回、ランキング5位でヘビー級ではJJを除くとトップクラスのレスラーであるカーティス・ブレイズ戦で真価が問われるところだったが、ブレイズが欠場し、ルイス戦に変更。32歳。

ブラックビースト・ルイスはひたすらぶん殴る喧嘩屋スタイルで2度の王座挑戦もするほどのKOパンチャーだったが、さすがにタイトルまでは奪えず。その後は下位ランカー相手に3連敗し、ランキングも2桁まで下がったが、前回はマルコス・ホジェリオ・デ・リマ相手に開幕飛びヒザでダウンを奪いパウンドでKO勝ちしたものの、もはやタイトル戦線まで戻るのは難しい状況。38歳。

ルイスはセルゲイ・スピヴァク戦ではレスリングでコントロールされ続けて最後は肩固めで何も出来ずに敗れている。前日計量ではリミット上限265ポンド(120.2kg)のルイスに対し、アウメイダは236ポンド(107kg)。体格差があるアウメイダに同じことができるかどうか。

ハイを入れたアウメイダ。タックル!こらえようとしたルイスだが、ドライブしてテイクダウン成功。背中を付けたルイス。マウント!パウンド連打。亀になったルイス。体を伸ばそうとしたアウメイダだが反転して正対したルイス。マウントから肩固め狙い。外したルイスだがなおもマウント。パウンド。また亀になって抜けようとするルイスだが、またバックに。ルイス反転して立ちに行く。シングルレッグのアウメイダに鉄槌を入れたが倒された。またマウント。アメリカーナ→十字狙いから肩固めへ。まだ浅いか。外れた。残り50秒。パウンドを落とすアウメイダ。片膝を立てて強いパウンドを入れる。立ち上がったアウメイダだがルイスに立たれる。すぐタックル。ルイスパンチ・膝で抵抗。また倒されたところでホーン。

1Rアウメイダ

2R。タックルに合わせたアッパーのフェイントを見せるルイス。が、アウメイダが右を打ち込んだところでかいくぐってタックル。すぐにテイクダウンしてマウント。また亀になるルイス。また正対してマウントに戻る。また肩固めだが、早めに放してまたパウンドを入れる。ルイスまた亀になり前に落とそうとするがまたバックマウント。仰向けに。チョークを狙うが顎の上。四の字バックに。アウメイダじっくり押さえ込んでいる。残り1分。うつ伏せでチョークをしかけたが、まだ顎の上。ルイスは一本を取られないように専念している。バックから殴るアウメイダ。ホーン。

2Rアウメイダ。テイクダウンしてしまえば脱出させずにドミネイトしている。

3R。膝で出たルイス。アウメイダタックル。切ってパンチを入れたルイス。初めてタックルを切った。しかしなおも四つからテイクダウン狙い。こらえるルイスが逆にテイクダウンを狙ったが、膝を着いたアウメイダがそこからタックルに入りテイクダウン。すぐ背中を付けるルイス。マウント。アウメイダちょっと攻めあぐねている。ルイスまた亀に。が、今度は前に落ちたアウメイダ。パウンドを落とすルイス。しかしアウメイダディープハーフ。スイープしてまたマウント。両者疲れが見える。残り1分半。パウンドを落とすアウメイダ。鉄槌連打。背中を向けるルイス。しかし正面を向かせてまた殴るアウメイダ。また亀になるが、アウメイダパウンドを打ち込んでまた仰向けにさせる。サイド。鉄槌・パウンド。ルイス立ったがバックから殴るアウメイダ。正対したルイス。ホーン。

3Rアウメイダ。だがかなり疲れている。ルイスも疲れているが、一発入れば分からない展開に。

4R。アウメイダのタックルにアッパーを合わせようとしたルイスだが、アウメイダダブルレッグ。こらえていたルイスだが倒されてすぐマウント。サイドに移行。またマウント。パウンドを入れるアウメイダ。亀になったルイスにパウンドを入れるがまた正対してマウント。また亀になり返そうとするルイス。しかししっかりバックに付いたアウメイダ。だがここからチョークはここまで取れそうにない。仰向けからまた上になったアウメイダ。ハーフ。マウント。ニーオンからパウンド。背中を向けたルイスにまたパンチを入れるアウメイダ。ホーン。

4Rアウメイダ。ルイス、5R開始直後のファーストコンタクトが最後のチャンス。

5R。カーフを蹴るアウメイダ。ルイスアッパーで飛びこんだが空振り。タックル。がぶって肘連打。しかしアウメイダクラッチを放さず胴タックル。こらえたルイス。しかしアウメイダダブルレッグに。倒した!すぐマウント。5R序盤の攻防でかなりスタミナを使ったアウメイダ、ローマウントで押さえ込み。ルイスも動きがない。スタミナがないのか。アウメイダサイドに移行。手で押して引き剥がそうとしたルイスだが、またマウント。ルイス残り1分で立った。しかし立ち際にダブルレッグ。こらえるルイスだが倒された。亀になるルイス。アウメイダバックキープ。ルイス残り5秒で立ったが最後にまたテイクダウンしたアウメイダ。タイムアップ。

50-44×2、50-45の3-0でアウメイダ勝利。

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o ONE UFC UFC Fight Night   その他 カーティス・ブレイズ ジャイルトン・アルメイダ デリック・ルイス

11.4 UFCサンパウロ大会、カーティス・ブレイズ欠場によりデリック・ルイスがジャイルトン・アルメイダと対戦

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11.4 UFCサンパウロ大会のメインイベントはカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダ/その他複数の試合が判明(2023年08月16日)

 こちらの続報。


 UFCが11月4日にブラジル・サンパウロで開催する『UFC Fight Night 231』のメインイベントでジャイルトン・アルメイダと対戦予定だったカーティス・ブレイズが欠場、代わりにデリック・ルイスがアルメイダと対戦することを発表。ブレイズの欠場理由は不明。

 アルメイダは5月の『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』でジャルジーニョ・ホーゼンストライクに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で14連勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCヘビー級ランキング9位。

 ルイスは7月の『UFC 291: Poirier vs. Gaethje 2』でマルコス・ホジェリオ・デ・リマに1R TKO勝ちして以来の試合。現在UFCヘビー級ランキング10位。続きを読む・・・
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ACA F1 IRIDIUM MMA o ONE UFC UFC Fight Night   イリル・ラティフィ カイオ・ボハーリョ カーティス・ブレイズ ジャイルトン・アルメイダ セルゲイ・パブロビッチ ブラック ホドリゴ・ナシメント マルチン・プラチニオ モデスタス・ブカウスカス ヴィトー・ペトリーノ

11.4 UFCサンパウロ大会のメインイベントはカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダ/その他複数の試合が判明

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 UFCが11月4日にブラジル・サンパウロのイビラプエラ体育館でFight Nightシリーズの大会を開催することと、メインイベントがカーティス・ブレイズ vs. ジャイルトン・アルメイダのヘビー級マッチになることを発表。UFCがサンパウロ大会を開催するのは2019年11月の『UFC Fight Night 164: Blachowicz vs. Jacare』以来4年ぶり。

 ブレイズは4月の『UFC Fight Night 222: Pavlovich vs. Blaydes』でセルゲイ・パブロビッチに1R TKO負けして以来の試合。現在UFCヘビー級ランキング5位。アルメイダは5月の『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』でジャルジーニョ・ホーゼンストライクに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で14連勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCヘビー級ランキング9位。


 同大会でヴィトー・ペトリーノ vs. モデスタス・ブカウスカスのライトヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ペトリーノは7月の『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』でマルチン・プラチニオに3R肩固めで勝利して以来の試合でプロデビュー以来9連勝中(UFC戦績2勝0敗)。ブカウスカスは6月の『UFC on ESPN 47: Vettori vs. Cannonier』でザック・パウガに判定勝ちして以来の試合で4連勝中(UFC戦績2勝0敗)。


 同大会でカイオ・ボハーリョ vs. ヌルスルトン・ルジボエフのミドル級マッチが行われるとのこと。

 ボハーリョは4月の『UFC on ESPN 45: Song vs. Simon』でミハウ・オレキシェイジュクに2Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で13連勝中(UFC戦績4勝0敗)。ルジボエフは7月の『UFC on ESPN 48: Strickland vs. Magomedov』で行われたUFCデビュー戦でブルーノ・フェレイラに1R KO勝ちして以来の試合。


 同大会でホドリゴ・ナシメント vs. ドンテイル・メイズのヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ナシメントは2月の『UFC Fight Night 223: Dern vs. Hill』でイリル・ラティフィに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。メイズは6月の『UFC on ESPN 46: Kara-France vs. Albazi』でアンドレイ・アルロフスキーに2R TKO勝ちして以来の試合。両者は2020年5月の『UFC on ESPN 8: Overeem vs. Harris』で対戦しており、この時はナシメントが2Rリアネイキッドチョークで勝利しています。続きを読む・・・
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GLORY o UFC カーティス・ブレイズ ダスティン・ジャコビー デリック・ルイス

UFC on ESPN51:第11試合・カリル・ラウントリーJr. vs. クリス・ドーカス

ライトヘビー級。ラウントリー13位、ドーカスはヘビー級の14位。

ラウントリーはムエタイバックボーン。ランカーの壁を超えられない中堅ファイターだったが、前戦はランカーでUFC再契約以来7戦無敗だった元Gloryタイトルチャレンジャー・ダスティン・ジャコビーに終始打撃で勝負し判定勝ちしてランクイン(ただし、メディアのジャッジはほぼジャコビー支持)。現在3連勝中。33歳。

ドーカスは105kg前後の軽量ヘビー級ファイターとして、前座戦線ではスピードで圧倒し4連続KO勝利。しかしそこからデリック・ルイス、カーティス・ブレイズ、ジャルジーニョ・ホーゼンストライクに3連続KO負け。前座クラスの相手にはスピードで勝利できても、ランカークラスのスーパーヘビー級ファイター相手には通用しなかった。今回から適正のライトヘビー級に落とす。体格的ハンデはなくなるが、スピードのアドバンテージもなくなることがどう影響するか。33歳。

もともとは6月に組まれていた試合だが、ドーカスの負傷により延期となっていた。

パンチ連打を入れていくドーカス。ラウントリーはロー。またワンツーを入れるドーカス。飛び込んで右。出るところに右をもらってちょっとぐらついたドーカス。ドーカスシングルレッグ。ケージ際で放してパンチを入れたドーカスだが、ラウントリーが脇を差してクラッチしケージに押し込む。離れ際に膝。ラウントリー飛び込んで左ストレート。ドーカス反応できず直撃。もんどりうってダウン!頭を抱えてディフェンスする体勢ではないので止めても良かったが、ハーブ・ディーン止めない。追い打ちの鉄槌で止めた。

ラウントリーこれで4連勝。

ヘビー級ではパワー差でKOされていたドーカスだが、ライトヘビーではスピードについていけずKO負け。これで4連続KO負け。まだヘビー級ランカーではあるが、今後が厳しくなった。試合後グローブを外したドーカスだったが、何もせずすぐに退場。

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UFC on ESPN+82:メインイベント・トム・アスピナル vs. マルチン・ティブラ

ヘビー級5分5R。アスピナル5位、ティブラ10位。

地元のアスピナルは、昨年7月のロンドン大会でメインに登場し、カーティス・ブレイズと対戦したが、開始直後に放ったローをカットされ膝を負傷。わずか15秒でTKO負けを喫してからの、1年ぶりの再起戦。勝てばタイトル戦線に入っていける状態からの、手痛い停滞となった。父の道場で学んだ柔術と、タイソン・フューリーのスパーリングパートナーを務めるボクシング技術が武器。30歳。

ポーランドのティブラはUFC11勝6敗。直近8試合では7勝1敗と大きく勝ち越している。ただし、勝った相手のうち、上位ランカーはウォルト・ハリスのみで、あとはランク外の中堅や下位ランカー相手の勝利。21年に組まれたヴォルコフ戦は、タックルを切られる展開で判定負けしている。テイクダウンからの押さえ込みが武器。37歳。

ハイを放ったアスピナル。パンチで出たティブラにアスピナルがコンビネーションを入れる。ティブラの大振りのパンチは距離を取ってかわした。飛び込んで肘。さらに右を打ち込むとティブラ後方にダウン!すかさずパウンド連打!KO!

アスピナル、地元で復活の勝利。

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MMA o ONE UFC   カーティス・ブレイズ セルゲイ・パブロビッチ

『UFC Fight Night 222』セルゲイ・パブロビッチ vs. カーティス・ブレイズを見たファイター・関係者の反応


 『UFC Fight Night 222: Pavlovich vs. Blaydes』セルゲイ・パブロビッチ vs. カーティス・ブレイズを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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【UFN222】ヒースタンド戦へ、チンギス・ハンの末裔バットゲレル・ダナー「レスリング勝負になっても」

【写真】ちょっとゲッツなダナー(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、あと4時間でスタートするネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN222:UFN on ESPN+80「Pavlovich vs Blaydes」。その第 1試合でバットゲレル・ダナー✖ブレディ・ヒースタンドのバンタム級戦が組まれている。

キャリア6勝2敗の新鋭を迎え撃つダナーは、3試合連続初回KO勝ちから一転、現在2連敗中だ。アリゾナのファイトレディーで倉本一真とスパーリングを数多くしてきたというダナーに、モンゴル人の強さの秘密と今大会の試合の意気込みを訊いた。


──ダナー、ブレディ・ヒースタンドと土曜日に戦います。今の気持ちを教えてください。

「ファイトウィークに入って、最高の気分です。エネルギーが熱を帯びてきていて、もう戦う準備は出来ています」

──アリゾナのファイトレディーでは、日本の倉本一真選手と随分と練習してきたと聞きました。

「カズマとは、本当にたくさんスパーリングをしました。RIZINで戦うために、カズマももう日本に戻っているはずです。素晴しいファイターで、本当に強いレスラーなので、カズマとはとても良い練習ができました。カズマもアリゾナで次の試合に向けて、素晴らしいキャンプができたはずです」

──ところでダナーがジャクソン・ウィンクMMAからファイトレディに移ったのは、なぜなのですか。

「ジャクソン・ウィンクも素晴らしいジムでしたが、ファイトレディーの方がヘンリー・セフードを始め、自分と同じような体格の選手が多く練習しています。それと仲が良いアラテンヘイリがアリゾナで練習していたことも、ジムを移った要因の一つです。ジャクソン・ウィンクでは打撃をしっかりと学ぶことができたので、レスリングがベースのファイトレディーで、しっかりとレスリングを見直してきました。結果、今週末は打撃だけでなくレスリングを融合したスタイルを見てもらえると思います」

──実は1月にウランバートルを訪れたのですが、ケージレスリングに関してセントラルヒーティングがあるために、壁レスができないジムが多かったです。

「モンゴル人の男の殆どが、幼少期からモンゴル相撲をやってきたので自然とファイティングスピリットが養成されます。ただし、MMAに関しては今指摘されたように環境がまだまだ整っていません。だからケージレスリングや壁レスという部分で、モンゴルのMMAは他の国の後塵を拝することになっています。

ただしモンゴルではMMAの人気は上がっていて、ケージのあるジムも出てきました。そして、優秀なコーチも増えています。だから壁レスやクリンチワークという点でも、モンゴル人ファイターはこれから強くなることは間違いないです。

自分も試合が決まれば、米国のジムでキャンプを行いますが、普段はウランバートルに戻って練習しています。モンゴル人MMAファイターの第一世代として、自分は海外で練習をして壁レスやクリンチの習得に努めてきました。そしてウランバートルではボクシングやテコンドーのジムで、MMAjは何かを説明してきました」

──MMAの普及にダナーは務めてきたのですね。ところでマイナス30度の極寒の地で、肉と麺類やお米を食べまくり、タンパク質と炭水化物を取り続ける。この2つの要素がモンゴル人を精神的、肉体的に強くするのだと勝手に結論づけました。

「アハハハハ。気候に関してはモンゴルには四季があり、夏は相当に暑くて冬はとんでもなく寒いです。本当に極端な気候で、あのタフな環境で生まれ育つと人間を強くしてくれると思います。食事に関しては、モンゴル人は自生した植物をよく食べています。それに肉に関しても、緑を食べて育った羊、牛を食べているので。野菜を食べているのと同じです(笑)」

──まさか(笑)。

「ただ気候と食事がモンゴル人を強くしているというのは、100パーセント賛成します。それとモンゴルの歴史ですね。チンギス・ハンの時代から、我々はウォリアー・スピリッツが受け継がれてきました」

──そんなウォリアーズ・スピリットを持つダナーですが、3試合連続1RKO勝ちのあと、現在連敗中で今週末の試合はとても重要かと思います。

「全ての試合が重要です。どの試合も真剣に向き合ってきました。ただし、今回の試合は特に大切です。ですから、1Rでフィニッシュすることを約束します。対戦相手は将来性豊かな若いファイターで、完全にグラップラーです。優秀なレスラーですが、我々モンゴル人にはモンゴル相撲で養われた、組み合いで強さを発揮する血が流れています。

そして、自分が初回でKO勝ちするので、彼がレスリングの技術を使う機会は訪れないです。ただ、レスリング勝負になっても自分のレスリングの強さを見せつけます。モンゴル相撲が、モンゴル人の根底にあるファイティングスピリットを養ってくれるので、あらゆる組技、柔道、柔術、レスリングでモンゴル人は常に強さを発揮します。

だから自分も土曜日の夜にはファンに再び、KO勝ちをお見せします」

■視聴方法(予定)
4月23日(日・日本時間)
午前5時30~UFC FIGHT PASS

<ヘビー級/5分5R>
セルゲイ・パブロヴィッチ: 260.5ポンド(118.16キロ)
カーティス・ブレイズ: 262.5ポンド(119.06キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス: 185ポンド(83.91キロ)
ブルーノ・シウバ: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)
ジャレッド・ゴードン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イアズミン・ルシンド: 126ポンド(57.15キロ)
ブローガン・ウォーカー: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス: 171ポンド(77.56キロ)
マシュー・セメルスバーガー: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
リッキー・グレン: 155.5ポンド(70.53キロ)
クリストス・ギアゴス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ: 136ポンド(61.69キロ)
モンテル・ジャクソン: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
カロス・ホサ: 144.5ポンド(65.54キロ)
ノルマ・デュモンチ: 145ポンド(65.77キロ)

<ヘビー級/5分3R>
モハメド・ウスマン: 239.5ポンド(108.63キロ)
ジュニオール・タファ: 252ポンド(114.3キロ)

<フェザー級/5分3R>
フランシス・マーシャル: 146ポンド(66.22キロ)
ウィリアム・ゴミス: 147ポンド(66.67キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシーラ・カショエイラ: 130ポンド(58.96キロ)
カリーネ・シウバ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー: 136ポンド(61.69キロ)
ブレディ・ヒースタンド: 136ポンド(61.69キロ)

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MMA o UFC カマル・ウスマン カーティス・ブレイズ

UFC on ESPN+77:セミファイナル・ジョーダン・ライト vs. ザック・パウガ

ライトヘビー級。

ドラゴンボールZを見て格闘技を始めたライト。幼少から空手・ムエタイを学び、高校卒業後にジャクソン・ウィンクMMAのトライアウトを受けてMMAを始めた。大卒後にプロデビューし、無敗でコンテンダーシリーズに出場したがKO負け(相手のマリファナ使用でノーコンテスト)。その後、欠場選手の代役として、試合3日前に本来より上のライトヘビー級でUFCデビュー。それ以降はミドル級に戻したが、1勝4敗で3連敗中と後がない。今回はまたライトヘビー級に上げての試合となる。ここまでキャリア17戦がすべてがフィニッシュ決着。なぜこの戦績でセミかというと、相手がTUF準優勝のパウガのUFCデビュー戦のため。

パウガは昨年のTUFに出場し、決勝でカマル・ウスマンの弟モハメド・ウスマンに敗れMMA初黒星を喫した。大学ではアメフトをプレーし、NFLヒューストン・テキサンズと契約。しかし結果を残せず、その後5、6年はプロのラグビープレイヤーに転向するが、ラグビーのプロでは稼げずに警察官に転向した。そこで護身術としてMMAを学び、アリスターやカーティス・ブレイズのスパーリングパートナーを務めるうちに、プロで試合をしたいと思うようになり、32歳でプロデビュー。今回がUFC本戦デビューとなるが、来週には35歳となる。TUFではヘビー級で試合をしていたが、今回から本来のライトヘビー級に戻す。

詰めていくパウガ。組んでケージに押し込んだ。肘を入れる。ライト押し込まれて体が伸びている。膝を出して抵抗。パウガも膝を返す。膝の打ち合いでパウガにローブローがありタイムストップ。押し込んだ状態での膝がローブローになったので離れた状態での再開かと思ったが、また押し込んだ状態から再開。パウガ押し込んで肘・膝を続ける。ライトは腕をオーバーフックして押し込まれるまま。肘で顔面をカット。終盤ようやく離れたがホーン。

終わった瞬間に両手を上げてアピールするライトだが、1Rはパウガ。押し込まれた体勢から逃れようとする動きがなかった。

2R。パウガが右オーバーハンドから組み付いてまたケージ押し込み。押し込まれたライト、押し込まれたままパンチを入れる。入れ替えた。投げを狙ったが倒せず離れた。じわじわ詰めるパウガ。パウガ左から右アッパーで出てまた組み付くと、ライトはまた差された腕をオーバーフックして押し込まれた体勢に。パウガ放して肘を入れる。連続で入れてまた押し込み。ライトバック肘を狙ったがすぐまた押し込まれる。残り1分。パウガがダブルレッグに切り替えようとすると肘で抵抗した。四つでクラッチして入れ替えるとようやく離れた。しかしパウガがタックルに入りまたケージ押し込み。至近距離での肘連打。ホーン。

またガッツポーズを見せたライトだがポイントはパウガ。

3R。出てくるパウガにパンチを入れたライト。蹴りを放っていくが、パウガがまたパンチでプレッシャーをかけると下がり気味になる。ミドルを入れるパウガ。パウガの右オーバーハンドがヒットしライトダウン気味に手をつく。すぐ立ったが、パウガがパンチを入れていく。攻めるしかないライトだが、パウガが蹴りをキャッチして組み付くとまたケージ押し込み。ライト入れ替えて離れた。パンチで先手を取るパウガ。ライトも入ってくるところにパンチを合わせるが後手。残り1分。ライト、自分から手が出ないまま時間が過ぎていく。パウガがミドルをキャッチしてテイクダウンを狙ったところでタイムアップ。

またガッツポーズするライト。

判定30-27×2、29-28の3-0でパウガ勝利。

勝ったが押し込み主体の盛り上がらない内容。

ライトは勝たなければリリースの可能性が高い試合で、1R押し込まれたままむざむざ落とした。3Rにようやくそこから逃れて打ち返していくようになったが時すでに遅し。どういう気持ちでラウンド後にガッツポーズしていたのか。