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『UFC 279: Chimaev vs. Diaz』の記者会見がバックステージの乱闘により中止/デイナ・ホワイト「多くのクレイジーなことが同時多発的に起きた」



 『UFC 279: Chimaev vs. Diaz』の記者会見が開始早々に中止されています。特に説明もないまま30分以上遅れてスタート。最後の3試合(カムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアス、リー・ジンリャン vs. トニー・ファーガソン、ケビン・ホランド vs. ダニエル・ロドリゲス)は試合ごとにデイナ・ホワイトを挟んで2人ずつ登壇させて話をする予定でしたが、ケビン・ホランドとダニエル・ロドリゲスが出てきた後にデイナは「ビッグシットショーが起きた」と中止を発表。「こんなはずじゃなかった。みんな申し訳ない。非常におかしな状況だ。この会社の歴史上、こんなことは一度もなかった。今、この会見をしないのは正しい判断だと言っておこう。言い分は分かる。しかし、みんなの安全のために、これは正しい判断だ。謝罪する」とコメント。


 その後デイナ・ホワイトは舞台裏で複数の出来事が同時多発的に起こったとコメント。その中の一つにケビン・ホランドとカムザット・チマエフの乱闘騒ぎがあったことを認めています。


 ケビン・ホランドはツイッターで「知っての通り、俺はあの道化師(チマエフ)にヒゲをただでトリミングしてやろうとオファーした。そんなサービスを無料でやってるところはアメリカのどこにもない! 彼を傷つけないと約束する。ホテルと同じようなサービスをしてやる」とコメント。



 アリエル・ヘルワニ記者によるとチマエフがホランドとの最近のSNSでのやりとりに激怒し胸に蹴りを入れてきたとのこと。両者が引き離されると、今度はネイト・ディアス戦の話になりボトルが飛び交うようになったそうです。また、チマエフに近しい人物から聞いた話によると、チマエフは単独行動をとっており、比率は分からないものの多勢に無勢だったとのこと。


 記者会見中止後の囲み取材でデイナ・ホワイトは「多くのクレイジーなことが起きた。それを何と呼べばいいのかは分からない。22年間もやってきたが、こんな事件はなかった。大混乱に陥った。どう言っていいのか分からない。我々はそれを止めたが、そうさせないようにするための良い仕事をしなかった」とコメント。最後の3試合に出場する6選手を一度に登壇させる予定から2人ずつに変更したものの、舞台裏で騒動が再燃したために中止を決めたそうです。

 また、「ディアス陣営は57人いた。カムザット陣営は30人ほどの人がいた。他にもバックステージには複数の男がいた。クレイジーだった。完全に頭がおかしかった。この記者会見全体がどこに向かっていたのかを理解するには、ロケット科学者でなくても分かることだった」とのこと。公開計量については「我々は記者会見で最低限のスタッフしか用意していなかった。公開計量ほど多くの人はいなかった。そっちのセキュリティは万全だし、記者会見の時とは全然違う。こんなことは2度と起こさない」とコメントしています。


 他にもデイナ・ホワイトは乱闘騒ぎについて「きっかけはカムザット・チマエフとケビン・ホランドだったが、複数のことが同時多発的に起こった」「そこにセキュリティがあってもあそこにセキュリティがないような状況だった。別々のことが勃発していたので、その全てが爆発したらシットショーになってしまった」と説明。

Tiki Ghosn(Sherdog)

 また、元UFCファイターで現在選手のマネージャーをしているティキ・ゴースンが対立するチームの間に割って入り、事態を沈静化させるのに役立ったとのことで、デイナ・ホワイトは「もしティキがいなかったら、我々は困っていた。ティキはどちらのチームのメンバーでもないのにボトルが頭に当たったり殴られたり蹴られても、それを受け止めてくれた。ありがとう、ティキ」と感謝の意を述べています。続きを読む・・・
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【UFC279】ファーガソンと対戦、リー・ジンリャンから学ぶべきこと「居心地の良い場所から離れる」

【写真】アジアを代表するファイターであり続けるリー・ジンリャン(C)MMAPLANET

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されたUFC 279「Chimaev vs Diaz」で、アジアの大砲=リー・ジンリャンがトニー・ファーガソンと対戦する。

UFC在籍も8年以上、手にした勝ち星は11となった彼は現在、中国を離れてフロリダに拠点を置き、キルクリフFCでトレーニングを積んでいる。彼個人でなく、若いチームメイトを帯同しての米国滞在──我々は世界の最高峰のPPV大会でコメインを戦うリー・ジンリャンから学べることがあるはずだ。


リモート取材後にスクショをお願いすると、必ず通訳をしてくれるマネージャー氏とツーショットを彼は欲する

──キャリア最大の一番といっても過言でないトニー・ファーガソン戦が迫ってきました。今の調子はいかがですか。

「最高だよ。前回の試合では全くケガもなかったから、すぐにトレーニングに戻った。そしてUFCに少しでも早くオクタゴンに戻りたいって伝えていたんだ。個人的には来週のソン・ヤードンがコリー・サンドハーゲンとメインで戦う大会で戦いたいってね。でもUFCのオファーは、それより早かった(笑)。4月に米国にやってきた目的は、今年はもっと試合をするためだったから、その通りになっているよ。しかもファーガソンのようなレジェンドとオクタゴンをシェアできるって、完璧だよ。光栄だし、彼と全てのMMAが喜ぶ試合をするよ」

──ファーガソンは4連敗中です。ただし、その相手は世界のトップ中のトップでした。その彼がウェルター級に階級を上げてくることをどのように思っていますか。

「彼の直近の試合、4つの敗戦は全てチェックした。敗因はゲームプランを実行できていないからだ。そして対戦相手はファーガソンを研究しているのに対し、彼はそこまで相手のことを学習していなかった。そうなると凄くハイレベルな相手には勝てない。ただし、今回はウェルター級で階級を上げてきたこともあり、きっと自分のことも十分に研究しているに違いない。それでもファーガソン云々ではなく、自分が如何に戦うかだよ。僕は自分の戦いを貫く。今、思っていることはそれだけだよ。

確かにファーガソンは4連敗中だ。でも、そこはこの試合に関係ない。その4試合でファーガソンは色々なことを学んできたはずだから。僕らプロアスリートの活動期間は長くない。だからファイターはしっかりとコンディションを整えて戦わないといけない。UFCはそういう選手たちの集まりだ。それでも、選手っていうのはいつか負ける日がやってくるんだ。

だから僕らは他人が何を言おうが、気にする必要はない。自分を信じることさ。自分がベストだということに疑いを持つと、試合で勝てなくなる。そこがMMAを戦い続ける上で最も重要なことだよ。自分を嫌う人間のことなんて無視すれば良い。自分のことを大切に思ってくれる家族、コーチ、チームメイトとの関係を信じて、SNSでゴチャゴチャうるさいことを言ってくる連中のことなんて気にしなければ良いんだ。

それでも許せないことを書きこむなら、こう言ってやれば良い──「おい、オクタゴンで言ってみろ」ってね(笑)」

──アハハハ。実は先月キルクリフFCで練習を見せてもらったのですが、本当に懸命に取り組んでいましたね。

「南フロリダは最高の場所だよ。暑くて、汗をいくらでもかけるから体重を落としやすい。ジムのチームメイトもコーチも、素晴らしいよ。特にウェルター級は世界中からトップファイターが集まっている。最高の練習ができるんだ。フーフト夫妻はいつもジムに来て、全選手のケアをしてくれる。これ以上の練習環境はないよ」

──他の中国人選手をキルクリフFCに帯同していますね。

「今回、シャイラン・ヌルダンベクとバハトプールゥ・バトボラティという僕より若い選手をチャイナ・トップチームから連れてきたんだ。彼らを米国に連れてきたのは、しっかりと米国の現実を見て欲しかったから。MMAファイターは海外での練習が必要だと思っている。色々な国の選手とスパーリングをするためにもね。経験を積むために欠かせないことだよ。

シャイランは既にUFCで戦っている。バハトプールゥはLFAと契約しているんだ。彼にとって初めての米国の練習であり、試合でもあった。最初の試合は減量に問題があって負けてしまった。全く米国で戦うこと全てに慣れていなかったよ。でも2試合目は勝てた。1試合目の経験が生きたんだ。彼は凄く成長している。米国での滞在の全てが、バハトプールゥの成長を促しているんだよ」

──今、UFCでは中国勢はアジアの最大の勢力です。日本人の契約は5人。日本人ファイターもリー・ジンリャンの学ばないといけないですね。日本が中国から学ぶべきことは何でしょうか。

「中国となると、僕も分からないけど──自分の経験を日本の若い選手とシェアできるなら、居心地の良い所から離れろってことかな。犠牲を伴うことで、視野が広がる。海外に行って、レベルの高い選手と練習することで当然成長できるけど、それには日本で生活するよりもコストが掛かる。家族と一緒にいることもできない。自分達の食べ物も気軽に食べるは不可能だ。色々なことを犠牲にしないといけないけど、成功を掴むには必要なこと。

僕は2000年代の初めにPRIDEによって、MMAを知った。このスポーツを愛してしまった。それからはMMAをやり抜くために、ありとあらゆる困難と向き合ってきたよ。心地良い場所に居続けていたら、成功はできないということだよ」

──今日はありがとうございました。次回、フロリダに行った時はぜひとも手料理を食べさせてください。佐藤天選手が、リー・ジンリャンは素晴らしいシェフだと言っていました(笑)。

「もちろんだよ。ノープロブレム。ウェルカムだ。サトーは最高のヤツだな(笑)」

■視聴方法(予定)
9月11日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWライブ

■UFC279対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
カムザット・チマエフ(スウェーデン)
ネイト・ディアス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
トニー・ファーガソン(米国)

<180ポンド契約/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
メイシー・シェエソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
ジュリアン・エロサ(米国)

<220ポンド契約/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<ミドル級/5分3R>
ジェイミー・ピケット(米国)
デニス・チュルリン(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー(米国)
クリス・バーネット(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)
ダニエル・ウォルフ(米国)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
アラテンヘイリ(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
エリース・リード(米国)
メリッサ・マルチネス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ダリアン・ウィークス(米国)
ユアン・リネス(カナダ)

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MMA o UFC   カマル・ウスマン カムザット・チマエフ ネイト・ディアス レオン・エドワーズ

カムザット・チマエフ「タイトル挑戦まで待つことも出来たが、ネイト・ディアス戦は楽しいと思ったので受けることにした」

9.10『UFC 279』のメインイベントはカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアス/ネイトはUFCラストファイトか(2022年07月20日)

カムザット・チマエフ「ネイト・ディアスが9月10日に現れるのかまだ信じていない」「出場しないなら彼の兄貴と対戦する」(2022年07月28日)

 こちらの続報。


 前記事に続いて9月10日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 279: Chimaev vs. Diaz』でネイト・ディアスと対戦するカムザット・チマエフが以下のコメント。

「(『UFC 278』で行われる)カマル・ウスマン vs. レオン・エドワーズの勝者と対戦するまで待ちたかったらそう出来ただろう。ネイト・ディアスとやる必要なんて無かった。楽しいと思うから戦うんだ。待つことになったら時間が掛かる。ウスマンは年に1度しか戦っていない。彼は全てを持っている。金を持ってるし、パウンド・フォー・パウンド1位だからそうしたいんだ。ベルトも失いたくない。若くてハングリーな俺が狙っていることは誰だって知っている。俺はトップ10ファイターの連中よりも10歳若い。俺と戦ったらどうなるかを知っている」

「ネイト・ディアス戦の後にカマル・ウスマンが暫く試合をしたくないのなら、俺は階級を上げるかもしれない。(ウェルター級とミドル級の)両方のベルトが欲しいから185ポンドに上げて戦うかもしれない」
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F1 o ONE UFC   カムザット・チマエフ ネイト・ディアス

9.10『UFC 279: Chimaev vs. Diaz』でジョニー・ウォーカー vs. イオン・クテラバ、アイリーン・アルダナ vs. メイシー・チアソン等複数のカードが判明

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9.10『UFC 279』のメインイベントはカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアス/ネイトはUFCラストファイトか(2022年07月20日)

 こちらの続報。9月10日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 279: Chimaev vs. Diaz』でカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアスの他に判明しているカードを紹介していきます。続きを読む・・・
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F1 News o UFC カムザット・チマエフ ネイト・ディアス 海外

【UFC279】カムザット・チマエフとネイト・ディアスが対戦か 海外メディアが報じる

127: 実況厳禁@名無しの格闘家 2022/07/20(水) 05:42:33.12 ID:MZ8nZ7jJ0
チマエフvsネイトをUFC279のメインイベントでやるみたい
これがネイトの現在の契約最後の試合でネイトもチマエフとやりたがっていたらしい
 9月11日(日本時間)に開催予定の総合格闘技イベント『UFC279』のウェルター級マッチにて、同級3位のカムザット・チマエフ(28=ロシア)が、ネイト・ディアス(37=米国)と対戦すると、米スポーツ専門メディア「ESPN」を含む複数の海外メディアが20日に報じた。(全文は以下リンク先参照)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f1b07d672ff316575dc64d7e02591437b973b878


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MMA o UFC   カムザット・チマエフ ネイト・ディアス

9.10『UFC 279』カムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアスのオッズが早くも出回る/ネイトが圧倒的アンダードッグに

9.10『UFC 279』のメインイベントはカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアス/ネイトはUFCラストファイトか(2022年07月20日)

 こちらの続報。


 9月10日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 279』のメインイベントがカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアスのウェルター級マッチになることが確認されましたが、そのオッズが早くも出ています。

カムザット・チマエフ-1100(1.09倍)
ネイト・ディアス+775(8.75倍)
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MMA o UFC   イスラム・マカチェフ カムザット・チマエフ ネイト・ディアス

アルジャメイン・スターリング vs. T.J.ディラショーのバンタム級タイトルマッチは9.10『UFC 279』→10.22『UFC 280』に延期か

9.10『UFC 279』でアルジャメイン・スターリング vs. T.J.ディラショーのバンタム級タイトルマッチ(2022年06月16日)

10.22『UFC 280』のメインイベントはチャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフのライト級王座決定戦(2022年07月17日)

9.10『UFC 279』のメインイベントはカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアス/ネイトはUFCラストファイトか(2022年07月20日)

 こちらの続報。


 9月10日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 279』で予定されていたアルジャメイン・スターリング vs. T.J.ディラショーのバンタム級タイトルマッチが中止されることをMMAJunkieが確認したとのこと。現在UFCは10月22日にアラブ首長国連邦アブダビで開催する『UFC 280』に延期させることを検討しているそうです。11月12日に『UFC 281』が開催されるMSGはスターリングが医学的な理由でニューヨーク州のライセンスを取得できないため実現は不可能とのこと。『UFC 282』は12月にラスベガスで開催予定だそうですが、そこまで延期させるのは現実的ではないと見られているそうです。

 『UFC 280』で行われるのであればチャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフのライト級王座決定戦との2大タイトルマッチになります。続きを読む・・・
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CORO MMA o Report UFC   カムザット・チマエフ コナー・マクレガー ネイト・ディアス レオン・エドワーズ

9.10『UFC 279』のメインイベントはカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアス/ネイトはUFCラストファイトか

ネイト・ディアスが再びUFCにリリース要求&ジェイク・ポール戦をアピール/デイナ・ホワイト「ジェイク・ポールと戦えばいいじゃないか」(2022年06月22日)

 こちらの続報。


 ネイト・ディアスが「UFCは俺をリリースしてくれない。人質になっている気分だ」「彼らはコナー・マクレガーとの3戦目を望んでいるが、俺はやる気はない」「俺はいろんなことに興味があるしジェイク・ポールと対戦しても構わない」「UFCには感謝しているが、もう金の問題じゃない。違うことをしたい。いずれ再契約するかもしれないが、俺は出て行く必要がある」とコメント。


 すると『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』の試合後会見でデイナ・ホワイトが「我々は人質なんてしていない。年間3試合組まなければお金を払わないといけないのに人質になんてできない」「我々は彼に年間3試合組まないといけないからオファーをしている。後は彼が受けるかどうかだ。そして我々は彼にお金を支払ってないからオファーはしている」とコメント。


 するとネイトは「この9ヶ月間で試合のオファーがゼロだし、俺の方が対戦相手を5人要求している。もう出て行っていいか?」と反論しています。


 その後、UFCとネイト・ディアスの契約期間は10月19日で終了することをアリエル・ヘルワニ記者が確認したとのこと。



 その後、9月10日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 279』のメインイベントがカムザット・チマエフ vs. ネイト・ディアスのウェルター級マッチになることをESPNのブレット・オカモト記者がUFCチーフビジネスオフィサーのハンター・キャンベルから確認したとのこと。

 チマエフは4月の『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』でギルバート・バーンズに判定勝ちして以来の試合で11勝0敗(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCウェルター級ランキング3位。ネイトは昨年6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でレオン・エドワーズに判定負けして以来の試合で2連敗中。メインイベントでもタイトルマッチでもないのに5ラウンドで行われる異例の試合でした。

 ネイトの現在のUFCとの契約最後の試合になることからチマエフは「ネイト・ディアスの葬儀をUFCで行なうことになった」とコメントしています。続きを読む・・・
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MMA o UFC   アレックス・ペレス カムザット・チマエフ カロリーナ・コバケビッチ シェーン・バーゴス ジェシカ・ペネ ジャック・ショア ダニエル・ピネダ チョン・ダウン ティム・エリオット ティーシャ・トーレス デイヴィソン・フィゲイレド ニック・マキシモフ ハファエル・アスンソン ブライアン・オルテガ ブランドン・ロイヴァル マット・シュネル マネル・ケイプ リッキー・シモン リー・ジンリャン

7.16 UFCニューヨーク大会をABCが生中継、大会名称は『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』/主要カードも発表

7.16『UFC Fight Night 210』のメインイベントはブライアン・オルテガ vs. ヤイール・ロドリゲス(2022年05月27日)

 こちらの続報。


 UFCが7月16日にニューヨーク州エルモントのUBSセンターで開催する大会のメインカードを全米4大ネットワークのABCが生中継することを発表。大会名称は『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』になります。ABCの生中継があるのは昨年4月10日の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』以来1年3ヶ月ぶり。

・Featherweight bout: Brian Ortega vs. Yair Rodriguez

・Flyweight bout: Askar Askarov vs. Alex Perez

・Bantamweight bout: Ricky Simon vs. Jack Shore

・Women's Strawweight bout: Michelle Waterson vs. Amanda Lemos

・Featherweight bout: Bill Algeo vs. Billy Quarantillo

・Welterweight bout: Li Jingliang vs. Muslim Salikhov

・Flyweight bout: Matt Schnell vs. Sumudaerji

・Middleweight bout: Dwight Grant vs. Dustin Stoltzfus

・Featherweight bout: Herbert Burns vs. Khusein Askhabov

・Middleweight bout: Punahele Soriano vs. Daicha Lungiambula

・Light Heavyweight bout: Dustin Jacoby vs. Da-un Jung

 以上の対戦カードも正式発表されています。当サイトでは未紹介だったカードを紹介していきます。

 アスカー・アスカロフ vs. アレックス・ペレスのフライ級マッチが決定。

 アスカロフは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でカイ・カラ・フランスに判定負けして以来の試合。現在UFCフライ級ランキング3位。ペレスは2020年11月の『UFC 255: Figueiredo vs. Perez』でデイヴィソン・フィゲイレドのフライ級王座に挑戦し1Rギロチンチョークで敗れて以来1年8ヶ月ぶりの試合。昨年5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でマット・シュネルと対戦予定だったものの欠場、昨年7月の『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でアスカー・アスカロフと対戦予定だったもののアスカロフの負傷により中止、昨年8月の『UFC on ESPN 30: Barboza vs. Chikadze』で再度マット・シュネル戦が組まれたものの『UFC Fight Night 191: Brunson vs. Till』、さらに『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』に延期、前日計量後にシュネルのドクターストップにより中止、『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』で改めて組まれたもののペレスは128ポンドと2ポンドオーバーしたことからシュネルが対戦を拒否し中止となかなか試合ができない状態が続いています。現在UFCフライ級ランキング6位。

 リッキー・シモン vs. ジャック・ショアのバンタム級マッチが決定。

 シモンは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でハファエル・アスンソンに2R KO勝ちして以来の試合で4連勝中。現在UFCバンタム級ランキング12位。ショアは3月の『UFC Fight Night 204: Volkov vs. Aspinall』でティムール・ヴァリエフに判定勝ちして以来の試合で戦績16勝0敗(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCバンタム級ランキング14位。

 ビル・アルジェオ vs. ビリー・クアランティーロのフェザー級マッチが決定。

 アルジェオは1月の『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』でジョアンデルソン・ブリトに判定勝ちして以来の試合。クアランティーロは昨年11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でシェーン・バーゴスに判定負けして以来の試合。

 リー・ジンリャン vs. ムスリム・サリコフのウェルター級マッチが決定。

 リーは昨年10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でカムザット・チマエフに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。現在UFCウェルター級ランキング13位。サリコフは昨年6月の『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でフランシスコ・トリナルドに判定勝ちして以来の試合で5連勝中。

 マット・シュネル vs. ス・ムダウジのフライ級マッチが決定。

 シュネルは5月の『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』でブランドン・ロイヴァルに1Rギロチンチョークで敗れて以来の試合。現在UFCフライ級ランキング9位。ス・ムダウジは昨年1月の『UFC on ESPN 20: Chiesa vs. Magny』でザルルフ・アダシャフに判定勝ちして以来1年半ぶりの試合で3連勝中。昨年6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』でティム・エリオットと対戦予定でしたが負傷欠場、4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でマネル・ケイプと対戦予定でしたがケイプに禁止薬物の陽性反応が出たことで中止されていました。現在UFCフライ級ランキング12位。

 ドワイト・グラント vs. ダスティン・ストルツフスのミドル級マッチが決定。

 グラントは4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でセルゲイ・ハンドスコに2R TKO負けして以来の試合で2連敗中。ストルツフスは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でジェラルド・マーシャートに3Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合で3連敗中。

Khusein Askhabov(Tapology)

 ハーバート・バーンズ vs. フセイン・アスハボフのフェザー級マッチが決定。

 バーンズは2020年8月の『UFC 252: Miocic vs. Cormier 3』でダニエル・ピネダに2R TKO負けして以来1年11ヶ月ぶりの試合。昨年7月の『UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moises』でビリー・クアランティーロと対戦予定でしたが欠場していました。フセイン・アスハボフは現在27歳のロシア人で戦績23勝0敗。昨年8月の『Dana White’s Contender Series』に出場予定でしたがビザ問題で欠場していました。今回がUFCデビュー戦。

 プナヘレ・ソリアーノ vs. ダルチャ・ランジャンブラのミドル級マッチが決定。

 ソリアーノは2月の『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』でニック・マキシモフに判定負けして以来の試合で2連敗中。ランジャンブラは3月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でコディ・ブランデージに1Rギロチンチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。

 ダスティン・ジャコビー vs. チョン・ダウンのライトヘビー級マッチが決定。

 ジャコビーは3月の『UFC 272: Covington vs. Masvidal』でミハウ・オレキシェイジュクに判定勝ちして以来の試合で1つの引き分けを挟んで7連勝中。現在UFCライトヘビー級ランキング15位。チョンは昨年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でケネディ・エンゼチュクウに1R KO勝ちして以来の試合で1つの引き分けを挟んで14連勝中(UFC戦績4勝0敗1引き分け)。

Jingliang Li faces Muslim Salikhov on July 16th(Asian MMA)

 正式発表されてませんが、ジェシカ・ペネ vs. ブリアナ・フォルティーノ(ブリアナ・ヴァン・ビューレン)の女子ストロー級マッチも確認されています。

 ペネは昨年8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でカロリーナ・コバケビッチに1Rアームバーで勝利して以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング14位。フォルティーノは昨年6月の『UFC on ESPN 11: Blaydes vs. Volkov』でティーシャ・トーレスに判定負けして以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング15位。続きを読む・・・
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Column MMA o ONE   カマル・ウスマン カムザット・チマエフ コルビー・コヴィントン ネイト・ディアス レオン・エドワーズ

ネイト・ディアス「カムザット・チマエフと対戦しようとしたが断られた」→チマエフ「お前面白いな」

ネイト・ディアス「俺にカムザット・チマエフ戦をオファーするなんて失礼だ。彼はルーキーだし俺とはレベルが違う」→チマエフ「ビビってんのか?」(2021年12月03日)

 こちらの続報。昨年ネイト・ディアスはカムザット・チマエフ戦のオファーをされて「ルーキーとの試合をオファーするなんて失礼だろ」「俺とはレベルが違うんだから彼の名前は聞きたくもない」とコメント。それに対しチマエフは「ビビってんじゃねーよ」と返答していましたが、


 ネイト・ディアスがツイッターで「この1年半の間に試合をしようとしたし、1ヶ月半前にはカムザット・チマエフと戦おうとしたが、彼はケガをしてるし、ビザの問題があるし、オーバーウェイトということだった。そして現在、彼は戦うことなく代わりに結婚している。どういうことだ? 俺はできるだけ早く、7月までに本物のファイターと戦いたいんだ」とコメント。

 これに対しチマエフは「お前面白いな。ハイになってるのか? 大麻でも吸ってるようだな(笑)」とコメントしています。

Video: Khamzat Chimaev gets married in Chechnya, Ramzan Kadyrov attends(MMAmania)

 チマエフは5月21日にチェチェン共和国で結婚式を挙げており、ラムザン・カディロフ首長も出席しています。




 また、チマエフはカマル・ウスマンに対し「戦う準備ができたら言ってくれ」、レオン・エドワーズに対し「やろうぜ」、コルビー・コヴィントンに対し「どこにいるんだ?」とコメントしており、ネイト戦にはあまり興味がないようです。続きを読む・・・