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【Road FC71】ライト級T決勝は消滅。マゴメドフがバックマウントからパンチ連打でヨ・ジェウをストップ

【写真】マゴメドフが完勝。当然といえば当然の内容と結果だがーー(C)MMAPLANET

<72キロ契約/5分3R>
カミル・マゴメドフ(バーレーン)
Def.1R3分19秒 by TKO
ヨ・ジェウ(韓国)

当初はアルトゥル・ソロヴィエフとのライト級T決勝に臨むはずだったマゴメドフだが、ソロヴィエフとROAD FC側の交渉が不発に。そのため急きょヨ・ジェウとのノンタイトル戦に臨んだ。互いにスイッチしながら向かい合う。ヨ・ジェウの右にマゴメドフが左ミドルを合わせた。さらに左ミドルを打ち込んだマゴメドフはサウスポーに。

シングルレッグからバックを奪ったマゴメドフがグラウンドに引きずりこみ、バックマウントを狙う。腰を起こしたヨ・ジェウに対し、右足を差し入れるマドメドフ。立ち上がるヨ・ジェウをバックコントロールで制したマドメドフが、引き倒してバックマウントに。ヨ・ジェウの体を伸ばしてパウンドを連打すると、ヨ・ジェウが防戦一方となりレフェリーが試合を止めた。


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【Road FC71】T決勝でキム・スーチョルと対戦、ヤン・ジヨン「早い時間でKOできると思います」

【写真】プロモーションとしては、とんでもない状況になっているが……その分、メインが締まりそうだ(C)ROAD FC

本日29日(日・現地時間)に韓国はウォンジュのチアック体育館でRoad FC71が開催され、メインのGlobalバンタム級=63キロ級トーナメント決勝でヤン・ジヨンがキム・スーチョルと対戦する。
Text Manabu Takashima

8月に開幕し、10月に準決勝。今大会で決勝という短期決戦8人トーナメントのファイナルは韓国人対決となった。初戦をシードされ、9月にRIZINバンタム級王座決定戦に出場し井上直樹にKO負けを喫したスーチョルは、準決勝でキム・ヒョンウを判定で下し、2年連続の決勝進出を決めた。

一方、ヤン・ジヨンは初戦でアレクセイ・インデンコを左ハイキックで35秒殺KOするも、準決勝は当初対戦予定だったエルデュカルディ・ドゥイシェフの代役コシェン・アカノフが減量中に急性心不全で倒れ(※後に回復)、不戦勝となっていた。

昨日行われた計量でスーチョルは62.9キロ、ヤン・ジヨンはジャスト63キロでパスしている。

なおバンタム級と並行して実施されていたライト級トーナメントは、カミル・マゴメドフと対戦予定だったディフェンディング・チャンピオンのアルトゥル・ソロヴィエフとの交渉が不発に。Road FC側はソロヴィエフがファイマネーの大幅な増額を要求したと説明し、選手サイドは「来年の契約をしないと決勝は戦わせないと言われた」とSNSで反論している。

ともあれライト級決勝はなくなり、プレリミ出場予定だったヨ・ジェウが、キャッチウェイト72キロでマゴメドフと戦うこととなった。

さらにパク・ジョンウンの負傷欠場を受け、修斗インフィニティ・リーグ女子アトム級で優勝したばかりのパク・ソヨンが代役出場することとなったRoad FC暫定女子アトム級王座決定戦は――タイトルマッチながら51キロの契約体重制が敷かれていた。それにも拘わらず、もともとタイトル戦が決まっていたシン・ユジンが56.9キロと5キロもオーバーしてしまう。

両者は今日、拳を交えることになるがパク・ソヨンが勝った時のみ新王者が誕生するという超変則女子アトム級暫定王座決定戦となる――など、主催者の胃がキリキリとなる音が聞こえてきそうな今大会。そのトリを務め、世代交代を狙うヤン・ジヨンの声をここでお届けしておきたい。


――ヤン・ジヨン選手、ファイトウィークに入ってから取材を受けていただき、ありがとうございます。

「いえ、こちらこそインタビューをしていただきありがとうございます」

――ところでヤン・ジヨン選手はチェジュ島出身ということですが、今もチェジュ在住なのですか。

「ハイ。そうです」

――アジアのハワイ、さぞクリスマスで賑やかだと思われます(※取材は24日に行われた)。

「やはりチェジュは暖かいので、皆が外に出て楽しんでいる様子は伝わってきます」

――そんななか、ヤン・ジヨン選手は減量中なわけですね。

「通常の試合なら、外の様子を見て羨ましいと思っていたかもしれないですが、今回はタイトルがかかった大切な試合なのでクリスマスを楽しんでいる人達以上に自分の方が盛り上がっています」

――おお、力強い言葉です。ところでトーナメント初戦を終えた時にキム・スーチョル選手のRIZINタイトル戦について話を伺った時、韓国勢のほぼ全員がスーチョル勝利を高らかに宣言していたのに対し、ヤン・ジヨン選手だけが井上選手は簡単でないという風に話していました。

「井上選手が強いことは絶対です。加えてスーチョル選手にとって井上選手の打撃とグラップリングは相性的に良くないと思っていました」

――そのスーチョル選手と決勝を戦うことになりましたが、RIZINのチャンピオンになったキム・スーチョルと試合がしたかったという気持ちはありますか。

「ハイ。RIZINのベルトを持つスーチョル選手と戦いたかったです。RIZINは韓国での知名度も高いですし、RIZIN王者と戦えるのは絶好の機会だと捉えていました。RIZIN王者に勝つと次にRIZINで戦う時は、トップ選手と戦えると期待していたのは事実です。

ただスーチョル選手のように実績のある選手に勝つことで、自分の評価も上がる。それは確かなので、またRIZINで戦う機会を得た時にはスーチョル選手に勝った者同士、井上選手と戦いたいです。なによりスーチョル選手はずっと憧れていた選手で、彼を追いかけてやってきました。スーチョル選手に勝って、アジア最強という称号を手に入れます」

――すでにそこまで青写真を描いているわけですね。ところで今回のトーナメントは、準決勝が不戦勝でした。結果、このトーナメントでは35秒しか戦っていないです。

「相手の健康状態なので、致し方ないです。ただし計量とはどの選手もクリアしないといけない、スタート時点です。その計量を終えることができない選手は、自分に負けていると思います。本当に戦いたかったので、残念でした。トーナメント戦であっても、相手が体重オーバーしようが試合がしたかったです。試合のために練習をしていたわけですし、やはり応援してくれる人たちに、勝利を届けるのが一番の恩返しなので」

――スーチョル選手はスタミナ、圧力が最大の武器かと思いますが、フィジカル的にヤン・ジヨン選手も凄く充実していますね。

「こういうことを口にするのは気が早いと思われるかもしれませんが、早い時間でKOできると思います。本当に体調が良くて、それだけでなく精神的にも緊張することなく、とてもリラックスできていて。過去最高の状態なんです。

過去の試合を見ると分かってもらえると思いますが、自分はストライカーです。打撃ではスーチョル選手より上だという自負があります。自分の拳に自信を持っていますし、ファイターならそれぐらいのプライドを持つべきです」

――では逆に気をつけないといけない点は、どういうところでしょうか。

「グラップリングではスーチョル選手にアドバンテージがあるかと思います。だからこそ、グラップリングに重点を置いてきました。それでも警戒しないといけないです」

――チェジュという土地柄、ソウルやプサンと比較して自身の練習環境をどのように捉えていますか。

「確かに練習相手が豊富だとは言えないです。プロファイターも少ない。でも、それを言い訳にはしたくないです。強くなれるかどうかは、環境でなく自分次第です。と同時に次の試合でチャンピオンになって、チェジュ島で大会を開いてほしいとジョン・ムンホン代表に直訴します。

チェジュ島にMMAブームを起こせるよう頑張ります。そして、自分より強い選手を育てたいと思っています」

――そのために日曜日の決勝戦、どのような試合をして勝利を手にしたいと考えていますか。

「もう、ここで言葉にすることはそれほどないですが、見てくれる人たちに楽しんでもらえるよう激しい試合をします」

――では最後に2025年を見据えて、日本のファンにメッセージをお願いします。

「必ずRoad FCのタイトルを取り、そしてRIZINに戻ってもタイトルに挑戦できるように頑張りますので応援よろしくお願いします。アリガトウゴザイマス」

■視聴方法(予定)
12月29日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFREECA TV


■ メイン対戦カード

<Globalバンタム級T決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
ヤン・ジヨン(韓国)

<72キロ契約/5分3R>
カミル・マゴメドフ(バーレーン)
ヨ・ジェウ(韓国)

<ROAD FC暫定ミドル級選手権試合級/5分3R>
イム・ドンフアン(韓国)
ラ・インジェ(韓国)

<フライ級/5分3R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
ピョン・イェジュン(韓国)

<ROAD FC女子アトム級暫定王座決定戦/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
シン・ユジン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
シム・ゴンオ(韓国)
関野大成(日本)

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45 MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC70 カミル・マゴメドフ キック キム・インソォン ネンディンエルデン・キム・インソォン

【Road FC70】マゴメドフ、後半失速もネンディンエルデンを振り切って判定勝利。グローバルT決勝進出

【写真】蹴り&テイクダウンでマゴメドフが勝利し、トーナメント決勝へ(C)ROAD FC

<Road FC グローバル70キロT準決勝/5分3R>
カミル・マゴメドフ(バーレーン)
Def.2-1
ネンディンエルデン・キム・インソォン(韓国)

マゴメドフが前後のステップから構えをスイッチして回転しながらのハイキックを蹴る。ここからマゴメドフはダブルレッグでネンディンエルデンをケージに押し込み、シングルレッグ→ボディロックでテイクダウンを狙いながらバックにつくと両足をフックしてRNCへ。

ネンディンエルデンも首に回って腕を外してディフェンスするが、マゴメドフはマウントへ移行する。ネンディンエルデンも足を入れてフルガードに戻すが、マゴメドフは細かくボディと顔にパンチを落とし、トップキープを続ける。

マゴメドフはネンディンエルデンの頭をケージに向けて立ち上がり、ネンディンエルデンの蹴り上げを捌いてパンチを落とす。最後はマゴメドフが腰を上げた状態からパンチを落としてラウンド終了となった。

2R、ネンディンエルデンがジャブから前に出る。マゴメドフは下がりながら左ハイとミドルを蹴り返す。ネンディンエルデンはインローを当て、マゴメドフは左ミドルと前蹴りで距離を取る。ネンディンエルデンがパンチで前に出てくると、マゴメドフは組みついてボディにヒザ蹴り。続くネンディンエルデンの蹴りを取って左フックを合わせつつ、テイクダウンを奪う。

そのままサイドポジションを取ったマゴメドフはマウントへ移行。ネンディンエルデンも足を戻してクローズドガードにするが、マゴメドフは頭をつけてトップキープしながらパンチを落とす。ここでレフェリーがブレイクを命じる。

試合がスタンドに戻ると、ネンディンエルデンがパンチでプレッシャーをかけて右ストレート、マゴメドフは前蹴りで距離を取り、ネンディンエルデンのパンチに合わせて組み付き、離れ際に左ミドルを蹴る。終了間際、ネンディンエルデンがワンツーで飛び込む。

3R、ネンディンエルデンがボディへのジャブから右ストレーと。マゴメドフはスピニングバックキックを見せる。ネンディンエルデンがパンチで前に出ると、マゴメドフは頭を下げるような左右のフック。ネンディンエルデンは続くマゴメドフのテイクダウンを切り、打撃のプレッシャーをかける。

マゴメドフは下がりながら組みつくが、自らガードポジションで引き込む。ネンディンエルデンは立ち上がってパンチを落としつつ、インサイドガードに収まる。ここからネンディンエルデンは足関節を仕掛けつつトップキープを続け、自ら立ち上がって、スタンドを要求する。試合がスタンドで再開になるとネンディンエルデンが右カーフ、マゴメドフはダブルレッグに入るが、ここも自らガードポジションに引き込む。

マゴメドフはガードから腕十字を狙うが極まらない。ネンディンエルデンは腕を抜いてパンチを落とし。ここでも足関節を仕掛ける。これは極まらなかったが、ネンディンエルデンはインサイドガードでトップキープして細かくパンチを落とす。残り10秒でマゴメドフが腕十字と足関節を狙うが極まらない。このまま試合終了となり、マゴメドフがネンディンエルデンを判定で下し、決勝に勝ち進んだ。


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45 MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC69 カミル・マゴメドフ ハン・サングォン

【Road FC69】70キロT準々決勝、マゴメドフがサングォンの左でダウンを奪われるもRNCで逆転一本勝ち

【写真】勝利したマゴメドフは、アレックス・ダ・シウバの計量オーバーで準決勝に進出しているネンディンエルデンとフェイスオフ(C)MMAPLANET

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
カミル・マゴメドフ(バーレーン)
Def.1R1分27秒 by RNC
ハン・サングォン(韓国)

サウスポーのサングォンに対し、マゴメドフが右ミドルを蹴る。サングォンは右フックを見せ、マゴメドフが組みつこうとすると、それを許さない。サングォンはマゴメドフのアウトローをキャッチして左ストレート。これでマゴメドフからダウンを奪う。

サングォンがパウンドで追撃しようとすると、マゴメドフもすぐ下から足関節を狙う。サングォンが背中を見せて逃げると、そのままマゴメドフは後ろに組みついて持ち上げてテイクダウンを奪う。すぐにマゴメドフは両足をフックしてバックコントロールするとRNCを極めてサングォンからタップを奪った。


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【Road FC69】原口央と対戦、エルデュカルディ・ドゥイシェフ「RIZIN王者になったスーチョルと決勝で」

【写真】計量から3時間で、このボディ…… (C)MMAPLANET

明日31日(土・現地時間)に韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC69で、Globalトーナメントの戦いの火蓋が切って落とされる。
Text by Manabu Takashima

そして63キロ・トーナメント準々決勝で日本の原口央と対戦するのが、キルギスのエルデュカルディ・ドゥイシェフだ。ドゥイシェフは10戦10勝、10のフィニッシュ勝利というパーフェクトレコードを誇っている。パーフェクトレコードを持つキルギス人ファイターといえば、誰もがRIZINデビュー戦で武田光司をRNCにより一蹴したラジャブアリ・シェイドゥラエフのことを思い出すに違いない。

シェイドゥラフも昨年のGlobalトーナメントからUAEWを経て、RIZINにやってきたファイターだ。準決勝は計量失敗でトーナメントを離脱したものの初戦はRIZINファイターのヤン・ジヨンをRNCで破っている。

果たしてドウィシェフは、原口を相手にシェイドゥラエフ級のインパクトを残すことになるのか。計量&会見後に、ドゥイシェフの話を訊いた。


第二のシェイドゥラエフ?!

──計量と会見を終えて、今どのような心境ですか。

「全て順調に終え、コンディション的にもメンタル的にも問題ないよ」

――昨年Road FCグローバル63キロ級Tに出場し、今ではRIZINで超注目のファイターとなったラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手とは同朋ですが、何か交流はありますか。

「時々、一緒に練習する仲だよ。でも、以前にダゲスタンで戦ったことがあるんだ」

――えっ? 無敗の両者ですが、戦ったことがあると?

「MMAじゃない、グラップリングの試合だ」

――結果というのは?

「ポイントで負けた……けど、いうとエキシビションのように仲が良いモノ同士でロールしたようなもので。その試合結果は気にしないでほしい」

――そうは言われましても……(苦笑)。とはいえ、そういう仲であるシェイドゥラフ選手が日本で活躍していることには刺激を受けましたか。

「オファーがあれば、もちろん日本でも戦いたい。ただ、一番大切なのはどういう条件を出してくれるかということだよ(笑)」

――自身の価値を上げるためにも、今回のトーナメントは凄く大切だと思います。初戦で戦う原口央選手の印象を教えてもらえますか。

「何試合か動画をチェックしたけど、バランスの良いファイターだ。特にレスリングが強い。まぁ、どっちが上かは明日になればハッキリするけど、どの局面でも自分の方が上だし、比較的楽に一本勝ちできるんじゃないかと思っているよ」

――過去10フィニッシュのうち7試合が一本勝ちですが、ももともベースの格闘技は何だったのでしょうか。

「サンボだ。凄く幼い頃からやっていて、大会に出て結果を残すというまでやっていなかったけど、自分のベースの格闘技はサンボだよ」

――幼い頃ということは、コンバットサンボではなくスポーツサンボでしょうか。

「そうだ。スポーツサンボだよ。それから打撃、レスリング、グラップリングとMMAに必要な練習をやってきた」

――今回のトーナメント、昨年優勝のキム・スーチョル選手がシードされ準決勝からの出場となります。しかも1カ月前にRIZINでバンタム級王座決定戦を戦うというスケジュールになっています。

「キム・スーチョルがRIZINのチャンピオンになることを願っている。そして、日本で成功を収めた彼と決勝で戦いたい。RIZIN王者に勝ってRoad FCのチャンピオンになれば最高だ。事実上、二冠王になるからね。その自信がないと、この場にはいないよ」

―――第二のシェイドゥラエフかと既に日本でも密かに注目を集めていますが、明日はどのような試合をしたいと思っていますか。

「日本でそう思われているなんて、嬉しいよ。自分の実力を全て出し切り、勝利まで一直線に突き進むので楽しみにしてほしい」

■視聴方法(予定)
8月31日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFREECA TV

■メインカード計量結果

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・シウォン:69.7キロ
キャプテン☆アフリカ:69.6キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン:70.0キロ
アルトゥル・ソロヴィエフ:70.0キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ナンディンエルデン・キム・インソォン:69.9キロ
アレックス・ダ・シウバ:72.1キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン:62.8キロ
アレクセイ・インデンコ:62.9キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン:70.0キロ
カミル・マゴメドフ:70.0キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
原口央:62.8キロ
エルデュカルディ・ドゥイシェフ:62.9キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・ヒョンウ:62.9キロ
ルーカス・ペレイラ:62.8キロ

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分2R>
ウィ・ジュンオン:62.5キロ
エルディヤル・アリムセイトフ:63.0キロ
※午後2時開始のプレリミ・コメインで実施される

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【Road FC69】計量終了 キャプテン☆アフリカ&原口央、共にパス。減量苦パク・シウォンは会見途中退席

【写真】輪郭が普段とまるで違うパク・シウォン。この体躯で、リカバリーはどこまでなされるのか(C)MMAPLANET

30日(金・現地時間)、明日31日(土・同)に韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC69の公開計量が同体育館で行われた。
Text by Manabu Takashima

セレモニアル計量の約3時間前から2時間まで本計量が行われた同大会。Global70キロトーナメント準々決勝でナンディンエルデン・キム・インソォンと対戦する――元UFCファイターのアレックス・ダ・シウバが2.1ポンド・オーバーに。

両者の対戦はキャッチ戦で行われ、勝敗に関わらずダ・シウバはトーナメントから失格。敗れてもキム・インソォンは準決勝進出が決まった。


日本から同トーナメントに出場する修斗世界ライト級王者キャプテン☆アフリカは69.6キロでパスし、K-MMA界の未来、187センチの長身を誇るパク・シウォンとフェイスオフに応じた。パク・シウォンは、本計量終了ギリギリの時間でパスしたものの自力歩行すら困難なほどハードな減量だったという。

そしてセレモニアル計量後の会見の席で「減量に苦労して、疲弊しているので先に退席させてもらいます」とマイクで挨拶をして、早々に会見を離れたパ・シウォンの姿を確認後に、キャプテンは「トーナメントで一番強い選手なので、指名させてもらった」とマイクで話した。計量から2時間、ロシア勢やキルギス勢に対して、それほど戻っているように見えなかったパク・シウィンだが、声はかすれていなかった。明日のメイン開始は午後7時代、果たしてパク・シウォンはどこまでリカバリーしてくるのだろうか。

63キロT準々決勝でまたも発掘されたキルギスの無敗ファイター(キャリア10勝0敗、3TKO勝ち&7つの一本勝ち)=エルデュカルディ・ドゥイシェフと戦う原口央は、62.8キロで無事クリアしている。

会見ではインタビュアーのクォン・アソルに「去年はシェイドゥラエフの計量失敗でラッキーにも決勝進出を果たした」と指摘された原口だが、「自分でもラッキーだったと思う」と返答。何ら動じない、強心臓振りを披露していた。

■視聴方法(予定)
8月31日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFREECA TV

■メインカード計量結果

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・シウォン:69.7キロ
キャプテン☆アフリカ:69.6キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン:70.0キロ
アルトゥル・ソロヴィエフ:70.0キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ナンディンエルデン・キム・インソォン:69.9キロ
アレックス・ダ・シウバ:72.1キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン:62.8キロ
アレクセイ・インデンコ:62.9キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン:70.0キロ
カミル・マゴメドフ:70.0キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
原口央:62.8キロ
エルデュカルディ・ドゥイシェフ:62.9キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・ヒョンウ:62.9キロ
ルーカス・ペレイラ:62.8キロ

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分2R>
ウィ・ジュンオン:62.5キロ
エルディヤル・アリムセイトフ:63.0キロ
※プレリミ・コメインで実施される

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【Special】アジアの猛者たち─02─パク・シウォン「Global Tで優勝すればRIZIN王座奪取は朝飯前」

【写真】2002年4月4日、ソウル生まれでコヤン市イルサン育ちのパク・シウォン(C)MMAPLANET

UFC、RIZIN、北米フィーダーショー、日本のプロモーションと世界中のMMAを見渡してアジア勢が台頭しつつある。もちろん、アジアといっても広い。その勢いの中心は東アジアではなく、中央アジアだということも百も承知だ。MMAPLANETでは6月から日本人ファイターと肌を合わせた経験がある──あるいは今後その可能性が高いアジアのファイター達にインタビューを続けてきた。

題して「アジアの猛者たち」──第2弾は韓国からパク・シウォンのインタビューをお届けしたい。
Text by Manabu Takashima

8月31日(土・現地時間)に韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC69で戦いの火蓋が切って落とされるGlobal Tournament。昨年は負傷欠場したRoad FCライト級最強の男、パク・シウォンが今年は出場を果たす。

22歳、キャリア6勝0敗のパク・シウォンは中央アジア、ロシア、ブラジル人ファイターが参戦する同トーナメントを経験の積む場――ワールドクラスのファイターに成長を遂げるステージとしている。そしてRIZINと協力関係のあるRoad FCのトップファイターは「日本の格闘技文化に惚れた」と言いつつ、「このトーナメントで優勝すれば、RIZINライト級王座を取るのは朝飯前」と断言した。


韓国でこれだけのメンバーが集まる大会は他にない

――キャリア6勝0敗、底知れぬポテンシャルを感じさせるパク・シウォン選手です。長期離脱前に「K-MMAの青木真也だ」と韓国の格闘技記者から聞いた時から、インタビューをさせていただきたいと思っていました。

「ありがとうございます(笑)」

――初めて対面させてもらったのですが、物凄く大きいですね。ウェルター級やミドル級に感じるほどです。

「身長が186センチか187センチあるので。そういう風に見えるんだと思います。ただリーチはそれほどでなくて、身長と同じぐらいなんです」

――とはいえ190センチ近くてライト級……。それはアドバンテージになりますね。そんなパク・シウォン選手ですが、いつぐらいからMMAに興味を持つようになったのですか。

「14歳の時にMMAを見始めて、15歳になって試合に出たくなり練習を始めました。UFCのジョゼ・アルド×コナー・マクレガーに夢中になり、Road FCのチュモギンダ(拳が鳴る)というリアリティTVショーを視て、自分もやろうと思ったんです。

イルサンにチームMAXというジムがあり、そこに入門してプロデビューをしたのもチームMAX時代です」

――それまでに格闘技の練習をした経験は?

「柔道を町道場で半年ほどやっていたぐらいです。実はMMAの練習をしたくて親に話すと許してもらえず、柔道なら良いということなので仕方なく習うようになったんです。でも半年ぐらい経ってMMAのジムに通うことを認めてもらえて、柔道は辞めました。だから格闘技歴はほぼMMAだけです」

――中学生がMMAの練習をする。どのような内容だったのでしょうか。

「Road FCのフライ級王者だったソン・ミンジョン選手がやっていたMMAのプロ練習にいきなり参加していました。当時から身長は180センチを超えていて、体重は60キロぐらいしかなかったのですが……。まぁ毎日、しこたま殴られましたね(笑)。もちろん、本気じゃないです。でも自分がMMAの手ほどきを受けたのは、間違いなくソン・ミンジョン選手からです」

――根性ファイトが信条のファイターでした。

「メチャクチャ腹が据わっていました。ただ下の人間には本当に優しくて、今でも尊敬している先生であり人物です。自分の人生のなかでも、最も誠実な人です。チームMAXで練習をしていたのは3年ほどでしたが、あの時に鍛えられたことで、今の自分がいると思っています」

――チームMAXを離れてからは、どのように練習をしてきたのでしょうか。

「チームMAXで練習を始めて2年4カ月後にプロデビューをしました。そこからチーム・スタンガンに移り、2年ほどしてフリーになり、2022年7月のパク・スンモ選手と戦う前からカウボーイMMAに合流しました。

カウボーイMMAからコーチが離れ、ダイヤMMAを立ち上げて今に至る感じです」

――デビューから2年目にコロナ・パンデミックが起り、練習も試合も大変な時期を経験したかと思います。もともとRoad FCでキャリアを積もうと考えていたのですか。

「それこそコロナの時にARCというRoad FCが行なっていた大会で戦っていたので、Road FCと契約をした形です。あの時は実はチームメイトが欠場し、代役出場だったんです。まだ19歳でしたが、長期契約を結ぶことでMMAを戦って収入を得ることができるからRoad FCで戦うことを決めました」

――今もデビューした時にサインした契約下で戦っているのですか。

「いえ、今年になって契約を更新しました。結果、2022年12月に巻いたベルトを返上して、今回のトーナメントで再びベルトを目指すことになったんです」

――タイトルは返上したのですか!!

「Road FCはチャンピオン制からグランプリ制に移行しました。結果としてRoad FCライト級最後のチャンピオンをいう肩書を持てるようになりました」

――コロナ後、Road FCから離れRoad to UFCで戦うチャンピオンやBlack Combatに移る選手も出てきましたが、パク・シウォン選手はRoad FCに継続参戦を決めたということですね。

「色々な選択肢がありました。そのなかでRoad FCが提示してくれた条件は非常に満足がいくものでした。同時にチャンピオンは適正な挑戦者が現れるのを待たないといけないのですが、トーナメントは勝てば確実に3試合が戦えます。

自分はまだまだ経験が浅いファイターです。もっと試合をしないといけないですし、Road FCが海外の強豪をトーナメントに出場させると約束をしてくれたので。それもあってRoad FCで戦うことに満足しています。

昨年のトーナメント優勝のアルトゥル・ソロヴィエフ、UAEWのライト級王者アレックス・ダ・シウバ。それにBRAVE CFでライト級王座挑戦経験のあるカミル・マゴメドフ。修斗のキャプテン☆アフリカ選手も出場します。韓国でこれだけのメンバーが集まる大会は他にないです。こんな選手を呼んで大会を開く力があるのはRoad FCだけだと思います。なので、このトーナメントに出ないという選択はなかったです。

アジアより中央アジア、ロシア、ブラジル人と戦う経験がいずれは自分のキャリアに役立つと思っています。それが可能になるRoad FCで戦うことは今の自分に最適です」

日本の格闘技文化に惚れてしまいました(笑)

――単刀直入に伺いますが、Road FCは縛りが強い印象があるなかでRIZINとは協力関係にあります。RIZINで戦いたいという気持ちはありますか。

「4月にRIZINを観戦したのですが、日本の格闘技文化に惚れてしまいました(笑)。とにかくお客さんがファイターを尊敬してくれています。鈴木千裕選手が入場した時と勝った時のお客さんの反応が凄まじかったです。自分もああいう選手になりたいと素直に思いました。

同時に、あれだけ高額のチケット代を支払ってまでファンがMMAの試合を見ることは韓国では考えられないです。その事実を知った時は正直、ショックでした」

――今後はまずグローバルTに集中することになるかと思いますが、最短でいつ頃RIZINで戦いたいという希望を持っていますか。

「Road FCのチャンピオンだったのでRIZINで戦うチャンスは、あるはずです。でも今はトーナメントに集中しないといけない。トーナメントで優勝することしか考えていないです」

――今回のトーナメントで優勝をして、箔をつけてRIZINライト級に殴り込みという青写真を描くこともできますね。

「この厳しいトーナメントで優勝できれば、RIZINのライト級でチャンピオンになるのは朝飯前です。アハハハハハ」

――そのグローバル・ライト級トーナメントに向けて、日本のファンにパク・シウォンとはどういうMMAファイターかアピールしてもらえないでしょうか。

「いつでも相手を仕留めることができる。それが持ち味です。キックでもパンチでも、寝技でもフィニッシュできます。それにトラッシュトークも任せてください。力もあり、口も達者です(笑)。

ワールドクラスになるには全てが万能でないといけないです。まさにイスラム・マカチェフの試合を見てもレスリングも打撃も寝技も全てトップクラスです。自分はまだまだ足りないと感じています。これから、そこは勉強に行きます」

――ところでトラッシュトークも任せてくださいという言葉ありましたが、Road FCでは100秒のキックルールのような試合を組むようになりました。あの試合に関して、パク・シウォン選手はどのように感じていますか。

「格闘技としては『どうかな?』とは思っています。ただ、あの試合をフォローする人も多いですし、コア層以外にRoad FCを知ってもらうための宣伝としては良いかと。自分のやるべきことは、そうファンにMMAの方が面白いと思ってもらえるよう戦うことです」

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【ROAD FC69】今年もグローバルT開催! 修斗王者キャプテンは初戦でROAD王者パク・シウォンと対決

【写真】所属するDIA(ダイア)MMAの前で(C)MMAPLANET

8月31日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館でRoad FC69で昨年に引き続き実施されるGlobal Tournamentの開幕戦=準々決勝が行われ70キロのライト級Tにキャプテン☆アフリカ、63キロのバンタム級Tには原口央が出場する。
Text by Manabu Takashima


同大会と10月27日(日・同)に同地のチアク体育館で開かれるRoad FC70=準決勝大会に関しては、今月18日(木・同)に発表があったが、28日(日)の修斗大阪大会で<世界ライト級王座決定戦を戦うキャプテン☆アフリカの出場に関して、日本のメディアにはかん口令が敷かれていた。 a href="https://mmaplanet.jp/176844" rel="noopener" target="_blank">晴れて修斗世界王者となり、同トーナメント出場を公とできるようになったキャプテン☆アフリカは2年連続の出場で、昨年は初戦でRoad FCフェザー級王者パク・ヘジンに勝利も、準決勝で結果的にトーナメント準優勝となったナンディンエルデン・キム・インソォンにパウンドアウトで敗れた

4月にダウンを喫し大ピンチも腕十字でハン・サングォンを破り、トーナメント出場をアピールしていたキャプテン☆アフリカだが、初戦の相手はK-MMA最強ライト級ファイターといっても過言でないRoad FCライト級王者パク・シウォンと戦うことになった。

2002年4月生まれ、22歳のパク・シウォンはコロナ期に立ち技特化型MMMA大会=ARCで名前を挙げ、Road FCと契約を結ぶと2022年7月にキャリア4戦目でRoad FCライト級の頂点に。12月に初防衛に成功したが、昨年のトーナメントは負傷欠場となり4月大会で査定試合=林ライス陽太と対戦すると、2分13秒に左フックで失神KO勝ちを収めている。

トーナメント出場前にパク・シウォンは韓国政府から渡航警報下にあるダゲスタンを訪問──ヌルマゴ父アブドゥルマナップが開いたジムに単身武者修行を敢行。

韓国メディアによると当初、ダゲスタンの虎の穴では見知らぬ韓国人ファイターの訪問と「練習をしたい」という要望をスルーしていたという。しかし、朝から晩までジムの前に立ち続けているパク・シウォンに根負けし、4日目にしてトレーニングを許可。すると、さすがのK-MMAライト級最強ファイターはその力を現地でも認められて、UFC世界王者イスラム・マカチェフらとトレーニングを4週間に渡り行って来たという。

恐るべきはパク・シウォンのポテンシャルの高さ以上に、この行動力とそれを支える決断力の強さといえる。キャプテン☆アフリカにとっては、過去最強の相手になることは間違いない。そんなパク・シウォン×キャプテン☆アフリカ以外のT出場選手を準々決勝・対戦ベースで列記すると、まずパク・ヘジンと昨年のトーナメント優勝のアルトゥル・ソロヴィエフも連続出場を果たす。

続いて昨年準優勝のナンディンエルデン・キム・インソォン、元UFCファイターでUAEWライト級チャンピオンのブラジル人ファイター=アレックス・ダ・シウバ。

そして4月にキャプテンに逆転負けを喫したハン・サングォン。BRAVE CFでライト級王座挑戦経験のあるバーレーン国籍を取得したダゲスタン人ファイター、16勝4敗のカミル・マゴメドフという面々だ。

Road FC王者、修斗世界王者、UAEW王者に昨年の優勝&準優勝者が揃ったマニア垂涎のトーナメントに向けて、MMAPLANETが行ったインタビューでパク・シウォンは「このトーナメントで優勝できれば問題なくRIZINのライト級のベルトを巻くだけの力があることを証明できる」と豪語している。同インタビュー及びバンタム級Tについて引き続き、アップしていきたい。

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【BRAVE CF76】1カ月で6大会、BRAVE CFの注目ニューフェース=ジョシュ・トーゴ「世界中どこでも戦う」

【写真】ファイターのVサインって珍しい……かも(C)MMAPLANET

25日(土・現地時間)、インドネシアはジャカルタのバライ・サルビニでBRAVE CF76が開催される。先週の初のスペイン大会から今日のインドネシア大会、12月5日のバーレーン大会、5日はブラジル、8日と15日に再びバーレーンと人知れずイベントラッシュのBRAVE。それだけ国際色豊かなファイターが集まっている。
Text by Manabu Takashima

シンガポール大会のメイン=ライト級3回戦でタイトルコンテンダーのカミル・マゴメドフと対戦するジョシュ・トーゴもそんな選手の1人だ。シドニー出身のレバノン系豪州人ファイターのトーゴは、同国を代表するフィーダーショー=HEX FSやEternal MMAでキャリアを積みながら、闘う舞台を中東に求めUAE Warriorsではウェルター級王座を獲得も、UAEからバーレーンベースのBRAVEに戦場を移した。

そして初戦を上記のようにメイン&タイトル挑戦経験者と戦うトーゴにインタビューを試みた。


――今週末、BRAVE CFのデビュー戦をインドネシアで迎えます。今の気持ちを教えてください(※取材は23日に行われた)。

「凄く良い感じだよ。BRAVEデビュー戦をメインイベントで戦う。しっかりと自分の力を見せたいと思う」

――MMAとの出会いは、いつだったのでしょうか。

「16歳の時にボクシングを始め、キックボクシングに転向したんだけど、そこからレスリング、柔術、MMAを練習するようになっ。それ以来、ずっとこのスポーツを続けているよ。もう10年になるよ。キャリアの最初はシドニーでも裏街道のようなジムにいたけど、今ではオーストラリアン・トップチームの所だ」

――豪州はMMA界でも強豪国の一つですが、その豪州のトップフィーダーショーで戦いながら中東のプロモーションを活動の場に選んだのは?

「凄く単純なことだよ。その機会が巡ってきたからだよ。デビューをしてから豪州中を行ったり来たりして戦い、それが海外になっただけのことで。UAEWではウェルター級チャンピオンになったけど、通常体重だったからライト級で戦う機会を求めていた。国内でも戦うし、それが今回はBRAVEで戦うことになったということで。UAEだけでなく、世界中どこでも戦う。だから、BRAVEのインドネシア大会で戦うんだ」

――UAEWのチャンピオンだとUFCへの道も模索できたかと思うのですか。

「BRAVE CFもUAEWもこの世界のトッププロモーションの1つだ。UAEWだけでなく、BRAVEも多くのファイターがUFCに進んでいる。MMAを戦っているなら、誰だってUFCで戦いたいに違いない。そういう意味でBRAVEはUAEWと並んで、そのチャンスが多い場所だ」

――既にライト級王座挑戦経験のあるカミル・マゴメドフとの試合はとても大切になってきますね。

「彼の試合をチェックしたけど何も印象に残るものはなかったよ。僕が過去に戦ってきた相手より、特に優れていることなんてないしね。まぁ2Rか3RでTKO勝ちできるだろう」

――ジョシュはしっかりとタイミングを計り、見事な左カウンターショットを持っていますが、2Rか3Rで倒すということは初回で距離とタイミングを掴むということでしょうか。

「別に1Rで倒せるなら、倒す。今回の試合に関しては、対戦相手がガチャガチャした展開に持ち込むために圧を掛けてくるだろうから、そこの対策はしないといけないと思っている」

――マゴメドフはスイッチヒッターですが、オーバーハンドやフックを振るってダブルレッグやクリンチに入る。打撃もそうですが、組みも左右の両方の構えで仕掛けることができます。

「全然気にならないよ。さっきも言ったように何も特別なモノではないから。これまでも彼のようなレスラーとはいくらでも戦ってきた。柔道が得意な相手もいたし、ミドル級やウェルター級で組みが得意な選手を相手にしてきたんだ。だから、今回ダゲスタンのレスラーと戦うからといって気になることはない。もちろん、彼はテイクダウンを狙ってくるだろう。何をやってくるのか、明白だから逆に戦いやすいぐらいだ。

彼の動きが僕に攻める機会を与えることになる。ただ、真正面から攻めてくるだろうし、僕には彼にない角度からの攻撃がある。組みの圧力に負けないプレッシャーを与えて、打撃で戦う。それにテイクダウンを奪われても、何も問題じゃない。10年間、僕も寝技を磨いてきたから。

MMAを戦うために一番必要なことは、自信。自分のことを信じること。その点において、僕は今回の試合に向けて絶対の自信を持っているよ」

■視聴方法(予定)
11月25日(土・日本時間)
午後9時00分~ DAZN

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【BRAVE CF & IMMAF】IMMAFとBRAVE CFが合体。国際コンバット週間、今年はセルビアで開催

【写真】左端がIMMAFのケリース・ブラウン代表、右端がBRAVEのシャド代表 (C)BRAVE CF

16日(月・現地時間)、BRAVE CFとIMMAF、そしてセルビアMMA連盟の3者がセルビアのベオグラードで記者会見を開き、2月11日(土・同)から18日(土・同)まで同地でBRAVE international Combat Week(以下BICW)を開催することを発表した。

2017年から2019年までBRAVE CFはIMMAFとバーレーンでIMMAF世界大会を共催し(両組織の親会社はバーレーン王国が出資するKHKスポーツ)、昨年はIMMAF国別対抗戦=MMA SUPER CUPとBRACE CF57が合体したBICWを3月に行っている。


そんなアマとプロのMMAの祭典が初めてバーレーンを飛び出し、今年はベオグラードで実施されることとなった。BICWは11日のIMMAF世界大会の開幕から、18日のBRAVE CF69でクライマックスを迎える。

IMMAF世界大会には体を拠点に置き、日本では昨年のクリスマスにパンクラスでアマMMAを戦った山口怜臣が出場する。

また現地のスターク・アリーナで取り行われるBRAVE CF69ではメインでキルギス人BRAVE CF暫定ライト級王者アブディサラム・クバチニエフがカミル・マゴメドフの挑戦を受け、コメインではセルビア一番人気のアレクサンドル・イリッチが5年振りとなる国内での試合を88キロ契約でクレベル・ソウザと戦う一戦が決まっている。

この他、「BRAVE CF69は世界中のファイターを招聘するとムハンマド・シャヒドBRAVE CF代表は語っているが、3月18日(土・同)のイスラエル=BRAVE CF70でホゼ・トーレスとンコシ・ンデベレという──UFCベテラン✖南アフリカの新鋭というカードも既に明らかとなっており、何気に気になるカードをBRAVE CFは2023年も組んできそうだ。

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