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コナー・マクレガー「復帰戦はカマル・ウスマンのウェルター級王座に挑戦したい」→ウスマン「オクタゴンを殺人現場にしたいのか?」


 コナー・マクレガーが以下のコメント。

「今は復帰戦でカマル・ウスマンのウェルター級王座に挑戦することに興味を持っている。誰にもこのことは言ってなかった。なぜ減量しなきゃいけないのかとここ数日考えていた。もうライト級王座は獲得したし体格も合わせてきたが、今の俺は大きい。体格も大きく、パワーもあり、元気で良いエネルギーを感じている。酷いケガからカムバックしたので体力を消耗したくないし、その必要もないはずだ」

「ウスマン戦には自信がある。ジャブありきのオーソドックスなレスラーで サブミッションがない。彼はどうするつもりだ? どこに危険がある? ないだろう。 彼のグラウンド&パウンドは強くないし、歳も取っている。再び世界を獲るよ。三冠王だ。俺のように3階級で3つのノックアウトを達成した人はいても、3階級でUFCチャンピオンになった者はいない。この試合を実現させればそうなるだろう」

「俺に対する敬意を欠く批判はもうたくさんだ。みんなは俺のゲームの多くの側面に対して私の尊敬を持つべきだ。俺のファイトスタイルやその他全てにだ。タイトルマッチで復帰するつもりだ。そうじゃないと意味がないだろ? 他に何があるんだ?」

「どうなるか見ものだ。試合はいくらでもある。俺は最終的にはファイターだ。いろいろ言ってるが、おそらく何でもやるだろう。だが俺は黄金のベルトが欲しい。アイルランドの三色旗がデザインされてる世界タイトルを手に入れる。あのUFCベルトにその刺繍があるのは俺のおかげだ。だからそのベルトが欲しい」

「今は体重を探っているところだ。もう155ポンドに戻ることはない。食べて、ウェイトリフティングをし、トレーニングし、カロリーカットはしてないで、これがナチュラルな状態だ。もっと大きくできる。170ポンドが目標だ。そこは超えたくない。正しい準備をし170ポンドでフルキャンプをした時は常に素晴らしい時間を過ごしてきた。ネイト・ディアスと再戦とドナルド・セラーニ戦がそうだった。完璧なパフォーマンスだったと思う。UFCのオクタゴンの中でおそらく最高のパフォーマンスだったし、カロリー不足も全くなかった」

「とてもエキサイトしてるよ。歴史が作られるんだ。ゲームは再び揺り動かされる。3階級制覇は前代未聞だ。これが出来るのは俺しかいない。もし俺が170ポンドでカマル・ウスマンをノックアウトしたら、UFCの世界タイトルを3つ獲ることになる。ジョゼ・アルド、エディ・アルバレス、そしてカマル・ウスマンをノックアウトをノックアウトすれば、3つのノックアウト、3つの世界タイトル、3つの階級での達成だ」

 最近4試合の戦績が1勝3敗の選手にそんなチャンスが与えられるわけにはいかないと思うのですが、マクレガーはお構いなしです。


 これに対しカマル・ウスマンはツイッターで「彼は何を言ってんだ?」「みんなオクタゴンで殺人現場を見たいのか」とコメントしています。続きを読む・・・
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MMA o UFC   カマル・ウスマン コナー・マクレガー フランシス・ガヌー ボクシング レオン・エドワーズ

デイナ・ホワイト「カマル・ウスマン vs. カネロ・アルバレスなんて馬鹿げている」「マクレガー vs. メイウェザーのようには売れない」

カマル・ウスマン「7月(UFC 276)にレオン・エドワーズと、9月にカネロ・アルバレスとやる」(2022年03月05日)

デイナ・ホワイト「タイソン・フューリー vs. フランシス・ガヌーのボクシングマッチなんて本当にバッド・アイデアだ」(2022年03月05日)

 こちらの続報。


 デイナ・ホワイトが以下のコメント。

「カマル・ウスマンはカネロ・アルバレス戦を本気で考えているのだとしたら止めておいた方がいい。私は全然好きじゃない。何もかもが最悪だ。ウスマンはボクサーではない。カネロはおそらく現在最高の選手だろう。意味の無い馬鹿げた試合だ」

「何人か見たいと思っているのかも分からない。コナー・マクレガー vs. フロイド・メイウェザーの時はどんどん巨大化していったがな」

「タイソン・フューリー vs. フランシス・ガヌーだってそうだ。そんな試合をしてどうなる? 彼らはボクシング世界一だぞ」

「マクレガー vs. メイウェザーは勝手に一人歩きしていった試合だ。どこに行っても両者は対戦するのかどうか聞かれたし、話はどんどん膨らんでいった。ようやく、これは大きな戦いになると確信して、その結果は正しかった。結局、史上最大のPPVの売上を記録した」

「今後についてはどうなるかは誰にも分からない。何かが起こる可能性はあるが、基本的にボクシング対MMAというのは馬鹿げている」
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o UFC カマル・ウスマン

UFC272:メインイベント・コルビー・コビントン vs. ホルヘ・マスヴィダル

ウェルター級5分5R。コビントン1位、マスヴィダル6位。

昨年11月に現PFP1位のカマル・ウスマンのタイトルに挑戦し完敗したコビントン。レスラーで、テイクダウン数61回はUFCウェルター級2位タイ(1位GSP、同率2位はジョニヘン)。打撃のヒット数1645回も現在のUFCファイターではカマル・ウスマンとニール・マグリーに次ぐ。パンチの手数とテイクダウンが武器。

BMF王者マスヴィダルは、少し前まではどちらかといえば地味な中堅ファイターポジションだったが、ベン・アスクレンを飛び膝でKOした1戦ですべてが変わった。次戦でネイトとのBMF王座決定戦に勝利。さらに、カマル・ウスマン戦ではUFCで初のタイトル挑戦まで経験した。今回の試合前には過去最高の条件でUFCと契約更新をしている。UFC初期は判定勝ちも多かったが、直近の5勝はすべてKO勝利。

かつてはコビントンもATT所属で、マスヴィダルとはチームメイトで親友同士だったが、コビントンがATTと揉めて離脱。現在は罵り合う関係に。

グローブタッチなし。

いきなり飛び蹴りを見せたマスヴィダル。コビントンワンツー。パンチで出たコビントン。アイポークをアピールしたマスヴィダルだがコビントンタックル。ケージで耐えているマスヴィダル。投げる。逆に振ってバックに回った。そこから投げて泣かせようとする。ハーフバック。チョークに入るが外したマスヴィダル。チョークを狙いつつ細かいパウンドを入れていくコビントン。寝かせたコビントン。マウント。亀になり立ったマスヴィダル。コビントン肘を入れて離れる。残り30秒。コビントンが連打を入れたところでホーン。

1Rコビントン。

2R開始前にコビントンにアイポークの注意。コビントン左ハイを放つがバランスを崩した。パンチからまたタックルに入るコビントン。ケージに押し込むとマスヴィダルはブラウン肘。頭を顎の下に付けて押し込むコビントン。押し込みながらコビントン肘。が、コビントンの膝がローブローになりタイムストップ。故意ではないだろうが荒れてきた。再開。ワンツーを打ち込むコビントン。左フックもいヒット。タックルに入ったコビントンだがマスヴィダルがケージに押し込む。肘を入れて離れた。ニータップのフェイントから右を打ち込むマスヴィダル。コビントンパンチで出る。が、蹴りを放ったところでスリップして下に。が、そのままタックルで押し込んだコビントン。バックに回るがマスヴィダル立って正対。離れる。コビントンジャブで出る。左フック。また組んで押し込むが引き剥がしたマスヴィダル。コビントンのパンチにマスヴィダル打ち返す。が、コビントンのパンチを貰った。舌を出し効いてないアピールするマスヴィダル。ホーン。

2Rコビントン。

3R。コビントンが打撃で出てケージを背負わせるとシングルレッグ。しかし足を抜いて離れたマスヴィダル。またパンチで出ていくコビントン。ケージを背負わせてタックル。倒されたマスヴィダル。寝かされる。コビントンインサイドから肘。密着されて動けないマスヴィダル。コビントンパスガード。肘を入れていく。うつ伏せになろうとするマスヴィダルのバックに。チョークを狙うが真後ろではないので決まらず。フェイスロックで絞める。スクランブルで逃れようとしたマスヴィダルだがコビントンが上をキープ。立ったマスヴィダル。右を一発入れたところでホーン。

3Rコビントン。まだスタミナにも余裕がある。マスヴィダルは判定での価値が難しいので一発KOするしかない。

4R。ローを蹴るコビントン。タックルに来たコビントンを受け止めたが、またパンチで出てケージを背負わせるとタックルへ。凌いだマスヴィダルだが、コビントンがパンチ連打からまたタックル。倒されずにこらえているマスヴィダル。離れた。右から膝。しかし動きが落ちている。コビントンラッシュ。ケージを背負ったマスヴィダルに左右の連打。ブロックして凌いだマスヴィダル。が、右が入ってコビントン効いた!後退。出るマスヴィダルだが余力がないか。コビントン回復して打ち返す。アッパー。またタックルへ。ケージに押し込むコビントン。離れた。ホーン。

4Rコビントン。マスヴィダル、良いパンチが入っても追い打ちに行く余力がないので逆転もかなり厳しい。

5R。コビントンパンチ連打で出てケージを背負ったところでタックル。テイクダウン。上半身を起こして立とうとするとバックに回るコビントン。チョークを狙っている。マスヴィダル立った。マスヴィダル肘を狙うがコビントンにはヒットせず。バックから投げを狙うコビントン。足を絡めないままチョークのプレッシャーをかけているコビントン。バックキープを続けるコビントン。マスヴィダルシングルレッグで正対しようとするが、切ってすぐにまたバックを取るコビントン。コビントンマウントへ。バックからチョーク。外れたがマウント。最後にパウンドを落としたところでタイムアップ。

49-46、50-44、50-45でコビントン完勝。

1人だけ4Rマスヴィダルに入れたか。

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MMA o Report UFC   カマル・ウスマン ボクシング レオン・エドワーズ

カマル・ウスマン「7月(UFC 276)にレオン・エドワーズと、9月にカネロ・アルバレスとやる」

カネロ・アルバレス「カマル・ウスマン戦の可能性は除外しない」(2022年03月05日)

 こちらの続報。


 カマル・ウスマンが以下のコメント。

「2022年、俺は世界に衝撃を与える。7月のインターナショナル・ファイト・ウィーク(UFC 276)にレオン・エドワーズと戦う。そして9月のメキシコ独立記念日にはカネロ・アルバレスのことを止める」

「絶対に自分が勝つと思ってる。多くの人が気付いてないことだが、自分ができないと思っているから、他人にもその価値観を押し付けようとする。『ああ、それはできない、それは無理だ」という感じだ。何事もやってみないと分からない。もちろん彼は上手すぎるし、強すぎる。だが、タイロン・ウッドリーもそう言われてた。大きくてノックアウトパワーもある、スピードもあるし爆発力もあるとね。だがどうなった? 5ラウンド制覇すると宣言してその通りになっただろ。俺だって無理だと思ったら足を踏み入れるつもりはないよ」

「結局のところボクシングは死んでいる。良いボクサーがいないとは言わないし、素晴らしいボクサーもいる。エロール・スペンス・ジュニアとかね。それでもボクシングは死にかけている。結局のところ、誰もがエンターテインメントを楽しみたいんだ。パウンド・フォー・パウンド同士の戦いを見たことがあるか?」

「これまでで最も稼ぐ試合になるだろう。彼がすでに大金持ちだということは知っている。だが俺との対戦が最も稼ぐ試合になる。9ケタ(1億ドル以上)は確実だ」

 7月2日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで『UFC 276』の開催が決定していますが、カードは何も発表されていません。ましてやその2ヶ月後にカネロ戦とは越えなきゃいけないハードルが多いのでは。続きを読む・・・
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カネロ・アルバレス「カマル・ウスマン戦の可能性は除外しない」

Kamaru Usman serious about pursuing Canelo Alvarez boxing match: ‘That’s something that scares me’(MMAFighting)

 昨年11月にUFCウェルター級王者カマル・ウスマンがカネロ・アルバレスとの対戦をアピールし以下のコメント。

「レガシーといえば、俺が今までやってきたことを見て欲しい。俺が引退した時、みんなは振り返って『ワオ、彼は特別だった』と言うだろう。これまで偉大な選手たちがそうだったようにな。だから、レガシーを考えるなら、今まで誰もやったことのないことをやりたいんだ。もう彼ら(UFCファイター)のことは怖くない。もちろん、自分自身や試合に出られないこと、自分の思うようなスタイルにならないことへの恐怖心はあるが、それよりも両方の格闘技のパウンド・フォー・パウンド同士が全盛期に戦うことの方が怖いし誰も見たことがない。世界中がそれを見たいんじゃないか? 俺はそう思うね」

「総合格闘家とボクサーのパウンド・フォー・パウンド同士が対戦するのを見たことがあるか? しかも二人とも全盛期だ。老いぼれて引退した選手を復帰させようということじゃない。全盛期同士。それは歴史上最大の出来事だと思う。俺はそれをやりたい。恐怖で目が覚めるようなことだし、12週間も娘と離れるリスクを犯すが、それでもやりたいことだ」


Canelo Alvarez Not Interested In Kamaru Usman Boxing Match ... Won't Help My Legacy(TMZ)

 これに対しカネロ・アルバレスは以下のコメント。

「やる気はないよ。俺には意味がないからね。ボクシングで歴史を作りたいし、そこには何も見えて来ない」

 これでこの話は終わりだと思っていましたが、

Canelo Alvarez is not ruling out a possible fight with Kamaru Usman: ‘Maybe. Why not?’(MMAFighting)



 今月になってカネロ・アルバレスが以下のコメント。

「やるかもしれないね。なぜダメなんだ? ノーとは絶対言わない。トレーナーがこの話をしてきたから『まぁ君が言うなら』といった感じだ」

「今は頭の中には無いけどね。自分のキャリアに良いレガシーを残したいし、他のことについては後で話せばいい」


「カネロ」アルバレスの次戦は米国からドバイに変更か ビボルの〝不利判定回避〟目的の声も=米メディア(東スポWeb)

 カネロ・アルバレスは5月7日にドミトリー・ビボルのWBA世界ライトヘビー級王座に挑戦予定です。続きを読む・・・
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【UFC272】メインは元親友、今や犬猿の仲。コルビー・コビントン×ホルヘ・マスビダル

【写真】打と一体化したテイクダウンで仕掛け続けることができれば、コビントン有利か(C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC 272「Covington vs Masvidal」が開催される。

今大会ではアレックス・ヴォルカノフスキー✖マックス・ホロウェイ、3度目の世界フェザー級選手権試合が組まれていたが、挑戦者ホロウェイの負傷欠場でコリアンゾンビことジョン・チャンソンが代替チャレンジャーとなり、4月9日のUFC273に延期に。

またアルジャメイン・ステーリング×ピョートル・ヤンの世界バンタム級選手権試合IIの王座統一戦も、現王者のステーリングの負傷で、フェザー級世界戦と同様にUFC273にスライドされている。

結果、コルビー・コビントン×ホルヘ・マスヴィダルのノンタイトル戦がメインで組まれることとなった。UFCのPPV大会で世界戦が組まれないのは昨年7月のUFC264以来となる。


とはいえUFC264は最初からダスティン・ポイエーとコナー・マクレガーの3度目の対戦がメインに据えられており、今回のように昇格ヘッドライナーではない。ただし、そこは人勢の宝庫UFC、コヴィントンとマスヴィダルは過去の実績、キャラクターからも世界戦以上に注目を集める顔合わせといえる。

煽り映像にも見られるように、この2人は長年ATTのチームメイトであり練習パートナーであった。それだけでなく互いにセコンドに付き合うほど仲だった。「凄く近しい存在だった」とマスヴィダルが言えば、コビントンも「親友だった」と明言している。

「打撃が上手かったアイツは、俺と練習することでレスリングが強化され、ウェルラウンディットファイターになったんだ」とコビントンが煽り映像のなかで話しているように、過去に何度も仲睦まじい様子がUFCの中継内でも確認されていた。

しかしコビントンによれば「俺たちが親友だったのも、俺がヤツが望むトップになるまで」だった。コビントンは所属ジムもMMAマスターズに移し、「俺はケージに友人を創りに来ているんじゃない。金を稼ぎにきているんだ」と言い切るや、対戦が決まれば近親憎悪のようにトラッシュトークを続けている。

そんなコビントンとマスヴィダル、両者揃って現UFC世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに2度敗れており、知名度はあってもタイトルへのストーリーラインにギリギリに踏み留まっている状態にある。

今回の試合で遅れを取ると、その時点でベルトへの挑戦は行列の最後に回されることは避けようがない。そんな大一番、打撃でいえば蹴り、ヒザを交えたトータルストライキングでマスヴィダルが上をいく。ただし、テイクダウン能力とスクランブルではコビントンが上回り、テイクダウンで完結するパンチの圧力は、マスヴィダルを上をいく。

テイクダウンの一部と可したパンチは当たればKOパワーがあるだけでなく、外れてもパンチと組みの両方をマスヴィダルに意識させる効果が十分にある。マスヴィダルとしては、テイクダウンを警戒し過ぎるとパンチを被弾するので、それほそ倒されて立つときにバックを許さないことを念頭に置き、組みの防御で疲弊しないことが大前提。5Rを戦い切る戦略がマスヴィダルには必要になってくる。

今やテイクダウンは姿勢を乱して立つ準備をしておけば、簡単に抑えられることはない。ただし、下に居続ける続けることは判定を考えると法度。そうなるとスクランブルゲームとなり、攻めていることでペースを守り、体力と気持ちが長持ちするのはコビントンという見方もできる──が、果たして。

■視聴方法(予定)
3月6日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
コルビー・コヴィントン(米国)
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

<160ポンド契約/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
ブライス・ミッチェル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
アレックス・オリヴェイラ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)
グレッグ・ハーディー(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイリン・ターナー(米国)
ジェイミー・マラーキー(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)
ヤン・シャオナン(中国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
マリナ・モロズ(ウクライナ)
マリヤ・アガポヴァ(カザフスタン)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ブライアン・ケレハー(米国)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
タジル・ウランベコフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ルドヴィット・クライン(スロバキア)
ディヴォンテ・スミス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

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MMA o UFC   カマル・ウスマン カムザット・チマエフ スティーブン・トンプソン リー・ジンリャン

デイナ・ホワイト「4.9『UFC 273』でギルバート・バーンズ vs. カムザット・チマエフを組む」


 デイナ・ホワイトが4月9日にフロリダ州ジャクソンビルのバイスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催する『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』でギルバート・バーンズ vs. カムザット・チマエフのウェルター級マッチを組むとコメント。

 バーンズは昨年7月の『UFC 264: Poirier vs. McGregor 3』でスティーブン・トンプソンに判定勝ちして以来の試合。その前は『UFC 258: Usman vs. Burns』でカマル・ウスマンのウェルター級王座に挑戦し3R TKO負けしていたので再起戦でした。現在UFCウェルター級ランキング2位。

 チマエフは昨年10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でリー・ジンリャンに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。新型コロナウイルスの感染により一時は引退を宣言するほどの状態で、1年1ヶ月ぶりの復帰戦でした。現在MMA戦績10勝0敗(UFC戦績4勝0敗)でUFCウェルター級ランキング11位。


 ギルバート・バーンズは1月の時点でツイッターで「デイナ・ホワイトよ、カムザット・チマエフと5ラウンドでやらせろ!」とコメントしチマエフもこれに呼応していました。


 また、2月にはチマエフがバーンズに「4月9日でどうだ」と呼びかけると、バーンズは「準備はできている! そっちはビザの準備をしておけ! 誇大広告はもう終わりだ!」と返答。チマエフは「ビザの用意をしてお前の顔面に拳を叩き込んでやるよ! 1ラウンドでフィニッシュだ!」とコメントしています。続きを読む・・・
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MMA UFC   カマル・ウスマン レオン・エドワーズ

3.5『UFC 272』のメインイベントはコルビー・コヴィントン vs. ホルヘ・マスヴィダルの元チームメイト対決


 UFCが3月5日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 272』のメインイベントがコルビー・コヴィントン vs. ホルヘ・マスヴィダルのウェルター級マッチになることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。

 コヴィントンは『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でカマル・ウスマンのウェルター級王座に挑戦し判定負けして以来の試合。

 マスヴィダルは4月の『UFC 261: Usman vs. Masvidal 2』でカマル・ウスマンのウェルター級王座に挑戦し2R KO負けして以来の試合。12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でレオン・エドワーズと対戦予定でしたが負傷欠場していました。

 両者はアメリカン・トップチームの元チームメイトであり元ルームメイト。しかしコヴィントンのコーチ陣への報酬未払い騒動で関係が悪化。アメリカン・トップチームは対戦契約を結んでいないチームメイト同士のトラッシュトークを禁止するルールを作ったほどで、最終的にコヴィントンはチームの方向性を批判してチームを離脱しています。また、マスヴィダルはこれまで対戦する可能性が3度あったのに消滅していたことからコヴィントンのことを臆病者だと批判していました。続きを読む・・・
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MMA UFN199 カマル・ウスマン キック スティーブン・トンプソン ベラル・モハメッド

【UFN199】最大5ポイント差、ベラル・モハメッドがワンダーボーイをTDから抑え込み続けて判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ベラル・モハメッド(米国)
Def.3-0:30-25.30-26.30-26.
スティーブン・トンプソン(米国)

前に出てくるモハメッドに、トンプソンは右のサイドキックを使いながら回る。ケージを背負いながら、右サイドキックをモハメッドの顔面に当てるトンプソン。相手にケージを背負わせたモハメッドが、ダブルレッグからリフトアップするも、トンプソンは倒れない。スタンドに戻るとパンチの連打から右サイドキックを放つトンプソン。モハメッドが再びダブルレッグを仕掛けると、今後はトンプソンに尻もちを着かせることを成功した。しかしトンプソンも左のオーバーフックでバックには回らせない。

ケージ際で、ヒザを着きながらパンチを出し合う両者。トンプソンが切り返してモハメッドをケージに押し込むと、モハメッドも体勢を入れ替える。トンプソンは右腕を差し上げてモハメッドをケージに押し返し、パンチを突き上げる。ここでケージ際を脱したモハメッドが、ダブルレッグでトンプソンに尻もちを着かせた。ケージに背中を着けるトンプソンを、ボディロックで固めるモハメッドは、立ち上がる相手をリフトアップからグラウンドに引きづりこむ。そしてバックマウントからパンチを連打するモハメッド。トンプソンの動きが止まるが、レフェリーは試合を止めなかった。

2R、距離を取って左ストレートを放つトンプソン。さらに右サイドキックをモハメッドのボディに突き刺す。サークリングするトンプソンに対し、ガードを高く上げて距離を詰めていくモハメッドが、またもダブルレッグへ。トンプソンは一度尻もちを着いたが、すぐに立ち上がった。左腕を差し上げ、右腕を足の間に入れてクラッチしてから、リフトアップでテイクダウンしたモハメッド。ハーフガードのトンプソンに対し、パンチを落としながら、相手の右腕にアームロックを狙う。

トンプソンの頭をケージに押し込みながら、相手の右腕を伸ばすモハメッドだったが、これは極まらず。再びモハメッドがアームロックを狙いにいくなか、トンプソンが徐々に体を起こして位置をずらしていく。モハメッドもクラッチを切って右腕を伸ばしにいきながら、パスガードに成功。ここで腕は諦め、パンチとヒジを落として削っていく。ハーフガードに戻したトンプソンの顔面に、モハメッドが右ヒジを連打してラウンド終了のホーンを聞いた。

最終回、開始早々モハメッドがトンプソンのパンチをかわしてボディロックからテイクダウンを狙う。右のオーバーフックでディフェンスするトンプソンに対し、モハメッドはダブルに切り替えて尻もちを着かせた。ケージに背中を着けて上半身を起こしているトンプソンから、マウントを奪いに行くモハメッド。パンチをもらいながらトンプソンも立ち上がるが、モハメッドも逃さず両ワキを差し上げて相手をケージに押し込む。するとトンプソンが切り返してトップを奪ったが、モハメッドもレッスルアップからトンプソンを追い、再びグラウンドに持ち込んだ。

ハーフガードから相手を抱え込むトンプソンに対し、コツコツとパンチを当てるモハメッド。さらにパスしてサイド、ニーオンザベリーから左ヒジを落としていく。トンプソンもハーフに戻すが、抑え込みから逃れることはできず。最後までモハメッドがパンチとヒジを落とし続けた。

ジャッジ1人が5ポイント差、他2人も4ポイント差をつけるユナニマス判定で勝利したモハメッドは、世界ウェルター級王者カマル・ウスマンへの挑戦をアピールした。


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MMA News UFC   カマル・ウスマン カムザット・チマエフ ネイト・ディアス ボクシング

ベン・アスクレンが「ネイト・ディアスのUFC契約最後の試合」の対戦相手をアピール

デイナ・ホワイト「ネイト・ディアスはカマル・ウスマンと対戦したいのならカムザット・チマエフと戦うのは問題ないはずだ」(2021年11月10日)

 こちらの続報。デイナ・ホワイトはネイト・ディアスのUFCとの契約があと1試合であることを明言しています。


Ben Askren teases UFC return, ‘would be happy’ to be last fight on Nate Diaz’s contract(BloodyElbow)


 ベン・アスクレンがジェイク・ポールのボクシングを「悪くない」と評価している記事に対しネイト・ディアスがツイッターで「ファイトもボクシングも出来ない引退したレスラーが言うことか」と批判しています。


 これに対してアスクレンは「ネイトの言う通り、俺のボクシングは酷かった。だが彼のMMAも酷い。彼がそれを証明しろというなら俺は明日にでもUSADAの検査対象リストに入るよ。彼の契約最後の試合の相手になれたら嬉しいね」とコメントしています。

 ベン・アスクレンは股関節を人工関節に置き換える手術をしたことからMMAを引退したものの、思いのほか動けたことから復帰の可能性を示唆しており、その手始めとしてジェイク・ポールとボクシングマッチをした経緯があります。続きを読む・・・