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o UFC アイリーン・アルダナ アマンダ・ヌネス エリク・アンダース カイル・ネルソン クリス・カーティス クレベル・コイケ ダン・イゲ ブレイク・ビルダー マイク・マロット

UFC289:オッズ/予想と展望

アマンダ・ヌネス 1.31
アイリーン・アルダナ 3.65
チャールズ・オリベイラ 2.20
ベニール・ダリウシュ 1.71
マイク・マロット 1.49
アダム・フューギット 2.75
ダン・イゲ 1.39
ネイト・ランドワー 3.15
マルク・アンドレ・バリオー 1.74
エリク・アンダース 2.15
ナッソーディン・イマボフ 1.65
クリス・カーティス 2.35
ミランダ・マーベリック 1.34
ジャスミン・ジャスダビシアス 3.45
アイマン・ザハビ 1.95
アオリ・チロン 1.87
カイル・ネルソン 3.00
ブレイク・ビルダー 1.42
ダビッド・ドボジャーク 1.38
ティーブン・エルセグ 3.25
ディアナ・ベルビタ 1.87
マリア・オリベイラ 1.95

コロナ以降初、4年ぶりのカナダ大会。

当初はヌネスとジュリアナ・ペーニャの3連戦目が予定されていたが、ペーニャ負傷欠場でアルダナがタイトル初挑戦する。正直3回連続となるともういいよという感じなので、かえって良かった。

UFC7勝4敗のアルダナ。現在2連続KO勝ち中だが、前戦はテイクダウンされた後、下からの蹴り上げがボディに入ってKOという珍しい結末。パンチの重いストライカーだが、ホリー・ホルムには5Rすべてテイクダウンを取られて攻められての完敗。ここまでテイクダウンを取られまくったのはホルム戦のみだが。同じようにジュリアナ・ペーニャをテイクダウンしまくって勝利したヌネス相手だと相性が悪いかもしれないが、一発入ればわからない。

ヌネスがパウンドでKOと予想。

セミはもともとは先月組まれていたカードだったが、オリヴェイラの負傷により1ヶ月延期に。オリヴェイラは昨年10月にイスラム・マカチェフに敗れて王座陥落して以来の再起戦。対するダリウシュは8連勝中。勝ってもなかなかチャンスが与えられなかったが、前回はクレベル・コイケにも勝っているマテウス・ガムロのテイクダウンを切って打撃を打ち込む展開で判定勝ちし、ようやくトップ5ランク入り。勝てば次戦でようやくタイトル挑戦のチャンスが回ってくるかもしれない。ふたりともグラップラーだったが打撃が急成長したもの同士。ただオリヴェイラは最近特にダウンが増えていて、ダメージの蓄積も気になるところ。

第1試合開始は11日朝8時。速報します。

 

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Interview MMA News o UFC   カイル・ネルソン チェ・ドゥホ

『UFC Fight Night 218: Lewis vs. Spivak』スプリットデシジョン、マジョリティドローだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点


Jeong-yeong Lee defeats Zha Yi(MMA Decisions)

 リー・ジョンヨン vs. イー・ジャーのジャッジの採点。David Lethabyが1,3Rリー、2Rイーで29-28リー勝利。Junichiro Kamijoが1Rイー、2,3Rリーで29-28リー勝利。Jacob Montalvoはフルマークでイーで27-30イー勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28リー支持5人、28-29イー支持2人、27-30イー支持1人でした。


Kyle Nelson drew with Doo Ho Choi(MMA Decisions)

 チェ・ドゥホ vs. カイル・ネルソンのジャッジの採点。3Rはヘッドバットでチェに1ポイント減点がありました。Adalaide Byrdが1,2Rチェ、3R9-9で29-27チェ勝利。Eric ColonとChris Leeが1Rチェ、2Rネルソン、3R9-9で28-28ドローでした。

 主要サイトの採点は28-28ドロー支持2人、29-27チェ支持9人でした。


 なお、試合後会見でデイナ・ホワイトはチェ・ドゥホは「勝ちを盗まれた」ことから勝利ボーナスを支払うとコメントしています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFN218 カイル・ネルソン チェ・ドゥホ

【UFN218】痛くないヘッドバッドで、痛い失点。チェ・ドゥホはカイル・ネルソンと痛み分けに

<フェザー級/5分3R>
チェ・ドゥホ(韓国)
Draw.1-0:29-27.28-28.28-28
カイル・ネルソン(カナダ)

非常に落ち着いた表情のチェ・ドゥホが、ます右カーフを蹴る。さらにカーフを続けるチェ・ドゥホはジャブ、ネルソンが右を繰り出すがカーフを蹴られる。続く蹴りをキャッチされ、背中を見せて足を抜こうとしたチェ・ドゥホは、ボディロックに取られテイクダウンを許す。頭を押して一気に立ち上がろうとするチェ・ドゥホに対し、両足を束ねて腰&腿裏をコントロールするネルソンが強引に立ち上がろうとしたところで両足をフックする。

チェ・ドゥホが上を向き、抑えに来るネルソンに対しスクランブルから起き上って上を取り返す。左腕を差して抑えたチェ・ドゥホが、足を絡まれても抜いてサイドを取る。クルスフィック狙いのチェ・ドゥホは、ハーフに戻したネルソンの二重絡みにつかまり、さらにクローズドに戻される。ネルソンのヒップスロー狙いを耐え、右のパンチをチェ・ドゥホが見せたところで時間となった。

2R、左ミドルを入れたネルソン、チェ・ドゥホは右カーフからジャブを当てる。と右カーフに右を合わされたチェ・ドゥホが後退し、ネルソンは跳びヒザへ。これは浅かったが、距離を取り直したチェ・ドゥホがニータップを狙う。逆に右カーフを蹴ったネルソンは、カーフを蹴られた直後に右をヒットさせ、ダブルレッグへ。切ったチェ・ドゥホは逆にネルソンをケージに押し込む。

チェ・ドゥホが右エルボーを放って離れると、右カーフ。ネルソンは引き続き左足を蹴られているが、ダメージは蓄積していないか。その左足で腹を蹴ったネルソンだが、パンチの踏み込みは甘くなっている。チェ・ドゥホはカーフを続け、ジャブから右ストレートを放つ。カーフ、ボディを決めたチェ・ドゥホはさらに右をヒットさせる。ネルソンは左ミドルを蹴るも、右を被弾し圧され気味のファイトに。カーフで姿勢が乱れたネルソン、チェ・ドゥホがイーブンとした。

最終回、右フック、左フックから左でボディを抉ったチェ・ドゥホだが、組んだネルソンがテイクダウンからバックコントールへ。ボディロックからレベルチェンジ、ダブルレッグで倒しに掛かるネルソンは、ヒザを畳むチェ・ドゥホからバックを奪う。ネルソンはボディロックでバックコントロールし、チェ・ドゥホが肩に担がれスラム気味のテイクダウンを許す。

ここも足を束ね、バックを伺うネルソンは立ち上がったチェ・ドゥホへシングル。スプロールしたチェ・ドゥホは、引き込んだネルソンからトップを奪う。と、頭が当たったとレフェリーがブレイクを命じる。

ダメージがあるとは思えないが、チェ・ドゥホは1Pのペナルティを受ける。残り93秒で試合は再開。チェ・ドゥホが右カーフから右ストレート、ネルソンは組みに攻撃を特化させケージに押し込んでいく。ヒザ裏を取るネルソンのワキ腹をパンチで連打するチェ・ドゥホ。ネルソンは動かず、パンチ&エルボーを被弾し時間を迎えた。

笑顔を浮かべるチェ・ドゥホだが、1Pのペナルティが如何に裁定に影響を及ぼすか。結果は1-0でマジョリティ・ドロー──ドゥホの笑顔は苦笑いに変わった。


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