カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UFC UFC306 オーデ・オズボーン キック ブログ ロナルド・ロドリゲス

【UFC306】初回のピンチを乗り越えたロドリゲスが2Rにバックからヒジ、3Rは前に出続けて判定勝利

<フライ級/5分3R>
ロナルド・ロドリゲス(メキシコ)
Def.3-0:29-28.29-27.29-27.
オーデ・オズボーン(米国)

サウスポーのオズボーンが左ストレート、左ミドルとインローで前に出る。ロドリゲスもパンチから奥足ローを蹴って前に出ていくが、オズボーンが右フックを合わせてダウンを奪う。一気にオズボーンがパンチを落とし、体を起こしてきたロドリゲスを三角絞めに捉える。

かなり深く入っていたが、ロドリゲスは腰を上げてディフェンスし、オズボーンが自ら足のクラッチを外してクローズドガードを取る。オズボーンは下から鉄槌とヒジを入れ、キムラロックを狙っていく。ロドリゲスも細かくパンチを入れるがビッグヒットはない。

2R、ロドリゲスがサウスポーに構える。オズボーンは右ハイから左ストレート、ロドリゲスのシングルレッグにギロチンを狙う。ロドリゲスはオズボーンに足をクラッチさせず、自らグラウンドで下になって反転して脱出。首を外すとオズボーンのバックにつく。

両足をフックしたロドリゲスは一気にヒジを連打し、マウントに移行してヒジを打ち続ける。オズボーンも正対しようとするが、ロドリゲスはバックキープを続けてRNCを狙う。さらにロドリゲスはおたつロックでロドリゲスの動きを固めてパンチを入れる。終了間際、オズボーンが正対してトップを取ってパンチを落とした。

3R、オズボーンがジャブを突く。オーソドックスに戻したロドリゲスはパンチを見せながらテイクダウンを狙い。右ミドルを蹴ってシングルレッグに入る。距離を取ったオズボーンは左ミドルとインローを蹴って、右ジャブを突き刺す。

ロドリゲスもパンチで前に出ようとするが、オズボーンは左ストレートを当てる。サウスポーにスイッチしたロドリゲスが左のオーバーハンドとスピニングバックキックを見せる。オズボーンは前に出てくるロドリゲスに組みついてテイクダウンを狙う。一度は切られたオズボーンだが再び組みついてケージまで押し込む。

離れたロドリゲスは左ストレートで前に出るが、オズボーンはバックステップでかわして、シングルレッグで組みついてテイクダウンを奪う。ロドリゲスはキムラからスイープを狙いつつ立ち上がる。

試合がスタンドに戻ると、ロドリゲスが左を強振。オズボーンはそこにシングルレッグを合わせる。ロドリゲスはそれをスプロールして引き込むオズボーンにパンチを連打し、オズボーンも下からヒジを返す。初回のピンチを乗り越えたロドリゲスが2Rにバック&マウントからヒジ、3Rは前に出続けて判定勝利を収めた。


The post 【UFC306】初回のピンチを乗り越えたロドリゲスが2Rにバックからヒジ、3Rは前に出続けて判定勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UFC UFC306 YouTube   アイリーン・アルダナ アオリーチーラン アレクサ・グラッソ イグナシオ・バハモンデス エドガー・チャイレス オーデ・オズボーン キック ショーン・オマリー ジエゴ・ロピス ジャスミン・ハウレギ ジョシュア・ヴァン ノルマ・ドゥモント ブライアン・オルテガ ボクシング マニュエル・トーレス マラブ・デヴァリシビリ ラウル・ロサスJr ロナルド・ロドリゲス ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFC306】展望  ついに決着なるか。史上最強の女子MMA三部作=グラッソ×シェフチェンコ

【写真】グラッソが124ポンド、シェフチェンコが125ポンドで計量をパス。フェイバリットは-140でグラッソ。とはいえシェフチェンコも+115でほぼ差はない (C)Zuffa UFC

14日(土・現地時間)、ラスベガス近郊のパラダイスにあるスフィアにて、NOCHE UFC 306が行われる。昨年9月にオープンしたばかり、世界中で話題の地球上最大の球形建造物におけるUFCの記念すべき初興行。
Text Isamu Horiuchi

メキシコの独立記念日(16日)に合わせて行われるこの大会のコメインを飾るのは、王者アレクサ・グラッソと、元王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコによるトリロジー最終章=UFC女子フライ級タイトルマッチだ。

既報の通り、昨年オープンしたばかりの光り輝く球形アリーナ=スフィアで開催される世界初のスポーツイベントとして、2000万ドル(約28億円)という莫大な演出費をかけて行われる今大会。そのメインテーマがメキシコのファイトカルチャーの祝福ということもあり、総勢7人のメキシコ人ファイター(加えてメインカードに出場するブライアン・オルテガもメキシコ系だ)が出場する。そんな彼女/彼らの大トリとして登場するのが、現在UFC唯一のメキシコ人王者であり、女子UFCパウンドフォーパウンドランキングにおいても頂点に君臨するグラッソだ。


(C)Zuffaf/UFC

昨年3月にグラッソは、当時7度王座防衛に成功していた絶対女王シェフチェンコに挑戦。

圧倒的に不利が予想される中、4Rに逆転のバックチョークで一本勝ちし、まさに世界が震撼する王座戴冠劇を演じてみせた。そして半年後、ベガスのT-Mobileアリーナで行われたメキシコ独立記念日を祝福する第1回「NOCHE UFC(UFCナイト)」大会のメインイベントにてリマッチが実現。一進一退の大激闘の判定は三者三様のドローとなり、グラッソが初防衛に成功した。

(C)Zuffa/UFC

それからちょうど一年――。

2度目の「NOCHE UFC」大会──販売開始当初のチケット最高価格250万円以上という、前代未聞のメガイベント──で、両者の決着戦が行われる。ちなみに同日、昨年のNOCHE UFCが行われたT-Mobileではメキシコ人が誇るボクシング世界4階級王者のカネロ・アルヴァレズの防衛戦も行われることになっている。当然デイナ・ホワイト代表やメインを飾るショーン・オマリーは「興行としてカネロに完勝してやる」と息巻いているが、対照的にグラッソは「彼と同じ日に戦えて光栄」と謙虚なコメントを残している。

さて、この夏にESPNでオンエアされたTUF32にて、チームを率いてコーチ対決を行うなど決着戦の機運を盛り上げてきた両者。ただしどちらも対戦相手へのトラッシュトーク等は好まず、互いに敬意を持つ二人の間に特筆すべき個人的な遺恨は存在しない。その代わり昨年の両者の2戦そのものが、純粋な競技としてのMMAの魅力がこれでもかとばかりに凝縮された連続ドラマと言える。両者がケージの上で見せているのは、試合を通してお互いが打・投・極の全てにおいて進化を重ね、どんな苦境にも屈しない魂をぶつけ合う、究極の総力戦としてのMMAだ。

第1戦。4Rまで試合をリードしていたシェフチェンコのスピニングバックキックの空振りに乗じたグラッソは、あっという間にバックを奪ってチョークを極めた。絶対王者のたった一つの不用意な攻撃が仇となった、まさかの大番狂わせとの印象が強かったが、実はグラッソの所属するロボジムのヘッドコーチにして叔父のフランシスコ氏が、王者の試合映像を繰り返し研究して生み出した作戦の成果だったことが後に判明した。

そこに至るまでの試合展開も決して一方的なものではなく、1Rはグラッソが自分の最大の武器であるボクシングを存分に活かし、待ちの姿勢の王者を追い込む場面が目立っていた。2、3Rは戦い方を変えた王者にテイクダウンを取られたグラッソだが、高い危機意識をもって動き続けて凌いでみせた。そして迎えた4R、グラッソは王者のテイクダウンを切り始めると、再びスタンドで攻勢に──命運を分けたバックキックは、ジャブでプレッシャーをかけるグラッソに対し、ややケージ側に詰められかけた王者が放ったものだった。

チームの総力を結集して、あまりにも厚い絶対王者の壁に挑んだグラッソは、序盤は自分の強みを最大限に用いて王者に肉薄。中盤作戦を変えてきたシェフチェンコの攻撃を凌いだ上で後半反撃に転じ、最後についに致命的なミスを誘い出したのだ。たゆまぬ努力と研究、不屈の精神と勝負強さの全てが組み合わさりはじめて可能となった、きわめて劇的な王座戴冠だった。

そして第2戦では、初戦を経て進化した両者によるさらなる高次元の攻防が展開された。「もう同じことは起こらない」と断言したシェフチェンコは、スタンドで受けに回った前回の反省を踏まえて先に仕掛け、鋭いジャブとワンツーを次々とヒット。コンビネーションの最後に強烈な左ミドルも放って完全にペースを掌握した。

しかし2Rは、グラッソが前回見せなかった首相撲からのヒザで反撃。さらにランディ・クートゥアばりに相手の首を抱えてのダーディボクシングで元王者を豪快に殴りつけるという、荒々しくも力強い新しい側面を見せて取り返した。3Rは、シェフチェンコの方が(簡単にエスケープを許した)前回以上にタイトさを増したバックコントロールを披露してさらに上をゆく。続く4Rは、グラッソの荒々しさが再び炸裂。クリンチからの打撃を入れた後にワキをくぐってバックを奪い、高々と抱え上げて元王者を叩きつけるという驚きの新展開を見せた。それを凌いだシェフチェンコが終盤バックを奪い返すと、グラッソは前転してのヒール狙いで逆襲し、さらなる引き出しを開けた。

お互いがお互いの進化に対応し、「その先」を行き合って迎えた最終R。消耗し被弾が目立つグラッソだが、頭を振りながら前に。その右フックをくぐったシェフチェンコは組みつくと、首を抱える形で強引に倒しにいってしまう。ここで一瞬体をずらしたグラッソは、首をすっぽ抜けさせるような形でバックを奪取。前回のスピンキック同様、会場の誰もが思わず大声を上げてしまうような決定的なシーンを経て有利なポジションを奪ったグラッソが、背後からの強烈なパウンドやフェースロックを仕掛けるうちに試合は終了した。

1Rと3Rは間違いなくシェフチェンコ。逆に2Rと5Rは明らかにグラッソ。4Rをどちらに付けるか次第と思われた判定は、何と3者3様のドロー。4Rの判断によって48-47、あるいは47-48と付けた2人の採点は十分理解できるとして、問題はもう一人のジャッジ。4Rをシェフチェンコに付けたにもかかわらず、最終Rは10-8でグラッソに与えていた。

この最終回、ダメージという点で全ラウンド中もっとも差があったことは確かだ。しかし現代MMAにおいては、よほど一方的な展開にならない限り2点差を付けることはない。例外的な──意図的な「得点調整」と思われても仕方のないような──採点が行われた上で、グラッソのドロー防衛が成立したことになる。

試合直後のインタビュー。母国メキシコを祝う日に初防衛を果たしたグラッソは「私のパンチの方が強力だった。私が勝者よ!」と宣言し、インタビュアーのダニエル・コーミエに「でも結果はドローですよ」と訂正されてしまうも笑顔を見せた。

対するシェフチェンコの方は苦笑しながら「メキシコ独立記念日のプレッシャーで、ジャッジはこんな採点をしたのでしょうね。もしもこれがフェアな競技だったとしたら、勝利は私のものだった」と語り、当然のようにメキシコ系の大観衆からブーイングを浴びてしまう。元・絶対女王の名前に恥じない素晴らしい戦いを見せてくれただけに、最終Rのジャッジは確かに気の毒だった。

しかし、前回と同じく最後の最後に痛恨の、かつ決定的なミステイクを犯してしまったことは否めない。そしてそのミスが、苦境に立たされながらも自分を信じて前に出たグラッソの気迫と執念によって引き出されたこともまた、前回と同様だ。そして最終的には、もはや両選手の力ではどうすることもならない領域=ジャッジによる判断によって明暗が別れた。

グラッソとシェフチェンコ。お互いに研究を尽くして全局面での進化を遂げ、全てをぶつけ合った両者による昨年の2試合は、究極的には技術や理屈を超越した勝負強さと、それさえも及ばぬ運が作用し、刹那で天国と地獄が入れ替わってしまう──そんな現実の残酷さも我々に見せつけてくれた。MMAの凄さ、奥深さ、さらには不条理さまで堪能させてくれる極上の連続ドラマだった。

あれから一年──今度はどのような形で両者は「極上の、さらなる先」を見せてくれるのだろうか。前回シェフチェンコの鋭いジャブに翻弄されたグラッソ陣営が今回出してくる答は? 逆にグラッソのダーティボクシングにしてやられたシェフチェンコの対策は? 回を増すごとに高度化する両者のテイクダウン&コントロール&スクランブル&サブミッションの攻防の行き着く先は? そして何より、二度に渡って土壇場で自らのミスを引き出したグラッソの無類の勝負強さを、今回シェフチェンコは克服することができるのだろうか? 

女子MMA史上最高の連続ドラマは、週末に完結する。

■視聴方法(予定)
9月15日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
午後11時~PPV
午前8時00分~U-NEXT

■対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ショーン・オマリー(米国)
[挑戦者] マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] アレクサ・グラッソ(米国)
[挑戦者] ヴァレンチーナ・シェフチェンコ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・オルテガ(米国)
ジエゴ・ロピス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セルフーベル(メキシコ)
エステバン・リボビチ(アルゼンチン)

<フライ級/5分3R>
ロナルド・ロドリゲス(メキシコ)
オーデ・オズボーン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マニュエル・トーレス(メキシコ)
イグナシオ・バハモンデス(チリ)

<女子ストロー/5分3R>
ジャスミン・ハウレギ(メキシコ)
ケトレン・ソウザ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr(米国)
アオリーチーラン(中国)

The post 【UFC306】展望  ついに決着なるか。史上最強の女子MMA三部作=グラッソ×シェフチェンコ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UFN UFN239 オーデ・オズボーン ジェフェウ・フィリョ

【UFN239】グラウンドに持ち込むと一方的に。フィリョがオズボーンにパウンド連打からRNCを極める

<フライ級/5分3R>
ジェフェウ・フィリョ(ブラジル)
Def.1R4分27秒 by RNC
オーデ・オズボーン(ジャマイカ)

サウスポーのオズボーンに対し、フィリョがロー、ミドルと蹴りを散らす。踏み込めないオズボーンの手数は少ない。フィリョがシングルからボディロックで組みつき、グラウンドに持ち込んだ。オズボーンの腕を殺したフィリョが殴りながらバックを狙う。左足を差し入れ、RNCを狙いつつパンチを打ち込むフィリョ。バックマウントからオズボーンの体を完全に伸ばし、左腕を首に回した。オズボーンが反転しようとしたところで、背中を着かせてマウントに移行する。フィリョがパウンドを連打し、オズボーンが防戦一方に。うつ伏せになったオズボーンの首に左腕を回したフィリョがRNCを極めた。


The post 【UFN239】グラウンドに持ち込むと一方的に。フィリョがオズボーンにパウンド連打からRNCを極める first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN239   アンジェ・ルーザ オヴァンス・サンプレー オーデ・オズボーン キック クリスチャン・ロドリゲス ジョシアニ・ヌネス タイ・ツイバサ ダニー・シルバ チアゴ・モイゼス チェルシー・チャンドラー チャド・アンヘリガー ナタン・レヴィ ハラランポス・グレゴリユウ ブライアン・バトル メイシー・シェエソン 井上直樹 佐々木憂流迦 平田樹 平田直樹 魅津希

【UFN239】唯一のUFCキプロス人戦士は井上&平田=ダブル直樹の練習仲間、ハラランポス・グレゴリユウ

【写真】(C)MMAPLANET

16日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN239:UFN on ESPN+97「Tuivasa vs Tybura」が開催される。そのオープニングバウトでオクタゴン・デビュー戦を戦うハラランポス・グレゴリユウは現在、唯一のキプロス人UFCファイターだ。
Text by Manabu Takashima

昨年8月にコンテンダーシリーズからUFCとサインしたグレゴリユウは、コスタ・フィリッポウに続く史上2人目のUFC契約下選手でもある。エーゲ海に浮かぶ島、そんなイメージしかないキプロスで如何にグレゴリユウはMMAファイターとなり、世界の最高峰に辿り着いたのか。チャド・アンヘリガー戦を控えたグレゴリユウに初インタビューを試みた。


──今日はインタビューをさせていただきありがとうございます。最初に名前の発音を教えていただけないでしょうか。

「ファーストネームはハラランポス。ラストネームはグレゴリユウだよ」

──チャラランポスではないのですね!!

「ギリシャ語ではハラランポスで、ヨーロッパではハラランポスと呼ばれるんだけど、米国にくるとチャラランポスになってしまうんだ(笑)」

──なるほどです。米国では英語流の発音に改められることがほどんどですね。ところでキプロスの格闘技、MMAに関して全く知識がありません。ハラランポスがMMAを始めたきっかけを教えてもらえますか。

「僕は6歳の時に松濤館空手を学び始めた。黒帯になり、キプロスやギリシャのチャンピオンになった。ヨーロピアン選手権では5位になり、もっとアクションのある戦いを欲したら、父に空手を辞めたいと伝えたんだ。でも父からは『お前が空手を続けるのに、どれだけお金を使ってきたと思うんだ』と言われ、他のコンバットスポーツをやることを許してもらえなかった。しょうがない。僕は戦いをストリートに求めたんだ」

──……。なんとも。

「毎週のようにポリスが家にやってくるもんだから、ついに父は『もう外で暴れるのは止めろ。何がしたいんだ』と言って来たよ(笑)」

──空手で何を学んだことやら……。

「ハハハハハ。父にはプロファイターになりたいと伝え、キックとムエタイを始めた。腹を殴ることしか認められない空手に満足できなくなっていたんだ」

──MMAを始めてから、長い距離にあるポイント空手は生きることはなかったですか。

「う~ん、空手は蹴りを多用するから距離が遠くなるけど、またMMAとは違うよ。まぁ、UFCでも空手がバックグラウンドの選手は距離を取って戦ってきたけどね」

──押忍。ではキックやムエタイでも空手時代のように欧州を舞台に戦ってきたのですか。

「ノー。キプロス国内だけだ。キプロスでキックの王者になり、もっともっとアクションを欲した。結果、MMAを戦うようになったんだ。ただキプロスは打撃のレベルは高くても、MMAのレベルは低かった。すぐにキプロスのMMAチャンピオンになり、より高度な練習が必要だと思って米国に移り住むことにした。僕の目標はUFCファイターになることだったから。

米国にやってきて、まずは友人が持っていたジムで練習を始めた。でも彼がジムを閉めて違うジムに移ったけど、そこでは僕が一番強かった。そんな環境では成長できないから、ロンゴ&ワイドマンを訪れた。アルジャメインとスパーリングをして、ここで練習しようって決めたんだ。2018年のことだよ」

──ロンゴ&ワイドマンだと、日本人選手との交流もあったということですね。

「ミズキ(魅津希)、ナオキ(井上直樹)、ササキ(佐々木憂流迦)、皆、僕の友達だよ。イツキ(平田樹)と一緒にもう1人のナオキ(平田直樹)もやってきた。背の高い方のナオキとは、本当によく練習した。日本の選手はとても優れているけど、彼は本当に良いファイターだよ。もう1人のナオキとは、試合でフロリダにも一緒にいった。彼もタフな素晴らしい可能性を持った選手だった。

また、2人のナオキと練習をしたいね。日本の選手が僕らのジムにきて練習することを歓迎するよ。もっともっと多くの日本人選手と一緒に練習したい」

──ところでハラランポスがUFCとサインをしたことに対して、母国での反響は?

「マイ・ゴッド!! 唯一のキプロス人UFCファイターを国中あげて応援してくれている。僕自身、キプロスを代表して戦うことに誇りを持っているし。その想いを胸に今週末も戦うよ」

──UFCには以前、コスタ・フィリッポウが在籍していました。当時とはキプロスも様子が違うのでしょうか。

「彼も僕と同じようにキプロスから、米国に渡ってUFCで活躍していた選手だ。ただ10年前は、UFCやMMAの認知度が今とは違っていた。当時、キプロスではMMAが浸透していなかった。それが今では、UFCのドキュメンタリー撮影のために3日間帰国したら、毎日のように僕はテレビやラジオに出演していた。

キプロスのMMA熱が高まり、米国に追いつけるようになるのが僕の夢であり、使命だ。まだ口にするのは早いかもしれないけど、UFCで活躍して僕がUFCキプロス大会を開く原動力になる。コスタ・フィリッポウは過去、僕は現在。そして、未来になるつもりで努力している」

(C)Zuffa/UFC

──そんなハラランポスですが、今週末にチャド・アンヘリガーと対戦します。

印象を教えてもらえますか。

「彼は今回が契約最後の試合だから、必死に戦ってくるだろうね。ただ、僕が心配するようなことは一切ない。どの局面でも、気になる攻撃や技術を持っていない。ただタフでスタミナがあるだけだ。立ち技でも、寝技でも勝てる。何も問題ない。どこでも戦える。気の毒だけど、彼のUFCキャリアは土曜日の夜に終わるよ。

打撃、パワー、自分のスキルを信じている。誰も僕のようなパワーのある打撃を使うことはできない。パンチ一発で、試合を終らせる。そして、僕の名前と同時にキプロスという国を世界中にアピールしたい」

■視聴方法(予定)
3月17日(日・日本時間)
午前5 時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■ UFN239対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
タイ・ツイバサ(豪州)
マルチン・ティブラ(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バトル(米国)
アンジェ・ルーザ(スイス)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)

<フェザー級/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
アイザック・ドルギャリアン(米国)

<バンタム級/5分3R>
パニー・キンザッド(スウェーデン)
メイシー・シェエソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート(米国)
ブライアン・ベルベレナ(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・デイヴィス(米国)
ナタン・レヴィ(イスラエル)

<女子バンタム級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス(ブラジル)
チェルシー・チャンドラー(米国)

<フライ級/5分3R>
オーデ・オズボーン(米国)
ジェフェウ・フィリョ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・クリバオ(豪州)
ダニー・シルバ(米国)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス(ブラジル)
ミッチ・ラミレス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
コリー・マッケナ(英国)
ジャケリン・アモリン(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
ハラランポス・グリゴリユウ(キプロス)

The post 【UFN239】唯一のUFCキプロス人戦士は井上&平田=ダブル直樹の練習仲間、ハラランポス・グレゴリユウ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Column MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50   アス・アルマバエフ アレクサ・グラッソ オーデ・オズボーン カイラー・フィリップス カーラ・エスパルザ カールストン・ハリス ギャビン・タッカー コディ・ダーデン コリー・サンドハーゲン ジェイク・ハードリー ジェシカ・アンドラーデ ジェレマイア・ウェルス ジエゴ・ロピス タティアナ・スアレス ダスティン・ジャコビー デニス・ブズーキア ハオーニ・バルセロス ビリー・クゥアンティロ ルドヴィット・クライン ロブ・フォント

【UFC ESPN50】試合結果 Music Cityで4年ぶりのUFC。メインでサンドハーゲンがフォントを完封

【写真】カーラ・エスパルザ、アレクサ・グラッソに続き、アンドラーデに勝利。世界挑戦が待たれるスアレスだ (C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)テネシー州ナッシュビルのブリヂストン・アリーナでUFC on ESPN50「Sandhagen vs Font」が開催された。翌日は北米を代表するオープンホイール・レース=Indy CarのMusic City Grand Prixが開かれ、強さと速さを荒そうウィークエンドのDay01=UFC ESPNは2019年3月以来、実に4年5カ月ぶりの世界最高峰の来訪だった。

メインのバンタム級戦はコリー・サンドハーゲンが、ロブ・フォントをTD&コントロールで完封。サラリとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトが5選手に行われる印象的なフィニッシュが見られたイベントとなった。

デビュー戦でボーナス獲得となったアス・アルマバエフ、そしてジェイク・ハードリーを破ったコディ・ダーデンとフライ級で気になるファイターが台頭している。

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=タチィアナ・スアレス、ダスティン・ジャコビー、ジエゴ・ロピスカールストン・ハリスアス・アルマバエフ

UFC ESPN50
<140ポンド契約/5分5R>
○コリー・サンドハーゲン(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×ロブ・フォント(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○タティアナ・スアレス(米国)2R1分31秒
ギロチンチョーク
詳細はコチラ
×ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ダスティン・ジャコビー(米国)1R1分33秒
TKO
×ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジエゴ・ロピス(ブラジル)1R1分38秒
腕ひしぎ腕固め
詳細はコチラ
×ギャビン・タッカー(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○タナー・ボーザー(カナダ)3R
判定
×アレクサ・キャマー(米国)
<ライト級/5分3R>
○ルドヴィット・クライン(スロバキア)3R
判定
詳細はコチラ
×イグナシオ・バハモンテス(チリ)
<バンタム級/5分3R>
○カイラー・フィリップス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
○カールストン・ハリス(ガイアナ)3R1分50秒
アナコンダチョーク
詳細はコチラ
×ジェレマイア・ウェルス(米国)
<フェザー級>
○ビリー・クゥアンティロ(米国)3R
判定
×デイモン・ジャクソン(米国)
<フライ級/5分3R>
○コディ・ダーデン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ジェイク・ハードリー(英国)
<146.5ポンド契約/5分3R>
○ショーン・ウッドソン(米国)3R
判定
×デニス・ブズーキア(米国)
<フライ級/5分3R>
○アス・アルマバエフ(カザフスタン)2R3分11秒
RNC
詳細はコチラ
×オーデ・オズボーン(米国)
The post 【UFC ESPN50】試合結果 Music Cityで4年ぶりのUFC。メインでサンドハーゲンがフォントを完封 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Brave CF MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50 アザット・マクスン アザット・マスクン アス・アルマバエフ オーデ・オズボーン ブログ

【UFC ESPN50】アザット・マスクンに続き、アス・アルマバエフ。UFCフライ級にカザフ旋風起こるか!?

<フライ級/5分3R>
アス・アルマバエフ(カザフスタン)
Def.2R3分11秒by RNC
オーデ・オズボーン(米国)

M-1王者からBRAVE CFのフライ級で活躍したアルマバエフが、オズボーンを相手にオクタゴン初陣に挑む。まず右カーフを蹴ったアルマバエフが左右に動き、サウスポーのオズボーンに右カーフをもう一度見せる。左ローのオズボーンに対し、アルマバエフが右オーバーハンドを繰り出す。続く右オーバーハンドから、シングルレッグでオズボーンをテイクダウンしたアルマバエフが右のパンチを入れる。

このままトップキープがアルマバエフのスタイルだが、UFCではどのようなファイトを見せるか。ガードの中でエルボー、パウンドを落とすアルマバエフに対しオズボーンが三角絞め、腕十字を狙う仕草を見せる。アルマバエフは対処して、ガードの中に留まり鉄槌、パンチを落とす展開が続く。と、一気にパスを決めたアルマバエフはサイドで抑えてエルボーを振り下ろす。シングルからスクランブル狙いのオズボーンに対し、アルマバエフは得意のペルヴィアンネクタイをセットしたが時間となった。

2R、テイクダウン狙いを警戒するオズボーンは、右ハイで上体を反らされた直後のシングルレッグをケージを使って耐えて、離れる。アルマバエフのハイに右を合わせて行ったオズボーンは、スピニングバックキックからのシングルもかわす。しっかりとアルマバエフの動きを研究しているように見えたオズボーンだが、続くテイクダウン狙いではボディロック&大内刈りで倒される。スクランブルでバックに回ったアルマバエフは、両足をフックして寝技に持ち込むと、RNCへ。アゴの上からの絞めを防いだオズボーンを後方から殴り、もう一度RNCをセットしたアルマバエフがタップを奪った。キャリア14勝目(※2敗)をオクタゴンで挙げたアルマバエフ、カザフスタンからアザット・マクスンに続き、怖いフライ級ファイターが現れた。

「UFC、俺はフライ級のニュースターだ」と勝者は英語で話した。


The post 【UFC ESPN50】アザット・マスクンに続き、アス・アルマバエフ。UFCフライ級にカザフ旋風起こるか!? first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
F1 MMA o UFC   オーデ・オズボーン ジミー・フリック ダリウス・フラワーズ チャールズ・ジョンソン テレンス・マッキニー トレヴァー・ピーク マリク・ルイス

2.25『UFC Fight Night 220: Krylov vs. Spann』で欠場者が相次ぎ複数の試合が変更


 UFCが2月25日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 220: Krylov vs. Spann』でオーデ・オズボーンと対戦予定だったデニス・ボンダーが欠場、代わりにチャールズ・ジョンソンがオズボーンと対戦することをMMAmaniaが確認したとのこと。ボンダーの欠場理由は不明。ショートノーティスであることからフライ級ではなく130ポンド契約で行われます。

 ジョンソンは1月の『UFC Fight Night 217: Strickland vs. Imavov』でジミー・フリックに1R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。


Trevor Peek(Sherdog)

 同じく『UFC Fight Night 220: Krylov vs. Spann』でエリック・ゴンザレスと対戦予定だったダリウス・フラワーズが欠場、トレヴァー・ピークと対戦予定だったアレックス・レイエスが欠場したことからエリック・ゴンザレス vs. トレヴァー・ピークに変更されることをMMAJunkieが確認したとのこと。フラワーズとレイエスの欠場理由は不明。

 ゴンザレスは昨年8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』でテレンス・マッキニーに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。ピークは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績7勝0敗1無効試合。昨年9月の『Dana White's Contender Series 54』でマリク・ルイスに2R TKO勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o オーデ・オズボーン タイソン・ナム

【UFN ESPN41】タイソン・ナムがオズボーンの跳びヒザを右クロスで迎え撃ち強烈ノックアウト

<フライ級/5分3R>
タイソン・ナム(米国)
Def.1R2分59秒 by KO
オーデ・オズボーン(米国)

サウスポーのオズボーンが距離を詰めて左の前蹴りを放つ。左ジャブを突くナム。オズボーンは喉元に左ストレートを突き刺した。ナムはオズボーンの左右フックをブロックしてサークリング、左のガードを固めて中に入り。右を振るう。これをかわしたオズボーンが左右フック、さらに左ミドルを放っていく。一瞬、左の跳びヒザを見せたオズボーン。ナムがバックステップで距離を取る。そこから中に入って右ボディフックを当てた。

相手の右ミドルから右ジャブへのコンビネーションに対し、右ショートを合わせた。そして右ボディ、右ローから顔面への右ストレートにつなげる。ニヤリと笑いながら、徐々に距離を詰めていくナム。ケージを背負わされたオズボーンが左跳びヒザを繰り出すと、ナムはスウェーでかわし、相手がマットに足を着いた瞬間に右クロス一閃。これでオズボーンは完全にダウン。ナムが追撃のパウンドを連打すると、レフェリーが試合をストップした。


The post 【UFN ESPN41】タイソン・ナムがオズボーンの跳びヒザを右クロスで迎え撃ち強烈ノックアウト first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN207 オーデ・オズボーン ザルク・アダシェフ

【UFN207】フライ級でも倒せます。オーデ・オズボーン、下がって右オーバーハンドでアダシェフをKO

<フライ級/5分3R>
オーデ・オズボーン(米国)
Def.1R1分01秒by TKO
ザルク・アダシェフ(ウズベキスタン)

サウスポーのオズボーンに左ローを蹴ったアダシェフが、ワンツーを伸ばす。左を避けて、左前蹴りを入れたアダシェフはステップインをバックステップでかわしつつカウンターを狙う。その踏み込みから左の打ち終わりに、下がりつつ右オーバーハンドをオズボーンが決めるとアダシェフが前方に崩れ落ちる。間髪入れず鉄槌をまとめたオズボーンが失神に追い込み、一気にTKO勝ちを決めた。


The post 【UFN207】フライ級でも倒せます。オーデ・オズボーン、下がって右オーバーハンドでアダシェフをKO first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
LFA MIKE MMA o UFC   ウィリアム・ナイト オーデ・オズボーン カロリーナ・コバケビッチ ジェシカ・ペネ ブラッド・リデル ルーカス・アルメイダ ヴィルナ・ジャンジローバ

6.4『UFC Fight Night 207: Volkov vs. Rozenstruik』の対戦カードを紹介

 6月4日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 207: Volkov vs. Rozenstruik』のうち当サイトで未紹介だったカードを紹介していきます。


 フェリス・ヘリッグ vs. カロリーナ・コバケビッチの女子ストロー級マッチが大会まで残り1週間で発表されています。

 ヘリッグは2020年8月の『UFC 252: Miocic vs. Cormier 3』でヴィルナ・ジャンジローバに1Rアームバーで敗れて以来1年10ヶ月ぶりの試合で3連敗中。コバケビッチは昨年8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でジェシカ・ペネに1Rアームバーで敗れて以来の試合で5連敗中。両者は2018年4月の『UFC 223: Khabib vs. Iaquinta』で対戦しておりこの時はコバケビッチが判定勝ちしています。


Campeao do Jungle Fight, Lucas Almeida estreia no UFC diante de Mike Trizano(Combate)

Lucas Almeida(Sherdog)

 マイケル・トリザーノ vs. ルーカス・アルメイダのフェザー級マッチが行われるとのこと。

 トリザーノは2月の『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』でハキーム・ドワードに判定負けして以来の試合。アルメイダは現在31歳のブラジル人でMMA戦績13勝1敗。昨年9月の『Dana White's Contender Series 41』でダニエル・ゼルヒューベルに判定負けしたのが唯一の黒星。今回がUFCデビュー戦。


Poliana Botelho vs. Karine Silva, Polyana Viana vs. Tabatha Ricci set for spring UFC events(MMAFighting)

Karine Silva(Sherdog)

 ポリアナ・ボテーリョ vs. カリーニ・シウバの女子フライ級マッチが行われるとのこと。

 ボテーリョは昨年5月の『UFC on ESPN 23: Reyes vs. Prochazka』でルアナ・カロリーナに判定負けして以来の試合で2連敗中。シウバは現在28歳のブラジル人でMMA戦績14勝4敗。昨年10月の『Dana White's Contender Series 45』でヤン・シフイに2Rギロチンチョークで勝利して以来の試合で今回がUFCデビュー戦。


Flyweights Ode Osbourne, Zarrukh Adashev Meet At UFC’s June 4 Fight Night(Cageside Press)

 ザルルフ・アダシェフ vs. オーデ・オズボーンのフライ級マッチが行われるとのこと。

 アダシェフは昨年7月の『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でライアン・ベノワに判定勝ちして以来の試合。オズボーンは『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でC.J.ヴァルガラに判定勝ちして以来の試合。


UFC: Negumereanu Out, Askar Mozharov In Against Alonzo Menifield on June 4(Cageside Press)

Askar Mozharov(Sherdog)

 アロンゾ・メニフィールド vs. アスカー・モザロフのライトヘビー級マッチが行われるとのこと。

 メニフィールドは昨年12月の『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』でウィリアム・ナイトに判定負けして以来の試合。モザロフは現在27歳のウクライナ人でMMA戦績19勝12敗。今回がUFCデビュー戦。


Joe Solecki vs. Alex da Silva booked for June 4 UFC Fight Night event(MMAFighting)

 アレックス・ダ・シウバ vs. ジョー・ソレッキのライト級マッチが行われるとのこと。

 シウバは2020年9月の『UFC 253: Adesanya vs. Costa』でブラッド・リデルに判定負けして以来1年10ヶ月ぶりの試合。ソレッキは昨年10月の『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』でジャレッド・ゴードンに判定負けして以来の試合。


UFC Vegas 56 | LFA kampioen Argueta maakt debuut tegen Jackson op 4 juni(Eurosport)

Dan Argueta(Sherdog)

 デイモン・ジャクソン vs. ダニエル・アルグエタのフェザー級マッチが行われるとのこと。

 ジャクソンは3月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でカムエラ・カークに2R肩固めで勝利して以来の試合で2連勝中。アルグエタは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績8勝0敗。今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・