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『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』ローズ・ナマユナス vs. カーラ・エスパーザ2他スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点

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 『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』ではスプリットデシジョンが5試合も出ており、ジャッジの採点と主要サイトの採点を紹介していきます。


Carla Esparza defeats Rose Namajunas(MMA Decisions)

 ローズ・ナマユナス vs. カーラ・エスパーザ2のジャッジの採点。Eric Colonが1,3,5Rナマユナス、2,4Rエスパーザで47-48ナマユナス勝利。Rick Winterが1,2,3,4,Rエスパーザ、5Rナマユナスで49-46エスパーザ勝利。Brad Frankが1,2,4Rエスパーザ、3,5Rナマユナスで48-47エスパーザ勝利でした。

 主要サイトの採点は49-46エスパーザ支持1人、49-47エスパーザ支持3人、49-48エスパーザ支持1人、48-47エスパーザ支持5人、48-48ドロー支持1人、48-49ナマユナス支持2人、47-48ナマユナス支持4人、46-49ナマユナス支持1人でした。ラウンドマストシステムであるにも関わらず、ラウンドによっては10-10を付けた人が多かったことが分かります。


 なお、カーラ・エスパーザは2612日ぶりの王座奪回でUFC史上最長の奪回記録を樹立しています。元々エスパーザは2014年12月の『TUF 20 Finale』で行われた女子ストロー級初代王座決定戦でナマユナスに3Rリアネイキッドチョークで勝利し初代チャンピオンになりましたが、2015年3月の『UFC 185: Pettis vs. dos Anjos』で行われた初防衛戦でヨアンナ・イェンジェチックに2R TKO負けし王座陥落していました。


Ovince Saint Preux defeats Mauricio Rua(MMA Decisions)

 オヴァンス・サンプレー vs. マウリシオ・ショーグン2のジャッジの採点。Junichiro Kamijoが1,2Rサンプレー、3Rショーグンで28-29ショーグン勝利。Eric Colonが1,3Rサンプレー、2Rショーグンで29-28サンプレー勝利。Rick Winterはフルマークでサンプレーで30-27サンプレー勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28サンプレー支持14人、28-29ショーグン支持2人でした。


Randy Brown defeats Khaos Williams(MMA Decisions)

 ランディ・ブラウン vs. ケイオス・ウィリアムズのジャッジの採点。Chris LeeとJunichiro Kamijoが1Rウィリアムズ、2,3Rブラウンで29-28ブラウン勝利。Rick Winterが1,3Rウィリアムズ、2Rブラウンで28-29ウィリアムズ勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ブラウン支持15人、28-29ウィリアムズ支持2人でした。


Macy Chiasson defeats Norma Dumont(MMA Decisions)

 メイシー・チアソン vs. ノルマ・デュモンのジャッジの採点。Eric ColonとChris Floresがフルマークでチアソンで30-27チアソン勝利。Junichiro Kamijoが1,3Rデュモン、2Rチアソンで28-29デュモン勝利でした。

 主要サイトの採点は13人全員29-28チアソン支持でした。


C.J. Vergara defeats Kleydson Rodrigues(MMA Decisions)

 C.J.ヴェルガラ vs. クレイドソン・ホドリゲスのジャッジの採点。Eric ColonとEric Curcioが1Rホドリゲス、2,3Rヴェルガラで29-28ヴェルガラ勝利。Junichiro Kamijoが1,3Rホドリゲス、2Rヴェルガラで28-29ホドリゲス勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ヴェルガラ支持1人、28-28ドロー支持3人、28-29ホドリゲス支持11人でした。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC274 オヴァンス・サンプレー マウリシオ・ショーグン

【UFC274】攻防をしないための攻防で、ショーグンがOSPにスプリット判定負け

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
Def.2-1:30-27.29-28.29-28
マウリシオ・ショーグン(ブラジル)

サウスポーのOSPに右ローを蹴ったショーグン。OSPは左前蹴りを見せる。ショーグンは右ミドルを蹴り、前手の叩き合いからローを続ける。ローの蹴り合いから左フックを入れたショーグンは、左ストレートをかわして左ショートフックを繰り出す。軽く左ミドルを蹴ったOSPが左ストレート、前蹴りにはショーグンが左フックを打っていく。ワンツーで左を当てたショーグンは、前蹴りや三角のようなミドルで腹を突かれる。ここから左ハイを狙ったOSPは、ショーグンのステップインをしっかりと見て間合いをキープしている。

ショーグンは左のパンチをかわすことを徹底し、ローの距離で戦い踏み込むタイミングを計っている。このまま制空権争いがラウンド終了まで続いた。

2R、前蹴りとハイを繰り出すOSP。ショーグンは右カーフを蹴り、右ミドルを狙う。懐に入らせず、ロー以外の攻撃を防ぐOSPが右オーバーハンドをかわす。ショーグンは足を使って間合いを取り直すと、左ストレートに右を合わせて左フックを入れる。ローに体をもっていかれそうになったOSPは、続くてワンツーにステップバックもケージを背負って軽く当てられる。左ストレート、左ハイで前に出たOSPに対し、ショーグンが右オーバーハンド&左フックを当てる。

基本は叩いて蹴りの押収という試合展開のなか、ショーグンが左フックを当てる。この回も初回と同様に相手の距離に踏み込むことなく、自らの距離を維持する戦いに終始した。

最終回、直ぐに組んだOSPがケージにショーグンを押し込むも、離れて叩きから左ミドルを蹴る。ショーグンは前に出ようとし、OSPがサークリング。そして左の蹴りから左ストレート、さらに蹴りを続ける。逆にショーグンがケージの前を回るようになり、足を止めたところで腹への蹴り、左ストレートを狙う。ショーグンが右を当てると、OSPは右に反応するようになり、右ローを蹴られる。

局面の対処的な打撃戦のなかで、OSPが圧を高める。いやがったショーグンは左右に回り、間合い取り直してオクタゴン中央に。残り1分を切っても、戦いのリズムは変わらず飛び込んだショーグンが右に続く左フックを当てる。OSPは左に回るショーグンを追いかけて時間に。直後に左足を引きずったOSPは、これは自らの攻撃で痛めたか……。

動きは少なく、組みの展開もほぼなく──攻防をしないための攻防を繰り広げた両者、スプリットでOSPが勝利した。


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『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』前日計量動画/チャールズ・オリヴェイラは「こういうこともある」と開き直り発言

『UFC 274』チャールズ・オリヴェイラが計量ミスでライト級王座剥奪、ジャスティン・ゲイジーが勝った場合のみ王座戴冠の変速タイトルマッチに(2022年05月07日)

UFCが『UFC 274』チャールズ・オリヴェイラ体重超過について声明を発表/ジャスティン・ゲイジーは早くも10ポンドの体重戻し(2022年05月07日)

 こちらの続報。

UFC 274 weigh-in results: Charles Oliveira misses weight, will vacate lightweight title(MMAJunkie)
MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Charles Oliveira (155.5)* vs. Justin Gaethje (155)
・Rose Namajunas (115) vs. Carla Esparza (115)
・Michael Chandler (156) vs. Tony Ferguson (155.5)
・Mauricio Rua (205.5) vs. Ovince Saint Preux (205)
・Donald Cerrone (155.5) vs. Joe Lauzon (155.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Andre Fialho (170.5) vs. Cameron VanCamp (170)
・Randy Brown (170.5) vs. Khaos Williams (170)
・Macy Chiasson (145.5) vs. Norma Dumont (146.5)**
・Brandon Royval (125.5) vs. Matt Schnell (125.5)
・Blagoy Ivanov (253.5) vs. Marcos Rogerio de Lima (258.5)

EARLY PRELIMINARY CARD (ESPN+, 5:30 p.m. ET)

・Danny Roberts (170.5) vs. Francisco Trinaldo (170.5)
・Tracy Cortez (125.5) vs. Melissa Gatto (125)
・Kleydson Rodrigues (125.5) vs. CJ Vergara (126)
・Ariane Carnelossi (115.5) vs. Loopy Godinez (115)
・Fernie Garcia (135.5) vs. Journey Newson (135.5)

 『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』前日計量結果。チャールズ・オリヴェイラの件は既報ですが、他にもノルマ・ドゥモンが146.5ポンドと0.5ポンドオーバー。出場給の30%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。チャールズ・オリヴェイラは「こういうこともある。神を説明することはできない。チャンピオンには名前があり、それはチャールズ・オリヴェイラだ。明日は世界に衝撃を与える!」とコメント。ある意味すでに衝撃を与えてますが…。


UFC 274 predictions: Oliveira or Gaethje, Namajunas or Esparza in title fights?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・チャールズ・オリヴェイラ vs. ジャスティン・ゲイジーはオリヴェイラ支持6人、ゲイジー支持5人。

・ローズ・ナマユナス vs. カーラ・エスパーザはナマユナス支持8人、エスパーザ支持3人。

・マイケル・チャンドラー vs. トニー・ファーガソンはチャンドラー支持10人、ファーガソン支持1人。

・マウリシオ・ショーグン vs. オヴァンス・サンプレーは11人全員サンプレー支持。

・ドナルド・セラーニ vs. ジョー・ローゾンはセラーニ支持6人、ローゾン支持5人。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o PRIDE UFC UFC274 オヴァンス・サンプレー カーラ・エスパルザ キック シャーウス・オリヴェイラ ジャスティン・ゲイジー マイケル・チャンドラー マウリシオ・ショーグン ローズ・ナマジュナス

【UFC274】OSP戦へ、マウリシオ・ショーグン「前に進むこと。最高の形でキャリアを終えられるよう」

【写真】通訳を務めてくれたマネージャー兼コーチのドゥドゥ・アロンソと(C)MMAPLANET

7日(土・現地時間)、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでUFC274「Oliveira vs Gaethje」が開催される。

シャーウス・オリヴェイラの持つUFC世界ライト級王座にジャスティン・ゲイジーが挑戦する一戦をメインに、コメインにUFC世界女子ストロー級選手権試合=王者ローズ・ナマジュナス×挑戦者カーラ・エスパルザと2つの世界戦が組まれたPPV大会。

ダブルクラウン以外にマイケル・チャンドラー×トニー・ファーガソンと並び、PPVメインカードでマウリシオ・ショーグンがオヴァンス・サンプレーと対戦する。

2020年11月のポール・クレイグ戦以来、1年半ぶりの実戦となるショーグン。40歳となった元PRIDEファイターに戦い続けるモチベーションが何なのかを尋ねた。


――18カ月ぶりの試合でOSPと土曜日に戦います。今の気持ちを教えてください。

「ヒジのケガがあって長い間、試合を戦うことができなかった。でも、ようやくケージに戻ってくることができる。凄く調子は良いし、ワクワクしているよ」

――トレーニングキャンプは首尾よく終了しましたか。

「ヘッドコーチのエドゥアルドの下で、ハードなトレーニングをして準備は整っている。とにかくケガもなく、キャンプを終えることができて絶好調なんだ。今回、キャンプをクリチーバで行ったんだ」

――ハイ。ショーグンといえばクリチーバだろうというのが、我々の印象ですが……。

「あまり知られていないけど、僕はクリチーバを離れて8年になるんだ。今回の試合に向けて、家族からも長期間離れクリチーバでトレーニングを行った。いくつかの武器を取り戻そうと思ってね」

――つまりクリチーバで練習するということは、原点に戻るということなのでしょうか。

「その通りだよ。それがクリチーバで練習する目的なんだ」

――人間、誰しも年を重ねると成熟するという良い面がある一方で、恐れを知らぬ勢いを忘れてしまいますしね。冷静さは欠かせないですが、あの勢いをまた手にしたいとファイターも思うモノなのでしょうか。

「まさにその通りなんだ。クリチーバでは良い練習ができたよ。現在の練習パートナーだけでなく、以前一緒に練習していたメンバーと汗を流すことで、あの頃の関係を取り戻した。友情を再確認でき、今回のキャンプが可能になったんだ。かつての友との練習で素晴らしいキャンプになったよ。だからこそ、今回の試合に心躍らせているんだ」

――シュートボクセ時代、もう17年も昔になりますが23歳の若きショーグンがPRIDE GPファイナルを前に、決勝で同門対決になりかねないヴァンダレイ・シウバと同じ空間で練習をしている。その異様が緊張感が思い出されるのですが、当時と同じような緊張感をもって今回の試合に臨んでいるということでしょうか。

「う~ん、あの時とは気持ちは違うかな。GPファイナル前は自分の力を世界に示し、名前を確立させることでより高いファイトマネーを得られるようにという気持ちが強かった。今はより経験を積み、試合に向けて考え方も変わっている。ただし、試合前の緊張感っていうのは変わらないよ。そこに関しては、キャリアを通して変化することはない。そことの戦いが、僕らファイターにはついて回るよ」

――ではOSPの印象を教えてください。

「背が高く、体が強い大きな選手だよ。運動神経も良く、ファイターとしてリスペクトしている。でも僕の方がスピードで勝っている。そこで勝負をする」

――マウリシオは最後のPRIDE世代の生き残り、現役で戦うファイターです。あの時代と変わらずMMAを戦い続けているのですが。モチベーションをどう保っているのですか。

「世界のトップレベルで最後まで戦っているPRIDEファイターだと自分でも思っているし、それが誇りだ。簡単なことじゃないからね。過去数試合、最大のモチベーションは勝利を手にして、前に進むこと。最高の形でキャリアを終えられるようにね。

今回の試合も最高の形で勝利を手にして、僕が今も大いなる可能性を持っていることを世界に示したい。試合で今言ったことを証明するために、ハードなトレーニングを積んできた」

――日本のMMAファンも世代交代しているのですが、5年前に日本大会でOSP戦が決まっていたマウリシオが負傷欠場し、PRIDE世代のファンはとても残念がっていました。

「今の日本のファンの寛大な心を忘れることはないよ。日本という国を。そこに住む皆のことを心から愛し、尊敬している。僕の人生のなかで日本は特別な場所だ。日本ことを忘れることはないよ」

――叶わぬ夢かもしれないですが、マウリシオのサッカーボールキックとストンピングが、また見てみたいです。

「僕もいつの日か使いたいと今でも思っているよ(笑)。実現させたいね」

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Report UFC UFN ESPN+34 UFN176 アロンゾ・メニフィールド オヴァンス・サンプレー ブログ

【UFN176】メニフィールドの前進に、下がりながら左フック一閃。KO勝ちのOSPがWAKANDA FOREVER!!!

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
Def.2R4分07秒by KO
アロンゾ・メニフィールド(米国)

右フックから組んでいったメニフィールドがすぐに離れ、左フックを当てる。続いてメニフィールドが右を見せて左フックを放つが、OSPは左ジャブをヒットさせる。フックで前に出るメニフィールドは、組んでケージにOSPを押し込む。意外なほどに体格差のある両者、OSPが一回り大きく見える。間合いを取り直すとOSPが左ミドル、前蹴りを連続で繰り出し、続く左フックは空振りに。

OSPはゆったりとしたペースながら、ハンドスピードは速くワンツーからスリーを纏める。メニフィールドは慎重さが増し、左右に回るように。OSPは追いかけるようになり、前蹴りから左を打った直後にメニフィールドが最後にパンチを2発当てた。

2R、OSPの左ミドルに右を合わせよとしたメニフィールド。OSPは左フックを空振りし、前蹴りを届かせ、左ローを蹴る。直後に左ストレートを当てたOSPに対し、メニフィールドは手数がいよいよ少なくなっている。逆にOSPはロー、前蹴りだけでなくスピニングバックキックも繰り出す。さらに左ハイを蹴っていくOSPの前蹴りが、メニフィールドのボディに突き刺さる。

2分近く攻撃のないメニフィールドは、OSPの右フックを受ける。残り1分、フックを振るって前に出るようになったメニフィールドは、スリップでバランスを崩したOSPとの距離を詰めて右から左を振るう。OSPは下りながらカウンターの左フック一閃。

メニフィールドが頭からキャンバスに突っ込み、勝負は決した。勝者は先ごろ亡くなったブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンに哀悼の意を表し、ワカンダ・フォーエバーのポーズを取った。


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Report UFC UFN ESPN+29 UFN171 オヴァンス・サンプレー ブログ ベン・ロズウェル

【UFN171】前進、前進、そして前進。ベン・ロズウェルがOSPの反撃を受けながらスプリット判定勝ち

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)

相変わらず外し気味のキャラ作りのロズウェルと、ヘビー級転向初戦OSP。ロズウェルは蹴りをキャッチし、パンチを伸ばすなどプレッシャーをかける。OSPは左の蹴りにパンチを合わされ、間合を取り直す。右を伸ばして一気に距離を詰めるロズウェル、間合を外したOSPが左を返す。ロズウェルが詰め、OSPが間合を外すという展開が続く。OSPの蹴りをキャッチしたロズウェルが、組み合いのなかで10フィンガーチョークへ。ゴゴチョークに移行されないようヒザをマットに着いたままのOSPがクラッチを外す。ロズウェルは右手だけで絞め続け、パンチに移行。OSPが立ち上がり、走って距離を取り直す。そのまま交わることなく初回が終わった。

2R、OSPが左ハイ。遠い距離での蹴りは有効か。続いてストレートから左ミドルを蹴ったOSPがオーソに構え、サウスポーに戻す。前に出てアッパーを入れたロズウェルがケージにOSPを押し込む。押して回ったOSPが距離を取り直す。ケージの前を左に回るOSPにロズウェルが右ミドルを蹴り込む。続いて右オーバーハンド、ロングアッパーで前に出たロズウェルが首相撲にOSPを取られヒザを突き上げる。

離れたOSPは、動きが遅い。ロズウェルは左ボディフックを決め、組んでボディにアッパーを連打する。クリンチからのダブルこそ切ったOSPだが、防戦が続く。と、前に出たロズウェルにOSPの左フックが当たり、ダウンを喫する。直後に立ち上がったロズウェルだが、インパクト重視のユニファイド──ポイントは五分に戻された。

3R、左を当てて距離を取るOSPに追いついたロズウェルが首相撲からヒザを連続で突き上げる。OSPは手数が増えたが、すぐに動きが落ち首相撲&ヒザ、ダーティーボクシングで攻められる。ケージに押し込まれた状態が続くOSPは、シングルを仕掛けられた際に離れ左をヒットさせる。

残り1分40秒、ロズウェルが前に出てアッパー、首相撲へ。逃げたOSPが左を当てるが、直後にパンチを顔面に被弾しケージに押し込まれる。試合は30秒を切り、OSPが体を入れ替えて離れると右を当てる。ロズウェルも右を返し、残り10秒を切ってOSPが左を連続でヒット。タイムアップ後にロズウェルは腰からキャンバスに崩れた。

結果、OSPの終盤の反撃を受けたもののロズウェルはスプリットで勝ち切った。心身ともに削り合いに、キャラ作りを忘れた勝者は「彼はヘビー級だ。でも小さな相手に負けるわけにはいかなかった」と話し、アレクセニ・オレイニクとの対戦をアピールした。


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News UFC UFN ESPN+29 UFN171 アンソニー・スミス オヴァンス・サンプレー グローバー・テイシェイラ ブログ ベン・ロズウェル マイケル・ジョンソン リッキー・シモン レイ・ボーグ

【UFN171】計量終了 大増量OSPがマスク姿で計量台に。ロバーソンが体重オーバー

12日(火・現地時間)、13日(水・同)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFN171:UFN on ESPN+29「Smith vs Teixeira」の計量が行われた。

先週末に開かれたUFC249ではジャカレ・ソウザのコロナウィルス陽性という衝撃的なニュースが伝わってきたが、今大会のチェックでは現時点でポジティブだった選手や関係者が出ていない。


そんなか公式計量はヘビー級に階級をあげ、ベン・ロズウェルと対戦するオヴァンス・サンプレーのみがマスク着用でスケールに乗っている。またミドル級でマーヴィン・ヴェットーリと対戦するカール・ロバーソンが2.5ポンド・オーバーだった。

全選手の計量結果は以下の通りだ。

■UFN171計量結果

<ライトヘビー級/5分5R>
アンソニー・スミス: 205ポンド(92.99キロ)
グローバー・テイシェイラ: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー: 240.5ポンド(109.08キロ)
ベン・ロズウェル: 265 ポンド(120.2キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・トバー: 156ポンド(70.76キロ)
アレキサンダー・フェルナンデス: 155ポンド(70.31キロ)

<バンタム級/5分3R>
レイ・ボーグ: 135.5ポンド(61.46キロ)
リッキー・シモン: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
カール・ロバーソン: 187.5ポンド(85.04キロ)
マーヴィン・ヴェットーリ: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー: 238ポンド(107.95キロ)
フィリッピ・リンス: 236ポンド(107.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン: 156ポンド(70.76キロ)
チアゴ・モイゼス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
シジャラー・ユーバンクス: 136ポンド(61.69キロ)
サラ・モラス: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
ハンター・アジャー: 145ポンド(65.77キロ)
ブライアン・ケレハー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・シャーマン: 253ポンド(114.75キロ)
イケ・ビジャヌエバ: 232ポンド(105.23キロ)

<ライト級/5分3R>
ガブリエル・ベニテス: 155.5ポンド(70.53キロ)
オマール・モラレス: 155.5ポンド(70.53キロ)

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News UFC UFN ESPN+29 UFN171 アンソニー・スミス オヴァンス・サンプレー グローバー・テイシェイラ ブログ ベン・ロズウェル リッキー・シモン レイ・ボーグ

UFN171:UFN on ESPN+29「Smith vsTeixeira」(5月13日) 対戦カード セミでヴァンフルー✖ゴゴ!!

UFN171【写真】セミでOSPがヘビー級に階級をあげて、ロズウェルと対戦。ヴァンフルー✖ゴゴ──チョーク合戦は見られるか(C)MMAPLANET & KIETH MILLS

2020年5月13日(水・現地時間)
UFN171:UFN on ESPN+29「Smith vsTeixeira」
フロリダ州ジャクソンビル
ヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナ

■視聴方法(予定)
5月14日(木・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ライトヘビー級/5分5R>
アンソニー・スミス(米国)
グローバー・テイシェイラ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
ベン・ロズウェル(米国)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・トバー(米国)
アレキサンダー・フェルナンデス(米国)

<バンタム級/5分3R>
レイ・ボーグ(米国)
リッキー・シモン(米国)

<ミドル級/5分3R>
カール・ロバーソン(米国)
マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)
フィリッピ・リンス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
チアゴ・モイゼス(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
シジャラー・ユーバンクス(米国)
サラ・モラス(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ハンター・アジャー(米国)
ブライアン・ケレハー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・シャーマン(米国)
イケ・ビジャヌエバ(米国)